JP5302827B2 - 常開型電磁弁および車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

常開型電磁弁および車両用ブレーキ液圧制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、常開型電磁弁および車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
従来、例えば、液圧制御装置に用いられる常開型電磁弁としては、特許文献1、2に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された常開型電磁弁では、フィルタおよびオリフィス部材を介して作動液としてのブレーキ液をマスタシリンダから車輪ブレーキへ流入させ、また、カップシールによる逆止弁の構造によって、車輪ブレーキ側のブレーキ液をマスタシリンダ側へ流出させる構造が開示されている。
また、特許文献2に記載された常開型電磁弁では、2つの弁体を備え、このうちの1つの弁体にコイルばねを組み付けて逆止弁とした構造が開示されている。
特開2005−282683号公報 特許3447447号公報
ところで、特許文献1では、固定コアに対してフィルタやオリフィス部材を圧入するためのスペースが必要であり、また、カップシールを保持するための溝部の形成スペースが必要である。このため、弁軸方向に大型化する虞があった。
また、前記特許文献2では、2つの弁体を備え、コイルばねを組み付けた構造であるため、部品点数の増加や、組付性があまり良くないという問題があった。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、弁軸方向への小型化、部品点数の減少および組付性の向上を図ることができる常開型電磁弁および車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、筒状の固定コアと、前記固定コアに吸引される可動コアと、前記固定コア内に前記可動コアと反対側から圧入により固定される筒状の弁座構成部材と、前記可動コアの作動により駆動され、前記弁座構成部材に設けられた弁座に着座あるいは離座する弁体と、前記弁座を迂回して設けられた戻し流路と、前記戻し流路を開閉し、上流側となる前記弁座構成部材側から下流側となる前記弁体側への作動液の通流を遮断して、下流側から上流側への作動液の通流のみを許容する逆止弁手段と、を備えた常開型電磁弁であって、前記逆止弁手段は、前記弁座の上流側において前記弁座構成部材の内周を軸方向に摺動可能に設けられ、作動液の流量を制限するオリフィスを有する摺動部材と、前記摺動部材の摺動に連動して、前記戻し流路の上流側の開口端に当接あるいは離間するシール部材と、を備え、前記摺動部材は、当該摺動部材を境界とした上流側における作動液の液圧が下流側の液圧よりも高くなる差圧が生じている場合に、前記可動コア側に摺動して前記開口端に前記シール部材を押圧し、前記戻し流路を閉塞する第1の位置と、前記摺動部材を境界とした上流側における作動液の液圧が下流側の液圧よりも低くなる差圧が生じている場合に、前記可動コア側と反対側に摺動して前記シール部材の押圧を解除し、前記戻し流路を開放する第2の位置と、を採り得ることを特徴とする。
この常開型電磁弁では、逆止弁手段をなすシール部材が、摺動部材の摺動に連動して、開口端に当接あるいは離間するようになっているので、逆止弁を簡易に構成することができる。これによって、例えば、弁座構成部材や固定コアの内部等に対して逆止弁構造を設けたものに比べて、弁座構成部材や固定コアの弁軸方向の寸法を短くすることができる。したがって、弁軸方向の小型化、部品点数の減少および組付性の向上を図ることができる。
なお、シール部材としてOリング状の弾性体を用いる場合には、更なるコストダウンを図ることのできる常開型電磁弁が得られる。
また、摺動部材は、作動液の流量を制限するオリフィスを有するので、部品点数の増加を招くことなく摺動部材にオリフィス機能を持たせることができる。そして、オリフィスは、摺動部材の上流側と下流側とで作動液の差圧を発生させる作用をなし、摺動部材を移動させることに寄与する。
また、本発明は、前記シール部材は円環状を呈しており、前記固定コアの内周は、前記摺動部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動すると、前記シール部材の外周が当該内周に当接して前記シール部材が縮径されるように形成されている構成とするのがよい。
かかる常開型電磁弁によれば、第1の位置に摺動部材が移動すると、シール部材の外周が固定コアの内周に当接して縮径され、シール部材が圧縮された状態となる。これによってシール部材が固定コアの内周に密着し、シール性が向上する。また、第2の位置に摺動部材が移動すると、シール部材の圧縮された状態が解除され、作動液の通流が可能となる。したがって、逆止弁としての機能が高められた常開型電磁弁が得られる。
また、本発明は、前記弁座構成部材は、前記固定コアに設けられた作動液の流出口よりも前記可動コア側となる位置で前記固定コアに圧入固定されており、この圧入固定された部分における前記弁座構成部材と前記固定コアとの間には、前記流出口に連通し、前記弁座の下流側の作動液流路をなす連通溝が形成されている構成とするのがよい。
かかる常開型電磁弁によれば、弁座構成部材は、固定コアに設けられた作動液の流出口よりも可動コア側となる位置で固定コアに圧入固定されているので、流出口よりも可動コア側に弁座構成部材をオフセットして固定することができる。したがって、例えば、流出口よりも反可動コア側(可動コア側と反対側)に圧入固定したものに比べて、流出口よりも反可動コア側の設置スペースを狭くすることができ、省スペース化を図ることができる。これにより、弁軸方向の小型化およびコストダウンを図ることができる。
また、圧入固定された部分における弁座構成部材と固定コアとの間には、弁座の下流側の作動液流路をなす連通溝が形成されているので、この連通溝を通じて流出口に作動液を流すことができる。この場合、連通溝は、弁座構成部材の外周および固定コアの内周の一方、あるいはこれらの両方に形成することができるが、作り易さや溶接性を必要としない部材であることを考慮して、弁座構成部材の外周に形成するのがよい。
また、本発明は、前記戻し流路が、前記固定コアの内周と前記弁座構成部材の外周との間の隙間によって形成されている構成とするのがよい。
かかる常開型電磁弁によれば、固定コアの内周と弁座構成部材の外周との間の隙間によって簡易に戻し流路を形成することができ、固定コアや弁座構成部材に加工穴を形成する手間がかからず、部品点数の減少および組付性の向上を図ることができるとともにコストダウンを図ることができる。
また、本発明は、前記固定コアにおける前記可動コア側の反対側には異物の混入を防ぐフィルタ部材が設けられており、前記摺動部材は、前記フィルタ部材によって摺動が規制され、前記第2の位置に保持されることを構成とするのがよい。
かかる常開型電磁弁によれば、異物の混入を防ぐフィルタ部材が摺動部材の摺動を規制する部材を兼ねるので、別途、規制用の部材を設ける必要がなく、弁軸方向の小型化、部品点数の減少および組付性の向上を図ることができる。
また、本発明の車両用ブレーキ液圧制御装置は、前記常開型電磁弁により作動液の流れを制御して液圧制御を行う構成とするのがよい。
かかる車両用ブレーキ液圧制御装置によれば、例えば、マスタシリンダからの作動液圧を車輪ブレーキへ伝達する入口弁として常開型電磁弁を使用することにより、車輪ブレーキに対する作動液の流入および流出(戻り)を好適に制御することができる。
また、常開型電磁弁は、弁軸方向の小型化が図られているので、これが装着されて構成される車両用ブレーキ液圧制御装置の小型化、部品点数の減少および組付性の向上を図ることができる。
本発明によれば、弁軸方向への小型化、部品点数の減少および組付性の向上を図ることができる常開型電磁弁および車両用ブレーキ液圧制御装置が得られる。
実施形態に係る常開型電磁弁を示した縦断面図である。 実施形態に係る常開型電磁弁の要部を示した拡大縦断面図である。 摺動部材が第1の位置に摺動したときの様子を示す縦断面図である。 摺動部材が第1の位置に摺動したときのブレーキ液の流れを示す縦断面図である。 閉弁時の様子を示す縦断面図である。 摺動部材が第2の位置に摺動したときの様子を示す縦断面図である。 戻し流路を通じた作動液の流れを示した拡大縦断面図である。 実施形態に係る常開型電磁弁を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置を示す分解斜視図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、常開型電磁弁を車両用ブレーキ液圧制御装置に適用した例について説明するが、常開型電磁弁が適用される装置を限定する趣旨ではない。
図1に示すように、常開型電磁弁1は、車両用ブレーキ液圧制御装置U(図8参照)を構成する基体Kに内包された流路R1、R2の閉塞あるいは開放を切り替えるための弁であり、主として、固定コア2、コイルユニット3、弁体4、弁座構成部材5および可動コア6を有している。そして常開型電磁弁1は、戻し流路7を有しており、この戻し流路7の逆止弁手段として機能する摺動部材10およびシール部材15を備えて構成されている。
基体Kは、常開型電磁弁1が装着される有底の取付穴101を有しており、取付穴101には、流路R1、R2が連通している。取付穴101は、常開型電磁弁1の固定コア2の外形状に合わせて、その底部102から開口部に向かうにしたがって順次拡径する段付き円筒状に形成されている。
常開型電磁弁1は、通常時は、弁体4の下部先端に設けられた弁部42が弁座構成部材5の弁座52から離座して上方(便宜上、上下は図1を基準として用いる)に位置しており、下方に接続された流路R1から、側部に接続された流路R2へのブレーキ液(作動液)の流れを許容するようになっている。
そして、コイルユニット3への通電により弁部42が弁座52に着座すると、流路R1が閉塞されてブレーキ液の流れを遮断するようになっている。また、この状態からコイルユニット3への通電が遮断されると、戻しばね24によって弁部42が弁座52から離座して流路R1と流路R2との間が開放され、作動液の流れを許容するようになっている。
次に、各部について詳細に説明する。
固定コア2は、上下に貫通した縦孔を有する円筒状に形成されており、各部品を収容するハウジングを兼ねている。固定コア2は、鉄や鉄合金等の磁性材料からなり、基体Kに装着されるボディ部21と、ボディ部21より細い外径で形成されて上方に延び、周囲にコイルユニット3が配置されるコア部22とから構成されている。
ボディ部21は、下端部が取付穴101の下端に圧入されるようになっており、下端部の外周面21aが取付穴101の下端内周面101aに密着するようになっている。これによって、ブレーキ液の漏れが防止されている。そして、ボディ部21の上部外周面には、係止溝21bが凹設されており、この係止溝21bに取付穴101に設けられた塑性変形部101bが入り込んで、ボディ部21が取付穴101に係止されるようになっている。
ボディ部21における縦孔は、下から上に向かって段状に順次縮径する円筒状を呈しており、図2に示すように、流路R1に通じてブレーキ液の流入口をなす第一孔壁部211と、この第一孔壁部211よりも径の小さい第二孔壁部212と、この第二孔壁部212よりも径の小さい第三孔壁部213と、この第三孔壁部213よりも幾分径の小さい第四孔壁部214と、を備えている。
第一孔壁部211には、第一の集塵フィルタ23が装着され、この集塵フィルタ23と間隔を隔てて第四孔壁部214に弁座構成部材5が装着されている。そして、集塵フィルタ23と弁座構成部材5との間に形成される内空に摺動部材10およびシール部材15が配置されている。
また、縦孔における弁座構成部材5の上側には、弁体4の弁部42が配置され、また、弁座構成部材5と弁体4との間には、弁体4を可動前の位置に向けて付勢する戻しばね24が介設されている。
ここで、第三孔壁部213には、ブレーキ液の流出口をなす透孔210が開口形成されている。ボディ部21の外周面における透孔210の開口は、ボディ部21の外周面に環装された第二の集塵フィルタ25で覆われている。
第一の集塵フィルタ23は、図1に示すように、ボディ部21の下端部の第一孔壁部211に嵌め込まれる円筒状の枠体23aと、この枠体23aに保持される網状体23bとを備えて構成されている。
弁座構成部材5は、円筒状の部材であり、図2に示すように、上部側が第四孔壁部214に嵌め入れられることによって固定されている。つまり、弁座構成部材5は、透孔210が設けられる第三孔壁部213よりも上側となる第四孔壁部214に嵌め入れられることのみによって固定されている。
弁座構成部材5の上部側の外周面には、弁座52の下流側の作動液流路をなす連通溝としての縦溝51が形成されている。この縦溝51は、上端開口51aが弁室Vに連通しており、下端開口51bが透孔210に連通している。これによって、開弁時に流路R1から流入室V1を通って弁室Vに流入したブレーキ液は、弁室Vから縦溝51を通じて透孔210に流れ、流路R1に流出されるようになっている。
一方、弁座構成部材5の下部側は、第四孔壁部214よりも径の大きい第三孔壁部213側に位置し、第三孔壁部213と間隔を隔てて対向している。本実施形態では、第三孔壁部213との間に形成される隙間(円筒状の空間)を利用して、弁座構成部材5の下部側の周囲を取り囲む円環状の戻し流路7を形成している。つまり、弁座構成部材5は、上部側が透孔210よりも上側に位置して第四孔壁部214に固定されるとともに、下部側が透孔210よりも下側に位置して第三孔壁部213との間に戻し流路7を形成している。
戻し流路7は、下流側の流路R2から上流側の流路R1にブレーキ液を戻すための流路である。戻し流路7は、下流側の透孔210に連通する開口端7aと、弁座構成部材5の下端(反可動コア6側の端部)に開口形成されて、上流側の内空(流入室V1)に連通する開口端7bと、を備えている。
弁座構成部材5の上面の中央には、弁体4の弁部42が着座する弁座52が弁座構成部材5の縦孔の内空を取り囲むように突設されている。
弁座構成部材5の縦孔は、下から上に向かって段状に縮径する円筒状を呈しており、摺動部53と、この摺動部53よりも径の小さい通流部54とからなる。摺動部53と通流部54との間には、テーパー状に縮径する傾斜段部55が形成されている。ここで、摺動部53は、縦孔の下側に位置しており、第四孔壁部214に弁座構成部材5を嵌め入れる際の外周の圧入に伴う微妙な変形の影響を受けないようにされている。これによって、摺動部53の形状精度が向上され、摺動部材10の摺動性が確保されている。
摺動部材10は、弁座52の上流側において弁座構成部材5の摺動部53に軸方向摺動可能に装着されている。摺動部材10は、非磁性材料からなり、有底円筒状の胴部11と、胴部11の開口縁に形成されたフランジ部12とを有している。胴部11は、摺動部53に摺動可能に挿入される部分である。胴部11の底部11aは、弁座52側へ膨出しており、その頂部には、オリフィス11bが開口形成されている。
フランジ部12は、摺動部材10の径方向に延設されており、図2に示すように、摺動部53に胴部11が挿入された状態で、弁座構成部材5の下方の流入室V1内に、垂下(突出)された状態に位置する。
なお、摺動部材10は、上方向に摺動した際に、図4に示すように、胴部11のアール部分11cが弁座構成部材5の傾斜段部55に当接することで上方向の摺動が規制される第1の位置を採る。また、摺動部材10は、下方向に摺動した際に、図7に示すように、フランジ部12の下面が集塵フィルタ23の上端23cに当接することで下方向の摺動が規制される第2の位置を採る。
シール部材15は、戻し流路7を閉塞あるいは開放する部材であり、シール性に優れた合成ゴム等の材料からなるOリング状の弾性体である。シール部材15は、摺動部材10の胴部11の外周に緩く嵌め入れられて、図2に示すように、胴部11の外周面11dおよびフランジ部12の上面12aに当接するように保持されている。これによって、摺動部材10が上下動すると、シール部材15は、摺動部材10と一体となって流入室V1内を上下動し、それに対応して、戻し流路7の開口端7b周りに当接して戻し流路7を閉塞し、あるいは開口端7b周りから離間して戻し流路7を開放するようになっている。
このような摺動部材10およびシール部材15からなる逆止弁手段は、摺動部材10を境界として上流側のブレーキ液圧と、下流側のブレーキ液圧との差圧によって上下方向に作動する。
すなわち、図示しないブレーキペダルが踏まれてブレーキ液圧が発生すると、発生したブレーキ液圧がオリフィス11bによって一時的に絞られ、オリフィス11bを挟んで(摺動部材10を境界として)上流側と下流側とで瞬間的にブレーキ液圧の差圧が発生する。このような差圧が生じることで、摺動部材10にブレーキ液圧が上流側から作用する状態になり、図3に示すように、摺動部材10が上方向へ摺動して前記した第1の位置に移動する。これによって、戻し流路7の開口端7b周りにシール部材15が押圧され、開口端7bが塞がれて戻し流路7が閉塞される。そして、摺動部材10のオリフィス11bを通じたブレーキ液圧が図示しない車輪ブレーキに作用し、ブレーキペダルを踏む操作が継続している場合には、前記した上流側と下流側との差圧はなくなる。
一方、ブレーキペダルを踏む操作が解除されると、摺動部材10の上流側のブレーキ液圧が消滅し、オリフィス11bを挟んで摺動部材10の上流側と下流側とで瞬間的に差圧が発生する。このような差圧が生じることで、ブレーキ液圧が下流側から摺動部材10に作用する状態になり、また、戻し流路7の開口端7bを通じてブレーキ液圧が下流側から摺動部材10に作用する状態になる。これにより、摺動部材10は、図6に示すように、下方向に摺動して前記した第2の位置に戻される。したがって、開口端7bに対するシール部材15の押圧が解除され、開口端7bが開かれて戻し流路7が開放される。
ここで、シール部材15は、第1の位置において、図4に示すように、摺動部材10のフランジ部12の上面12aと胴部11の外周面11dに押されて、弁座構成部材5の下端面56と、段差部215を中心として第二孔壁部212および第三孔壁部213(小径部)とに当接して、開口端7bを閉塞するようになっている。
つまり、第1の位置に摺動部材10が移動すると、シール部材15の外周が固定コアの内周(第二孔壁部212、段差部215および第三孔壁部213)に当接して縮径され、シール部材が圧縮された状態となって開口端7bを閉塞する。
また、シール部材15は、第2の位置において、図7に示すように、段差部215の側方、および第二孔壁部212(大径部)の側方に位置して、これらとの間に隙間Sを形成するように配置されて開口端7bを開放するようになっている。
つまり、第2の位置に摺動部材10が移動すると、シール部材15の圧縮された状態が解除され、戻し流路7を通じたブレーキ液の通流が可能となる。
ボディ部21の外周面に環装されている第二の集塵フィルタ25は、図1に示すように、上下一対の環状リング25a、25aと、この環状リング25a、25aに保持される網状体25bと、を備えて構成されている。
戻しばね24は、コイルばねからなり、弁座52と弁体4との間に圧縮状態で介設されている。弁体4は、この戻しばね24によって可動コア6側に付勢されており、通常時、弁部42が弁座52から離座するようになっている。
コア部22は、弁室Vに連通する縦孔に、弁体4の軸部41が摺動可能に挿通されている。そして、コイルユニット3の励磁によって可動コア6が駆動されることで、弁体4が下方向に摺動され、弁座52に弁部42が着座するようになっている。
コア部22の上部外周面には、有底円筒状のカバー8が液密に固着されている。なお、カバー8は、その全周を溶接すること等によりコア部22に固着される。
弁体4は、軸部41と、軸部41の下端に一体的に形成され、先端部に弁部42が設けられた円錐状部43とを備えて構成されている。軸部41の外周には、軸方向に沿う溝部41aが形成されており、この溝部41aは、縦孔の内周面22aとの間にブレーキ液の通流する通路を形成している。
可動コア6は、鉄や鉄基合金等の磁性材料からなり、その下端面を弁体4の軸部41の上端面に当接させた状態でカバー8の内部を上下方向に移動する。すなわち、可動コア6は、コイルユニット3を励磁したときに、固定コア2に引き寄せられて下方向に移動し、弁体4を下方向に押動する。
コイルユニット3は、樹脂製のボビン31にコイル32が巻かれて構成され、ボビン31の外側には、磁路を形成するヨーク33が配置されている。
なお、コイルユニット3は、固定コア2のコア部22とカバー8とに環装されている。
以上説明した常開型電磁弁1は、図8に示すような車両用ブレーキ液圧制御装置Uに適用することができる。
車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、ブレーキ液の流路を内包する基体Kや、この基体Kに形成された取付穴101に組み付けられる組付部品である常開型電磁弁1などを備えて構成されている。
なお、車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、常閉型電磁弁61、リザーバ62、ポンプ63、圧力センサ64といった他の組付部品のほか、モータ65、電子制御ユニット66、ハウジング67、などを備えているが、従来のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
基体Kは、略直方体を呈するアルミニウム合金製の部材であり、ブレーキ液の流路R1、R2(図1参照)を含むその他の流路を内包している。基体Kには、常開型電磁弁1が装着される取付穴101や、常閉型電磁弁61、リザーバ62、ポンプ63、圧力センサ64などが装着される穴、マスタシリンダ(図示略、以下同じ)に通じる図示せぬ配管が接続される入口ポートや車輪ブレーキ(図示略、以下同じ)に至る図示せぬ配管が接続される出口ポートなどが形成されている。なお、各穴同士は、直接に、あるいは基体Kの内部に形成された図示せぬ流路を介して互いに連通している。
常開型電磁弁1は、車両用ブレーキ液圧制御装置Uにおいて、例えば、マスタシリンダからの出力液圧路(流路R1)と車輪ブレーキ通じる車輪液圧路(流路R2)との間に介設される入口弁やレギュレータ弁として機能させることができる。以下では、本実施形態の常開型電磁弁1を入口弁として用いた例について説明する。
入口弁は、通常時に開いていることで、マスタシリンダからのブレーキ液の液圧が出力液圧路から車輪液圧路を通じて車輪ブレーキへ伝達するのを許容している。つまり、図4に示すように、流路R1を通じてマスタシリンダからのブレーキ液が流入室V1に流入すると、摺動部材10が押し上げられ、シール部材15が戻し流路7の開口端7bに押え付けられて、戻し流路7が閉塞される。
流入室V1に流入したブレーキ液は、摺動部材10のオリフィス11bを通じて弁座構成部材5の縦孔内を弁座52へ向けて流れ、弁室Vに流入する。
その後、ブレーキ液は、弁室Vから縦溝51を通って透孔210に流入し、流路R2を通じて車輪ブレーキへ流出する。
なお、入口弁は、車輪がロックしそうになったときに電子制御ユニット66の制御により閉弁されることで、マスタシリンダからのブレーキ液の液圧が出力液圧路から車輪液圧路を通じて車輪ブレーキへ伝達するのを遮断する。
このように入口弁が閉弁されている状態において、逆止弁手段は、車輪ブレーキ側からマスタシリンダ側へのブレーキ液の流入のみを許容するように作用し、図示しないブレーキペダルからの入力が解除された場合に、車輪ブレーキ側からマスタシリンダ側へのブレーキ液の流入を許容する。
つまり、入口弁が閉弁されている状態(図5参照)においては、摺動部材10におけるオリフィス11bの上流側と下流側との差圧は実質的に生じておらず、このような状態において図示しないブレーキペダルの入力が解除されると、上流側のブレーキ液圧が減圧し、摺動部材10を境界として、上流側の流路R1のブレーキ液圧と、下流側の流路R2に連通している戻し流路7のブレーキ液圧との間にブレーキ液圧の差圧が生じることとなる。これによって、図7に示すように、流路R2から戻し流路7の開口端7bを通じて流入室V1にブレーキ液が流れ込むこととなり、第1の位置にあった摺動部材10が、流れ込んだブレーキ液によって下方向に押されて第2の位置に戻される。
これによって、シール部材15が戻し流路7の開口端7bから離間し、戻し流路7が開放されて流路R2から流路R1へブレーキ液が戻されることとなる。
なお、入口弁が閉弁されている状態において、図示しないブレーキペダルからの入力が継続している場合には、摺動部材10を境界として、上流側の流路R1のブレーキ液圧が、下流側の戻し流路7のブレーキ液圧よりも高くなる差圧が生じているので、図5に示すように、摺動部材10が第1の位置に保持され、マスタシリンダ側から車輪ブレーキ側へのブレーキ液の流出が阻止される。
以上説明した本実施形態の常開型電磁弁1によれば、戻し流路7の開口端7bが、弁座構成部材5の下端に形成されており、逆止弁手段をなすシール部材15が、摺動部材10の摺動に連動して移動されて、開口端7bに当接あるいは離間するようになっているので、弁座構成部材5の下端において逆止弁として機能するシール構造を簡易に構成することができる。これによって、例えば、弁座構成部材5や固定コア2の内部等に対して逆止弁構造を設けたものに比べて、弁座構成部材5や固定コア2の弁軸方向の寸法を短くすることができる。したがって、弁軸方向の小型化、部品点数の減少および組付性の向上を図ることができる。
また、Oリング状の弾性体からなるシール部材15を用いているので、更なるコストダウンを図ることのできる常開型電磁弁1が得られる。
また、摺動部材10は、ブレーキ液の流量を制限するオリフィス11bを有するので、部品点数の増加を招くことなく摺動部材10にオリフィス機能を持たせることができるとともに、オリフィス11bによって上流側と下流側とでブレーキ液の差圧を発生させることによって、摺動部材10を移動させることができる。
また、第1の位置に摺動部材10が移動すると、シール部材15の外周が固定コアの第二孔壁部212および第三孔壁部213に当接して縮径され、シール部材15が圧縮された状態となるので、シール部材15が固定コアの第二孔壁部212および第三孔壁部213に密着し、シール性が向上する。
また、第2の位置に摺動部材10が移動すると、シール部材15の圧縮された状態が解除され、ブレーキ液の通流が可能となるので、逆止弁としての機能が高められた常開型電磁弁1が得られる。
また、弁座構成部材5は、ボディ部21の透孔210よりも可動コア6側となる位置(第四孔壁部214)で、ボディ部21に圧入固定されているので、透孔210よりも可動コア6側に弁座構成部材5をオフセットして固定することができる。つまり、ボディ部21内において上側に弁座構成部材5を位置させることができる。したがって、例えば、透孔210よりも下側に圧入固定したものに比べて、透孔210よりも下側の設置スペースを狭くすることができ、省スペース化を図ることができる。これにより、弁軸方向の小型化およびコストダウンを図ることができる。
また、弁座構成部材5と固定コア2との間には、弁座52の下流側の作動液流路をなす縦溝51が形成されているので、この縦溝51を通じて透孔210にブレーキ液を流すことができる。縦溝51は、弁座構成部材5の外周に形成されているので、ボディ部21の内周に設けた場合に比べて形成が容易である。また、弁座構成部材5が溶接を必要としない部材であることからも弁座構成部材5に縦溝51を設けることが好ましい。
また、異物の混入を防ぐ集塵フィルタ23が摺動部材10の摺動を規制(第2の位置に規制)する部材を兼ねているので、別途、規制用の部材を設ける必要がなく、弁軸方向の小型化およびコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態の常開型電磁弁1を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置Uでは、例えば、マスタシリンダからのブレーキ液圧を車輪ブレーキへ伝達する入口弁として常開型電磁弁1を使用することにより、車輪ブレーキに対する作動液の流入および流出(戻り)を好適に制御することができる。
また、常開型電磁弁1は、弁軸方向の小型化が図られているので、これが装着される基体Kの小型化、ひいては車両用ブレーキ液圧制御装置Uの全体の小型化を図ることができる。また、車両用ブレーキ液圧制御装置Uのコストダウンを図ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、摺動部材10は、シール部材15を戻し流路7の開口端7bに押圧し、あるいはシール部材15による押圧を解除することのできるものであれば、その大きさや形状は任意に設定することができる。
また、シール部材15は、Oリング状のものに限られることはなく、シート状のものを用いてもよいし、リップ部を有するカップシール状のものを用いてもよい。
また、戻し流路7は、弁座構成部材5の下部側に溝部等を形成して必要流量が得られるように流路面積が大きくなるようにしてもよい。
また、縦溝51は、第四孔壁部214側に形成してもよく、また、弁座構成部材5と第四孔壁部214の両方に形成してもよい。
1 常開型電磁弁
2 固定コア
4 弁体
5 弁座構成部材
6 可動コア
7 戻し流路
7b 開口端
10 摺動部材
11b オリフィス
15 シール部材
21 ボディ部
23、25 集塵フィルタ
42 弁体
51 縦溝(連通溝)
52 弁座
53 摺動部
210 透孔
211 第一孔壁部
212 第二孔壁部
213 第三孔壁部
214 第四孔壁部
K 基体
R1、R2 流路
S 隙間
U 車両用ブレーキ液圧制御装置

Claims (8)

  1. 筒状の固定コアと、
    前記固定コアに吸引される可動コアと、
    前記固定コア内に前記可動コアと反対側から圧入により固定される筒状の弁座構成部材と、
    前記可動コアの作動により駆動され、前記弁座構成部材に設けられた弁座に着座あるいは離座する弁体と、
    前記弁座を迂回して設けられた戻し流路と、
    前記戻し流路を開閉し、上流側となる前記弁座構成部材側から下流側となる前記弁体側への作動液の通流を遮断して、下流側から上流側への作動液の通流のみを許容する逆止弁手段と、を備えた常開型電磁弁であって、
    前記逆止弁手段は、前記弁座の上流側において前記弁座構成部材の内周を軸方向に摺動可能に設けられ、作動液の流量を制限するオリフィスを有する摺動部材と、前記摺動部材の摺動に連動して、前記戻し流路の上流側の開口端に当接あるいは離間するシール部材と、を備え、
    前記摺動部材は、当該摺動部材を境界とした上流側における作動液の液圧が下流側の液圧よりも高くなる差圧が生じている場合に、前記可動コア側に摺動して前記開口端に前記シール部材を押圧し、前記戻し流路を閉塞する第1の位置と、
    前記摺動部材を境界とした上流側における作動液の液圧が下流側の液圧よりも低くなる差圧が生じている場合に、前記可動コア側と反対側に摺動して前記シール部材の押圧を解除し、前記戻し流路を開放する第2の位置と、を採り得ることを特徴とする常開型電磁弁。
  2. 前記シール部材は円環状を呈しており、
    前記固定コアの内周は、前記摺動部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動すると、前記シール部材の外周が当該内周に当接して前記シール部材が縮径されるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の常開型電磁弁。
  3. 前記弁座構成部材は、前記固定コアに設けられた作動液の流出口よりも前記可動コア側となる位置で前記固定コアに圧入固定されており、
    この圧入固定された部分における前記弁座構成部材と前記固定コアとの間には、前記流出口に連通し、前記弁座の下流側の作動液流路をなす連通溝が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の常開型電磁弁。
  4. 前記連通溝は、前記弁座構成部材の外周に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の常開型電磁弁。
  5. 前記戻し流路は、前記固定コアの内周と前記弁座構成部材の外周との間の隙間によって形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の常開型電磁弁。
  6. 前記固定コアにおける前記可動コア側の反対側には異物の混入を防ぐフィルタ部材が設けられており、
    前記摺動部材は、前記フィルタ部材によって摺動が規制され、前記第2の位置に保持されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の常開型電磁弁。
  7. 前記シール部材はOリング状の弾性体であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の常開型電磁弁。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の常開型電磁弁を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記常開型電磁弁により作動液の流れを制御して液圧制御を行うことを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
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