JP5313674B2 - ハイドロフルオロエーテル化合物類およびそれらの調製方法および用途 - Google Patents
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Description
本特許出願で使用する時、
「付加可能な」(フルオロカーボンアルコールに関連して)は、炭素に結合したフッ素が水酸基と十分に離れていて始発化合物との付加反応を起こすことが可能であるアルコールを意味し、
「鎖中ヘテロ原子(カテネート結合した)」は、炭素−ヘテロ原子−炭素鎖を形成するために、炭素鎖中の炭素原子に結合する炭素原子以外の原子(例えば、酸素、窒素、または硫黄)を意味し、
「フッ素化(例えば、「フッ素化アルキレン」または「フッ素化アルキル」または「フッ素化カーボン」の場合のように基または部分に関して)、または「フッ素化された」は、少なくとも1つの炭素に結合した水素原子が存在するように、基または部分が部分的にのみフッ素化されていることを意味し、
「1官能性」または「多官能性」(アルコールに関連して)は、アルコールが、それぞれ、水酸基を1つだけまたは少なくとも2つの水酸基を含有することを意味し、
「通常は液体」は、周囲条件の温度および圧力(例えば、約20℃および約0.1MPa(1気圧))下での液体を意味し、
「過フッ素化」(例えば、「過フッ素化アルキレン」、または「過フッ素化アルキル」、または「過フッ素化カーボン」の場合のように、基または部分に関して)または「過フッ素化された」は、フッ素原子で置換可能な炭素に結合した水素原子が存在しないように、別途指示される可能性のある場合を除いて、基または部分が完全にフッ素化されていることを意味し、および、
「置換された」(基または部分に関して)は、炭素に結合した少なくとも1つの水素原子が、場合により1つ以上の鎖中ヘテロ原子を含むアルキル基またはフッ素化アルキル基で置換されていることを意味する。
本発明の新規な化合物は、2つの末端フッ素化アルキル基とこれらの基の間に介在する置換または非置換のオキシメチレン基(−CR 1 R 2 −O−,式中R 1 およびR 2 は独立して、水素または以下に定義される置換基である)とを含み、該フッ素化アルキル基のそれぞれが水素原子を1つだけ含み、そして場合により、少なくとも1つの鎖中(すなわちカテネート結合した)ヘテロ原子を含み、但し、該水素原子はモノフルオロメチレン部分の一部である。好ましくは、オキシメチレン基は置換されている(すなわち、炭素に結合した水素原子の少なくとも1つが、場合により1つ以上の鎖中ヘテロ原子を含有してよいアルキル基またはフッ素化アルキル基で置換されている)。
式中、各々のR f ’は、独立して、フッ素原子であるか、または、直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造を有し、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、過フッ素化アルキル基であり;各々のR f ”は、独立して、直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造を有し、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、過フッ素化アルキル基であり;そしてR 1 及びR 2 は、独立して、水素原子であるか、直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造を有し、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、アルキル基であるか、または、直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造を有し、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、フッ素化アルキル基である。好ましくは、R1は、水素であるか、または直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造のアルキル基であり;そしてR 2 は、水素であるか、または直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造のアルキル基であるか、または式:−(CR 1 R 3 ) n -O−CF(R f ’)−CFH−R f ”(式中R 3 は水素であるか、または直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造のアルキル基であるか、または式:−CF(Rf’)−CFH−Rf”で表すことのできる部分であり、そしてnは1〜約8の整数である)で表すことのできる部分である。より好ましくは、R1は水素であるかまたは直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造のアルキル基であり;R2は直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造のアルキル基である。最も好ましくは、R1は水素または約3個までの炭素原子を有するアルキル基(好ましくはアルキル基はメチル基)であり、R2は約3個までの炭素原子を有するアルキル基(好ましくはメチル基)である。好ましくはRf’の各々は独立してフッ素またはC3F7−(より好ましくはフッ素)であり、Rf” の各々は独立してC3F7O−、C4F9O−、C3F7OC3F6O−、CF3OC3F6O−,およびCF3−(より好ましくはCF3−)から選択される。
CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHCF3、CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOC3F7、CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOC3F6OCF3、CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOCF3、CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOCF2CF(CF3)OC3F7、CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOC4F9、CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHC3F7、CF3CF[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFHCF(CF3)2、CF3CFH[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFCF(CF3)2、CF3CF[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFHCF2CF3、CF3CF2CF[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFHCF3、CF3CFHCF2CH(CH3)OCF(CF3)CFHC2F5、
CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHCF3、CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOC3F7、CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOC3F6OCF3、CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOCF3、CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOCF2CF(CF3)OC3F7、CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOC4F9、CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHC3F7、CF3CF[C(CH3)2OCF2CFHCF3]CFHCF2CF3、CF3CF2CF[C(CH3)2OCF2CFHCF3]CFHCF3、
C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHCF3、C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHOC3F7、C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHOC3F6OCF3、C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHOCF3、C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHOCF2CF(CF3)OC3F7、C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHOC4F9、C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHC3F7、CF3CF(CH2OCF2CFHOC3F7)CFHCF(CF3)2、CF3CF(CH2OCF2CFHOC3F7)CFHCF2CF3、CF3CF2CF(CH2OCF2CFHOC3F7)CFHCF3、
C3F7OCFHCF2CH(CH3)OCF2CFHCF3、C3F7OCFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOC3F7、C3F7OCFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOC3F6OCF3、C3F7OCFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOCF3、C3F7OCFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOCF2CF(CF3)OC3F7、C3F7OCFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOC4F9、C3F7OCFHCF2CH(CH3)OCF2CFHC3F7、CF3CF(CH(CH3)OCF2CFHOC3F7)CFHCF(CF3)2、CF3CF(CH(CH3)OCF2CFHOC3F7)CFHCF2CF3、CF3CF2CF(CH(CH3)OCF2CFHOC3F7)CFHCF3、
C3F7OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHCF3、C3F7OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOC3F7、C3F7OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOC3F6OCF3、C3F7OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOCF3、C3F7OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOCF2CF(CF3)OC3F7、C3F7OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOC4F9、C3F7OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHC3F7、CF3CF(C(CH3)2OCF2CFHOC3F7)CFHCF(CF3)2、CF3CF(C(CH3)2OCF2CFHOC3F7)CFHCF2CF3、CF3CF2CF(C(CH3)2OCF2CFHOC3F7)CFHCF3、
CF3CFHCF2CH(OCF2CFHCF3)CH2OCF2CFHCF3、CF3OCF(CF3)CF2OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHCF3、[CF3CFHCF2OCH(CF2CFHCF3)]2CH2、CF3CFHCF2OCH2CH2CH(CF2CFHCF3)OCF2CFHCF3、C4F9CH2CH(CF2CFHCF3)OCF2CFHCF3、CH3C(OCF2CFHCF3)(CF2CFHCF3)CH2OCF2CFHCF3、CH3CH(OCF2CFHCF3)CH(OCF2CFHCF3)CF2CFHCF3、
CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHCF3、CF3CFHCF2CH2OCF2CFHCF3、CF3CFHCF2CH2OCF2CFHOC4F9、C3F7OCFHCF2CH(CH3)OCF2CFHCF3、CF3CFH[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFCF(CF3)2、CF3CFHCF2CH(OCF2CFHCF3)CH2OCF2CFHCF3、CF3CFHCF2CH2OCF2CFHOC3F7、CF3CFHCF2CH2OCF2CFHOCF3、CF3CF(CH2OCF2CFHCF3)CFHCF(CF3)2、CF3CFHCF(CH2OCF2CFHCF3)CF(CF3)2、CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOC3F7、CF3CF[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFHCF(CF3)2、CF3CF[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFHCF2CF3、CF3CF2CF[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFHCF3、CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHCF3、CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOC3F7、C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHCF3、CF3OCF(CF3)CF2OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHCF3、CF3CFHCF2OCH2CH2CH(CF2CFHCF3)OCF2CFHCF3、およびそれらの混合物が挙げられるが、
CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHCF3、CF3CFH[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFCF(CF3)2、CF3CF[CH(CH3)OCF2CFHCF3]CFHCF2CF3、CF3CFHCF2CH(OCF2CFHCF3)CH2OCF2CFHCF3、およびそれらの混合物がより好ましい。
本発明のハイドロフルオロエーテル化合物類は、まず、少なくとも1種の過フッ素化オレフィンまたは過フッ素化ビニルエーテルである始発化合物と、少なくとも1種の炭化水素または付加反応可能なフルオロカーボンアルコールとのフリーラジカル付加を行うことによって調製できる。これにより少なくとも1種のフルオロアルコール中間体の形成がもたらされる。フルオロアルコール中間体は次いで、少なくとも1種の過フッ素化オレフィンまたは過フッ素化ビニルエーテルである仕上げ化合物(第1付加反応に使用された過フッ素化オレフィンまたは過フッ素化ビニルエーテルと同じまたは異なってもよい)とアニオン的に付加され、少なくとも1種のハイドロフルオロエーテル化合物を生成することができる。或いは、アルコールが多官能アルコールである場合、付加反応の型は逆順であってもよく、この場合第1付加はアニオン付加であり第2付加はフリーラジカル付加である。従って工程の順番は非限定であり、所望の化学物質を生産するように変更可能である。
本発明のハイドロフルオロエーテル化合物類(またはそれらを含む、それらからなる、またはそれらから実質的になる、通常は液体の組成物)は、前述のCFCが使用されてきた様々の用途に利用できる。本化合物は以下のように利用できる。例えば、ディスクまたは回路基板のような電子製品の精密洗浄または金属洗浄用の溶媒;熱移動剤;発泡断熱材(例えば、ウレタン製、フェノール製、および熱可塑性樹脂製発泡体)を作製する際の気泡サイズ調節剤;ストリーミング方式用の化学消火剤;書類保存物質用および潤滑剤用のキャリア流体または溶媒;ヒートポンプのようなパワーサイクル用作動流体;重合反応用の不活性媒体;金属などの研磨した表面からバフ研磨組成物を除去するためのバフ研磨剤;宝石または金属部品などから水を除去するための置換乾燥剤;クロリン型の展開剤を備える従来の回路製造技術におけるレジスト展開剤;および例えば、1,1,1−トリクロロエタンまたはトリクロロエチレンなどの塩化炭化水素と共に使用した場合のホトレジスト剥離剤。
核磁気共鳴(NMR)
1Hおよび19FのNMRスペクトルは、バリアン・ユニティプラス・400・フーリエ変換NMR分光計(Varian UNITYplus 400 fourier transform NMR spectrometer)(バリアンNMRインスツルメンツ(Varian NMR Instruments)、カリフォルニア州、パロアトロ(Palo Alto)から入手可能)で実験した。
GCMASサンプルは例えば、フィニガン(Finnigan)TSQ7000質量分析計(サーモエレクトロン社(Thermo Electron Corporation)、マサチューセッツ州、ウォルサム(Waltham)から入手可能)で実験した。
動粘度はウベローデ・ガラス・キャピラリ粘度計(Ubbelohde glass capillary viscometers)(キャノン機器社(Cannon Instrument Co.)、ペンシルベニア州、ステートカレッジ(State College)から入手可能)およびスコット(SCHOTT)AVS350粘度計タイマー(スコット・ノース・アメリカ(Schott North America)、ニューヨーク州 、 エルムズフォード(Elmsford)から入手可能)を使用して測定した。温度は、NOVEC−7500(ハイドロフルオロエーテル;スリーエム社、ミネソタ州、セントポ−ル、から入手可能)を充填したロウラー(Lawler)温度コントロールバス(ロウラー製作所(Lawler Manufacturing Company, Inc.)、インディアナ州、インディアナポリス(Indianapolis)から入手可能)を使用してコントロールした。ロウラーバスを、JULABO F−83冷凍循環機(ジュラボ(JULABO)USA、ペンシルベニア州、アレンタウン(Allentown)から入手可能)によって冷却した。
密閉式引火点を、ASTM(米国材料試験協会)試験法D−3278−96 e−1、「小規模の密閉式装置による液体の引火点」を使用して測定した。
C3F7OCFHCF2CH2OCF2CFHCF3の調製
C3F7OCFHCF2CH2OHを、106℃で、フリーラジカル反応開始剤としてt−アミルペルオキシベンゾエート(1.0g)を使用するC3F7OCF=CF2(53g、0.2モル)とメタノール(63.7g、2.0モル)の反応で調製した。反応生成物混合物を水洗し、蒸留し、沸点範囲115〜117℃の蒸留画分を次のステップに使用した。
CF3CFHCF2CH2OCF2CFHCF3の調製
メタノール(150.0g、4.68モル)およびルペロックス(LUPEROX) 575(6g、0.024モル)を600mLのパー(Parr)反応器中で混合した。温度75℃で、HFPを一定の速度で反応器に添加し全量190.0g(1.26モル)になるまで添加した。次に、得られた反応混合物を75℃で16時間撹拌し、残存するフリーラジカル開始剤を分解した。次に、反応内容物を取り出し過剰なメタノールをロータリエバポレータで取り除いた。
CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHCF3の調製
エタノール(100g、2.17モル)およびルペロックス(LUPEROX) 575(6g、0.024モル)を600mLのパー(Parr)反応器中で混合した。反応器の温度を75℃にセットし、HFPを一定速度で全量202.5g(1.35モル)になるまで添加した。得られた反応混合物を75℃で16時間撹拌し、残存するフリーラジカル開始剤を分解した。得られたアルコールを、10段のオルダーショー(Oldershaw)多孔板カラムを使用して精製した(沸点=120℃、97%)。
CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHCF3の調製
イソプロパノール(200.0g、3.32モル)およびルペロックス(LUPEROX) 575(6g、0.024モル)を600mLのパー(Parr)反応器中で混合した。反応器温度を75℃にセットした。HFPを反応器に一定速度で全量327.2g(2.2モル)添加した。得られた反応混合物を75℃で16時間撹拌し、残存するフリーラジカル開始剤を分解した。反応器内容物を取り出し、過剰なイソプロパノールをロータリエバポレータで取り除いた。得られたアルコール生成物を次に、10段のオルダーショーカラムを使用して分留した。
CF3CFHCF2C(CH3)2OCF2CFHOCF2CF2CF3の調製
イソプロパノール(200.0g、3.32モル)およびルペロックス(LUPEROX) 575(16g、0.024モル)を600mLのパー(Parr)反応器で混合した。反応器温度は75℃にセットした。HFPを一定の速度で、圧力増加が始まるまで、反応器に全量で327.2g(2.2モル)まで添加した。得られた反応混合物を75℃で16時間撹拌し、残存するフリーラジカル開始剤を分解した。次いで、反応器内容物を取り出し、過剰なイソプロパノールをロータリエバポレータで除去した。得られたアルコール生成物を続いて10段のオルダーショーカラムを使用して分留した。
CF3CF(CH2OCF2CFHCF3)CFHCF(CF3)2およびCF3CFH(CH2OCF2CFHCF3)CFCF(CF3)2の調製
HFP二量体(106.5g、0.35モル)、ルペロックス(LUPEROX) 575(6g、0.024モル)、およびメタノール(200g、6.25モル)を600mLのパー(Parr)反応器中で混合した。反応器温度を75℃にセットし、得られた反応混合物を16時間撹拌した。反応器内容物を取り出し、過剰なメタノールをロータリエバポレータで取り除いた。
CF3CFHCF2CH(OCF2CFHCF3)CH2OCF2CFHCF3の調製
エチレングリコール(1.0モル)およびルペロックス(LUPEROX) 575(5g、0.02モル)を600mLのパー(Parr)反応器中で混合した。反応器の温度を75℃にセットし、HFP(1.1モル)を一定速度で反応器に添加した。得られた反応混合物をこの温度で16時間撹拌した。得られた粗反応物質を真空蒸留し、ジアステレオマー混合物としてCF3CFHCF2CH(OH)CH2OHを得た。
CF3CFHCF2CH2OCF2CFHOC3F7の調製
ヘキサフルオロブタノール、CF3CFHCF2CH2OH(75g、実質的に実施例2に記載のように調製した)を600mLのパー(Parr)反応器中で炭酸カリウム(11.4g、0.082モル)、C3F7OCF=CF2(120.5g、0.45モル)、および100mLのアセトニトリルと混合した。反応器の温度を45℃に昇温し、得られた反応混合物を96時間撹拌した。反応器を冷却し反応器の内容物を水に注いだ。得られた下相を分離し、等容積の水で2回以上洗浄した。得られた生成物(ガス/液体クロマトグラフィー(GLC)で純度98.5%、150g)を同心円管塔を使用して蒸留し、製品留分は144〜146℃の沸点を有した。製品の化学構造をGCMSで確認した。反応中に形成された約1%のオレフィンは、実質的に、上記のようなジグライム中でのフッ化水素カリウムとの反応により除去した。
CF3CFHCF2CH2OCF2CFHOCF3の調製
ヘキサフルオロブタノール、CF3CFHCF2CH2OH(65.3g、0.34モル、)、実質的に実施例2に記載のように調製した)を600mLのパー(Parr)反応器中で炭酸カリウム(9.9g、0.072モル)、および133gのアセトニトリルと混合した。反応器の温度を45℃に昇温し、CF3OCF=CF2(65.6g、0.39モル)を約2時間に渡ってガスとして添加した。得られた反応混合物を45℃で約18時間撹拌した。反応器を冷却し、反応器の内容物をろ過し、炭酸カリウムを除去した。得られた生成物を含有するろ液を同心円管塔を使用して蒸留し、製品留分は115〜119℃の沸点を有した。製品の化学構造をGCMSで確認した。
CF3OCF(CF3)CF2OCFHCF2C(CH3)2OCF2CFHCF3の調製
CF3OCF(CF3)CF2OCFHCF2C(CH3)2OHを、75℃でルペロックス(LUPEROX) 575(11.4g)をフリーラジカル開始剤としたCF3OCF(CF3)CF2OCF=CF2(52.9g、0.16モル)とイソプロパノール(202g、3.37モル)との反応によって調製した。得られた反応生成混合物を蒸留し、沸点範囲=161〜166℃の蒸留留分を次の工程に使用した。
CF3CFHCF2CH(CH3)OCF2CFHOC3F7の調製
エタノール(100.0g、2.17モル)およびルペロックス(LUPEROX) 575(10.6g、0.434モル)を600mLの反応器中で混合した。反応器の温度を75℃にセットした。HFPを反応器に一定速度で、圧力上昇が始まるまで添加し、全量181.0g(1.2モル)にした。得られた反応混合物を75℃で16時間撹拌し、残存するフリーラジカル開始剤を分解した。その混合物を分液ロートに注ぎ、得られた下相を分離し、それを5倍の水で洗浄した。得られた下相を分離し、1段蒸留により沸点120〜129℃の間で90.0gを得た。ガスクロマトグラフィーによる分析で、この物質は92.0%の所望のアルコール生成物CF3CFHCF2CH(CH3)OHを含有すると分かった。
C3F7OCFHCF2CH(OCF2CFHCF3)CH3の調製
エタノール(50g、1.08モル)、ルペロックス(LUPEROX) 575(7g、0.028モル)、および過フッ素化プロピルビニルエーテル(290g、1.09モル)を600mLのパー(Parr)反応器中で混合した。反応器の温度を75℃にセットし、得られた反応混合物を16時間撹拌した。次いで反応器から取り出し、250mL部の蒸留水で3回洗浄することによって過剰なエタノールを除去した。
CH3CH(OCF2CFHCF3)CF(CF3)CFHCF(CF3)2および(CF3)2CFCF[CH(OCF2CFHCF3)CH3]CFHCF3の調製
エタノール(60g、1.3モル)、ルペロックス(LUPEROX) 575(7g、0.028モル)、およびヘキセフルオロプロペン二量体(370g、1.23モル)を、600mLのパー(Parr)反応器の中で混合した。反応器の温度を75℃にセットし、得られた混合物を16時間撹拌した。初期反応の後、追加投入のルペロックス(LUPEROX)を反応器に添加し、混合物を75℃でさらに16時間撹拌した。次いで反応器から取り出し、過剰なヘキサフルオロプロペン2量体およびエタノールをロータリエバポレータにより除去した。
CF3CFHCF[CH(OCF2CFHCF3)CH3]CF2CF3およびCF3CF2CFHCF[CH(OCF2CFHCF3)CH3]CF3の調製
エタノール(100g、2.17モル)、ルペロックス(LUPEROX) 575(7g、0.028モル)、および過フッ素化2−ペンテン(153g、0.612モル)を600mLのパー(Parr)反応器中で混合し、75℃で16時間加熱した。初期反応後、ルペロックス(LUPEROX) 575を反応器に追加投入で添加し、得られた混合物を75℃でさらに16時間加熱した。次いで、反応器内容物を取り出し、エタノールを250mLの水で2回洗浄して除去した。
Claims (10)
- 次の一般式(I)で表される部類の中の一つである、ハイドロフルオロエーテル化合物。
Rf’−CF(CFH−Rf”)−CR1R2−O−CF(Rf’)−CFH−Rf” (I)
(式中、
各々のRf’は、独立して、フッ素原子であるか、または、直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造を有し、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、過フッ素化アルキル基であり、
各々のR f ”は、独立して、直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造を有し、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、過フッ素化アルキル基であり、
そしてR 1 及びR 2 は、独立して、水素原子であるか、直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造を有し、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、アルキル基であるか、または、直鎖状、分枝状、環状、もしくはそれらの組合せ構造を有し、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、フッ素化アルキル基である。) - (a)少なくとも1種の過フッ素化オレフィンまたは過フッ素化ビニルエーテルであって、場合により少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む始発化合物(1)と、1官能性または多官能性であって、そして場合により、少なくとも1つの鎖中ヘテロ原子を含む、少なくとも1種の炭化水素アルコールもしくは付加反応可能なフルオロカーボンアルコール(2)とを準備することと、
(b)前記始発化合物と前記アルコールとのフリーラジカル型付加反応またはアニオン型付加反応を行い、少なくとも1種の第1フルオロアルコール中間体を形成することと、
(c)前記始発化合物と同一または異なる、少なくとも1種の過フッ素化オレフィンまたは過フッ素化ビニルエーテルである、仕上げ化合物を準備することと、
(d)前記仕上げ化合物と前記第1フルオロアルコール中間体とのアニオン型付加反応またはフリーラジカル型付加反応を行い、少なくとも1種の第2フルオロアルコール中間体、または少なくとも1種のハイドロフルオロエーテル化合物を形成すること、
とを含み、
但し、ステップ(b)と(d)の前記付加反応が異なったタイプであり、かつ、さらに、前記アルコールが1官能アルコールである場合には、ステップ(b)の前記付加反応がフリーラジカル型付加反応である、
請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物の調製方法。 - 少なくとも1種の請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物を含む組成物を物品と接触させることを含む、前記物品から汚染物を除去する方法。
- 少なくとも1種の請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物を含む組成物を火に適用することを含む消火方法。
- 少なくとも1種の請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物を含む発泡剤混合物を、少なくとも1種の発泡性ポリマーまたは少なくとも1種の発泡性ポリマーの前駆体の存在下で蒸発させることを含む発泡プラスチックの調製方法。
- 少なくとも1種の請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物を含むフッ素化物液体蒸気体の中に、はんだを具備する少なくとも1つの部品を入れることによって前記はんだを融解させることを含む気相はんだ付け方法。
- 少なくとも1種の請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物を含む熱移動剤の使用を介して熱源とヒートシンクとの間で熱伝達させることを含む熱伝達方法。
- (a)少なくとも1種の請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物を含む溶媒組成物と、(b)前記溶媒組成物中に溶解または分散可能な少なくとも1種のコーティング材料とを含む組成物を、基材の少なくとも1つの表面の少なくとも一部分に塗布することを含む、基材に塗膜を適用する方法。
- 少なくとも1種の請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物および少なくとも1種の潤滑添加剤を含む作動流体を、金属、サーメット、または複合材の加工部材および工具に対して適用することを含む切断または研磨加工の方法。
- 少なくとも1種の請求項1に記載のハイドロフルオロエーテル化合物および少なくとも1種の重合開始剤の存在下で、少なくとも1種のモノマーを重合させることを含む重合方法。
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