JP5299888B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、乱数発生手段により生成された乱数値を用いて、演出の態様の決定等の抽選を行うように構成された遊技機に関するものであり、特に詳細には、乱数値の取り得る値を決定する特定値を、この乱数値が所定の条件を満たしたときに変更するように構成された遊技機に関する。
スロットマシンに代表される遊技機は、遊技者の操作により所定の図柄を揃えることで遊技媒体(遊技メダル等)を獲得する遊技を提供するとともに、この遊技に関連する視覚効果や音響効果を伴う演出が行われるように構成されている。このような演出の態様は、遊技状態や当選役に応じて、乱数発生手段で発生する乱数値と、演出抽選テーブル記憶手段に記憶された演出抽選テーブルとを用いて決定される。この乱数発生手段は、乱数値の発生パターンが所定の周期性を有すると選択される演出の態様に偏りが出る可能性があるため、例えば、特定の役に入賞したときや、特定の役の入賞状態が終了したとき等、所定の条件を契機に乱数の更新方法を変化させるように構成された遊技機が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−079186号公報
しかしながら、役の入賞時等に乱数値の更新方法を変化させるように構成すると、乱数値の更新方法が変化するタイミングが特定されてしまうため、ある程度人為的に更新方法の変更タイミングを操作できてしまうことになり、例えば役の抽選結果や遊技状態を予測することができてしまうという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、図柄表示手段の変動状態や図柄の位置に応じて乱数発生手段における特定値を決定するように構成された遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、第1の本発明に係る遊技機(例えば、実施形態におけるスロットマシン1)は、役の抽選を行う役抽選手段を有し、遊技の制御を行うメイン制御手段(例えば、実施形態におけるメイン制御基板100)と、乱数値を発生する乱数発生手段(例えば、実施形態における第2乱数発生手段360)、複数の演出の態様の当選確率が定められた演出抽選テーブルを記憶する演出抽選テーブル記憶手段、及び、乱数発生手段から乱数値を取り出して、演出抽選テーブルを用いて演出の態様の抽選を行う演出抽選手段を有し、遊技に沿った演出を制御するサブ制御手段(例えば、実施形態における演出制御基板300)と、を備え、役の抽選結果に基づいて遊技媒体の払い出しを含む利益を与えるようにした遊技機であって、図柄を変動表示させる図柄表示手段と、図柄の変動表示を開始させる始動手段と、変動表示されている図柄を停止させる停止手段と、図柄表示手段の変動状態を監視する状態監視手段と、を有し、乱数発生手段は、所定のビット数を有し、任意の初期値に特定値を加算して所定の個数の乱数値を生成可能な乱数生成手段(例えば、実施形態におけるカウンタ手段361、特定値記憶手段362及び更新手段365)と、乱数値を監視する乱数値判定手段と、特定値を変更する特定値変更手段と、を有し、乱数値判定手段は、乱数値が所定の条件を満たしたと判断したときに、特定値変更手段により特定値を変更し、特定値変更手段は、特定値を、状態監視手段から取得した図柄表示手段の変動状態に応じた値に変更するように構成される。
また、第2の本発明に係る遊技機は、役の抽選を行う役抽選手段を有し、遊技の制御を行うメイン制御手段と、乱数値を発生する乱数発生手段、複数の演出の態様の当選確率が定められた演出抽選テーブルを記憶する演出抽選テーブル記憶手段、及び、乱数発生手段から乱数値を取得して、演出抽選テーブルを用いて演出の態様の抽選を行う演出抽選手段を有し、遊技に沿った演出を制御するサブ制御手段と、を備え、役の抽選結果に基づいて遊技媒体の払い出しを含む利益を与えるようにした遊技機であって、図柄を変動表示させる図柄表示手段と、図柄の変動表示を開始させる始動手段と、変動表示されている図柄を停止させる停止手段と、図柄の位置を監視する状態監視手段と、を有し、乱数発生手段は、所定のビット数を有し、任意の初期値に特定値を加算して所定の個数の乱数値を生成可能な乱数生成手段と、乱数値を監視する乱数値判定手段と、特定値を変更する特定値変更手段と、を有し、乱数値判定手段は、乱数値が所定の条件を満たしたと判断したときに、特定値変更手段により特定値を変更し、特定値変更手段は、特定値を、状態監視手段から取得した図柄の位置に応じた値に変更するように構成される。
本発明に係る遊技機を以上のように構成すると、乱数発生手段により発生される乱数値の取り得る値を決定する特定値の変更のタイミングやその値を遊技者に認識されにくくすることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1〜図6を用いて本発明に係るスロットマシン1の構成について説明する。ここで、図1はスロットマシン1の正面図であり、図2はスロットマシン1の制御の概略を示すブロック図であり、図3はリール外周面の図柄配列の一例を示す平面図であり、図4は役と図柄の組み合わせを示す説明図であり、図5はこのスロットマシン1における制御システムを示すブロック図であり、図6は、このスロットマシン1で実行される遊技を制御するための処理の流れを示すフローチャートである。
このスロットマシン1は、リールに表示されている図柄を所定のライン上に揃えることにより、所定の枚数の遊技メダルを獲得する遊技を提供するものであり、図柄を表示する図柄表示手段20と、遊技者の操作を受け付ける操作手段30と、遊技の制御を行うメイン制御基板100と、遊技に対する演出を行う演出手段40と、この演出手段40を制御するサブ制御基板200とから構成されている。
メイン制御基板100は、スロットマシン1における遊技の進行や演出等を含む全体を統括制御する手段であり、役の抽選を行う役抽選手段110、図柄表示手段20の駆動(回転及び停止)制御を行うリール制御手段120、リールが停止したときの図柄の判定を行う停止図柄判定手段130、入賞時の遊技メダルの払い出し等を制御する払出し制御手段140、役抽選手段110で特別役に当選したときに、入賞するまで当選した状態を保持する特別役持ち越し手段150、及び、遊技の進行や状態を制御する遊技状態制御手段160を有して構成されている。このメイン制御基板100は、図5に示すように、演算等を行うメインCPU101と、役の抽選を行うための乱数発生器102と、CPUが各種制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM103と、遊技の進行等に必要なプログラムを記憶しておくROM104と、サブ制御基板200と通信を行うI/F回路105とを有しており、これらはバス106で接続されてデータの送受信が可能に構成されている。このメイン制御基板100においては、メインCPU101は、ROM104に記録された遊技用制御プログラムをRAM103に展開して実行し、遊技の制御を行うように構成されている。
メイン制御基板100の出力側(図2中、右側)には、図柄表示手段20が電気的に接続されている。この図柄表示手段20は、円筒外周面に沿って多種の図柄が描かれた回転可能な3個のリール(左リール21a、中リール21b、右リール21c)、リール駆動手段(左リール駆動手段22a、中リール駆動手段22b、右リール駆動手段22c)、及び、リール位置検出手段(左リール位置検出手段23a、中リール位置検出手段23b、右リール位置検出手段23c)を有して構成されている。3個のリール21a〜21cは、左右方向に並列に設けられており、スロットマシン1の前扉3に形成されたリール表示窓11から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン1のリール表示窓11からは、合計9個の図柄が見えるように配置されている。このリール21a〜21cの各々には、例えば、図3に示すように0番から20番までの21個の図柄が表示されており、番号が増加する順で変動表示される。なお、リール駆動手段22a〜22cは、ステッピングモータ等で構成され、リール21a〜21cの各々の回転中心部に連結され、その作動はメイン制御基板100のリール制御手段120により制御される。さらに、リール位置検出手段23a〜23cは、各々のリール21a〜21cの位置を検出し、有効ライン上に表示されている図柄を検出するものであり、このリール位置検出手段23a〜23cによる検出値はメイン制御基板100により読み出され停止図柄判定手段130に送信される。
ここで、図示しないが、スロットマシン1のリール表示窓11を含む部分には、図柄組合せラインが設けられている。この「図柄組合せライン」とは、リール21a〜21cの停止時における図柄の並びラインであって、図柄の組み合わせを形成させるラインである。本実施形態では、上述のようにリール表示窓11に表示される3×3の図柄に対して、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール21a〜21cの上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
さらに、5本の図柄組合せラインのうち、遊技者によって投入された遊技メダルの枚数に応じて、図柄組合せラインの中から、有効ラインと無効ラインとが設定される。「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組み合わせがそのライン上に停止したときに、その役の入賞となるラインである。一方、「無効ライン」とは、遊技メダルの投入枚数が所定の枚数(例えば3枚)より少ない場合に生じ、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組み合わせがそのライン上に停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(遊技メダルの払い出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組み合わせの成立対象となっていないラインである。
メイン制御基板100の入力側(図2中、左側)には、操作手段30が電気的に接続されており、ベットボタン31(ベットボタン31a及びMAXベットボタン31b)、スタートレバー32、及び、ストップボタン33(左ストップボタン33a、中ストップボタン33b、右ストップボタン33c)を有している。ベットボタン31は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって図柄組合せラインが有効化される。なお、図1に示すメダル投入口51は、ベットボタン31と同様に、有効ラインを有効化するために遊技メダルを投入する部分であり、このメダル投入口51からの遊技メダルの投入は、ベットボタン31の操作に含まれるものである。なお、1回の遊技にベット可能な枚数を超えて遊技メダルが投入された場合には、所定の枚数の範囲内でこのスロットマシン1の内部に貯留されるように構成されている。
本実施形態におけるスロットマシン1においては、1回の遊技で投入可能な遊技メダルの枚数は、1枚〜3枚である。そして、投入枚数が1枚のとき、若しくは、ベットボタン31aが1回操作されたときは、水平方向中段の図柄組合せライン(1本)が有効ラインに設定されるとともに、残りの4本の図柄組合せラインが無効ラインに設定される。また、投入枚数が2枚のとき、若しくは、ベットボタン31aが2回操作されたときは、水平方向中段、上段及び下段の図柄組合せライン(3本)が有効ラインに設定されるとともに、残りの2本の図柄組合せラインが無効ラインに設定される。さらに、投入枚数が3枚のとき、若しくは、ベットボタン31aが3回操作されるか、MAXベットボタン31bが操作されたときは、すべての図柄組合せライン(合計5本)が有効ラインに設定され、無効ラインは存在しない。なお、遊技に投入可能な遊技メダルの枚数は以上の説明に限定されず、例えば、通常遊技においては2枚又は3枚の遊技メダルを投入してベットすることを可能とし、後述する特別遊技(BB遊技)においては1枚の遊技メダルを投入してベットすることが可能なように構成することができる。また、遊技メダルが2枚投入されたときと、3枚投入されたときとで、有効ラインの本数が変化しない(例えば、いずれのベット数でも有効ラインを5本設定する)ように構成することもできる。
また、スタートレバー32は、図柄表示手段20として設けられたリール21a〜21cを始動させるときに操作するレバーであって、始動手段としての機能を有している。また、ストップボタン33(33a〜33c)は、回転しているリール21a〜21cの各々を停止させるときに遊技者が操作するボタンであって、停止手段としての機能を有している。
メイン制御基板100のメインCPU101では、遊技を制御するための遊技用制御手段(遊技用制御プログラム)が実行されており、図6に示すように、この遊技用制御手段は、遊技者によりベット操作がされるのを監視し(ステップS500)、遊技者が、メダル投入口51から遊技メダルを投入してベットするか、若しくは、ベットボタン31(ベットボタン31a又はMAXベットボタン31b)を操作して内部に貯留されている遊技メダルをベットすると、次に、スタートレバー32が操作されるのを監視する(ステップS510)。そして、スタートレバー32が操作されて操作信号がメイン制御基板100に入力されと、遊技用制御手段は、有効ラインを確定するとともに、役抽選手段110により役の抽選を行う(ステップS520)。ここで、役としては、図4に示すように、複数種類の特別役、複数種類の小役、及び、リプレイ(再遊技役)が設けられている。
特別役とは、その役に入賞すると、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上に遊技メダルの獲得が期待できる、遊技者にとって有利となる遊技)に移行されるという役であり、例えば、BB(ビックボーナス)や、MB(ミドルボーナス)が設けられている。BBは、特別遊技の1つであるBB遊技に移行させる役であり、MBは特別遊技の他の1つであるMB遊技に移行させる役である。また、小役とは、予め定められた枚数の遊技メダルが払い出される役であり、小役の種類に応じて、その役に対応する図柄の組み合わせ及び払い出される遊技メダルの枚数が異なるように設定されている。さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持して再遊技が行える(すなわち、このリプレイに入賞すると、上述のステップS500においては、常に遊技メダルがベットされたものとして処理される)ようにした役である。
役抽選手段110により役の抽選が行われると、遊技用制御手段は、次にリール制御手段120によりリール駆動手段22a〜22cを駆動制御して、すべてのリール21a〜21cを回転させるように制御する(ステップS530)。このようにして、リール21a〜21cがリール駆動手段22a〜22cによって回転されることで、リール21a〜21c上の図柄は、所定の速度でリール表示窓11内で上下方向に変動表示される。
遊技者が、各ストップボタン33a〜33cを操作すると、そのときに発生する操作信号がメイン制御基板100に入力される。リール21a〜21cが変動表示されている状態で、メイン制御基板100の遊技用制御手段は、遊技者の停止操作によりこの操作信号が入力されるのを監視し(ステップS540)、この操作信号を受信すると、リール制御手段120により、ストップボタン33a〜33cに対応するリール駆動手段22a〜22cを駆動制御して、そのリール駆動手段22a〜22cに係るリール21a〜21cの停止制御を行う(ステップS550)。そして、遊技用制御手段は、以上の操作によりすべてのリール21a〜21cの回転が停止したことを検出すると(ステップS560)、停止図柄判定手段130により、有効ライン上に上述の役抽選手段110で当選した役に対応する図柄が停止したか、すなわち役に入賞したか否かを判定し、いずれかの役に入賞した場合は、払出し制御手段140により遊技メダルを払い出すか、若しくは、遊技状態制御手段160により遊技状態を制御する(ステップS570)。
ここで、このスロットマシン1における遊技状態について図7を用いて説明する。この図7は、遊技状態の遷移を示す図であって、このスロットマシン1がリセットされたとき(「RAMクリア」とも呼ばれる)、遊技状態制御手段160は、通常遊技制御手段161を実行し、このスロットマシン1は、通常遊技(非内部中)J1になる。ここで、「非内部中」とは、RAMクリア時のように特別役に当選していない状態のことを指す。そして、役抽選手段110により特別役に当選すると、通常遊技(内部中)J2に移行する。ここで、「内部中」とは、特別役に当選はしているが、有効ライン上にこの特別役に対応する図柄を揃えていない(入賞していない)状態のことであり、遊技状態制御手段160においては、引き続き通常遊技制御手段161が実行されている。なお、通常遊技(内部中)J2に移行すると、特別役持ち越し手段150により、当選した特別役に入賞するまで当選役が持ち越される(すなわち、通常遊技(内部中)J2の状態が継続される)。
通常遊技(内部中)J2において、有効ライン上に当選した特別役に対応する図柄を揃えると、遊技状態制御手段160は特別遊技制御手段162を実行し、このスロットマシン1は、特別遊技J3になる。特別遊技J3に移行すると、所定の終了条件を満たすまで通常遊技以上の遊技メダルの獲得を期待できる遊技者にとって有利な遊技が実行される。ここで、所定の終了条件とは、例えば、遊技者に対して所定の枚数以上の遊技メダルが払い出された場合である。
そして、特別遊技J3において、所定の終了条件を満たすか、若しくは、通常遊技(非内部中)J1にあるときに、所定の条件を満たす(例えば、所定の小役に入賞する)と、遊技状態制御手段160は、再遊技確率変動遊技制御手段163を実行し、このスロットマシン1は、再遊技確率変動遊技(非内部中)J4に移行する。再遊技確率変動遊技とは、再遊技役(リプレイ)の当選確率が通常遊技とは異なるように構成された遊技である(この遊技状態は「リプレイタイム(RT)」とも呼ばれ、この場合、再遊技役の当選確率が通常遊技よりも高く設定される)。この再遊技確率変動遊技(非内部中)J4においても、特別役に当選すると再遊技確率変動遊技(内部中)J5に移行し、この状態で特別役に入賞すると特別遊技J3に移行する。この場合も、再遊技確率変動遊技(内部中)J5に移行すると、特別役持ち越し手段150により、当選した特別役に入賞するまでその当選役が持ち越される。一方、再遊技確率変動遊技(非内部中)J4において所定の役(例えば、所定の小役)に当選し、この役に対応する図柄を有効ライン上に揃えると、遊技状態制御手段160は通常遊技制御手段161を実行し、このスロットマシン1は、通常遊技(非内部中)J1に移行する。
なお、いずれの遊技状態においても、小役に当選して入賞すると払出し制御手段140により所定の枚数の遊技メダルが払い出され、リプレイ(再遊技役)に当選して入賞すると再遊技が実行されるように構成されている。また、以上の遊技状態の説明は一例であり、本発明がこの遊技状態の遷移に限定されることはない。
ところで、このようなスロットマシン1においては、遊技の結果に外部からの影響を加えることができないように、遊技を制御するメイン制御基板100とその遊技に対する演出を制御するサブ制御基板200とは分離して構成されている。そのため、メイン制御基板100は、サブ制御基板200で実行される演出を制御するために、上述の当選結果や遊技状態等の遊技に関する情報を含む制御コマンドをサブ制御基板200に送信するように構成されており、サブ制御基板200は、この制御コマンドを受信してその演出の態様を決定し、演出手段40を構成する画像表示装置41、各種演出用ランプ42、及び、放音部(スピーカー)43により映像、光及び音響効果を用いて演出を行うように構成されている。ここで、サブ制御基板200は、演出を制御する演出制御基板300と、この演出制御基板300により決定された演出の態様に応じて、上述の画像表示装置41、各種演出用ランプ42及び放音部43を制御する画像音響生成基板400とを有して構成されている。
図8は、1回の遊技において、メイン制御基板100から演出制御基板300に送信される制御コマンドの流れの一例を示す説明図である。メイン制御基板100において、遊技の実行が可能になると、遊技状態コマンドC500が送信される。そして、遊技者により遊技メダルが投入されるか若しくはベットボタン38(ベットボタン38a又はMAXベットボタン38b)が操作されると、ベットコマンドC501が送信され、リール21の回転開始を受け付け可能な状態になると、回胴回転開始受付コマンドC502が送信される。さらに、遊技者によりスタートレバー32が操作されると、役の抽選結果や遊技状態を含み演出態様の決定を指示するための条件装置状態番号コマンドC503が送信され、リール21が回転を開始すると、回胴回転開始コマンドC504が送信される。そして、3つのストップボタン33a,33b,33cが遊技者により押されて、対応するリール21(21a,21b,21c)の回転が停止される毎に、第1停止受付コマンドC505及び回胴回転停止コマンドC506、第2停止受付コマンドC507及び回胴回転停止コマンドC508、並びに、第3停止受付コマンドC509及び回胴回転停止コマンドC510が送信され、最後に、全てのリール21が停止したことを示す全回胴回転停止コマンドC511が送信される。
サブ制御基板200において演出制御基板300と画像音響生成基板400は、図5に示すように、バス210に接続されている。演出制御基板300には、サブCPU310、乱数発生器320、RAM330、ROM340及びI/F回路350が設けられており、これらはバス210に接続されている。一方、画像音響生成基板400には、上述のバス210に接続された画像制御IC410及び音源IC440が設けられている。さらに、画像制御IC410には、ビデオRAM420及び画像ROM430と、画像表示装置41が接続されている。また、音源IC440には音源ROM450及びアンプ460が接続され、アンプ460には上部及び下部スピーカー43(43a,43b)が接続されている。また、バス210には、上述の各種演出用ランプ42(42a,42b)も接続されてその点灯・消灯動作が演出制御基板300により制御される。
サブCPU310は、ROM340に記録された演出用制御プログラムをRAM330に展開して実行し、画像音響生成基板400に設けられた画像制御IC410及び音源IC440を制御して、画像表示装置41やスピーカー43(43a,43b)を用いて映像や音響効果による遊技の演出を行うように構成されている。なお、液晶表示装置41に表示される映像は、画像制御IC410が、画像ROM430に記憶された画像情報をビデオRAM420に展開して実行することにより表示され、また、スピーカー43(43a,43b)に出力される音響効果(音楽、音声、効果音等)は、音源IC440が音源ROM450から取り出した音響情報から再生され、アンプ460を介してスピーカー43(43a,43b)から出力される。
なお、このサブCPU310で実行される演出は、上述のように、メイン制御基板100から送信される制御コマンドを、サブCPU310がI/F回路350を介して受信し、この制御コマンドに応じて決定・制御されるが、この演出の態様(パターン)の一部は、演出制御基板300に設けられた乱数発生器320で発生された乱数値を用いて決定されるように構成されており、残りの一部はサブCPU310のプログラムとして実行される、第2乱数発生手段から発生される乱数値が用いられる。
それでは、演出制御基板300において、第2乱数発生手段により発生された乱数値を用いて演出の態様を決定する構成について図9〜図11を用いて説明する。ここで図9は、演出制御基板300における処理の構成を示す説明図であり、図10は、特定値を変更するときの処理を示すフローチャートであり、図11は、変動状態と特定値とを対応付けたテーブルの構成を示す説明図である。図9に示すように、演出制御基板300のサブCPU310はROM340から読み出された演出制御手段311が実行されている。この演出制御手段311は、RAM330の演出抽選テーブル記憶手段331に記憶されている演出抽選テーブルを用いて演出の態様の抽選を行う演出抽選手段312と、メイン制御基板100から送信される制御コマンドにより図柄表示手段20(リール21a〜21c)の変動状態を監視する状態監視手段313と、を有している。また、この演出制御基板300において、第2乱数発生手段360は、サブCPU310で実行される乱数値判定手段363、特定値変更手段364、更新手段365、及び、乱数値取得手段366と、RAM330上の記憶領域であるカウンタ手段361、及び、特定値記憶手段362と、から構成される。
第2乱数発生手段360の更新手段365は、所定のタイミングで繰り返し実行され、特定値記憶手段362に記憶されている特定値を読み出してカウンタ手段361に加算する処理を実行する。例えば、特定値記憶手段362に「1」が設定されている場合には、更新手段365が実行されるとカウンタ手段361に記憶されている値が1増加する。なお、カウンタ手段361は、予め決められたビット数(データ長)で構成されており、このデータ長を超えると上位の桁から溢れたビットは無視されるように構成されている(すなわち、このカウンタ手段361はデータ長により取り得る値の最大値が決定されるように構成されており、例えばデータ長が16ビットの場合は0〜65535となる)。また、特定値記憶手段364に記憶される特定値は、特定値変更手段364により設定変更可能に構成されている。
乱数値判定手段363は、カウンタ手段361の値を監視しており、このカウンタ手段361の値が所定の値になると特定値変更手段364により特定値記憶手段362の値(特定値)を変更するように構成されている。具体的な処理としては、図10に示すように、カウンタ手段361の値を監視し(ステップS600)、所定の値になると、状態監視手段313から図柄表示手段20の変動状態を取得する(ステップS610)。ここで、変動状態としては、「全リール回転中(上述の図8で説明したように、回胴回転開始コマンドC504を受信した状態)」、「第1リール停止(第1停止受付コマンドC505及び回胴回転停止コマンドC506を受信した状態)」、「第1及び第2リール停止(第2停止受付コマンドC507及び回胴回転停止コマンドC508)を受信した状態」、並びに、「全リール停止(第3停止受付コマンドC509及び回胴回転停止コマンドC510を受信した状態か、若しくは、全回胴回転停止コマンドC511を受信した状態)」から構成される。
そして、乱数値判定手段363は、状態監視手段313から取得した変動状態に応じて特定値を決定する(ステップS620)。例えば、図11に示すように、変動状態が全リール回転中の場合は特定値を7にし、第1リール停止状態の場合は11にし、第1及び第2リール停止状態の場合は3にし、全リール停止状態の場合は521にする。ここで、この変動状態と特定値の対応テーブルは、RAM330に記憶しておいても良いし、乱数値判定手段363内に設定していても良い。また、変動状態に対応する特定値は、変動状態毎に異なる値にすることが好ましい。このようにして特定値が決定されると、乱数判定手段363は、特定値変更手段364により決定した特定値を特定値記憶手段362に設定し(ステップS630)、上述のステップS600に戻って上述の処理を繰り返す。
乱数判定手段363を以上のような構成にすると、例えば、ステップS600における所定の値が0の場合には、更新手段365によりカウンタ手段361の値が初期値0から更新され、再び0に戻ったときに、特定値記憶手段362に記憶されている特定値の値が変更され、変更前とは異なる特定値でカウンタ手段361の値が更新されるため、この第2乱数発生手段360で発生される乱数値の発生パターンを変化させることができる。また、この特定値の変更は、変更しようとするときの図柄変動手段20の変動状態により決定されるため、遊技者により更新方法の変更タイミングを操作される虞や、乱数値を特定される虞を少なくすることができる。ここで、特定値は、図11に示すように素数とすることにより、初期値から再び初期値に戻るまでに、このカウンタ手段361のビット数で取り得る全ての値をカウントすることができるため、特定値が乱数値の出現頻度に影響することがない。
なお、以上の説明においては、カウンタ手段361の値が所定の条件を満たして特定値を変更するときに、この特定値を図柄変動手段20の変動状態に応じて決定するように構成したが、本発明がこの決定方法に限定されることはない。例えば、リール21a〜21cの位置毎に特定値を定義しておき、乱数値判定手段363により特定値を変更するときに、このリール21a〜21cの位置を取得して決定するように構成することも可能である。上述のように、リール21a〜21cはステッピングモータ等の駆動手段22と位置検出手段23等を用いて回転制御がされており、ステッピングモータの位置(ステップ)をリール21a〜21cとすることにより、この位置を特定することが非常に困難となるため、遊技者により更新方法の変更タイミングを操作される虞や乱数が特定される虞をさらに少なくすることができる。あるいは、乱数値判定手段363により特定値を変更しようとするときに、演出制御基板300に設けられた乱数発生器320から乱数値を取得し、この乱数値により特定値を決定するように構成することも可能である。この場合は、演算により乱数発生器320から取得した乱数値から特定値を算出するように構成しても良いし、乱数値と特定値が対応付けられたテーブルを用いて決定するように構成しても良い。
また、ここでは第2乱数発生手段360により発生される乱数値を用いて演出の態様の抽選を行う場合の処理について説明したが、この乱数値に加えて、乱数発生器320で発生されるハード乱数と組み合わせて演出の態様の抽選を行うように構成することも可能である。
さらに、以上の説明は、本発明を遊技機の一種であるスロットマシン1に適用した場合について説明したが、パチンコ機等、その他の遊技機にも適用することができる。
本発明に係る遊技機の一例であるスロットマシンの正面図である。 上記スロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 リール外周面の図柄配列の一例を示す平面図である。 役と図柄の組み合わせを示す説明図である。 上記スロットマシンにおける制御システムを示すブロック図である。 このスロットマシンで実行される遊技を制御するための処理の流れを示すフローチャートである。 遊技状態の遷移を示す説明図である。 1回の遊技において、メイン制御基板から演出制御基板に送信される制御コマンドの流れの一例を示す説明図である。 演出制御基板における処理の構成を示す説明図である。 特定値を変更するときの処理を示すフローチャートである。 変動状態と特定値とを対応付けたテーブルの構成を示す説明図である。
符号の説明
1 スロットマシン(遊技機)
20 図柄表示手段 32 スタートレバー(始動手段)
33(33a〜33c) ストップボタン(停止手段)
100 メイン制御基板(メイン制御手段)
300 演出制御基板(サブ制御手段)
312 演出抽選手段 331 演出抽選テーブル記憶手段
313 状態監視手段
360 第2乱数発生手段(乱数発生手段)
361 カウンタ手段 362 特定値記憶手段 365 更新手段(乱数生成手段)
363 乱数値判定手段 364 特定値変更手段

Claims (2)

  1. 役の抽選を行う役抽選手段を有し、遊技の制御を行うメイン制御手段と、乱数値を発生する乱数発生手段、複数の演出の態様の当選確率が定められた演出抽選テーブルを記憶する演出抽選テーブル記憶手段、及び、前記乱数発生手段から前記乱数値を取得して、前記演出抽選テーブルを用いて前記演出の態様の抽選を行う演出抽選手段を有し、前記遊技に沿った演出を制御するサブ制御手段と、を備え、前記役の抽選結果に基づいて遊技媒体の払い出しを含む利益を与えるようにした遊技機であって、
    図柄を変動表示させる図柄表示手段と、
    前記図柄の変動表示を開始させる始動手段と、
    変動表示されている前記図柄を停止させる停止手段と、
    前記図柄表示手段の変動状態を監視する状態監視手段と、を有し、
    前記乱数発生手段は、
    所定のビット数を有し、任意の初期値に特定値を加算して所定の個数の乱数値を生成可能な乱数生成手段と、
    前記乱数値を監視する乱数値判定手段と、
    前記特定値を変更する特定値変更手段と、を有し、
    前記乱数値判定手段は、前記乱数値が所定の条件を満たしたと判断したときに、前記特定値変更手段により前記特定値を変更し、
    前記特定値変更手段は、前記特定値を、前記状態監視手段から取得した前記図柄表示手段の変動状態に応じた値に変更するように構成された遊技機。
  2. 役の抽選を行う役抽選手段を有し、遊技の制御を行うメイン制御手段と、乱数値を発生する乱数発生手段、複数の演出の態様の当選確率が定められた演出抽選テーブルを記憶する演出抽選テーブル記憶手段、及び、前記乱数発生手段から前記乱数値を取得して、前記演出抽選テーブルを用いて前記演出の態様の抽選を行う演出抽選手段を有し、前記遊技に沿った演出を制御するサブ制御手段と、を備え、前記役の抽選結果に基づいて遊技媒体の払い出しを含む利益を与えるようにした遊技機であって、
    図柄を変動表示させる図柄表示手段と、
    前記図柄の変動表示を開始させる始動手段と、
    変動表示されている前記図柄を停止させる停止手段と、
    前記図柄の位置を監視する状態監視手段と、を有し、
    前記乱数発生手段は、
    所定のビット数を有し、任意の初期値に特定値を加算して所定の個数の乱数値を生成可能な乱数生成手段と、
    前記乱数値を監視する乱数値判定手段と、
    前記特定値を変更する特定値変更手段と、を有し、
    前記乱数値判定手段は、前記乱数値が所定の条件を満たしたと判断したときに、前記特定値変更手段により前記特定値を変更し、
    前記特定値変更手段は、前記特定値を、前記状態監視手段から取得した前記図柄の位置に応じた値に変更するように構成された遊技機。
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