JP3867540B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オートブレーカなどの配線用回路しゃ断器を対象に、その開閉操作ハンドルとしてロータリー式の操作ハンドルを備えた回路しゃ断器と、早入り補助接点付き不足電圧引外し装置とを組合せた開閉装置に関し、詳しくは回路しゃ断器のロータリー式操作ハンドルと不足電圧引外し装置の早入り補助接点機構との連係構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
頭記の配線用しゃ断器には各種の付属装置がオプション品として用意されており、その一つに早入り補助接点付き不足電圧引外し装置がある。この不足電圧引外し装置はしゃ断器本体に装着して使用し、主回路電圧が異常に低下した際にしゃ断器をトリップ動作させるものであり、電磁石式の引外し機構,および電磁石の回路に接続して回路しゃ断器の開閉操作ハンドルに連繋させた早入り補助接点機構を内蔵し、回路しゃ断器のトリップ動作後に、ハンドル操作で回路しゃ断器を投入させる際に、不足電圧引外し装置の早入り補助接点を先に投入して回路しゃ断器をリセットさせるようにした構成のものが知られている。
【0003】
ここで、付属装置としての早入り補助接点付き不足電圧引外し装置を説明する前に、まずオートブレーカを例に回路しゃ断器の構成を図3,図4に示す。各図において、1は回路しゃ断器、1aはしゃ断器の本体ケース、2は主回路接点,消弧室を備えたう電流しゃ断部、3は電流しゃ断部2の可動接触子に連係させた開閉機構部、4は過電流引外し装置、5はケース1aのカバー上面に配したロータリー式の操作ハンドル、6は操作ハンドル5の回転を開閉機構部3に伝える歯車機構6である。
【0004】
上記回路しゃ断器1の開閉動作は周知の通りであり、操作ハンドル5をOFFからON位置に回すと、歯車機構6を介して接点開閉機構部3のトグルリンク機構3aが動作し、開閉ばね3b,開閉レバー3cを介して電流しゃ断部2の主回路接点を閉極する。逆に操作ハンドル5をONからOFF位置に回すと、トグルリンク機構3a,開閉レバー3cが反転動作して電流しゃ断部2の主回路接点を開極する。また、主回路の過電流により過電流引外し装置4が作動して接点開閉機構部3のラッチ機構3dを釈放すると、開閉機構部3のトリップ動作により主回路接点を開極させて電流をしゃ断する。なお、操作ハンドル5はこのトリップ動作によりON位置とOFF位置との中間のTRIP位置に停止して回路しゃ断器がトリップ動作したことを表示するようにしている。
【0005】
また、回路しゃ断器がトリップ動作した後に、主回路の正常回復を待ってしゃ断器を投入させるには、操作ハンドル5をTRIP位置から一旦RESET位置(OFF位置と同じ)に戻し、開閉機構部3のラッチ機構3dのラッチ爪をラッチ受けに係合してリセットさせた上で、ここから操作ハンドル5をON位置に回すことにより主回路接点が閉極して投入状態となる。なお、開閉機構部3の詳細な構造,動作については本発明と同一出願人より先に提案した特願平11−192712号に詳しく述べられている。
【0006】
次に、前記回路しゃ断器の外部付属装置である早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の従来構成および動作を図5,図6で説明する。すなわち、不足電圧引外し装置10は回路しゃ断器1の側面に装着され、そのユニットケース11には外部接続端子(ねじ端子)12,引外し用の電磁石13,電磁石13の通電回路を開閉する早入り補助接点機構14,電磁石13のアーマチュア13aに一端を結合して他端をしゃ断器本体側のラッチ機構に連係させた引外しレバー15などを装備した構成になる。
【0007】
ここで、前記引外しレバー15の上端からユニットケース11を貫通して側方に引出したピン15aは、しゃ断器本体の接点開閉機構部3に組付けたラッチ機構3d(図4参照)の引外し板に対峙しており、主回路電圧が正常であれば電磁石13の吸引動作により引外しレバー15は復帰ばね15bのばね力に抗して後退位置に押し上げられ、しゃ断器本体のラッチ機構3dを係合状態に保つ。また、主回路電圧が異常低下すると、復帰ばね15bのばね力が電磁石13の吸引力に打ち勝って引外しレバー15を下方に引き下げる。これにより、引外しレバー15の上端から突き出したピン15aがしゃ断器本体のラッチ機構3dを釈放し、これにより回路しゃ断器がトリップ動作する。
【0008】
一方、早入り補助接点機構14は、上下に並ぶ二組の固定接点14a,および各組の固定接点14aに対峙するブリッジ形の可動接点14bからなる上下2組の接点と、可動接点14bをその接圧ばねとともに支持した揺動式の接点ホルダ14cからなる。なお、接点ホルダ14cはその下端を支軸14dに軸支してた上で、支軸14dに設けた復帰ばね(捩じりコイルばね)で可動接点14bを開く方向(反時計方向)にばね付勢されている。さらに、接点ホルダ14cの上端に連結してその先端をユニットケース11から側方に引出した操作レバー14c-1をしゃ断器本体のケース側壁に開口した穴を通じて内部に差し込み、この位置で次記のようにしゃ断器本体のハンドル5と連動する駆動レバー16に連係させている。
【0009】
すなわち、図6で示すように駆動レバー16は、操作ハンドル5に連結したリセットカム17の周面に対向してその側方に配置しており、操作ハンドル5をOFF位置からON位置に回すとリセットカム17,駆動レバー16を介して前記した早入り補助接点機構14の接点ホルダ14cを接点投入方向に駆動する。
【0010】
上記の構成で、トリップ動作した回路しゃ断器1を再投入するには、操作ハンドル5をTRIP位置から一旦反時計方向に回してOFF位置に戻し、続いて操作ハンドル5をON位置に向けて時計方向に回す。ここで、操作ハンドル5をOFFからON位置に回すと、その操作途上で操作ハンドル5に連結したリセットカム17が駆動レバー16を押して反時計方向に揺動させる。これにより、動作レバー14c-1を介して早入り補助接点機構14の接点ホルダ14cがOFF位置からON位置に駆動され、この動作により早入り接点が閉じて電磁石13が通電となるとともに、電磁石13が励磁されるとアーマチュア13aが吸引動作して引外しレバー15を上方に押し上げ後退させる。これにより、回路しゃ断器1のラッチ機構3dのラッチ爪とラッチ受けとが掛かり合う待機状態になる。そして、引き続き操作ハンドル5を時計方向に回してON位置に移動すると、開閉機構部3を介して電流しゃ断部2の主回路接点が閉極し、同時にラッチ機構3dが係合状態となってリセットされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来の構成では次記のような問題点がある。
すなわち、前記した早入り補助接点付き不足電圧引外し装置(付属装置)は回路しゃ断器のユーザーによって使用する場合と使用しない場合があり、現状ではその使用率は少ない。
【0012】
それにも係わらず、従来の回路しゃ断器では、早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の付属に対応させるために、そのしゃ断器本体の操作ハンドル5にリセットカム17,駆動カム機構16などの部品を標準装備しておく必要がある。しかも、これら部品を標準装備した回路しゃ断器は、設計面でもその部品の占有スペースの確保,並びに他の内部機構との不要な干渉を避けるためのレイアウトの制約などが要求されるなど、部品点数の増加によるコストアップ,しゃ断器本体が大形化するといった問題がある。
【0013】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、回路しゃ断器の本体内部に、早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の使用に対応する特別な部品を装備することなしに、回路しゃ断器の開閉操作ハンドルを標準形のハンドルから専用の操作ハンドルに付け替えるだけで早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の使用に対応できるように、回路しゃ断器とこれに付属する早入り補助接点付き不足電圧引外し装置との間の連係機構を改良した開閉装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、開閉操作ハンドルとしてロータリー式の操作ハンドルを備えた回路しゃ断器と、該回路しゃ断器の付属装置としてしゃ断器本体の側面に装着する早入り補助接点付き不足電圧引外し装置を組合せた開閉装置であって、前記不足電圧引外し装置が電磁石式の引外し機構,および電磁石の通電回路に接点を介挿した早入り補助接点機構を内蔵した構成になり、該接点機構の接点ホルダを回路しゃ断器の操作ハンドルに連係させた上で、回路しゃ断器をトリップ動作後にリセットさせる際のハンドル操作に連動して前記早入り補助接点を投入するようにしたものにおいて、
前記不足電圧引外し装置に、一端を早入り補助接点機構の接点ホルダに連結して他端を回路しゃ断器のケース上面側に引き出した操作レバーを設け、この操作レバーを回路しゃ断器の操作ハンドルに設けた駆動カム付きハンドルで操作することにより補助接点機構を動作させるよう構成する(請求項1)ものとし、具体的には次記のような態様で構成することができる。
【0015】
(1) 早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の操作レバーを、該引外し装置のユニットケースに軸支したシーソー形レバーとなし、その一端を早入り補助接点機構の接点ホルダに結合し、他端を回路しゃ断器のケース上面側に引き出して操作ハンドルの駆動カムに対峙させる(請求項2)。
(2) 駆動カム付きハンドルは、その回転ノブの裏面側に操作レバーに対向する駆動カムを形成した構成とする(請求項3)。
【0016】
(3) 駆動カム付きハンドルは、カム無しの標準の操作ハンドルと差替え可能に取付ける (請求項4)。
(4) 駆動カム付きハンドルは、カム無しの標準の操作ハンドルに駆動カムを備えた部品を着脱自在に取付ける( 請求項5)。
上記の構成において、回路しゃ断器に早入り補助接点付き不足電圧引外し装置を付属させる場合に、回路しゃ断器の操作ハンドルを標準形のハンドルから駆動カム付きハンドル(オプション品)に付け替えた上で、しゃ断器本体に不足電圧引外し装置を装着すると、不足電圧引外し装置から回路しゃ断器のケース上面側に突き出した操作レバーの先端が操作ハンドルの駆動カムに対向する。そして、この状態で、操作ハンドルをOFFからON位置に向けて回すと、その操作途上で駆動カムが操作レバーを押し、この動きに早入り補助接点機構の接点ホルダが従動して早入り補助接点をONにして電磁石の通電回路を導通する。
【0017】
つまり、回路しゃ断器の本体内部には、従来製品のように不足電圧引外し装置に対する専用部品を装備せず、僅かに操作ハンドルを標準ハンドルから駆動カム付きハンドルに付け替えるだけで、早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の使用に対応できる。これにより、従来の回路しゃ断器と比べて構成部品点数が少なくて済むほか、設計面でも付属装置用部品の占有スペースの確保も必要なく、回路しゃ断器の小形コンパクト化,並びに製品のコスト低減化が図れる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1,図2,および図7示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図5に対応する部材には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、図示実施例の早入り補助接点付き不足電圧引外し装置10においては、図5の従来構造で補助接点機構14の接点ホルダ14cに設けた操作レバー14c-1に代えて、図1(a),(b) および図2(a),(b) で示すように不足電圧引外し装置のユニットケース11から上方に引出して回路しゃ断器1のケース上面側に延在する操作ハンドル18を装備している。また、回路しゃ断器1には、従来構造で本体内部に標準装備していた駆動レバー機構16,リセットカム17は設けず、また開閉操作ハンドルとして図3,図4に示した標準形のロータリー式操作ハンドル5に代えて、駆動カム付き操作ハンドル5Aが装着されている。
【0019】
なお、この駆動カム付き操作ハンドル5Aはオプション品として用意されているものであり、その構造は回転ノブ5aの円盤部周縁から裏面側に突き出た棒状の駆動カム5bを形成した樹脂製になる。また、回路しゃ断器1の製品を単独で使用(早入り補助接点付き不足電圧引外し装置10を付属させない)する通常の使用状態では図4と同様に標準形の操作ハンドル5を使い、回路しゃ断器1に早入り補助接点不足電圧引外し装置10を付属して使用する場合には、標準形の操作ハンドルを外して駆動カム付き操作ハンドル5Aに付け替えるようにしている。なお、図7(a),(b) に示すように、駆動カム付き操作ハンドル5Aは、カム部を備えてない標準の操作ハンドル5 に駆動カム5bを設けたキャップを着脱自在に装着するようにしてもよい。
【0020】
また、不足電圧引外し装置10の操作レバー18は、その中間部を支軸18aを介してユニットケース11に軸支したシーソー式レバーで、その下端を補助接点機構14の接点ホルダ14cにピン結合し、回路しゃ断器1の上面側に引き出したレバー先端部には円弧状のカム面を成形した構造になり、不足電圧引外し装置10を回路しゃ断器1にケース側面に装着した状態では、レバー先端部が駆動カム付き操作ハンドル5Aの側方に延在して駆動カム5bに対峙している。
【0021】
上記の構成で、回路しゃ断器1の操作ハンドル5AがOFF位置に停止している図1の状態では、操作ハンドル5Aの駆動カム5bが操作レバー18のレバー先端部のカム面から離脱している。したがって、操作レバー18は操作ハンドル5Aからの拘束を受けず、これにより不足電圧引外し装置10に内蔵した補助接点機構14の接点ホルダ14cは、ばね付勢により図示位置に傾動して補助接点が開極し、電磁石13の通電回路を断路している。
【0022】
一方、回路しゃ断器1を投入するために、操作ハンドル5Aを図1のOFF位置から図2に示すON位置に向けて時計方向に回すと、その操作途上の初期段階で駆動カム5bがこれと対峙する操作レバー18の先端部に当接してこれを左側に押す。これにより、操作レバー18は支軸18aを支点に反時計方向に揺動し、この動きに従動して補助接点機構14の接点ホルダ14cが下端の支軸14dを支点に右方向へ揺動して補助接点を閉成するとともに、この補助接点の閉成により電磁石13の通電回路が導通となる。これにより、図5で述べたように電磁石13のアーマチュア13aが吸引動作し、引外しレバー15を後退位置に押し上げて回路しゃ断器1のラッチ機構3d(図4参照)をリセット待機状態にする。続いて操作ハンドル5AをON位置まで回すと、回路しゃ断器1の主回路接点が閉極するとともに、同時にラッチ機構のラッチ爪とラッチ受けが係合してリセット状態となる。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、開閉操作ハンドルとしてロータリー式の操作ハンドルを備えた回路しゃ断器と、該回路しゃ断器の付属装置としてしゃ断器本体の側面に装着する早入り補助接点付き不足電圧引外し装置を組合せた開閉装置で、前記不足電圧引外し装置が電磁石式の引外し機構,および電磁石の通電回路に接点を介挿した早入り補助接点機構を内蔵した構成になり、該接点機構の接点ホルダを回路しゃ断器の操作ハンドルに連係させた上で、回路しゃ断器をトリップ動作後にリセットさせる際のハンドル操作に連動して前記早入り補助接点を投入するようにしたものにおいて、前記不足電圧引外し装置に、一端を早入り補助接点機構の接点ホルダに連結して他端を回路しゃ断器のケース上面側に引き出した操作レバーを設けるとともに、回路しゃ断器には、前記操作レバーに対向する駆動カム付きハンドルをカム無しの標準ハンドルと差し替え可能に取付けたことにより、
従来構造の回路しゃ断器のように、不足電圧引外し装置(付属装置)に対応する駆動レバー機構などの専用部品をしゃ断器本体の内部に装備することなしに、僅かに開閉操作ハンドルを標準形のハンドルから駆動カム付きハンドルに付け替えるだけで、早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の補助接点機構を回路しゃ断器の操作ハンドルで直接動作させることができる。これにより、従来の回路しゃ断器と比べて構成部品点数が少なくて済むほか、設計面でも付属装置用部品の占有スペースの確保も必要なく、回路しゃ断器の小形コンパクト化,並びに製品のコスト低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成図で、(a)は回路しゃ断器OFFの状態を表す平面図、(b) は早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の内部構造を表す正面図
【図2】図1に対応する回路しゃ断器ONの状態を表す図で、(a),(b) はそれぞれ平面図および正面図
【図3】回路しゃ断器の概要構成図
【図4】図3の内部構造を表す側視断面図
【図5】回路しゃ断器に早入り補助接点付き不足電圧引外し装置を付属させた開閉装置の従来構造図で、(a),(b) はそれぞれ平面図,および正面図
【図6】図5における早入り補助接点付き不足電圧引外し装置と回路しゃ断器のハンドル機構との連係構造を表す斜視図
【図7】図1における駆動カム付きハンドルの構造図で、(a),(b) はそれぞれ平面図,および正面図
【符号の説明】
1 回路しゃ断器
5 ロータリー式操作ハンドル(標準形ハンドル)
5A 駆動カム付き操作ハンドル
5a 回転ノブ
5b 駆動カム
10 不足電圧引外し装置
13 電磁石
14 早入り補助接点機構
14a 固定接点
14b 可動接点
14c 接点ホルダ
15 引外しレバー
18 操作レバー
Claims (5)
- 開閉操作ハンドルとしてロータリー式の操作ハンドルを備えた回路しゃ断器と、該回路しゃ断器の付属装置としてしゃ断器本体の側面に装着する早入り補助接点付き不足電圧引外し装置を組合せた開閉装置であって、前記不足電圧引外し装置が電磁石式の引外し機構,および電磁石の通電回路に接点を介挿した早入り補助接点機構を内蔵した構成になり、該補助接点機構の接点ホルダを回路しゃ断器の操作ハンドルに連係させた上で、回路しゃ断器をトリップ動作後にリセットさせる際のハンドル操作に連動して前記早入り補助接点を投入するようにしたものにおいて、
前記不足電圧引外し装置に、一端を早入り補助接点機構の接点ホルダに連結して他端を回路しゃ断器のケース上面側に引き出した操作レバーを設け、この操作レバーを回路しゃ断器の操作ハンドルに設けた駆動カム付きハンドルで操作することにより補助接点機構を動作させることを特徴とする開閉装置。 - 請求項1記載の開閉装置において、早入り補助接点付き不足電圧引外し装置の操作レバーが該引外し装置のユニットケースに軸支したシーソー形レバーであり、その一端を早入り補助接点機構の接点ホルダに結合し、他端を回路しゃ断器のケース上面側に引き出して操作ハンドルの駆動カムに対峙させたことを特徴とする開閉装置。
- 請求項1または2に記載の開閉装置において、駆動カム付きハンドルは、その回転ノブの裏面側に操作レバーに対向する駆動カムを成形した構造になることを特徴とする開閉装置。
- 請求項1または2に記載の開閉装置において、駆動カム付きハンドルは、カム無しの標準の操作ハンドルと差替え可能に取付けられていることを特徴とする開閉装置。
- 請求項1または2に記載の開閉装置において、駆動カム付きハンドルは、カム無しの標準の操作ハンドルに駆動カムを備えた部品を着脱自在に取付けたことを特徴とする開閉装置。
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