JP5300049B2 - ステータコア、ステータおよびモータ - Google Patents
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このような従来のモータは、ステータを組立てる際に、組立て治具や別部材を用いて一対のステータユニットと一対のステータユニットとを重ね合せるようになっている。
本発明は、周方向に延びるコアバックと、該コアバックから半径方向に延び、周方向に間隔をあけて複数配列されたティースとを備え、該ティースの位相をずらして板厚方向に積層される平板状の複数のコアユニットを備え、積層方向に隣接する前記コアユニットの少なくとも一方には、前記コアバックどうしを重ね合わせた状態で他方の前記コアユニットを周方向および半径方向に突き当てる突当て部が設けられ、該突当て部の前記周方向の側面が、他方の前記コアユニットのティースの側面に当接するステータコアを提供する。
本発明によれば、コイルに通電することによりティースが励磁されて発生する磁束のばらつきを抑制することができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るステータコア1、ステータ10およびモータ100について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るモータ100は、図1に示されるように、円環状のステータ10と、ステータ10の半径方向内方に配置されるロータ50とを備えている。
コアバック7bは、厚さ方向に突出する複数の段部(突当て部)11を備えている。段部11は、コアバック7a,7bどうしを重ね合わせた状態でコアユニット9Aを周方向および半径方向に突き当てるものである。
なお、段部11は、例えば、プレス加工により形成されている。プレス加工により、コアユニット9Bを鋼板から打ち抜く工程において同時に段部11を形成することができる。
まず、ステータ10の組立て方法について説明する。
コアユニット9Aの各ティース3aにそれぞれコイル5を巻きつけ、コアユニット9Aとコアユニット9Bとをティース3a,3bの位相をずらして板厚方向に重ねる。
コアユニット9A,9Bどうしを重ね合せることとしたことで、例えば、18本のティースを備えるコアユニットにコイルを巻きつける場合に比べて、コアユニット3Aのティース3aにコイル5を巻きつける際のティース間隔を広く確保して巻きつけ作業を容易にすることができる。
本実施形態に係るモータ100において、ステータ10に対してロータ50を回転させる場合、コアユニット9Aのティース3aに巻かれたコイル5に通電することにより、通電されたコイル5の巻かれているティース3aを励磁する。そして、通電するコイル5を周方向に順次切り替えていく。
次に、本発明の第2の実施形態に係るステータコア201、ステータ210およびモータ200について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る転がりモータ200は、図3に示すように、ステータコア201の18本のティース3a,3bのうち、周方向に2本のティース3bおきに配置された6本のティース3aにコイル5が巻かれている点で第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係るステータコア1、ステータ10およびモータ100と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
コアユニット209Bは、コアバック207bごとに、円弧の両端からそれぞれ半径方向内方に延びる2本のティース3bを備えている。
これらコアユニット209A,209Bは、各コアバック207bのティース3b間に1本のティース3aを配置してコアバック7a,207bどうしを重ね合わせるように組合せられている。
また、内周縁段部211aおよび外周縁段部215bは、コアバック7aの内外径間の幅寸法とほぼ同寸法の間隔、または、それより若干狭い間隔をあけて配置されている。
例えば、本実施形態においては、コアユニット209Bの各コアバック207bが内周縁段部211aおよび外周縁段部215bを備えることとしたが、これに代えて、図7に示すように、ステータ310において、コアユニット309Aが、コアユニット309Bの周方向および半径方向を位置決めする周方向段部311aおよび径方向段部311bを備えることとしてもよい。
例えば、上記各実施形態においては、2つのコアユニット9A,9B,209A,209B,309A,309Bを積層してステータ10,210,310を構成することとしたが、これに代えて、3つ以上のコアユニットを積層してステータを構成することとしてもよい。
また、上記各実施形態においては、突当て部として、段部11、周方向段部311a、径方向段部311bおよびコアバック307aの内周面等を例示したが、積層方向に隣接するコアユニット9A、9B,209A,209B,309A,309Bどうしの周方向および半径方向を位置決めすることができればよく、これらに限定されるものではない。
また、上記各実施形態においては、各ティース3a,3bがそれぞれ周方向に間隔をあけた18本のティース3a,3bを有するステータ10,210,310を例示したが、これに限定されるものではない。
また、コアユニット9A,209A,309Aの全てのティース3aにコイル5が巻きつけられていることとしたが、コアユニット9B,209B,309Bのティース3bにコイルを巻きつけることとしてもよい。また、同一のコアユニット9A,9B,209A,209B,309A,309B内において、コイルを巻きつけるティース3a,3bと巻きつけないティース3a,3bとが混在していてもよい。
また、ロータ50に設けたマグネットとして永久磁石54を例示したが、これに代えて、電磁石を採用してもよい。
3a,3b ティース
5 コイル
7a,7b,207b,307a,307b コアバック
9A,9B,209A,209B,309A,309B コアユニット
10,210,310 ステータ
11 段部(突当て部)
50 ロータ
54 永久磁石(マグネット)
100,200 モータ
211a 内周縁段部(突当て部)
211b 外周縁段部(突当て部)
311a 周方向段部(突当て部)
311b 径方向段部(突当て部)
Claims (5)
- 周方向に延びるコアバックと、該コアバックから半径方向に延び、周方向に間隔をあけて複数配列されたティースとを備え、該ティースの位相をずらして板厚方向に積層される平板状の複数のコアユニットを備え、
積層方向に隣接する前記コアユニットの少なくとも一方には、前記コアバックどうしを重ね合わせた状態で他方の前記コアユニットを周方向および半径方向に突き当てる突当て部が設けられ、
該突当て部の前記周方向の側面が、他方の前記コアユニットのティースの側面に当接するステータコア。 - 前記突当て部が、プレス加工により前記コアバックの厚さ方向に形成された段部、または、該段部に突き当たる端面である請求項1に記載のステータコア。
- 請求項1または請求項2に記載のステータコアと、
該ステータコアの少なくとも1つのコアユニットの前記ティースに巻かれたコイルと
を備えるステータ。 - 請求項3に記載のステータと、
該ステータの前記ティースの先端に対向させる磁極を周方向に交互に配列してなるマグネットを有し、前記ステータに対して、その中心軸回りに回転可能に支持されたロータと
を備えるモータ。 - 前記ティースが、前記コアバックから半径方向内方に延び、
前記マグネットが、前記ティースの半径方向内方に間隙をあけて対向している請求項4に記載のモータ。
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