JP5320617B2 - 燃料電池システムの運転制御方法 - Google Patents
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この場合、電流値が小さいときには、燃料電池の燃料極に供給される燃料の流量は少なく抑えられており、且つ、酸化剤極に供給される酸化剤ガスの流量は少なく抑えられている。このため掃気工程において燃料電池の酸化剤極に供給する酸化剤ガスの流量を大きめに設定するにあたり、酸化剤ガスの流量を大きめにする比率を高めることができる。本明細書において、流量は、単位時間あたりの流量を意味する。このため酸化剤ガスを燃料電池の酸化剤極に供給する搬送源(例えばポンプ、ファン、ブロア、コンプレッサ)を過剰に大型にせずとも良い。
図1は実施形態A1を示す。燃料電池システム(以下システムともいう)は、燃料電池で形成されたスタック1と、燃料をスタック1の燃料極10に供給する燃料供給系2と、酸化剤ガスをスタック1の酸化剤極11に供給する酸化剤供給系5と、スタック1を冷却させる冷却系6と、制御装置7とを有する。燃料供給系2は、燃料原料源21とスタック1の燃料極10とを繋ぐ燃料供給通路20と、燃料供給通路20に設けられた燃料バルブ22および燃料ポンプ23(燃料原料搬送源)と、燃料供給通路20に設けられ燃料原料を水蒸気で改質させてガス状の燃料を形成する改質器24と、燃料供給通路20に設けられガス状の燃料の水分を低下させる凝縮器27と、燃料供給通路20を開閉させる入口バルブ28と、スタック1の燃料極10から排出された燃料のオフガスを吐出させる燃料吐出通路29と、燃料吐出通路29に設けられた出口バルブ30とを有する。スタック1は多数の膜電極接合体(MEA)を有する。MEAは、燃料極10及び酸化剤極11に挟持された固体高分子型のイオン伝導膜12(例えば炭化フッ素系、炭化水素系の膜、無機系の膜、または、有機および無機の混合系の膜)を有する。燃料電池は酸化還元反応により電気エネルギを発生させるものである。MEAは、シート型でも良いし、チューブ型でも良い。スタック1は、ブレーカなどの遮断機47およびインバータ48を介して商用電源49と接続されて系統連係されている。スタック1の電力で不足するときには、商用電源49の電力で電力負荷(例えば、システムの内部に設けられている内部負荷、システムの外部に設けられている外部負荷)を作動させる。
図2〜図4は実施形態A2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1を準用する。制御装置7は、システムのスタック1の発電運転を継続している。従って、制御装置7は、改質器24を作動させ、改質器24で改質された燃料をスタック1の燃料極10に継続して供給し、且つ、酸化剤ポンプ53を作動させて酸化剤ガスを加湿器50の加湿路50aで加湿させた後にスタック1の酸化剤極11に継続して供給している。
(5):発電を伴う掃気工程において、発電運転の終了指令が出力される時刻(通常発電運転時)の冷媒の温度よりも冷媒の温度Tmを高くする。この場合、例えば、貯湯通路80を循環する水の流量を抑制することができる。これによりスタック1が昇温し、スタック1の酸化剤極11が乾き方向に移行し、スタック1の酸化剤極11の過剰湿潤化が抑制される。具体的にはヒータ63のオンまたは発熱量増加により循環路60の冷媒Tmを昇温させる。ヒータ63の電力はスタック1の発電電力または商用電源49の電力を使用できる。なお、上記した掃気工程では、(1)〜(5)以外は通常の発電条件と同じとすることができる。
(2):制御装置7は、酸化剤ポンプ53の回転を継続させつつも、終了指令出力時(通常発電運転時に該当)よりも酸化剤ポンプ53の回転数を増加させ、終了指令出力時(通常発電運転時に該当)の流量Fsよりも大きい流量Fm2の酸化剤ガスを掃気用ガスとしてスタック1の酸化剤極11に供給する。具体的には、流量Fm2は、スタック1の通常発電運転時にスタック1の酸化剤極11に供給される酸化剤ガスの流量Faよりも大きめとする。なお、流量Fm2は、スタック1の最低負荷発電運転においてスタック1の酸化剤極11に供給される酸化剤ガスの流量よりも大きめである。
(3):制御装置7は、スタック1の酸化剤極11の出口から吐出される酸化剤オフガスの流量の2/3以上を加湿器50の吸湿路50bに流さず、迂回路56に流す。具体的には、制御装置7は、迂回バルブ57を開度を制御し、スタック1の酸化剤極11の出口から吐出される酸化剤オフガスの全部を加湿器50の吸湿路50bに流さず、迂回路56に流し、加湿器50の吸湿路50bを迂回させる。これにより湿った酸化剤オフガスから加湿器50の水分保持部材50cへの水分移動が抑えられる。よって、加湿器50が過剰湿潤化することが抑制される。この結果、スタック1が次回に起動するとき、加湿器50による水分が適性化され、スタック1の酸化剤極11に供給される酸化剤ガスが過剰加湿化されることが抑制される。
(4):制御装置7は、迂回バルブ59を制御し、スタック1の酸化剤極11の入口に供給される酸化剤ガスの流量の2/3以上を加湿器50を流さず、加湿器50の加湿路50aを迂回させる。具体的には、制御装置7は迂回バルブ59を開度を制御し、スタック1の酸化剤極11の入口に供給される酸化剤ガスの全部を加湿器50の加湿路50aに流さず、迂回路58に流し、加湿器50の加湿路50aを迂回させる。従って、スタック1の酸化剤極11に供給される酸化剤ガスの加湿量を低減できる。更に、スタック1を次回に起動させるとき、スタック1に供給される直前の酸化剤ガスを加湿器50で過剰に加湿させることが抑制されるため、フラッディングが抑制される。
本実施形態は実施形態A1,A2と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図4を準用する。但し、システムに異状が発生していない場合に実施される発電を伴う掃気工程(ステップS108)では、(1)(2)(3)(4)の操作が実行されるものの、(5)の操作は実行されない。更にシステムに異状が発生する場合に実施される発電を伴わない掃気工程(ステップS120)では、(2)〜(4)の操作のうちの少なくも一つが実行される。
本実施形態は実施形態A1,A2と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図4を準用する。但し、システムに異状が発生していない場合に実施される発電を伴う掃気工程(ステップS108)では、(1)(2)(3)の操作が実行されるものの、(4)(5)の操作は実行されない。更にシステムに異状が発生する場合に実施される発電を伴わない掃気工程(ステップS120)では、(2)〜(4)の操作のうちの少なくも一つが実行される。
本実施形態は実施形態A1,A2と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図4を準用する。但し、システムに異状が発生していない場合に実施される発電を伴う掃気工程(ステップS108)では、(1)(2)の操作が実行されるものの、(3)(4)(5)の操作は実行されない。更にシステムに異状が発生する場合に実施される発電を伴わない掃気工程(ステップS120)では、(2)〜(4)の操作のうちの少なくも一つが実行される。
本実施形態は実施形態A1と基本的には同様の構成および作用効果を有するため、図1〜図3を準用する。本実施形態は商用電源49の停電に対処する。制御装置7は、システムのスタック1の発電運転を継続する工程を実施している。何らかの原因により商用電源49の停電が発生することがある。この場合、遮断器47により、商用電源49との系統連係の接続が遮断される。そして、制御装置7は、商用電源49と切り離されたスタック1の自立運転を実施する。すなわち、制御装置7は、燃料ポンプ23および改質器24を作動させて、改質器24で生成されたガス状の燃料をスタック1の燃料極10に継続して供給し、且つ、酸化剤ポンプ53の作動より酸化剤ガスを加湿器50の加湿路50aで加湿させた後、スタック1の酸化剤極11に継続して供給する。これにより制御装置7は、スタック1の発電運転を継続させつつ、停電が発生する直前の時刻(通常発電運転時)の流量Fbよりも大きい流量Fm3の酸化剤ガスを掃気用ガスとしてスタック1の酸化剤極11に供給する。流量Fm3は、スタック1の最低負荷発電運転においてスタック1の酸化剤極11に供給される酸化剤ガスの流量よりも大きめである。この場合、酸化剤ポンプ53の回転数が増加される。
(実施形態B2)
本実施形態は本実施形態は商用電源49の停電に対処するものであり、実施形態B1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図3を準用する。商用電源49の停電が発生したとき、制御装置7は、商用電源49の復電を待ちつつ、実施形態B1と同様なスタック1の発電を伴う掃気工程を実施し、スタック1の酸化剤極11に残留する液相状または気相状の水をスタック1の外部に吐出させ、酸化剤極11を適度な水分量に維持させる。
図5は実施形態B3を表すフローチャートを示す。本実施形態は商用電源49の停電に対処するものであり、前記した実施形態と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図3を準用する。制御装置7は、システムのスタック1の発電運転を継続する工程を実施している。制御装置7は各センサ類の読込を継続している(ステップS202)。何らかの原因により商用電源49が停電することがある。この場合、制御装置7は停電を検出すると(ステップS204のYES)、商用電源49と切り離された自立運転を開始させる指令をシステムに出力する(ステップS206)。そして制御装置7は、システム内において漏電等の異状が発生しているか否か判定し(ステップS208)、システムに異状があれば、システムは自立運転できないため(ステップS214のNO)、制御装置7は、水ポンプ37,燃料ポンプ23および酸化剤ポンプ53の作動を停止し、これによりスタック1への燃料および酸化剤ガスの供給を終了し、システムの発電を強制終了させる(ステップS250)。異状が発生していない条件で(ステップS208のYES)、タイマーt4をクリアさせて初期化させる(ステップS210)。商用電源49がまだ復電していなければ(ステップS212のNO)、制御装置7はシステムが自立運転を継続可能か否かを判定する(ステップS214)。
本実施形態は実施形態B3と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図3,図5を準用する。但し、商用電源49が停電したときに実施される発電を伴う掃気工程(ステップS218)では、(1)(2)(3)(4)の操作が実行されるものの、(5)の操作は実行されない。
本実施形態は実施形態B3と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図3,図5を準用する。但し、商用電源49が停電したときに実施される発電を伴う掃気工程(ステップS218)では、(1)(2)(3)の操作が実行されるものの、(4)(5)の操作は実行されない。
本実施形態は実施形態B3と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図3,図5を準用する。但し、発電を伴う掃気工程(ステップS218)では(1)(2)の操作が実行されるものの、(3)(4)(5)の操作は実行されない。
本実施形態は実施形態B1〜B4と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有するため、図1〜図3,図5を準用する。本実施形態によれば、発電を伴う掃気工程(ステップS218)を実施するにあたり、前述同様に、制御装置7は、商用電源49の停電直前または停電時の時刻(通常発電運転時)よりも酸化剤ポンプ53の回転数を増加させ、終了指令出力時(通常発電運転時)の流量Fsよりも大きい流量Fm3の酸化剤ガスをスタック1の酸化剤極11に供給する。具体的には、流量Fm3は、スタック1の通常発電運転時にスタック1の酸化剤極11に供給される酸化剤ガスの流量Faよりも大きめとする。この場合、流量Fm3を固定値ではなく、サインカーブ状またはステップ状に変動させても良い。スタック1の内部の余剰水に振動が与えられ、排水性を期待できる。
掃気工程で発電された電力は、主として循環路60のヒータ63の発熱で消費されるが、これ限らず、貯湯槽85および/または貯湯通路80にヒータを設け、そのヒータの発熱で消費させることにしても良い。燃料電池システムは図1に示す構造および配置に限定されるものではない。燃料原料を改質させて燃料を形成させる改質器24が設けられているが、ガス状の燃料を貯蔵するタンク等の貯蔵部を改質器24に代えて設けても良い。加湿器50は上記した構造に限定されるものではない。発電を伴う掃気工程で得られた電力をヒータ63で発熱させ、ひいては貯湯槽85の熱エネルギとして貯蔵するが、これに限らず、キャパシタおよび/またはバッテリーを設け、これらに電力を蓄電させても良い。更に、発電を伴う掃気工程で得られた電力を商用電源49側に給電させても良い。各実施形態によれば、掃気工程において、制御装置7は、下限値Iminのみならず、下限値Iminと上限値Imaxとの間の中間値Imiddleよりも小さな電流値にスタック1の発電電流値を固定することができる。掃気処理において、スタック1の酸化剤極から吐出される酸化剤オフガスの流量の70%以上、80%以上を加湿器の吸湿路に流さず、加湿器を迂回させることにしても良い。掃気処理において、スタック1の酸化剤極に供給される酸化剤ガスの流量の70%以上、80%以上を加湿器の加湿路に流さず、加湿器を迂回させることにしても良い。本発明は上記した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。本明細書から次の技術的思想も把握される。
商用電源の停電が発生したとき、前記燃料電池の燃料極に燃料を継続して供給し且つ前記燃料電池の酸化剤極に酸化剤を継続して供給することにより、前記燃料電池の発電運転を継続させつつ、前記燃料電池の前記酸化剤極を乾き方向に移行させる工程を実施する燃料電池システムの運転制御方法。フラッディングが抑制される。
Claims (10)
- 燃料極および酸化剤極を有する燃料電池を含む燃料電池システムを用意する工程と、
前記燃料電池システムの前記燃料電池の発電運転を継続する工程と、
前記燃料電池の発電運転を終了させる終了指令が出力されたとき、前記燃料電池の前記燃料極に燃料を継続して供給し且つ前記燃料電池の前記酸化剤極に酸化剤ガスを継続して供給することにより、前記燃料電池の発電運転を継続させつつ、通常発電運転時における流量よりも大きい流量の酸化剤ガスを前記燃料電池の前記酸化剤極に供給することにより、前記燃料電池の前記酸化剤極の内部を掃気させる掃気工程とを実施し、
前記掃気工程において、前記燃料電池が発電できる電流範囲の下限値と上限値との間の中間値よりも小さな電流値に前記燃料電池の発電電流値を維持させる燃料電池システムの運転制御方法。 - 燃料極および酸化剤極を有する燃料電池を含む燃料電池システムを用意する工程と、
前記燃料電池システムの前記燃料電池の発電運転を継続する工程と、
前記燃料電池の発電運転を終了させる終了指令が出力されたとき、前記燃料電池の前記燃料極に燃料を継続して供給し且つ前記燃料電池の前記酸化剤極に酸化剤ガスを継続して供給することにより、前記燃料電池の発電運転を継続させつつ、通常発電運転時における流量よりも大きい流量の酸化剤ガスを前記燃料電池の前記酸化剤極に供給することにより、前記燃料電池の前記酸化剤極の内部を掃気させる掃気工程とを実施し、
前記掃気工程を実施した後において、または、前記掃気工程を実施している途中において、前記燃料電池システムに異状が発生したとき、前記燃料電池システムを冷却させる冷却処理を実施する燃料電池システムの運転制御方法。 - 燃料極および酸化剤極を有する燃料電池を含む燃料電池システムを用意する工程と、
前記燃料電池システムの前記燃料電池の発電運転を継続する工程と、
前記燃料電池の発電運転を終了させる終了指令が出力されたとき、前記燃料電池の前記燃料極に燃料を継続して供給し且つ前記燃料電池の前記酸化剤極に酸化剤ガスを継続して供給することにより、前記燃料電池の発電運転を継続させつつ、通常発電運転時における流量よりも大きい流量の酸化剤ガスを前記燃料電池の前記酸化剤極に供給することにより、前記燃料電池の前記酸化剤極の内部を掃気させる掃気工程とを実施し、
前記燃料電池の発電運転を継続しつつ前記掃気工程を実施している途中において、前記燃料電池システムにおいて異状が発生したとき、前記燃料電池の発電運転を終了させ、その後、前記掃気工程を再び実施する燃料電池システムの運転制御方法。 - 請求項1〜3のうちの何れか1項において、前記掃気工程を実施しているとき、且つ、前記燃料電池の電圧が設定電圧まで低下したとき、前記燃料電池の発電を終了する発電終了工程に前記掃気工程から強制的に前記システムを移行させる燃料電池システムの運転制御方法。
- 請求項1〜3のうちの何れか1項において、前記掃気工程を実施しているとき、且つ、前記燃料電池の電圧が設定電圧まで低下しないとき、且つ、前記掃気工程の実施時間が設定時間を経過するとき、前記掃気工程から前記発電終了工程に強制的に前記システムを移行させる燃料電池システムの運転制御方法。
- 請求項2〜5のうちの請求項1を引用しない一項において、前記掃気工程において、前記燃料電池が発電できる電流範囲の下限値と上限値との間の中間値よりも小さな電流値に前記燃料電池の発電電流値を維持させる燃料電池システムの運転制御方法。
- 請求項1〜6のうちの一項において、前記燃料電池に供給される前の前記酸化剤ガスを加湿させる加湿器が設けられており、
前記掃気工程において、前記燃料電池の前記酸化剤極の出口から吐出される前記酸化剤オフガスの流量の2/3以上が前記加湿器を流れずに前記加湿器を迂回することにより、前記酸化剤オフガスから前記加湿器への水分移動を抑える燃料電池システムの運転制御方法。 - 請求項1〜7のうちの一項において、前記燃料電池は、前記燃料電池を冷却させる冷媒が流れる冷媒通路をもち、前記掃気工程において、前記終了指令が出力された時刻の前記冷媒の温度よりも前記冷媒の温度を高くする燃料電池システムの運転制御方法。
- 請求項1、3〜6のうちの請求項2を引用しない一項において、前記掃気工程を実施した後において、または、前記掃気工程を実施している途中において、前記燃料電池システムに異状が発生したとき、前記燃料電池システムを冷却させる冷却処理を実施する燃料電池システムの運転制御方法。
- 請求項1、2、4〜7のうちの請求項3を引用しない一項において、前記燃料電池の発電運転を継続しつつ前記掃気工程を実施している途中において、前記燃料電池システムにおいて異状が発生したとき、前記燃料電池の発電運転を終了させ、その後、前記掃気工程を再び実施する燃料電池システムの運転制御方法。
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