JP2523172Y2 - エアゾール式二液混合容器 - Google Patents
エアゾール式二液混合容器Info
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- JP2523172Y2 JP2523172Y2 JP8972090U JP8972090U JP2523172Y2 JP 2523172 Y2 JP2523172 Y2 JP 2523172Y2 JP 8972090 U JP8972090 U JP 8972090U JP 8972090 U JP8972090 U JP 8972090U JP 2523172 Y2 JP2523172 Y2 JP 2523172Y2
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- Japan
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- aerosol
- nozzle
- spout
- liquid
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はエアゾール式二液混合容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 二液を混合して使用するが、混合して保管すると化学
反応等により変質してしまい効力を失う等の不具合を生
じるため、使用直前に混合して用いるものが知られてい
る。この種の液は、従来別々の容器に収納され、使用時
に第３の容器に各液を注入混合して使用するのが一般的
であるが、第３の容器への移し替えに手間がかかり、ま
た液を混合して注出するにも面倒が伴う。
反応等により変質してしまい効力を失う等の不具合を生
じるため、使用直前に混合して用いるものが知られてい
る。この種の液は、従来別々の容器に収納され、使用時
に第３の容器に各液を注入混合して使用するのが一般的
であるが、第３の容器への移し替えに手間がかかり、ま
た液を混合して注出するにも面倒が伴う。
本考案は、上記した従来技術の欠点を解消したエアゾ
ール式二液混合容器を提供することを目的とする。
ール式二液混合容器を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 頂壁を上下動可能に貫通させて上方付勢状態のステム
を突設してなる押し下げ開弁式のエアゾール式第１容器
体２及び同様構成の第２容器体３と、各容器体を収納固
定する上端面開口の筒状をなす収納ケース４と、該ケー
ス４の周壁10上端縁に上下動可能に周壁11下端縁を嵌合
させるとともに、周壁11上端縁より延設した頂壁12中央
より注出ノズル13を立設してなる第１注出口部材５と、
上記各ステム上端に嵌着させた一対の嵌合筒部15,16上
端相互を一体に連結する基部17中央より上記ノズル13内
周下端に液密且つ上下動可能に嵌合させた注出筒18を立
設するとともに、該注出筒18内と上記各嵌合筒部15,16
内とを連通する流路19を形成してなる第２注出口部材６
とを有し、該部材６より立設した支持柱20上端に形成し
た吐出弁体21を、上記ノズル13内上方に突設した弁座14
上面に液密に嵌合させて吐出弁を形成し、上記第１及び
第２の各注出口部材５、６間に、上記各ステムの上方付
勢力より大きい上方付勢力を発揮させる弾性部材７を介
在させて第１注出口部材５を常時上方に付勢させてな
る。
を突設してなる押し下げ開弁式のエアゾール式第１容器
体２及び同様構成の第２容器体３と、各容器体を収納固
定する上端面開口の筒状をなす収納ケース４と、該ケー
ス４の周壁10上端縁に上下動可能に周壁11下端縁を嵌合
させるとともに、周壁11上端縁より延設した頂壁12中央
より注出ノズル13を立設してなる第１注出口部材５と、
上記各ステム上端に嵌着させた一対の嵌合筒部15,16上
端相互を一体に連結する基部17中央より上記ノズル13内
周下端に液密且つ上下動可能に嵌合させた注出筒18を立
設するとともに、該注出筒18内と上記各嵌合筒部15,16
内とを連通する流路19を形成してなる第２注出口部材６
とを有し、該部材６より立設した支持柱20上端に形成し
た吐出弁体21を、上記ノズル13内上方に突設した弁座14
上面に液密に嵌合させて吐出弁を形成し、上記第１及び
第２の各注出口部材５、６間に、上記各ステムの上方付
勢力より大きい上方付勢力を発揮させる弾性部材７を介
在させて第１注出口部材５を常時上方に付勢させてな
る。
「作用」 図示の状態から第１注出口部材５を押し下げると、各
注出口部材５、６間に介在させた弾性部材７は、その弾
性力が各ステム８、９を上方へ付勢する力より大きく構
成させているため、第２注出口部材６も同時に下降し、
各嵌合筒部15、16が各ステム８、９を押下げる。それに
よって各容器体２、３内の液体が各ステムを介して流路
19よりノズル13内に注出混合される。各ステム8,9が所
定位置迄下降すると、今度は第１注出口部材５が弾性部
材７の弾撥力に抗して下降し、吐出弁が開き、混合液が
ノズル13孔より注出される。
注出口部材５、６間に介在させた弾性部材７は、その弾
性力が各ステム８、９を上方へ付勢する力より大きく構
成させているため、第２注出口部材６も同時に下降し、
各嵌合筒部15、16が各ステム８、９を押下げる。それに
よって各容器体２、３内の液体が各ステムを介して流路
19よりノズル13内に注出混合される。各ステム8,9が所
定位置迄下降すると、今度は第１注出口部材５が弾性部
材７の弾撥力に抗して下降し、吐出弁が開き、混合液が
ノズル13孔より注出される。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
図面は、本考案の一実施例を示し、図中１はエアゾー
ル式二液混合容器を示す。該容器１は、第１、第２の各
容器体２、３と、収納ケース４と、第１注出口部材５
と、第２注出口部材６と、弾性部材としてのコイルスプ
リング７とから構成している。
ル式二液混合容器を示す。該容器１は、第１、第２の各
容器体２、３と、収納ケース４と、第１注出口部材５
と、第２注出口部材６と、弾性部材としてのコイルスプ
リング７とから構成している。
第１、第２の各容器体２、３は、頂壁中央より上方付
勢状態のステム８、９を各々上下動可能に突出させ、こ
のステムを押し下げることにより容器体内の弁が開いて
容器体内の液体がガス圧で吐出する如く構成した公知の
吐出機構を有するものである。
勢状態のステム８、９を各々上下動可能に突出させ、こ
のステムを押し下げることにより容器体内の弁が開いて
容器体内の液体がガス圧で吐出する如く構成した公知の
吐出機構を有するものである。
収納ケース４は、上記各容器体２、３を内部に収納し
て固定した上端面開口の楕円筒状をなしている。
て固定した上端面開口の楕円筒状をなしている。
第１注出口部材５は、上記収納ケース４の周壁10上端
内周に周壁11下端外周縁を上下動可能且つ抜け出し不能
に嵌合させて装着し、周壁11上端縁から延設した頂壁12
中央より上方へノズル13を立設して構成している。ま
た、上記ノズル13内上方には内向きフランジ状に吐出弁
座14を突設している。
内周に周壁11下端外周縁を上下動可能且つ抜け出し不能
に嵌合させて装着し、周壁11上端縁から延設した頂壁12
中央より上方へノズル13を立設して構成している。ま
た、上記ノズル13内上方には内向きフランジ状に吐出弁
座14を突設している。
第２注出口部材６は、上記各ステム８、９の上端に夫
々嵌着させた嵌合筒部16、17の上端から各嵌合筒部を一
体に連結する基部17を延設し、該基部17中央より上記ノ
ズル13内周下端に液密且つ上下動可能に外周面を嵌合さ
せた注出筒18を立設し、且つ、各嵌合筒部15、16内と注
出筒18内を連通する流路19を基部17内に、形成してい
る。又、上記基部17内よりノズル13内上方に至る支持柱
20を立設し、その上端に上記吐出弁座14の上面に嵌合す
る吐出弁体21を形成し、該弁体21と、上記弁座14とで吐
出弁を構成している。
々嵌着させた嵌合筒部16、17の上端から各嵌合筒部を一
体に連結する基部17を延設し、該基部17中央より上記ノ
ズル13内周下端に液密且つ上下動可能に外周面を嵌合さ
せた注出筒18を立設し、且つ、各嵌合筒部15、16内と注
出筒18内を連通する流路19を基部17内に、形成してい
る。又、上記基部17内よりノズル13内上方に至る支持柱
20を立設し、その上端に上記吐出弁座14の上面に嵌合す
る吐出弁体21を形成し、該弁体21と、上記弁座14とで吐
出弁を構成している。
又、上記ノズル13内の第１注出口部材５と第２注出口
部材６との間にコイルスプリング７を介在させて、第１
注出口部材５を常時上方へ付勢させている。このコイル
スプリング７は、その線径等を選択することにより上記
各ステム８、９を上方に付勢させている弾性部材の弾発
力よりも大きい弾性力を有し、従って、第１注出口部材
５を押し下げた際に、上記各ステム８、９が最下端まで
下降した後第１注出口部材５が下降する如く構成してい
る。
部材６との間にコイルスプリング７を介在させて、第１
注出口部材５を常時上方へ付勢させている。このコイル
スプリング７は、その線径等を選択することにより上記
各ステム８、９を上方に付勢させている弾性部材の弾発
力よりも大きい弾性力を有し、従って、第１注出口部材
５を押し下げた際に、上記各ステム８、９が最下端まで
下降した後第１注出口部材５が下降する如く構成してい
る。
又、上記支持柱20の下部には、螺旋状の突条22を形成
して各液の混合をより効率よく行えるようにしている。
して各液の混合をより効率よく行えるようにしている。
「考案の効果」 以上説明した如く、本考案エアゾール式二液混合容器
は、エアゾール式容器体を使用した新規な二液混合容器
であり、既述構成としたことにより、第１注出口部材を
押し下げるという極めて単純な操作で二液の混合、注出
を行えるものであり、非常に使勝手がよい。
は、エアゾール式容器体を使用した新規な二液混合容器
であり、既述構成としたことにより、第１注出口部材を
押し下げるという極めて単純な操作で二液の混合、注出
を行えるものであり、非常に使勝手がよい。
又、その構造も単純であるため、製造も容易に行え
る。
る。
図面は本考案エアゾール式二液混合容器の一実施例を示
す要部切欠き正面図である。 2,3……エアゾール式容器体 ４……収納ケース、５……第１注出口部材 ６……第２注出口部材
す要部切欠き正面図である。 2,3……エアゾール式容器体 ４……収納ケース、５……第１注出口部材 ６……第２注出口部材
Claims (1)
- 【請求項１】頂壁を上下動可能に貫通させて上方付勢状
態のステムを突設してなる押し下げ開弁式のエアゾール
式第１容器体２及び同様構成の第２容器体３と、各容器
体を収納固定する上端面開口の筒状をなす収納ケース４
と、該ケース４の周壁10上端縁に上下動可能に周壁11下
端縁を嵌合させるとともに、周壁11上端縁より延設した
頂壁12中央より注出ノズル13を立設してなる第１注出口
部材５と、上記各ステム上端に嵌着させた一対の嵌合筒
部15,16上端相互を一体に連結する基部17中央より上記
ノズル13内周下端に液密且つ上下動可能に嵌合させた注
出筒18を立設するとともに、該注出筒18内と上記各嵌合
筒部15,16内とを連通する流路19を形成してなる第２注
出口部材６とを有し、該部材６より立設した支持柱20上
端に形成した吐出弁体21を、上記ノズル13内上方に突設
した弁座14上面に液密に嵌合させて吐出弁を形成し、上
記第１及び第２の各注出口部材５、６間に、上記各ステ
ムの上方付勢力より大きい上方付勢力を発揮させる弾性
部材７を介在させて第１注出口部材５を常時上方に付勢
させてなることを特徴とするエアゾール式二液混合容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8972090U JP2523172Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | エアゾール式二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8972090U JP2523172Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | エアゾール式二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0448184U JPH0448184U (ja) | 1992-04-23 |
| JP2523172Y2 true JP2523172Y2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=31823898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8972090U Expired - Fee Related JP2523172Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | エアゾール式二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523172Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5317333B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2013-10-16 | 株式会社吉野工業所 | ２剤混合吐出容器 |
| JP5594717B2 (ja) * | 2009-09-30 | 2014-09-24 | 株式会社吉野工業所 | 二液混合吐出器 |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP8972090U patent/JP2523172Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0448184U (ja) | 1992-04-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |