JP5310233B2 - 携帯端末システム、携帯端末及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末システム、携帯端末及びプログラムに関する。
宅配便をはじめとする集配業務においては、様々な携帯端末を使用することが多い。例えば、宅配ドライバーは、ハンディターミナル、携帯電話、クレジットカード決済端末等を使用する。
近年、これらの機能をひとつのハンディターミナルに統合した複合的な携帯端末が開発されている。宅配ドライバーは、この携帯端末を使用し、管理センターや顧客と音声通話を行ったり、バーコードスキャナやクレジットカード決済機能を使用して荷物の配達を行う。配達が行われると、携帯端末を介して各種情報が定期的に管理センターに送信される。管理センターでは、携帯端末から送信された情報の管理をしたり、宅配ドライバーに対して再配達の指示を行ったりする。
携帯端末を操作する宅配ドライバーは、顧客からの再配達の連絡や管理センターからの呼び出しを運転中に受けることが多い。安全面の問題から、携帯端末を手に持って通話しながら自動車の運転を行うことが禁じられている。宅配ドライバーは、運転中に着信があった場合、車両をいちいち停車させなければならなかった。車両を停車することができない高速道路等を走行中の場合は、宅配ドライバーは、着信応答をすることができなかった。
ハンズフリー機能を搭載した携帯端末によれば、宅配ドライバーは、運転中に携帯端末を手に持つことなく着信応答を行うことができる。宅配ドライバーは、携帯端末をハンズフリー装置に接続して携帯端末を所定のモードに切り替えることにより、両手で車両のハンドルを握った状態で通話(ハンズフリー通話)を行うことができる。
特許文献1には、自動車のイグニッションスイッチに対する操作によってハンズフリー通話からハンドセット通話に切替え、その後、ハンドセット通話からハンズフリー通話に容易に切り替える無線通話システムが記載されている。
特許文献2には、ユーザが車内に持ち込んだ携帯電話端末の電波状況によって携帯電話端末が車内に存在していることを検出し、ユーザが運転すると運転中に有ることを検出し、携帯電話端末に着信があった際にハンズフリー着信を実行するように制御する技術が記載されている。
特許文献3には、車両走行中に携帯端末に対して呼び出し信号が入力された場合に、車両運転者が切替操作を行うことなくハンズフリー通話をするための自動車電話装置に関する技術が記載されている。
特開2002−290538号公報 特開2002−335584号公報 特開平05−105005号公報
しかしながら、携帯端末においてハンズフリー通話をするためには切替操作を行う必要があり、運転手が操作を失念した場合には、運転中に着信応答ができない可能性がある。特許文献1に記載の技術では、ハンズフリー通話をするための切替えを容易に行うことはできるが、ユーザによる切替操作が必要となる。特許文献2に記載の技術では、ハンズフリー通話をするための切替えを自動的に行うことはできるが、車載ユニットをハンズフリー通話を行うための状態にすることはできず、携帯電話端末におけるハンズフリー通話の状態を自動的に解除することもできない。特許文献3に記載の技術では、車両走行中に着信があった場合にハンズフリーモードへ移行することはできるが、切替操作が必要となる。
本発明の課題は、携帯端末が車内にあるか否か及び車両が移動中か否かに応じて音声通話を確実に制御できるようにすることである。
本発明の携帯端末システムは、携帯端末と車載ユニットとを含む携帯端末システムであって、
前記携帯端末は、
音声通話を行う第1の音声通信手段と、
車両の移動を検出する第1の検出手段と、
近距離通信を行って前記車載ユニットと通信し、前記車載ユニットの位置を認識する第1の通信手段と、
前記第1の通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にあると判断し、前記第1の検出手段が検出した車両の移動の判定結果が前記車載ユニットによる判定結果と一致した場合は、前記第1の音声通信手段による音声通話を制御する第1の制御手段と、を備え、
前記車載ユニットは、
前記第1の音声通信手段との間で音声通話を行う第2の音声通信手段と、
前記車両の移動を検出する第2の検出手段と、
近距離通信を行って前記携帯端末と通信し、前記携帯端末の位置を認識する第2の通信手段と、
前記第2の通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にあると判断し、前記第2の検出手段が検出した車両の移動の判定結果が前記携帯端末による判定結果と一致した場合は、前記第2の音声通信手段による音声通話を制御する第2の制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の携帯端末は、
音声通話を行う音声通信手段と、
車両の移動を検出する検出手段と、
近距離通信を行って車載ユニットと通信し、車載ユニットの位置を認識する通信手段と、
前記通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にあると判断し、前記検出手段が検出した車両の移動の判定結果が前記車載ユニットによる判定結果と一致した場合は、前記音声通信手段による音声通話を制御し、前記通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にないと判断した場合、前記音声通話の制御を元に戻す制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末が車内にあるか否か及び車両が移動中か否かに応じて音声通話を確実に制御することができる。
本実施の形態における携帯端末の機能的構成を示すブロック図である。 本実施の形態における車載ユニットの機能的構成を示すブロック図である。 図1のCPUによって実行される携帯端末モード変更処理を示すフローチャートである。 図1のCPUによって実行される移動検出処理Aを示すフローチャートである。 図2のCPUによって実行される車載ユニットモード変更処理を示すフローチャートである。 図2のCPUによって実行される移動検出処理Bを示すフローチャートである。 通信を確立させる際に携帯端末と車載ユニットとの間で送受信されるデータを示すラダーチャートである。 ハンズフリーモードを解除させる際に携帯端末と車載ユニットとの間で送受信されるデータを示すラダーチャートである。
まず、本発明の実施形態における携帯端末システムSの構成について説明する。携帯端末システムSは、携帯端末Hと車載ユニットUから構成され、後述する通信部10と通信部29によって互いにデータ送受信可能に接続される。
図1は、携帯端末Hの機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、携帯端末Hは、CPU(Central Processing Unit)1、メモリ2、操作表示部3、バーコードセンサ4、カメラ5、オーディオ部6、I/O(Input/Output)部7、テンキー8、電源部9、通信部10、加速度センサ11、接続検出回路12等から構成され、各部はバス13によって接続されている。
CPU1は、メモリ2に格納された制御プログラムに従って、携帯端末Hを構成する各部を統括的に制御する。また、CPU1は、後述する携帯端末モード変更処理によって、携帯端末Hの各部をハンズフリーモードに変更する。ハンズフリーモードによれば、音声通話をする際に、携帯電話とユーザとの距離が離れていても音声通話ができるようになる。ハンズフリーモードによる音声通話は公知の様々な技術を使用してよく、例えば、スピーカー6aから発せられる音量を大きくしたり、マイク6bの集音の感度を上げたりである。他にも、通信部10を介して車載スピーカーから音声通話が行われるようにしてもよい。ハンズフリーモードに移行した際の各種設定や条件等はメモリ2に指定されている。
メモリ2は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体としての不揮発性の半導体メモリにより構成され、CPU1によって実行される各種制御プログラム、後述する携帯端末モード変更処理を始めとする各種処理プログラム及びこれらのプログラムの実行に必要なパラメータ等を記憶する。
なお、上記メモリ2以外のその他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線(図示せず)を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用可能である。
操作表示部3は、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成され、LCDと一体となって設けられたタッチパネルを有する。タッチパネルは、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式、静電容量方式等の方式により、表示画面上における接触位置のXY座標を検出し、検出した座標を示す信号をCPU1に対して入力する。
バーコードセンサ4は、バーコードリーダ等を備え、バーコードや2次元コードを読み取る。これらの読み取り信号は、CPU1に対して入力される。
カメラ5は、レンズユニットやCCD(Charge Coupled Device)撮像素子等から構成され、レンズユニットを介して入射された撮影画像をアナログ信号に光電変換する。カメラ5によって撮像された2次元コードを、メモリ2に記憶されたコードと比較することによって2次元コードを読み取ることもできる。
オーディオ部6は、音声通話を行うためのスピーカー6aやマイク6b等から構成される。スピーカー6aは、通信部10を介して受信した音声信号に基づいて音声を発する。マイク6bは、携帯端末Hのユーザの音声をデジタル変換してCPU1に対して入力する。
I/O(Input/Output)部7は、外部機器を接続するためのインターフェースであり、外部機器のデータ送受信を仲介する。また、I/O部7は、フラッシュメモリ等の半導体メモリが着脱可能な構成になっている。
テンキー8は、カーソルキーや十字キー等から構成され、押下されたキーに対応する信号をCPU1に対して入力する。
電源部9は、リチウム電池等からなるバッテリー9aと電源制御回路からなる電源制御部9b等から構成され、携帯端末Hの各部に電力を供給する。
通信部10は、WWAN(Wireless Wide Area Network)10a、WLAN(Wireless Local Area Network)10b、BT(Blue Tooth(登録商標))10c、IrDA(Infrared Data Association)10d、GPS(Global Positioning System)10e、PAN(Personal Area Network)10f等から構成される。
WWAN10aは、無線通信カード等から構成され、無線通信によりインターネットに接続する。
WLAN10bは、無線LANカード等から構成され、無線通信によりローカルエリアネットワークに接続する。
BT10cは、後述する車載ユニットUのBT29cとの間で短距離無線通信を行う。BT10cは、BlueTooth(登録商標)で後述のPAN10fとして用いられてもよい。
IrDA10dは、後述する車載ユニットUのIrDA29dとの間で赤外線通信を行う。
GPS10eは、GPS衛星からの電波を受信し、発信と受信の時間差に電波の伝播速度を乗算することによって、このGPS衛星からの距離を算出する。3個以上のGPS衛星からの距離を算出し、三角法に基づいて携帯端末Hの位置を測定する。
PAN10fは、後述する車載ユニットUのPAN29fとの間で短距離無線通信を行なう。PAN10fは、パーソナルエリアネットワーク通信を行う。PAN10fとして、先述したBlue ToothやInfrared Data Associationが用いられてもよい。
加速度センサ11は、3軸加速度センサから構成され、3次元空間を構成する3軸の加速度を検出することができる。携帯端末Hを縦に振ったり、円を描くように回したりさせた時の、携帯端末Hの直線変位又は回転変位(検出データ)を検出する。この検出された信号を、CPU1に対して送信する。
なお、加速度センサ11に代えて、カメラ5において順次画像を撮影し、これら順次撮影された画像のずれから携帯端末Hの直線変位又は回転変位を検出するようにしてもよい。
接続検出回路12は、USB(Universal Serial Bus)等のインターフェイスである接続I/F12aやDC−IN(給電素子)12b等から構成され、車載ユニットUと携帯端末Hが接続されたことを検出する。また、DC−IN12bを介して車載ユニットUから電力(例えば、+5〜12V等)を携帯端末Hの各部やバッテリー9aに供給する。接続I/F12aとDC−IN12bによる電力供給が開始された旨を示す信号がCPU1に対して入力(割り込み)されることにより、携帯端末Hは車載ユニットUとの接続を検知する。
図2は、車載ユニットUの機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、車載ユニットUは、CPU21、メモリ22、カメラ23、オーディオ部24、LCD25、LED26、スイッチ27、電源部28、通信部29、移動検知センサ30、接続検出回路31等から構成され、各部はバス32によって接続されている。
CPU21、メモリ22、及びカメラ23は、それぞれCPU1、メモリ2、及びカメラ5と同様の構成であるので説明を省略する。
なお、CPU21は、後述する車載ユニットモード変更処理によって、車載ユニットUの各部をハンズフリーモードに変更する。ハンズフリーモードによれば、音声通話をする際に、携帯電話とユーザとの距離が離れていても音声通話ができるようになる。車載ユニットUのハンズフリーモードによる音声通話は公知の様々な技術を使用してよく、例えば、通信部29を介して携帯端末Hから音声データを取得してスピーカー24aから発したり、マイク24bに対して入力した音声を通信部29を介して携帯端末Hに送信したりする。他にも、BT29c等を介して車載スピーカーを介して音声通話が行われるようにしてもよい。ハンズフリーモードに移行した際における使用機器や条件等はメモリ22に指定されている。
オーディオ部24は、携帯端末Hのオーディオ部6を介して音声通話を行うためのものであり、オーディオI/F24cを備える点でオーディオ部6と異なる。オーディオI/F24cは、外部のオーディオ機器(例えば車内スピーカー等)と接続するためのインターフェースである。オーディオI/F24cは、外部のオーディオ機器に対して音声信号を入力する。
LCD25は、CPU21から入力される信号に基づいて各種情報の表示を行う。
LED26は、携帯端末Hに着信があった場合や、接続I/F31aを介して携帯端末Hに対して電力を供給している場合に点灯する。
スイッチ27は、車載ユニットUの各部の電源オン/オフを行ったりするためのものである。また、スイッチ27に対する操作により、後述するハンズフリーモードのオン/オフを指示することもできる。
電源部28は、DC−IN28aを備え、車両に設置されたバッテリー等から電力を車載ユニットUの各部に供給する。
通信部29は、CAN(Controller Area Network)インターフェース等から構成される車載通信部29gを備える点で通信部10と異なる。
移動検知センサ30は、加速度センサ30a、車両の動き出しを角速度で検知するジャイロセンサ30b、及び車両の速度に応じたパルス信号をカウントすることによって車両の動き出しを検知する車速センサ30c等から構成される。
接続検出回路31は、携帯端末Hが車載ユニットUに接続されているか否かをCPU21に認識させるためのスイッチ31bを備える。接続検出回路12と同様に、接続I/F31aは、USB等であり、携帯端末Hの接続を検知して対応する信号をCPU21に対して入力する。携帯端末Hとの接続を検知すると、DC−OUT31cを介して電源部28から電力が携帯端末Hに供給される。
次に、携帯端末システムSの動作について説明する。
図3は、携帯端末HのCPU1において実行される携帯端末モード変更処理を示すフローチャートである。携帯端末モード変更処理は、CPU1とメモリ2に記憶されたプログラムとの協働により実行される。
まず、図3に示すように、テンキー8等から携帯端末Hの電源オン(パワーオン)の指示が入力されることにより、電源部9から各部に電力が供給される(ステップS1)。接続検出回路12から入力された信号に基づいて携帯端末Hが車載ユニットUに設置(接続)されたか否かが判断される(ステップS2)。
設置されたと判断された場合(ステップS2;YES)、携帯端末Hの各部がハンズフリーモードに変更され(ステップS3)、処理は終了する。
設置されたと判断されない場合(ステップS2;NO)、通信部10を介して車載ユニットUからビーコンを受信したか否かが判断される(ステップS4)。ステップS4〜ステップS7の処理についての詳細は後述する(図7参照)。受信したと判断されない場合(ステップS4;NO)、処理はステップS4に戻り、通信部10を介して再度ビーコンを受信したか否かが判断される。
受信したと判断された場合(ステップS4;YES)、この受信したビーコンの情報に基づいてメモリ2が参照されて接続可能な車載ユニットUがあるか否かが判断される(ステップS5)。接続可能な車載ユニットUがあると判断されない場合(ステップS5;NO)、処理はステップS5に戻り、再度受信したビーコンの情報に基づいてメモリ2が参照されて接続可能な車載ユニットUがあるか否かが判断される。
接続可能な車載ユニットUがあると判断された場合(ステップS5;YES)、通信部10による携帯端末Hと車載ユニットUとの間の通信が確立される(ステップS6)。次いで、通信部10による通信の応答結果に基づいて携帯端末Hが車両に持ち込まれたか否かが判断される(ステップS7)。
車両に持ち込まれたと判断された場合(ステップS7;YES)、車両の移動検出処理が実行される(ステップS8)。
図4は、ステップS8において実行される移動検出処理Aを示すフローチャートである。移動検出処理Aにおいては、加速度センサ11とGPS10eからの信号によって車両の移動を検出する。
図4に示すように、まず、現在の時刻と携帯端末Hの位置が設定される(ステップS81)。具体的には、メモリ2に記憶された時刻が読み出され、GPS10eによって取得された位置情報とともにメモリ2のRAMに展開される。
ステップS81以降においては、加速度センサ11とGPS10eの処理が並行して実行される。
まず、加速度センサ11の処理として、加速度センサ11によって加速度の変化を検知したか否かが判断される(ステップS82)。具体的には、メモリ2に予め定められた設定値(例えば1G以上等)以上の加速度が変化したか否かによって判断される。
加速度の変化を検知したと判断された場合(ステップS82;YES)、加速度が連続的に変化したか否かが判断される(ステップS83)。例えば、設定値以上の加速度の変化が所定時間以上継続したか否かによって判断される。
加速度の変化を検知したと判断されない場合(ステップS82;NO)、加速度が連続的に変化したと判断されない場合(ステップS83;NO)、処理はステップS82に戻り、再度加速度センサ11によって加速度の変化を検知したか否かが判断される。
一方、GPS10eにおいては、位置情報が変化したか否かが判断される(ステップS84)。具体的には、所定周期毎(例えば1秒)に位置情報を更新して、メモリ2に予め定められた設定値(5m以上等)以上変化したか否か等によって判断される。
位置情報が変化したと判断された場合(ステップS84;YES)、位置情報が連続的に変化したか否かが判断される(ステップS85)。例えば、設定値以上の変化が5秒以上継続して検出されたか否かによって判断される。なお、ステップS82〜S85の判定結果は、通信部30を介して適宜車載ユニットUに対して送信され、車載ユニットUにおいては携帯端末Hでの車両移動の判定結果が適宜受信される。
位置情報が変化したと判断されない場合(ステップS84;NO)、位置情報が連続的に変化したと判断されない場合(ステップS85;NO)、処理はステップS84に戻り、再度位置情報が変化したか否かが判断される。
加速度が連続的に変化したと判断された場合(ステップS83;YES)、又は位置情報が連続的に変化したと判断された場合(ステップS85;YES)、通信部10を介して受信した車載ユニットUの車両移動の判定結果(後述する図6参照)と一致するか否かが判断される(ステップS86)。
一致すると判断されない場合(ステップS86;NO)、処理はステップS82とステップS84に戻り、加速度センサ11によって加速度の変化を検知したか否かが判断され、GPS10eにおいては、位置情報が変化したか否かが判断される。
一致すると判断された場合(ステップS86;YES)、車両移動中である旨の戻り値が返される(ステップS87)。
図3に戻り、ステップS8における処理の戻り値に基づいて車両が移動中であるか否かが判断される(ステップS9)。
車両に持ち込まれたと判断されない場合(ステップS7;NO)、移動中であると判断されない場合(ステップS9;NO)、処理はステップS7に戻り、再度車両が移動中であるか否かが判断される。
車両が移動中であると判断された場合(ステップS9;YES)、携帯端末Hの各部がハンズフリーモードに変更され(ステップS10)、処理は終了する。
図5は、車載ユニットUのCPU21において実行される車載ユニットモード変更処理を示すフローチャートである。車載ユニットモード変更処理は、CPU21とメモリ22に記憶されたプログラムとの協働により実行される。
まず、図5に示すように、スイッチ27等から車載ユニットUの電源オン(パワーオン)の指示が入力されることにより、電源部28から車載ユニットUの各部に電力が供給される(ステップS21)。接続検出回路31から入力された信号に基づいて携帯端末Hが車載ユニットUに設置(接続)されたか否かが判断される(ステップS22)。
設置されたと判断された場合(ステップS22;YES)、車載ユニットUの各部がハンズフリーモードに変更され(ステップS23)、処理は終了する。
設置されたと判断されない場合(ステップS22;NO)、通信部29を介してビーコンが携帯端末Hに対して送信される(ステップS24)。ステップS24〜ステップS27における処理の詳細は後述する(図7参照)。次いで、送信したビーコンに対する携帯端末Hからの応答を通信部29を介して受信することにより接続可能な携帯端末Hがあるか否かが判断される(ステップS25)。接続可能な携帯端末Hがあると判断されない場合(ステップS25;NO)、処理はステップS25に戻り、再度接続可能な携帯端末Hがあるか否かが判断される。
接続可能な携帯端末Hがあると判断された場合(ステップS25;YES)、通信部29による携帯端末Hと車載ユニットUとの間の通信モードが確立される(ステップS26)。次いで、通信部29による通信の応答結果に基づいて携帯端末Hが車両に持ち込まれたか否かが判断される(ステップS27)。
車両に持ち込まれたと判断された場合(ステップS27;YES)、車両の移動検出処理が実行される(ステップS28)。
図6は、ステップS28において実行される移動検出処理Bを示すフローチャートである。移動検出処理Bにおいては、加速度センサ30a、GPS29e、ジャイロセンサ30b、及び車速度センサ30cからの信号によって車両の移動を検出する。
図6に示すように、まず、停止した時刻と位置が設定される(ステップS281)。
ステップS281以降においては、加速度センサ30a、GPS29e、ジャイロセンサ30b、車速度センサ30cの処理が並行して実行される。なお、後述するステップS282〜ステップS289における判定結果は、通信部29を介して適宜携帯端末Hに対して送信され、携帯端末Hにおいては車載ユニットUの判定結果が受信される。
ステップS282〜ステップS285の処理は、それぞれステップS82〜ステップS85の処理と同様であるので説明を省略する。
ジャイロセンサ30bにおいては、角速度が変化したか否かが判断される(ステップS286)。具体的には、メモリ22に予め定められた設定値(1deg/s等)以上の角速度が変化したか否かによって判断される。角速度が変化したと判断された場合(ステップS286;YES)、角速度が連続的に変化したか否かが判断される(ステップS287)。例えば、設定値以上の角速度の変化が、所定時間以上継続したか否かによって判断される。
角速度が連続的に変化したと判断されない場合(ステップS286;NO)、角速度が連続的に変化したと判断されない場合(ステップS287;NO)、処理はステップS286に戻り、再度角速度が変化したか否かが判断される。
車速度センサ30cにおいては、車速パルスが変化したか否かが判断される(ステップS288)。車速パルスが変化したと判断された場合(ステップS288;YES)、車速パルスの変化が連続してカウントされたか否かが判断される(ステップS289)。具体的には、車速センサ29gが検出した車速に応じたパルスをカウントし、所定時間以上連続して変化したか否かによって判断される。
車速パルスが変化したと判断されない場合(ステップS288;NO)、車速パルスの変化が連続してカウントされたと判断されない場合(ステップS289;NO)、処理はステップS288に戻り、再度車速パルスが変化したか否かが判断される。
加速度が連続的に変化したと判断された場合(ステップS283;YES)、位置情報が連続的に変化したと判断された場合(ステップS285;YES)、角速度が連続的に変化したと判断された場合(ステップS287;YES)、又は車速パルスの変化が連続してカウントされたと判断された場合(ステップS289;YES)、通信部29を介して受信した携帯端末Hの判定結果と一致するか否かが判断される(ステップS290)。
一致すると判断されない場合(ステップS290;NO)、処理はステップS282、ステップS284、ステップS286、及びステップS288に戻る。
一致すると判断された場合(ステップS290;YES)、車両移動中である旨の戻り値が返される(ステップS291)。
図5に戻り、ステップS28における処理の戻り値に基づいて車両が移動中であるか否かが判断される(ステップS29)。
車両に持ち込まれたと判断されない場合(ステップS27;NO)、移動中であると判断されない場合(ステップS29;NO)、処理はステップS27に戻り、再度車両が移動中であるか否かが判断される。
車両が移動中であると判断された場合(ステップS29;YES)、車載ユニットUの各部がハンズフリーモードに変更され(ステップS30)、処理は終了する。
図7は、ステップS4〜ステップS7及びステップS24〜ステップS27における携帯端末Hと車載ユニットUとのデータのやり取りを示すラダーチャートである。携帯端末Hと車載ユニットUは、近距離通信を行うことによって互いの位置を認識する。以下においては、携帯端末Hと車載ユニットUはPANによって通信が行われるものとして説明するが、他の通信方式によって同様の通信が行われてもよい。つまり、ビーコンの送受信等はPAN10fとPAN29fによる通信に限られず、通信部10及び通信部29を構成する他の機器によって同様の通信が実行されるようにしてもよい。例えば、BT10cとBT29cとの間で通信が行われるようにしてもよい。他にも、WWAN10aとWWAN29aとの間で通信(いわゆるウェブビーコン等)が行われてもよい。携帯端末Hと車載ユニットUとのデータのアクセス方式は、マスタ/スレーブ方式であり、携帯端末Hと車載ユニットUとの通信状態は、後述するようにポーリングによって常に監視される。以下の例では、車載ユニットUがマスタとして、携帯端末Uがスレーブとして機能し、車載ユニットUからの要求に対して携帯端末Hが応答する。
図7に示すように、車載ユニットUは、ステップS24において携帯端末Hに対して車載ユニットUに関する各種情報(車載ユニットUを識別するID、使用チャンネル、信号強度等)をメモリ22から読み出してPAN29fを介してビーコンで送信する(ステップS101)。この処理はステップS24において行われる処理である。これらの情報は、予め車載ユニットUのメモリ22に定められた設定値(例えば100ミリ秒等)ごとに送信される。
車載ユニットUは、携帯端末Hからの応答があるまでステップS101における送信を繰り返す。
携帯端末Hは、PAN10fを介して車載ユニットUからビーコンを受信すると、メモリ2に記憶された車載ユニットUのIDを参照して受信したIDと照らし合わせ、接続すべき車載ユニットUか否かを判断する。接続すべき車載ユニットUであると判断した場合、携帯端末Hを識別するためのIDを付帯させてACK応答を車載ユニットUに対して送信する(ステップS102)。なお、このIDはメモリ2に記憶されている。
車載ユニットUは、PAN29fを介して携帯端末HからACK応答を受信すると、この受信した携帯端末HのIDとメモリ22に記憶されたIDを比較することにより認証を行い、認証結果を車載ユニットUに対して送信する(ステップS103)。携帯端末Hは、PAN10fを介して認証結果を受信するとACK/NAK応答を車載ユニットUに対して送信する(ステップS104)。
次いで、PAN29fを介して車載ユニットUから携帯端末Hに対して位置パワーレベル(H)の信号が送信される(ステップS105)。位置パワーレベル(H)は、例えば、送信出力が10m以内(携帯端末Hが電波を受信可能な距離が、車載ユニットから10m以内である出力の信号を示す。)等である。携帯端末Hは、この信号をPAN10fを介して受信した場合に受信感度を示す情報を付帯させてACK/NAK応答を車載ユニットUに対して送信する(ステップS106)。
次いで、PAN29fを介して車載ユニットUから携帯端末Hに対して位置パワーレベル(M)の信号が送信される(ステップS107)。位置パワーレベル(M)は、例えば、送信出力が5m以内(携帯端末Hが電波を受信可能な距離が、車載ユニットから5m以内である出力の信号を示す。)等である。携帯端末Hは、この信号をPAN10fを介して受信した場合に受信感度を示す情報を付帯させてACK/NAK応答を車載ユニットUに対して送信する(ステップS108)。
次いで、PAN29fを介して車載ユニットUから携帯端末Hに対して位置パワーレベル(L)の信号が送信される(ステップS109)。位置パワーレベル(L)は、例えば、送信出力が3m以内(携帯端末Hが電波を受信可能な距離が車載ユニットから3m以内を示す。)等である。携帯端末Hは、この信号をPAN10fを介して受信した場合に受信感度を示す情報を付帯させてACK/NAK応答を車載ユニットUに対して送信する(ステップS110)。本実施の形態においては、携帯端末Hが、位置パワーレベル(L)をPAN10fを介して受信した場合にはステップS7において、携帯端末Hを車両に持ち込んでいると判断される。同様に、車載ユニットUが携帯端末HからACK応答をPAN29fを介して受信した場合にはステップS27において、車載ユニットUは携帯端末Hが車両に持ち込まれていると判断する。なお、車両に持ち込んでいるか否かは通信の応答結果(本実施の形態においては、位置パワーレベル(L)の応答結果)に応じて判断されればよく、これに限られない。
次いで、車載ユニットUのPAN29fと携帯端末HのPAN10f間において定期的にポーリング(ステップS111)、及び転送要求が行われ(ステップS112)、転送要求の確認と通信状態の確認が行われる。車載ユニットUと携帯端末Hとの通信が接続されていれば、データ転送及びACK/NAK応答がなされる。携帯端末Hは、車載ユニットUからデータを受信可能な場合にはACKをPAN10fを介して送信し、受信不可能な場合にはNAKをPAN10fを介して送信する。同様に、車載ユニットUのデータ転送の問い合わせに対して送信データがある場合には携帯端末HはPAN10fを介してACKを送信し、送信データがない場合にはNAKをPAN10fを介して送信する。
図8は、ハンズフリーモードが解除される際における携帯端末Hと車載ユニットUとのデータのやり取りを示すラダーチャートである。図7のラダーチャートと同様に、このデータのやりとりは、以下に説明するPAN10fとPAN29fによる通信に限られず、通信部10及び通信部29を構成する他の機器によって同様の通信が実行されるようにしてもよい。車載ユニットUは自己のポーリングに対する携帯端末Hの応答を監視する。ポーリングに対する応答が規定回数以上無い場合、携帯端末Hの位置確認を行う。
図8に示すように、ハンズフリーモードの状態では、車載ユニットUのPAN29fと携帯端末HのPAN10f間において定期的にポーリングが行われ(ステップS201)、ACK/NAK応答がなされる(ステップS202)。
携帯端末HからACK/NAK応答がPAN10fを介して返答されない場合、車載ユニットUにおいては、車載ユニットUから携帯端末Hに対して位置パワーレベル(H)の信号がPAN29fを介して送信される(ステップS203)。携帯端末Hは、この信号をPAN10fを介して受信した場合に、受信感度を示す情報を付帯させてACK/NAK応答を車載ユニットUに対して送信する(ステップS204)。
次いで、車載ユニットUから携帯端末Hに対して位置パワーレベル(M)の信号がPAN29fを介して送信される(ステップS205)。携帯端末Hは、この信号を受信した場合に受信感度を示す情報を付帯させてACK/NAK応答をPAN10fを介して車載ユニットUに対して送信する(ステップS206)。
次いで、PAN29fを介して車載ユニットUから携帯端末Hに対して位置パワーレベル(L)の信号が送信される(ステップS207)。携帯端末Hは、この信号をPAN10fを介して受信した場合に受信感度を示す情報を付帯させてACK/NAK応答を車載ユニットUに対して送信する(ステップS208)。位置パワーレベル(L)における通信状態が確立されない場合、車載ユニットUは、携帯端末Hが車両外にあると判断する。
携帯端末Hからの応答が返ってこない場合、車載ユニットUにおいては、携帯端末Hが電波の範囲外(圏外)にあると判断される(ステップS209)。圏外であると判断された場合は、車載ユニットUはハンズフリーモードが解除され、通常モード(ビーコンモード)に戻る。携帯端末Hも同様に、位置パワーレベル(L)の信号をPAN10fを介して受信しない場合には、圏外であると判断され、ハンズフリーモードが解除されて音声通話の制御が元に戻される。本実施の形態においては、ハンズフリーモードの解除は車載ユニットUからの指示を優先するものとし、例えば、メモリ22に予め定められた設定値(例えば10秒)以上、携帯端末Hが圏外であり、車両移動がないと判断すれば解除する等である。
次いで、車載ユニットUは、携帯端末Hに対して車載ユニットUに関する各種情報(車載ユニットUを識別するID、使用チャンネル、信号強度等)をビーコンに含めてPAN29fを介して送信する(ステップS210)。車載ユニットUは、携帯端末Hからの応答があるまでこの送信を繰り返す。
携帯端末Hは、車載ユニットUからビーコンと各種情報を受信すると、携帯端末Hを識別するためのIDを付帯させてACK応答をPAN10fを介して車載ユニットUに対して送信する(ステップS211)。
車載ユニットUは、PAN29fを介して携帯端末HからACK応答を受信すると、携帯端末HのIDとメモリ22に記憶されたIDを比較することにより認証を行い、認証結果を車載ユニットUに対して送信する。認証結果を受信すると携帯端末Hは、ACK/NAK応答をPAN10fを介して車載ユニットUに対して送信する。
以上のように、本実施の形態における携帯端末システムによれば、携帯端末と車載ユニットとの通信出力と、携帯端末と車載ユニットが検知した車両の移動状態とに基づいて音声通話の音声出力を制御するため、ユーザは切替操作を行うことなく携帯端末と車載ユニットの両者の音声出力を制御することができる。この音声出力の制御がなされた後に、携帯端末と車載ユニットとの通信出力によって制御を解除することができる。この音声出力をハンズフリーモードとすることによって、ユーザはハンズフリーモードへの切替操作を行う必要がなくなる。また、通信出力によってハンズフリーモードが解除されるので、ユーザによるハンズフリーモードの解除し忘れを防止することができる。
また、車載ユニットから送信される位置パワーレベルを制御することによって、携帯端末と車載ユニットとの通信出力を調整して携帯端末の位置を容易に検出することができる。携帯端末においては、この制御された位置パワーレベルを受信したか否かによって携帯端末が車両に持ち込まれているか否かを認識することができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明の一例を示すものであり、これに限定されない。例えば、ハンズフリーモードは、予め定められた条件が整った場合に解除されるようにしてもよく、本実施の形態のように圏外になった場合に解除されるようにしなくてもよい。例えば、携帯端末が車内にあると判断した場合であって、車両が停止したと判断した場合にハンズフリーモードが解除されるようにしてもよい。
また、ハンズフリーモードの際における携帯端末Hと車載ユニットUとの間の通信方式はBTやPAN等、公知の通信方式が用いられていてよい。
また、車載カーナビのGPSから車両の位置情報や車両の移動に関する情報が車載通信部29gを介して取得されるようにしてもよい。
その他、本実施の形態に係る携帯端末システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
S 携帯端末システム
H 携帯端末
U 車載ユニット
1 CPU
2 メモリ
3 操作表示部
4 バーコードセンサ
5 カメラ
6 オーディオ部
6a スピーカー
6b マイク
7 I/O部
8 テンキー
9 電源部
9a バッテリー
9b 電源制御部
10 通信部
10a WWAN
10b WLAN
10c BT
10d IrDA
10e GPS
10f PAN
11 加速度センサ
12 接続検出回路
12a 接続I/F
12b DC−IN
13 バス
21 CPU
22 メモリ
23 カメラ
24 オーディオ部
24a スピーカー
24b マイク
24c オーディオI/F
25 LCD
26 LED
27 スイッチ
28 電源部
28a DC−IN
29 通信部
29a WWAN
29b WLAN
29c BT
29d IrDA
29e GPS
29f PAN
29g 車載通信部
30 移動検知センサ
30a 加速度センサ
30b ジャイロセンサ
30c 車速センサ
31 接続検出回路
31a 接続I/F
31b スイッチ
31c DC−OUT
32 バス

Claims (10)

  1. 携帯端末と車載ユニットとを含む携帯端末システムであって、
    前記携帯端末は、
    音声通話を行う第1の音声通信手段と、
    車両の移動を検出する第1の検出手段と、
    近距離通信を行って前記車載ユニットと通信し、前記車載ユニットの位置を認識する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にあると判断し、前記第1の検出手段が検出した車両の移動の判定結果が前記車載ユニットによる判定結果と一致した場合は、前記第1の音声通信手段による音声通話を制御する第1の制御手段と、を備え、
    前記車載ユニットは、
    前記第1の音声通信手段との間で音声通話を行う第2の音声通信手段と、
    前記車両の移動を検出する第2の検出手段と、
    近距離通信を行って前記携帯端末と通信し、前記携帯端末の位置を認識する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にあると判断し、前記第2の検出手段が検出した車両の移動の判定結果が前記携帯端末による判定結果と一致した場合は、前記第2の音声通信手段による音声通話を制御する第2の制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末システム。
  2. 前記車載ユニットは、前記携帯端末が車内にあるか否かを判断するために、前記第2の通信手段の通信出力を調整する端末検索手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末システム。
  3. 前記第2の制御手段は、前記端末検索手段によって調整された通信出力によって前記携帯端末が車内にないと判断した場合、音声通話の制御を元に戻すことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末システム。
  4. 前記第2の制御手段は、前記携帯端末が車内にあると判断した場合、前記第2の検出手段が検出した車両の移動に応じて音声通話の制御を元に戻すことを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯端末システム。
  5. 前記携帯端末は、前記第1の通信手段の通信状態を監視する監視手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の携帯端末システム。
  6. 前記第1の制御手段が制御する第1の音声通信手段による音声通話及び前記第2の制御手段が制御する第2の音声通信手段による音声通話は、前記携帯端末を把持せずに音声通話を可能とするハンズフリーモードであることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の携帯端末システム。
  7. 音声通話を行う音声通信手段と、
    車両の移動を検出する検出手段と、
    近距離通信を行って車載ユニットと通信し、車載ユニットの位置を認識する通信手段と、
    前記通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にあると判断し、前記検出手段が検出した車両の移動の判定結果が前記車載ユニットによる判定結果と一致した場合は、前記音声通信手段による音声通話を制御し、前記通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にないと判断した場合、前記音声通話の制御を元に戻す制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  8. 前記通信手段の通信状態を監視する監視手段を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
  9. 前記制御手段が制御する前記音声通信手段による音声通話は、前記携帯端末を把持せずに音声通話を可能とするハンズフリーモードであることを特徴とする請求項7又は8に記載の携帯端末。
  10. 携帯端末のコンピュータを
    音声通話を行う音声通信手段、
    車両の移動を検出する検出手段、
    近距離通信を行って車載ユニットと通信し、車載ユニットの位置を認識する通信手段と、
    前記通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて前記携帯端末が車内にあると判断し、前記検出手段が検出した車両の移動の判定結果が前記車載ユニットによる判定結果と一致した場合は、前記音声通信手段による音声通話を制御し、前記通信手段による近距離通信の応答結果に基づいて携帯端末が車内にないと判断した場合、前記音声通話の制御を元に戻す制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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