JP2010173722A - 二種混合容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造の簡素化が可能な二種混合容器を提案する。
【解決手段】頂部において開口する口頚部1aを有し、その内側に主物の充填空間Mを形成する容器本体1と、この容器本体1の口頚部1aの内側に着脱自在に保持され、その内側に副物の装填空間を備えた注出栓2とを備えたもので構成する。そして、前記注出栓2に、主物を副物の装填空間M内に流入させる複数開孔4aを有する底壁部4と、副物の装填空間Mに流入させた主物を外界へ向けて排出する複数の開孔3aを備えた天井壁部3を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用直前に主物(例えば、容器本体側に充填される液体物)と副物(例えば、薬剤や茶葉等)を混合(主物を副物に接触させる場合を含むものとする)させて注出することができる二種混合容器に関するものである。
種類の異なる内容物を使用直前に混合して注出する二種混合容器は、毛染め剤等の薬剤のみならずお茶等の飲料分野へも適用される傾向にあり、その需要は今後益々増大していくと見込まれており、この点に関する先行技術としては、主筒からの離脱によるキャップ部材の抜取りによって、副物を入れた収納筒を容器体内へ落下させる構造の混合容器が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−44693号公報
ところで、従来のこの種の混合容器は、構造の複雑化により部品点数が多くなるのが避けられないことから効率的な組み付けを実施するのが難しい不具合があり、未だ改良の余地が残されていた。
本発明の課題は、従来の混合容器において生じていた上記の不具合を解消できる新規な二種混合容器を提案するところにある。
本発明は、頂部において開口する口頚部を有し、その内側に主物の充填空間を形成する容器本体と、この容器本体の口頚部の内側に着脱自在に保持され、その内側に副物の装填空間を備えた注出栓とを備え、
前記注出栓に、主物を副物の装填空間内に流入させる複数開孔を有する底壁部と、副物の装填空間に流入させた主物を外界へ向けて排出する複数の開孔を備えた天井壁部を設けた、ことを特徴とする二種混合容器である。
上記の二種混合容器において、天井壁部及び底壁部の少なくとも一方を、傾斜壁とするのが好ましい。
また、上記の二種混合容器においては、注出栓に、主物のみを通過させる主物通過経路を設けることができる。
容器本体の口頚部に、副物を装填した注出栓を配置し、容器本体を傾けて主物を排出する際に副物に接触、混合させるようにしたので、混合容器の構造の簡素化が可能となる。また、容器本体を傾倒させない限り主物と副物とが混合することがないので、常に新鮮な混合物が得られる。
本発明にしたがう二種混合容器の実施の形態を模式的に示した図である。 図1に装着された注出栓のみを取り出して示した図である。 本発明に適合する注出栓の変形例を示した図である。 本発明に適合する注出栓の変形例を示した図である。 本発明に適合する注出栓の変形例を示した図である。 本発明に適合する注出栓の変形例を示した図である。 本発明に適合する注出栓の変形例を示した図である。 本発明にしたがう二種混合容器の他の実施の形態を示した図である。 本発明に適合する注出栓の変形例を示した図である。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう二種混合容器の実施の形態を模式的に示したものであり、図2は注出栓のみを取り出して示した図である。
図における1は主物(液体等の内容物)の充填空間Mを区画形成する容器本体である。容器本体1はその頂部において開口する筒状の口頚部1aを有している。
また、2はカートリッジタイプの注出栓である。この注出栓2は口頚部1aの内壁面に嵌合して固定保持される筒体2aと、この筒体2aの上端部に一体的に設けられ、口頚部1aの突端面に当接して該注出栓2の口頚部1aからの抜け落ち(容器本体1内への抜け落ち)を防止するフランジ部2bと、筒体2aの下端部においてその内周面に嵌合する内筒2cから構成されている。
また、3は筒体2aの内側の上部において一体的に設けられた天井壁部である。この天井壁部3には、複数の開孔3aが設けられていて、その中心部が最も低くなるV型の断面形状を呈する傾斜壁からなっている。4は内筒2cの下端に一体的に設けられた底壁部である。この底壁部4には複数の開孔4aが設けられており、この底壁部4と内筒2cと筒体2a及び天井壁部3によって取り囲まれた空間領域が副物(ビーズ状のもの等が適用される)装填する装填空間Mとなっている。
また、5は口頚部1aにねじ止め(アンダーカットによる係合であってもよい)され、筒体2aの上端開口を密閉するカバーキャップである。
本発明にしたがう二種混合容器は、商品として流通している段階では注出栓2と容器本体1とは別個になっている。容器本体1内の内容物(主物)を副物と混合して排出するには、まず、カバーキャップ5を取り外して容器を開封し注出栓2を容器本体1の口頚部1aに装着して口頚部1aが下を向くように容器本体1を傾倒させればよい。そうすると、容器本体1内に充填された内容物は、底壁部4の開孔4aを通って装填空間Mへと侵入して副物と接触、混合され、天井壁部3の開孔3aを通って外界へと排出される。
上記の構成になる二種混合容器は、カートリッジタイプの簡単な構造からなっており、部品点数が少なくてすみ、容器本体1を傾倒させている時にのみ混合が行われるため必要に応じて装填空間M内の副物の混合が行える。
また、天井壁部3を、傾きをもたせた傾斜壁とすることにより装填空間M内に隙間を形成することができるため、副物の流動化を促進して主物を副物にまんべんなく接触させることが可能となるとともに天井壁部3側での主物と副物との接触面積が拡大され効率的な接触、混合が図られる。また、天井壁部3を傾斜壁とすることで容器本体1を注出姿勢から起立姿勢に引き起こしたときに主物の装填空間M側への迅速な戻しが可能となる。
主物が残った場合には容器本体1を起立させておくだけで副物の接触が回避されるのでカバーキャップ5を再び装着することにより内容物の保存が可能となる。
上記の注出栓2に副物を装填するには天上壁部3が下側になるように筒体2aを反転してその内側に副物を装填し、次いで内筒2cを該筒体2aの内側に差し込んで嵌合させればよい。
天井壁部3については、その中心部が最も低くなるV型の断面形状を呈する傾斜壁として示したが、該天井壁部3は図3、図4に示すような傾斜壁であってもよく、この点については適宜変更することができる。
図5は本発明にしたがう二種混合容器の他の実施の形態を注出栓2のみについて示した図である。
本発明に適合する注出栓2としては、図5に示すように天井壁部3と一体成形され、底壁部4と天井壁部3において開放する開口端を有する小径筒体6を設けることができる。
小径筒体6は、主物のみを通過させる経路を形成するものであって、これによれば、副物との接触、混合が緩和され比較的濃度の低い混合物の排出が可能となる。
図6、図7は図5に示した注出栓2の変形例を示したものである。小径筒体6を備えた注出栓2についても天井壁部3に勾配を付与して傾斜壁としておくことができる。
図8は本発明にしたがう二種混合容器のさらに他の実施の形態を示した図である。
この例の注出栓2は筒体2aと底壁部4を一体化し、天井壁部3を筒体2aとは別体にしてその縁部環状体3bを筒体2aの内周面に着脱可能に適合させて固定保持し、底壁部4の開孔4aを孔状のものからスリット状に変更したものである。
かかる構造の注出栓2は主物の装填空間M内における滞留時間を比較的長めに設定できるため、混合物の濃度を高めることができる利点がある。
筒体2aと底壁部4を一体化し開孔4aをスリット状にした注出栓2においては、図9に示すように主物のみを優先的に排出する小径筒体6を設けてもよい。
上掲図8、9に示した注出栓2にあっては、天井壁部3を取付け、取り外しすることにより副物を装填する。
注出栓2については、内筒2cを設けて底壁部4と一体化を図った例について示したが、この内筒2cを省略し、底壁部4として複数の開孔4aを備えたアルミシールを使用することもできるし、内筒2cをそのまま配置しておき、この内筒2cの下端と底壁部4を別体で形成し該底壁部4をヒンジを介して開閉可能に連結した構造を採用することも可能であり、この点については適宜変更される。
本発明にしたがう二種混合容器は、口頚部1aが白化されており、容器本体部分が透明又は半透明の場合、その寸法を短くすることで外側から見えなくすることができ、逆に長くすることで副物がどの程度残っているか容易に視認することできる。
また、構成部材の全てを透明又は半透明とすることで注出栓の長さにかかわりなく装填空間M内における副物を視認することができ、その残存量の把握が容易となる利点がある。
構造の比較的簡素化された二種混容器が提供できる。
1 容器本体
1a 口頚部
2 注出栓
2a 筒体
2b フランジ部
2c 内筒
3 天井壁部
3a 開孔
4 底壁部
4a 開孔
5 カバーキャップ
6 小径筒体
M 充填空間
装填空間

Claims (3)

  1. 頂部において開口する口頚部を有し、その内側に主物の充填空間を形成する容器本体と、この容器本体の口頚部の内側に着脱自在に保持され、その内側に副物の装填空間を備えた注出栓とを備え、
    前記注出栓に、主物を副物の装填空間内に流入させる複数開孔を有する底壁部と、副物の装填空間に流入させた主物を外界へ向けて排出する複数の開孔を備えた天井壁部を設けた、ことを特徴とする二種混合容器。
  2. 前記天井壁部及び底壁部の少なくとも一方が、傾斜壁からなる、請求項1記載の二種混合容器。
  3. 前記注出栓は、主物のみを通過させる主物通過経路を有する、請求項1又は2記載の二種混合容器。
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