JP2017003253A - 付帯ポート付携帯用コンロ - Google Patents

Abstract

【課題】携帯用コンロと燃料源は一対一対応の関係にあるため、複数のコンロを持っていこうとすると、必要な燃料源の缶の数は、望まずとも多くなりすぎてしまう。
【解決手段】携帯用コンロ２０は、燃料流を燃料源から受け取るために、燃料源へ接続される流入ポート２２であって、燃料流をバーナに供給するように、少なくとも１つのバーナに動作可能に接続された流入ポートと、流入ポートに動作可能に接続された流出ポート２４であって、燃料流が流出ポートで使用可能であるように、流入ポートの下流側で流入ポートに接続された流出ポートとを備える。かかる接続により、調整された燃料流を提供する単一の燃料源を、携帯用コンロ及び付帯装置のために用いることができる。
【選択図】図１

Description

本発明はレクリエーション器具一般に関し、より詳細には携帯用コンロに関する。

携帯用コンロは、一般に、例えばキャンプ場などのレクリエーション環境や、ハイキングの休憩時に、食品／水を調理するために用いられる。このようなコンロは、１つ以上のバーナと、バーナの近傍で調理器具を支持する要素とを含む。こうしたコンロは、一般的にはプロパン等の燃料源を燃焼することにより作動する。この燃料源は、通常は別体の缶又は容器に収容されている。ユーザは、圧力調整器付配管を使ってコンロと燃料源とを接続する。

このような装置が非常に有用であることは証明されているが、改良の必要が無いわけではない。現在のところ、これらの携帯用コンロは概して小型で、典型的には１つ又は２つのバーナを利用する。多量の食事や多くの用途にとって、バーナが２つしか無いと非効率であったり望ましくなかったりする場合がある。したがって、同時に複数のバーナを作動させられるように複数の携帯用コンロを携行することは珍しくない。

しかし、コンロと燃料源は一対一対応の関係にあるため、複数のコンロを荷造りするということは、複数の燃料源を荷造りするということでもある。また、多くの場合、同種の燃料源で作動するランタン等の別の装置がある。したがって、複数のコンロや別の付帯品（アクセサリ）をキャンプ及び／又はハイキングに持っていこうとすると、必要な燃料源の缶の数は、望まずとも多くなりすぎてしまう可能性がある。よって、当該技術において、上記問題を解決する改良された調理装置に対するニーズがある。

本発明はそのような調理装置を提供する。本発明のこれらの利点及び他の利点は、発明性のある他の特徴と同じく、本明細書中の発明の説明から明らかになるであろう。

一形態において、携帯用コンロが提供される。このような携帯用コンロの実施の形態は、外側ハウジングと、外側ハウジングに収容された少なくとも１つのバーナとを含む。流入ポートは、調整された燃料流を燃料源から受け取るために燃料源へ接続される。流入ポートは、調整された燃料流をバーナに供給するように少なくとも１つのバーナに動作可能に接続されている。流出ポートは、調整された燃料流が流出ポートで使用可能であるように、流入ポートの下流側で流入ポートに動作可能に接続されている。

制御弁が、流入ポートとバーナとの間に接続されていてもよい。制御弁は、バーナへの調整された燃料流の流量を制御するように動作可能である。制御弁は、調整された燃料流に対して流入ポートと流出ポートとの間に介挿されていてもよい。実施の形態によっては、制御弁は、調整された燃料流の一部が、制御弁の操作による影響を実質的に受けずに少なくとも１つの制御弁を通過することを許容するように構成されている。

実施の形態によっては、少なくとも１つのバーナは、２つのバーナを含む。２つのバーナのそれぞれは、各バーナに接続された制御弁を有する。制御弁はそれぞれ、流入ポートと流出ポートとの間に介挿されている。２つの制御弁のそれぞれは、調整された燃料流の一部が、２つの制御弁のどちらの操作によってもその影響を実質的に受けずに２つの制御弁のそれぞれを通過することを許容する。

実施の形態によっては、制御弁は、調整された燃料流に対して流入ポート及び流出ポートの両方の下流側に接続されていてもよい。少なくとも１つのバーナは、２つのバーナを含んでいてもよく、各バーナは、各バーナに接続された制御弁を有している。両方の制御弁は、流入ポート及び流出ポートの両方の下流側に接続されている。

実施の形態によっては、ハウジングが矩形の輪郭を有している。流入ポート及び流出ポートの各々は、外側ハウジングの側壁からアクセス可能である。流入ポート及び流出ポートは、外側ハウジングの側壁において互いに隣り合い、且つ同じ方向を向いている。

実施の形態によっては、外側ハウジングが略円形の外周を有している。流入ポート及び流出ポートは、円形の外周内で外側ハウジングのポケット内に配置されている。このように構成された流入ポートと流出ポートとは、反対方向を向いている。

別の形態において、携帯用コンロが提供される。このような携帯用コンロの実施の形態は、外側ハウジングと、外側ハウジングに収容された少なくとも１つのバーナとを含んでいる。流入ポートは、調整された燃料流を燃料源から受け取るために燃料源へ接続される。流出ポートは、付帯装置に調整された燃料流を供給する。携帯用コンロは、少なくとも１つのバーナへの調整された燃料流の流量を制御するための制御弁をも含んでいる。流入ポート、流出ポート、及び制御弁は、相互に連続して（直列に）接続されている。

実施の形態によっては、制御弁が、調整された燃料流に対して流入ポートと流出ポートとの間に介挿されている。制御弁は、調整された燃料流の一部が、制御弁の操作による影響を実質的に受けずに少なくとも１つの制御弁を通過することを許容するように構成されている。少なくとも１つのバーナは、２つのバーナを含んでいてもよい。各バーナは、各バーナに接続された制御弁を有している。制御弁は、それぞれ、流入ポートと流出ポートとの間に介挿されている。２つの制御弁のそれぞれは、調整された燃料流の一部が、２つの制御弁のどちらの操作によってもその影響を実質的に受けずに２つの制御弁のそれぞれを通過することを許容する。

実施の形態によっては、制御弁は、調整された燃料流に対して流入ポート及び流出ポートの両方の下流側に接続されている。少なくとも１つのバーナは、２つのバーナを含んでいる。各バーナは、各バーナに接続された制御弁を有している。両方の制御弁は、流入ポート及び流出ポートの両方の下流側に接続されている。

さらに別の形態において、携帯用コンロの製造方法が提供される。この方法は、外側ハウジングを提供するステップと、ハウジング内に少なくとも１つのバーナを設置するステップとを含む。この方法は、また、流入ポートを、少なくとも１つのバーナに接続するステップを含む。流入ポートは、調整された燃料流を燃料源から受け取るように構成されている。この方法は、また、制御弁を、少なくとも１つのバーナ及び流入ポートに接続するステップを含む。制御弁は、バーナに至る調整された燃料流の流量を制御するように構成されている。この方法は、さらに、調整された燃料流が流出ポートで使用可能になるように、流出ポートを流入ポートに接続するステップを含む。

実施の形態によっては、流出ポートを流入ポートに接続するステップは、１つの制御弁が調整された燃料流に対して流入ポートと流出ポートとの間に介挿されるように流出ポートを接続するステップを含む。別の実施の形態では、流出ポートを流入ポートに接続するステップは、調整された燃料流に対して、制御弁が流入ポート及び流出ポートの両方の下流となるように流出ポートを接続するステップを含む。

本発明の他の態様、目的及び利点は、添付図面を参照する以下の詳細な記載からより明確になるであろう。

本明細書に組み込むまれ、本明細書の一部を形成する添付図面は、本発明の態様のいくつかを図解し、記述と共に本発明の原理を説明する。

本発明の教示に係る携帯用コンロの第１の実施の形態の斜視図である。

図１の実施の形態の上面図である。

説明のために部分的に削除した、図１の実施の形態の斜視図である。

図１の実施の形態の部分断面図である。 図１の実施の形態の部分断面図である。 図１の実施の形態の部分断面図である。

本発明の教示に係る携帯用コンロの第２の実施の形態の斜視図である。

説明のために部分的に削除した、図７の実施の形態の上面図である。

本発明を特定の好ましい実施の形態に関連して説明するが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。むしろ、請求項に規定される本発明の精神及び範囲に含まれる代替、改変及び均等物のすべてが網羅される。

図面を参照して、付帯ポート付携帯用コンロの実施の形態について説明する。以下の説明からより詳細に理解できるように、本発明の実施の形態は、１台の携帯用コンロから、流量を調整されたガスを送出できるようにする付帯ポート（出入口）を都合よく組み込んでいる。他のコンロ、付帯品、又は他の装置をこの付帯ポートに接続することができ、単一の燃料源から、調整された燃料流を、前述したもののそれぞれへ供給できるようにすることが可能になる。

まず図１を参照すると、コンロ２０の実施の形態が示されている。コンロ２０は、概ねコンパクトな設計となっており、それゆえ非常に高い携帯性を披露している。コンロ２０は、燃料源に接続するためのガス流入ポート２２と、燃料源から二次コンロ又は他の付帯品へ、調整された燃料流を供給するためのガス流出ポート２４とを組み込んでいる。

コンロ２０は、第１のバーナアセンブリ（組立体）３４及び第２のバーナアセンブリ３６により形成される外側ハウジング３０を含む。ヒンジ装置３８は、第１のバーナアセンブリ３４及び第２のバーナアセンブリ３６を図１の閉位置から図２の開位置へ相互に相対的に動かせるように、第１のバーナアセンブリ３４と第２のバーナアセンブリ３６とを接続する。

次に図２を参照すると、開位置をとるコンロ２０が示されている。それに見られるように、調整されたガス源２６がガス流入ポート２２に接続されている。当業者にとっては言うまでもなく、調整されたガス源とは、直列調整器を有する燃料源のことである。かかる構成は多くの様々な形態をとり得るので、調整されたガス源２６は略示されている。付帯装置２８はガス流出ポート２４に接続されている。用語「付帯ポート」は、本明細書中で総称的に用いられ、機能を提供するために調整されたガス流を活用できるいずれの装置であってもよい。非限定的な例であるが、付帯装置２８は、類似の又は非類似のコンロ、ランタン、又は他の付帯装置であってもよい。

第１のバーナアセンブリ３４を参照すると、この第１のバーナアセンブリ３４は、火格子アセンブリ４４を支持する外側シェル４２を含む。火格子アセンブリ４４は、支持棒４８に支持された複数の火格子要素４６を含む。汁受けトレイ５０が、図示のように、火格子アセンブリ４４の下に配置されている。バーナ５２の一部は、汁受けトレイ５０の上に突出すると共に火格子アセンブリ４４の下に配置されている。点火装置５４は、バーナ５２に近接して配置されている。さらに、スイッチ５６（図３参照）は、点火装置５４を作動させるために外側シェル４２からアクセス（到達）可能である。第２のアセンブリ３６は、第１のバーナアセンブリ３４と同一であることが分かるので、簡潔にするため、これ以上の詳細な説明は行わない。

次に図３では、第１のバーナアセンブリ３４及び第２のバーナアセンブリ３６から汁受けトレイ及び火格子アセンブリを除去して、その内側のコンポーネントが見えるようにした。第１のバーナアセンブリ３４では、ガス流入ポート２２から流入管６２が延びている。この流入管６２は制御弁６４を終端とする。以下に詳細を説明するが、制御弁６４は、ガス流入ポート２２で受け取った調整されたガス流の一部が、実質的に制御弁６４の影響を受けることなく流入ポート２２を通るように作動できる。この場合、「実質的に影響を受けることなく」というのは、制御弁６４を通る調整されたガス流のこの一部が、制御弁６４により引き起こされる通常の損失に起因していくらかの損失を受ける可能性があることを意味する。しかし、制御弁６４のユーザ制御ノブ９８（図４参照）を操作することで、調整されたガス流のこの一部が影響を受けるものではない。

次に図４を参照すると、流入管６２からのガス流は、方向９２に沿って移動し、制御弁６４に突き当たる。上述の通り、このガス流の一部は、制御弁６４の影響を実質的に受けることなくそこを通り抜け、流出管６８を方向９４に沿って移動する。しかし、制御弁６４が開放状態にあるとき、すなわちノブ９８の操作により弁部材１００が弁座から離間しているとき、ガスは方向９６に沿っても流れ、バーナ５２で燃焼される。容易にわかることだが、ユーザは、ノブ９８を操作してバーナ５２への流れを調節することができる。制御弁６４が完全に閉じている場合、実質的に影響を受けることなく制御弁６４を通り抜けるガス流の「一部」が、流れの全てである。

ここで図５において、図示のように、この調整されたガス流は、流出管を通って回転可能エレメント７０へ流れる。回転可能エレメント７０はヒンジ管７２に接続されており、ヒンジ管７２はさらに、調整されたガス流が効果的にヒンジ装置３８を流れるように、第２のバーナアセンブリ３６の別の回転可能エレメント８０に接続されている。

引き続き図５において、回転可能エレメント７０は、ヒンジ流エルボ１１０へ密封可能及び回転可能に接続されている。回転可能エレメント７０は、ヒンジ流エルボ１１０に対して、長手方向中心軸線まわりに回転することができる。ただし、回転可能エレメント７０の端部にはシール１２４が設けられ、回転可能エレメント７０とヒンジ流エルボ１１０との境界からのガス洩れを防止している。これは、回転可能エレメント７０の、ヒンジ流エルボ１１０とは反対側の端部に位置するヒンジブロック１１８についても同様である。

回転可能エレメント７０とヒンジ流エルボ１１０とを通るガスは、ヒンジ流エルボ１１０の流出ポート１１２を通り、次にヒンジ管７２を通る。この流れは、ヒンジ管７２の、ヒンジ流エルボ１１０とは反対側の端部に位置するヒンジ流エルボ１１６の流入ポート１１４に受け入れられる。この調整されたガス流は、次にヒンジ流エルボ１１６を通って回転可能エレメント８０内へと流れる。

回転可能エレメント７０と同様に、回転可能エレメント８０は、ヒンジ流エルボ１１６とヒンジブロック１２０に対して、長手方向軸線まわりに回転することができる。回転可能エレメント８０の対向する両端部にはそれぞれシール１２６が設けられており、回転可能エレメント８０とヒンジ流エルボ１１６との境界からのガス洩れ、及び回転可能エレメント８０とヒンジブロック１２０との境界からのガス洩れを防いでいる。

また、この図から分かるように、ヒンジブロック１１８、１２０及びヒンジ流エルボ１１０、１１６の間には、それぞれヒンジバー１２２が延びている。ヒンジ流エルボ１１０、１１６の間に延伸するヒンジバー１２２は、ヒンジ管７２を覆っている。各ヒンジ流エルボ１１０、１１６及びヒンジブロック１１８、１２０を各バーナアセンブリに結合するために、ねじ式キャップ１２８が各ヒンジ流エルボ１１０、１１６及びヒンジブロック１１８、１２０に設けられている。先の説明から推測されるように、調整されたガス流は、回転可能エレメント７０を方向１０４に沿って通り、次に方向１０６でヒンジ管７２を通り、その後、方向１０８で回転可能エレメント８０を通る。調整されたガス流はそこで、後述するように、第２のバーナアセンブリ３６の流入管８２を通る。

ここで図６を参照すると、第２のバーナアセンブリ３６の内部配管が示されている。流入管８２を通る調整されたガス流は、方向１３２に流れる。次にこの流れは、上述の制御弁６４と同様の制御弁８４に突き当たる。図示の通り、この調整されたガス流の一部は、制御弁８４を通過した後、方向１３４で流出管８８を通る。この調整されたガス流の一部は、実質的に制御弁８４による影響を受けない。その後、流出管８８を通るこの調整されたガス流の一部は、ガス流出ポート２４（図１参照）で利用可能になる。ガス流出ポート２４は、他のコンポーネントに適切に接続されている場合にのみガスの流れを許容するガスポート接続を採用する。すなわち、ガス流出ポート２４に接続がなされていない場合、ガス流出ポート２４は、ガス流出ポート２４からのガス流出を防ぐ。

しかし、この調整されたガス流の他の部分は、このガス流が方向１３６でバーナ管８６を通ってバーナアセンブリ３６のバーナに進む際に、制御ノブ１３８を操作することにより制御可能である。これは、制御弁８４の弁部材１４０の位置を操作することにより行われる。

ここで図７及び図８を参照すると、別の実施の形態のコンロ２２０が示されている。この実施の形態のコンロ２２０は、上述のコンロ２０と同じ利点と機能性を持つが、全体的に形状が異なる。実際、コンロ２２０の形状は、折り畳み可能な外側シェル２４２により画成された略矩形である。一対のバーナ２５２は、汁受けトレイ２５０の上かつ火格子アセンブリ２４４の下に配置されている。これらのコンポーネントは、外側シェル２４２の下半分２６０内に支持されている。外側シェル２４２の上半分２５８は、コンロ２２０の折畳み式蓋として機能する。

ガス流入ポート２２２へは、コンロ２２０の側壁からアクセスすることができる。ガス流出ポートへも同じ側壁からアクセスすることができる。ここで図８に転ずると、調整されたガス流は、調整されたガス源２２６をガス流入ポート２２２に接続することにより供給される。

この調整されたガス流は、次に、図示するように、方向２９２で流入管２６２に沿って流れる。各バーナ２５２に関連する制御弁２６４に突き当たる前に、この調整されたガス流は、ガス流出ポート２２４で使用可能である。上述の付帯装置２２８をガス流出ポート２２４に接続して、この調整されたガス流を受け取ることができる。

調整されたガス流の一部は、方向２９２で制御弁２６４を通るが、実質的に制御弁２６４の影響を受けない。次に、このガス流の一部は、図８に示す左側のバーナ２５２に関連する制御弁２６４まで流れる。各制御弁２６４は、制御ノブ２９８に接続されており、各バーナ２５２を方向２９６に流れるそのようなガス流は、これらの制御ノブ２９８を操作することにより制御される。

この実施の形態では、図１乃至６に関して上で説明した制御弁６４がガス流入ポート２２とガス流出ポート２４との間に介挿されている実施の形態とは異なり、ガス流出ポート２２４がガス流入ポート２２２のすぐ隣りに位置することが分かるであろう。

先の説明からも分かる通り、本明細書中で説明した付帯ポート付携帯用コンロの実施の形態は、ガスを動力源とする携帯用コンポーネントの複数が互いに操作可能に接続されると共に単一の調整されたガス源を動力源とするシステムを有利に提供する。これにより、ハイキングやキャンプの際にユーザが持参しなければならないコンポーネントの数を有利に減らすことができる。

本明細書中で引用する刊行物、特許出願及び特許を含むすべての文献を、各文献を個々に具体的に示し、参照して組み込むのと、また、その内容のすべてをここで述べるのと同じ限度で、ここで参照して組み込む。

本発明の説明に関連して（特に以下のクレームに関連して）用いられる単数表現の名詞及び同様な指示語の使用は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、単数及び複数の両方に及ぶものと解釈される。語句「備える」、「有する」、「含む」及び「包含する」は、特に断りのない限り、オープンエンドターム（すなわち「〜を含むが限定しない」という意味）として解釈される。本明細書中の数値範囲の具陳は、本明細書中で特に指摘しない限り、単にその範囲内に該当する各値を個々に言及するための略記法としての役割を果たすことだけを意図しており、各値は、本明細書中で個々に列挙されるかのように、明細書に組み込まれる。本明細書中で説明されるすべての方法は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、あらゆる適切な順番で行うことができる。本明細書中で使用するあらゆる例又は例示的な言い回し（例えば「など」）は、特に主張しない限り、単に本発明をよりよく説明することだけを意図し、本発明の範囲に対する制限を設けるものではない。明細書中の如何なる言い回しも、本発明の実施に不可欠である、請求項に記載されていない要素を示すものとは解釈されないものとする。

本明細書中では、発明を実施するため本発明者が知っている最良の形態を含め、本発明の好ましい実施の形態について説明している。当業者にとっては、上記説明を読んだ上で、これらの好ましい実施の形態の変形が明らかとなろう。本発明者は、熟練者が適宜このような変形を適用することを予期しており、本明細書中で具体的に説明される以外の方法で発明が実施されることを予定している。したがって、本発明は、準拠法で許されているように、本明細書に添付された請求項に記載の内容の変更及び均等物をすべて含む。さらに、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、好ましい実施の形態で考えられるすべての変形における上記要素のいずれの組合せも本発明に包含される。

２０ 携帯用コンロ
２２ ガス流入ポート
２４ ガス流出ポート
２６ ガス源（燃料源）
３０ 外側ハウジング
５２ バーナ
６４、８４ 制御弁（バーナ弁）
１２２ 流入ポート
１２４ 流出ポート
２２０ コンロ
２２２ ガス流入ポート
２２４ ガス流出ポート
２２６ ガス源（燃料源）
２５２ バーナ
２６４ 制御弁（バーナ弁）

Claims (20)

1. 外側ハウジングと、
   前記外側ハウジングに収容された少なくとも１つのバーナと、
   燃料流を燃料源から受け取るために前記燃料源へ接続される流入ポートであって、前記燃料流を前記バーナに供給するように前記少なくとも１つのバーナに動作可能に接続された流入ポートと、
   前記流入ポートに動作可能に接続された流出ポートであって、前記燃料流が前記流出ポートで使用可能であるように、前記流入ポートの下流側で前記流入ポートに接続された流出ポートとを備える、
   携帯用コンロ。
2. 前記流入ポートと前記バーナとの間に接続された制御弁をさらに備え、前記制御弁は、前記バーナへの前記燃料流の流量を制御するように動作可能である、
   請求項１に記載の携帯用コンロ。
3. 前記１つの制御弁が、前記燃料流に対して前記流入ポートと前記流出ポートとの間に介挿された、
   請求項２に記載の携帯用コンロ。
4. 前記制御弁は、前記燃料流の一部が、前記制御弁の操作による影響を実質的に受けずに前記少なくとも１つの制御弁を通過することを許容するように構成された、
   請求項３に記載の携帯用コンロ。
5. 前記少なくとも１つのバーナは２つのバーナを含み、前記各バーナは前記各バーナに接続された制御弁を有し、
   前記制御弁はそれぞれ、前記流入ポートと前記流出ポートとの間に介挿され、
   前記２つの制御弁のそれぞれは、前記燃料流の一部が、前記２つの制御弁のどちらの操作によってもその影響を実質的に受けずに前記２つの制御弁のそれぞれを通過することを許容する、
   請求項４に記載の携帯用コンロ。
6. 前記制御弁は、前記燃料流に対して前記流入ポート及び前記流出ポートの両方の下流側に接続された、
   請求項２に記載の携帯用コンロ。
7. 前記少なくとも１つのバーナは２つのバーナを含み、前記各バーナは前記各バーナに接続された制御弁を有し、前記両方の制御弁は、前記流入ポート及び前記流出ポートの両方の下流側に接続された、
   請求項６に記載の携帯用コンロ。
8. 前記外側ハウジングが矩形の輪郭を有し、前記流入ポート及び前記流出ポートの各々は前記外側ハウジングの側壁からアクセス可能である、
   請求項１に記載の携帯用コンロ。
9. 前記流入ポート及び前記流出ポートが、前記外側ハウジングの前記側壁において互いに隣り合い、且つ同じ方向を向いている、
   請求項８に記載の携帯用コンロ。
10. 前記外側ハウジングが略円形の外周を有し、前記流入ポート及び前記流出ポートが前記円形の外周内で前記外側ハウジングのポケット内に配置された、
    請求項１に記載の携帯用コンロ。
11. 前記流入ポートと前記流出ポートとが反対方向を向いている、
    請求項１０に記載の携帯用コンロ。
12. 外側ハウジングと、
    前記外側ハウジングに収容された少なくとも１つのバーナと、
    燃料流を燃料源から受け取るために前記燃料源へ接続される流入ポートと、
    付帯装置に前記燃料流を供給するための流出ポートと、
    前記少なくとも１つのバーナへの前記燃料流の流量を制御するための制御弁とを備え、
    前記流入ポート、前記流出ポート、及び前記制御弁が相互に連続して接続された、
    携帯用コンロ。
13. 前記１つの制御弁が、前記燃料流に対して前記流入ポートと前記流出ポートとの間に介挿された、
    請求項１２に記載の携帯用コンロ。
14. 前記制御弁は、前記燃料流の一部が、前記制御弁の操作による影響を実質的に受けずに前記少なくとも１つの制御弁を通過することを許容するように構成された、
    請求項１３に記載の携帯用コンロ。
15. 前記少なくとも１つのバーナは２つのバーナを含み、前記各バーナは前記各バーナに接続された制御弁を有し、
    前記制御弁はそれぞれ、前記流入ポートと前記流出ポートとの間に介挿され、
    前記２つの制御弁のそれぞれは、前記燃料流の一部が、前記２つの制御弁のどちらの操作によってもその影響を実質的に受けずに前記２つの制御弁のそれぞれを通過することを許容する、
    請求項１４に記載の携帯用コンロ。
16. 前記制御弁は、前記燃料流に対して前記流入ポート及び前記流出ポートの両方の下流側に接続された、
    請求項１２に記載の携帯用コンロ。
17. 前記少なくとも１つのバーナは２つのバーナを含み、前記各バーナは前記各バーナに接続された制御弁を有し、前記両方の制御弁は、前記流入ポート及び前記流出ポートの両方の下流側に接続された、
    請求項１６に記載の携帯用コンロ。
18. 携帯用コンロの製造方法であって：
    外側ハウジングを提供するステップと、
    前記ハウジング内に少なくとも１つのバーナを設置するステップと、
    燃料流を燃料源から受け取るように構成された流入ポートを、前記少なくとも１つのバーナに接続するステップと、
    前記バーナに至る前記燃料流の流量を制御するように構成された制御弁を、前記少なくとも１つのバーナ及び前記流入ポートに接続するステップと、
    前記燃料流が流出ポートで使用可能になるように、前記流出ポートを前記流入ポートに接続するステップとを備える、
    携帯用コンロの製造方法。
19. 前記流出ポートを前記流入ポートに接続するステップは、前記１つの制御弁が前記燃料流に対して前記流入ポートと前記流出ポートとの間に介挿されるように前記流出ポートを接続するステップを含む、
    請求項１８に記載の携帯用コンロの製造方法。
20. 前記流出ポートを前記流入ポートに接続するステップは、前記燃料流に対して、前記制御弁が前記流入ポート及び前記流出ポートの両方の下流となるように前記流出ポートを接続するステップを含む、
    請求項１８に記載の携帯用コンロの製造方法。

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