JP5171103B2 - 燃料電池コージェネレーション装置 - Google Patents

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Description

この発明は燃料電池コージェネレーション装置に関し、より具体的には、燃料電池の運転状態に応じてアノードガスに含まれる水分量を最適にし、発電効率の低下を防止するようにした燃料電池コージェネレーション装置に関する。
近年、燃料電池に冷却水を供給して燃料電池で生じる排熱と熱交換させて排熱を回収するようにした燃料電池コージェネレーション装置が提案されている。その装置には、一般に固体高分子型の燃料電池が使用される。固体高分子型燃料電池で発電を行うには、固体高分子膜に水分を含有させる必要があるため、アノードガス(水素ガス)やカソードガス(反応空気)を加湿して燃料電池に水分が供給される。
一方、前記したアノードガスは、燃料ガス(例えば、都市ガス)と水蒸気を改質触媒で反応させて生成されるため、水分が多量に含まれる。そのようなアノードガスが直接燃料電池に供給されると、燃料電池の内部で水分が凝縮してガス流路が閉塞され、ガスの拡散が妨げられて燃料電池の発電効率の低下を招くという不具合がある。
そこで、例えば特許文献1に記載される技術にあっては、アノードガスを燃料電池に供給するアノードガス供給路に凝縮器を配置し、アノードガスに含まれる水分を凝縮させて除去することで、燃料電池に水分が過剰に供給されるのを防止するように構成している。
特開2006−302779号公報(段落0024、図1など)
しかしながら、燃料電池において必要な水分量は運転状態に応じて変化する。具体的には、燃料電池の温度は発電開始から定格運転状態に至るまで徐々に上昇するが、必要な水分量はその燃料電池の温度上昇に比例して増加する。上記した特許文献1記載の技術にあっては、燃料電池の運転状態に対する必要な水分量の変化については勘案されておらず、運転状態によってはアノードガスの水分が凝縮器で過度に除去され、燃料電池に供給される水分量が不足して発電効率の低下を招くおそれがあった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、アノードガスに含まれる水分量を燃料電池の運転状態に応じて最適にし、発電効率の低下を防止するようにした燃料電池コージェネレーション装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、燃料電池と、前記燃料電池に接続されてアノードガスを供給するアノードガス供給路と、前記アノードガス供給路に配置されて前記アノードガスに含まれる水分を凝縮させて除去する凝縮器と、前記燃料電池に冷却水を供給して前記燃料電池で生じる排熱と熱交換させて前記排熱を回収する排熱回収手段と、前記燃料電池で生成されるアノードオフガスを排出させるアノードオフガス排出路と、前記燃料電池で生成されるカソードオフガスを排出させるカソードオフガス排出路とを備えた燃料電池コージェネレーション装置において、前記アノードオフガス排出路と前記カソードオフガス排出路の内の少なくともいずれかに配置される熱交換器と、前記排熱回収手段と前記熱交換器を接続して前記熱交換された冷却水を前記排熱回収手段から前記熱交換器に供給する第1の冷却水供給路と、前記熱交換器と前記凝縮器を接続して前記第1の冷却水供給路を介して前記熱交換器に供給される前記冷却水を前記凝縮器に供給する第2の冷却水供給路とを備えるように構成した。
また、前記アノードオフガス排出路に接続され、前記排出されるアノードオフガスを燃焼させて改質触媒を加熱する燃焼バーナと、前記燃焼バーナに接続されて前記燃焼によって発生する燃焼排ガスを排出させる燃焼排ガス排出路と、前記燃焼排ガス排出路に配置される第2の熱交換器と、前記凝縮器と前記第2の熱交換器を接続して前記第2の冷却水供給路を介して前記凝縮器に供給された前記冷却水を前記第2の熱交換器に供給する第3の冷却水供給路と、前記第2の熱交換器と前記排熱回収手段を接続して前記第3の冷却水供給路を介して前記第2の熱交換器に供給された前記冷却水を前記排熱回収手段に供給する第4の冷却水供給路とを備えるように構成した。
請求項1に係る燃料電池コージェネレーション装置にあっては、アノードガス供給路に配置される凝縮器と、燃料電池に冷却水を供給して燃料電池で生じる排熱と熱交換させて排熱を回収する排熱回収手段と、アノードオフガス排出路とカソードオフガス排出路の内の少なくともいずれか(換言すれば、燃料電池で生成されるガス(アノードオフガスやカソードオフガス)を排出させる排出路)に配置される熱交換器とを備えると共に、排熱回収手段において熱交換された冷却水を、排熱回収手段から第1の冷却水供給路を介して熱交換器に供給した後、第2の冷却水供給路を介して凝縮器に供給するように構成、即ち、凝縮器に、熱交換器においてアノードオフガスやカソードオフガスと熱交換された排熱回収手段の冷却水を供給するように構成したので、凝縮器は、燃料電池の温度変化に即した温度でアノードガスに含まれる水分を凝縮させて除去することとなり、よってアノードガスの水分量を燃料電池の運転状態(具体的には、燃料電池の温度)に応じて最適にでき、発電効率の低下を防止することができる。
具体的には、燃料電池において必要な水分量は運転状態に応じて変化、より具体的には、発電開始から定格運転状態に至るまで徐々に上昇する燃料電池の温度に比例して増加するが、上記の如く、燃料電池から排出されたアノードオフガスやカソードオフガスと熱交換された排熱回収手段の冷却水を凝縮器に供給するように構成したので、凝縮器の温度は、燃料電池の温度上昇に伴って徐々に上昇する、即ち、凝縮器におけるアノードガスの露点が上昇することとなり、よって除去するアノードガスの水分量を徐々に減少させることができる、逆に言えば、燃料電池に供給される水分量を発電開始時に比して徐々に増加させることができる。これにより、アノードガスに含まれる水分量を燃料電池の運転状態に応じて最適にでき(具体的には、水分を多量に含むアノードガスが燃料電池に供給されて燃料電池の内部で水分が凝縮してガス流路を閉塞させることもなく、さらにアノードガスの水分が過度に除去されて燃料電池に供給される水分量が不足するのを防止することができ)、発電効率の低下を防止することができる、換言すれば、燃料電池において常に効率の良い発電を行うことができる。さらに、排熱回収手段の冷却水は、アノードオフガスあるいはカソードオフガスと熱交換されてその温度が上昇するため、燃料電池の排熱を効率良く回収することができる。
また、燃焼バーナでの燃焼によって発生する燃焼排ガスを排出させる燃焼排ガス排出路に第2の熱交換器を配置すると共に、凝縮器に供給された冷却水を第3の冷却水供給路を介して第2の熱交換器に供給した後、第4の冷却水供給路を介して排熱回収手段に供給するように構成したので、上記した効果に加え、排熱回収手段の冷却水は、燃焼排ガスと熱交換されてその温度が上昇するため、燃料電池の排熱のみならず、燃焼バーナの排熱も回収することができ、装置全体の運転効率を向上させることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る燃料電池コージェネレーション装置の最良の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る燃料電池コージェネレーション装置の構成を示す概略図である。
図1において、符号10は燃料電池コージェネレーション装置を示す。燃料電池コージェネレーション装置10は、家庭や工場などに設置される定置型の装置であり、燃料電池(スタック)12と、燃料電池12にアノードガス(改質ガス)を供給するアノードガス供給系14と、燃料電池12にカソードガス(反応空気)を供給するカソードガス供給系16と、燃料電池12で発生する電力を制御する電力制御系20と、燃料電池12で生じる排熱を回収する排熱回収系22を備える。
燃料電池12は、電解質膜(固体高分子膜)と、それを挟持するアノード極(燃料極)とカソード極(空気極)と、各電極の外側に配置されるセパレータ(いずれも図示せず)とから構成される単電池(セル)を複数個積層して形成された、公知の固体高分子型燃料電池からなる。
アノードガス供給系14は、燃料ガス(例えば、メタンを主成分とする都市ガス)を改質させ、燃料電池12のアノード極に供給されるべき水素を含有したアノードガスを生成する改質器24を備える。改質器24は、燃料ガスなどが流入される燃料ガス管24aと、燃料ガス管24aに接続されると共に、燃料ガスを水蒸気と反応させてアノードガスに改質する改質触媒24bが充填される改質管24cと、改質管24cに接続されると共に、改質触媒24bで生成されたアノードガスを排出させるアノードガス管24dと、後述するアノードオフガスなどを燃焼させて改質触媒24bなどを加熱する燃焼バーナ24eと、燃焼バーナ24eに接続され、前記燃焼によって発生する燃焼排ガスを流通させる燃焼排ガス管24fからなる。
改質器24の燃料ガス管24aには、燃料ガス供給源(図示せず)の燃料ガスを供給する第1の燃料ガス供給路26aと、図示しない水源の水を改質用の水(以下「改質用水」という)として供給する改質用水供給路30が接続される。
第1の燃料ガス供給路26aには、燃料ガスの付臭剤、例えば有機硫黄化合物などを除去する脱硫器32と、脱硫器32を通過した燃料ガスを改質器24に圧送する第1の燃料ガスポンプ34と、第1の燃料ガスポンプ34の下流側において第1の燃料ガス供給路26aを開閉する第1の開閉弁(電磁弁)36が設けられる。また、改質用水供給路30には、改質用水を改質器24に圧送する送水ポンプ40と、送水ポンプ40の下流側において改質用水供給路30を開閉する第2の開閉弁(電磁弁)42が配置される。尚、この明細書において「上流」「下流」とは、そこを流れる気体あるいは液体(流体)などの流れ方向における上流、下流を意味する。
燃焼バーナ24eには、燃焼用の空気(以下「燃焼空気」という)などを供給する燃焼空気供給路44が接続される。燃焼空気供給路44には、空気を燃焼空気として燃焼バーナ24eに圧送する燃焼空気ポンプ46と、燃焼空気に燃料ガスを混合させるミキサ(エゼクタ)50が設けられる。
ミキサ50は、第1の燃料ガス供給路26aに第2の燃料ガス供給路26bを介して接続される。第2の燃料ガス供給路26bは、図1に示す如く、第1の燃料ガス供給路26aの脱硫器32と第1の燃料ガスポンプ34の間から分岐され、その途中には燃料ガスをエゼクタ50に圧送する第2の燃料ガスポンプ52と、第2の燃料ガスポンプ52の下流側において第2の燃料ガス供給路26bを開閉する第3の開閉弁(電磁弁)54が設置される。
燃焼排ガス管24fは燃焼排ガスを排出する排出口24f1を備えると共に、排出口24f1には燃焼排ガス排出路60が接続される。従って、燃焼排ガス排出路60は、燃焼排ガス管24fを介して燃焼バーナ24eに接続されて燃焼によって発生する燃焼排ガスを排出(排気)させる。
アノードガス供給系14はさらに、燃料電池12と改質器24を接続する第1のアノードガス供給路62aとアノードオフガス排出路64を備える。具体的に説明すると、第1のアノードガス供給路62aは、その上流端が改質器24のアノードガス管24dに接続される一方、下流端は燃料電池12のアノードガス供給口(図示せず)に接続される。また、アノードオフガス排出路64は、その上流端が燃料電池12のアノードオフガス排出口(図示せず)に接続される一方、下流端は改質器24の燃焼バーナ24eに接続される。これにより、第1のアノードガス供給路62aは、改質器24で生成されるアノードガスを燃料電池12に供給すると共に、アノードオフガス排出路64は、燃料電池12で生成されるアノードオフガスを排出させ、排出されたアノードオフガスを燃焼用の燃料として燃焼バーナ24eに供給する。
第1のアノードガス供給路62aには3方弁(電磁弁)66が配置される。第1のアノードガス供給路62aは3方弁66を介して第2のアノードガス供給路62bに接続されると共に、第2のアノードガス供給路62bの下流端はアノードオフガス排出路64に接続される。3方弁66は、非通電時に改質器24から排出されるアノードガスを燃料電池12に供給し、燃料電池12において必要なアノードガスの量が減少したとき、通電されてアノードガスを第2のアノードガス供給路62bを介してアノードオフガス排出路64に供給するように設定される。
アノードオフガス排出路64において第2のアノードガス供給路62bの接続位置よりも上流側には、アノードオフガス排出路64を開閉する第4の開閉弁(電磁弁)70が配置される。尚、上記した第1から第4の開閉弁36,42,54,70はいずれも電磁弁からなり、燃料電池12の非運転時に燃料ガスなどが外部に流出するのを防止するため、燃料電池12の運転終了時に全て閉弁されているものとする。別言すれば、第1から第4の開閉弁36,42,54,70は、いずれもノーマル・クローズ型の電磁弁(非通電時に閉弁し、通電時(励磁されるとき)に開弁する電磁弁)である。
カソードガス供給系16は、燃料電池12のカソード極(カソードガス供給口(図示せず))にカソードガスを供給するカソードガス供給路72を備える。カソードガス供給路72には、空気を吸引してカソードガスとして燃料電池12に圧送するカソードガスポンプ74と、カソードガスポンプ74の下流側においてカソードガスを燃料電池12から排出されるカソードガス(以下「カソードオフガス」という)などによって加湿する加湿器76が設置される。
カソードガス供給系16はさらに、その一端が燃料電池12のカソードオフガス排出口(図示せず)に接続される一方、他端が大気に開放され、燃料電池12で生成されるカソードオフガスを外部に排出させるカソードオフガス排出路78を有する。カソードオフガス排出路78の途中には、前記した加湿器76が配置される。
上記したアノードオフガス排出路64、カソードオフガス排出路78、第1のアノードガス供給路62aおよび燃焼排ガス排出路60には、図1に示すように、それぞれ熱交換器80,82,84,86が配置される。具体的には、アノードオフガス排出路64において第2のアノードガス供給路62bの接続位置と燃焼バーナ24eの間には、アノードオフガス熱交換器(第1の熱交換器)80が配置されると共に、カソードオフガス排出路78において加湿器76よりも下流側には、カソードオフガス熱交換器(第1の熱交換器)82が配置される。また、第1のアノードガス供給路62aにおいて3方弁66と燃料電池12の間には、アノードガス熱交換器(凝縮器)84が配置されると共に、燃焼排ガス排出路60には燃焼排ガス熱交換器(第2の熱交換器)86が配置される。
熱交換器80,82,84,86には、排熱回収系22の冷却水(後述)が供給されてアノードオフガスなどと熱交換される。また、4個の熱交換器80,82,84,86の内、アノードオフガス熱交換器80、カソードオフガス熱交換器82およびアノードガス熱交換器84はそれぞれ、冷却水によって熱交換されたアノードオフガス、カソードオフガスやアノードガスを凝縮させて気体成分と液体成分(凝縮水)に分離する気液分離器(図示せず)を備える。気液分離器には、分離して得られた凝縮水を排出する排出路80a,82a,84aが接続される。即ち、これらアノードオフガス熱交換器80、カソードオフガス熱交換器82およびアノードガス熱交換器84は、アノードオフガス、カソードオフガスあるいはアノードガスに含まれる水分を凝縮させて除去する凝縮器として機能する。尚、排出路80a,82a,84aは加湿器76に接続され、凝縮水はカソードガスの加湿用の水として利用される。
電力制御系20は、マイクロ・コンピュータなどからなる電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「ECU」という)90と、燃料電池12で発生する電力(直流電流)を所定の周波数の交流電流に変換して電気負荷(交流電源機器)92に出力するインバータ94などからなり、燃料電池12で発生した電力を出力する出力端子96に接続される。ECU90は、前記した第1の燃料ガスポンプ34や各開閉弁36,42,54,70などの補機類に信号線(図示せず)を介して接続され、それらの動作を制御する。
排熱回収系22は、燃料電池12に冷却水を供給して燃料電池12で生じる排熱と熱交換させて排熱を回収する燃料電池熱交換器(排熱回収手段)100を備える。燃料電池熱交換器100には、燃料電池12に1次冷却水を還流させる1次冷却水還流路102と、1次冷却水と熱交換された2次冷却水を流通させる2次冷却水流路104が接続される。
1次冷却水還流路102の一端は、燃料電池12の冷却水導入口(図示せず)に接続されると共に、他端は、燃料電池12の冷却水排出口(図示せず)に接続される。冷却水導入口と冷却水排出口は、燃料電池12の内部に配置された冷却管(図示せず)を介して連通される。1次冷却水還流路102の途中には、冷却水を燃料電池12に圧送する1次冷却水ポンプ106が配置される。従って、1次冷却水は、1次冷却水ポンプ106に圧送されることにより、燃料電池12、1次冷却水還流路102、燃料電池熱交換器100、1次冷却水還流路102、1次冷却水ポンプ106の順で循環させられる。
2次冷却水流路104には、燃料電池熱交換器100において1次冷却水と熱交換された2次冷却水(温水。以下、単に「冷却水」という)を貯留する貯湯槽(貯湯タンク)108が配置される。貯湯槽108に貯留された冷却水は、熱交換器80,82,84,86に2次冷却水流路104を介して供給される。
具体的に説明すると、2次冷却水流路104は、燃料電池熱交換器100とアノードオフガス熱交換器80を接続(正確には、燃料電池熱交換器100とアノードオフガス熱交換器80を貯湯槽108を介して接続)して熱交換された冷却水を燃料電池熱交換器100からアノードオフガス熱交換器80に供給する第1の冷却水供給路110と、アノードオフガス熱交換器80とカソードオフガス熱交換器82を連結(接続)してアノードオフガス熱交換器80に供給される冷却水をカソードオフガス熱交換器82に供給する連結流路(第1の冷却水供給路)112と、カソードオフガス熱交換器82とアノードガス熱交換器(凝縮器)84を接続して第1の冷却水供給路110、連結流路112を介してカソードオフガス熱交換器82に供給される冷却水をアノードガス熱交換器84に供給する第2の冷却水供給路114を備える。
2次冷却水流路104はさらに、アノードガス熱交換器84と燃焼排ガス熱交換器86を接続して第2の冷却水供給路114を介してアノードガス熱交換器84に供給された冷却水を燃焼排ガス熱交換器86に供給する第3の冷却水供給路116と、燃焼排ガス熱交換器86と燃料電池熱交換器100を接続して第3の冷却水供給路116を介して燃焼排ガス熱交換器86に供給された冷却水を燃料電池熱交換器100に供給する第4の冷却水供給路120を備える。
第1の冷却水供給路110には、冷却水をアノードオフガス熱交換器80などに向けて圧送する冷却水ポンプ122が配置される。従って、燃料電池熱交換器100において熱交換された冷却水は、冷却水ポンプ122に圧送されることにより、図1に矢印で示す如く、第1の冷却水供給路110、アノードオフガス熱交換器80、連結流路112、カソードオフガス熱交換器82、第2の冷却水供給路114、アノードガス熱交換器84、第3の冷却水供給路116、燃焼排ガス熱交換器86、第4の冷却水供給路120、燃料電池熱交換器100、第1の冷却水供給路110、貯湯槽108、冷却水ポンプ122の順に供給(循環)される。
貯湯槽108には、貯湯槽108の貯湯量が減少したとき、水源(図示せず)から水を供給(補給)する給水流路124と、貯湯槽108に貯留された冷却水(温水)を温水使用機器(例えば、温水シャワーなど)126に供給する給湯流路130が接続される。
次いで、上記の如く構成された燃料電池コージェネレーション装置10の動作について概説する。
先ず燃料電池コージェネレーション装置10の始動指示がなされると(より詳しくは、オペレータによって始動スイッチ(図示せず)がオンされると)、改質器24においてアノードガスが生成される。具体的には、燃焼空気ポンプ46と第2の燃料ガスポンプ52を作動させると共に、第3の開閉弁54を開弁させる。これにより、燃焼空気は燃焼空気ポンプ46によって吸引され、図示しないエアフィルタで粉塵が除去された後、燃焼空気供給路44を介してミキサ50に供給される。また、燃料ガス供給源(図示せず)から供給される燃料ガスは、第1の燃料ガス供給路26aを介して脱硫器32に供給されて付臭剤が除去され、その後第2の燃料ガス供給路26b、第2の燃料ガスポンプ52、第3の開閉弁54を介してミキサ50に供給される。
ミキサ50は燃焼空気と燃料ガスが供給されると、燃焼空気に燃料ガスを混合させて予混合ガスを生成し、それを改質器24の燃焼バーナ24eに向けて排出する。燃焼バーナ24eは供給された予混合ガスを点火電極(図示せず)によって点火(着火)して燃焼させ、その燃焼によって比較的高温の燃焼排ガスが発生する。
燃焼排ガスは、図1に矢印で示す如く、燃焼排ガス管24f内を流通させられる。燃焼排ガス管24fは、改質管24cの外壁24c1を被覆するような形状を呈しているため、燃焼排ガス管24fの燃焼排ガスは、改質管24cおよびそこに充填される改質触媒24bを昇温させる。燃焼排ガスはその後、燃焼排ガス管24fの排出口24f1、燃焼排ガス流路60および燃焼排ガス熱交換器86を介して大気中に排出(排気)される。
改質触媒24bが改質可能な温度(例えば、700[℃]程度)まで加熱されると、次いで第1、第2、第4の開閉弁36,42,70を開弁させると共に、第1の燃料ガスポンプ34と送水ポンプ40を駆動させる。これにより、改質器24の改質管24cには、燃料ガスおよび改質用水が供給され、改質動作が開始される。具体的には、改質管24cの改質触媒24bにおいて、改質用水は燃焼バーナ24eの燃焼排ガスなどによって加熱されて蒸発し、水蒸気となる。その水蒸気は燃料ガスと混合された後、改質可能な温度まで加熱された改質触媒24bに供給され、そこで水蒸気改質反応が起こる、即ち、混合された燃料ガスと水蒸気からアノードガスが生成される。
改質管24cの改質触媒24bで生成されたアノードガスは、アノードガス管24d、第1のアノードガス供給路62a、3方弁66およびアノードガス熱交換器84を介して燃料電池12のアノード極に供給される。
次いでカソードガスポンプ74を作動させる。これによりカソードガスは、図示しないエアクリーナで粉塵が除去された後、カソードガス供給路72を介して加湿器76に流入させられる。カソードガスは、加湿器76でカソードオフガスに含まれた水分などの供給を受けて所望の湿度となるまで加湿された後、燃料電池12のカソード極に供給される。
燃料電池12においては、アノード極に供給されたアノードガスをカソード極に供給されたカソードガスと電気化学反応させて発電動作が行われる。電気化学反応によって燃料電池12で発生した電力(直流電流)は、出力端子96から取り出され、その一部がECU90や第1の燃料ガスポンプ34などの補機類の電源として使用されると共に、残部がインバータ94を介して電気負荷92に供給される。
燃料電池12で生成されるカソードオフガスは、カソードオフガス排出路78を介して加湿器76に供給され、カソードガス供給路72を流れるカソードガスを加湿した後、カソードオフガス熱交換器82を介して大気中に排出(排気)される。このように、カソードオフガスは、発電によって生成された水分(生成水)を多く含むため、カソードガスを加湿するべく加湿器76を通過させられた後、排気される。
燃料電池12で生成されるアノードオフガス、正確には、燃料電池12の発電動作において使用されずに排出されたアノードオフガスは、アノードオフガス排出路64、第4の開閉弁70、アノードオフガス熱交換器80を介して改質器24の燃焼バーナ24eに燃焼用の燃料として供給される。
燃料電池12において発電動作が開始されてアノードオフガスが燃焼バーナ24eに供給されると、第3の開閉弁54を閉弁させると共に、第2の燃料ガスポンプ52を停止させる。このように、燃料電池12が発電動作中であるときは、アノードオフガスが燃焼用の燃料として燃焼バーナ24eに供給されるため、燃焼バーナ24eへの燃料ガスの供給は第4の開閉弁92を閉弁するなどして遮断(停止)される。
燃料電池12において発電動作が開始されると、燃料電池12の温度は徐々に上昇するため、排熱回収系22によって冷却される、換言すれば、燃料電池12で生じる排熱は排熱回収系22によって回収される。具体的には、1次冷却水ポンプ106と冷却水ポンプ122を作動させる。1次冷却水ポンプ106から吐出された1次冷却水は、高温となった燃料電池12の内部を通過して燃料電池12を冷却する。燃料電池12を冷却することによって昇温させられた1次冷却水は、燃料電池熱交換器100に供給され、そこで冷却水と熱の授受(熱交換)が行われる、具体的には、1次冷却水の熱が冷却水に伝達され、冷却水は昇温させられて温水となる。燃料電池熱交換器100を通過した1次冷却水は、1次冷却水ポンプ106に吸入され、燃料電池12に再度供給される。
燃料電池熱交換器100において熱交換された冷却水は、上記した如く、冷却水ポンプ122によってアノードオフガス熱交換器80などに供給される。詳説すると、燃料電池熱交換器100で熱交換されて昇温させられた冷却水は、貯湯槽108に一旦貯留された後、第1の冷却水供給路110を介してアノードオフガス熱交換器80に供給される。冷却水は、アノードオフガス熱交換器80においてアノードオフガスと熱交換される、具体的には、アノードオフガスの熱が伝達されて昇温させられる。尚、アノードオフガスは発電によって生成された水分(生成水)を多く含むが、アノードオフガス熱交換器80において冷却水と熱交換されて気液分離器に導入されることで、その水分は凝縮されて除去される。そのため、アノードオフガスが供給される燃焼バーナ24eにおいて失火などを防止することができる。
冷却水はその後、連結流路112を介してカソードオフガス熱交換器82に供給され、カソードオフガスと熱交換、より具体的にはカソードオフガスの熱が伝達されて昇温させられる。他方、カソードオフガスは加湿器76において水分が既に除去されるが、カソードオフガス熱交換器82においても冷却水と熱交換されて気液分離器に導入されることで、さらに水分が除去される。
このように、冷却水は、アノードオフガス熱交換器80とカソードオフガス熱交換器82において、燃料電池12から排出されたアノードオフガスおよびカソードオフガスと熱交換されて昇温させられる、換言すれば、燃料電池12の温度と略同一あるいは燃料電池12の温度より僅かに低い温度まで昇温させられる。
次いで冷却水は、第2の冷却水供給路114を介してアノードガス熱交換器84に供給される。冷却水は、アノードガス熱交換器84においてアノードガスと熱交換される、正確には、アノードガスの熱が伝達されて昇温させられる。このアノードガスは、水蒸気改質反応によって生成されるため水分を多く含むが、アノードガス熱交換器84において冷却水と熱交換されて気液分離器に導入されることで、その水分は凝縮されて除去される。そのため、燃料電池12に水分が過剰に供給されるのを防止することができる。
また、燃料電池12で必要な水分量は燃料電池の温度が上昇するに連れて増加するが、アノードガス熱交換器84においては、その温度上昇に応じて除去する水分量が変化する。即ち、燃料電池12の温度は発電開始から定格運転状態に至るまで徐々に上昇するが、それに伴ってアノードガス熱交換器84に供給される冷却水の温度も上昇する。これにより、アノードガス熱交換器84の温度も上昇し、アノードガス熱交換器84におけるアノードガスの露点も上昇することとなり、よって除去できる水分量は減少させられる、逆に言えば、燃料電池12に供給されるアノードガスの水分量は増加させられる。
冷却水はその後、第3の冷却水供給路116を介して燃焼排ガス熱交換器86に供給されて燃焼排ガスと熱交換、具体的には燃焼排ガスの熱が伝達されて昇温させられる。次いで冷却水は、第4の冷却水供給路120を介して燃料電池熱交換器100に供給され、前述したように、1次冷却水と熱交換されて昇温させられる。このように、冷却水は、アノードオフガス熱交換器80、カソードオフガス熱交換器82、アノードガス熱交換器84、燃焼排ガス熱交換器86、燃料電池熱交換器100の順に供給されて徐々に昇温させられるため、燃料電池12や燃焼バーナ24eなどの排熱を効率良く回収することが可能となる。
上記した如く、この発明の実施例にあっては、燃料電池12と、前記燃料電池に接続されてアノードガスを供給するアノードガス供給路(第1のアノードガス供給路62a)と、前記アノードガス供給路に配置されて前記アノードガスに含まれる水分を凝縮させて除去する凝縮器(アノードガス熱交換器84)と、前記燃料電池に冷却水(2次冷却水)を供給して前記燃料電池で生じる排熱と熱交換させて前記排熱を回収する排熱回収手段(燃料電池熱交換器100)と、前記燃料電池で生成されるアノードオフガスを排出させるアノードオフガス排出路64と、前記燃料電池で生成されるカソードオフガスを排出させるカソードオフガス排出路78とを備えた燃料電池コージェネレーション装置10において、前記アノードオフガス排出路と前記カソードオフガス排出路の内の少なくともいずれかに配置される熱交換器(アノードオフガス熱交換器80、カソードオフガス熱交換器82)と、前記排熱回収手段と前記熱交換器を接続して前記熱交換された冷却水を前記排熱回収手段から前記熱交換器に供給する第1の冷却水供給路110(連結流路112)と、前記熱交換器と前記凝縮器を接続して前記第1の冷却水供給路を介して前記熱交換器に供給される前記冷却水を前記凝縮器に供給する第2の冷却水供給路114とを備えるように構成した。
このように、凝縮器(アノードガス熱交換器84)に、熱交換器においてアノードオフガスやカソードオフガスと熱交換された冷却水を供給するように構成したので、凝縮器は、燃料電池12の温度変化に即した温度でアノードガスに含まれる水分を凝縮させて除去することとなり、よってアノードガスの水分量を燃料電池12の運転状態(具体的には、燃料電池の温度)に応じて最適にでき、発電効率の低下を防止することができる。
具体的には、燃料電池12において必要な水分量は運転状態に応じて変化、より具体的には、発電開始から定格運転状態に至るまで徐々に上昇する燃料電池12の温度に比例して増加するが、上記の如く、燃料電池12から排出されたアノードオフガスやカソードオフガスと熱交換された冷却水を凝縮器に供給するように構成したので、凝縮器の温度は、燃料電池12の温度上昇に伴って徐々に上昇する、即ち、凝縮器におけるアノードガスの露点が上昇することとなり、よって除去するアノードガスの水分量を徐々に減少させることができる、逆に言えば、燃料電池12に供給される水分量を発電開始時に比して徐々に増加させることができる。これにより、アノードガスに含まれる水分量を燃料電池12の運転状態に応じて最適にでき(具体的には、水分を多量に含むアノードガスが燃料電池12に供給されて燃料電池12の内部で水分が凝縮してガス流路を閉塞させることもなく、さらにアノードガスの水分が過度に除去されて燃料電池12に供給される水分量が不足するのを防止することができ)、発電効率の低下を防止することができる、換言すれば、燃料電池12において常に効率の良い発電を行うことができる。さらに、燃料電池熱交換器100の冷却水は、アノードオフガスあるいはカソードオフガスと熱交換されてその温度が上昇するため、燃料電池12の排熱を効率良く回収することができる。
また、前記アノードオフガス排出路に接続され、前記排出されるアノードオフガスを燃焼させて改質触媒24bを加熱する燃焼バーナ24eと、前記燃焼バーナに接続されて前記燃焼によって発生する燃焼排ガスを排出させる燃焼排ガス排出路60と、前記燃焼排ガス排出路に配置される第2の熱交換器(燃焼排ガス熱交換器86)と、前記凝縮器と前記第2の熱交換器を接続して前記第2の冷却水供給路を介して前記凝縮器に供給された前記冷却水を前記第2の熱交換器に供給する第3の冷却水供給路116と、前記第2の熱交換器と前記排熱回収手段を接続して前記第3の冷却水供給路を介して前記第2の熱交換器に供給された前記冷却水を前記排熱回収手段に供給する第4の冷却水供給路120とを備えるように構成した。これにより、冷却水は燃焼排ガスと熱交換されてその温度が上昇するため、燃料電池12の排熱のみならず、燃焼バーナ24eの排熱も回収することができ、装置全体の運転効率を向上させることができる。
尚、上記実施例においては、アノードオフガス排出路64とカソードオフガス排出路78の両方に、熱交換器(アノードオフガス熱交換器80とカソードオフガス熱交換器82)を配置するように構成したが、要は冷却水を燃料電池から排出されるガス(アノードオフガスやカソードオフガス)と熱交換させるように構成すれば良く、その意味から、請求項1において「アノードオフガス排出路とカソードオフガス排出路の内の少なくともいずれかに配置される熱交換器」と記載した。
また、改質触媒24bの改質可能な温度など具体的に示したが、それらの数値は例示であって限定されるものではない。
また、燃料ガスとして都市ガスを使用するように構成したが、それに限られるものではなく、LPガスなどであってもよい。
この発明の実施例に係る燃料電池コージェネレーション装置の構成を示す概略図である。
符号の説明
10 燃料電池コージェネレーション装置、12 燃料電池、24b 改質触媒、24e 燃焼バーナ、60 燃焼排ガス排出路、62a 第1のアノードガス供給路(アノードガス供給路)、64 アノードオフガス排出路、78 カソードオフガス排出路、80 アノードオフガス熱交換器(熱交換器)、82 カソードオフガス熱交換器(熱交換器)、84 アノードガス熱交換器(凝縮器)、86 燃焼排ガス熱交換器(第2の熱交換器)、100 燃料電池熱交換器(排熱回収手段)、110 第1の冷却水供給路、112 連結流路(第1の冷却水供給路)、114 第2の冷却水供給路、116 第3の冷却水供給路、120 第4の冷却水供給路

Claims (1)

  1. 燃料電池と、前記燃料電池に接続されてアノードガスを供給するアノードガス供給路と、前記アノードガス供給路に配置されて前記アノードガスに含まれる水分を凝縮させて除去する凝縮器と、前記燃料電池に冷却水を供給して前記燃料電池で生じる排熱と熱交換させて前記排熱を回収する排熱回収手段と、前記燃料電池で生成されるアノードオフガスを排出させるアノードオフガス排出路と、前記燃料電池で生成されるカソードオフガスを排出させるカソードオフガス排出路とを備えた燃料電池コージェネレーション装置において、前記アノードオフガス排出路と前記カソードオフガス排出路の内の少なくともいずれかに配置される熱交換器と、前記排熱回収手段と前記熱交換器を接続して前記熱交換された冷却水を前記排熱回収手段から前記熱交換器に供給する第1の冷却水供給路と、前記熱交換器と前記凝縮器を接続して前記第1の冷却水供給路を介して前記熱交換器に供給される前記冷却水を前記凝縮器に供給する第2の冷却水供給路と、前記アノードオフガス排出路に接続され、前記排出されるアノードオフガスを燃焼させて改質触媒を加熱する燃焼バーナと、前記燃焼バーナに接続されて前記燃焼によって発生する燃焼排ガスを排出させる燃焼排ガス排出路と、前記燃焼排ガス排出路に配置される第2の熱交換器と、前記凝縮器と前記第2の熱交換器を接続して前記第2の冷却水供給路を介して前記凝縮器に供給された前記冷却水を前記第2の熱交換器に供給する第3の冷却水供給路と、前記第2の熱交換器と前記排熱回収手段を接続して前記第3の冷却水供給路を介して前記第2の熱交換器に供給された前記冷却水を前記排熱回収手段に供給する第4の冷却水供給路とを備えることを特徴とする燃料電池コージェネレーション装置。
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