JP5304409B2 - 経路選定装置及び方法、交通情報提供装置及び方法、コンピュータプログラム - Google Patents
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Description
このうち、後者の交通感応制御は、端末の交通信号制御機ごとに行う端末感応制御と、路線系統制御或いは面制御される複数の交差点を対象に信号制御パラメータを変化させる中央感応制御に分類される。
かかる中央感応制御では、車両感知器情報に基づいてその時の交通状態に最適な一つのプログラムを選択するプログラム選択制御や、車両感知器情報に基づいてオンラインで信号制御パラメータや信号表示の切り替えタイミングを決定するプログラム形成制御を行うことにより、交通処理効率の向上を目指している(非特許文献1参照)。
しかし、単に渋滞情報を車両の搭乗者に報知する対策だけでは、渋滞を回避する迂回路を選択するか否かはすべて車両の搭乗者の意思決定に委ねられるので、車両が実際に迂回路を走行するのを余り期待できず、渋滞抑制の効果に限界がある。
また、本発明の交通情報提供装置は、上記経路選定装置と、選定した前記車両ごとの前記推奨経路を対応する当該車両に提供する情報提供手段と、を備えていることを特徴とする。
もっとも、上記複数の経路は互いに代替可能であればよいので、その始点と終点は必ずしも厳密に一致している必要はなく、車両の搭乗者にとって実質的に同一の地点ないしエリアであれば足りる。また、この「互いに代替可能な複数の経路」は3つ以上であってもよい。
従って、上記目標比率を予め適切に設定することにより、特定の推奨経路に車両が集中することに伴う交通の混乱を未然に防止することができる。
この場合、例えば、各車両からの要求があるごとに、乱数発生器で0から1までの実数値を発生させ、この実数値がどの確率の範囲に含まれるかを判定することにより、当該車両に対する推奨経路をランダムに振り分けて選定することができる。
この場合、例えば、各車両からの要求があるごとに、その受信時刻がどの分配期間に含まれるかを判定することにより、当該車両に対する推奨経路を時間的に振り分けて選定することができる。
このため、予め設定した目標比率をそのまま採用して推奨経路を選定し、この推奨経路を外部に送信しても、車載装置を未搭載の車両は、推奨経路に関する情報を受信できないために任意の経路を選択するので、目標比率通りの流入交通量に収束するのを期待できない。
この場合、車載装置の搭載率を反映した上記換算比率に基づいて車両ごとの推奨経路を選定しているので、すべての車両が車載装置を搭載していない現状でも、目標比率通りの流入交通量に収束する可能性を高めることができる。
本発明のコンピュータプログラムは、上記経路選定装置として、コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、当該選定装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の交通情報提供方法は、上記交通情報提供装置が実行する提供方法であって、当該提供装置と同様の作用効果を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、上記交通情報提供装置として、コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、当該提供装置と同様の作用効果を奏する。
〔システムの全体構成〕
図1は、本発明を採用した交通信号制御システムの全体構成を示している。
図1に示すように、本実施形態の交通信号制御システムは、交通信号機1、車載装置2(図2参照)、車両感知器3、中央装置4、車載装置2を搭載した車両5などを含む。
従って、中央装置4は、各交通信号機1と双方向通信が可能であり、各交通信号機1は他の交通信号機1とも双方向通信が可能である。なお、中央装置4は、交通管制センターではなく道路上に設置してもよい。
なお、図1では、図示を簡略化するために、各交差点Ciに信号灯器1bが1つだけ描写されているが、実際の各交差点Ciには、例えば図2に示すように、互いに交差する道路の上り下り用として4つの信号灯器1bが設置されている。
更に、図2に示すように、主道路RMは、北行きの上り線RM1と南行きの下り線RM2とを備え、従道路RSは、東行きの上り線RS1と西行きの下り線RS2とを備えているものとする。
図3は、中央装置4の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、中央装置4は、制御部401、表示部402、通信部403、記憶部404及び操作部405を含んでいる。
中央装置4の制御部401は、ワークステーション(WS)やパーソナルコンピュータ(PC)等よりなり、交通信号機1や車両感知器3からの各種の交通情報の収集・処理(演算)・記録、信号制御及び情報提供を統括的に行う。中央装置4の制御部401は、内部バスを介して上記ハードウェア各部と繋がっており、これら各部の動作も制御する。
なお、上記制御種別情報S6で識別される制御種別には、中央装置4が通常時に行う各種の感応制御の他、後述する優先制御と流入抑制制御も含まれる。
また、中央装置4の通信部403は、各交通信号機1の通信部103から、車載装置2が搭載されている車両5の車両ID、位置情報S3及び速度情報S4と、車両感知器3の感知信号S5とをリアルタイム(例えば、0.1〜1.0秒周期)で受信している(図1及び図2参照)。
また、中央装置4の記憶部404は、制御部401が生成した前記信号制御指令S1、交通情報S2及び制御種別情報S6と、LAN側から取得した車両ID、位置情報S3、速度情報S4及び感知信号S5を一時的に記憶する。
図1に示す例では、交差点C6から交差点C5に向かう方向の主道路RMの上り線が渋滞区間10に設定され、この渋滞区間10が始まる交差点C6が流入抑制交差点11となっている。また、交差点C6→交差点C2→交差点C1に至るルートが迂回路12に設定されている。なお、この迂回路12は最小コスト経路探索によって決定してもよい。
この目標比率αo,βoは、迂回路12への集中を防止するために設定された目標値であり、渋滞区間10で渋滞が発生した場合に、流入抑制交差点11を通過する各車両5を、いずれの経路10,12に流入させるかを示す目標の割合として設定されている。
また、中央装置4の制御部401は、優先制御と流入抑制制御を行う場合に、送信要求のあった車両5に対して、上記目標比率αo,βoに基づいて両経路10,12のうちのいずれかを推奨経路として選定する処理を行い、選定した推奨経路を当該車両5に通知する。なお、上記優先制御及び流入抑制制御の内容と、推奨経路の選定処理の詳細については後述する。
中央装置4の操作部405は、キーボードやマウス等の入力インタフェースよりなり、この操作部405によって中央オペレータが上記表示部402に対する表示切り替え操作等を行えるようになっている。
図2は、制御エリアに含まれる各交通信号機1の全体構成を示す概略構成図である。
図2に示すように、本実施形態の交通信号機1は、主道路の上下線RM1,RM2及び従道路の上下線RS1,RS2のそれぞれに設置された4つの信号灯器1bと、この信号灯器1bと通信回線8を介して接続された交通信号制御機1aとを備えている。
交通信号制御機1aは、中央装置4から受信した交通情報S2と自身が記憶している交差点IDを、所定周期(例えば、0.1秒ごと)で車載装置2に送信する。また、交通信号制御機1aは、車載装置2から車両5の位置情報S3及び速度情報S4を受信し、車両感知器5から感知信号S5を受信する(図2参照)。
図4に示すように、交通信号制御機1aは、制御部101、灯器駆動部102、有線通信部103、無線通信部105及び記憶部104を含んでいる。
交通信号制御機1aの制御部101は、一又は複数のマイクロコンピュータから構成されている。制御部101には、内部バスを介して灯器駆動部102、通信部103及び記憶部104が接続されており、制御部101はこれらのハードウェア各部の動作を制御する。
灯器駆動部102は、半導体リレー(図示せず)を備え、上記制御部101から入力された出力指令S1に基づいて、複数の信号灯器1bの青色灯、黄色灯、赤色灯それぞれに対応して各色の信号灯に供給される交流電圧(AC100V)又は直流電圧をオン/オフする。
また、交通信号制御機1aの無線通信部105は、交差点Ciに流入する車両5の車載装置2との間で無線通信を行う通信インタフェースであり、渋滞発生の有無に拘わらず、交通情報S2を車載装置2に送信し、車両5の車両ID、位置情報S3及び速度情報S4を車載装置2から受信する(図2参照)。
図2に示すように、この無線通信部105は、交差点Ciに流入するすべての道路RM1,RM2,RS1,RS2上の車両5の車載装置2と通信可能となっている。そして、本実施形態の無線通信部105は、車載装置2に対して交差点IDとともに対象となるリンク(図2の例では主道路RM1)のリンクIDを送信する。
交通信号制御機1aの記憶部104は、ハードディスクや半導体メモリ等から構成されており、有線通信部103が受信した信号制御指令S1、交通情報S2、感知信号S5及び制御種別情報S6や、無線通信部105が受信した車両5の車両ID、位置情報S3及び速度情報S4等を記憶する。
車両5に搭載された車載装置2は、交通信号制御機1aとの間で各種情報を無線通信する通信機能と、搭乗者が設定した目的地に案内するナビゲーション機能を有する。図5は、その車載装置2の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、車載装置2は、GPS処理部201、方位センサ202、車速取得部203、通信部204、記憶部205、操作部206、表示部207、音声出力部208及び処理部209等を含んでいる。
方位センサ202は、光ファイバジャイロなどで構成されており、車両5の方位及び角速度を計測する。車速取得部203は、車速センサ(図示せず)が車輪の角速度を検出することにより計測した車両5の速度データを取得する。
車載装置2の記憶部205は、ハードディスクや半導体メモリ等から構成されており、通信部204が受信した交通情報S2等を記憶する。また、記憶部205は、道路地図データを記憶している。
すなわち、リンクコストには、リンクの始点から終点までを走行するのに要するコスト(時間)と、リンクの終点から次のリンクの始点までを走行するのに要するコスト(時間)、つまり、交差点を通過するのに要するコストが含まれている。
車載装置2の表示部207は、車両5のダッシュボード部分に取り付けられたモニタ装置(図示せず)よりなり、処理部209が作成した画像データを搭乗者に表示する。また、音声出力部208は、処理部209が作成した音声データをスピーカー(図示せず)から出力する。
また、処理部209は、GPS処理部201が計測した車両5の位置、方位センサ202が計測した車両5の方位及び角速度、車速取得部203が取得した車両5の速度の各データ、記憶部205に記憶している道路地図データに基づいてマップマッチング処理を行い、道路地図データのリンク上における車両5の位置を求める。
次に、図1及び図6を参照しつつ、中央装置4の制御部401が実行する制御内容のうち、優先制御及び流入抑制制御の内容と、推奨経路の選定処理の内容について説明する。
〔渋滞判定〕
前記した通り、中央装置4の記憶部404は、制御エリア内で経験的に渋滞が多発する渋滞区間10と、この渋滞区間10の上流側に位置する流入抑制交差点11と、その渋滞区間10で実際に渋滞が発生した場合の迂回路12とを記憶している。
次に、中央装置4の制御部401は、上記判定によって渋滞区間10における渋滞発生を検出すると、流入抑制交差点11の上流側を走行する車両5が迂回路12を選択し易くなるように、当該迂回路12に含まれる交差点Ciの信号制御パラメータを設定する優先制御を行う(図6のステップST2)。
例えば、図1に示す例では、渋滞区間10に対応する迂回路12は、交差点C6→交差点C2→交差点C1を通過するルートになっている。
そして、中央装置4の制御部401は、上記のように演算したオフセットを実行するための信号制御指令S1を、交差点C6、交差点C2及び交差点C1の交通信号制御機1aに配信する。
また、中央装置4の制御部401は、前記渋滞判定によって渋滞区間10における渋滞発生を検出すると、更に、流入抑制交差点11の上流側を走行する車両5が渋滞区間10に進入し難くなるように、流入抑制交差点11の信号制御パラメータを設定する流入抑制制御を行う(図6のステップST3)。
中央装置4の制御部401は、優先制御や流入抑制制御を行う場合、流入抑制交差点11の上流側を走行していた車両5のうち、渋滞区間10を選択した車両5の実測比率αと、迂回路12を選択した車両5の実測比率β(以下、迂回率ということがある。)をそれぞれ計測する。
これらの実測比率α,βは、例えば、流入抑止交差点11の交通信号制御機1aと通信した車両5の台数に対する、渋滞区間10又は迂回路12に含まれる交差点Ciの交通信号制御機1aと通信した車両5の台数の比で求めることができる。
中央装置4の制御部401は、実測した迂回率βに基づいて、迂回路12に含まれる交差点Ciの信号制御パラメータの設定と、流入抑制交差点11に対する信号パラメータの設定をやり直す。
このように、本実施形態の中央装置4によれば、迂回路12への流入交通量の実測比率(迂回率)βに基づいて、優先制御や流入抑制制御で使用する信号制御パラメータを変更するので、よりきめの細かい優先制御及び流入抑制制御を行うことができる。
中央装置4の制御部401は、優先制御や流入抑制制御を実行する場合、更に、流入抑制交差点11を通行する各車両5ごとに、当該車両5に通行させたい推奨経路を選定する(図6のステップST4)。以下、この選定処理の内容を説明する。
まず、中央装置4の制御部401は、推奨経路の選定に必要な次の各値をそれぞれ読み込む。
(b) 迂回路12に対する流入交通量の目標比率βo(%)
(c) 現在の渋滞区間10に対する流入交通量の実測比率α(%)
(d) 現在の迂回路12に対する流入交通量の実測比率β(%)
(e) 全車両数に対する車載装置2が搭載されている車両数の割合の実測値である、実測搭載率γ(%)
ここで、車載装置2を搭載していない未搭載車両5は、インフラ側からの情報提供を受けられないので、推奨経路をインフラ側が送信しても、未搭載車両5の流入交通量は現状と変わらないものと考えられる。
すなわち、既搭載車両5のための流入交通量の換算比率αr,βrを、それぞれ、次の式(1)によって算出する。
αr=100×(αo−α)/γ+α
βr=100×(βo−β)/γ+β ……(1)
P1=αr/(αr+βr)
P2=βr/(αr+βr) ……(2)
なお、この場合、P1,P2≦1でかつP1+P2=1である。
中央装置4の制御部401は、その発生させた乱数がP1以下ならば、渋滞区間10を当該車載装置2に対する推奨経路として選定し、そうでなければ、迂回路12を当該車載装置2に対する推奨経路として選定することにより、送信要求を受けた既搭載車両5ごとに推奨経路を選定する。
また、上記式(2)は、前記換算比率αr,βrで定義される確率P1,P2になっているので、この確率P1,P2に従って推奨経路を選定することにより、すべての車両5が車載装置2を搭載していない現状でも、目標比率αo,βo通りの流入交通量に収束する可能性を高めることができる。
なお、上記確率P1,P2に従ったランダムな選定だけでなく、情報提供の期間を目標比率αo,βoに応じて分配した分配期間に従って、推奨経路を選定することもできる。
例えば、中央装置4の制御部401は、所定のサイクル時間Uを設定し、上記確率P1,P2が求まると、交通信号制御機1aが現在からP1×U秒後までの分配期間U1の間に送信要求を受信した車載装置2に対しては、渋滞区間10を推奨経路として選択する。また、P1×U秒後からU秒後までの分配期間U2の間に送信要求を受信した車載装置2に対しては、迂回路12を推奨経路として選択する。
すなわち、分配期間U1の間は、車両5が渋滞区間10を選択する可能性が高く、分配期間U2の間は、車両5が迂回路12を選択する可能性が高いので、各車両5に対して経路10,12をランダムに推奨する場合に比べて、交差点11で交通流の錯綜が生じる可能性が低くなる。
また、上記サイクル時間Uを、毎回或いは5分又は15分等一定の周期で適宜変更してもよい。
中央装置4の制御部401は、上記推奨経路の選定処理を実行すると、その選定した推奨経路を記した経路情報S7を生成し、この経路情報S7を、通信部403を通じて流入抑止交差点11やその上流側の交差点にある交通信号制御機1aに送信する(図6のステップST5)。
また、流入抑止交差点11の交通信号制御機1aの無線通信部105は、上記経路情報S7を車両5の車載装置2に送信する(図6の太矢印参照)。
このため、流入抑制交差点11に向かって走行する車両5の搭乗者は、インフラ側が選定した推奨経路(本実施形態では渋滞区間10又は迂回路12のいずれか)を事前に察知することができ、これにより、車両5が推奨経路を通行する可能性が高まる。
従って、上記目標比率αo,βoを予め適切に設定することにより、迂回路12に車両が集中することに伴う交通の混乱を未然に防止することができる。
上記実施形態は例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の構成と均等の範囲内のすべての変更が本発明に含まれる。
また、中央装置4が推奨経路を選択する場合に限らず、LANに含まれる複数の交通信号機1の制御部1aが、中央装置4による制御とは別個に推奨経路の選択及び提供を行うようにしてもよい。
1a 交通信号制御機
1b 信号灯器
101 制御部
102 灯器駆動部
103 有線通信部
104 記憶部
105 無線通信部(情報提供手段)
2 車載装置
201 GPS処理部
202 方位センサ
203 車速取得部
204 通信部
205 記憶部
206 操作部
207 表示部
208 音声出力部
209 処理部
3 車両感知器
4 中央装置(交通情報提供装置)
401 制御部(経路選定装置(取得手段、経路選定手段))
402 表示部
403 通信部(情報提供手段)
404 記憶部
405 操作部
5 車両
10 渋滞区間
11 流入抑制交差点
12 迂回路
Ci 交差点
S1 信号制御指令
S2 交通情報
S3 位置情報
S4 速度情報
S5 感知信号
S6 制御種別情報
S7 経路情報
Claims (8)
- 互いに代替可能な複数の経路のうちから推奨経路を選定する経路選定装置であって、
前記複数の経路に対する流入交通量の目標比率を取得する取得手段と、
取得した前記目標比率に基づいて前記車両ごとの前記推奨経路を選定する経路選定手段と、を備えており、
前記取得手段は、更に車載装置の搭載率を取得するものであり、
前記経路選定手段は、取得した前記車載装置の搭載率に基づいて、前記目標比率を、その車載装置を搭載した車両用の換算比率に変換し、この換算比率に基づいて前記車両ごとの前記推奨経路を選定することを特徴とする経路選定装置。 - 前記経路選定手段は、前記目標比率に対応して生成された確率に従って、前記車両ごとの前記推奨経路を選定する請求項1に記載の経路選定装置。
- 前記経路選定手段は、情報提供の期間を前記目標比率に応じて分配した分配期間ごとに前記推奨経路を選定することで、前記車両ごとの前記推奨経路を選定する請求項1に記載の経路選定装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の経路選定装置と、
選定した前記車両ごとの前記推奨経路を対応する当該車両に提供する情報提供手段と、を備えていることを特徴とする交通情報提供装置。 - 互いに代替可能な複数の経路のうちから推奨経路を選定する経路選定方法であって、
前記複数の経路に対する流入交通量の目標比率と車載装置の搭載率とを取得し、
取得した前記車載装置の搭載率に基づいて、取得した前記目標比率を、その車載装置を搭載した車両用の換算比率に変換し、この換算比率に基づいて前記車両ごとの前記推奨経路を選定することを特徴とする経路選定方法。 - 互いに代替可能な複数の経路のうちから推奨経路を選定する経路選定装置として、コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
前記複数の経路に対する流入交通量の目標比率と車載装置の搭載率とを取得するステップと、
取得した前記車載装置の搭載率に基づいて、取得した前記目標比率を、その車載装置を搭載した車両用の換算比率に変換し、この換算比率に基づいて前記車両ごとの前記推奨経路を選定するステップと、を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 互いに代替可能な複数の経路のうちから推奨経路を車両に提供する交通情報提供方法であって、
前記複数の経路に対する流入交通量の目標比率と車載装置の搭載率とを取得し、
取得した前記車載装置の搭載率に基づいて、取得した前記目標比率を、その車載装置を搭載した車両用の換算比率に変換し、この換算比率に基づいて前記車両ごとの前記推奨経路を選定し、
選定した前記車両ごとの前記推奨経路を対応する当該車両に提供することを特徴とする交通情報提供方法。 - 互いに代替可能な複数の経路のうちから推奨経路を車両に提供する交通情報提供装置として、コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
前記複数の経路に対する流入交通量の目標比率と車載装置の搭載率とを取得するステップと、
取得した前記車載装置の搭載率に基づいて、取得した前記目標比率を、その車載装置を搭載した車両用の換算比率に変換し、この換算比率に基づいて前記車両ごとの前記推奨経路を選定するステップと、
選定した前記車両ごとの前記推奨経路を対応する当該車両に提供するステップと、を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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