JP2021172424A - 注出容器 - Google Patents

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徹也 石塚
Tetsuya Ishizuka
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】待機中に複数の成分に分離される内容物を、注出に際し、攪拌しながら計量する。【解決手段】内容物が収容される容器本体11と、容器本体の口部12に装着された有底筒状の中栓部材13と、中栓部材の底壁部14に、この底壁部を上下方向に貫いて容器本体内に向けて開口する連通孔15と、連通孔の開口周縁部から上方に向けて延びる供給筒16と、が複数ずつ形成され、連通孔の下端開口の内径は、供給筒の上端開口の内径より大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、注出容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収容される容器本体と、容器本体の口部に装着された有底筒状の中栓部材と、中栓部材の底壁部に、この底壁部を容器軸に沿う上下方向に貫いて容器本体内に向けて開口する連通孔が形成された注出容器が知られている。
特開2015−145255号公報
しかしながら、前記従来の注出容器では、定量の内容物を注出することが困難であり、また、例えば、化粧水およびドレッシング等、水成分および油成分等の複数の成分からなる内容物が、容器本体に収容されている場合には、待機中に複数の成分に分離されるので、内容物の注出に際し、注出容器を振って内容物を攪拌し均質にする必要がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、待機中に複数の成分に分離される内容物を、注出に際し、攪拌しながら計量することができる注出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明の注出容器は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に装着された有底筒状の中栓部材と、前記中栓部材の底壁部に、この底壁部を容器軸に沿う上下方向に貫いて前記容器本体内に向けて開口する連通孔と、前記連通孔の開口周縁部から上方に向けて延びる供給筒と、が複数ずつ形成され、前記連通孔の下端開口の内径は、前記供給筒の上端開口の内径より大きい。
本発明によれば、容器本体内に向けて開口する連通孔の下端開口の内径が、中栓部材内に位置する供給筒の上端開口の内径より大きいので、注出容器を、例えば上下方向に振って内容物を攪拌したときに、容器本体の内容物を連通孔に導入しやすくなり、供給筒内を通して中栓部材内に効率よく供給することができる一方、中栓部材内に供給された内容物は、注出容器を振っても、供給筒内に戻りにくくすることができる。これにより、待機中に複数の成分に分離される内容物を、注出に際し、攪拌しながら計量することが可能になり、操作性を向上させることができる。
供給筒の上端開口の内径が、連通孔の下端開口の内径より小さくなっていることから、中栓部材内の計量した内容物を注出する際に、供給筒の上端開口を通して、外気が流入しながら、容器本体の内容物が注出されるのを抑制することが可能になり、定量の内容物を確実に注出することができる。
前記中栓部材の周壁部の内側をシールする有頂筒状のキャップが、前記容器本体の口部に着脱可能に設けられてもよい。
この場合、中栓部材の周壁部の内側をシールするキャップが、容器本体の口部に着脱可能に設けられているので、注出容器を振って内容物を攪拌しながら計量する際、例えば手で中栓部材の周壁部の内側を塞ぐ等せず、キャップを口部に装着したままにしておけばよく、操作性を向上させることができる。
前記キャップの頂壁部に、前記供給筒の上端開口と上下方向で対向する対向突起が形成されてもよい。
この場合、キャップの頂壁部に、供給筒の上端開口と上下方向で対向する対向突起が形成されているので、供給筒の上端開口から中栓部材内に進入した内容物が、対向突起に衝突して拡散することとなり、この内容物が、供給筒内に戻るのを抑制することが可能になり、内容物を効率よく計量することができる。
前記供給筒の上端開口の内径は、2.0mm以上2.5mm以下となってもよい。
この場合、供給筒の上端開口の内径が、2.0mm以上2.5mm以下となっているので、内容物を効率よく計量することができるとともに、定量の内容物を確実に注出することができる。
供給筒の上端開口の内径が2.0mm未満になると、注出容器を振ったときに、供給筒内の内容物が中栓部材内に進入しにくく、内容物を効率よく計量することが困難になり、供給筒の上端開口の内径が2.5mmを超えると、中栓部材内の計量した内容物を注出する際に、供給筒の上端開口を通して、外気が流入しながら、容器本体の内容物が注出されるおそれがあり、定量の内容物を注出することが困難になる。
この発明によれば、待機中に複数の成分に分離される内容物を、注出に際し、攪拌しながら計量することができる。
本発明に係る一実施形態として示した注出容器の縦断面図である。 図1に示す中栓部材の上面図である。 図1に示す注出容器において、内容物が計量された状態を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る注出容器1は、図1に示されるように、内容物が収容される容器本体11と、容器本体11の口部12に装着された有底筒状の中栓部材13と、を備えている。
内容物としては、例えば、水成分および油成分等の複数の成分からなり、待機中に複数の成分に分離される化粧水およびドレッシング等が挙げられる。容器本体11の内容量は、例えば50ml以上350ml以下、好ましくは100ml以上200ml以下となっている。
容器本体11は有底筒状に形成されている。容器本体11および中栓部材13は、共通軸(容器軸)Oと同軸に配設されている。以下、共通軸Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向から見て、共通軸Oに交差する方向を径方向といい、共通軸O回りに周回する方向を周方向という。
中栓部材13は、口部12内に密に嵌合されている。中栓部材13の周壁部17の上端部は、口部12の上端開口から上方に突出している。周壁部17の上端部に、径方向の外側に向けて突出し、口部12の上端開口縁に配置されたフランジ部13aが形成されている。周壁部17内のうち、上端部より下方に位置する計量室の内容量は、例えば0.65ml以上0.83ml以下となっている。
中栓部材13の底壁部14に、底壁部14を上下方向に貫いて容器本体11内に向けて開口する連通孔15と、連通孔15の開口周縁部から上方に向けて延びる供給筒16と、が複数ずつ形成されている。
連通孔15および供給筒16は、共通軸O回りに間隔をあけて複数ずつ設けられている。
供給筒16は、中栓部材13の周壁部17の上端部、および口部12の上端開口より下方に位置している。供給筒16の内径は、上下方向の全長にわたって同じになっている。なお、例えば、供給筒16において、上端開口の内径を、上端開口より下方に位置する部分の内径より小さくしてもよい。
連通孔15の内径は、下方から上方に向かうに従い小さくなっている。連通孔15の上端開口の内径は、供給筒16の下端開口の内径と同じになっている。連通孔15および供給筒16は同軸に配設されている。連通孔15の下端開口の内径は、供給筒16の上端開口の内径より大きくなっている。供給筒16の上端開口の内径は、2.0mm以上2.5mm以下となっている。
中栓部材13の周壁部17の内側をシールする有頂筒状のキャップ18が、容器本体11の口部12に着脱可能に設けられている。
キャップ18は、口部12に螺着されている。なお、キャップ18は、口部12に嵌合されてもよい。キャップ18には、頂壁部19および周壁部を一体に覆うカバー24が外装されている。
キャップ18の頂壁部19に、シール筒22および突き当て筒23が形成されている。シール筒22および突き当て筒23は、共通軸Oと同軸に配設されている。
シール筒22は、下方に向けて突出した有底筒状に形成され、中栓部材13の周壁部17の上端部内に密に着脱可能に嵌合されている。シール筒22の底壁部の下面と、供給筒16の上端開口と、の間に、上下方向の隙間が設けられている。この隙間は、供給筒16の上下方向の長さより狭くなっている。
シール筒22の底壁部の下面に、供給筒16の上端開口と上下方向で対向する対向突起21が形成されている。対向突起21は、複数設けられ、各対向突起21は、複数の供給筒16の上端開口に各別に上下方向で対向している。対向突起21は、下方に向けて尖る錐形状に形成されている。図示の例では、対向突起21は、円錐形状に形成されている。各対向突起21は、複数の供給筒16と各別に同軸に配設されている。対向突起21の外径は、供給筒16の内径より大きくなっている。対向突起21の下端縁と、供給筒16の上端開口と、の間に上下方向の隙間が設けられている。
突き当て筒23は、シール筒22を径方向の外側から囲っている。突き当て筒23の下端開口縁は、シール筒22の底壁部より上方に位置している。なお、突き当て筒23の下端開口縁は、シール筒22の底壁部に対して、上下方向の同じ位置に位置してもよいし、下方に位置してもよい。突き当て筒23の下端開口縁は、口部12の上端開口縁との間で、中栓部材13のフランジ部13aを上下方向に挟んでいる。
以上説明したように、本実施形態による注出容器1によれば、容器本体11内に向けて開口する連通孔15の下端開口の内径が、中栓部材13内に位置する供給筒16の上端開口の内径より大きいので、注出容器1を、例えば上下方向に振って内容物を攪拌したときに、容器本体11の内容物を連通孔15に導入しやすくなり、供給筒16内を通して中栓部材13内に効率よく供給することができる一方、中栓部材13内に供給された内容物は、注出容器1を振っても、供給筒16内に戻りにくくすることができる。
これにより、待機中に複数の成分に分離される内容物を、注出に際し、攪拌しながら計量することが可能になり、操作性を向上させることができる。図3に示されるように、内容物は、中栓部材13内に供給筒16の上端開口の高さ位置まで充填される。
供給筒16の上端開口の内径が、連通孔15の下端開口の内径より小さくなっていることから、中栓部材13内の計量した内容物を注出する際に、供給筒16の上端開口を通して、外気が流入しながら、容器本体11の内容物が注出されるのを抑制することが可能になり、定量の内容物を確実に注出することができる。
中栓部材13の周壁部17の内側をシールするキャップ18が、容器本体11の口部12に着脱可能に設けられているので、注出容器1を振って内容物を攪拌しながら計量する際、例えば手で中栓部材13の周壁部17の内側を塞ぐ等せず、キャップ18を口部12に装着したままにしておけばよく、操作性を向上させることができる。
キャップ18の頂壁部19に、供給筒16の上端開口と上下方向で対向する対向突起21が形成されているので、図3に二点鎖線で示されるように、供給筒16の上端開口から中栓部材13内に進入した内容物が、対向突起21に衝突して拡散することとなり、この内容物が、供給筒16内に戻るのを抑制することが可能になり、内容物を効率よく計量することができる。
供給筒16の上端開口の内径が、2.0mm以上2.5mm以下となっているので、内容物を効率よく計量することができるとともに、定量の内容物を確実に注出することができる。
供給筒16の上端開口の内径が2.0mm未満になると、注出容器1を振ったときに、供給筒16内の内容物が中栓部材13内に進入しにくく、内容物を効率よく計量することが困難になり、供給筒16の上端開口の内径が2.5mmを超えると、中栓部材13内の計量した内容物を注出する際に、供給筒16の上端開口を通して、外気が流入しながら、容器本体11の内容物が注出されるおそれがあり、定量の内容物を注出することが困難になる。
なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、対向突起21を1つ設け、この対向突起21を、複数の供給筒16の各上端開口の全てと上下方向で対向させてもよい。
対向突起21は、錐形状に限らず、例えば半球状等に形成されてもよい。
突き当て筒23およびフランジ部13aを設けなくてもよい。
また、前記実施形態では、容器本体11に収容される内容物として、例えば、水成分および油成分等の複数の成分からなり、待機中に複数の成分に分離される化粧水およびドレッシング等を示したが、これに限らず、待機中に複数の成分に分離されず、注出に際し攪拌が不要な、例えば培養物等を容器本体11に収容してもよい。
この場合においても、注出容器1を振る操作によって、内容物を計量することが可能になり、計量カップを用いる場合と比べて、内容物を容易に計量することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 注出容器
11 容器本体
12 口部
13 中栓部材
14 底壁部
15 連通孔
16 供給筒
17 周壁部
18 キャップ
19 頂壁部
21 対向突起
O 共通軸(容器軸)

Claims (4)

  1. 内容物が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着された有底筒状の中栓部材と、
    前記中栓部材の底壁部に、
    この底壁部を容器軸に沿う上下方向に貫いて前記容器本体内に向けて開口する連通孔と、
    前記連通孔の開口周縁部から上方に向けて延びる供給筒と、が複数ずつ形成され、
    前記連通孔の下端開口の内径は、前記供給筒の上端開口の内径より大きい、注出容器。
  2. 前記中栓部材の周壁部の内側をシールする有頂筒状のキャップが、前記容器本体の口部に着脱可能に設けられている、請求項1に記載の注出容器。
  3. 前記キャップの頂壁部に、前記供給筒の上端開口と上下方向で対向する対向突起が形成されている、請求項2に記載の注出容器。
  4. 前記供給筒の上端開口の内径は、2.0mm以上2.5mm以下となっている、請求項1から3のいずれか1項に記載の注出容器。
JP2020080566A 2020-04-30 2020-04-30 注出容器 Pending JP2021172424A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023068369A1 (ja) 2021-10-21 2023-04-27 日本製鉄株式会社 鋼板

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