JP5309607B2 - タグ情報に基づく情報分類表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、文書ファイルなどの情報アイテムを分類して表示するシステムに関し、特に情報アイテムに付与されたタグデータに基づく情報分類表示システムに関する。
大量の文書ファイルや画像ファイルなどの情報を整理して管理する方式として、古くから広く一般のパーソナルコンピュータなどで利用されている方法の1つに、階層型の情報分類管理方法がある。例えば、Microsoft社製のWindowsXP(登録商標)などのOS(オペレーティング・システム)で提供されている「Windowsエクスプローラ」アプリケーションは、上記の情報分類管理方法に基づいている(以下、従来技術1とする)。
図13に従来技術1の操作画面例を示す。この例では、「デスクトップ」を最上位階層に位置づけ、その下位階層に「マイドキュメント」、「マイコンピュータ」、「マイネットワーク」、「ごみ箱」の4つの分類フォルダを持っている。また、各分類フォルダはさらに下位にサブフォルダを多段階層にわたって保持することができる。例えば、「マイドキュメント」の下位階層の1つに「写真」フォルダがあり、さらにその下位階層の1つに「2007-スキー」フォルダを保持している。「2007-スキー」フォルダの下位には、「P0101.jpg」「P0102.jpg」「P0103.jpg」「P0104.jpg」「P0105.jpg」の5つの写真ファイルが格納されている。
この階層型の情報分類管理方法は、上位階層から下位階層に向かって段階的に情報の分類粒度を細かくしていく整理方法であり、ユーザが操作する際に直感的にわかりやすい特徴があるため、一般的に広く使われている。
しかし、この情報分類管理方法は、1つの情報(文書ファイルや画像ファイルなど)は、ツリー状に展開される各階層のフォルダのどれか1箇所のみにしか格納できないという問題があるため、異なる複数の視点で情報を分類することが困難であった。
このような中、近年、インターネット上の画像ファイル共有サービスやブックマーク共有サービスなどで急速に広まっている情報分類管理方法として、タグ付けによる分類方法がある(以下、従来技術2とする)。
この方法は、1つの情報に対して1以上のタグデータと呼ばれる分類情報を付与することができる管理方法である。例えば、ある1つの写真の画像ファイルに対して、「海」「家族旅行」「釣り」「ボート」などの、複数のタグデータを付与することができ、後から情報を検索する際には、或るタグデータが付与されている情報をまとめて検索することが可能であり、近年、急速にその利用が拡大している情報分類管理方法である。
このような情報分類管理方法が採用されているソーシャルブックマークサービス(ブックマーク共有サービス)の1つである「del.icio.us」(http://del.icio.us/)におけるユーザ操作画面の一例を図14に示す。このサービスでは、ユーザが登録したブックマークに対して、登録者自身や他のユーザが自由に任意のタグデータを付与することができる。図14の例では、del.icio.usサービスに登録されたブックマークのうち、「popular」というタグデータが付与されているブックマーク情報がすべてリストアップされて表示されている。
このような管理方式は、1つの情報に対して複数の分類上の視点に基づいた整理を可能にする点で優れており、一部のサービスで利用が拡大され始めているが、一方で、従来からの階層型情報分類管理方法に慣れていたユーザにとっては新しい管理概念であるため、直感的には操作がわかりにくいという問題点があった。
このような問題に対して、タグデータによって分類される情報をツリー形式で表示する方法が特許文献1に記載されている(以下、従来技術3とする)。
従来技術3では、複数の文書のそれぞれに付与されたタグデータを取得して分類し、その分類結果に基づいて、タグデータがツリー形式で表示され、そのツリーの末端にそのタグデータに対応する文書のタイトルが表示されるビューを表示する。例えば図2に示されるようにタグデータX、Y、Zが付与されている8個のファイルA〜Hを従来技術3による方式で分類表示すると、図15に示すようになる。このように従来技術3では、ファイルE〜Hのように一つのファイルに複数のタグデータが付与されている場合、それぞれのタグデータの下に同一のファイルが重複して表示される。
他方、データに付与された属性値を階層的に表示してデータを表示する他の技術として、特許文献2に記載される技術がある(以下、従来技術4とする)。
従来技術4では、各データに付与された属性値および複数の属性項目間の順位に基づいて、各データを属性値で分類し属性値を階層的に構成してデータを表示する階層分類図を作成し、表示装置の画面に表示する。例えば図2に示されるようにタグデータX、Y、Zが付与されている8個のファイルA〜Hを従来技術4による方式で分類表示する場合、タグデータX、Y、Zの順位をまず決める。例えば、タグデータXを第1順位、タグデータYを第2順位、タグデータZを第3順位と決めた場合、従来技術4による階層分類図は図16に示すようになる。このように従来技術4では、指定したタグデータの順位に従って各データを階層的に表示でき、タグデータの順位を変えれば、階層化の仕方を変更した別の階層分類図を作成して表示することができる。
国際公開WO2004/111877号公報 特開2000-250798号公報
しかしながら、図15に示されるような1階層の分類図では、情報アイテムに付与した複数のタグデータによる絞り込みが行えないため、目的とする情報アイテムを発見するのが容易でない。例えば、ファイルHはX、Y、Zの3つのタグデータを持っているため、Xフォルダ、YフォルダおよびZフォルダの配下に存在することになるが、それらのフォルダの配下には、Xだけ、Yだけ、Zだけしか付与されていないファイルも混在して表示されるため、ファイル数が増えると、所望のファイルHを探すのが難しくなる。
他方、図16に示されるような階層分類図によれば、タグデータの順位を適切に指定できさえすれば、所望の情報アイテムの発見は容易である。例えば、図16の場合、タグデータXだけを持っているファイルB、タグデータXとYを持っているファイルE、タグデータX、Y、Zを持っているファイルHの探索は容易である。しかし、ファイルA、C、D、G、Fはその他のフォルダにまとめて格納されているため、それらに付与されたタグデータによる絞り込みが行えない。タグデータの順位を変更して別の階層分類図を作成して見れば状況は変わるかも知れないが、幾つもの階層分類図を順番に表示していくのは時間的にも労力的にも無駄が多い。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたものであり、その目的は、情報アイテムに付与された複数のタグデータの如何なる順番でも有効に階層的に絞り込みが行えるタグ情報に基づく情報分類表示システムを提供することにある。
本発明のタグ情報に基づく情報分類表示システムは、複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する複数のノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成する木構造データ生成手段と、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを前記木構造データにおけるノードの親子関係に従ってつなげた分類図を作成し、表示手段の画面に表示する表示制御手段とを備える。
本発明によれば、情報アイテムに付与された複数のタグデータの如何なる順番でも有効に階層的に絞り込みが行える分類図を表示することができる。その理由は、情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に、複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する複数のノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データに従った分類図を作成して表示するためである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
『第1の実施の形態』
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係るタグ情報に基づく情報分類表示システム100は、データ処理装置101と、これに接続された記憶装置102、表示装置103および入力装置104とから構成される。
データ処理装置101は、例えばコンピュータの中央処理装置で構成され、木構造データ生成手段111および表示制御手段112を機能的手段として備えている。これらの機能的手段は、データ処理装置101を構成するコンピュータとプログラムとで実現することができる。プログラムはCD−ROM等のコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られ、コンピュータの動作を制御することにより、コンピュータ上に木構造データ生成手段111および表示制御手段112を実現する。
記憶装置102は、例えばコンピュータの主記憶あるいは補助記憶で構成され、情報アイテム記憶部121、タグデータ記憶部122、木構造データ記憶部123および分類図記憶部124を有している。
表示装置103は、例えば液晶ディスプレイで構成され、操作画面や操作結果を表示するために使用される。
入力装置104は、例えばキーボードおよびマウスで構成され、指示やデータを入力するために使用される。
情報アイテム記憶部121は、文書ファイルや画像ファイルなど、分類管理される対象情報である情報アイテムを記憶する領域である。各情報アイテムには、ファイル名などの一意な識別子が付与されている。
タグデータ記憶部122は、情報アイテムに付与されたタグデータを記憶する領域である。図2を参照すると、タグデータ記憶部122には、例えば、ファイルA〜Hの合計8個の情報アイテムについて付与されたタグデータが記憶されている。情報アイテムの内容そのものは情報アイテム記憶部121に記憶されているため、タグデータ記憶部122には、情報アイテムを一意に識別するIDとその情報アイテムに付与されたタグデータとの組が記録されている。図2の例では、ファイルBにはXというタグデータが付与され、ファイルCにはYというタグデータが付与され、ファイルDにはZというタグデータが付与されている。各々のタグデータX、Y、Zは利用者が分類のために付けた任意の文字列であり、例えばタグデータXは「花」、タグデータYは「海」、タグデータZは「夏」などである。各情報アイテムに付与するタグデータの数は任意であり、ファイルB〜Dで示したように1つだけ付与しても良いし、ファイルE〜Hのように2つ以上のタグデータを付与しても良い。またファイルAのようにタグデータが1つも付与されていない情報アイテムが存在していても良い。
木構造データ生成手段111は、タグデータ記憶部122から情報アイテムに付与されたタグデータを読み出し、複数の情報アイテムを分類した木構造データを生成する手段である。一般に木構造は、ノード(節点)とノード間を結ぶリンク(辺)とで表現され、木構造の頂点にあるノードをルートノードと呼ぶ。ルートノードから、リンクを辿ってその他のノードに至る経路は常に一意に定まることから、情報を分類する際のデータ構造として一般的に使用されている。本実施の形態における木構造データ生成手段111は、各ノードあるいは各リンクに1つのタグデータを対応付けることで、情報アイテムをタグデータに従って分類する木構造データを生成する。その際、或る情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合、その複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する複数のノードのそれぞれに、当該情報アイテムを分類した木構造データを作成する。
木構造データ生成手段111で作成される木構造データは、ノード毎のデータから構成される。本発明の場合、各ノードをあたかも階層型情報管理におけるフォルダのように扱うため、ノード毎のデータを仮想フォルダデータと呼ぶ。
図3を参照すると、仮想フォルダデータは、処理対象情報アイテムリスト211、タグデータ212、フォルダ直下表示情報アイテムリスト213およびサブフォルダリスト214から構成される。
処理対象情報アイテムリスト211は、当該仮想フォルダ(ノード)を含み、それより下位階層に分類される情報アイテムのリストである。
タグデータ212は、当該仮想フォルダに対応付けられているタグデータである。下位階層に付与されるタグデータは含まない。
フォルダ直下表示情報アイテムリスト213は、当該仮想フォルダの直下に分類される情報アイテムのリストである。当該仮想フォルダの下位階層に分類される情報アイテムは含まない。
サブフォルダリスト214は、当該仮想フォルダの直下に接続される他の仮想フォルダのリストである。
木構造データ記憶部123は、木構造データ生成手段111によって生成された木構造データを記憶する記憶領域である。
表示制御手段112は、木構造データ記憶部123から木構造データを読み出し、情報アイテムをタグデータに従って分類した分類図を作成して、表示装置103の画面に表示する手段である。本実施の形態の場合、表示制御手段112は、分類図生成手段113と表示処理手段114とで構成される。
分類図生成手段113は、木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、この生成したアイコンを木構造データにおけるノードの親子関係に従ってつなげた分類図を作成する手段である。
表示処理手段114は、分類図生成手段113が生成した分類図を表示装置103の画面に表示したり、この分類図上で選択された情報アイテムを情報アイテム記憶部121から読み出して、表示装置103の画面に表示する処理を行う手段である。
分類図記憶部124は、分類図生成手段113で生成された分類図を記憶する領域である。
次に本実施の形態に係るタグ情報に基づく情報分類表示システム100の動作を説明する。
利用者は、タグ情報に基づく情報分類表示を行いたい場合、その旨の指示を入力装置104から入力する。このとき、タグデータ記憶部122が複数存在する場合には、処理の対象となるタグデータ記憶部122をパラメータで選択する。
データ処理装置101は、タグ情報に基づく情報分類表示の指示が入力装置104から入力されると、木構造データ生成手段111によって図4に示す木構造データの生成処理を開始する。
図4を参照すると、木構造データ生成手段111は、まず、全表示対象情報アイテムを階層的に表示する際のルートフォルダを作成する(ステップS101)。具体的には、木構造データ記憶部123に、図3の処理対象情報アイテムリスト211、タグデータ212、フォルダ直下表示情報アイテムリスト213およびサブフォルダリスト214が何れもNULLで初期化したルートフォルダ用の仮想フォルダデータを生成する。
次に木構造データ生成手段111は、ルートフォルダの処理対象情報アイテムリスト211に、タグデータ記憶部122に記憶されている全ての情報アイテムIDを追加する(ステップS102)。例えば、図2のタグデータ記憶部122の場合、ファイルA〜Hの8個の情報アイテムのIDが追加される。
次に木構造データ生成手段111は、ステップS101で作成したルートフォルダを対象に、フォルダ処理手続きを呼び出して実行する(ステップS103)。
次に、図5のフローチャートを参照して、フォルダ処理手続きの詳細を説明する。
フォルダ処理手続きにおいて、木構造データ生成手段111は、まず、処理対象のフォルダ(フォルダ(f)とする)の処理対象情報アイテムリスト211から処理対象情報アイテムを1件(情報アイテム(i)とする)取得する(ステップS201)。
処理対象情報アイテムがこれ以上なければ(ステップS202でYes)、ステップS220に進む。
処理対象情報アイテムを1件獲得すると(ステップS202でNo)、木構造データ生成手段111は、当該情報アイテムのタグデータから、フォルダ(f)のタグデータ212に含まれないタグデータを1件取得する(ステップS203)。ステップS203でそのようなタグデータを獲得できなければ(ステップS204でYes)、木構造データ生成手段111は、フォルダ(f)の直下表示情報アイテムリスト213に情報アイテム(i)を追加し(ステップS205)、ステップS201に戻って、次の処理対象情報アイテムを取得する。
ステップS203でタグデータを獲得できた場合(タグ(t))とする)、木構造データ生成手段111は、フォルダ(f)のサブフォルダリスト214に、タグ(t)が含まれているかどうかを確認する(ステップS207)。
フォルダ(f)のサブフォルダリスト214にタグ(t)が含まれている場合(ステップS207でNo)、ステップS210に進む。
他方、タグ(t)がフォルダ(f)のサブフォルダリスト214に含まれていなければ(ステップS207でYes)、木構造データ生成手段111は、タグ(t)をフォルダ(f)のサブフォルダリスト214に追加する(ステップS208)。次に、この追加したタグ(t)用の初期化した仮想フォルダを木構造データ記憶部123に生成し、同サブフォルダのタグデータ212に、フォルダ(f)のタグデータ212とタグ(t)とを追加する(ステップS209)。そして、ステップS210に進む。
ステップS210では、木構造データ生成手段111は、タグ(t)に対応するサブフォルダの処理対象情報アイテムリスト211に情報アイテム(i)を追加する(ステップS210)。
次に木構造データ生成手段111は、再び情報アイテム(i)のタグデータから、フォルダ(f)のタグデータ212に含まれない次のタグを1件取得する(ステップS211)。ステップS211でそのようなタグデータを獲得できなければ(ステップS212でYes)、ステップS201に戻って、次の処理対象情報アイテムを取得する。また、ステップS203でタグデータを獲得できた場合には、ステップS206に戻って、ステップS206以降の処理を繰り返す。
ステップS220では、木構造データ生成手段111は、フォルダ(f)のサブフォルダリスト214を取得する。
次に、このサブフォルダリスト214から、サブフォルダを1件取得する(ステップS221)。取得したサブフォルダを、サブフォルダ(f’)とする。
このとき、サブフォルダ(f’)が獲得できなければ(ステップS222でYes)、当該フォルダ処理を終了し(ステップS224)、獲得できれば(ステップS222でNo)、前記取得したサブフォルダ(f’)について、再帰的にフォルダ処理を行う(ステップS223)。
ステップS223の処理を完了した後は、ステップS221に戻り、次のサブフォルダを1件取得し、ステップS222以降の処理を繰り返す。
図2のタグデータ記憶部122を処理の対象して、木構造データ生成手段111が生成した木構造データの一例を図6に示す。図6において、Rはルートフォルダ、R−X、R−Y、R−Zはルートフォルダ直下のサブフォルダ、R−X−Y、R−X−ZはサブフォルダR−X直下のサブフォルダ、R−Y−X、R−Y−ZはサブフォルダR−Y直下のサブフォルダ、R−Z−X、R−Z−YはサブフォルダR−Z直下のサブフォルダ、R−X−Y−ZはサブフォルダR−X−Y直下のサブフォルダ、R−X−Z−YはサブフォルダR−X−Z直下のサブフォルダ、R−Y−X−ZはサブフォルダR−Y−X直下のサブフォルダ、R−Y−Z−XはサブフォルダR−Y−Z直下のサブフォルダ、R−Z−X−YはサブフォルダR−Z−X直下のサブフォルダ、R−Z−Y−XはサブフォルダR−Z−Y直下のサブフォルダであり、各フォルダにおいて、1行目が処理対象情報アイテムリスト211、2行目がタグデータ212、3行目がフォルダ直下表示情報アイテムリスト213、4行目がサブフォルダリスト214の内容を示す。
図6の木構造データでは、或る情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合、その複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートフォルダRから到達する複数のサブフォルダのそれぞれに、当該情報アイテムが分類される。例えば、情報アイテムHは、X、Y、Zの3つのタグデータを持っており、そのタグデータの並びの全ての組み合わせは、1)X−Y−Z、2)X−Z−Y、3)Y−X−Z、4)Y−Z−X、5)Z−X−Y、6)Z−Y−Xの6通りであり、それぞれに対応する経路を経由してルートフォルダRから到達するサブフォルダR−X−Y−Z、R−X−Z−Y、R−Y−X−Z、R−Y−Z−X、R−Z−X−Y、R−Z−Y−Xのそれぞれのフォルダ直下表示情報アイテムリスト213に情報アイテムHが記述されている。
データ処理装置101は、木構造データ生成手段111による木構造データの生成を完了すると、次に、表示制御手段112による表示制御処理を開始する。
まず表示制御手段112の分類図生成手段113は、木構造データ記憶部123から木構造データを読み出し、ルートフォルダおよび各サブフォルダに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを、それに表示するフォルダ名と共に生成する。フォルダ名としては、ルートフォルダの場合には例えば「ルートフォルダ」の文字列を使用し、各サブフォルダの場合には、例えば、そのサブフォルダに対応するタグデータ(そのサブフォルダのタグデータ212に記載されている1以上のタグデータから、それよりも上位のサブフォルダのタグデータ212に記載されているタグデータを取り除いたタグデータ)を使用する。
次に、分類図生成手段113は、ルートフォルダおよび各サブフォルダに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを、木構造データにおける各フォルダのサブフォルダリスト214で示されるノードの親子関係に従って、線分で接続する情報を生成する。また、各サブフォルダのフォルダ直下表示情報アイテムリスト213に記載されている情報アイテムに対応するアイコンを、それに表示する情報アイテム名と共に生成し、そのサブフォルダに対応するアイコンと線分で接続する情報を生成する。情報アイテムのアイコンに表示する情報アイテム名としては、例えば、サブフォルダのフォルダ直下表示情報アイテムリスト213に記載されている情報アイテムのIDを使用する。最後に、これら全ての情報を分類図データとして、分類図記憶部124に一旦格納する。
次に表示制御手段112の表示処理手段114は、分類図記憶部124から分類図データを読み出し、この分類図データで表現されている分類図を表示装置103の画面に表示する。
図6の木構造データから生成された分類図データに基づいて表示装置103の画面に表示された分類図の一例を図7に示す。図7を参照すると、ルートフォルダの直下には仮想フォルダとして、タグX、タグY、タグZの3つのフォルダと、タグが付与されていない情報アイテムであるファイルAとが表示される。
また、タグXフォルダの下には、タグY、タグZの2つのフォルダと、タグXのみが付与されているファイルBとが表示される。さらに、タグXフォルダ下のタグYフォルダの下には、タグZフォルダと、タグXとタグYが付与されているファイルEとが表示され、タグXフォルダ下のタグYフォルダ下のタグZフォルダの下には、タグXとタグYとタグZが付与されているファイルHが表示される。また、タグXフォルダ下のタグZフォルダの下には、タグYフォルダと、タグXとタグZが付与されているファイルFとが表示され、タグXフォルダ下のタグZフォルダ下のタグYフォルダの下には、タグXとタグYとタグZが付与されているファイルHが表示される。
タグYフォルダおよびタグZフォルダの下にも、タグXフォルダの下と同様な階層化による表示がなされている。
図7のような分類図に表示されている何れかの情報アイテムのアイコンを入力装置104のマウス操作でクリックすると、表示制御手段112の表示処理手段114は、クリックされたアイコンに表示されている情報アイテム名をキーに情報アイテム記憶部121を検索し、取得した情報アイテムを表示装置103に表示する。これによって利用者は、任意の情報アイテムの内容を画面に表示することができる。
ここで、図7に示した分類図は、タグデータに基づく分類情報を上位階層から下位階層に向かって段階的に分類粒度を細かくして表示したものであり、従来の階層型情報管理におけるフォルダと類似する。このため、従来の階層型情報管理方法に慣れ親しんでいる利用者にとっても違和感なく扱うことが可能となる。
また、複数のタグデータを持つ情報アイテムが、その複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートフォルダから到達する複数のフォルダのそれぞれに分類されているため、タグデータをキーに情報アイテムを探し出す作業が容易に行える。その理由は、例えばファイルHを例にすると、ルートフォルダからの探索を、タグX→タグY→タグZで行っても、タグY→タグZ→タグXで行っても、その他、如何なる順序で探索していっても、目的とするファイルHに到達することができるからである。
図7に示した分類図は、タグデータに基づく全ての階層を表示するものであった。しかし、本発明はこのような全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図の表示に限定されず、階層単位で表示を行う形式の分類図を使用することも可能である。その一例を図8に示す。
図8に示す例では、表示処理手段114は、最初は(A)に示すようにルートフォルダだけを表示装置103の画面に表示し、ルートフォルダにフォーカスが与えられと、(B)に示すように、ルートフォルダ直下の仮想フォルダおよびファイルを表示する画面に切り替える。さらに、そこでタグXのフォルダにフォーカスが与えられると、(C)に示すようにタグX直下の仮想フォルダおよびファイルを表示する画面に切り替え、さらにそこでタグYのフォルダにフォーカスが与えられると、タグY直下の仮想フォルダおよびファイルを表示する画面に切り替え、最終的には(E)に示すようにサブフォルダが存在しない画面にまで到達する。
また、図7に示したような形式の分類図および図8に示したような形式の分類図のうち、入力装置104を通じて利用者から選択された分類図を表示処理手段114が表示するようにしても良い。その場合の表示装置103の画面の一例を図9に示す。
図9を参照すると、表示装置103の画面の上部には、全体俯瞰ビューと個別フォルダビューという名前の付いた2つのボタンが配置されており、全体俯瞰ビューのボタンをONにした(A)の状態では、画面の下部に図7に示した形式の分類図が表示される。また、個別フォルダビューのボタンをONにした(B)の状態では、画面の下部の左側に、フォルダの階層図が表示され、ここでフォーカスを与えられたサブフォルダに関して図8に示した形式の分類図が右側に表示されるようになっている。
『第2の実施の形態』
図10を参照すると、本発明の第2の実施の形態に係るタグ情報に基づく情報分類表示システム300は、図1に示した第1の実施の形態と比較して、データ処理装置101が、木構造データ生成手段111および表示制御手段112に加えてさらに、分類情報付与手段311を備えている点で相違する。
分類情報付与手段311は、表示装置103の画面に表示された図7または図8の分類図中の何れかのフォルダに対して或る情報アイテムを追加する操作が行われた場合に、当該フォルダのタグデータ212を当該情報アイテムに付与する処理を行う手段である。その処理例を図11に示す。
図11を参照すると、表示装置103に表示された分類図中の何れかのフォルダに対して任意の情報アイテムを追加する操作が行われると(ステップS301)、分類情報付与手段311は、当該フォルダのタグデータを木構造データ記憶部123から取得し(ステップS302)、この取得したタグデータを当該情報アイテムのタグ属性に追加する(ステップS303)。
例えば、図12に示すように、図8(B)の状態の分類図が表示装置103の画面の一部に表示されており、画面の他の箇所に表示されたファイルIのアイコンをタグXのフォルダにドラッグ&ドロップすると、分類情報付与手段311は、タグXのフォルダにファイルIを追加する操作が行われたと判断する(ステップS301)。次に、分類情報付与手段311は、タグXのフォルダを木構造データ記憶部123から読み出し、タグデータ212に記載されているタグデータXを取得する(ステップS302)。次に、分類情報付与手段311は、ファイルIのIDをキーにタグデータ記憶部122を検索し、同じIDを持つ情報アイテムが登録されていなければ、ファイルIのIDとステップS302で取得したタグデータとの組をタグデータ記憶部122に追加する(S303)。また、同じIDを持つ情報アイテムが既に登録されていれば、そのIDに対応して記憶されたタグデータをステップS302で取得したタグデータで書き換える。
なお、分類情報付与手段311によるタグデータ記憶部122の更新に連動して、木構造データ生成手段111による木構造データの再作成、表示制御手段112による分類図の再表示を行うようにしても良い。
分類情報付与手段311以外の動作は第1の実施の形態と同じである。
このように本実施の形態によれば、分類図中のファイルへの情報アイテムのドラッグ&ドロップ等の直感的にわかり易い操作によって、情報アイテムに1以上のタグデータを同時に付与することができる。
本発明によれば、文書管理システムにおいてタグ付けされた情報を検索するための表示システムや、写真や画像などのオンラインアルバムの表示インタフェースといった用途に適用できる。また、ブックマーク共有サービスや、画像共有サービス、ファイル共有サービスなどといった、ネットワーク上で複数のユーザが情報を共有するサービスにおける、情報提示用のインタフェースといった用途にも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 タグデータ記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 木構造データを構成する仮想フォルダデータの一例を示す図である。 木構造データ生成手段の処理例を示すフローチャートである。 木構造データ生成手段が行うフォルダ処理の詳細を示すフローチャートである。 木構造データの一例を示す図である。 表示制御手段が作成して表示する分類図の一例を示す図である。 表示制御手段が作成して表示する分類図の他の例を示す図である。 表示制御手段が画面上に2種類の分類図を択一的に表示する例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 分類情報付与手段の処理例を示すフローチャートである。 分類情報付与手段の動作説明図である。 従来技術1の操作画面例を示す図である。 従来技術2の操作画面例を示す図である。 従来技術3による分類図を示す図である。 従来技術4による分類図を示す図である。
符号の説明
100、300…タグ情報に基づく情報分類表示システム
101…データ処理装置
102…記憶装置
103…表示装置
104…入力装置
111…木構造データ生成手段
112…表示制御手段
113…分類図生成手段
114…表示処理手段
121…情報アイテム記憶部
122…タグデータ記憶部
123…木構造データ記憶部
124…分類図記憶部
311…分類情報付与手段

Claims (13)

  1. 複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成する木構造データ生成手段と、
    前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを前記木構造データにおけるノードの親子関係に従ってつなげた全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図を作成し、該作成した分類図の全体を表示手段の画面に表示する表示制御手段とを備え
    前記全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図は、前記仮想的なフォルダを表すアイコンを全階層分表示し、且つ、それぞれの前記仮想的なフォルダを表すアイコンの配下に、前記仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンを表示することを特徴とするタグ情報に基づく情報分類表示システム。
  2. 複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成する木構造データ生成手段と、
    前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを有する階層単位で表示を行う形式の分類図を作成し、表示手段の画面に1階層分の分類図を表示し、表示した何れかのアイコンにフォーカスが与えられると当該フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダ直下の1階層分の仮想的なフォルダを表すアイコンと前記フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンとを有する分類図を前記画面に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とするタグ情報に基づく情報分類表示システム。
  3. 複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成する木構造データ生成手段と、
    第1のボタンと第2のボタンとを前記表示手段の画面に表示し、前記第1のボタンが操作されたときは、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを前記木構造データにおけるノードの親子関係に従ってつなげた全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図を作成し、該作成した分類図の全体を表示手段の画面に表示し、前記第2のボタンが操作されたときは、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを有する階層単位で表示を行う形式の分類図を作成し、表示手段の画面に1階層分の分類図を表示し、表示した何れかのアイコンにフォーカスが与えられると当該フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダ直下の1階層分の仮想的なフォルダを表すアイコンと前記フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンとを有する分類図を前記画面に表示する表示制御手段とを備え
    前記全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図は、前記仮想的なフォルダを表すアイコンを全階層分表示し、且つ、それぞれの前記仮想的なフォルダを表すアイコンの配下に、前記仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンを表示することを特徴とするタグ情報に基づく情報分類表示システム。
  4. 前記木構造データは、ノード毎の仮想フォルダデータで構成され、各仮想フォルダデータは、自フォルダ以降の下位階層に分類される情報アイテムのリスト、自フォルダに対応付けられているタグデータ、自フォルダ直下に分類される情報アイテムのリスト、および自フォルダ直下に接続される他の仮想フォルダのリストを含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のタグ情報に基づく情報分類表示システム。
  5. 表示手段の画面に表示された分類図中の何れかの仮想的なフォルダに対して或る情報アイテムを追加する操作が行われた場合に、当該仮想的なフォルダに対応付けられているタグデータを前記情報アイテムに付与する分類情報付与手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のタグ情報に基づく情報分類表示システム。
  6. 木構造データ生成手段が、複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成するステップと、
    表示制御手段が、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを前記木構造データにおけるノードの親子関係に従ってつなげた全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図を作成し、該作成した分類図の全体を表示手段の画面に表示するステップとを含み、
    前記全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図は、前記仮想的なフォルダを表すアイコンを全階層分表示し、且つ、それぞれの前記仮想的なフォルダを表すアイコンの配下に、前記仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンを表示することを特徴とするタグ情報に基づく情報分類表示方法。
  7. 木構造データ生成手段が、複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成するステップと、
    表示制御手段が、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを有する階層単位で表示を行う形式の分類図を作成し、表示手段の画面に1階層分の分類図を表示し、表示した何れかのアイコンにフォーカスが与えられると当該フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダ直下の1階層分の仮想的なフォルダを表すアイコンと前記フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンとを有する分類図を前記画面に表示するステップとを含むことを特徴とするタグ情報に基づく情報分類表示方法。
  8. 木構造データ生成手段が、複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成するステップと、
    表示制御手段が、第1のボタンと第2のボタンとを前記表示手段の画面に表示し、前記第1のボタンが操作されたときは、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを前記木構造データにおけるノードの親子関係に従ってつなげた全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図を作成し、該作成した分類図の全体を表示手段の画面に表示し、前記第2のボタンが操作されたときは、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを有する階層単位で表示を行う形式の分類図を作成し、表示手段の画面に1階層分の分類図を表示し、表示した何れかのアイコンにフォーカスが与えられると当該フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダ直下の1階層分の仮想的なフォルダを表すアイコンと前記フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンとを有する分類図を前記画面に表示するステップとを含み、
    前記全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図は、前記仮想的なフォルダを表すアイコンを全階層分表示し、且つ、それぞれの前記仮想的なフォルダを表すアイコンの配下に、前記仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンを表示することを特徴とするタグ情報に基づく情報分類表示方法。
  9. コンピュータを、
    複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成する木構造データ生成手段と、
    前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを前記木構造データにおけるノードの親子関係に従ってつなげた全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図を作成し、該作成した分類図の全体を表示手段の画面に表示する表示制御手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図は、前記仮想的なフォルダを表すアイコンを全階層分表示し、且つ、それぞれの前記仮想的なフォルダを表すアイコンの配下に、前記仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンを表示する
    プログラム
  10. コンピュータを、
    複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成する木構造データ生成手段と、
    前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを有する階層単位で表示を行う形式の分類図を作成し、表示手段の画面に1階層分の分類図を表示し、表示した何れかのアイコンにフォーカスが与えられると当該フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダ直下の仮想的なフォルダを表すアイコンと前記フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンとを有する1階層分の分類図を前記画面に表示する表示制御手段として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、
    複数の情報アイテムのそれぞれに付与されたタグデータに基づいて前記複数の情報アイテムを分類した木構造データであって、前記情報アイテムが複数のタグデータを持つ場合に該複数のタグデータの並びの全ての組み合わせに1対1に対応する経路を経由してルートノードから到達する全てのノードのそれぞれに当該情報アイテムを分類した木構造データを作成する木構造データ生成手段と、
    第1のボタンと第2のボタンとを前記表示手段の画面に表示し、前記第1のボタンが操作されたときは、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを前記木構造データにおけるノードの親子関係に従ってつなげた全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図を作成し、該作成した分類図の全体を表示手段の画面に表示し、前記第2のボタンが操作されたときは、前記作成された木構造データの各ノードに対応する仮想的なフォルダを表すアイコンを生成し、該生成したアイコンを有する階層単位で表示を行う形式の分類図を作成し、表示手段の画面に1階層分の分類図を表示し、表示した何れかのアイコンにフォーカスが与えられると当該フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダ直下の1階層分の仮想的なフォルダを表すアイコンと前記フォーカスが与えられたアイコンが表す仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンとを有する分類図を前記画面に表示する表示制御手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記全階層構造の全体俯瞰を与える形式の分類図は、前記仮想的なフォルダを表すアイコンを全階層分表示し、且つ、それぞれの前記仮想的なフォルダを表すアイコンの配下に、前記仮想的なフォルダに対応する前記ノードに分類される前記情報アイテムを表すアイコンを表示する
    プログラム
  12. 前記木構造データは、ノード毎の仮想フォルダデータで構成され、各仮想フォルダデータは、自フォルダ以降の下位階層に分類される情報アイテムのリスト、自フォルダに対応付けられているタグデータ、自フォルダ直下に分類される情報アイテムのリスト、および自フォルダ直下に接続される他の仮想フォルダのリストを含むことを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載のプログラム。
  13. コンピュータを、さらに、表示手段の画面に表示された分類図中の何れかの仮想的なフォルダに対して或る情報アイテムを追加する操作が行われた場合に、当該仮想的なフォルダに対応付けられているタグデータを前記情報アイテムに付与する分類情報付与手段として機能させるための請求項9乃至12の何れか1項に記載のプログラム。
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