JP5313212B2 - ガス量調整装置、及び該ガス量調整装置を備えたガスこんろ - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、調整部材を介さずに流入口から送り口へと連通する第2のガス流路を設けるとともに、当該第2のガス流路を開閉する第2の弁部材を設けたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、ガスこんろにおいて、請求項1又は2に記載のガス量調整装置がガスバーナの上流側に設置されていることを特徴とする。
また、調整部材が、円筒状部材の一方の開口を蓋した形状で、蓋部に第1ガス孔を、円筒部の側面に第2ガス孔を夫々形成してなるため、弁部材の作動時に、第1ガス孔のみを確実に閉塞することができる。したがって、調整部材の小型化を図ることができ、ガス量調整装置の一層の小型化を図ることができる。
さらに、ガス流路の第2ガス孔と対向する位置に、調整部材の外周面と離隔する大径部を周設するとともに、ガス流路内における調整部材よりも上流側から大径部にかけて、調整部材よりも上流側のガス流路内と大径部内とを連通する凹部を設けている。そのため、第2ガス孔が調整部材の軸周りで360度どの方向を向いていても、第2ガス孔を介して燃料ガスを調整部材よりも下流側へ送ることができる。したがって、調整部材の設置作業が非常に簡易となる。
さらにまた、請求項2に記載の発明によれば、調整部材を介さずに流入口から送り口へと連通する第2のガス流路を設けるとともに、当該第2のガス流路を開閉する第2の弁部材を設けている。したがって、たとえば従来の二段階に調整可能な構成と同じ数のガス流路により三段階の調整を実現することができる等、更なる段階的な調整を小型のガス量調整装置により実現することができる。
加えて、請求項3に記載の発明によれば、ガス量調整装置の小型化に伴い、該ガス量調整装置が設置されるガスこんろの軽量化や小型化をも図ることができる。
テーブルこんろ1は、器体2の天板3に、ガスバーナ15を夫々有する左こんろ部4及び右こんろ部5を備える一方、両こんろ部4、5の間で器体2の内部に、グリル6を備えてなる。ここでは、左こんろ部4よりも右こんろ部5の方が強火力となっている。7は、天板3の後方に設けられたグリル6の排気口であり、18は、五徳19上に載置される調理鍋の底に当接し、調理鍋の温度を検出するための温度センサである。
ガス量調整装置21は、内部にガス流路が形成されてなる金属ダイカスト製の本体23と、本体23に取り付けられる調整部材22と、本体23に形成されているガス流路を開閉する自動調整機構としての2つの電磁弁24a、24bとからなり、ガスバーナ15(図2では図示せず)の上流側に設置されている。本体23は、その底面に形成されている流入口25から後面上部に形成されている送り口26にかけて連通するガス流路を備えてなるもので、該ガス流路は、流入口25から上方へ延びる流入管27と、流入管27の下流側に連続して形成される上下に長い空間状の分岐室28と、分岐室28に連通し、互いに独立に前方へ延びる第1流路29及び第2流路30と、両流路29、30の下流側に連続して形成され、両流路29、30を統合した上で送り口26に連通する送り管31とで構成されている。分岐室28は、流入管27から流入してきた燃料ガスを第1流路29と第2流路30とに分岐させるための空間であり、分岐室28の前面上部には第2流路30の開口30aが開設されている。また、分岐室28の前面下端部には、前方へ凹む円形凹部が形成されており、調整部材22を取り付けるための調整部材取付部32として機能するとともに、該調整部材取付部32の前面に第1流路29の開口29aが形成されている。さらに、調整部材取付部32の分岐室28側の開口縁には、後述する調整部材22の円筒部の外周面よりも大径で、上流側から下流側へ向かって徐々に縮径するテーパ部33が周設されているとともに、調整部材取付部32の径方向外側へ刻設され、テーパ部33へ連通する切り欠き状の導入凹部34が設けられている。したがって、調整部材取付部32へ調整部材22を収納した際、調整部材22の外周面とテーパ部33の表面との間が離隔するとともに、該離隔によりテーパ部33の内側に形成された空間が導入凹部34を介して分岐室28と連通するようになっている。加えて、分岐室28の後面は開口して本体23の外部と連通しており、電磁弁24a、24bを取り付けるための電磁弁取付口35として機能する。尚、送り管31には、火力調整レバー9に連結され、火力調整レバー9の操作に応じて送り管31の開度を変更する手動調整機構としてのニードル55が内装されている。また、流入口25には燃料ガスを供給/遮断するための開閉機構が、送り口26にはガスバーナ15側へと接続するための部材(図示せず)が夫々接続されている。そして、この開閉機構は、上記点火ボタン8と、点火ボタン8の操作に応じて作動するスピンドル50と、スピンドル50の作動に応じて開閉機構内のガス流路を開閉して燃料ガスを供給/遮断するマグネット電磁弁51とからなる。
まず、ユーザーが点火ボタン8を操作すると、スピンドル50を介してマグネット電磁弁51が作動し、開閉機構内のガス流路が開かれて燃料ガスの供給が開始される。すると、燃料ガスが流入口25を介してガス量調整装置21内へ送られ、流入管27を通って分岐室28へ到達する。また、分岐室28へ到達した燃料ガスは、電磁弁24a、24bの弁軸が共に後退していることから、第1ガス孔41及び第2ガス孔42から開口29aを介して第1流路29内へ送られるとともに、開口30aを介して第2流路30へも送られる。そして、第1流路29及び第2流路30内へ送られた燃料ガスは、送り管31を介してガスバーナ15へ送られる。すなわち、分岐室28と送り管31とをつなぐ3つの流路の全てを使用して燃料ガスを供給する。したがって、ガス量調整装置21は最大量の燃料ガスをガスバーナ15へ送ることになり、左こんろ部4での火力は強火となる。
また、火力を更に弱める必要がある場合、ガス量調整装置21では、電磁弁24bにより開口30aを閉塞した状態のまま、電磁弁24aを作動させて第1ガス孔41を閉塞する。すなわち、分岐室28と送り管31とをつなぐ3つの流路のうち2つの流路を遮断し、第1ガス孔41よりも小径な第2ガス孔42を介する1つの流路のみを使用して燃料ガスを供給する。したがって、ガスバーナ15への燃料ガスの供給量は更に減少し、左こんろ部4での火力は中火から弱火へ切り替えられる。
尚、火力を強めたい場合には、上記制御とは逆に、電磁弁24a、24bの順で作動させて、第1ガス孔41及び開口30aを順次開口し、火力を弱火から中火、中火から強火へと変化させることになる。また、上述したようなガス量調整装置21の作動は、温度センサ18による検出温度や調理モードのシーケンスにしたがって、コントローラにより制御される。
さらに、調整部材22が、円筒状部材の一方の開口を蓋した形状で、蓋部に第1ガス孔41を、円筒部に第2ガス孔42を夫々形成してなるものであるため、電磁弁24aは、第2ガス孔42を閉塞したりすることなく、第1ガス孔41のみを確実に開閉することができる。したがって、調整部材22の小型化を図ることができ、ひいてはガス量調整装置21の一層の小型化を図ることができる。
加えて、ガス量調整装置21や調整部材22の小型化に伴い、該ガス量調整装置21が設置されるテーブルこんろ1の軽量化や小型化をも図ることができる。
さらに、調整部材取付部32を上下に長い空間状の分岐室28の下部に設ける一方、分岐室28の上部に第1流路29とは別個の第2流路30を形成しており、該第2流路30を開閉する電磁弁24bを設置することによって燃料ガスの供給量を三段階で調整可能としている。したがって、従来の二段階に調整可能な構成と同じ数のガス流路により、三段階での段階的な調整を実現することができる。
また、調整部材取付部32についても、テーパ部33の代わりにテーパ状ではないただの大径部を形成し、大径部と小径部との段差を有する円形凹部として形成することも可能である。さらに、調整部材取付部32をテーパ部33等の大径部を有さない円形凹部とし、該調整部材取付部32へは調整部材22の第2ガス孔42よりも下流側のみを挿入することによって調整部材22を取り付ける(すなわち、第2ガス孔42から弁座40にかけて分岐室28内へ突出するように調整部材22を取り付ける)構成を採用することも可能である。
加えて、上記実施形態では、第1ガス孔41の直径と第2ガス孔42の直径とを異ならせているが、両ガス孔41、42の直径を同一としても何ら問題はないし、第2ガス孔42の直径を第1ガス孔の直径よりも大きくしてもよい。
また、ガス量調整装置21は、グリル等を備えていないタイプのテーブルこんろや、キッチンユニットに組み込まれるビルトインこんろ等のテーブルこんろ以外のこんろに適用することも可能である。
Claims (3)
- 燃料ガスが流入する流入口と、前記燃料ガスを送り出す送り口とが設けられているとともに、前記流入口と前記送り口とを連通する1つのガス流路が形成されている一方、前記送り口から送り出す前記燃料ガスの量を調整可能な調整機構を備えたガス量調整装置であって、
前記調整機構が、円筒状部材の一方の開口を蓋した形状で、蓋部に第1ガス孔を、円筒部の側面に第2ガス孔を夫々備え、前記第1ガス孔及び前記第2ガス孔を介して自身よりも上流側と下流側とを連通させた状態で前記ガス流路内に設置される調整部材と、前記第1ガス孔を開閉する弁部材とから構成されている一方、
前記ガス流路の前記第2ガス孔と対向する位置に、前記調整部材の外周面と離隔する大径部を周設するとともに、前記ガス流路内における前記調整部材よりも上流側から前記大径部にかけて、前記調整部材よりも上流側の前記ガス流路内と前記大径部内とを連通する凹部を設け、前記燃料ガスが、前記調整部材よりも上流側から前記凹部内の空間、及び前記大径部の表面と前記調整部材の外周面との間の空間を介して前記第2ガス孔を通ることで、前記調整部材よりも下流側へ送られるようにしており、
前記送り口から送り出す前記燃料ガスの量を、前記第1ガス孔及び前記第2ガス孔を介して前記調整部材よりも上流側から下流側へ前記燃料ガスを送る場合と、前記弁部材により前記第1ガス孔を閉塞することにより、前記第2ガス孔のみを介して前記調整部材よりも上流側から下流側へ前記燃料ガスを送る場合とで段階的に調整可能としたことを特徴とするガス量調整装置。 - 前記調整部材を介さずに前記流入口から前記送り口へと連通する第2のガス流路を設けるとともに、当該第2のガス流路を開閉する第2の弁部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のガス量調整装置。
- 請求項1又は2に記載のガス量調整装置がガスバーナの上流側に設置されていることを特徴とするガスこんろ。
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