JP5321074B2 - 車両ステアリング用伸縮軸 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のステアリング軸に組み込まれ、雄シャフトと雌シャフトとを、相互に回転不能且つ摺動自在に組み付けた車両ステアリング用伸縮軸に関する。
従来より、自動車の操舵機構部の車両ステアリング用伸縮軸には、自動車が走行する際に発生する軸方向の変位を吸収して、ステアリングホイール上にその変位や振動を伝えないようにする性能が要求され、また、運転者が自動車を運転するのに最適なポジションを得るために、ステアリングホイールの軸方向の位置を調整する機能が要求されている。このような車両ステアリング用伸縮軸として例えば、特許文献1〜3の車両ステアリング用伸縮軸が知られている。
この車両ステアリング用伸縮軸としては、図5に示すように、外周に雄シャフト側軸方向溝111が形成された雄シャフト110と、内周に該雄シャフト側軸方向溝111と同一位相位置に雌シャフト側軸方向溝121が形成された雌シャフト120とが相対回転不能に且つ軸方向に摺動自在に組み付けられ、雄シャフト側軸方向溝111と雌シャフト側軸方向溝121により形成された第1介装部132に雄シャフト110と雌シャフト120との間で回転トルクを伝達する円柱状ピン150を設け、雄シャフト側軸方向溝111と雌シャフト側軸方向溝121により形成された第2介装部133に軸方向に転動可能に複数の転動体140を設けた車両ステアリング用伸縮軸100が開示されている。この車両ステアリング用伸縮軸100においては、転動体140によりストロークAだけ雄シャフト110と雌シャフト120の軸方向の摺動が許容されるとともに、円柱状ピン150により雄シャフト110と雌シャフト120との間で回転トルクを伝達するように構成されている。
国際公開第03/031250号パンフレット 特開2001−50293号公報 特開2004−306919号公報
近年、産業界からは、この車両ステアリング用伸縮軸における軸方向におけるストローク(軸方向における摺動距離)を長くしたいとの要請がある。これに対し図6に示すように、ストロークAからストロークBにストロークを長くした分だけ円柱状ピン150も長くすることが考えられるが、雄シャフト110と雌シャフト120の曲がりの影響で組立が非常に困難であるとともに長い円柱状ピン150を高精度に製作することが難しいという課題があった。また、第1介装部132の長さを変えずに、ストロークを長くすることに対応させて第2介装部133のみを長くすることも考えられるが、プレスによる引き抜き加工等で雄シャフト110を製造することができなくなり、製造コストが嵩むという問題があった。
本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、その目的は、製造が容易で、且つ、雄シャフトと雌シャフトの曲がりの影響を受けずに組立性の良い車両ステアリング用伸縮軸を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 外周に雄シャフト側軸方向溝が形成された雄シャフトと、
内周に前記雄シャフト側軸方向溝と同一位相位置に雌シャフト側軸方向溝が形成された雌シャフトと、
前記雄シャフト側軸方向溝と前記雌シャフト側軸方向溝により形成された第1介装部と、
前記第1介装部に配置される円柱状ピンと、
前記雄シャフト側軸方向溝と前記雌シャフト側軸方向溝により形成された第2介装部と、
前記第2介装部に配置され、軸方向に転動可能に挿入された複数の転動体と、を備え、
前記雄シャフトと前記雌シャフトを相対回転不能に且つ軸方向に摺動自在に組み付けた車両ステアリング用伸縮軸において、
前記円柱状ピンは軸方向に分割され、前記雄シャフトと前記雌シャフトとの間で回転トルクを伝達する回転トルク伝達用ピンと、回転トルクを伝達しないダミーピンと、を含み、
前記ダミーピンの外径寸法は、前記回転トルク伝達用ピンの外径寸法より小径である、ことを特徴とする車両ステアリング用伸縮軸
本発明の車両ステアリング用伸縮軸によれば、円柱状ピンが軸方向に分割されるので、回転トルク伝達用ピンの軸方向長さを長くする必要がなく、回転トルク伝達用ピンの製造を容易にすることができる。また、雄シャフトと雌シャフトとの間で回転トルクを伝達する回転トルク伝達用ピンが雄シャフト及び雌シャフトと接触する接触長さが短くなるので、雄シャフトや雌シャフトの曲がりの影響を抑制することができる。これにより、車両ステアリング用伸縮軸の組立性を向上させることができる。
また、本発明の車両ステアリング用伸縮軸によれば、軸方向に分割された円柱状ピンは回転トルクを伝達する回転トルク伝達用ピンと、回転トルクを伝達しないダミーピンとを含むことで、高精度のピンを複数製造する必要がない。すなわち、分割した一部のピンを回転トルクを伝えるために高精度として、残りのピンはストロークを稼ぐためのダミーピンとする。これにより、ダミーピンについては外径を材料径のまま未加工で使用することが可能なため、製造コストを低減することができる。
本発明の実施形態に係る車両ステアリング用伸縮軸を適用した自動車の操舵機構部の側面図である。 本実施形態に係る車両ステアリング用伸縮軸の縦断面図である。 図2の車両ステアリング用伸縮軸のIII−III線断面図である。 変形例に係る車両ステアリング用伸縮軸の縦断面図である。 従来の車両ステアリング用伸縮軸の縦断面図である。 図5の車両ステアリング用伸縮軸のストロークを長くした縦断面図である。
(車両用ステアリングシャフトの全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸を適用した自動車の操舵機構部の側面図である。
図1において、車体側のメンバ100にアッパブラケット101とロアブラケット102とを介して取り付けられたアッパステアリングシャフト部120(ステアリングコラム103と、ステアリングコラム103に回転自在に保持されたスアリングシャフト104を含む)と、ステアリングシャフト104の上端に装着されたステアリングホイール105と、ステアリングシャフト104の下端にユニバーサルジョイント106を介して連結された中間ステアリングシャフト部107と、中間ステアリングシャフト部107に操舵軸継手108を介して連結されたピニオンシャフト109と、ピニオンシャフト109に連結したステアリングラック軸112と、このステアリングラック軸112を支持して車体の別のフレーム110に弾性体111を介して固定されたステアリングラック支持部材113とから操舵機構部が構成されている。
ここで、アッパステアリングシャフト部120と中間ステアリングシャフト部107が本発明の実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸(以後、伸縮軸と記す)を用いている。中間ステアリングシャフト部107は、雄シャフトと雌シャフトとを組み付けたものであるが、このような中間ステアリングシャフト部107には自動車が走行する際に発生する軸方向の変位を吸収し、ステアリングホイール105上にその変位や振動を伝えない性能が要求される。このような性能は、車体がサブフレーム構造となっていて、操舵機構上部を固定するメンバ100とステアリングラック支持部材113が固定されているフレーム110が別体となっておりステアリングラック支持部材113がゴムなどの弾性体111を介してフレーム110に締結固定されている構造の場合に要求される。また、その他のケースとして操舵軸継手108をピニオンシャフト109に締結する際に作業者が、伸縮軸をいったん縮めてからピニオンシャフト109に嵌合させ締結させるため伸縮機能が必要とされる場合がある。さらに、操舵機構の上部にあるアッパステアリングシャフト部120も、雄シャフトと雌シャフトとを組み付けたものであるが、このようなアッパステアリングシャフト部120には、運転者が自動車を運転するのに最適なポジションを得るためにステアリングホイール105の位置を軸方向に移動し、その位置を調整する機能が要求されるため、軸方向に伸縮する機能が要求される。前述のすべての場合において、伸縮軸には組み付け部のガタ音を低減することと、ステアリングホイール105上のガタ感を低減することと、軸方向摺動時における摺動抵抗を低減することが要求される。
図2及び図3は、本発明の車両ステアリング用伸縮軸を示し、図1の中間ステアリングシャフト部107の雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bとの連結部に適用した例を示す。
図2及び図3に示すように、雌中間シャフト(雌シャフト)17Bの車体後方側(図2の右側)が、雄中間シャフト(雄シャフト)17Aの車体前方側(図2の左側)に外嵌して連結されている。雌中間シャフト17Bは中空円筒状に形成されており、その内径孔40の内周上には、軸直角断面が略半円形の軸方向溝(雌シャフト側軸方向溝)41が、伸縮ストロークの全長にわたって、等間隔(60度間隔)に6個形成されている。
また、雄中間シャフト17Aの車体前方側は中実円柱状に形成されており、車体前方側から、直径寸法が大径の大径軸部50と、直径寸法が大径軸部50よりも小径の小径軸部51の順に形成されている。
雄中間シャフト17Aの大径軸部50の外周上には、軸直角断面が略半円形の3個の軸方向溝(雄シャフト側軸方向溝)52が、大径軸部50のほぼ軸方向全長にわたって、等間隔(120度間隔)で形成されている。
この雄中間シャフト17Aの3個の軸方向溝52と、雌中間シャフト17Bの3個の軸方向溝41とで円柱状の空間である第1介装部66が形成され、円柱状ピン53が分割して配置されている。より具体的に、第1介装部66には雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bとの間で回転トルクを伝達する中実の円柱状の回転トルク伝達用ピン53Aと、雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bとの間で回転トルクを伝達しない中実の円柱状のダミーピン53Bが配置されている。回転トルク伝達用ピン53Aの外径寸法は、雄中間シャフト17Aの軸方向溝52と、雌中間シャフト17Bの軸方向溝41とで形成される円柱状の空間である第1介装部66の内径寸法よりも若干小径に形成され、ダミーピン53Bの外径寸法は、回転トルク伝達用ピン53Aの外径寸法より小径に形成されている。また、回転トルク伝達用ピン53Aとダミーピン53Bの軸方向長さはそれぞれ第1介装部66の軸方向長さの略半分の長さを有し、軸方向において回転トルク伝達用ピン53Aとダミーピン53Bが第1介装部66に嵌合されている。なお、ストロークBとして例えば30〜150mm、好ましくは50〜100mmに設定されている。
雄中間シャフト17Aの大径軸部50の外周上には、隣接する軸方向溝52、52の中間位置に、軸直角断面が略台形の3個の軸方向溝(雄シャフト側軸方向溝)54が、大径軸部50のほぼ軸方向全長にわたって、等間隔(120度間隔)で形成されている。
この略台形の3個の軸方向溝54と、雌中間シャフト17Bの同一位相にある3個の軸方向溝41とで円柱状の空間である第2介装部67が形成され、即ち、第1介装部66と第2介装部67とが交互に等間隔に形成され、第2介装部67に複数(6個)の球状の転動体55が各々挿入されている。これら転動体55は、雄中間シャフト17の端部に設けた止め輪61により軸方向溝54、41から外れないように構成されている。
また、この略台形の3個の軸方向溝54と転動体55との間には、予圧付与部材としての板バネ(付勢部材)56が挿入されている。図3に詳細に示すように、軸方向溝54は、転動体55の直径よりも幅の広い底壁541と、この底壁541の両端からV字形に上方に延びる側壁542、542で構成されている。板バネ56は、軸方向溝54の軸方向の全長と略同一長さを有し、軸方向溝54と転動体55との間に弾性変形して挿入されている。
また、板バネ56は、軸方向溝54の底壁541に当接する底板561と、この底板561の両端からV字形に上方に延び、転動体55に各々当接する側板562、562で構成されている。また、側板562、562の上端には円弧状に外側に折り曲げられた折り返し部563、563が形成され、折り返し部563から底壁541に向かって下方に延びる当接部564、564が形成され、この当接部564が、軸方向溝54の側壁542に当接している。
この板バネ56の側板562、562、折り返し部563、563、当接部564、564が弾性変形して、転動体55と軸方向溝54との間のガタを吸収する。回転トルク伝達用ピン53Aと軸方向溝41及び軸方向溝52との間には、微少な隙間がある。雌中間シャフト17Bと雄中間シャフト17Aが回転方向に微少角度相対変位した時に、回転トルク伝達用ピン53Aが軸方向溝41と軸方向溝52に当接するようになっている。
板バネ56は、転動体55と略台形の軸方向溝54との間に圧縮された状態で挿入されて、軸方向溝54、転動体55、軸方向溝41との間に、板バネ56の弾性変形による付勢力(所定の予圧)を付与している。
このように構成された本実施形態の中間ステアリングシャフト部107において、雄中間シャフト17Aを雌中間シャフト17Bに対して図2の左右方向に移動させると、第2介装部67に挿入された転動体55が回転し、転動体55が軸方向溝54に沿って転動しながら、車体後方側(右方向)または車体前方側(左方向)に移動する。このとき、第1介装部66に配置された回転トルク伝達用ピン53Aとダミーピン53Bは雌中間シャフト17Bに対して滑動する。このように、雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bは軸方向に摺動自在に構成されている。
また、雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bとの間の回転トルクが所定のトルク以下の時には、板バネ56、転動体55を介して、雄中間シャフト17Aの軸方向溝54と雌中間シャフト17Bの軸方向溝41との間で回転トルクが伝達される。
雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bとの間に回転トルク(入力トルク)が加わり、その回転トルクが所定のトルクになると、板バネ56の弾性変形量が、回転トルク伝達用ピン53Aと軸方向溝41及び軸方向溝52との間の微少な隙間量と同一になる。その結果、回転トルク伝達用ピン53Aの外周が、軸方向溝41及び軸方向溝52に同時に当接して回転トルクを伝達する。このとき、第1介装部66に挿入されたダミーピン53Bは雌中間シャフト17Bに当接せず回転トルクを伝達することはない。このように、雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bとのトルク伝達がなされ相対回転不能に構成されている。
以上説明したように本実施形態の車両ステアリング用伸縮軸を適用した中間ステアリングシャフト部107によれば、円柱状ピン53が軸方向に分割され、回転トルクを伝達する回転トルク伝達用ピン53Aと回転トルクを伝達しないダミーピン53Bから構成される。従って、回転トルク伝達用ピン53Aの雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bとの接触長さが短くなるので、雄中間シャフト17Aと雌中間シャフト17Bの曲がりの影響を抑制することができる。これにより、中間ステアリングシャフト部107の組立性を向上させることができる。
また、本実施形態の車両ステアリング用伸縮軸を適用した中間ステアリングシャフト部107によれば、軸方向に分割された円柱状ピン53は回転トルクを伝達する回転トルク伝達用ピン53Aと、回転トルクを伝達しないダミーピン53Bとから構成されるので、回転トルク伝達用ピン53Aの軸方向長さを長くする必要がなく、回転トルク伝達用ピン53Aの製造を容易にすることができる。また、高精度の回転トルク伝達用ピン53Aを2本使う必要がない。すなわち、回転トルク伝達用ピン53Aは回転トルクを伝えるために高精度に製造する必要があるが、ダミーピン53Bはストロークを稼ぐためにのみ使用するため高精度に製造する必要がない。これにより、ダミーピン53Bについては外径を材料径のまま未加工で使用することが可能なため、製造コストを低減することができる。
なお、分割された円柱状ピン53は、2本とも回転トルク伝達用の回転トルク伝達用ピン53Aとしてもよい。また、円柱状ピン53を回転トルク伝達用ピン53Aとダミーピン53Bに分割する場合、回転トルク伝達用ピン53Aを中間ステアリングシャフト部107の中央部付近に配置することが好ましい。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、本実施形態においては円柱状ピン53を2分割して回転トルク伝達用ピン53Aとダミーピン53Bとしたが、これに限定されず3分割以上とすることもできる。
図4は変形例として円柱状ピン53を3分割して1つを回転トルク伝達用ピン53Aと2つのダミーピン53B、53Bにより構成されている。これにより2分割した上記実施形態と同様の効果を得ることができ、ストロークの長さにより分割数を適宜設定することができる。なお、ここでも回転トルク伝達用ピン53Aは中間ステアリングシャフト部107の中央部付近に配置することが好ましい。
さらに、板バネは必ずしも設けられている必要はなく、軸方向溝の形状もこれに限定されるものではない。
17A 雄シャフト
17B 雌シャフト
53 円柱状ピン
53A 回転トルク伝達用ピン
53B ダミーピン
41 軸方向溝(雌シャフト側軸方向溝)
52、54 軸方向溝(雄シャフト側軸方向溝)
55 転動体
66 第1介装部
67 第2介装部
107 中間ステアリングシャフト部(車両ステアリング用伸縮軸)

Claims (1)

  1. 外周に雄シャフト側軸方向溝が形成された雄シャフトと、
    内周に前記雄シャフト側軸方向溝と同一位相位置に雌シャフト側軸方向溝が形成された雌シャフトと、
    前記雄シャフト側軸方向溝と前記雌シャフト側軸方向溝により形成された第1介装部と、
    前記第1介装部に配置される円柱状ピンと、
    前記雄シャフト側軸方向溝と前記雌シャフト側軸方向溝により形成された第2介装部と、
    前記第2介装部に配置され、軸方向に転動可能に挿入された複数の転動体と、を備え、
    前記雄シャフトと前記雌シャフトを相対回転不能に且つ軸方向に摺動自在に組み付けた車両ステアリング用伸縮軸において、
    前記円柱状ピンは軸方向に分割され、前記雄シャフトと前記雌シャフトとの間で回転トルクを伝達する回転トルク伝達用ピンと、回転トルクを伝達しないダミーピンと、を含み、
    前記ダミーピンの外径寸法は、前記回転トルク伝達用ピンの外径寸法より小径である、ことを特徴とする車両ステアリング用伸縮軸。
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