JP5316187B2 - 車両用ルーフ装置 - Google Patents
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請求項1に記載の発明は、車両の屋根部に形成された開口部を開閉する可動パネルと、前記開口部の車両幅方向両縁部に配設され、車両前後方向に延在するレール部を有する対のガイドレールと、前記各ガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に設けられ、駆動部材により移動駆動される駆動用摺動部材と、前記可動パネルの車両幅方向各縁部前側に回動自在に連結され、前記各レール部に対し車両前後方向に摺動自在に装着される前側摺動部材と、前記各前側摺動部材の車両後方で、前記各レール部に対し車両前後方向に摺動自在に装着される後側摺動部材と、前記可動パネルの車両幅方向各縁部後側に車両前側の端部が回動自在に連結され、前記各後側摺動部材に車両後側の端部が回動自在に連結された後側レバー部材と、前記各ガイドレールに設けられ、車両高さ方向に高低差を有するように延在して上端が前記各後側摺動部材の車両前側で前記各レール部に開口する後側ガイド孔を有する後側ガイドブロックと、前記各レバー部材の車両前後方向中間部に取着され、前記各駆動用摺動部材に連係されて、該駆動用摺動部材の車両後方への移動に伴い前記各ガイド孔から前記各レール部へと進入して、前記可動パネルの車両後方の縁部を上昇させる後側昇降用摺動部材とを備え、前記各前側摺動部材の車両前後方向の長さは、前記各ガイド孔の上端の車両前後方向の開口長よりも長く設定されており、前記各ガイドブロックは、前記各レール部を車両前方に移動する前記各後側昇降用摺動部材が前記各ガイド孔の上端よりも車両前方に進入することを規制する規制部を有することをその要旨としている。
同構成によれば、前記可動パネルは、前記各駆動用摺動部材の車両後方への移動に伴い、前記各昇降用摺動部材が前記各ガイド孔から前記各レール部へと進入することで、その後方の縁部が車両高さ方向に飛び上がるように上昇する。従って、上昇時、例えば前記可動パネルと液密的に接触するシール部材(ウェザーストリップ)との間に発生する摩擦力を抑制することができる。同様に、前記可動パネルの下降時においてもシール部材との間に発生する摩擦力を抑制することができる。以上により、前記可動パネルの後方の縁部を昇降する際に、前記駆動部材に要する駆動力を低減することができる。
図2は、車両ルーフ10にサンルーフ装置11が搭載された車両を示す斜視図である。同図に示されるように、車両ルーフ10にはルーフ開口部12が形成されるとともに、車両前後方向に移動して該ルーフ開口部12を開閉可能な可動パネル16が設置されている。車両ルーフ10は屋根部に相当する。
(1)可動パネル16は、駆動部材55の車両後方への移動に伴い、昇降用リヤシュ41が後側ガイド孔30に沿って両ガイド溝17,18側へ移動することで、可動パネル16の車両後方の縁部が上昇する。そして、可動パネル16は、駆動部材55の更なる車両後方への移動に伴い、各シュ60,40,61,62,41が各々の位置で両ガイド溝17,18において摺動することで、車両後方へと移動する。この際、フロントシュ60及び昇降用フロントシュ61,62の車両前後方向の長さは、後側ガイド孔30の上端の車両前後方向の開口長29よりも長く設定されていることで、フロントシュ60及び昇降用フロントシュ61,62は、これを乗り越えて車両後方に移動する。同様に、後側ガイド孔30の上端よりも車両後方に移動したフロントシュ60及び昇降用フロントシュ61,62は、これを乗り越えて車両前方に戻り移動する。
・上記実施形態においては、後側ガイドブロック25には車両高さ方向に後側ガイド孔30が形成されている。しかし、後側ガイド孔30の穿設角度は車両高さ方向に高低差を有していれば、これに限定されず、例えば後側ガイド孔30は傾斜した状態にて形成されていてもよい。同様に前側ガイドブロック35、36の前側ガイド穴37、38も穿設角度は車両高さ方向に高低差を有していれば上記実施形態に限定されない。
・上記実施形態において各保持部47,65を省略してもよい。
Claims (4)
- 車両の屋根部に形成された開口部を開閉する可動パネルと、
前記開口部の車両幅方向両縁部に配設され、車両前後方向に延在するレール部を有する対のガイドレールと、
前記各ガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に設けられ、駆動部材により移動駆動される駆動用摺動部材と、
前記可動パネルの車両幅方向各縁部前側に回動自在に連結され、前記各レール部に対し車両前後方向に摺動自在に装着される前側摺動部材と、
前記各前側摺動部材の車両後方で、前記各レール部に対し車両前後方向に摺動自在に装着される後側摺動部材と、
前記可動パネルの車両幅方向各縁部後側に車両前側の端部が回動自在に連結され、前記各後側摺動部材に車両後側の端部が回動自在に連結された後側レバー部材と、
前記各ガイドレールに設けられ、車両高さ方向に高低差を有するように延在して上端が前記各後側摺動部材の車両前側で前記各レール部に開口する後側ガイド孔を有する後側ガイドブロックと、
前記各後側レバー部材の車両前後方向中間部に取着され、前記各駆動用摺動部材に連係されて、該駆動用摺動部材の車両後方への移動に伴い前記各ガイド孔から前記各レール部へと進入して、前記可動パネルの車両後方の縁部を上昇させる後側昇降用摺動部材とを備え、
前記各前側摺動部材の車両前後方向の長さは、前記各ガイド孔の上端の車両前後方向の開口長よりも長く設定されており、
前記各ガイドブロックは、前記各レール部を車両前方に移動する前記各後側昇降用摺動部材が前記各ガイド孔の上端よりも車両前方に進入することを規制する規制部を有する
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1に記載の車両用ルーフ装置において、
前記可動パネルの車両幅方向各縁部前側と、前記各前側摺動部材とは、車両前側の端部及び車両後側の端部がそれぞれ回動自在に連結された前側レバー部材を介して連結されており、
前記各ガイドレールに設けられ、車両高さ方向に高低差を有するように延在して上端が前記各前側摺動部材の車両前側で前記各レール部に連続する前側ガイド孔を有する前側ガイドブロックと、
前記各前側レバー部材の車両前後方向中間部に取着され、前記各駆動用摺動部材の車両後方への移動に伴う前記各レバー部材及び前記可動パネルの車両後方への移動によって前記各前側ガイド孔から前記各レール部へと進入して、前記可動パネルの車両前方の縁部を上昇させる前側昇降用摺動部材とを備える
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用ルーフ装置において、
前記各後側ガイド孔は、車両高さ方向に延在する
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ルーフ装置において、
前記各後側昇降用摺動部材には車両幅方向の垂直面に延在し、前記可動パネルの開閉に伴い前記レール部の両開口端面に当接可能な保持部が形成されている
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。
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