JP5304951B2 - 電動パーキングブレーキ制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、電動パーキングブレーキを制御するための電動パーキングブレーキ制御装置に関する。
一般に車両には、サービスブレーキのように油圧によって制動力を発生させる油圧ブレーキの他にパーキングブレーキが搭載されている。パーキングブレーキの最も単純なものは、操作レバーを引くことによりワイヤを駆動しブレーキパッドを動作させ、制動力を発生させるものである。
近年では、運転者による操作スイッチの切り替えにより電動モータを駆動して、制動力の発生または解除を行う電動パーキングブレーキ(EPB:Electric Parking Brake)も採用されている。電動パーキングブレーキは、電動モータの駆動によりブレーキパッドがディスクロータに押し付けられ、制動力が発生するようになっている。
ところで、駐車時に電動パーキングブレーキを作動させるとき、パーキングブレーキを構成するパッドおよびディスクロータは、車両走行時のブレーキに伴う発熱により熱膨張している。従って、パッドおよびディスクロータが熱膨張した状態でパーキングブレーキをかけた場合、時間の経過とともにパッドおよびディスクロータが冷却されて収縮し、制動力が低下するおそれがある。
そこで従来、時間が経過しても必要な制動力を維持するために、電動パーキングブレーキを作動した後、一定時間ごとに再度電動モータを駆動して制動力を補償する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、車両の速度変化や外気温などの車両状態に基づいてパッドの温度を推定し、該推定温度に基づいて、電動モータを再駆動する時間間隔を決定する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、一定時間ごとに電動モータを再駆動させる方法の場合、パッドおよびディスクロータが想定よりも早く冷えた場合、電動モータを再駆動させる前に制動力が必要な値を下回るおそれがある。また、制動力の低下がそれ程生じていないときには無駄に電動モータに電流を供給することになるので、電力の消費効率が悪くなる可能性がある。
また、車両状態に基づいてパッド温度を推定する方法の場合、パッド温度は様々な要因に影響を受けるので、それを正確に推定することは容易ではない。パッド温度の推定精度が悪い場合、適切なタイミングで電動モータを再駆動できないおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、好適に制動力を維持することのできる電動パーキングブレーキ制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電動パーキングブレーキ制御装置は、電動モータを駆動してパッドをディスクロータに押し付けることにより、制動力を発生させる電動パーキングブレーキ制御装置であって、電動モータにモータ電流を供給し、モータ電流が所定の目標電流値に達するとモータ電流の供給を停止する電流供給部と、モータ電流の供給時間を計測する供給時間計測部と、計測されたモータ電流供給時間に基づいて、モータ電流の供給を停止してから次にモータ電流の供給を再開するまでの待機時間を設定する待機時間設定部と、設定された待機時間に従って、電流供給部にモータ電流の供給を指示する制御部とを備える。
供給時間計測部は、電動モータに所定値以上の負荷がかかった状態でモータ電流が供給される時間をモータ電流供給時間として計測してもよい。
待機時間設定部は、モータ電流供給時間が所定の基準供給時間より長い場合、待機時間を所定の基準待機時間よりも短く設定してもよい。
待機時間設定部は、モータ電流供給時間が基準供給時間以下の場合、待機時間を基準待機時間以上に設定してもよい。
待機時間設定部は、モータ電流供給時間が基準供給時間よりも短い所定の終了判定時間以下の場合、次回以降のモータ電流の供給を終了させてもよい。
本発明によれば、好適に制動力を維持できる電動パーキングブレーキ制御装置を提供できる。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置を示す。図1に示す電動パーキングブレーキ装置100は、電動パーキングブレーキ20と、電動パーキングブレーキ20の制御装置としてのEPB−ECU(Electronic Control Unit)10と、操作スイッチ30とを備える。
電動パーキングブレーキ20は、車輪(図示せず)と一体に回転するディスクロータ23と、キャリパ22と、電動モータ21とを備える。キャリパ22のボディ27内には、ディスクロータ23の一部を挟み込むようにパッド24,25が設けられている。一方のパッド24は、ボディ27に固定されている。また、他方のパッド25は、回転直線運動変換機構26を介してボディ27に取り付けられている。回転直線運動変換機構26は、電動モータ21の正逆回転を回転軸方向の往復運動に変換する機能を有する。
以上のように構成された電動パーキングブレーキ20において、電動モータ21が正回転すると、回転直線運動変換機構26を介してパッド25がディスクロータ23に接近する方向に移動する。これにより、ディスクロータ23がパッド24,25によりクランプされ、制動力が発生する。一方、電動モータ21が逆回転すると、回転直線運動変換機構26を介してパッド25がディスクロータ23から離間する方向に移動する。これにより、制動力が解除される。
なお、ディスクロータ23、パッド24,25などは、車両走行時に用いられるサービスブレーキと共用される。
EPB−ECU10は、CPUを含むマイクロプロセッサとして構成されており、マイクロコンピュータによる演算を行う演算ユニット、各種の処理プログラムを記憶するROM、一時的にデータやプログラムを記憶してデータ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAM、データを記憶するハードディスク等の記憶装置、各種信号の送受信を行うための入出力ポート、外部のアクチュエータを駆動するためのドライバ、電流・電圧を検出するためのセンサ等を有する。EPB−ECU10は、電動モータ21の回転を制御することにより、電動パーキングブレーキ20の動作を制御する。
EPB−ECU10には、操作スイッチ30、シフト位置センサ32、傾斜角センサ33が接続されている。操作スイッチ30は、例えば車両のインストルメントパネルに設けられており、運転者等により入力された電動パーキングブレーキ20の作動または解除に関する情報をEPB−ECU10に与える。シフト位置センサ32は、例えばシフトレバーの近傍に設けられており、シフトレバーの位置を示す情報をEPB−ECU10に与える。傾斜角センサ33は、車両の傾斜状態を示す情報をEPB−ECU10に与える。
EPB−ECU10は、電流供給部11と、供給時間計測部12と、待機時間設定部13と、制御部14とを備える。
電流供給部11は、電動モータ21に電流(「モータ電流」と呼ぶ)を供給する。電流供給部11は、制御部14からの指示によりモータ電流の供給を開始する。モータ電流を供給する際、電流供給部11は、モータ電流値Imを監視しており、モータ電流値Imが所定の目標電流値Itに達するとモータ電流の供給を停止する。すなわち、電流供給部11は、Im≧Itとなったときにモータ電流の供給を停止する。なお、モータ電流の供給開始直後には、電動モータ21に突入電流が流れるため、モータ電流値Imが瞬間的に目標電流値Itを超える場合がある。従って、電流供給部11は、モータ電流の供給開始直後にモータ電流値Imが目標電流値Itに達した場合には、モータ電流の供給を停止しないことが望ましい。
供給時間計測部12は、電流供給部11によるモータ電流の供給時間Tsを計測する。より具体的には、供給時間計測部12は、電動モータ21に所定値以上の負荷がかかった状態でモータ電流が供給される時間をモータ電流供給時間Tsとして計測する。
モータ電流は、電動モータ21にかかる負荷に応じて変動する。本実施形態に応じて、電動モータ21にかかる負荷は、パッド24,25がディスクロータ23を挟み込む力(「クランプ力」と呼ぶ)の反力に相当する。従って、図1に示すようにパッド24,25がディスクロータ23から離れている場合、モータ電流を供給して電動モータ21を回転させても、電動モータ21には殆ど負荷がかからず、モータ電流は殆ど流れない。このときのモータ電流を適宜「無負荷時電流」と呼ぶ。パッド24,25がディスクロータ23を押圧し始めると、電動モータ21にかかる負荷が増加し、モータ電流もそれに比例して増加する。このときのモータ電流を適宜「負荷時電流」と呼ぶ。本実施形態において、供給時間計測部12は、電動モータ21に負荷がかかってモータ電流値Imが無負荷時電流から増加し始めてから、モータ電流値Imが目標電流値Itに達してモータ電流の供給が停止されるまでの時間をモータ電流供給時間Tsとして計測する。
待機時間設定部13は、供給時間計測部12により計測されたモータ電流供給時間Tsに基づいて、モータ電流の供給を停止してから次にモータ電流の供給を再開するまでの待機時間Twを設定する。より具体的には、待機時間設定部13は、モータ電流供給時間Tsが所定の基準供給時間Ts_stより長い場合、待機時間Twを所定の基準待機時間Tw_stよりも短く設定する。一方、モータ電流供給時間Tsが基準供給時間Ts_st以下の場合、待機時間Twを基準待機時間Tw_st以上に設定する。基準供給時間Ts_stおよび基準待機時間Tw_stは、所定の理想条件(パッドおよびディスクロータの初期温度、外気温、風速等)の下で実験やシミュレーション等により定められた最適な値である。基準供給時間Ts_stおよび基準待機時間Tw_stについては後述する。
また、モータ電流供給時間Tsが所定の終了判定時間Ts_end以下の場合、待機時間設定部13は、次回以降のクランプ制御を行わない決定をする。終了判定時間Ts_endは、基準供給時間Ts_stよりも短い時間に設定される。
制御部14は、電流供給部11、供給時間計測部12、待機時間設定部13と連携し、様々な制御を行う。例えば、操作スイッチ30から電動パーキングブレーキ20の作動指示を受けた場合、制御部14は、電流供給部11にモータ電流の供給を開始させる。これにより、ディスクロータ23がパッド24,25によりクランプされ、パーキングブレーキがかかる。また制御部14は、モータ電流の供給が停止してから待機時間Twが経過したときに、電流供給部11にモータ電流の供給を再開させる。これにより、ディスクロータ23がパッド24,25により再クランプされ、制動力の低下分が補償される。
また、制御部14は、シフト位置センサ32からの情報に基づいて、再クランプ制御を行うか否か決定してもよい。例えば、AT車においてシフトレバーがパーキングレンジにある場合や、MT車においてギアが入れられている場合、パーキングブレーキの制動力が多少低下しても駐車性能を確保できる。そこで、制御部14は、AT車においてシフトレバーがパーキングレンジ以外にある場合や、MT車においてギアが入れられていない場合に、再クランプ制御を行うことにしてもよい。これにより、電力の消費効率を向上できる。
また、制御部14は、傾斜角センサ33からの情報に基づいて、再クランプ制御を行うか否か決定してもよい。それ程傾斜していない斜面に駐車する場合、パーキングブレーキの制動力が多少低下しても駐車性能を確保できる。そこで、制御部14は、車両の傾斜角が所定値以上である場合に、再クランプ制御を行うことにしてもよい。これにより、電力の消費効率を向上できる。
次に、本発明の実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置100の具体的な動作について説明する。まず、基準供給時間Ts_stおよび基準待機時間Tw_stを規定するための理想的なモータ電流の供給パターンについて説明する。
図2は、理想的なモータ電流の供給パターンと、それに伴う理想的なクランプ力の変化パターンを説明するためのタイミングチャートを示す。図2に示す理想的なモータ電流供給パターンおよびクランプ力変化パターンは、所定の理想条件(パッドおよびディスクロータの初期温度、外気温、風速等)の下で実験やシミュレーションを行うことにより求められる。
図2は、操作スイッチ30をオンしたときに行われる初回の第1クランプと、第1クランプの後に行われる2回の再クランプ(第2クランプ,第3クランプとする)を示している。
第1クランプにおいて、時刻t1にモータ電流が供給されると、突入電流が流れ、電動モータ21が回転し始めるが、この時点ではパッド24,25がディスクロータ23から離間しており、電動モータ21に負荷がかかっていないので、モータ電流は無負荷時電流まで低下する。このとき、図2に示すように、クランプ力は生じていない。
その後、時刻t2においてパッド24,25によりディスクロータ23が挟み込まれると、電動モータ21に負荷がかかり、モータ電流が時間に比例して増加し始める。このとき、図2に示すように、クランプ力も時間に比例して増加する。
その後、時刻t3においてモータ電流値Imが目標電流値Itに達すると、モータ電流の供給が停止される。目標電流値Itは、必要クランプ力に所定のマージンを加えた目標クランプ力を達成する値に定められる。ここで、時刻t2から時刻t3までの時間が第1クランプにおける基準供給時間Ts_st1となる。
時刻t3においてモータ電流の供給が停止されると、図2に示すようにクランプ力が徐々に低下していく。これは、ディスクロータ23およびパッド24,25の温度が時間の経過とともに徐々に低下し、これらの収縮が生じるためである。クランプ力の低下は、ほぼディスクロータ23およびパッド24,25の温度低下に比例して生じる。
その後、第1クランプのモータ電流停止から基準待機時間Tw_st1が経過した時刻t4においてモータ電流の供給が再開され、第2クランプが行われる。この第2クランプにより、低下していたクランプ力が目標クランプ力まで回復する。基準待機時間Tw_st1は、クランプ力が必要クランプ力を下回らないよう設定される。第2クランプにおいては、モータ電流の供給を開始した時刻t4において既に電動モータ21に負荷がかかっているので、時刻t4からモータ電流の供給が停止した時刻t5までの時間が第2クランプにおける基準供給時間Ts_st2となる。
その後、第2クランプのモータ電流停止から基準待機時間Tw_st2が経過した時刻t6においてモータ電流の供給が再開され、第3クランプが行われる。この第3クランプにより、低下していたクランプ力が目標クランプ力まで回復する。基準待機時間Tw_st2は、クランプ力が必要クランプ力を下回らないよう設定される。モータ電流の供給を開始した時刻t6からモータ電流の供給が停止した時刻t7までの時間が第3クランプにおける基準供給時間Ts_st3となる。
以上、理想的なモータ電流供給パターンと、それに伴う理想的なクランプ力変化パターンを説明した。図2では、第3クランプまでを示したが、同様のクランプ動作が繰り返されてもよい。本実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置100においては、上記の理想的なモータ電流供給パターンにおける基準供給時間Ts_st1、Ts_st2、Ts_st3、・・・および基準待機時間Tw_st1、Tw_st2、・・・を基準として、各クランプ動作間の待機時間が設定される。
図3は、パッドおよびディスクロータが理想条件よりも高温である場合の電動パーキングブレーキ装置の動作を説明するための図である。図3もまた、モータ電流の供給パターンと、それに伴うクランプ力の変化パターンのタイミングチャートを示す。
図3においても、操作スイッチ30をオンしたときに行われる初回の第1クランプと、第1クランプの後に行われる第2クランプ,第3クランプが図示されている。
第1クランプにおいて、時刻t1において操作スイッチ30がオンされると、電流供給部11から電動モータ21に電流が供給される。図3に示すように、通電開始直後には突入電流が流れ、電動モータ21が回転し始めるが、電動モータ21に負荷がかかっていない状態であるので、モータ電流は無負荷時電流まで低下する。このとき、図3に示すように、クランプ力は生じていない。
その後、時刻t2においてパッド25がディスクロータ23に接触してパッド24,25によりディスクロータ23が挟み込まれると、電動モータ21に負荷がかかり、モータ電流が時間に比例して増加し始める。このとき、図3に示すように、クランプ力も時間に比例して上昇する。ここで、図3に示す例においては、時刻t1から時刻t2までの時間は、図2に示す理想条件の場合よりも短くなる。これは、ディスクロータ23およびパッド24,25が理想条件の場合よりも熱膨張しているため、モータ電流供給開始から短時間で電動モータ21に負荷がかかるためである。
その後、時刻t3においてモータ電流値Imが目標電流値Itに達すると、電流供給部11はモータ電流の供給を停止する。供給時間計測部12は、電動モータ21に負荷がかかってモータ電流値Imが増加し始めた時刻t2からモータ電流値Imが目標電流値Itに達した時刻t3までのモータ電流供給時間Ts1を計測する。
時刻t3においてモータ電流の供給が停止されると、図3に示すようにクランプ力が徐々に低下していく。ここで、本例においては、図2で説明した理想条件の場合よりもディスクロータ23およびパッド24,25が高温であるため、ディスクロータ23およびパッド24,25の単位時間当たりの温度低下量は、理想条件の場合よりも大きい。従って、本例においては、クランプ力の単位時間当たりの低下量は、理想条件の場合よりも大きい。それ故、理想条件の場合のように第1クランプから基準待機時間Tw_st1が経過したときには、図3の一点鎖線に示すように、クランプ力が必要クランプ力を下回っている可能性がある。
そこで本実施形態においては、待機時間設定部13は、供給時間計測部12により計測されたモータ電流供給時間Ts1に基づいて、待機時間Tw1を変化させる。ディスクロータ23およびパッド24,25が高温であるほど、これらは膨張且つ軟化しているので、負荷がかかった状態で電動モータ21を駆動する時間、すなわちモータ電流供給時間Ts1が長くなる。本実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置100は、この点に着目し、モータ電流供給時間Ts1に基づいて待機時間Tw1を定める。
具体的には、待機時間設定部13は、モータ電流供給時間Ts1が基準供給時間Ts_st1より長い場合、待機時間Tw1を第1クランプにおける基準待機時間Tw_st1よりも短く設定する。これにより、図3に示すように、時刻t4において第2クランプが開始され、クランプ力が必要クランプ力を下回る前に、クランプ力を目標クランプ力まで回復させることができ、クランプ力を必要クランプ力以上に維持できる。
第2クランプにおいても、供給時間計測部12によりモータ電流供給時間Ts2が測定される。そして待機時間設定部13は、このモータ電流供給時間Ts2に基づいて、第2クランプから第3クランプまでの待機時間Tw2を設定する。具体的には、待機時間設定部13は、モータ電流供給時間Ts2が第2クランプにおける基準供給時間Ts_st2より長い場合、待機時間Tw2を基準待機時間Tw_st2よりも短く設定する。これにより、図3に示すように、時刻t6において第3クランプが開始され、クランプ力を目標クランプ力まで回復させることができる。第3クランプ以降においても、第2クランプと同様の制御が繰り返される。
n回目(nは1以上の整数)のクランプにおいて、計測されたモータ電流供給時間Tsnが所定の終了判定時間Ts_end以下となった場合、クランプ力の低下量が小さく、これ以上の再クランプが不要と考えられる。そこで、待機時間設定部13はこのような場合、次回以降の再クランプを終了する決定を行う。これにより、電動モータ21に無駄なモータ電流を流す事態を回避できるので、電力の消費効率を改善できる。
図4は、パッドおよびディスクロータが理想条件よりも低温である場合の電動パーキングブレーキ装置の動作を説明するための図である。図4もまた、モータ電流の供給パターンと、それに伴うクランプ力の変化パターンのタイミングチャートを示す。
図4においては、操作スイッチ30をオンしたときに行われる初回の第1クランプと、第1クランプの後に行われる第2クランプが図示されている。
第1クランプにおいては、上記と同様に、供給時間計測部12によりモータ電流供給時間Ts1が計測される。待機時間設定部13は、モータ電流供給時間Ts1に基づいて待機時間Tw1を定める。本例においては、ディスクロータ23およびパッド24,25が理想条件よりも低温であるので、ディスクロータ23およびパッド24,25の単位時間当たりの温度低下量は、理想条件の場合よりも小さい。従って、本例においては、クランプ力の単位時間当たりの低下量は、理想条件の場合よりも小さい。それ故、理想条件と同様に第1クランプから基準待機時間Tw_st1が経過したときにはクランプ力はそれ程低下していない可能性がある。クランプ力の低下が小さいときに再クランプを行うと、再クランプの回数が必要以上に増え、電力の消費効率が低下する。
そこで、本実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置100においては、待機時間設定部13は、モータ電流供給時間Ts1が基準供給時間Ts_st1以下の場合、待機時間Tw1を第1クランプにおける基準待機時間Tw_st1以上に設定する。これにより、クランプ力がそれ程低下していない段階で第2クランプが行われる事態が回避され、電力の消費効率を向上できる。
第2クランプにおいても、供給時間計測部12によりモータ電流供給時間Ts2が測定される。本例においてはモータ電流供給時間Ts2が所定の終了判定時間Ts_end以下であったため、待機時間設定部13は、次回以降の再クランプを終了する決定を行っている。
待機時間設定部13は、各クランプ動作において待機時間Twを設定する際、予め作成されたモータ電流供給時間Tsと待機時間Twとの関係を定めたマップに従って、待機時間Twを最適な値に設定してよい。このようなマップは、実験やシミュレーションにより適宜作成することができる。
また、待機時間設定部13は、比例計算により待機時間Twを設定してもよい。例えば、図2に示すように、理想条件において第1クランプ後のクランプ力の低下量がDst1であるとする。また、図3に示すように、パッドおよびディスクロータが理想条件よりも高温である場合に、第1クランプ後のクランプ力の低下量がD1であるとする。この場合、Dst1に対するD1の比は、基準供給時間Ts_st1に対するモータ電流供給時間Ts1の比に等しい。すなわち、下記の(1)式が成り立つ。
D1/Dst1=Ts1/Ts_st1 ・・・(1)
また、Dst1に対するD1の比は、待機時間Tw1に対する基準待機時間Tw_st1の比に等しい。すなわち、下記の(2)式が成り立つ。
D1/Dst1=Tw_st1/Tw1 ・・・(2)
(1)式および(2)式から、下記の(3)式を導出できる。
Tw1=Ts_st1×Tw_st1/Ts1 ・・・(3)
(3)式から、待機時間Tw1をモータ電流供給時間Ts1の関数として表すことができることが分かる。第2クランプ以降の待機時間Twについても、同様の比例計算により設定することができる。
D1/Dst1=Ts1/Ts_st1 ・・・(1)
また、Dst1に対するD1の比は、待機時間Tw1に対する基準待機時間Tw_st1の比に等しい。すなわち、下記の(2)式が成り立つ。
D1/Dst1=Tw_st1/Tw1 ・・・(2)
(1)式および(2)式から、下記の(3)式を導出できる。
Tw1=Ts_st1×Tw_st1/Ts1 ・・・(3)
(3)式から、待機時間Tw1をモータ電流供給時間Ts1の関数として表すことができることが分かる。第2クランプ以降の待機時間Twについても、同様の比例計算により設定することができる。
図5は、本発明の実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置の動作を説明するためのフローチャートである。図5に示す制御フローは、操作スイッチ30がオンされたときに開始される。
操作スイッチ30がオンされると、制御部14は、クランプ回数のカウント値nをn=1に設定する(S10)。
次に、制御部14は、クランプ制御を行う(S12)。クランプ制御では、電流供給部11によりモータ電流が電動モータ21に供給され、供給時間計測部12によりモータ電流供給時間Ts1が計測される。そして、モータ電流値Imが目標電流値Itに達すると、モータ電流の供給が停止される。
次に、待機時間設定部13は、モータ電流供給時間Ts1が基準供給時間Ts_st1より長いか否か判定する(S14)。
モータ電流供給時間Ts1が第1クランプにおける基準供給時間Ts_st1より長い場合(S14のY)、待機時間設定部13は、待機時間Tw1を第1クランプにおける基準待機時間Tw_st1よりも短く設定する(S16)。
一方、モータ電流供給時間Ts1が第1クランプにおける基準供給時間Ts_st1以下である場合(S14のN)、待機時間設定部13は、モータ電流供給時間Ts1が終了判定時間Ts_end以下であるか否か判定する(S18)。
モータ電流供給時間Ts1が終了判定時間Ts_endより長い場合(S18のN)、待機時間設定部13は、待機時間Tw1を第1クランプにおける基準待機時間Tw_st1以上に設定する(S20)。一方、モータ電流供給時間Ts1が終了判定時間Ts_end以下である場合(S18のY)、制御フローが終了される。
S16、S20において待機時間Tw1が設定された後、制御部14は、該待機時間Tw1が経過したか否か判定する(S22)。待機時間Tw1が経過していない場合(S22のN)、待機時間Tw1の経過を待つ。一方、待機時間Tw1を経過した場合(S22のY)、制御部14は、シフト位置センサ32および/または傾斜角センサ33からの情報に基づいて、再クランプが必要が否か判定する(S24)。
再クランプが必要と判定された場合(S24のY)、制御部14は、クランプ回数のカウント値nをインクリメントし(S26)、S12に戻って2回目のクランプ制御が行われる。一方、再クランプが不要と判定された場合(S24のN)、制御フローが終了される。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置100によれば、モータ電流供給時間Tsに基づいて、次回のクランプ制御までの待機時間Twを設定することにより、好適に制動力を維持することができる。
例えば車両の変化速度や外気温等に基づいてパッドおよびディスクロータの温度を推定し、待機時間を設定する方法の場合、パッドおよびディスクロータの温度が正確に推定できていないと、適切なタイミングで再クランプを実行できないおそれがある。しかしながら、本実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置100においては、モータ電流供給時間を計測する手法を採用しているので、正確にモータ電流供給時間を測定することが可能であり、適切なタイミングで再クランプを実行できる。
上述の実施形態では、各クランプ制御において、モータ電流の目標電流値Itを一定としたが、クランプごとに目標電流値を変えてもよい。例えば、初回のクランプ制御では、目標電流値を高く設定し、次回のクランプ制御以降徐々に目標電流値を低くしていってもよい。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。これらの実施形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 EPB−ECU、 11 電流供給部、 12 供給時間計測部、 13 待機時間設定部、 14 制御部、 20 電動パーキングブレーキ、 21 電動モータ、 22 キャリパ、 23 ディスクロータ、 24,25 パッド、 26 回転直線運動変換機構、 27 ボディ、 30 操作スイッチ、 32 シフト位置センサ、 33 傾斜角センサ、 100 電動パーキングブレーキ装置。
本発明は、車両用の電動パーキングブレーキに利用可能である。
Claims (5)
- 電動モータを駆動してパッドをディスクロータに押し付けることにより、制動力を発生させる電動パーキングブレーキ制御装置であって、
前記電動モータにモータ電流を供給し、モータ電流が所定の目標電流値に達するとモータ電流の供給を停止する電流供給部と、
モータ電流の供給時間を計測する供給時間計測部と、
計測されたモータ電流供給時間に基づいて、モータ電流の供給を停止してから次にモータ電流の供給を再開するまでの待機時間を設定する待機時間設定部と、
設定された待機時間に従って、前記電流供給部にモータ電流の供給を指示する制御部と、
を備えることを特徴とする電動パーキングブレーキ制御装置。 - 前記供給時間計測部は、前記電動モータに所定値以上の負荷がかかった状態でモータ電流が供給される時間をモータ電流供給時間として計測することを特徴とする請求項1に記載の電動パーキングブレーキ制御装置。
- 前記待機時間設定部は、モータ電流供給時間が所定の基準供給時間より長い場合、待機時間を所定の基準待機時間よりも短く設定することを特徴とする請求項1または2に記載の電動パーキングブレーキ制御装置。
- 前記待機時間設定部は、モータ電流供給時間が前記基準供給時間以下の場合、待機時間を前記基準待機時間以上に設定することを特徴とする請求項3に記載の電動パーキングブレーキ制御装置。
- 前記待機時間設定部は、モータ電流供給時間が前記基準供給時間よりも短い所定の終了判定時間以下の場合、次回以降のモータ電流の供給を終了させることを特徴とする請求項3または4に記載の電動パーキングブレーキ制御装置。
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