JP5298501B2 - 透明材料用含フッ素硬化性組成物 - Google Patents

透明材料用含フッ素硬化性組成物 Download PDF

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Description

本発明は、耐熱性、耐油性、耐薬品性、耐溶剤性、低温特性、低透湿性等に優れた透明な硬化物を与える硬化性組成物に関する。
1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有し、かつ主鎖中にパーフルオロポリエーテル構造を有する直鎖状フルオロポリエーテル化合物、1分子中にケイ素原子に直結した水素原子を2個以上有する含フッ素オルガノ水素シロキサン及び白金族化合物からなる組成物から、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、離型性、撥水性、撥油性、低温特性等の性質がバランスよく優れた硬化物を得ることが提案されている(特許文献1:特許第2990646号公報)。
該組成物は上記特性により、耐油性を要求される自動車用ゴム部品を始め、化学プラント用ゴム部品、インクジェットプリンタ用ゴム部品、半導体製造ライン用ゴム部品、分析・理化学機器用ゴム部品、医療機器用ゴム部品、テント膜材料、シーラント、成形部品、押出部品、被覆材、複写機ロール材料、電気用防湿コーティング材、センサー用ポッティング材、燃料電池用シール材、積層ゴム布、航空機用ゴム部品など様々な各種部品に有用であるが、特に導光板、バックライト、液晶表示素子、カラーフィルターやEL表示素子基板等のディスプレイ基板、表面保護フィルム、光拡散フィルム、位相差フィルム、透明導電性フィルム、反射防止フィルム、OHPフィルム、光ディスク、光ファイバー、レンズ等に使用する光学材料や流用ダイオード、発光ダイオード、LSI、有機EL等の半導体素子などの電気電子部品を保護する封止材として使用される場合、その設計上、該組成物から硬化して得られる硬化物には上記特性以外に透明性が求められることが多い。
しかし、該組成物を硬化させて得られる硬化物は、配合する上記直鎖状フルオロポリエーテル化合物と上記含フッ素オルガノ水素シロキサンの組合せによっては濁りが生じてしまい透明性を損なうことがあった。
特許第2990646号公報(特開平8−199070号公報)
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、耐熱性、耐油性、耐薬品性、耐溶剤性、低温特性、低透湿性等に優れ、且つ透明な硬化物を与える硬化性組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、
(A)1分子中に2個以上のアルケニル基を有し、かつ主鎖中にパーフルオロポリエーテル構造を有する直鎖状ポリフルオロ化合物:100質量部、
(B)1分子中にケイ素原子に直結した水素原子を2個以上有する含フッ素オルガノ水素シロキサン:(A)成分のアルケニル基1モルに対してSiH基として0.5〜3.0モルとなる量、
(C)白金族金属系触媒:白金族金属原子換算で0.1〜500ppm、
を含有し、且つ上記(A)成分と上記(B)成分の25℃、589nm(ナトリウムのD線)での屈折率の差が0〜0.10である組成物が、6mm厚における全光線透過率が80%以上となる透明な硬化物を与えることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
本発明の透明材料用ゴム組成物は、耐熱性、耐油性、耐薬品性、耐溶剤性、低温特性、低透湿性等に優れた透明な硬化物を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
[(A)成分]
本発明の(A)成分は、下記一般式(1)
Figure 0005298501
[式中、Xは−CH−、−CHO−、−CHOCH−又は−Y−NR−CO−(Yは−CH−又は下記構造式(2)
Figure 0005298501

(Rはアルケニル基、Rは水素原子、置換もしくは非置換の1価の飽和炭化水素基、aは0、1又は2である)で示されるo,m又はp−シリルフェニレン基)で表される基、Rは水素原子、又は置換もしくは非置換の1価炭化水素基、
X’は−CH−、−OCH−、−CHOCH−又は−CO−NR−Y’−(Y’は−CH−又は下記構造式(3)
Figure 0005298501

(R及びRは上記と同じ基である、bは0、1又は2である)で示されるo,m又はp−ジメチルシリルフェニレン基)で表される基であり、Rは上記と同じ基である。pは独立に0又は1、rは2〜6の整数、m及びnはそれぞれ1〜90の整数であり、かつmとnの和は2〜180である。]
ここで、Rとしては、水素原子以外の場合、炭素数1〜12、特に1〜10の1価炭化水素基が好ましく、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基等のアルキル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基などや、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素等のハロゲン原子で置換した置換1価炭化水素基などが挙げられる。
また、Rのアルケニル基としては、炭素数2〜8、特に2〜6で、かつ末端にCH=CH−構造を有するものが好ましく、例えばビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等が挙げられ、中でもビニル基、アリル基が好ましい。
さらに、Rの置換または非置換一価炭化水素基としては、炭素数1〜12、特に1〜10のものが好ましく、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基等のアルキル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基などや、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素等のハロゲン原子で置換した置換1価炭化水素基などが挙げられる。中でもメチル基及びエチル基が好ましい。
上記一般式(1)で表される直鎖状ポリフルオロ化合物の具体例としては、下記式で表されるものが挙げられる。下記式において、Meはメチル基を示す。
Figure 0005298501
Figure 0005298501
Figure 0005298501

(式中、m及びnはそれぞれ1〜90の整数であり、かつmとnの和は2〜180である。)
これらの直鎖状ポリフルオロ化合物は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
上記式(1)の直鎖状フルオロポリエーテル化合物に含まれるアルケニル基含有量は0.002〜0.3mol/100gが好ましく、さらに好ましくは、0.008〜0.2mol/100gである。直鎖状フルオロポリエーテル化合物に含まれるアルケニル基含有量が0.002mol/100g未満の場合には、架橋度合いが不十分になり硬化不具合が生じる可能性があるため好ましくなく、アルケニル基含有量が0.3mol/100gを超える場合には、この硬化物のゴム弾性体としての機械的特性が損なわれる可能性があるため好ましくない。
[(B)成分]
(B)成分は、1分子中にケイ素原子に直結した水素原子を2個以上有する含フッ素オルガノ水素シロキサンである。本発明の(B)成分は、上記(A)成分の架橋剤ないし鎖長延長剤として機能するものであり、また、(A)成分との相溶性、分散性、硬化後の均一性等の観点から、1分子中に1個以上の1価のパーフルオロアルキル基、1価のパーフルオロオキシアルキル基、2価のパーフルオロアルキレン基又は2価のパーフルオロオキシアルキレン基等のフッ素含有基を有するものが好ましい。
このフッ素含有基としては、例えば下記一般式で表されるもの等を挙げることができる。
2g+1
−C2g
(式中、gは1〜20、好ましくは2〜10の整数である。)
Figure 0005298501

(式中、fは2〜200、好ましくは2〜100、hは1〜3の整数である。)
Figure 0005298501

(式中、i及びjは1以上の整数、i+jの平均は2〜200、好ましくは2〜100である。)
−(CFO)−(CFCFO)−CF
(式中、r及びsはそれぞれ1〜50の整数である。)
また、これらパーフルオロアルキル基、パーフルオロオキシアルキル基、パーフルオロアルキレン基又はパーフルオロオキシアルキレン基とケイ素原子とをつなぐ2価の連結基としては、アルキレン基、アリーレン基及びそれらの組み合わせ、あるいはこれらの基にエーテル結合酸素原子、アミド結合、カルボニル結合等を介在させたものであってもよく、例えば、
−CHCH−、
−CHCHCH−、
−CHCHCHOCH−、
−CHCHCH−NH−CO−、
−CHCHCH−N(Ph)−CO−(但し、Phはフェニル基である。)、
−CHCHCH−N(CH)−CO−、
−CHCHCH−O−CO−
等の炭素原子数2〜12のものが挙げられる。
また、この(B)成分の含フッ素オルガノハイドロジェンポリシロキサンにおける1価又は2価の含フッ素置換基、即ちパーフルオロアルキル基、パーフルオロオキシアルキル基、パーフルオロアルキレン基、又はパーフルオロオキシアルキレン基を含有する有機基以外のケイ素原子に結合した1価の置換基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、デシル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基及びこれらの基の水素原子の少なくとも一部が塩素原子、シアノ基等で置換された、例えば、クロロメチル基、クロロプロピル基、シアノエチル基等の炭素数1〜20の置換又は非置換の炭化水素基が挙げられる。
(B)成分の含フッ素オルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、環状、鎖状、三次元網状及びそれらの組み合わせのいずれでもよい。この含フッ素オルガノハイドロジェンポリシロキサンのケイ素原子数は、特に制限されるものではないが、通常2〜200、好ましくは3〜150、より好ましくは3〜100である。
このようなフッ素含有基を有する(B)成分としては、例えば下記の化合物が挙げられる。これらの化合物は、1種単独でも2種以上を併用してもよい。下記式において、Meはメチル基、Phはフェニル基を示す。
Figure 0005298501
Figure 0005298501
Figure 0005298501
Figure 0005298501
Figure 0005298501
上記(B)成分の配合量は、(A)成分を硬化する有効量であり、通常(A)成分中に含まれるビニル基、アリル基、シクロアルケニル基等のアルケニル基1モルに対して(B)成分のヒドロシリル基、即ちSiH基が0.5〜3.0モル、より好ましくは0.8〜2.0モルとなる量である。ヒドロシリル基(≡SiH)が少なすぎると、架橋度合が不十分となる結果、硬化物が得られない場合があり、また、多すぎると硬化時に発泡してしまう場合がある。
上記(A)成分と上記(B)成分の、25℃、589nm(ナトリウムのD線)での屈折率の差は0〜0.10であることが好ましく、0〜0.08がより好ましい。該屈折率の差が0.10よりも大きいと、硬化して得られる硬化物の透明性が損なわれる場合がある。尚、該屈折率はJISK7142に準じて測定される。
[(C)成分]
本発明の(C)成分である白金族金属系触媒は、ヒドロシリル化反応触媒である。ヒドロシリル化反応触媒は、(A)成分中のアルケニル基と、(B)成分中のヒドロシリル基との付加反応を促進する触媒である。このヒドロシリル化反応触媒は、一般に貴金属又はその化合物であり、高価格であることから、比較的入手し易い白金又は白金化合物がよく用いられる。
白金化合物としては、例えば塩化白金酸又は塩化白金酸とエチレン等のオレフィンとの錯体、アルコールやビニルシロキサンとの錯体、シリカ、アルミナ、カーボン等に担持した金属白金等を挙げることができる。白金又はその化合物以外の白金族金属系触媒として、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、パラジウム系化合物も知られており、例えばRhCl(PPh、RhCl(CO)(PPh、Ru(CO)12、IrCl(CO)(PPh、Pd(PPh等を例示することができる。なお、前記式中、Phはフェニル基である。
これらの触媒の使用にあたっては、それが固体触媒であるときには固体状で使用することも可能であるが、より均一な硬化物を得るためには塩化白金酸や錯体を適切な溶剤に溶解したものを(A)成分の直鎖状ポリフルオロ化合物に相溶させて使用することが好ましい。
(C)成分の配合量はヒドロシリル化反応触媒として有効量でよいが、希望する硬化速度に応じて適宜増減することができる。通常、(A)成分100質量部に対して0.1〜500ppm(白金族金属原子換算)を配合する。
[(D)成分]
本発明の硬化性組成物には、その実用性を高めるために種々の添加剤を必要に応じて添加することができる。特に本発明の硬化性組成物に自己接着性を与える目的で、(D)成分として、1分子中にエポキシ基及びケイ素原子に直結したアルコキシ基をそれぞれ1個以上有する有機ケイ素化合物を添加することが好ましい。
上記(D)成分の具体例としては、下記の化合物が挙げられる。
Figure 0005298501
上記(D)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して0.01〜5.0質量部が好ましく、0.1〜3.0質量部がより好ましい。0.01質量部未満の場合は、十分な接着性が得られず、5.0質量部を超えると組成物の流動性が悪くなり、得られる硬化物の物理的強度が低下する。
[(E)成分]
また上記(D)成分と同様の目的で、該(D)成分とともに又はそれ以外に、(E)成分として、1分子中にケイ素原子に直結した水素原子と、炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル基をそれぞれ1個以上有するオルガノシロキサンを添加することも好ましい。
上記(E)成分としては、(A)成分との相溶性、分散性及び硬化後の均一性等の観点から、ケイ素原子に結合した炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合した1価のパーフルオロアルキル基又は1価のパーフルオロオキシアルキル基を1個以上有するものがより好ましい。
上記(E)成分のオルガノシロキサンのシロキサン骨格は、環状、鎖状、分岐状などのいずれでもよく、またこれらの混合形態でもよい。上記(E)成分のオルガノシロキサンとしては、下記一般式で表されるものを用いることができる。
Figure 0005298501

(上記一般式中、Rはハロゲン置換又は非置換の1価炭化水素基であり、L、Mは下記に示す。wは0≦w≦50、より好ましくは0≦w≦20の整数であり、xは1≦x≦50、より好ましくは1≦x≦20の整数であり、yは1≦y≦50、より好ましくは1≦y≦20の整数であり、zは0≦z≦50、より好ましくは0≦z≦20の整数である。またw+x+y+zは、GPCによるポリスチレン換算重量平均分子量2,000〜20,000を満たすような整数である。)
のハロゲン置換又は非置換の1価炭化水素基としては、炭素数1〜10、特に1〜8のものが好ましく、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基等のアルキル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基などや、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素等のハロゲン原子で置換した置換1価炭化水素基などが挙げられ、この中で特にメチル基が好ましい。
Lは炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル基を示し、具体的には、下記の基を挙げることができる。
Figure 0005298501

(式中、Rは酸素原子が介在してもよい炭素数1〜10、特に1〜5の2価炭化水素基で、具体的にはメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキシレン基、シクロヘキシレン基、オクチレン基等のアルキレン基等を示す。)
−R−Si(OR
(式中、Rは炭素数1〜10、特に1〜4の2価炭化水素基、具体的にはメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキシレン基、シクロヘキシレン基、オクチレン基等のアルキレン基等を示し、Rは炭素数1〜8、特に1〜4の1価炭化水素基、具体的にはメチル基、エチル基、n−プロピル基等のアルキル基を示す。)
Figure 0005298501

(式中、Rは炭素数1〜8、特に1〜4の1価炭化水素基(アルキル基等)を示し、Rは水素原子又はメチル基、kは2〜10の整数を示す。)
Mの構造としては、下記一般式(4)で表される。
−Z−Rf (4)
式(4)中、Zは−(CH2t−X”−で表され、X”は単結合、−OCH2−、又は−Y”−NR10−CO−(Y”は−CH2−又は下記構造式(5)
Figure 0005298501
(R11及びR12は水素原子、置換もしくは非置換の1価の飽和炭化水素基、又は置換もしくは非置換の1価の不飽和炭化水素基)で示されるo,m又はp−シリルフェニレン基であり、R10は水素原子、置換もしくは非置換の好ましくは炭素数1〜12、特に1〜10の1価炭化水素基である。)で表される基であり、tは1〜10、より好ましくは1〜5の整数である。
また、Rfは1価のパーフルオロアルキル基又はパーフルオロオキシアルキル基を示す。1価のパーフルオロアルキル基又はパーフルオロオキシアルキル基の例としては、(B)成分の1価のフッ素含有基として挙げたものと同様の基が例示され、具体的には、下記一般式で表されるもの等を挙げることができる。
2g+1
Figure 0005298501

(式中、gは1〜20、好ましくは2〜10の整数である。またfは2〜200、好ましくは2〜100の整数であり、hは1〜3の整数である。)
これらのオルガノシロキサンは、1分子中にケイ素原子に結合した水素原子(SiH基)を3個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンにビニル基、アリル基等の脂肪族不飽和基とエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル基とを含有する化合物、更に必要により脂肪族不飽和基とパーフルオロアルキル基又はパーフルオロオキシアルキル基とを含有する化合物を、常法に従って部分付加反応させることにより得ることができる。なお、上記脂肪族不飽和基の数は、SiH基の数より少ない必要がある。
本発明における(E)成分のオルガノシロキサンの製造に際しては、反応終了後に目的物質を単離してもよいが、未反応物及び付加反応触媒を除去しただけの混合物を使用することもできる。
(E)成分として用いられるオルガノシロキサンとしては、具体的には下記の構造式で示されるものが例示される。なお、これらの化合物は単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。なお、下記式において、Meはメチル基を示す。
Figure 0005298501
Figure 0005298501

(w、x、zは正の整数、yは0以上の整数である。)
Figure 0005298501
Figure 0005298501

(w、x、zは正の整数、yは0以上の整数である。)
(E)成分の使用量は、(A)成分100質量部に対して0.1〜10質量部、好ましくは0.5〜5.0質量部の範囲であることが望ましい。0.1質量部未満の場合には十分な接着性が得られず、10質量部を超えると組成物の流動性が悪くなり、得られる硬化物の物理的強度が低下し、また硬化性を阻害することが多くなる場合がある。
また、本発明の硬化性組成物から得られる硬化物を各種基材に接着させる場合、上記(D)成分及び/又は(E)成分を添加する代わりに、各種プライマーを使用することもできる。さらに、本発明の該ゴム組成物に上記(D)成分及び/又は(E)成分を添加した上で、各種プライマーと併用してもよい。
[その他の成分]
本発明の硬化性組成物には、その実用性を高めるために上記の(A)〜(E)成分以外にも、可塑剤、粘度調節剤、可撓性付与剤、無機質充填剤、接着促進剤等の各種配合剤を必要に応じて添加することができる。これら添加剤の配合量は、本発明の目的を損なわない範囲、並びに組成物の特性及び硬化物の物性を損なわない限りにおいて任意である。
可塑剤、粘度調節剤、可撓性付与剤として、下記一般式(6)で表されるポリフルオロモノアルケニル化合物及び/又は下記一般式(7)、(8)で表される直鎖状ポリフルオロ化合物を併用することができる。
Rf−(X’)CH=CH (6)
[式中、X’、pは上記式(1)で説明したものと同じ、Rfは、下記一般式(9)で表される基である。
Figure 0005298501

(式中、fは1以上の整数、hは2又は3であり、かつ上記(A)成分のRf基に関するm+n(平均)及びrの和よりも小さい。)]
D−O−(CFCFCFO)−D (7)
(式中、Dは式:C2s+1−(sは1〜3)で表される基であり、cは1〜200の整数であり、かつ、前記(A)成分のRf基に関するm+n(平均)及びrの和よりも小さい。)
D−O−(CFO)(CFCFO)−D (8)
(式中、Dは上記と同じであり、d及びeはそれぞれ1〜200の整数であり、かつ、dとeの和は、前記(A)成分のRf基に関するm+n(平均)及びrの和以下である。)
上記一般式(6)で表されるポリフルオロモノアルケニル化合物の具体例としては、例えば下記のものが挙げられる(なお、下記、m2は、上記要件を満足するものである)。
Figure 0005298501
上記一般式(7)、(8)で表される直鎖状ポリフルオロ化合物の具体例としては、例えば下記のものが挙げられる(なお、下記n3又はn3とm3の和は、上記要件を満足するものである。)。
CFO−(CFCFCFO)n3−CFCF
CF−[(OCFCFn3(OCFm3]−O−CF
(m3+n3=2〜201、m3=1〜200、n3=1〜200)
さらに無機質充填剤としては、例えばヒュームドシリカなどを添加することができる。
また接着促進剤として、カルボン酸無水物やチタン酸エステル等の接着促進剤を添加することができる。
その他、ヒドロシリル化反応触媒の制御剤として、1−エチニル−1−ヒドロキシシクロヘキサン、3−メチル−1−ブチン−3−オール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、3−メチル−1−ペンテン−3−オール、フェニルブチノール等のアセチレン性アルコールや、上記の1価含フッ素置換基を有するクロロシランとアセチレン性アルコールとの反応物、3−メチル−3−ペンテン−1−イン、3,5−ジメチル−3−ヘキセン−1−イン、トリアリルイソシアヌレート等、あるいはポリビニルシロキサン、有機リン化合物等を添加することができる。
[本発明の組成物の製造方法]
本発明の硬化性組成物の製造方法は特に制限されず、上記(A)〜(E)成分及びその他の任意成分とを練り合わせることにより製造することができる。その際、必要に応じて、プラネタリーミキサー、ロスミキサー、ホバートミキサー等の混合装置、ニーダー、三本ロール等の混練装置を使用することができる。具体的には、まず上記(A)成分100質量部に対して上記(B)〜(C)成分を所定の範囲でプラネタリーミキサーやゲートミキサー等の混合装置を用いてコールドブレンド後、さらに減圧下混合する。コールドブレンド及び減圧下混合の時間は特に限定するものではないが、均一に混合するために、コールドブレンドに関しては5分以上行うことが好ましく、減圧下混合に関しては、10分以上行うことが好ましい。その場合減圧度は200mmHg以下が好ましく、100mmHg以下がより好ましい。
本発明の硬化性組成物の構成に関しては、用途に応じて上記(A)〜(E)成分及びその他の任意成分全てを1つの組成物として取り扱う、いわゆる1液タイプとして構成してもよいし、あるいは、2液タイプとし、使用時に両者を混合するようにしてもよい。
本発明の硬化性組成物の硬化条件は、20℃以上200℃以下の範囲であれば特に制限されないが、50℃以上180℃以下が好ましい。また、その場合の硬化時間は架橋反応及び基材との接着反応が完了する時間を適宜選択すればよいが、一般的には10分〜8時間程度の時間で硬化させることが好ましく、30分〜5時間がより好ましい。
本発明の硬化性組成物をシート状に硬化して得られる硬化物の、6mm厚における全光線透過率は80%以上であることが好ましく、85%以上がより好ましく、90%以上がさらに好ましい。該全光線透過率が80%未満の場合、透明材料としての用途が制約されることがある。尚、該全光線透過率はJISK7361−1に準じて測定される。
本発明の硬化性組成物は、耐熱性、耐油性、耐薬品性、耐溶剤性、低温特性、低透湿性等に優れた透明な硬化物を提供することができるため、特に、導光板、バックライト、液晶表示素子、カラーフィルターやEL表示素子基板等のディスプレイ基板、表面保護フィルム、光拡散フィルム、位相差フィルム、透明導電性フィルム、反射防止フィルム、OHPフィルム、光ディスク、光ファイバー、レンズ等に使用する光学材料や流用ダイオード、発光ダイオード、LSI、有機EL等の半導体素子などの電気電子部品を保護する封止材として有用である。
なお、本発明の硬化性組成物を使用するに当たり、その用途、目的に応じて該組成物を適当なフッ素系溶剤、例えば1,3−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン、フロリナート(3M社製)、パーフルオロブチルメチルエーテル、パーフルオロブチルエチルエーテル等に所望の濃度に溶解して使用してもよい。特に、薄膜コーティング用途においては溶剤を使用することが好ましい。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において部は質量部を示し、Meはメチル基を示す。
[実施例1]
下記式(10)で示されるポリマー(屈折率(589nm、25℃):1.33、ビニル基量:0.031モル/100g、動粘度:2200cSt)100部に、下記式(11)で示される含フッ素オルガノ水素シロキサン(屈折率(589nm、25℃):1.36、SiH基量:0.19モル/100g)17.4部、エチニルシクロヘキサノールの50%トルエン溶液0.15部、白金−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体のエタノール溶液(白金濃度3質量%)0.015部を順次添加し均一になるように混合した。その後、脱泡操作を行うことにより組成物を調製した。
Figure 0005298501
次に、該組成物を50mm×70mm×厚さ6mmの型に流し込み、150℃×10分プレスキュアー後、さらに150℃×50分オーブンキュアーさせることにより、厚さ6mmの硬化サンプルを得た。
上記厚さ6mmの硬化サンプルの外観を目視で観察した。また該硬化サンプルを用いて、ヘーズメーターHGM―2(スガ試験機株式会社製)により全光線透過率を測定した。結果を表1に示す。
また、該組成物を85mm×105mm×厚さ2mmの型に流し込み、150℃×10分プレスキュアー後、さらに150℃×50分オーブンキュアーさせることにより、厚さ2mmの硬化サンプルを得た。そして該硬化サンプルから試験片を切り取り、JIS K6251及び6253に準じてゴム物性を測定した。結果を表1に示す。
[実施例2]
上記実施例1において、上記式(11)で示される含フッ素オルガノ水素シロキサンの代わりに、下記式(12)で示される含フッ素オルガノ水素シロキサン(屈折率(589nm、25℃):1.35、SiH基量:0.33モル/100g)11.3部を添加した以外は実施例1と同様の方法で組成物及び硬化サンプルを調製した後、同様に外観を観察し、また全光線透過率及びゴム物性を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0005298501
[実施例3]
上記実施例1において、さらに下記式(13)で示される有機ケイ素化合物0.40部を添加した以外は実施例1と同様の方法で組成物及び硬化サンプルを調製した後、同様に外観を観察し、また全光線透過率及びゴム物性を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0005298501
[実施例4]
上記実施例1において、さらに下記式(14)で示される含フッ素オルガノ水素シロキサン2.0部を添加した以外は実施例1と同様の方法で組成物及び硬化サンプルを調製した後、同様に外観を観察し、また全光線透過率及びゴム物性を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0005298501
[比較例1]
上記実施例1おいて、上記式(10)で示されるポリマーの代わりに下記式(15)で示されるポリマー(屈折率(589nm、25℃):1.28、ビニル基量:0.006モル/100g、動粘度:15400cSt)を100部添加し、さらに上記式(11)で示される含フッ素オルガノ水素シロキサンの代わりに、下記式(16)で示される含フッ素オルガノ水素シロキサン(屈折率(589nm、25℃):1.39、SiH基量:0.70モル/100g)を0.94部添加した以外は、実施例1と同様の方法で組成物及び硬化サンプルを調製した後、同様に外観を観察し、また全光線透過率及びゴム物性を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0005298501
Figure 0005298501
Figure 0005298501

Claims (11)

  1. (A)1分子中に2個以上のアルケニル基を有し、かつ主鎖中にパーフルオロポリエーテル構造を有する下記一般式(1)で表される直鎖状ポリフルオロ化合物:100質量部、
    Figure 0005298501
    [式中、Xは−CH2−、−CH2O−、−CH2OCH2−又は−Y−NR1−CO−(Yは−CH2−又は下記構造式(2)
    Figure 0005298501
    (R2はアルケニル基、R3は水素原子、置換もしくは非置換の1価の飽和炭化水素基、aは0、1又は2である)で示されるo,m又はp−シリルフェニレン基)で表される基、R1は水素原子、又は置換もしくは非置換の1価炭化水素基、
    X’は−CH2−、−OCH2−、−CH2OCH2−又は−CO−NR1−Y’−(Y’は−CH2−又は下記構造式(3)
    Figure 0005298501
    (R2及びR3は上記と同じ基である、bは0、1又は2である)で示されるo,m又はp−シリルフェニレン基)で表される基であり、R1は上記と同じ基である。pは独立に0又は1、rは2〜6の整数、m及びnはそれぞれ1〜90の整数であり、かつmとnの和は2〜180である。]
    (B)水素原子がケイ素原子に結合していると共に、1分子中に1個以上の1価のパーフルオロアルキル基、1価のパーフルオロオキシアルキル基、2価のパーフルオロアルキレン基又は2価のパーフルオロオキシアルキレン基がアルキレン基、アリーレン基又はそれらの組み合せ、あるいはこれらの基にエーテル結合酸素原子、アミド結合又はカルボニル結合を介在させた2価の連結基を介してケイ素原子に結合し、更にケイ素原子に結合する基がアルキル基、アルケニル基、アリール基又はアラルキル基であり、炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル基を含有しない含フッ素オルガノ水素シロキサン:(A)成分のアルケニル基1モルに対してSiH基として0.5〜3.0モルとなる量、
    (C)白金族金属系触媒:白金族金属原子換算で0.1〜500ppm
    を含有し、且つ上記(A)成分と上記(B)成分の25℃、589nm(ナトリウムのD線)での屈折率の差が0〜0.10であることを特徴とする透明材料用硬化性ゴム組成物。
  2. 硬化後の硬化物の6mm厚における全光線透過率が80%以上であることを特徴とする請求項1に記載の透明材料用硬化性ゴム組成物。
  3. 更に、(D)成分として、下記の有機ケイ素化合物
    Figure 0005298501
    のいずれかを0.01〜5.0質量部含有する請求項1又は2記載の透明材料用硬化性ゴム組成物。
  4. 更に、(E)成分として1分子中にケイ素原子に直結した水素原子と、炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル基をそれぞれ1個以上有するオルガノシロキサン0.1〜10質量部を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の透明材料用硬化性ゴム組成物。
  5. (E)成分のオルガノシロキサンが、更に炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合した1価のパーフルオロアルキル基又は1価のパーフルオロオキシアルキル基を1個以上有するものである請求項4記載の透明材料用硬化性ゴム組成物。
  6. (A)成分の直鎖状ポリフルオロ化合物のアルケニル基含有量が、0.002〜0.3mol/100gであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の透明材料用硬化性ゴム組成物。
  7. (A)1分子中に2個以上のアルケニル基を有し、かつ主鎖中にパーフルオロポリエーテル構造を有する下記一般式(1)で表される直鎖状ポリフルオロ化合物:100質量部、
    Figure 0005298501
    [式中、Xは−CH2−、−CH2O−、−CH2OCH2−又は−Y−NR1−CO−(Yは−CH2−又は下記構造式(2)
    Figure 0005298501
    (R2はアルケニル基、R3は水素原子、置換もしくは非置換の1価の飽和炭化水素基、aは0、1又は2である)で示されるo,m又はp−シリルフェニレン基)で表される基、R1は水素原子、又は置換もしくは非置換の1価炭化水素基、
    X’は−CH2−、−OCH2−、−CH2OCH2−又は−CO−NR1−Y’−(Y’は−CH2−又は下記構造式(3)
    Figure 0005298501
    (R2及びR3は上記と同じ基である、bは0、1又は2である)で示されるo,m又はp−シリルフェニレン基)で表される基であり、R1は上記と同じ基である。pは独立に0又は1、rは2〜6の整数、m及びnはそれぞれ1〜90の整数であり、かつmとnの和は2〜180である。]
    (B)水素原子がケイ素原子に結合していると共に、1分子中に1個以上の1価のパーフルオロアルキル基、1価のパーフルオロオキシアルキル基、2価のパーフルオロアルキレン基又は2価のパーフルオロオキシアルキレン基がアルキレン基、アリーレン基又はそれらの組み合せ、あるいはこれらの基にエーテル結合酸素原子、アミド結合又はカルボニル結合を介在させた2価の連結基を介してケイ素原子に結合し、更にケイ素原子に結合する基がアルキル基、アルケニル基、アリール基又はアラルキル基であり、炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル基を含有しない含フッ素オルガノ水素シロキサン:(A)成分のアルケニル基1モルに対してSiH基として0.5〜3.0モルとなる量、
    (C)白金族金属系触媒:白金族金属原子換算で0.1〜500ppm
    を含有する硬化性ゴム組成物を硬化してゴム硬化物を製造するに当り、上記(A),(B)成分を、これらの25℃,589nm(ナトリウムのD線)での屈折率の差が0〜0.10となるように選定・使用することを特徴とする硬化後の硬化物の6mm厚における全光線透過率が80%以上である透明材料用硬化性ゴム組成物の製造方法。
  8. 更に、(D)成分として、下記の有機ケイ素化合物
    Figure 0005298501
    のいずれかを0.01〜5.0質量部混合する請求項7記載の透明材料用硬化性ゴム組成物の製造方法。
  9. 更に、(E)成分として1分子中にケイ素原子に直結した水素原子と、炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル基をそれぞれ1個以上有するオルガノシロキサン0.1〜10質量部を混合することを特徴とする請求項7又は8記載の透明材料用硬化性ゴム組成物の製造方法。
  10. (E)成分のオルガノシロキサンが、更に炭素原子又は炭素原子と酸素原子を介してケイ素原子に結合した1価のパーフルオロアルキル基又は1価のパーフルオロオキシアルキル基を1個以上有するものである請求項9記載の透明材料用硬化性ゴム組成物の製造方法。
  11. (A)成分の直鎖状ポリフルオロ化合物のアルケニル基含有量が、0.002〜0.3mol/100gであることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の透明材料用硬化性ゴム組成物の製造方法。
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