JP5317333B2 - 2剤混合吐出容器 - Google Patents

2剤混合吐出容器 Download PDF

Info

Publication number
JP5317333B2
JP5317333B2 JP2008305166A JP2008305166A JP5317333B2 JP 5317333 B2 JP5317333 B2 JP 5317333B2 JP 2008305166 A JP2008305166 A JP 2008305166A JP 2008305166 A JP2008305166 A JP 2008305166A JP 5317333 B2 JP5317333 B2 JP 5317333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
mixing
stem
fitted
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008305166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010126228A (ja
Inventor
古澤  光夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2008305166A priority Critical patent/JP5317333B2/ja
Publication of JP2010126228A publication Critical patent/JP2010126228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5317333B2 publication Critical patent/JP5317333B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nozzles (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

本発明は、毛染め等の異種液体を混合して吐出させる2剤混合吐出容器に関する。
異種液体を収納させたエアゾール缶を左右一対として緊縛し、これ等両缶上部を保持筒下部内へ嵌着させ、又横長中空箱の左右両部から脚筒を垂下し、かつ横長中空箱中間部からノズルを前方突出するヘッド部材を設けて上記保持筒上部内へ嵌合させ、両脚筒を上記エアゾール缶頂壁から上方付勢されて起立するステムの上部へ嵌合させて、ヘッド部材押下げにより両ステムが押下げられて、両エアゾール缶内液体がステムおよびヘッド部材内を通ってノズルから混合して噴出するよう設けた二連エアゾール式混合容器が知られている(特許文献1)。
特開平11−334767号公報
しかしながら特許文献1記載の発明では、ノズル基部内が仕切板によって左右に区分され、左右それぞれのステムから流出する異種内容物はそれぞれノズル基部の左右両部内に流入した後、ノズル先端側の1つの流路内へ流入するため、例えば、クリーム状等内容物の粘度が高い場合には、2剤の混合が困難になり易く、使用者に不安感を与えるおそれがあった。そこでノズル内にスクリュー等の混合用部品を設けることで混合促進を図ることが提案されているが、混合の程度において不十分であった。
本発明の目的は、部品点数の増加を招くことなく簡素な構成で混合促進を図ることができるとともに、液状体の吐出形態が視覚的にも斬新であり、試しに少量を吐出させることで混合状態が容易に確認可能な2剤混合吐出容器を提供することにある。
本発明は、頂壁中央部から上方付勢されて起立するステム2を有し、異種液状体を収納され、かつ左右一対として緊縛されたエアゾール缶1,1を、保持筒11の下部内へ嵌着させると共に、該保持筒上部内へ、横長通路を有する横長中空箱33の左右から脚筒34,34を垂下すると共に、左右方向中間部からノズル部材35を前方突出するヘッド部材31をステムの上部外面へ脚筒を嵌合させて上下動自在に、かつヘッド部材下降によりノズル部材35から混合液状体が噴出可能に装着させた2剤混合吐出容器において、
前記ノズル部材を前後に2分割して、前側の第1ノズル部35aを後側の第2ノズル部35bへ嵌合可能に設け、前側の第1ノズル部35aの内周面全般にわたって、液状体を混合撹拌するための螺旋状の凹溝36からなる混合撹拌部を設け、後側の第2ノズル部35b内に、該第2ノズル部35b内を左右に仕切る仕切壁40を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、頂壁中央部から上方付勢されて起立するステム2を有し、異種液状体を収納され、かつ左右一対として緊縛されたエアゾール缶1,1を、保持筒11の下部内へ嵌着させると共に、該保持筒上部内へ、横長通路を有する横長中空箱33の左右から脚筒34,34を垂下すると共に、左右方向中間部からノズル部材35を前方突出するヘッド部材31をステムの上部外面へ脚筒を嵌合させて上下動自在に、かつヘッド部材下降によりノズル部材35から混合液状体が噴出可能に装着させた2剤混合吐出容器において、
前記ノズル部材を前後に2分割して、前側の第1ノズル部35aを後側の第2ノズル部35bへ嵌合可能に設け、前側の第1ノズル部35aの内周面の前後方向中間部に、液状体を混合撹拌するための吐出方向へ傾斜する左右一対の突条からなる混合攪拌部を設け、後側の第2ノズル部35b内に、該第2ノズル部35b内を左右に仕切る仕切壁40を設けたことを特徴とする。
本発明は、ノズル内周面に凸凹からなる混合撹拌部を設けたので、ノズルの混合撹拌部内へ流入した異種液状体は混合撹拌部によって回転力を付与されることで混合され、したがって、液状体がクリーム状の高粘度であっても良好に混合される。
また、本発明は、混合撹拌部は螺旋状の凹溝または吐出方向へ傾斜する突条からなるため、液状体が高粘度の場合にはマーブル調のスクリュー状を呈するため、視覚的にも斬新であり、染毛剤等であれば、ブラシに取り出した時点で混合状態が確認できるため、使用時における染毛効果に対する不安感を和らげることができる。
以下、本発明を、図面に示す実施の形態を参照しながら説明する。なお、説明の便宜上、図面において左方向を前方とする。
1は周知のエアゾール缶で、その頂壁中央部を貫通させてステム2が上方付勢させて起立させてあり、付勢に抗して該ステムを押下げすると、ステム下端に設けられた吐出弁が開いて缶内液状体がステム内を通って噴出し、ステムが上方へ弾性復帰すると吐出弁が閉じ、液状体噴出も停止する。そのエアゾール缶は左右一対とし、それぞれ他方に対して異る液状体を収納させている。尚異る液状体とは色だけ変えたものを含むものとする。
上記両エアゾール缶は左右一対として連結筒3内面へ緊密に嵌合され、緊縛されている。
11は保持筒で、該保持筒下部を上記緊縛された一対のエアゾール缶上部へ嵌着させている。該保持筒は、その筒部上端に付設した内向きのフランジ12内周から内筒14を垂下して内外二重筒に形成し、かつその内筒下端の左右方向中間部を連続させて仕切壁15としている。又上記二重筒部分上部のうち、左右方向中間部は上面および前後方向開放の凹部16,16としている。
31は、横長通路32を有する横長中空箱33の左右両部下面から脚筒34,34を垂下し、かつ横長中空箱33の左右方向中間部からノズル部材35を前方突出するヘッド部材で、上記脚筒34,34を既述ステム2,2の上部外面へ嵌合させて、保持筒11の上部内へ上下動可能に嵌合させている。脚筒34はその下部内面に内向きフランジ36を有し、該フランジ下方の脚筒部分内へステム2,2上部を嵌合させている。
ノズル部材35は第1ノズル部35aと第2ノズル部35bとから構成されていて、第2ノズル部35bの前端部外面に第1ノズル部35aの後端部が嵌合されている。第2ノズル部35b内には、該第2ノズル部35bを左右に仕切る仕切壁40が設けられている。一方、第1ノズル部35a全長の内周面には凹溝36が螺旋状に形成されている。
凹溝36は第2ノズル部35bから第1ノズル部35a内へ流入した2剤の液状体に回転力を付与して混合させつつノズル部材35先端から吐出させることができるように形成されている。この凹溝36は液状体を混合撹拌するための凸凹からなる混合撹拌部を構成する。
上記ではノズル部材35は第1ノズル部35aと第2ノズル部35bとの前後両部に2分割されているが、これに限定されることなく、これら第1ノズル部35aと第2ノズル部35bとを一体に形成することも可能である。
また、上記では、混合撹拌部は螺旋状の凹溝36から構成されているが、これに限らず第1ノズル35aの全長にわたって形成された螺旋状の突条で構成することも可能である。さらにはこの第1ノズル部35aの全長にわたる螺旋状の突条を、その一部を残して切除することで混合撹拌部を構成することも可能である。
すなわち、図3に示すようにノズル部材35の前後方向中間部に位置する突条部分37を残して残余の突条部分を切除し、該突条部分37で混合撹拌部を構成する。かくしてこの突条部分37は、ノズル部材35の前後方向中間部に形成された吐出方向へ傾斜する左右一対の突条を構成する。
突条部分37をノズル部材35の前後方向中間部分に位置させ第1ノズル部35aの先端部に位置させない理由は、該突条部分37で液状体に回転力を付与した後、慣性力で2剤を混合させるための助走距離が必要とされることにある。
次に作用について説明する。使用するにはヘッド部材31を押下げればよく、するとフランジ36,36を介してステム2,2が押下げられ、これによってステム下端の吐出弁が開いてエアゾール缶内液状体がステム2、脚筒34,34を介して第2ノズル部35b内へ流入する。
その際、液状体のうち一剤は仕切壁40で仕切られた左右一方の区画部内に、他の一剤は他方の区画部内に、それぞれ流入する。第2ノズル部35bから第1ノズル部35a内に流入した2剤は、図2に示す例では螺旋状の凹溝36によって混合撹拌されつつ第1ノズル部35a先端から吐出する。一方、図3に示す例では突条部分37によって回転力を付与された後、慣性力で混合されつつ第1ノズル部35a先端から吐出する。
本発明に係る2剤混合吐出容器の断面図である。 図1の分解斜視図である。 ノズル部材の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 エアゾール缶
2 ステム
11 保持筒
33 横長中空箱
34 脚筒
35a 第1ノズル部
35b 第2ノズル部

Claims (2)

  1. 頂壁中央部から上方付勢されて起立するステム(2)を有し、異種液状体を収納され、かつ左右一対として緊縛されたエアゾール缶(1),(1)を、保持筒(11)の下部内へ嵌着させると共に、該保持筒上部内へ、横長通路を有する横長中空箱(33)の左右から脚筒(34),(34)を垂下すると共に、左右方向中間部からノズル部材(35)を前方突出するヘッド部材(31)をステムの上部外面へ脚筒を嵌合させて上下動自在に、かつヘッド部材下降によりノズル部材(35)から混合液状体が噴出可能に装着させた2剤混合吐出容器において、
    前記ノズル部材を前後に2分割して、前側の第1ノズル部(35a)を後側の第2ノズル部(35b)へ嵌合可能に設け、前側の第1ノズル部(35a)の内周面全般にわたって、液状体を混合撹拌するための螺旋状の凹溝(36)からなる混合撹拌部を設け、後側の第2ノズル部(35b)内に、該第2ノズル部(35b)内を左右に仕切る仕切壁(40)を設けたことを特徴とする2剤混合吐出容器。
  2. 頂壁中央部から上方付勢されて起立するステム(2)を有し、異種液状体を収納され、かつ左右一対として緊縛されたエアゾール缶(1),(1)を、保持筒(11)の下部内へ嵌着させると共に、該保持筒上部内へ、横長通路を有する横長中空箱(33)の左右から脚筒(34),(34)を垂下すると共に、左右方向中間部からノズル部材(35)を前方突出するヘッド部材(31)をステムの上部外面へ脚筒を嵌合させて上下動自在に、かつヘッド部材下降によりノズル部材(35)から混合液状体が噴出可能に装着させた2剤混合吐出容器において、
    前記ノズル部材を前後に2分割して、前側の第1ノズル部(35a)を後側の第2ノズル部(35b)へ嵌合可能に設け、前側の第1ノズル部(35a)の内周面の前後方向中間部に、液状体を混合撹拌するための吐出方向へ傾斜する左右一対の突条からなる混合攪拌部を設け、後側の第2ノズル部(35b)内に、該第2ノズル部(35b)内を左右に仕切る仕切壁(40)を設けたことを特徴とする2剤混合吐出容器。
JP2008305166A 2008-11-28 2008-11-28 2剤混合吐出容器 Active JP5317333B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008305166A JP5317333B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 2剤混合吐出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008305166A JP5317333B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 2剤混合吐出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010126228A JP2010126228A (ja) 2010-06-10
JP5317333B2 true JP5317333B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=42326883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008305166A Active JP5317333B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 2剤混合吐出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5317333B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101757387B1 (ko) * 2014-11-17 2017-07-13 (주)아모레퍼시픽 내경의 크기가 서로 다른 토출관을 구비한 화장료용 이액용기
JP6930630B2 (ja) * 2019-07-23 2021-09-01 東洋製罐株式会社 飛行体の吐出装置および液垂れ防止部材
TWI741761B (zh) * 2019-09-19 2021-10-01 日商三谷閥門股份有限公司 複數個個別內容物之混合排出機構及具備此混合排出機構的唧筒式製品

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5411313U (ja) * 1977-06-27 1979-01-25
JPH04102569A (ja) * 1990-08-08 1992-04-03 Kanebo Ltd 泡状液体の混合吐出装置
JP2523172Y2 (ja) * 1990-08-27 1997-01-22 株式会社吉野工業所 エアゾール式二液混合容器
JP2523176Y2 (ja) * 1990-08-31 1997-01-22 株式会社吉野工業所 エアゾール式二液混合容器
JPH0810375Y2 (ja) * 1991-03-18 1996-03-29 信越ポリマー株式会社 混合用ノズル
JP3977954B2 (ja) * 1998-08-07 2007-09-19 ホーユー株式会社 吐出ヘッド
JP4352160B2 (ja) * 2000-01-17 2009-10-28 アース製薬株式会社 エアゾール噴霧器の噴射ノズル用噴射調整具
JP3964285B2 (ja) * 2002-08-30 2007-08-22 株式会社吉野工業所 二連エアゾール式混合容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010126228A (ja) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7534062B2 (en) Kit comprising two receptacles and an applicator
US8011540B1 (en) Aerator bottle pourer
JP2006305565A (ja) 製品収蔵供出用器具
JPH02282083A (ja) マルチキャビティ分配容器
JP2003532598A (ja) 多隔室コンテナ
JP2007530370A (ja) 貯蔵空間を有するキャップ構造
JP5317333B2 (ja) 2剤混合吐出容器
CA2310470C (en) Fluid applicators
WO2014192961A1 (ja) エアゾール容器用ノズルキャップ
US9611077B2 (en) Multi-chamber container
JP7405592B2 (ja) 化粧料混合用主容器、化粧料混合用補助容器およびこれらを含む化粧品
JP3651773B2 (ja) 2液混合兼選別式噴出容器
US7217052B2 (en) Applicator for applying an oxidative hair dye and method of repeatedly dyeing individual hair strands uniformly or non-uniformly with same
JP2005035631A (ja) 吐出装置
US20070137669A1 (en) Hair coloring system including an applicator tip
US9409695B2 (en) Multi-chamber container
US9409696B2 (en) Multi-chamber container
JPH04102569A (ja) 泡状液体の混合吐出装置
JP4086533B2 (ja) 二剤混合吐出装置
JP4203945B2 (ja) 櫛型吐出具
JP6632305B2 (ja) 二剤吐出装置のキャップ及びキャップ付二剤吐出装置
JP2010173722A (ja) 二種混合容器
US20240023687A1 (en) Modular Multi-Chamber Fluid Dispenser
JP6903480B2 (ja) 注出具
JP5394014B2 (ja) 倒立薄肉容器ユニットを収納したポンプ式流体供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5317333

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150