JP5315178B2 - 密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫 - Google Patents

密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP5315178B2
JP5315178B2 JP2009206577A JP2009206577A JP5315178B2 JP 5315178 B2 JP5315178 B2 JP 5315178B2 JP 2009206577 A JP2009206577 A JP 2009206577A JP 2009206577 A JP2009206577 A JP 2009206577A JP 5315178 B2 JP5315178 B2 JP 5315178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silencer
partition plate
communication hole
cylinder
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009206577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011058383A (ja
Inventor
務 野崎
真一 佐藤
修平 永田
利明 小野
悠 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2009206577A priority Critical patent/JP5315178B2/ja
Publication of JP2011058383A publication Critical patent/JP2011058383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5315178B2 publication Critical patent/JP5315178B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Description

本発明は、密閉形圧縮機に係り、特に、冷蔵庫,ルームエアコン等に用いられ、往復運動するピストンを有する密閉形圧縮機に好適なものである。
従来の密閉圧形縮機としては、特許文献1及び2に示されたものがある。
この密閉型圧縮機は、ピストンと、このピストンが摺動するシリンダと、このシリンダ開口端に配設する吸入弁と消音器を備えて構成されている。この消音器は吸入弁と消音空間を連通する第一連通路と、密閉容器内と前記消音空間とを連通する第二連通路を有して構成されている。
そして、第一連通路と第二連通路の消音空間内の開口端が同一方向に開口している。また、消音空間を形成する外殻壁のうち第一連通路と第二連通路の消音空間内の開口の対向面に二重壁を設けている。これにより、消音器の外殻壁が吸入冷媒によって直接加振されることを抑制し、二重壁ゆえに等化音が少なくなり、騒音を低減することが記載されている。
次に、特許文献2には、シリンダ内にガスを導くための吸入消音器と、シリンダヘッドと、接続具とを備え、吸入消音器の一端部にガス出口孔を設け、接続具の一端を吸入消音器のガス出口孔と嵌合させ、他の一端をシリンダヘッドの吸入室と連結させた構成が記載されている。
特開2005−69121号公報 特開平4−219481号公報
しかし、特許文献1では、モータと密閉容器の間の狭隘空間に設置した消音器のため、共鳴空間が狭くなり、吸入弁の動きに起因した冷媒の圧力脈動の吸収量が不足し、騒音が消音器の外部に出る、という課題があった。
また、特許文献2では、消音器内部の冷媒流路が複雑なため、消音器で生じる流路抵抗が増加し、圧縮機の効率が低下する、という課題があった。
そこで、上記課題に鑑みて、本発明の目的は、消音器の流路抵抗を低減し、低騒音かつ高効率な密閉型圧縮機を得ることである。また、消音器の流路抵抗を低減した密閉型圧縮機を備えることで、低騒音かつ冷却効率が向上した冷蔵庫を得ることである。
上記目的を達成するために、本発明の密閉型圧縮機は、シリンダと、該シリンダ内を往復動するピストンと、前記シリンダ内に吸入される冷媒が通過する消音器と、を備えた密閉型圧縮機において、前記消音器内を仕切り且つ冷媒が通過する連通孔を有する仕切り板が該消音器の上側壁面を構成する第一の部材と下側壁面を構成する第二の部材との間に設けられ、前記冷媒が前記仕切り板と前記第二の部材により構成される下部共鳴空間から、前記仕切り板の前記連通孔を通過して、前記仕切り板と前記第一の部材により構成される上部共鳴空間に流入する構成であり、前記連通孔は前記仕切り板と前記第二の部材の壁面により構成して、前記消音器内の冷媒流れの上流に位置する前記連通孔の端部は前記第二の部材の壁面からの法線よりも前記冷媒流れの下流側に設けたことを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、断熱箱体に区画された冷蔵温度帯室及び冷凍温度帯室と、前記冷凍温度帯室の後方に区画して設置された蒸発器と、前記冷蔵温度帯室の後方に区画して設置された密閉型圧縮機と、前記密閉型圧縮機,凝縮器,減圧手段及び前記蒸発器が順に配管接続されて構成された冷凍サイクルと、を備えた冷蔵庫において、前記密閉型圧縮機は、シリンダと、該シリンダ内を往復動するピストンと、前記シリンダ内に吸入される冷媒が通過する消音器とを備え、前記消音器内を仕切り且つ冷媒が通過する連通孔を有する仕切り板が該消音器の上側壁面を構成する第一の部材と下側壁面を構成する第二の部材との間に設けられ、前記冷媒が前記仕切り板と前記第二の部材により構成される下部共鳴空間から、前記仕切り板の前記連通孔を通過して、前記仕切り板と前記第一の部材により構成される上部共鳴空間に流入する構成であり、前記連通孔は前記仕切り板と前記第二の部材の壁面により構成して、前記消音器内の冷媒流れの上流に位置する前記連通孔の端部は前記第二の部材の壁面からの法線よりも前記冷媒流れの下流側に設けたことを特徴とする。
本発明は、消音器の流路抵抗を低減し、低騒音かつ高効率な密閉型圧縮機を得ることができる。また、消音器の流路抵抗を低減した密閉型圧縮機を備えることで、低騒音かつ冷却効率が向上した冷蔵庫を得ることができる。
本発明の一実施形態の密閉形圧縮機の縦断面図である。 図1のシリンダ端面に組立てられる部品の分解斜視図である。 図2の消音器の分解斜視図である。 図2の消音器の内部を流れる冷媒の流路を示す図である。 仕切り板の連通孔で発生する渦の発生形態を示す比較例の図である。 仕切り板の連通孔で発生する渦の発生形態を示す図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫の断面図である。 本発明の一実施形態の密閉型圧縮機のCOPの測定値を示す図である。 本発明の異なる実施形態の仕切り板の連通孔で発生する渦の発生形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
本発明の第1実施形態の密閉形圧縮機を、図1から図6を用いて説明する。
まず、本実施形態の密閉形圧縮機50の全体に関して、図1を参照しながら説明する。図1は本実施形態の密閉形圧縮機50の縦断面図である。
本実施形態の密閉形圧縮機50は、圧縮要素30と電動要素40とを密閉容器3内に上下に配置すると共にクランクシャフト7で連結したレシプロ型圧縮機である。圧縮要素30及び電動要素40は密閉容器3に弾性的に支持されている。
圧縮要素30は、シリンダ室を形成するシリンダ1と、シリンダ室内を往復動するピストン4と、このピストン4を駆動するコネクティングロッド2と、シリンダ端面に組立てられる多数の部品(符号9〜13,図2参照)と、を備えて構成されている。シリンダ1は軸受部1a及びフレーム1bを一体に成形している。ピストン4は、コネクティングロッド2を介してクランクピン7aに連結され、クランクピン7aの偏心回転によりシリンダ1内を往復動される。
電動要素20は、フレーム1bの下方に配置され、ステータ5及びロータ6を備えて構成されている。ステータ5はフレーム1bに固定され、ロータ6はクランクシャフト7に固定されている。クランクシャフトの上端部には、回転中心から偏心したクランクピン7aが設けられている。
クランクシャフト7は、軸受部1aを貫通してフレーム1bの下方から上方へ延伸しており、クランクピン7aがフレーム1bの上方側に位置するように設けられている。クランクシャフト7の下部はロータ6と直結しており、電動要素40の動力によってクランクシャフト7は回転される。クランクピン7aとピストン4との間はコネクティングロッド2で連結されており、クランクピン7a及びコネクティングロッド2を介してピストン4が往復動する構成となっている。
シリンダ1内に供給されたガス冷媒は、ピストン4の往復運動によって圧縮される。圧縮されたガス冷媒は、バルブプレート11に設けられた吐出孔を経由し、吐出管へと送られる。吐出管へ送られた冷媒は、凝縮器,減圧機構,蒸発器を経て、再び圧縮機内へと戻される。圧縮機,凝縮器,減圧機構及び蒸発器により冷凍サイクルを形成している。この冷凍サイクルには、プロパン(R290)やイソブタン(R600a)などの炭化水素系の冷媒(HC冷媒)が使用されている。
密閉容器17内には冷凍機油(潤滑油)が溜められており、クランクシャフト7の回転運動によるポンプ作用で引き上げられ、圧縮要素30の摺動部へと送られる構造となっている。
次に、シリンダ端面に組立てられる部品について図2及び図5を用いて説明する。図2は図1のシリンダ端面に組立てられる部品の分解図である。
シリンダ端面に組立てられる部品は、シリンダ1側から順に、吸入弁板用パッキンとしての手段である板状部材9,吸入弁板10,バルブプレート11,パッキンとしての手段である板状部材12,ヘッドカバー13,消音器用パッキンとしての手段であるシール部材14,消音器20,係止具15からなっている。そして、バルブプレート11のヘッドカバー側端面に設けられた溝11b内部に吐出弁,制振板及び吐出弁ストッパが設けられている。そして、吸入弁板10,バルブプレート11,板状部材12,ヘッドカバー13に夫々設けた貫通孔にボルトなどの締結具を貫通して、この締結具をシリンダ1の端面に固定する。そして、シール部材14と消音器20は、係止具15によりヘッドカバー13に固定される。
次に、図3は消音器20の分解斜視図である。消音器20は、上側壁面を構成する第一の部材21,下側壁面を構成する第二の部材22,入口部23,仕切り板24より構成され、これらの部品はポリプロピレン等、射出成型可能な樹脂により成形されている。消音器20は、仕切り板24を第一の部材21と第二の部材22で挟み、超音波溶着などにより接合し、さらに入口部23を第二の部材22に挿入されて成形される。
図4は消音器20の内部を流れる冷媒の流路の説明図である。冷媒は入口部23から消音器20の内部に入る。消音器20内に流入した冷媒は、仕切り板24により流れる向きを変え、仕切り板24と第二の部材22により構成される下部共鳴空間20aに向かう。その後、冷媒は仕切り板24に設けた連通孔24aを通過し、仕切り板24と第一の部材21により構成される上部共鳴空間20bに流入する。上部共鳴空間20bに流入した後、導出管21cを通り、消音器20の出口部21dを経てシリンダ1に吸入される。
次に、図5及び図6は、仕切り板24に設けた連通孔24aで発生する渦の挙動を示す模式図である。図5は比較例であって、連通孔24aを構成する上流側端部24bの位置が、第二の部材22によって形成される壁面からの法線22aより上流側とした場合を示す。連通孔24aの近傍で発生する渦は、上流側端部24bに沿って垂直となる向きに発生する。したがって、上流側端部24bと第二の部材22の壁面との交点付近に渦が集中し、連通孔24aに渦がせり出す状態となる。これにより、冷媒の流れる流路が狭くなり、消音器20の圧力損失が増大する。
図6は連通孔24aを構成する上流側端部24cが第二の部材22の壁面からの法線22aより下流側とした場合を示す。連通孔24aで発生する渦は、連通孔24aを構成する上流側端部24bを第二の部材22の壁面からの法線22aより上流側とした場合(図5参照)と同様に、上流側端部24cと垂直となる向きに発生する。
連通孔24aを構成する上流側端部24cを第二の部材22の壁面からの法線22aより下流側とした場合、発生する渦は第二の部材22の壁面から離れる方向に進み、連通孔24aにせり出すことがない。そのため、冷媒の流れる流路を充分確保でき、圧力損失の少ない消音器20とすることができる。
また、連通孔24aと第一の部材21の壁面との距離を充分確保することで、導出管21cに向かう冷媒の流路が、連通孔24aを構成する上流側端部24cで発生する渦により流路面積が減少しても、圧力損失の生じない消音器20とすることができる。
また、図7に示すように、上記の密閉型圧縮機50を冷蔵庫100に設置することで、騒音を低減するとともに冷却効率を向上でき、冷蔵庫100の消費電力を低減することができる。
冷蔵庫100は断熱箱体100aに上から順に夫々温度帯の異なる冷蔵室103,冷凍室104,野菜室105が区画されている。冷凍室104の後方には蒸発器51が収納された冷却室51aが設けられている。蒸発器51の上方には、蒸発器51で熱交換した冷気を、各貯蔵室に送風して循環する送風機52が設けられている。密閉型圧縮機50は、冷蔵温度帯室(本実施形態では野菜室105だが、冷蔵室103でもよい)の後方の機械室102に設置される。
すなわち、駆動することで高温となる密閉型圧縮機50は、比較的高温の貯蔵室の後方に設置される。一方、蒸発器51は比較的低温の貯蔵室の後方に設置される。
密閉型圧縮機50,凝縮器,減圧機構及び蒸発器51により冷凍サイクルを形成している。吐出管へ送られた冷媒は、凝縮器,減圧機構,蒸発器51を経て、再び密閉型圧縮機51内へと戻される。この冷凍サイクルには、プロパン(R290)やイソブタン(R600a)などの炭化水素系の冷媒(HC冷媒)が使用されている。
次に図8は、密閉型圧縮機50を搭載した冷蔵庫100のCOPを測定した結果である。図5及び図6に示すように、構成の異なる消音器20を備えた密閉型圧縮機50を冷蔵庫100に設け、夫々のCOPを測定して比較した。図8に示すように、本実施例の消音器20は、比較例の消音器の場合よりも圧縮機の効率を2%程度向上することができる。
以上のように、第一の態様は、シリンダ室を形成したシリンダと、このシリンダ室内を往復動するピストンと、吸入孔を有してシリンダの端面側に固定されたバルブプレートと、このバルブプレートのシリンダ側に配置されて吸入孔を閉塞する吸入弁と、バルブプレートの反シリンダ側に配置されて吸入孔と繋がる冷媒流路を有する消音器を備える。この消音器の共鳴空間をシリンダの側面に設け、共鳴空間内を仕切る仕切り板に有する連通孔近傍で生じる渦の発生位置を、冷媒の流れを阻害しない位置となるように連通孔を設けている。
係る様態において、消音器の入口部より吸い込まれた冷媒が仕切り板によって流れ方向が変わる。この仕切り板は冷媒が通過する連通孔を有し、連通孔は仕切り板と消音器の壁面により構成される。
消音器内で冷媒流れの上流側に位置する連通孔を構成する端部は、壁面の法線に接するように、又は壁面の法線方向より冷媒の流れの下流側に位置し、連通孔を構成する端部で生じる渦が冷媒の流れを阻害しない位置としている。
係る態様の密閉形圧縮機によれば、消音器の内部空間を分割する仕切り板の連通孔の上流側端部を、消音器壁面の法線方向より下流側とすることで、消音器の圧力損失を低下し、冷媒循環量を増加させ、効率の向上した密閉型圧縮機を提供することができる。
次に、本発明の第2実施形態の密閉形圧縮機について、図9を用いて説明する。図9は本発明の第2実施形態の密閉形圧縮機の消音器20を構成する仕切り板24の連通孔24a付近で発生する渦の模式図である。
本実施例では、連通孔24aを構成する上流側端部24dを第二の部材22の壁面からの法線22aと接するようにした場合である。本実施例の場合、連通孔24aの上流側端部24dで発生する渦は、上流側端部24d付近に留まり、連通孔24aにせり出すことがない。そのため、冷媒の流れる流路を充分確保でき、圧力損失の少ない消音器20とすることができる。また、連通孔24aと第一の部材21の壁面からの距離を充分確保することで、導出管21cに向かう冷媒の流路が、連通孔24aを構成する上流側端部24dで発生する渦により流路面積が減少しても、圧力損失の生じない消音器20とすることができる。また、本実施形態の密閉型圧縮機101を冷蔵庫100に設けることで、騒音を低減でき、冷却効率を向上し、消費電力を低減することができる。
以上のように、シリンダ室を形成したシリンダと、このシリンダ室を往復動するピストンと、吸入孔を有してシリンダの端面側に固定されたバルブプレートと、このバルブプレートのシリンダ側に配置されて吸入孔を閉塞する吸入弁と、バルブプレートの反シリンダ側に配置されて吸入孔と繋がる冷媒流路を有する消音器を備える。この消音器壁面と仕切り板により形成された、冷媒の流れの下流側に位置する消音空間の高さ、消音器壁面と仕切り板により形成された、冷媒の流れの上流側に位置する消音空間の高さよりも高くする。
係る態様において、冷媒の流れの下流側に位置する消音空間の高さを、冷媒の流れの上流側に位置する消音空間の高さより高くし、連通孔で生じる渦が冷媒の流路を阻害しない高さとする。これにより、消音器の内部空間を分割する仕切り板の連通孔で生じる渦の影響を低減し、冷媒循環量を増加させ、効率の向上した密閉型圧縮機を提供することができる。
1 シリンダ
2 コネクティングロッド
3 密閉容器
4 ピストン
5 ステータ
6 ロータ
7 クランクシャフト
7a クランクピン
9,12 板状部材
10 吸入弁板
11 バルブプレート
11b 溝
13 ヘッドカバー
14 シール部材
15 係止具
20 消音器
20a 下部共鳴空間
20b 上部共鳴空間
21 第一の部材
21c 導出管
21d 出口部
22 第二の部材
22a 法線
23 入口部
24 仕切り板
24a 連通孔
24b,24c,24d 上流側端部
30 圧縮要素
40 電動要素
50 密閉型圧縮機

Claims (2)

  1. シリンダと、該シリンダ内を往復動するピストンと、前記シリンダ内に吸入される冷媒が通過する消音器と、を備えた密閉型圧縮機において、
    前記消音器内を仕切り且つ冷媒が通過する連通孔を有する仕切り板が該消音器の上側壁面を構成する第一の部材と下側壁面を構成する第二の部材との間に設けられ、
    前記冷媒が前記仕切り板と前記第二の部材により構成される下部共鳴空間から、前記仕切り板の前記連通孔を通過して、前記仕切り板と前記第一の部材により構成される上部共鳴空間に流入する構成であり、
    前記連通孔は前記仕切り板と前記第二の部材の壁面により構成して、
    前記消音器内の冷媒流れの上流に位置する前記連通孔の端部は前記第二の部材の壁面からの法線よりも前記冷媒流れの下流側に設けたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 断熱箱体に区画された冷蔵温度帯室及び冷凍温度帯室と、
    前記冷凍温度帯室の後方に区画して設置された蒸発器と、
    前記冷蔵温度帯室の後方に区画して設置された密閉型圧縮機と、
    前記密閉型圧縮機,凝縮器,減圧手段及び前記蒸発器が順に配管接続されて構成された冷凍サイクルと、を備えた冷蔵庫において、
    前記密閉型圧縮機は、シリンダと、該シリンダ内を往復動するピストンと、前記シリンダ内に吸入される冷媒が通過する消音器と、を備え、
    前記消音器内を仕切り且つ冷媒が通過する連通孔を有する仕切り板が該消音器の上側壁面を構成する第一の部材と下側壁面を構成する第二の部材との間に設けられ、
    前記冷媒が前記仕切り板と前記第二の部材により構成される下部共鳴空間から、前記仕切り板の前記連通孔を通過して、前記仕切り板と前記第一の部材により構成される上部共鳴空間に流入する構成であり、
    前記連通孔は前記仕切り板と前記第二の部材の壁面により構成して、
    前記消音器内の冷媒流れの上流に位置する前記連通孔の端部は前記第二の部材の壁面からの法線よりも前記冷媒流れの下流側に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
JP2009206577A 2009-09-08 2009-09-08 密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫 Expired - Fee Related JP5315178B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009206577A JP5315178B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009206577A JP5315178B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011058383A JP2011058383A (ja) 2011-03-24
JP5315178B2 true JP5315178B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=43946304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009206577A Expired - Fee Related JP5315178B2 (ja) 2009-09-08 2009-09-08 密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5315178B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5609736B2 (ja) * 2011-03-28 2014-10-22 株式会社豊田自動織機 電動圧縮機
CN103486004B (zh) * 2013-10-09 2017-10-31 广东技术师范学院 一种压缩机排气消音器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160570A (ja) * 1982-03-18 1983-09-24 Matsushita Refrig Co 冷媒圧縮機の消音装置
JPH10318138A (ja) * 1997-05-16 1998-12-02 Matsushita Refrig Co Ltd 密閉型電動圧縮機
JPH1194394A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd エンジン駆動空気調和装置
JP2006183655A (ja) * 2004-10-14 2006-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧縮機および冷凍装置および冷蔵庫
JP2006348955A (ja) * 2006-09-29 2006-12-28 Sanyo Electric Co Ltd 圧縮機用マフラの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011058383A (ja) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5338355B2 (ja) 密閉型圧縮機および冷凍装置
JP4883179B2 (ja) 密閉型圧縮機
US10641259B2 (en) Sealed compressor and refrigeration device
JP5560580B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP5315178B2 (ja) 密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫
US10167860B2 (en) Hermetic compressor and refrigeration apparatus
JP6028211B2 (ja) 密閉型圧縮機およびこれを備えた冷凍装置
JP5816791B2 (ja) 密閉型圧縮機
US20120279245A1 (en) Compact discharge device for the refrigeration compressor of an appliance
JP4581354B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2006144729A (ja) 密閉型圧縮機
JP5120186B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP6246713B2 (ja) 密閉型圧縮機及びそれを備える冷凍装置
US20130266458A1 (en) Sealed compressor
US11143438B2 (en) Compressor and refrigerator having the same
JP7159079B2 (ja) 密閉型圧縮機およびこれを用いた冷蔵庫
JP3140201B2 (ja) 密閉形電動圧縮機
JP5793649B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP5386906B2 (ja) 冷媒圧縮機
JP2013050074A (ja) 密閉型圧縮機
JP5463275B2 (ja) 密閉型圧縮機及びこれを備えた冷蔵庫
JP2015034477A (ja) 密閉型圧縮機及びこれを備えた冷蔵庫
JP2016169604A (ja) 密閉型圧縮機および冷凍装置
JP2009079516A (ja) 密閉型圧縮機
WO2011086912A1 (ja) 圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5315178

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees