JP5301436B2 - 周波数変換に関するシステム、方法、及び装置 - Google Patents

周波数変換に関するシステム、方法、及び装置 Download PDF

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Description

35U.S.C.§119に基づく優先権の主張
本特許出願は、“Using non-overlap clock in quadrature mixer to improve noise and gain”(雑音及び利得を改善するために直交ミキサーにおいて非オーバーラップクロックを用いること)という題名を有し、本特許出願の譲受人に対して譲渡されており、本明細書において参照されることによって明示で本明細書に組み入れられている仮特許出願番号60/830,198(出願日:2006年7月11日)に対する優先権を主張するものである。
本発明は、無線通信に関するものである。
1つの場所から他の場所に情報を転送するための数多くの技術は、1つ以上の周波数変換動作を含む。例えば、送信用途においては、情報を搬送する信号は、無線チャネル又は伝導性ケーブル又は光ケーブル等の媒体上を送信するために無線周波数(RF)信号にアップコンバージョンすることができる。受信用途においては、情報を搬送するRF信号は、該媒体から受信し、処理及び/又は復調を目的として中間周波数に又はベースバンドにダウンコンバージョンすることができる。
ミキサーは、周波数変換動作を行うために共通して用いられる。典型的用途においては、ミキサーは、初期周波数F0における信号に局部発信器(LO)信号を乗じて和周波数及び差周波数における成分を入手するように配置される。例えば、以下のような方程式により、位相が90°ずれている2つのチャネルを入手するために直交混合動作を用いることができる。
Figure 0005301436
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必要な場合は、各チャネルにおいて結果的に得られる2つの周波数成分のうちの希望される1つを、ミキサー出力をバンドパスフィルタリングすることによって選択することができる。
ヘテロダイン回路においては、中間周波数(IF)は、ベースバンド及びRFの両方と有意なだけ異なり、従って、ベースバンドとRFとの間の変換は、典型的には2つ以上のステージで行われる。ホモダイン又は“ゼロIF”回路においては、LO信号の周波数は、RFと実質的に等しく、従って、信号は、1つのステージにおいてベースバンドとRFとの間で変換される。“低IF”又は“ニアゼロIF”と呼ばれるその他の技術においては、IFは、ベースバンド(例えば、数百kHz以下)に近い。
一実施形態による装置は、局部発振器(LO)信号の第1の相補対の信号とLO信号の第2の相補対の信号との間の位相差が90°に実質的に等しくなるような形で前記第1の相補対のLO信号及び前記第2の相補対のLO信号を生成するように構成された信号生成器を有する周波数コンバータを含む。前記周波数コンバータは、無線周波数(RF)電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合するように構成及び配置された第1のミキサーと、前記RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合するように構成及び配置された第2のミキサーと、を同じく有する。この装置においては、前記信号生成器は、実質的に50%未満のデューティサイクルを有するように前記第1及び第2の相補対の各信号を生成するように構成される。
一実施形態による周波数変換方法は、局部発振器(LO)信号の第1の相補対の信号とLO信号の第2の相補対の信号との間の位相差が90°に実質的に等しくなるような形で前記第1の相補対のLO信号及び前記第2の相補対のLO信号を生成することを含む。前記方法は、第1のチャネルにおいて、無線周波数(RF)電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合することと、第2のチャネルにおいて、RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合すること、とを同じく含む。この方法においては、前記第1及び第2の相補対の各信号は、実質的に50%未満のデューティサイクルを有する。
他の実施形態による装置は、局部発振器(LO)信号の第1の相補対の信号とLO信号の第2の相補対の信号との間の位相差が90°に実質的に等しくなるような形で前記第1の相補対のLO信号及び前記第2の相補対のLO信号を生成するための手段を有する周波数コンバータを含む。前記周波数コンバータは、第1のチャネルにおいて、無線周波数(RF)電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合するための手段と、第2のチャネルにおいて、前記RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合するための手段と、を同じく有する。この装置においては、生成するための前記手段は、実質的に50%未満のデューティサイクルを有するように前記第1及び第2の相補対の各信号を生成するように構成される。
2つのミキサーを含む周波数コンバータのブロック図を示した図である。 トランスインピーダンス増幅器を駆動する周波数コンバータのブロック図を示した図である。 アクティブミキサーの実装の概略図を示した図である。 アクティブミキサーの他の実装の概略図を示した図である。 パッシブミキサーの実装の概略図を示した図である。 図3aに示されるパッシブミキサーの他の概略図を示した図である。 パッシブ電流−整流ミキサーアーキテクチャに基づく周波数コンバータ100のブロック図を示した図である。 周波数コンバータ100の例110のブロック図を示した図である。 バイアシング配置の例の概略図を示した図である。 バイアシング配置の他の例の概略図を示した図である。 MOSFET特性曲線の例を示した図である。 50%のデューティサイクルを有する直交組の局部発振器信号を示した図である。 divide−by−4カウンタのブロック図を示した図である。 多相フィルタの概略図を示した図である。 図8の局部発振器信号の組におけるオンサイクル間のオーバーラップの例を示した図である。 図11の期間Aにおいて示されるオーバーラップの結果生じるクロスチャネル回路経路の例を示した図である。 図11の期間Bにおいて示されるオーバーラップの結果生じるクロスチャネル回路経路の例を示した図である。 IミキサーとQミキサーとの間における抵抗絶縁の例を示した図である。 一実施形態による一組の局部発振器信号の例を示した図である。 図8に示されるLO信号の組を図15に示されるLO信号の組に変換するために用いることができる論理回路のブロック図を示した図である。 図8に示されるLO信号の組を25%未満のデューティサイクルを有するLO信号の組に変換するために用いることができる論理回路のブロック図を示した図である。
一般的には、周波数変換利得が最大化され及び/又は変換された信号内の雑音レベルが最小化されるような形で周波数変換を行うことが望ましい。
本明細書において用いられる用語“ノード”は、 “電位の変化が存在しない回路の領域”の通常の意味を含む。本明細書において用いられる用語“端子”は、回路、デバイス、又は素子の“端子ノード”の通常の意味を含む。
便宜上、以下の説明は、信号の受信を目的として構成された用途及びデバイスが主な対象であるが、開示される構造及び方法は、信号の送信を目的として構成された用途及びデバイスに対しても適用することができ、該用途は、明示で企図されており、本明細書によって開示されている。
本明細書においては、ミキサーの反対側の端部に“RF”及び“IF”のラベルを付す規約に従うが、本明細書において開示される周波数コンバータ及びその他の構造を直接変換又は“ゼロ−IF”用途(すなわち、RFとベースバンドとの間の直接変換)のために用いることが明示で企図されており、本明細書によって開示されている。従って、本明細書において用いられるラベル“IF”は、RF周波数とLO周波数との間の差であって実質的にゼロに等しいことができる周波数における信号(すなわち、ベースバンド信号)を単純に示す。
図1aは、各々が異なるRF入力に結合されて直交対のIF信号のうちの各々の1つを出力する2つのミキサー10i,qを含む直交ミキサーアーキテクチャに基づく周波数コンバータのブロック図を示す。ミキサーは、様々な方法で実装することができる。例えば、幾つかの実装は、送信ライン構造、受動的構成要素(抵抗器、キャパシタ、及び/又は誘導子)、及び/又はダイオードを用いる。しかしながら、ほとんどのミキサーは、低コスト、小形、良好な再生産性等の望ましい性質を有するような形で製造することができる、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)又は金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)等のアクティブデバイスとともに実装される。MOSFETは、ゲートに近接していてゲートから絶縁されておりゲートのいずれかの側に1つずつ2つの端部( “ドレイン”及び“ソース”と呼ばれる)を有するチャネル領域を通る電流の流れを制御するように構成されたゲートを含む。
現在においては、ミキサーは、典型的にはスイッチングミキサーとして実装される。スイッチングミキサーは、局部発振器周波数及び位相に従い、実質的に等しい振幅及び反対の大きさ(例えば、+1及び−1)を有する2つの値間で交互するシーケンスをRF信号に乗じるように構成される。該ミキサーは、RF信号の2つの側をミキサー出力端子間で切り換えるように配置されたBJT又はMOSFET等のデバイスを用いて実装される。
スイッチングミキサーアーキテクチャは、RF電圧(“電圧整流”アーキテクチャ)又はRF電流(“電流整流”アーキテクチャ)を切り換えるように構成することができる。図1bは、電流整流直交ミキサーアーキテクチャに基づく周波数コンバータのブロック図を示す。この例においては、スイッチングミキサー12i,qの出力は、フィードバックを有する差動演算増幅器として実装され、電流信号を電圧信号に変換する各々のトランスインピーダンス増幅器20i,qを駆動する。
スイッチングミキサーは、アクティブ構成又はパッシブ構成に従って実装することができる。図2aは、ギルバートセルとも呼ばれるダブルバランスアクティブ電流整流ミキサー回路の一例の概略図を示す。この回路は、差動トランスコンダクタンスステージ(M1、M2)と、直交ミキサーコア(M3乃至M6)と、を含む。ミキサーコアは、2つの差動対(M3、M4及びM5、M6)を含み、完全平衡型位相反転電流スイッチとして動作する。ミキサーコアスイッチのゲートは、相補的である(すなわち、位相が180°ずれている)一対の局部発振器(LO)信号LO+、LO−によって駆動されるように配置される。典型的には、各LO信号が(例えば偶数次調波を回避するために)50%に実質的に近いデューティサイクルを有することが望ましい。
図2bに示されるように、切り換えられる(又は“ステアリングされる”)バイアス電流を提供する電流ソースは、アクティブデバイスM7として実装することができる。代替として、電流ソースは、誘導子又はLC回路(例えば、RF周波数において共鳴する並列LCタンク)として実装することができる。他の例においては、デバイスM1、M2のソースは、電流ソースを通じてではなくVSSレールに直接接続される。さらに、2つのミキサーコア(例えば、Iチャネル内の1つ及びQチャネル内の1つ)が共通のトランスコンダクタンスステージを共有することも可能である。整合負荷Zは、図2bに示されるような抵抗器として実装することができる。代替として、整合負荷は、誘導子等のその他の受動的構成要素として又はその他の受動的構成要素を含めて、又はアクティブ負荷として実装することができる。
アクティブミキサーの1つの潜在的欠点は、1/f雑音であり、一般的には“フリッカーノイズ”と呼ばれる。スイッチングミキサーの差動対の1つのスイッチから他方のスイッチにRF信号を切り換える動作は、瞬時には行われず、アクティブミキサーは、差動対内の両方のスイッチがオンである(すなわち、両デバイスのチャネルが導通状態である)ときにフリッカーノイズを発生させる。この期間は、“クロスオーバーポイント”と呼ばれ、局部発振器の波形が方形ではなく平坦になる(rounded)高周波数において特に発生する。このフリッカーノイズは、ミキサー出力部において可視であり、一般的には、スイッチングデバイス内におけるDCバイアス電流のレベルに比例する。
フリッカーノイズは、周波数に反比例する電力スペクトル密度を有する。ヘテロダインアーキテクチャにおいては、ミキサー出力周波数は、典型的には、フリッカーノイズが有意である周波数範囲よりはるかに上方の周波数である。しかしながら、フリッカーノイズは、発生するのは圧倒的に低周波数においてであるため、ホモダイン(“ゼロIF”又は“直接変換”)及び低IFアーキテクチャに関して有意な問題になる可能性がある。ミキサースイッチのフリッカーノイズは、一般的には、フロントエンドフリッカーノイズの圧倒的な割合を占めている。
ミキサー内におけるフリッカーノイズの発生は、アクティブミキサーではなくパッシブミキサーを用いることによって大幅に低減させることができる。図3aは、4つのMOSFETスイッチN1乃至N4を含むパッシブミキサーの概略図を示す。図3bは、リング構造を示す同じ回路の他の図を示す。パッシブミキサーのスイッチのチャネルは、DC電流を実質的にまったく搬送しないため、スイッチによるフリッカーノイズ生成は大幅に排除することができ、この特長は、1/f雑音の影響を受けやすい用途におけるパッシブミキサーの主利点である。
スイッチングミキサー内のスイッチのサイズは、一方では線形性と整合性との間で、他方では雑音と駆動上の要求との間でいずれを犠牲にするかを希望することに応じて最適化することができる。より大きいスイッチは、より低いオン抵抗を有して線形性と整合性を向上させるが、寄生キャパシタンスが増大し、雑音及び駆動上の要求を増大させる傾向がある。一例においては、パッシブミキサーの実装のスイッチN1乃至N4は、約300乃至400(三百乃至四百)の範囲内のW/L比を有するように構成される。
上述されるように、パッシブミキサーは、バイアス電流が実質的にゼロの状態で動作し、従って、典型的にはアクティブミキサーよりも少ない電力を消費し、はるかに少ないフリッカーノイズを発生させる。しかしながら、パッシブミキサーは、1よりも小さい変換利得(すなわち、変換損失)も有しており、従って、パッシブミキサーの出力は、通常は増幅しなければならない。典型的には、パッシブミキサーは、演算増幅器(又は“opamp”)を含むことができる増幅ステージによって後続される。残念なことに、opampは、フリッカー及び白雑音の両方の一因であり、フリッカーノイズは、低周波数(例えば、CMOS設計においては数MHzよりも低い周波数)において圧倒的に多い。増幅ステージが雑音の一因となるレベルを最小にすることが望ましい。
図3aに示されるパッシブミキサー50は、電圧整流ミキサーとして又は電流整流ミキサーとして用いることができる。図4は、パッシブミキサー50の2つのインスタンス50i,qを含む電流整流直交ミキサーアーキテクチャに基づく周波数コンバータ100の例を示す。周波数コンバータ100は、RF電圧信号を電流信号に変換するトランスコンダクタンスステージ(デバイスT1、T2を含む)を有しており、ミキサーにAC結合される。他の例においては、デバイスT1、T2のソースは、電流ソースを通じてではなくVSSレールに直接接続される。局部発振器信号(示されていない)は、各々のミキサースイッチゲートにAC結合する(静電結合する)こともできる。各ミキサーは、低インピーダンスの負荷を駆動し、該低インピーダンスの負荷は、この例においては、各々の閉ループopamp20i,qの仮想アースである。幾つかの場合においては、各パッシブミキサー50i,qは、(例えば高周波数成分を除去するために)出力端子全体に接続された小形キャパシタも有する。
図5は、電流ソースを実装するためにMOSFETが用いられる周波数コンバータ100の例110を示す。これらのデバイスに関するゲートバイアス電圧は、様々な技術によって生成することができる。図6aは、デバイスT1、T2に関するアクティブ負荷として働くデバイスがセルフバイアスされる一例を示す。この特定例においては、アクティブ負荷デバイスの各々は、ゲートとソースとの間の抵抗性経路を介してダイオード接続される。図6bは、アクティブ負荷デバイスをバイアスするために共通モードフィードバック(CMFB)回路が用いられる他のバイアシング例を示す。該配置においては、他の形態のCMFB回路も用いることができる。アクティブ負荷デバイスがセルフバイアスされるか又はCMFB回路を用いてバイアスされるかにかかわらず、図6a及び6bにおいて示されるように、トランスコンダクタンスデバイスT1、T2にDC電流を提供するアクティブデバイスのDC動作ポイントを設定するために電流ミラーを用いることができる。代替として、ゲートバイアス電圧のうちの1つ以上を生成するために他の形態のバイアス電圧生成回路、例えば、バンドギャップ基準電圧生成器又はPTAT(絶対温度に比例)バイアス回路、を用いることができる。
図7は、MOSFET特性曲線の例を示し、LDSは、ドレインとソース(すなわち、nチャネルMOSFETのチャネル領域の最も正な端部と最も負な端部)の間の電流を表し、VDSは、ドレインとソースの間の電圧を表し、VGSは、ゲートとソースの間の電圧を表し、Vは、デバイスのしきい電圧を表す。この図から理解できるように、MOSFETのインピーダンス(dVDS/dIDS)は、デバイスが動作される領域に依存する。アクティブミキサーのスイッチは、典型的には、飽和領域において動作するようにバイアスされ、その結果高インピーダンスになる。パッシブミキサーのスイッチN1乃至N4は、線形(又は“トライオード”)領域において動作するようにしきい値の付近でバイアスされ、従って低インピーダンスを有する。
上述されるように、スイッチングミキサーのゲートは、典型的には、一対の相補LO信号によって駆動される。図8は、直交ミキサーアーキテクチャのミキサーを駆動するための典型的な一組の直交局部発振器信号の図を示す。I+及びQ+信号は、位相が90°ずれており、各々の1つは、位相が180°ずれている相補(I−、Q−)を有する。この例においては、4つのLO信号の各々は、局部発振器周波数で及び特定の信号の位相に従って0と1の間で交互する振幅を有する。局部発振器信号は、典型的には、50%に実質的に近いデューティサイクルを有するように生成され、偶数次調波を低減させる。
図9は、図8に示されるように一組の直交局部発振器信号を生成するために用いることができるdivide−by−four回路の一例を示す。このデバイダは、差動クロック入力(図8に示されるクロック信号CLK及びその相補CLKB)を受け取り、I及びQの両チャネルに関するレール・ツー・レール差動出力を生成する。図4に示されるように、デバイダは、インバータよりも小さく(1/4)そして差動経路間に配置されるラッチを含み、高速信号切り換え及び良好な差動平衡を維持するのを援助することができる。Dフリップフロップ又は差動インバータを含むdevide−by−four回路も知られている。
幾つかの場合は、LO周波数の4倍の周波数で稼働するクロック信号を生成するための発振器を実装することは、(例えば超高周波数又は超低電力用途においては)実行可能でない場合があり又は望ましくない場合もある。該場合においては、直交LO信号の組を生成するために他の構造、例えば多相フィルタ又はその他の移相網を用いることができる。図10は、図8に示されるような一組の直交局部発振器信号を生成するように構成された第2次多相フィルタの一例を示す。直交LO信号を生成するために用いることができるその他の構造例は、送信ライン構造と、opampに基づく全通過回路網と、を含む。
パッシブミキサー内のスイッチの低インピーダンスは、実際上は幾つかの問題を発生させることがある。例えば、IチャネルとQチャネルとの間における不良な絶縁は、直交周波数コンバータにおいてパッシブミキサーを用いることに関して発生するおそれがある1つの有意な問題である。例えば、図8に示されるように、直交対のスイッチングミキサーを駆動するために約50%のデューティサイクルを有するLO信号が共通して用いられる。この図から、いずれの時点においても、信号I+及びI−のうちの1つはハイであり、信号Q+及びQ−のうちの1つはハイである。図11は、信号I+のアクティブハーフサイクル中における2つのオーバーラップ期間の例を示す。アクティブ信号の特定の対は、このオーバーラップの結果として1/4サイクルごとに変化する一方で、いずれの時点においても、スイッチは、I及びQの両ミキサーにおいてオンである。
パッシブミキサー内のスイッチが低インピーダンスであることに起因して、両側のスイッチが同時に開いた状態にすることは、Iミキサーの出力端子とQミキサーの出力端子との間において経路を形成する。図12の太線は、図11に示されるオーバーラップ期間Aに対応するIミキサー出力とQミキサー出力との間の経路の例を示し、図13の太線は、図11に示されるオーバーラップ期間Bに対応するIミキサー出力とQミキサー出力との間の経路の例を示す。ミキサーが低インピーダンス入力(例えば、opampの仮想アース)を駆動するように配置されるときには、これらの経路の1つの影響は、各ミキサーが低インピーダンス出力を示すことである。
opampによって生成された雑音電流は、opamp入力において示されるように前ステージの出力インピーダンスに反比例する。従って、図8のアーキテクチャにおけるパッシブミキサースイッチチャネルの低出力インピーダンスは、opampステージからのより強い雑音の発生に結びつく可能性がある。IチャネルとQチャネルとの間の低インピーダンスは、バンドエッジ付近において非対称的である上側波帯及び下側波帯伝達関数に結びつくこともある。パッシブミキサーを含む直交ミキサーアーキテクチャにおいては、Iミキサー入力とQミキサー入力を互いに絶縁するのが望ましい場合がある。該絶縁は、ミキサーに後続する増幅器ステージの出力における雑音を低減させること及び/又は帯域幅全体における利得の平坦性を維持するのにも役立つことができる。
IパッシブミキサーとQパッシブミキサーとの間のクロスカップリングの影響を回避するための一手法は、スプリッタを用いて差動RF入力の各側を2つの別個の経路に分割することである。この手法は、ミキサーを互いに効果的に絶縁することができる一方で、適切なスプリッタはオフチップ構成要素であり、それによって製造コストと回路フットプリントの増大につながり、他方スプリッタの挿入損失が全体的な変換損失を増大させる可能性がある。図13に示されるように、他の手法は、各ミキサーの入力端子をRF入力から抵抗的に絶縁することである。該絶縁は、Iミキサー及びQミキサーの漏れ及びクロスカップリングを低減させる一方で、この手法は、同じく最適ではない。電圧ヘッドルームを減少させさらに変換損失を増大させる可能性がある大きな電圧低下に加えて、抵抗器も熱雑音の一因になる。
電流整流直交ミキサーアーキテクチャにおいては、スプリッタ又はその他の絶縁ステージをミキサー間に追加することは、各ミキサーが利用可能なRF電流を低減させ、従って変換利得を低減させる可能性がある。絶縁ステージが存在しない場合でも電流整流直交ミキサーアーキテクチャにおいて変換利得を低減させる可能性がある他の要因は、(例えば、図11に示されるように)Iミキサー及びQミキサーのオーバーラップするオン期間である。アーキテクチャがアクティブミキサー又はパッシブミキサーを含むかどうかにかかわらず、該スイッチオーバーラップは、RF電流を2つのミキサー間で分割するのを可能にする。図11に示されるように、I及びQチャネルのスイッチオーバーラップは、50%のデューティサイクルを有する局部発振器信号を用いる直交スイッチングミキサーアーキテクチャにおいて定常的に発生する。
一実施形態による方法においては、ミキシングは、50%未満のデューティサイクルを有するLO信号を用いて行われる。各ミキサー内のスイッチは、該LO信号が用いられるときのほうがより短いオン期間を有するが、その時間中にはRF電流がより多くミキサーに切り換えられ、全体的に理論的な変換利得の増大を生じさせる。ミキサー下流において発生する雑音(一般的には、ベースバンド付近の周波数において圧倒的に多い)に関して、この増大は、より高い信号対雑音比(SNR)を結果的に得ることができる。I及びQチャネルにおけるパッシブミキサーのオーバーラップするオン期間を低減又は排除することによって、該動作は、opamp雑音を低減させることもできさらにチャネル間での絶縁ステージの必要性を低下させるか又はなくすことができる。25%以下のデューティサイクルを有するLO信号が用いられるときには、一度に1つのミキサーのみがオンである。
図15は、25%のデューティサイクルを有する直交組の局部発振器信号の一例を示す。図8に示されるLO信号の組におけるように、I+及びQ+信号は、位相が90°ずれており、各々の1つは、位相が180°ずれている相補(I−、Q−)を有する。この例においては、4つのLO信号の各々は、局部発振器周波数において及び特定の信号の位相に従って0乃至1の間で交互する振幅を有する。
図16は、50%のデューティサイクルを有する一組のLO信号から25%のデューティサイクルを有する一組のLO信号を生成するために用いることができる4つのANDゲートを含む論理回路の一例を示す。図8又は9に示されるLO信号生成器は、該回路又はその同等物を含むように変更することができる。他の実装においては、図8又は9に示されるLO信号生成器は、25%のデューティサイクルを有する一組のLO信号を直接生成するように変更される。
(A)50%のデューティサイクルを有する相補対の方形波LO信号を用いるミキサーアーキテクチャから予想することができる理論的変換利得及び(B)25%のデューティサイクルを有する相補対の方形波LO信号を用いるミキサーアーキテクチャから予想することができる理論的変換利得の比較は、ミキシング動作の以下の方程式に従って計算することができる。
Figure 0005301436
ここで、ωF0は、入力信号の周波数であり、ωLOは、各LO信号の基本成分の周波数である。シンボルα及びβを用いて入力及びLO周波数に関する各々の重みを表し、50%及び25%のデューティサイクルを有するLO信号を用いるミキシング動作を添え字1及び2でそれぞれ表すと、これらの2つの理論的変換利得の比は以下のように表すことができる。
Figure 0005301436
最初に、入力信号に関する重みαの比について検討する。50%のデューティサイクルを有するLO信号を用いて直交対のスイッチングミキサーを駆動するときには、いずれの時点においても、I及びQミキサーの両方においてスイッチがオンである。例えば図2又は3において示されるように50%のデューティサイクルを有するLO信号を用いて直交対の差動ミキサーを駆動するときには、いずれの時点においても、I及びQミキサーの各々において一組のスイッチがオンである。図11は、該オーバーラップするスイッチ起動の例を示す。このオーバーラップは、RF電流をミキサー間で分割させ、従ってミキサースイッチ又はスイッチ対がオンであるいずれの時点においても、そのミキサーは、RF入力電流の1/2のみを受け取る。しかしながら、25%のデューティサイクルを有するLO信号が用いられるときには、ミキサースイッチ又はスイッチ対がオンであるいずれの時点においても、ミキサーは、RF入力電流をすべて受け取る。従って、比α/αは、2になる。
LO信号に関する重みβ間の関係は、周波数領域内のLO信号を考慮することによって決定することができる。周期的な矩形パルス列のフーリエ変換は、以下の級数を用いて表すことができる。
Figure 0005301436
ここで、Aは、利得定数であり、Dは、各パルスのデューティサイクルである。この方程式においては、第1の項は、DCオフセットを表し、加算項は、基本波(i=1の場合)及び調波(i>1の場合)を表す。0.5であるデューティサイクルDに関して、全偶数iに関する加算項はゼロであり、従って、LO信号は、偶数次調波を含まない。0.5でないDの値に関しては、偶数次調波に対応する加算項のうちの少なくとも幾つかは、ゼロでない。
上記の級数から、基本周波数成分を以下のように表すことができる。
Figure 0005301436
50%のデューティサイクルDに関しては、係数sin(πD)は、1である。25%のデューティサイクルDに関しては、係数sin(πD)は、
Figure 0005301436
である。f(t)のその他の係数はデューティサイクルから独立しているため、LO信号の基本周波数成分の重み間の比β/βは、
Figure 0005301436
である。
これらの2つの重み比に関する値を以下の方程式に代入することによって理論的変換利得の比を評価することができる。
Figure 0005301436
この比は、I及びQチャネルの各々に個々に適用される。従って、I及びQチャネルの各々は、(50%のデューティサイクルを有する一組のLO信号が用いられるときと比較して)25%のデューティサイクルを有する一組のLO信号が用いられるときに
Figure 0005301436
の理論的利得を達成するため、全体的な理論的信号利得は3dBである。
50%の代わりに25%のLOデューティサイクルが用いられるときには、(例えばopamp内の)ミキサーの下流において発生する雑音に関してSNRにおける3dBの利得を予想することができる。例えば、ミキサーに後続する増幅ステージ(例えば、増幅器20)の出力においてSNRにおける3dBの利得を予想することができる。この利得は、ミキサーによって受け取られる信号内において現れる雑音(例えばLNAからの雑音)には適用されないが、幾つかの用途においては、圧倒的な音源は、混合ステージ後に発生する。例えばパッシブミキサーに基づく周波数コンバータに関しては、フリッカーノイズは、ほとんどの場合はミキサーに後続するopampが発生源である。
一組の直交LO信号が25%のデューティサイクルを有するように生成されるときには、ミキサーにおいて印加される信号は、寄生キャパシタンス等の影響によって引き起こされる歪み、例えば波形の平坦化(rounding)、に起因して25%よりも大きいデューティサイクルを有することになる可能性がある。図15から、デューティサイクルが25%を超える場合は、IチャネルとQチャネルとの間のスイッチオン時間のオーバーラップが生じる可能性があることを理解することができる。該オーバーラップの結果、上述されるようなRF電流の分割及び/又はより高いオペアンプ雑音が発生する可能性がある。さらなる実施形態においては、LO信号は、25%未満のデューティサイクルを有するように生成される。1つの該例においては、LO信号は、実質的に25%未満であるデューティサイクルを有するように生成される(LO信号のデューティサイクルに関しては、“実質的に〜未満である”は、“10%以上分未満である”ことを意味する)。例えば、LO信号生成器は、20%さらには15%のデューティサイクルを有する一組のLO信号を生成するように構成することができる。図17は、図8に示されるLO信号の組を25%未満のデューティサイクルを有するLO信号の組に変換するために用いることができる4つのANDゲート及び4つの遅延素子を有する論理回路の一例を示す。この場合においては、各出力信号bI+/−、bQ+/−に関する希望されるデューティサイクルは、各遅延素子に関する適切な遅延値を選択することによって構成することができる。図8又は9に示されるLO信号生成器は、該回路又はその同等物を含むように変更することができる。他の実装においては、図8又は9に示されるLO信号生成器は、25%のデューティサイクルを有する一組のLO信号を直接生成するように変更される。デューティサイクルが小さくなるのに応じて基本周波数成分の大きさが小さくなるため、25%に近いデューティサイクル値を保持しながらスイッチのオーバーラップを回避するのを期待することができる特定用途に関するデューティサイクル値を決定するのが望ましい。
LO信号内の調波は、ミキサー出力信号内において不要成分を発生させるおそれがある。例えば25%に近いデューティサイクルを有するL0信号は、周波数ωF0±2ωLOにおける成分を発生させる可能性がある強力な2次調波を有する。幾つかの場合においては、ミキサー出力をフィルタリングすること又は混合された信号の2つ以上の主周波数成分の中から1つを選択することを望むことができる。例えば、上述されるように、高周波数を抑制するために小形のキャパシタを各ミキサーの出力端子全体において含めることができる。
説明される実施形態の上記の提示は、当業者が本発明を製造又は使用できるようにすることを目的とするものである。これらの実施形態に対する様々な修正が可能であり、さらに、本明細書において提示される一般原理は、その他の実施形態に対しても同様に適用することができる。例えば、一実施形態は、ハードワイヤード回路として、特定用途向け集積回路内に組み込まれた回路構成として、又は非揮発性記憶装置内にローディングされたファームウェアプログラム又は機械によって読み取り可能なコードとしてデータ記憶媒体(例えば、半導体又はその他の揮発性又は非揮発性メモリ、又は磁気及び/又は光学媒体、例えばディスク)からローディングされるか又は該データ記憶媒体内にローディングされたソフトウェアプログラムとして一部分又は全体を実装することができ、前記コードは、論理素子のアレイ、例えばマイクロプロセッサ又はその他のデジタル信号処理ユニット又は有限ステートマシン、によって実行可能な命令である。
実施形態は、添付された請求項において詳述されさらに本明細書において構造上の実施形態の動作に関する説明によって明示で開示される周波数変換方法も含む。これらの方法の各々は、機械によって読み取り可能なコードとして1つ以上のデータ記憶媒体内において有形で具体化することができる。
周波数変換を用いる無線通信用途の例は、無線通信用のポータブルデバイス、例えば携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ページャー、携帯式電子メールデバイス(Blackberry(登録商標)、等)、と、消費者用及びその他の用途のための衛星デバイス(例えば、GPS受信機、サブスクリプション音楽受信機、テレビ受像機)と、を含む。無線通信用デバイスのその他の例は、無線ローカルエリアネットワーク及び/又はパーソナルエリアネットワークを通じて通信するような構成されたデバイス、例えば、IEEE基準802.11a、802.11b、及び/又は802.11n、IEEE基準802.15.4(ZigBee(登録商標)とも呼ばれる)、及びIEEE基準802.15.1(Bluetooth(登録商標))、等の1つ以上の仕様のバージョンに準拠したデバイス、及び/又は超広帯域(UWB)デバイスを含む。実施形態は、本明細書において開示され、該例とともに用いるために構成される方法及び装置を含む。
本明細書において説明される周波数コンバータの実装は、おそらく入力ステージ(例えば、トランジスタT1、T2を含むトランスコンダクタンスステージ)、出力ステージ(例えば、opamp20i,q等のトランスインピーダンス増幅器)、及び/又は直交局部発振器信号生成器を含むことができるより大形の回路の一部として、チップ内において具体化することができる。該チップは、信号の受信及び/又は送信のためのその他の回路、例えば低雑音増幅器、電力増幅器、変調器、復調器、及び/又はデジタル信号プロセッサ、を含むこともできる。実施形態は、本明細書において開示される構造のハードウェア既述言語(例えば、様々なVerilog又はVHDL)内の仕様と、1つ以上の該構造を含む消費者用電子機器(例えば携帯電話)と、を同じく含む。以上のように、本発明は、上述される実施形態に限定されることを意図するものではなく、本明細書において開示されている原理及び斬新な特長に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められるべきである。

Claims (32)

  1. 周波数コンバータを含む装置であって、前記周波数コンバータは、
    局部発振器(LO)信号の第1の相補対の信号とLO信号の第2の相補対の信号との間の位相差が90°に等しくなるような形で前記第1の相補対のLO信号及び前記第2の相補対のLO信号を生成するように構成されるとともに、50%未満のデューティサイクルを有するように前記第1及び第2の相補対の各信号を生成するように構成された信号生成器と、
    無線周波数(RF)電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合するように構成及び配置された第1のミキサーと、
    RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合するように構成及び配置された第2のミキサーと、ここにおいて、前記第1及び第2のミキサーの各々は、低インピーダンスの負荷を駆動するパッシブミキサーを含み、
    前記RF電流信号と前記LO信号の第1の相補対とに基づいて周波数変換された信号を前記第1のミキサーから受信するように構成された第1のフィードバックトランスインピーダンス増幅器と、
    前記RF電流信号と前記LO信号の第2の相補対とに基づいて周波数変換された信号を前記第2のミキサーから受信するように構成された第2のフィードバックトランスインピーダンス増幅器と、を具備する装置。
  2. 前記信号生成器は、25%に等しいデューティサイクルを有するように前記第1及び第2の相補対の各信号を生成するように構成される請求項1に記載の装置。
  3. 前記信号生成器は、20%未満のデューティサイクルを有するように前記第1及び第2の相補対の各信号を生成するように構成される請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1のミキサーは、差動RF電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合するように構成及び配置され、
    前記第2のミキサーは、前記差動RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合するように構成及び配置される請求項1に記載の装置。
  5. 前記周波数コンバータは、RF電圧信号に基づいて前記RF電流信号を出力するように構成及び配置されたトランスコンダクタンスステージを具備する請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1のミキサーは、LO信号の前記第1の相補対に従って前記RF電流信号を整流するように構成され、
    前記第2のミキサーは、LO信号の前記第2の相補対に従って前記RF電流信号を整流するように構成される請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1のミキサーは、LO信号の前記第1の相補対の振幅に従って前記RF電流信号の前記位相を周期的に反転させるように構成され、
    前記第2のミキサーは、LO信号の前記第2の相補対の前記振幅に従って前記RF電流信号の前記位相を周期的に反転させるように構成される請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1及び第2のミキサーの各々は、ギルバートセルを含む請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1のミキサーは、前記RF電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合して前記RF電流信号の同相成分に基づいてベースバンド信号を生成するように構成され、
    前記第2のミキサーは、前記RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合して前記RF電流信号の直交成分に基づいてベースバンド信号を生成するように構成される請求項1に記載の装置。
  10. 前記第1及び第2のトランスインピーダンス増幅器のうちの少なくとも1つは、演算増幅器を含む請求項1に記載の装置。
  11. 前記装置は、集積回路である請求項3に記載の装置。
  12. 前記装置は、前記周波数コンバータを含む無線通信用のデバイスである請求項3に記載の装置。
  13. 前記装置は、前記周波数コンバータを含む携帯電話を具備する請求項3に記載の装置。
  14. 周波数変換方法であって、
    局部発振器(LO)信号の第1の相補対の信号とLO信号の第2の相補対の信号との間の位相差が90°に等しくなるような形で前記第1の相補対のLO信号及び前記第2の相補対のLO信号を生成することと、
    第1のチャネルにおいて、低インピーダンスの負荷を駆動するパッシブミキサーを用いて無線周波数(RF)電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合することと、
    第2のチャネルにおいて、低インピーダンスの負荷を駆動するパッシブミキサーを用いて前記RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合することと、ここで前記第1及び第2の相補対の各々の信号は、50%未満のデューティサイクルを有し、
    前記第1のチャネルにおいて、前記RF電流信号と前記第1の相補対とに基づいて周波数変換された信号を電圧信号に変換するとともに、前記第2のチャネルにおいて、前記RF電流信号と前記第2の相補対とに基づいて周波数変換された信号を電圧信号に変換することと、を具備する周波数変換方法。
  15. 前記方法は、25%に等しいデューティサイクルを有するようにLO信号の前記第1及び第2の相補対の前記信号の各々を生成することを具備する請求項14に記載の周波数変換方法。
  16. 前記方法は、25%未満のデューティサイクルを有するようにLO信号の前記第1及び第2の相補対の前記信号の各々を生成することを具備する請求項14に記載の周波数変換方法。
  17. 前記方法は、25%未満のデューティサイクルを有するようにLO信号の前記第1及び第2の相補対の前記信号の各々を生成することを具備する請求項14に記載の周波数変換方法。
  18. 第1のチャネルにおいて前記混合することは、差動RF電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合することを具備し、
    第2のチャネルにおいて前記混合することは、前記差動RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合することを具備する請求項14に記載の周波数変換方法。
  19. 前記方法は、RF電圧信号を前記RF電流信号に変換することを具備する請求項14に記載の周波数変換方法。
  20. 第1のチャネルにおいて前記混合することは、LO信号の前記第1の相補対に従って前記RF電流信号を整流することを具備し、
    第2のチャネルにおいて前記混合することは、LO信号の前記第2の相補対に従って前記RF電流信号を整流することを具備する請求項14の記載の周波数変換方法。
  21. 第1のチャネルにおいて前記混合することは、LO信号の前記第1の相補対の前記振幅に従って前記RF電流信号の前記位相を周期的に反転させることを具備し、
    第2のチャネルにおいて前記混合することは、LO信号の前記第2の相補対の前記振幅に従って前記RF電流信号の前記位相を周期的に反転させることを具備する請求項14に記載の周波数変換方法。
  22. 第1のチャネルにおいて前記混合することは、前記RF電流信号を前記第1の相補対と混合して前記RF信号の同相成分に基づいて第1のベースバンド信号を生成することを具備し、
    第2のチャネルにおいて前記混合することは、前記RF電流信号を前記第2の相補対と混合して前記RF信号の直交成分に基づいて第2のベースバンド信号を生成することを具備する請求項14に記載の周波数変換方法。
  23. 周波数コンバータを含む装置であって、前記周波数コンバータは、
    局部発振器(LO)信号の第1の相補対の信号とLO信号の第2の相補対の信号との間の位相差が90°に等しくなるような形で前記第1の相補対のLO信号及び前記第2の相補対のLO信号を生成するための手段と、
    第1のチャネルにおいて、無線周波数(RF)電流信号をLO信号の前記第1の相補対と受動的に混合するための手段であって、低インピーダンスの負荷を駆動する手段と、
    第2のチャネルにおいて、前記RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合するための手段であって、低インピーダンスの負荷を駆動する手段と、
    生成するための前記手段は、50%未満のデューティサイクルを有するように前記第1及び第2の相補対の各信号を生成するように構成され、
    前記第1のチャネルにおいて混合するための前記手段から受信された、前記RF電流信号と前記第1の相補対とに基づく周波数変換された信号を、電圧信号に変換するための手段と、
    前記第2のチャネルにおいて混合するための前記手段から受信された、前記RF電流信号と前記第2の相補対とに基づく周波数変換された信号を、電圧信号に変換するための手段と、
    を具備する、装置。
  24. 生成するための前記手段は、25%に等しいデューティサイクルを有するように前記第1及び第2の相補対の各信号を生成するように構成される請求項23に記載の装置。
  25. 生成するための前記手段は、25%未満のデューティサイクルを有するように前記第1及び第2の相補対の各信号を生成するように構成される請求項23に記載の装置。
  26. 前記周波数コンバータは、RF電圧信号を前記RF電流信号に変換するための手段を具備する請求項23に記載の装置。
  27. 第1のチャネルにおいて混合するための前記手段は、LO信号の前記第1の相補対に従って前記RF電流信号を整流するように構成され、
    第2のチャネルにおいて混合するための前記手段は、LO信号の前記第2の相補対に従って前記RF電流信号を整流するように構成される請求項23に記載の装置。
  28. 第1のチャネルにおいて混合するための前記手段は、LO信号の前記第1の相補対の前記振幅に従って前記RF電流信号の前記位相を周期的に反転させるように構成され、
    第2のチャネルにおいて混合するための前記手段は、LO信号の前記第2の相補対の前記振幅に従って前記RF電流信号の前記位相を周期的に反転させるように構成される請求項23に記載の装置。
  29. 第1のチャネルにおいて混合するための前記手段は、前記RF電流信号をLO信号の前記第1の相補対と混合して前記RF電流信号の同相成分に基づいてベースバンド信号を生成するように構成され、
    第2のチャネルにおいて混合するための前記手段は、前記RF電流信号をLO信号の前記第2の相補対と混合して前記RF電流信号の直交成分に基づいてベースバンド信号を生成するように構成される請求項23に記載の装置。
  30. 前記装置は、集積回路である請求項25に記載の装置。
  31. 前記装置は、前記周波数コンバータを含む無線通信用デバイスを具備する請求項25に記載の装置。
  32. 前記装置は、前記周波数コンバータを含む携帯電話を具備する請求項25に記載の装置。
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