JP5308169B2 - 自動車及び自動車用音漏れ防止構造 - Google Patents
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Description
エンジン(E)を収容してなるエンジン室(10)と車室(20)とを区画する境界壁部材(30、40)に車室の内部から設けられるダッシュインシュレータ(60)と、
車室の内部からダッシュインシュレータの上端部と車室のフロントウインドシールド(50)の下端部(51)との間に向けて下方へ傾斜状に延出するインストルメントパネルであってその延出前端部(71b)にて帯状防音部材(72)を介しフロントウインドシールドの上記下端部に当接するインストルメントパネル(71)とを備える。
ダッシュインシュレータは、境界壁部材の下部に沿い設けたインシュレータ本体部(60a)と、インストルメントパネルの上記係止壁の前側にて境界壁部材の上部に対し後方へ離れるように上記インシュレータ本体部の上端部から前後方向へ弾性変形可能に上方へ延出する撓み部(60b、60c)とを備えており、
インストルメントパネルをその延出前端部にて帯状防音部材を介しフロントウインドシールドの上記下端部に当接させるとき、上記撓み部は、インストルメントパネルの上記延出前端部との当接により当該延出前端部により押動されて前方へ弾性変形した後上記延出前端部からの解離に伴い後方へ弾性変形することで、上記係止壁にその前側から予圧を付与して一様に係止するようにしたことを特徴とする。
この前側への弾性変形後、撓み部がインストルメントパネルの延出前端部から解離すると、当該撓み部は、後方へ弾性変形することで、係止壁にその前側から予圧を付与して一様に係止する。このため、インストルメントパネルとダッシュインシュレータの撓み部との間が、これらインストルメントパネルとダッシュインシュレータの間の噛み込み等を招くことなく、音漏洩不能にシールされ得る。
境界壁部材の上部にその幅方向に間隔をおいて設けられて上記係止壁(74)に向けて突出する各支持ボックス(40a)を設けてなり、
インストルメントパネルは、各支持ボックスに対応する部位から上記係止壁を介し支持柱(75)を前側下方へ傾斜状に突出形成してなり、
上記撓み部は、各支持ボックスに対応する部位にて各コ字状切り欠き部(64b)を切り欠き形成するとともに、当該各切り欠き部の外周部から後方へ各隆起部(66)をコ字状に隆起してなり、
インストルメントパネルは、各支持柱にて、上記各隆起部の内側を通り各支持ボックス内にその上壁部(43)に形成した支持孔部(43a)を介し挿入支持されるとともに、上記撓み部は、その弾性変形により、各支持ボックスの上側後端隅角部を介し前方から後方に向け係止壁に予圧を付与して一様に係止するようにしたことを特徴とする。
自動車のエンジン(E)を収容してなるエンジン室(10)と車室(20)とを区画する境界壁部材(30、40)に車室の内部から設けられるダッシュインシュレータ(60)と、
このダッシュインシュレータの上端部と車室のフロントウインドシールド(50)の下端部(51)との間に向けて車室の内部から下方へ傾斜状に延出するように設けられるイインストルメントパネルであってその延出前端部にて帯状防音部材(72)を介しフロントウインドシールドの上記下端部に当接するインストルメントパネル(71)とを備える。
ダッシュインシュレータは、境界壁部材の下部に沿い設けたインシュレータ本体部(60a)と、インストルメントパネルの上記係止壁の前側にて境界壁部材の上部に対し後方へ離れるように上記インシュレータ本体部の上端部から前後方向へ弾性変形可能に上方へ延出する撓み部(60b、60c)とを備えており、
インストルメントパネルをその延出前端部にて帯状防音部材を介しフロントウインドシールドの上記下端部に当接させるとき、上記撓み部は、インストルメントパネルの上記延出前端部との当接により当該延出前端部により押動されて前方へ弾性変形した後上記延出前端部からの解離に伴い後方へ弾性変形することで、上記係止壁にその前側から予圧を付与して一様に係止するようにしたことを特徴とする。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用してなる自動車の第1実施形態を示している。当該自動車は、エンジン室10及び車室20を備えており、車室20は、当該自動車において、エンジン室10に後続して設けられている。なお、エンジン室10内には、エンジンEが配設されている。
(第2実施形態)
図8〜図10は、本発明の第2実施形態を示している。この第2実施形態では、
上記第1実施形態にて述べたカウルパネル40において、複数の支持ブラケット40aが、図8にて例示するごとく、付加的に設けられている。当該各支持ブラケット40aは、ボックス状のもので、当該各支持ブラケット40aは、互いにカウルパネル40の左右方向に間隔をおいて、その開口底部にて、カウルパネル40の後面に装着されて、当該カウルパネル40から上側後方に向けて傾斜状に突出している。ここで、各支持ブラケット40aの上壁43には、支持孔部43aが図8にて示すごとく形成されている。
(1)インストルメントパネル71は、上記各実施形態とは異なり、インストルメントパネルモジュール70とは別体に構成してもよい。
(2)帯状防音部材72或いは係止壁73は、上記各実施形態にて述べた材料に限ることなく、インストルメントパネル71と同一の形成材料であってもよく、また、防音可能な材料であればどのようなものであってもとよい。
(3)ダッシュインシュレータ60の基部61は、上記第1実施形態とは異なり、前後方向に弾性変形により傾動可能であってもよい。
(4)ダッシュパネル30のL字状上端部31及びカウルパネル40のL字状下端部41は、ダッシュパネル30とカウルパネル40との間の固着状態を維持できれば、上端部31及び端部41の各延出長さはさらに短くてもよく、或いは、上端部31及び端部41を廃止してもよい。
(5)上記第1実施形態にて述べたダッシュインシュレータ60においては、撓み部60bは、インシュレータ本体部60aとは別体に形成されて、当該インシュレータ本体部60aの基部61から延出されていてもよい。
40a…支持ブラケット、50…フロントウインドシールド、51…下端部、
60…ダッシュインシュレータ、60b、60c…撓み部、
71…インストルメントパネル、71b…パネル端部、
71c、71d、71e、73、74…係止壁、72…帯状防音部材、
75…四角柱、E…エンジン。
Claims (3)
- エンジンを収容してなるエンジン室と車室とを区画する境界壁部材に前記車室の内部から設けられるダッシュインシュレータと、
前記車室の内部から前記ダッシュインシュレータの上端部と前記車室のフロントウインドシールドの下端部との間に向けて下方へ傾斜状に延出するインストルメントパネルであってその延出前端部にて帯状防音部材を介し前記フロントウインドシールドの前記下端部に当接するインストルメントパネルとを備える自動車において、
前記インストルメントパネルは、その前後方向中間部位から下方に向けて突出する係止壁を設けてなり、
前記ダッシュインシュレータは、前記境界壁部材の下部に沿い設けたインシュレータ本体部と、前記インストルメントパネルの前記係止壁の前側にて前記境界壁部材の上部に対し後方へ離れるように前記インシュレータ本体部の上端部から前後方向へ弾性変形可能に上方へ延出する撓み部とを備えており、
前記インストルメントパネルをその延出前端部にて前記帯状防音部材を介し前記フロントウインドシールドの前記下端部に当接させるとき、前記撓み部は、前記インストルメントパネルの前記延出前端部との当接により当該延出前端部により押動されて前方へ弾性変形した後前記延出前端部からの解離に伴い後方へ弾性変形することで、前記係止壁にその前側から予圧を付与して一様に係止するようにしたことを特徴とする自動車。 - 前記境界壁部材の上部にその幅方向に間隔をおいて設けられて前記係止壁に向けて突出する各支持ボックスを設けてなり、
前記インストルメントパネルは、前記各支持ボックスに対応する部位から前記係止壁を介し支持柱を前側下方へ傾斜状に突出形成してなり、
前記撓み部は、前記各支持ボックスに対応する部位にて各コ字状切り欠き部を切り欠き形成するとともに、当該各切り欠き部の外周部から後方へ各隆起部をコ字状に隆起してなり、
前記インストルメントパネルは、前記各支持柱にて、前記各隆起部の内側を通り前記各支持ボックス内にその上壁部に形成した支持孔部を介し挿入支持されるとともに、前記撓み部は、その弾性変形により、前記各支持ボックスの上側後端隅角部を介し前方から後方に向け前記係止壁に予圧を付与して一様に係止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動車。 - 自動車のエンジンを収容してなるエンジン室と車室とを区画する境界壁部材に前記車室の内部から設けられるダッシュインシュレータと、
このダッシュインシュレータの上端部と前記車室のフロントウインドシールドの下端部との間に向けて前記車室の内部から下方へ傾斜状に延出するように設けられるインストルメントパネルであってその延出前端部にて帯状防音部材を介し前記フロントウインドシールドの前記下端部に当接するインストルメントパネルとを備える音漏れ防止構造において、
前記インストルメントパネルは、その前後方向中間部位から下方に向けて突出する係止壁を設けてなり、
前記ダッシュインシュレータは、前記境界壁部材の下部に沿い設けたインシュレータ本体部と、前記インストルメントパネルの前記係止壁の前側にて前記境界壁部材の上部に対し後方へ離れるように前記インシュレータ本体部の上端部から前後方向へ弾性変形可能に上方へ延出する撓み部とを備えており、
前記インストルメントパネルをその延出前端部にて前記帯状防音部材を介し前記フロントウインドシールドの前記下端部に当接させるとき、前記撓み部は、前記インストルメントパネルの前記延出前端部との当接により当該延出前端部により押動されて前方へ弾性変形した後前記延出前端部からの解離に伴い後方へ弾性変形することで、前記係止壁にその前側から予圧を付与して一様に係止するようにしたことを特徴とする自動車用音漏れ防止構造。
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