JP5310513B2 - 回路遮断器の付属装置 - Google Patents

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Description

この発明は、低圧配電設備に適用する配線用遮断器,漏電遮断器を対象とした回路遮断器の付属装置に関し、詳しくはその付属装置として回路遮断器に取り付けて使用する“不足電圧引き外し装置”および“外部操作ハンドル装置”の構成に係わる。
周知のように頭記の回路遮断器には、オプションとして多様な種類の付属装置が用意されており、その一つに“不足電圧引き外し装置”がある。
この不足電圧引き外し装置は、保護対象となる回路の電圧(主回路,制御回路の電圧)があらかじめ規定した電圧(例えば、定格電圧の85〜35%の範囲)を下回った際に回路遮断器をトリップさせて主回路を断路するものである。その一例として、回路遮断器のケースの内部に挿入セットして使用する内蔵形の不足電圧引き外し装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この内蔵形の不足電圧引き外し装置は、回路遮断器のケースに内装するカセットケースに、電磁石、該電磁石のアーマチャアに結合して回路遮断器のトリップクロスバーに対峙させたアクチュエータ、アーマチャアの釈放バネ、およびアーマチャアに連係したリセットレバーの組立体からなる引き外し機構を搭載した構成になる。
かかる不足電圧引き外し装置の動作,機能は特許文献1に詳しく述べられており、電磁石のコイルは回路遮断器の主回路を電源とする制御回路により通電励磁し、定常時には釈放バネに抗して電磁石のアーマチャアを吸引して前記アクチュエータを後退位置に保持している。一方、主回路の電圧が規定範囲を超えて低下すると、電磁石の吸引力が低下して前記アクチュエータの拘束を解除する。これにより、釈放バネのバネ付勢を受けて前記アクチュエータがトリップクロスバーを叩いて回路遮断器をトリップ動作させる。
そして、トリップ動作後に回路遮断器のハンドルをOFFからON位置に投入操作すると、これに連動して不足電圧引き外し装置のリセットレバーが釈放バネに抗してアクチュエータを後退位置に引き戻す。この状態で主回路電圧が規定電圧の範囲に回復していれば、電磁石がアーマチュアを吸着してアクチュエータを後退位置に保持するので、回路遮断器の再投入が確立する。
また、回路遮断器の不足電圧引き外し装置として、前記した引き外し機構に早入り接点スイッチを組み合わせ、その早入り接点を電磁石コイルの電源回路に接続した“早入り接点付き不足電圧引き外し装置”も知られている(例えば、特許文献2参照)。
この早入り接点付き不足電圧引き外し装置は、回路遮断器の投入を安全,かつ的確に行うようにしたもので、先記した電磁石を含む引き外し機構に早入り接点スイッチ機構を併設した構成になり、当該装置を回路遮断器に組み付けた使用状態で、前記の早入り接点スイッチ機構を回路遮断器のハンドルに設けた駆動レバー(カム式レバー)などを介して連係させようにしている。
そして、回路遮断器をトリップ動作後に再投入するハンドル操作過程でTRIP位置に停止している遮断器のハンドルを一旦OFF位置に戻してからON位置に向けて移動すると、回路遮断器の主回路接点が閉極するよりも前に早入り接点が閉じて電磁石コイルを通電励磁する。この際に主回路の電圧が規定範囲の電圧に回復していれば、引き外し機構の電磁石のアーマチュアが吸着されてアクチュエータを後退位置に保持するので、ハンドルをON位置に移動すると回路遮断器の再投入が確立する。これに対して、主回路電圧が規定電圧に回復してないと、電磁石のアーマチュアが吸引されないので、ハンドルをON位置に移動しても回路遮断器はリセットされずにトリップ状態に戻る。
なお、早入り接点付き不足電圧引き外し装置は、特許文献1に開示した内蔵形の不足電圧引き外し装置と比べてサイズが大形であり、このままでは回路遮断器のケース内に組み込むことが困難であることから、通常は特許文献2のようにユニットケースを回路遮断器のケースの側面に外付けした上で、その早入り接点スイッチ機構を回路遮断器のロータリーハンドル(rotary handle)に付設した駆動レバーを介して連係するようにしている。
一方、前記した回路遮断器(配線用遮断器,漏電遮断器)は、一般に配電盤,分電盤,制御盤などの盤内に据付けて使用することから、その付属装置として回路遮断器を盤扉の前方から開閉操作する“外部操作ハンドル装置”がある。その一例として、外部操作ハンドル装置に装備したロータリーハンドルの操作により、回路遮断器のロッカーハンドル(locker handle)をON,OFF,RESET位置に駆動するようにした方式のものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
次に、前記外部操作ハンドル装置の従来例の構造を図8で説明する。図8(a)〜(c)において、1は回路遮断器(配線用遮断器)、2は回路遮断器1の付属装置として回路遮断器のケースに組み付けた外部操作ハンドル装置である。ここで、回路遮断器1は、ケース1aに固定接触子1b、可動接触子1c、反転動作式のトグルリンク機構からなる開閉機構部1d、該開閉機構部1dに連繋してケース1aの頂部に配したロッカーハンドル1e、および過電流引外し装置1fなどを搭載装備した構成になる。なお、5aはハンドル4のON,OFF,TRIP,RESET位置を表示する銘板である。
上記の回路遮断器1の開閉動作は周知の通りであり、ロッカーハンドル1eを図示のON位置から右側に倒してOFF位置に切換えると、そのストローク途上で開閉機構部1dが反転動作し、開閉機構部1dの開閉ばねの付勢を受けて可動接触子1cが開極する。また、主回路の過電流を検知して過電流引外し装置1fが作動すると開閉機構部1dが釈放動作し、可動接触子1cが開極して主回路電流を遮断する。なお、このトリップ動作により、ロッカーハンドル1eはON位置とOFF位置との中間位置に移動してトリップ動作状態を表示する。
一方、外部操作ハンドル装置2は、回路遮断器1のケース1aの頂部にネジ締結して固定したベース3にロータリーハンドル4,ハンドルカバー5,およびスライドベース6などのドライブ部品を搭載した構成になり、ロータリーハンドル4の支軸4aに連結したターンベース4bがクランクピン4cを備えている。また、前記スライドベース6は回路遮断器1のロッカーハンドル1eと平行な向きにスライド可能に案内支持されており、その板面にはスライド方向と直交する向きに長穴6aを開口し、この長穴6aに前記クランクピン4cを嵌入してロータリーハンドル4との間を連係している。また、スライドベース6には、外部操作ハンドル装置2を回路遮断器1に組付けた状態で、回路遮断器1のケース1aから突き出したロッカーハンドル1eの摘み部に対向してON側から対峙するプッシャー6b、および該プッシャー6bをハンドル1eの摘み部に向けて背後から押圧する付勢バネ6cを備えている。
上記の構成で、ロータリーハンドル4を手動操作でON位置からOFF位置に回すと、クランクピン4cを介してスライドベース6が右方向にスライド移動し、プッシャー6bを介して回路遮断器1のロッカーハンドル1eをOFF位置に向けて駆動する。ここで、ハンドル1eが移動ストロークの略中間位置まで変位すると、回路遮断器1に設けた開閉機構部1dのトグルリンク機構が反転動作する。これにより、可動接触子1cが固定接触子1bから開離して開極終端位置に移動し、回路遮断器1がOFFとなる。
また、回路遮断器1が過電流を検知してトリップ動作すると、ロッカーハンドル1eに連係した外部操作ハンドル装置2のハンドル4はON位置とOFF位置の中間のTRIP位置に移動して停止する。そして、この状態から回路遮断器1を再投入するには、まず、ロータリーハンドル4をRESET位置に回す。これにより回路遮断器1の開閉機構部1dに連係した引き外し機構がリセットされ、続いてロータリーハンドル4を反転してON位置に回すと、回路遮断器1のロッカーハンドル1eがOFF位置に移動し、可動接触子1cが固定接触子1bに接触して回路遮断器1の投入が確立する。
特開平10−255639号公報 特許第3867541号公報 特開2007−134148号公報(図7−図8)
ところで、回路遮断器の付属装置としてメーカーが用意した前記従来の不足電圧引き外し装置,外部操作ハンドル装置は、ユーザーが指定したオプションの仕様との対応で次記のような問題点がある。
すなわち、前記回路遮断器のオプションとしてメーカーが用意した各種の付属装置は、配電設備の保護システム,ユーザーの指定に対応して採用するようにしている。この場合に、不足電圧引き外し装置のオプション品については、先記のように早入り接点機構を備えていない通常の内蔵形の“不足電圧引き外し装置”(特許文献1参照)、および“早入り接点付きの不足電圧引き外し装置”(特許文献2参照)のタイプがあり、さらにその仕様は回路遮断器の機種,定格電圧などによって異なる。そのほか、回路遮断器に外部操作ハンドル装置を組み合わせて使用する場合もあるなど、付属装置の採用機種は回路遮断器の使用環境,ユーザーの指定などによって様々である。
このために、回路遮断器のメーカーは、ユーザーの指定するオプションに備えて機種,仕様の異なる多数機種の不足電圧引き外し装置を準備しておく必要があり、そのオプション品の在庫管理には経費がかかることになる。
しかも、回路遮断器の付属装置として、先記した“早入り接点付き不足電圧引き外し装置”(特許文献2参照)を採用する場合には、回路遮断器に早入り接点スイッチ機構に連係する駆動レバーを備えた専用のロータリーハンドルを装備しておく必要がある。
しかしながら、通常の回路遮断器(図8参照)にはロッカーハンドルが標準装備されていることから、“早入り接点付き不足電圧引き外し装置”を採用する場合には、専用のロータリーハンドルを備えた機種の回路遮断器を使用する必要がある。なお、“早入り接点付き不足電圧引き外し装置”との対応に備えてあらかじめ回路遮断器に前記した専用のロータリーハンドルを標準装備しておくと、“早入り接点付き不足電圧引き外し装置”を使用しない場合には過剰な仕様となって回路遮断器の製品価格が高くなる問題もある。
この発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は回路遮断器に適用する“不足電圧引き外し装置”について、この不足電圧引き外し装置に関連するオプション品を複数のユニットに分けて構成しておき、ユーザーが指定したオプションの仕様に合わせて選択した前記ユニットを組み合わせて回路遮断器に使用することで、様々な指定オプションの仕様にも簡単に対応できるようにした回路遮断器の付属装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明によれば、外部操作ハンドル装置”および“不足電圧引き外し装置”を付属装置として備えた回路遮断器の付属装置において、
前記“不足電圧引き外し装置”を、引き外し機構を備えた“引き外しユニット”と早入り接点を備えた“早入り接点ユニット”の二つのモジュールに分けた上で、前記引き外しユニットを回路遮断器のケースに内装し、早入り接点ユニットは外部操作ハンドル装置に外付けして前記早入り接点を外部操作ハンドル装置の内部機構に連係し、外部操作ハンドル装置のON操作途上で回路遮断器の主回路接点が閉極するより前の行程で前記早入り接点を閉じるものとし(請求項1)、具体的には“外部操作ハンドル装置”,および“早入り接点ユニット”を次記のような態様で構成する。
(1)前記“外部操作ハンドル装置”は回路遮断器のケースに取り付けるベースと、ロータリー式ハンドルと、該ハンドルの回転を直線方向の動きに変換して回路遮断器のロッカー式のハンドルをON,OFF方向に駆動するスライドベースと、該スライドベースに搭載してON操作方向から前記ロッカー式ハンドルに対峙させたプッシャー,および該プッシャーを背後から付勢するバネを備え、かつ前記スライドベースとプッシャーとの間に遊びストロークを設定した構成になり、回路遮断器の投入操作過程で前記遊びストロークに対応するスライドベースの移動を捉えて早入り接点ユニットの早入り接点を開閉動作させるようにする(請求項2)。
(2)前記“早入り接点ユニット”が早入り接点を備えたリミットスイッチと、該リミットスイッチを保持した端子付きのフレームとの組立体からなり、前記フレームを“外部操作ハンドル装置”のベースに着脱可能に取り付け、この取付け位置でリミットスイッチの操作端を外部操作ハンドル装置のスライドベースに連係させる(請求項3)。
回路遮断器の付属装置として、“不足電圧引き外し装置”を前記のように構成したことにより、最小種類のオプション品を適宜に選択して回路遮断器に適用することで、様々な指定オプションの仕様にも簡単に対応できる。
すなわち、回路遮断器の付属装置として、早入り接点機能を有しない通常の不足電圧引き外し装置を適用する場合には、先記した“引き外しユニット”を回路遮断器のケースに内装することで即対応できる。また、この場合には必要に応じて外部操作ハンドル装置を回路遮断器に組み付けて使用できる。
一方、不足電圧引き外し装置として、そのオプションの仕様を早入り接点機能付きのものに変更する場合には、前記した既存の“引き外しユニット”をそのまま流用して回路遮断器のケースに内装し、これに“早入り接点ユニット”のオプション品を追加して回路遮断器に組み付けた“外部操作ハンドル装置”に外付けすることで簡単に対応できる。したがって、回路遮断器のメーカーは従来よりも少ない種類のオプション品を用意するだけでよく、そのオプション品の在庫,管理に要する経費の大幅な節減化が図れる。
回路遮断器に外部操作ハンドル装置,不足電圧引き外し装置の付属装置を組み付けたこの発明の実施例の分解斜視図である。 図1の回路遮断器に適用する早入り接点付き不足電圧引き外し装置の構成図であって、(a),(b)はそれぞれ引き外しユニット,早入り接点ユニットの斜視図である。 図1における外部操作ハンドル装置の組立構造図であって、(a)は装置全体の分解斜視図、(b)は(a)におけるスライドベースの分解斜視図である。 図3に示した外部操作ハンドル装置の操作状態を表す図であって、(a),(b)はそれぞれハンドルをON,およびOFF位置に回した状態を表す斜視図である。 図3の外部操作ハンドル装置に図2の早入り接点ユニットを外付けして回路遮断器に組み付けた使用状態の外観斜視図である。 図5から早入り接点ユニットを外した使用状態の外観斜視図である。 図5の早入り接点ユニットの使用状態におけるハンドル操作の動作説明図であって、(a)〜(d)はそれぞれ外部操作ハンドル装置のハンドルをOFF位置からON位置に回転した際のハンドル位置の推移を表す図、(e)〜(h)はそれぞれ(a)〜(d)に対応するスライドベース,プッシャー,回路遮断器のロッカーハンドル,および早入り接点ユニットの動作の推移を表す図である。 従来の外部操作ハンドル装置を回路遮断器に組み付けた使用状態の構造図であって、(a)は側視断面図、(b)は平面図、(c)は外部操作ハンドル装置の内部機構を表す斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を図1〜図7に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図8に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
まず、回路遮断器に外部操作ハンドル装置,不足電圧引き外し装置の付属装置を組み付けたこの発明の実施例を図1に示す。図において、1はケース1aの頂部にロッカーハンドル1eを備えた回路遮断器、2は“外部操作ハンドル装置”、7は回路遮断器1のケース1aに内装した不足電圧引き外し装置の“引き外しユニット”、8は外部操作ハンドル装置2のベース3の裏面側に着脱可能に外付けして回路遮断器1との間に配置した不足電圧引き外し装置の“早入り接点ユニット”である。
ここで、“引き外しユニット”7は、図2(a)で示すようにカセット式のユニットケースに先記の特許文献1と同様な電磁石を含む引き外し機構が搭載された構成になる。なお、7aはユニットケースから突き出して回路遮断器のトリップクロスバーに対峙するアクチュエータ、7bはリセットレバーである。一方、“早入り接点ユニット”8は、図2(b)で示すように早入り接点を備えたリミットスイッチ8aと、該リミットスイッチ8aを保持する取付けフレーム8bの組立体からなり、該取付けフレーム8bには外部接続端子8c,端子ネジ8d、および取付けフレーム8bの両端から上方に突き出す一対の支持脚(スナップフィット(snap fit))8eを備えている。
また、外部操作ハンドル装置2は、図8に示した従来の外部操作ハンドル装置と略同様な構成でその詳細構造を図3に示す。すなわち、外部操作ハンドル装置のベース3に搭載して直線方向に案内支持したスライドベース6は、その上面側に植設したピン6dをターンベース4bの溝穴4b−1に嵌入し、支軸4aを介してロータリーハンドル4に連結している。またスライドベース6の板面には凸字形の窓穴6eが切欠き開口し、この窓穴6eには後述するようにスライドベース6との間に遊びストロークを設定して回路遮断器1のロッカーハンドル1e(図1参照)にON側から対峙させたプッシャー6b、および該プッシャー6bを背後から付勢するバネ力の弱いバネ(コイルバネ)6cが組み込まれている。さらに、スライドベース6の移動方向に沿った側面には、先記した早入り接点ユニット8のリミットスイッチ8a(図2(b)参照)を開閉するドッグ(dog)として機能するカム溝6fが形成されている。
なお、図4(a),(b)は前記外部操作ハンドル装置2の組立状態を表しており、ロータリーハンドル4を手動でON,OFF位置に回すと、ハンドル4に連動してスライドベース6が直線方向にスライド移動し、図8で述べたように回路遮断器1のロッカーハンドル1eをON,OFF位置に駆動する。
また、図5は回路遮断器1(図中には描かれてないが回路遮断器のケースには前記した不足電圧引き外し装置の“引き外しユニット”7が内装セットされている)に取付けた外部操作ハンドル装置2に不足電圧引き外し装置の“早入り接点ユニット”8を追加装備した使用状態を表している。ここで、早入り接点ユニット8は、そのフレーム8bに設けた支持脚8eを外部操作ハンドル装置2のベース3に穿孔した係合穴3e(図1参照)に裏面側から差し込んで着脱可能にスナップフィット結合する。また、この組立て状態では、早入り接点ユニット8の端子8cが引き外しユニット7に内蔵した電磁石コイルの励磁回路に接続される。一方、図6は早入り接点ユニット8を使用しないで、“引き外しユニット”7を回路遮断器1のケースに内装セットした使用状態を表している。
すなわち、不足電圧引き外し装置を前記 “引き外しユニット”7と“早入り接点ユニット”8との二つのオプションパーツに分けて構成しておくことにより、オプションとして早入り接点機能無しの不足電圧引き外し装置を適用する場合には、図6のように回路遮断器1のケース1aに引き外しユニット7を挿入セットして使用することで即対応できる。
また、この不足電圧引き外し装置に早入り接点付きの機能を持たせる場合には、図5のように“早入り接点ユニット”8を追加して外部操作ハンドル装置2に組み付けることで、“早入り接点付き不足電圧引き外し装置”のオプション仕様にも簡単に対応できる。
次に、外部操作ハンドル装置2に前記の早入り接点ユニット8を組み付けた使用状態において、ハンドル操作に対応する早入り接点の動作の推移を図7で説明する。
まず、図7(a),(e)は外部操作ハンドル装置2のロータリーハンドル4がOFF位置に停止している状態を表している。この状態では、スライドベース6が復帰バネ9(引っ張りコイルバネ)の付勢により移動ストロークの左端に停止しており、この位置ではバネ6cで付勢されているプッシャー6bの後端とスライドベース6に開口した窓穴6eの後端との間に遊びストロークL1が保持されている。また、この位置ではスライドベース6の側面に配した早入り接点ユニット8のリミットスイッチ8aがスライドベース6のカム溝6fに対峙していて早入り接点はOFFである。
この状態からロータリーハンドル4をON位置に向けて回し始めると(図7(b)参照)、これに従動してスライドベース6が右方向に移動を開始する。この場合に、前記の遊びストロークL1(図7(e)参照)に対応する移動開始直後のストローク行程範囲では、弱いバネ6cで背後から付勢されたプッシャー6bが回路遮断器のロッカーハンドル1eに当接するが、該ロッカーハンドル1eはOFF位置に停止したまま、前記リミットスイッチ8aがスライドベース6のカム溝6fから脱して早入り接点が閉じる(ON動作)。これにより、不足電圧引き外し装置の“引き外しユニット”7(図2(a)参照)に内蔵した電磁石のコイルが通電励磁されるようになる。
そして、ロータリーハンドル4を図7(b)の位置からON位置に向けてさらに回転し続けると、スライドベース6がプッシャー6bと一体に回路遮断器のロッカーハンドル1eを押し、その移動ストロークの中間で回路遮断器の開閉機構部1dのトグルリンク機構(図8参照)が急速に反転動作する。これにより、トグルリンク機構の開閉バネの付勢を受けて主回路接点が閉極し、同時にロッカーハンドル1eは図7(e)に示すストロークエンドに到達してこのON位置に停止する。なお、この主回路接点の閉極動作に伴うロッカーハンドル1eの動作ストロークを図中にL2で表している。
また、回路遮断器のロッカーハンドル1eがON位置に到達すると、外部操作ハンドル装置2のロータリーハンドル4は図7(c)のようにON位置を若干超えてオーバーランした後に、図7(d)のON位置に停止する。また、このロータリーハンドル4の動きに伴い、スライドベース6,プッシャー8bは図7(g)を経て(h)の位置に停止することになる。なお、“早入り接点ユニット”のリミットスイッチ8aは、回路遮断器の主回路接点が閉極した後もON状態を保持して“引き外しユニット”7(図2(a)参照)に内蔵した電磁石コイルを通電励磁に維持する。
上記の説明から明らかなように、図示実施例の不足電圧引き外し装置は、“引き外しユニット”7と“早入り接点ユニット”8を組み合わせることで特許文献2で述べた“早入り接点付き不足電圧引き外し装置”と同様な動作,機能を発揮できる。しかも、特許文献2で述べたように回路遮断器には早入り接点に連係させる専用のロータリーハンドルを装備する必要がなく、“外部操作ハンドル装置”のスライドベースに若干の変更を加え、この外部操作ハンドル装置に先記の“早入り接点ユニット”8を追加して外付けするだけで、既存の内蔵形不足電圧引き外し装置(特許文献1参照)をそのまま流用して“早入り接点機能付きの不足電圧引き外し装置”のオプション仕様にも簡単に対応させることができる。これにより、回路遮断器のメーカーは、不足電圧引き外し装置に対応する付属装置として用意するオプション製品の種類を従来よりも少なくしてその在庫,管理に要する経費の節減化が図れる。
1:回路遮断器
1a:遮断器ケース
1e:ロッカーハンドル
2:外部操作ハンドル装置
3:ベース
4:ロータリーハンドル
6:スライドベース
6b:プッシャー
6c:バネ
6f:カム溝
7:引き外しユニット
8:早入り接点ユニット
8a:リミットスイッチ
8b:フレーム
8e:支持脚

Claims (3)

  1. “外部操作ハンドル装置”および“不足電圧引き外し装置”を付属装置として備えた回路遮断器の付属装置において、
    前記“不足電圧引き外し装置”を、引き外し機構を備えた“引き外しユニット”と早入り接点を備えた“早入り接点ユニット”の二つのモジュールに分けた上で、前記引き外しユニットを回路遮断器のケースに内装し、早入り接点ユニットは外部操作ハンドル装置に外付けして前記早入り接点を外部操作ハンドル装置の内部機構に連係し、外部操作ハンドル装置のON操作途上で回路遮断器の主回路接点が閉極するより前の行程で前記早入り接点を閉じるようにしたことを特徴とする回路遮断器の付属装置。
  2. 請求項1に記載の付属装置において、“外部操作ハンドル装置”は回路遮断器のケースに取り付けるベースと、ロータリー式ハンドルと、該ハンドルの回転を直線方向の動きに変換して回路遮断器のロッカー式のハンドルをON,OFF方向に駆動するスライドベースと、該スライドベースに搭載してON操作方向から前記ロッカー式ハンドルに対峙させたプッシャー,および該プッシャーを背後から付勢するバネを備え、かつ前記スライドベースとプッシャーとの間に遊びストロークを設定した構成になり、回路遮断器の投入操作過程で前記遊びストロークに対応するスライドベースの移動を捉えて早入り接点ユニットの早入り接点を開閉動作させるようにしたことを特徴とする回路遮断器の付属装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の付属装置において、“早入り接点ユニット”が早入り接点を備えたリミットスイッチと、該リミットスイッチを保持した端子付きのフレームとの組立体からなり、前記フレームを“外部操作ハンドル装置”のベースに着脱可能に取り付け、この取付け位置でリミットスイッチの操作端を外部操作ハンドル装置のスライドベースに連係させたことを特徴とする回路遮断器の付属装置。
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