JP5296431B2 - 放射線画像撮影システム - Google Patents

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Description

本発明は、被写体を透過した放射線を検出し、検出した前記放射線を放射線画像情報に変換する放射線変換パネルを備えた放射線画像撮影システムに関する。
医療分野において、被写体に放射線を照射し、該被写体を透過した前記放射線を放射線変換パネルに導いて放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置が広汎に使用されている。この場合、前記放射線変換パネルとしては、前記放射線画像が露光記録される従来からの放射線フイルムや、蛍光体に前記放射線画像としての放射線エネルギを蓄積し、励起光を照射することで前記放射線画像を輝尽発光光として取り出すことのできる蓄積性蛍光体パネルが知られている。これらの放射線変換パネルは、前記放射線画像が記録された放射線フイルムを現像装置に供給して現像処理を行い、あるいは、前記蓄積性蛍光体パネルを読取装置に供給して読取処理を行うことで、可視画像としての前記放射線画像が得られる。
一方、手術室等においては、患者に対して迅速且つ的確な処置を施すため、撮影後の放射線変換パネルから直ちに放射線画像を読み出して表示できることが必要である。このような要求に対応可能な放射線変換パネルとして、放射線を直接電気信号に変換し、あるいは、放射線をシンチレータで可視光に変換した後、電気信号に変換して読み出す固体検出素子を用いた放射線検出器が開発されている。
ところで、放射線変換パネルを収容する放射線検出カセッテを用いた放射線画像撮影システムでは、放射線画像の撮影を精度よく行うために、当該放射線画像の撮影前に、前記放射線検出カセッテから通信ケーブルを介して放射線源に撮影部位等の撮影条件が送信され(特許文献1参照)、あるいは、前記放射線源と前記放射線検出カセッテとの位置合わせが行われる(特許文献2及び3参照)。
特開2003−172783号公報 特開2006−305105号公報 特開2007−20679号公報
しかしながら、特許文献1において、放射線源は、放射線検出カセッテから送信された撮影条件より被写体(患者)の撮影部位を把握することはできるが、前記放射線源と前記放射線検出カセッテとの間の距離が、前記被写体に対する放射線画像の撮影時での前記放射線源から前記放射線検出カセッテまでの予め定められた距離(線源受像画間距離、以下、SIDともいう。)に一致しているか否かまでは把握できないので、前記放射線源と前記放射線検出カセッテとの間の前記距離が、前記SIDに一致していない状態で、前記放射線画像の撮影を行えば、高精度の放射線画像情報を得ることができない。
また、特許文献2及び3において、医師又は放射線技師は、放射線源に備え付けられたメジャーの目盛りを見ながら、前記放射線源と放射線検出カセッテとの間の距離がSIDに一致しているか否かを目視で判定した後に、前記距離が前記SIDに一致するように前記放射線源と前記放射線検出カセッテとの位置合わせを手動で行う。そのため、特許文献2及び3では、患者に対して迅速且つ的確な処置を施す必要があるにも関わらず、前記目視による判定及び前記位置合わせのために、前記医師又は前記放射線技師の負担が増大して、放射線画像の撮影を効率よく行うことができない。
本発明は、前記の課題に鑑みなされたものであり、放射線画像の撮影を効率よく行うことが可能になると共に、より高精度な放射線画像情報が得られる放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
本発明の放射線画像撮影システムは、
放射線を出力する放射線源と、
被写体を透過した前記放射線を検出して放射線画像情報に変換する放射線変換パネルを収容する放射線検出カセッテと、
前記放射線源と前記放射線検出カセッテとの間の距離を検出する距離検出手段と、
前記距離と、前記被写体に対する放射線画像の撮影時での前記放射線源から前記放射線検出カセッテまでの予め定められた距離(SID)とが一致するか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、距離検出手段において、放射線源と放射線検出カセッテとの間の距離を自動的に検出し、判定手段において、この距離と、SIDとが一致するか否かを自動的に判定する。これにより、放射線画像の撮影前に、前記距離を前記SIDに容易に且つ高精度に調整することが可能となり、より高精度の放射線画像情報を得ることができる。
また、放射線画像の撮影前における前記距離の調整を医師又は放射線技師が手動で行う場合でも、前記距離の検出と、前記距離及び前記SIDが一致するか否かの判定とがそれぞれ自動的に行われるので、前記医師又は前記放射線技師の負担を著しく軽減することが可能となり、前記放射線画像の撮影を効率よく行うことができる。
図1に示すように、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aが設置された手術室12には、患者14が横臥する手術台(ベッド)16が配置されると共に、医師18が手術に使用する各種器具が載置される器具台20が手術台16の側部に配置される。また、手術台16の周りには、麻酔器、吸引器、心電計、血圧計等、手術に必要な様々な機器が配置される。
放射線画像撮影システム10Aは、撮影条件に従った線量からなる放射線Xを被写体としての患者14に照射するための撮影装置22と、患者14を透過した放射線Xを検出する放射線検出器40(図2〜図6参照)を内蔵した放射線検出カセッテ24と、放射線検出器40によって検出された放射線Xに基づく放射線画像を表示する表示装置26と、撮影装置22、放射線検出カセッテ24及び表示装置26を制御するコンソール(制御装置)28とを備える。なお、撮影装置22、放射線検出カセッテ24、表示装置26及びコンソール28間は、UWB(Ultra Wide Band)を用いた無線通信による信号の送受信が行われる。
撮影装置22は、自在アーム30に連結され、患者14の撮影部位に応じた所望の位置に移動可能であると共に、医師18による手術の邪魔とならない位置に待避可能である。同様に、表示装置26は、自在アーム32に連結され、撮影された放射線画像を医師18が容易に確認できる位置に移動可能である。
図2は、放射線検出カセッテ24の内部構成図である。放射線検出カセッテ24は、放射線Xを透過させる材料からなるケーシング(筐体)34を備える。ケーシング34の内部には、放射線Xが照射されるケーシング34の照射面36側から、患者14による放射線Xの散乱線を除去するグリッド38、患者14を透過した放射線Xを検出する放射線検出器(放射線変換パネル)40、及び、放射線Xのバック散乱線を吸収する鉛板42が順に配設される。なお、ケーシング34の照射面36をグリッド38として構成してもよい。
また、ケーシング34の内部には、放射線検出カセッテ24の電源であるバッテリ44と、バッテリ44から供給される電力により放射線検出器40を駆動制御するカセッテ制御部46と、放射線検出器40によって検出した放射線Xの情報を含む信号をコンソール28との間で送受信する送受信機(第1無線通信手段)48とが収容される。なお、カセッテ制御部46及び送受信機48には、放射線Xが照射されることによる損傷を回避するため、ケーシング34の照射面36側に鉛板等を配設しておくことが好ましい。
図3は、放射線検出カセッテ24の平面図である。また、図4は、撮影装置22、放射線検出カセッテ24及び手術台16の側面図である。図2〜図4に示すように、ケーシング34の照射面36側の四隅には、グリッド38、放射線検出器40及び鉛板42が配設されておらず、これらの四隅に信号発生部122がそれぞれ配置されている。一方、これら4個の信号発生部122に対応して、撮影装置22には、信号検出部124が配置されている。この場合、信号検出部124は、前記4個の信号発生部122から発信される各信号を検出する。具体的に、各信号発生部122は、磁石又は磁気発生器であり、信号検出部124は、前記各磁石又は前記磁気発生器から連続的又は間欠的に発生した磁界を検出する3軸の磁界センサである。
また、図4に示すように、撮影装置22と放射線検出カセッテ24との距離、より詳細には、撮影装置22の放射線源74と放射線検出カセッテ24を構成する放射線検出器40との間の距離をdとすると、放射線画像撮影システム10Aでは、患者14に対する放射線画像の撮影時での放射線源74から放射線検出器40までの予め定められた距離(線源受像画間距離、SID)dfと一致するように距離dを調整した後に、放射線Xを撮影装置22から患者14に照射する。なお、距離dの調整は、後述する放射線源移動制御部(移動手段)132(図6参照)によって自在アーム30を制御することで撮影装置22を所望の位置にまで移動させるか、あるいは、医師18又は担当する放射線技師が手動により自在アーム30及び撮影装置22を移動させるかのいずれかの方法により行われる。
図5は、放射線検出器40の回路構成ブロック図である。放射線検出器40は、放射線Xを感知して電荷を発生させるアモルファスセレン(a−Se)等の物質からなる光電変換層51を行列状の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)52のアレイの上に配置した構造を有し、発生した電荷を蓄積容量53に蓄積した後、各行毎にTFT52を順次オンにして、電荷を画像信号として読み出す。図5では、光電変換層51及び蓄積容量53からなる1つの画素50と1つのTFT52との接続関係のみを示し、その他の画素50の構成については省略している。なお、アモルファスセレンは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。従って、放射線検出カセッテ24内に放射線検出器40を冷却する手段を配設することが好ましい。
各画素50に接続されるTFT52には、行方向と平行に延びるゲート線54と、列方向と平行に延びる信号線56とが接続される。各ゲート線54は、ライン走査駆動部58に接続され、各信号線56は、読取回路を構成するマルチプレクサ66に接続される。ゲート線54には、行方向に配列されたTFT52をオンオフ制御する制御信号Von、Voffがライン走査駆動部58から供給される。この場合、ライン走査駆動部58は、ゲート線54を切り替える複数のスイッチSW1と、スイッチSW1の1つを選択する選択信号を出力するアドレスデコーダ60とを備える。アドレスデコーダ60には、カセッテ制御部46からアドレス信号が供給される。
また、信号線56には、列方向に配列されたTFT52を介して各画素50の蓄積容量53に保持されている電荷が流出する。この電荷は、増幅器62によって増幅される。増幅器62には、サンプルホールド回路64を介してマルチプレクサ66が接続される。マルチプレクサ66は、信号線56を切り替える複数のスイッチSW2と、スイッチSW2の1つを選択する選択信号を出力するアドレスデコーダ68とを備える。アドレスデコーダ68には、カセッテ制御部46からアドレス信号が供給される。マルチプレクサ66には、A/D変換器70が接続され、A/D変換器70によってデジタル信号に変換された放射線画像情報がカセッテ制御部46に供給される。
図6は、撮影装置22、放射線検出カセッテ24、表示装置26及びコンソール28からなる放射線画像撮影システム10Aの構成ブロック図である。なお、コンソール28には、病院内の放射線科において取り扱われる放射線画像情報やその他の情報を統括的に管理する放射線科情報システム(RIS)29が接続され、また、RIS29には、病院内の医事情報を統括的に管理する医事情報システム(HIS)31が接続される。
撮影装置22は、撮影スイッチ72と、放射線源74と、送受信機(第2無線通信手段)76と、線源制御部78と、警告部(警告手段)120と、信号検出部124と、距離算出部126と、判定部(判定手段)128とを有する。
送受信機76は、コンソール28から無線通信により撮影条件を受信する一方、コンソール28に対して無線通信による撮影完了信号等を送信する。また、送受信機76は、放射線検出カセッテ24の送受信機48との間で無線通信が可能である。
線源制御部78は、撮影スイッチ72から供給される撮影開始信号及び送受信機76から供給される撮影条件に基づいて放射線源74、信号検出部124及び判定部128を制御する。放射線源74は、線源制御部78からの制御に基づいて放射線Xを出力する。信号検出部124は、線源制御部78からの制御に基づいて信号発生部122から発信される信号を検出する。
距離算出部126は、信号検出部124にて検出した信号発生部122からの信号に基づいて距離d(図4参照)を算出する。前述したように、各信号発生部122が磁石又は磁気発生器であり、信号検出部124が前記各磁石又は前記磁気発生器から連続的又は間欠的に発生した磁界を検出する3軸の磁界センサである。そのため、距離算出部126は、例えば、前記磁界センサにて検出された各磁界の強度に基づいて、信号検出部124に対する信号発生部122の3次元の位置及び方向を算出し、この3次元位置及び方向と放射線源74の現在位置とから距離dを算出する。従って、信号発生部122と信号検出部124と距離算出部126とで、距離dを検出する距離検出手段129が構成される。
判定部128は、線源制御部78からの制御に基づいて、距離算出部126にて算出された距離dがSIDdfに一致するか否かを判定し、両者が一致していない場合には、距離dをSIDdfに一致させるための制御信号を放射線源移動制御部(移動手段)132に出力する。なお、SIDdfは、後述するように、コンソール28から送受信機96、76を介して線源制御部78に供給される撮影条件に含まれる情報である。
放射線源移動制御部132は、判定部128からの前記制御信号に基づいて、距離dがSIDdfに一致するまで自在アーム30により撮影装置22をSIDdfに応じた所定位置にまで移動させ、撮影装置22の移動が完了した後は、移動完了を示す応答信号を判定部128に出力する。
また、判定部128は、距離dとSIDdfとが一致しないと判定した際に、両者が一致していないことを示す警告信号を警告部120に出力し、一方で、放射線源移動制御部132から前記応答信号が入力されたときには、警告部120に対する前記警告信号の出力を停止する。
警告部120は、判定部128から前記警告信号が入力される時間帯において、例えば、発光ダイオード(LED)の発光により距離dがSIDdfに一致していないことを手術室12内の医師18又は放射線技師に通知する。
一方、放射線検出カセッテ24のカセッテ制御部46は、アドレス信号発生部80と、画像メモリ82と、カセッテIDメモリ84とを備える。
アドレス信号発生部80は、放射線検出器40を構成するライン走査駆動部58のアドレスデコーダ60及びマルチプレクサ66のアドレスデコーダ68に対してアドレス信号を供給する。画像メモリ82は、放射線検出器40によって検出された放射線画像情報を記憶する。カセッテIDメモリ84は、放射線検出カセッテ24を特定するためのカセッテID情報を記憶する。
送受信機48は、コンソール28から無線通信により送信要求信号を受信する一方、コンソール28に対して、カセッテIDメモリ84に記憶されたカセッテID情報及び画像メモリ82に記憶された放射線画像情報を無線通信により送信する。
表示装置26は、コンソール28から放射線画像情報を受信する受信機90と、受信した放射線画像情報の表示制御を行う表示制御部92と、表示制御部92によって処理された放射線画像情報を表示する表示部94とを備える。
コンソール28は、送受信機96と、撮影条件管理部98と、画像処理部(画像処理手段)100と、画像メモリ101と、患者情報管理部102と、カセッテ情報管理部104とを備える。
送受信機96は、撮影装置22、放射線検出カセッテ24及び表示装置26に対して、放射線画像情報を含む必要な情報を無線通信により送受信する。撮影条件管理部98は、撮影装置22による撮影に必要な撮影条件を管理する。画像処理部100は、放射線検出カセッテ24から送信された放射線画像情報に対する画像処理を行う。画像メモリ101は、前記画像処理された放射線画像情報を記憶する。患者情報管理部102は、撮影対象である患者14の患者情報を管理する。カセッテ情報管理部104は、放射線検出カセッテ24から送信されたカセッテID情報を管理する。
また、コンソール28は、撮影装置22、放射線検出カセッテ24及び表示装置26に対して無線通信による信号の送受信を行うことができるのであれば、手術室12の外に設置してもよい。
なお、撮影条件とは、患者14の撮影部位に対して、適切な線量からなる放射線Xを照射するための管電圧、管電流、照射時間等を決定するための条件であり、例えば、前述したSIDdf、撮影部位、撮影方法等の条件を挙げることができる。患者情報とは、患者14の氏名、性別、患者ID番号等、患者14を特定するための情報である。これらの撮影条件及び患者情報を含む撮影のオーダリング情報は、コンソール28で直接設定し、あるいは、RIS29を介してコンソール28に外部から供給することができる。
第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aは、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。
放射線画像撮影システム10Aは、手術室12に設置されており、例えば、医師18による患者14の手術中において、放射線画像の撮影が必要となった際に使用される。そのため、撮影対象である患者14の患者情報は、撮影に先立ち、コンソール28の患者情報管理部102に予め登録しておく。また、撮影部位や撮影方法が予め決まっている場合には、これらの撮影条件を撮影条件管理部98に予め登録しておく。以上の準備作業が終了した状態において、患者14に対する手術が遂行される。
手術中において放射線画像の撮影を行う場合、医師18又は担当する放射線技師は、患者14と手術台16との間の所定位置に、照射面36を撮影装置22側とした状態で放射線検出カセッテ24を設置する。次いで、撮影装置22を放射線検出カセッテ24に対向する位置に適宜移動させた後、撮影スイッチ72を操作して撮影を行う。
図7は、前述した登録(ステップS1)及び撮影スイッチ72の操作(ステップS2)から患者14に対する放射線Xの照射(ステップS12)に至るまでの放射線画像撮影システム10Aの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1において前記の準備作業が行われ、ステップS2において医師18又は放射線技師が撮影スイッチ72(図6参照)を操作すると、撮影装置22の線源制御部78は、送受信機76、96を介して、コンソール28に対して撮影条件の送信を要求する(ステップS3)。
コンソール28は、ステップS4において前記要求を受信し、次いで、撮影条件管理部98に登録されている当該患者14の撮影部位に係る撮影条件を、送受信機96、76を介して撮影装置22に送信する(ステップS5)。線源制御部78は、ステップS6において前記撮影条件を受信すると、信号発生部122から発信される信号を検出するように信号検出部124を制御すると共に、前記撮影条件中のSIDdfを判定部128に供給して、前記供給されたSIDdfと距離dとを比較するように判定部128を制御する。
この場合、信号発生部122は、連続的又は間欠的に信号を発信しており(ステップS7)、信号検出部124は、線源制御部78からの制御に基づいて信号発生部122から発信される信号を検出し、検出した信号を距離算出部126に出力する(ステップS8)。距離算出部126は、信号検出部124からの前記信号に基づいて距離dを算出し、算出した距離dを判定部128に出力する(ステップS9)。判定部128は、線源制御部78からの制御に基づいて距離dとSIDdfとが一致するか否かを判定する(ステップS10)。
ステップS10において、判定部128は、距離dとSIDdfとが一致しないと判定すれば、両者が一致しないことを示す警告信号を警告部120に出力すると共に、両者を一致させるための制御信号を放射線源移動制御部132に出力する。
警告部120は、判定部128からの前記警告信号に基づいて、LEDの発光等により両者が一致しないことを手術室12内の医師18又は放射線技師に通知する。また、放射線源移動制御部132は、判定部128からの前記制御信号に基づき、自在アーム30によって、SIDdfに一致するような放射線源74の所定位置にまで撮影装置22を移動させ、その移動が完了すれば、移動完了を示す応答信号を判定部128に出力する(ステップS11)。
判定部128は、前記応答信号の入力に基づいて警告部120への前記警告信号の出力を停止すると共に、前記応答信号を線源制御部78に出力する。これにより、警告部120は、医師18又は放射線技師に対する通知を停止し、一方で、線源制御部78は、前記応答信号の入力に基づき、前記撮影条件に従って放射線源74を制御して、所定の線量からなる放射線Xを患者14に照射する(ステップS12)。
一方、ステップS10において、判定部128は、距離dとSIDdfとが一致すると判定すれば、警告部120に対する警告信号の出力や放射線源移動制御部132に対する制御信号の出力を行わず、両者が一致していることを示す応答信号を線源制御部78に出力する。これにより、線源制御部78は、前記応答信号の入力に基づき、ステップS12の処理を実行する。
なお、ステップS12以降において、患者14を透過した放射線Xは、放射線検出カセッテ24のグリッド38によって散乱線が除去された後、放射線検出器40に照射され、放射線検出器40を構成する各画素50の光電変換層51によって電気信号に変換され、蓄積容量53に電荷として保持される(図5参照)。次いで、各蓄積容量53に保持された患者14の放射線画像情報である電荷情報は、カセッテ制御部46を構成するアドレス信号発生部80からライン走査駆動部58及びマルチプレクサ66に供給されるアドレス信号に従って読み出される。
すなわち、ライン走査駆動部58のアドレスデコーダ60は、アドレス信号発生部80から供給されるアドレス信号に従って選択信号を出力してスイッチSW1の1つを選択し、対応するゲート線54に接続されたTFT52のゲートに制御信号Vonを供給する。一方、マルチプレクサ66のアドレスデコーダ68は、アドレス信号発生部80から供給されるアドレス信号に従って選択信号を出力してスイッチSW2を順次切り替え、ライン走査駆動部58によって選択されたゲート線54に接続された各画素50の蓄積容量53に保持された電荷情報である放射線画像情報を信号線56を介して順次読み出す。
放射線検出器40の選択されたゲート線54に接続された各画素50の蓄積容量53から読み出された放射線画像情報は、各増幅器62によって増幅された後、各サンプルホールド回路64によってサンプリングされ、マルチプレクサ66を介してA/D変換器70に供給され、デジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された放射線画像情報は、カセッテ制御部46の画像メモリ82に一旦記憶される。
同様にして、ライン走査駆動部58のアドレスデコーダ60は、アドレス信号発生部80から供給されるアドレス信号に従ってスイッチSW1を順次切り替え、各ゲート線54に接続されている各画素50の蓄積容量53に保持された電荷情報である放射線画像情報を信号線56を介して読み出し、マルチプレクサ66及びA/D変換器70を介してカセッテ制御部46の画像メモリ82に記憶させる。
画像メモリ82に記憶された放射線画像情報は、送受信機48を介して、無線通信によりコンソール28に送信される。
コンソール28に送信された放射線画像情報は、送受信機96によって受信され、画像処理部100において所定の画像処理が施された後、患者情報管理部102に登録されている患者14の患者情報と関連付けられた状態で画像メモリ101に記憶される。
また、画像処理の施された放射線画像情報は、送受信機96から表示装置26に送信される。受信機90によって放射線画像情報を受信した表示装置26は、表示制御部92によって表示部94を制御し、放射線画像を表示する。医師18は、表示部94に表示された放射線画像を確認しながら手術を遂行する。
このように、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aによれば、距離検出手段129において、放射線源74と放射線検出カセッテ24の放射線検出器40との間の距離dを自動的に検出し、判定部128において距離dとSIDdfとが一致するか否かを自動的に判定する。これにより、放射線画像の撮影前に、距離dをSIDdfに容易に且つ高精度に調整することが可能となり、より高精度の放射線画像情報を得ることができる。
また、放射線画像の撮影前における距離dの調整を医師18又は放射線技師が自在アーム30を操作して手動で行う場合でも、距離dの検出と、距離d及びSIDdfが一致するか否かの判定とがそれぞれ自動的に行われるので、医師18又は前記放射線技師の負担を著しく軽減することが可能となり、放射線画像の撮影を効率よく行うことができる。
さらに、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aでは、距離dとSIDdfとが一致しないと判定部128が判定した場合に、放射線源移動制御部132は、両者が一致するように自在アーム30によって撮影装置22を自動的に移動させることも可能となる。すなわち、距離dの検出と、距離d及びSIDdfが一致するか否かの判定と、距離dをSIDdfに一致させるための調整とが、自動的に行われるので、医師18又は前記放射線技師の負担の更なる低減を実現すると共に、距離dをSIDdfに確実且つ高精度に調整することが可能となり、この結果、より高精度の放射線画像情報が容易に得られる。
一方、距離dとSIDdfとが一致しないと判定部128が判定した場合に、警告部120は、両者が一致していないことを手術室12内の医師18又は放射線技師に通知する。これにより、放射線源移動制御部132を用いずに、医師18又は放射線技師が手動で自在アーム30を移動させて距離dをSIDdfに調整する際に、医師18又は放射線技師の負担を増大させることなく前記調整を効率よく行うことが可能となる。
さらに、放射線検出カセッテ24とコンソール28との間、放射線検出カセッテ24と撮影装置22との間、撮影装置22とコンソール28との間、及び、コンソール28と表示装置26との間では、UWBの無線通信により信号の送受信が行われている。すなわち、撮影装置22、放射線検出カセッテ24、表示装置26及びコンソール28間では、該信号を送受信するためのケーブルが連結されていないため、例えば、手術室12の床面にこれらのケーブルが配設されることがなく、医師18等の作業に支障を来すおそれがない。従って、医師18は、自己の作業を効率よく行うことが可能となる。また、前記無線通信をUWBとすることで、従来の無線通信と比較して、消費電力の低減、耐フェージング性の向上及び高速通信化の向上を図ることができる。
さらにまた、距離検出手段129は、放射線検出カセッテ24側に配置された信号発生部122と、撮影装置22側に配置された信号検出部124及び距離算出部126とで構成され、信号検出部124は、信号発生部122から発信された信号を検出し、距離算出部126は、検出された前記信号に基づいて距離dを算出する。この場合、信号発生部122が磁石又は磁気発生器であり、信号検出部124が前記各磁石又は前記各磁気発生器から発生した磁界を検出する3軸の磁界センサであれば、距離算出部126は、前記磁界センサで検出された前記各磁界に基づいて距離dを正確に算出することができる。
なお、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aでは、一例として、放射線検出カセッテ24の照射面36側の四隅に信号発生部122をそれぞれ配置し、距離検出手段129が磁気を用いて距離dを検出する場合について説明したが、距離算出部126において放射線検出器40及び放射線源74の各3次元位置及び方向に基づいて距離dを算出するのであれば、信号発生部122の個数は、少なくとも3個であることが好ましい。
また、放射線検出カセッテ24側に配置される信号発生部122の個数は、前述した3個又は4個に限定されることはなく、後述するように、距離検出手段129がどのような方法によって距離dを検出するのかによって適宜変更される。
すなわち、距離検出手段129が超音波を用いて距離dを検出する場合に、信号発生部122は、放射線検出カセッテ24の照射面36側の四隅のいずれかに配置された1個の超音波反射器であり、信号検出部124は、前記超音波反射器に向けて超音波を放射し、該超音波反射器にて反射した前記超音波の反射波を受信する超音波送受信器であり、距離算出部126は、前記超音波送受信器が前記超音波を放射してから前記反射波を受信するまでの時間に基づいて距離dを算出する。
また、距離検出手段129がUWBを用いた無線により距離dを検出する場合に、信号発生部122は、放射線検出カセッテ24の照射面36側の四隅のいずれかに配置された無線発信器であり、信号検出部124は、前記無線発信器からのUWBの無線信号を受信する無線受信器であり、距離算出部126は、前記無線発信器から発信された前記無線信号が前記無線受信器にて受信されるまでの時間に基づいて距離dを算出する。この場合には、例えば、信号発生部122と信号検出部124との間で、電波時計を利用して予め時刻同期を取る必要がある。
さらに、距離検出手段129がUWBを用いた無線により距離dを検出する場合に、信号発生部122は、放射線検出カセッテ24の照射面36側の四隅のいずれかに配置された無線反射器であり、信号検出部124は、前記無線反射器に向けて電波を放射し、該無線反射器にて反射した前記電波の反射波を受信する無線送受信器であり、距離算出部126は、前記無線送受信器が前記電波を放射してから前記反射波を受信するまでの時間に基づいて距離dを算出する。
さらにまた、信号発生部122が地磁気センサ、重力センサ及び3次元ジャイロから構成される複合センサである場合には、前記重力センサは、放射線検出カセッテ24の重力加速度を出力し、前記地磁気センサは、地磁気の方向を出力し、前記3次元ジャイロは、放射線検出カセッテ24の姿勢を出力する。そして、信号検出部124は、前記重力加速度、前記地磁気の方向及び前記姿勢を含む信号発生部122からの検出信号を無線を介して受信(検出)し、距離算出部126は、前記検出信号に基づいて距離dを算出する。
このように、距離検出手段129が磁気、超音波、無線及び複合センサのいずれかの手段により距離dを検出する場合であっても、距離dを正確に算出することができるので、判定部128では、SIDdfと距離dとの比較を精度よく行うことが可能となる。
なお、距離検出手段129が前記無線を用いて距離dを検出する場合には、当該距離検出手段129は、UWBによるパルスレーダであり、搬送波を用いないパルス状の電波を使用して距離dの検出を行うことが好ましい。この場合、前記無線をUWBとすることで、消費電力の低減、耐フェージング性の向上、高速通信化及び位置検出精度の向上を図ることができる。
また、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aでは、放射線検出カセッテ24側に信号発生部122を配置し、撮影装置22側に警告部120、信号検出部124、距離算出部126及び判定部128を配置しているが、距離dをSIDdfに調整できるような構成であれば、上述の構成に代えて、例えば、信号発生部122を撮影装置22に配置し、警告部120、信号検出部124、距離算出部126及び判定部128を放射線検出カセッテ24に配置することも可能である。
さらに、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aでは、放射線源移動制御部132は、判定部128からの制御信号に基づき、自在アーム30によって、距離dがSIDdfに一致するように撮影装置22を移動させているが、距離dをSIDdfに一致させることが可能な構成であれば、上記の構成に代えて、図示しない移動手段を用いて放射線検出カセッテ24を移動させるような構成や、放射線源移動制御部132による自在アーム30及び撮影装置22の移動と共に前記移動手段によって放射線検出カセッテ24を移動させるような構成も可能である。
さらにまた、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aでは、医師18又は放射線技師の撮影スイッチ72の操作に起因して放射線画像の撮影が行われるが、医師18又は前記放射線技師によるコンソール28の操作に起因して放射線画像の撮影が行われるようにしてもよい。
また、上記の説明では、警告部120が距離d及びSIDdfが一致しないことを医師18又は前記放射線技師に通知しているが、判定部128から線源制御部78、送受信機76、96を介してコンソール28に警告信号を送信し、コンソール28から送受信機96、受信機90及び表示制御部92を介して表示部94により前記警告信号に応じた警告を表示させるようにしてもよい。この場合には、コンソール28に警告信号が送信されるので、該コンソール28側では、距離dとSIDdfとが一致しているか否かを容易に把握することができる。
さらにまた、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aでは、例えば、放射線検出カセッテ24に収容される放射線検出器40は、入射した放射線Xの線量を光電変換層51によって直接電気信号に変換するものであるが、これに代えて、入射した放射線Xをシンチレータによって一旦可視光に変換した後、この可視光をアモルファスシリコン(a−Si)等の固体検出素子を用いて電気信号に変換するように構成した放射線検出器を用いてもよい(特許第3494683号公報参照)。
また、光変換方式の放射線検出器を利用して放射線画像情報を取得することもできる。この光変換方式の放射線検出器では、マトリクス状に配列された各固体検出素子に放射線が入射すると、その線量に応じた静電潜像が固体検出素子に蓄積記録される。静電潜像を読み取る際には、放射線検出器に読取光を照射し、発生した電流の値を放射線画像情報として取得する。なお、放射線検出器は、消去光を放射線検出器に照射することで、残存する静電潜像である放射線画像情報を消去して再使用することができる(特開2000−105297号公報参照)。
次に、第2実施形態に係る放射線画像撮影システム10Bについて、図8〜図10を参照しながら説明する。なお、放射線画像撮影システム10Bにおいて、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10A(図1〜図7参照)と同じ構成要素については、同一の参照符号を用いると共にその詳細な説明を省略し、以下同様とする。
第2実施形態に係る放射線画像撮影システム10Bは、手術台16に信号検出部124及び送受信機134が配置され、撮影装置22には、撮影スイッチ72、放射線源74、送受信機76、線源制御部78、警告部120、距離算出部126及び判定部128が配置され、送受信機76と送受信機134との間は、UWBによる無線通信により信号の送受信が行われる点で、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aとは異なる。
すなわち、図8〜図10に示すように、信号検出部124及び送受信機134は、手術台16に内蔵されており、該信号検出部124は、線源制御部78から送受信機76、134を介する制御に基づいて、信号発生部122からの信号を検出する。送受信機134は、前記信号を送受信機76及び線源制御部78を介して距離算出部126に出力する。
この場合、距離算出部126は、先ず、信号検出部124にて検出した信号発生部122からの信号に基づいて、信号検出部124に対する放射線検出器40の位置及び方向を算出する。例えば、各信号発生部122が磁石又は磁気発生器であり、信号検出部124が前記各磁石又は前記磁気発生器から連続的又は間欠的に発生した磁界を検出する3軸の磁界センサであれば、距離算出部126は、前記磁界センサにて検出された各磁界の強度に基づいて、信号検出部124に対する信号発生部122の3次元の位置及び方向を算出し、この3次元位置及び方向に基づいて、信号検出部124に対する放射線検出器40の位置及び方向を算出する。
次に、距離算出部126は、例えば、撮影装置22内に配置された図示しない3次元位置センサ等によって検出された放射線源74の現在位置と、信号検出部124の現在位置と、信号検出部124に対する放射線検出器40の位置及び方向とに基づいて、放射線源74と放射線検出器40との間の距離dを算出する。なお、手術台16の位置が固定であれば、信号検出部124の現在位置は、予め定められた位置となるので、距離算出部126では、距離dを容易に算出することが可能である。
このように、第2実施形態に係る放射線画像撮影システム10Bにおいても、手術台16に配置された信号検出部124から送受信機134、76及び線源制御部78を介して距離算出部126に信号発生部122からの信号を出力し、さらには、送受信機76と送受信機134との間では、UWBの無線通信により信号の送受信を行うので、前述した第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aと同様の効果が容易に得られる。
次に、第3実施形態に係る放射線画像撮影システム10Cについて、図11〜図13を参照しながら説明する。
第3実施形態に係る放射線画像撮影システム10Cは、放射線検出カセッテ24に自己の位置を外部に通知するための表示部(表示手段)136が配置されている点で、第1及び第2実施形態に係る放射線画像撮影システム10A、10B(図1〜図10参照)とは異なる。
この場合、表示部136は、図13に示すように、例えば、放射線検出カセッテ24の照射面36側の四隅のいずれかに配置されたLEDであり、コンソール28(図11及び図12参照)の送受信機96から無線通信によって送受信機48に送信され、あるいは、送受信機96から送受信機76を介して送受信機48に送信された通知指示信号に基づいて、該LEDが発光することにより、放射線検出カセッテ24の位置を手術室12内の医師18又は放射線技師に通知する。
このように、第3実施形態に係る放射線画像撮影システム10Cにおいては、コンソール28から放射線検出カセッテ24に送信された通知指示信号に基づいて、表示部136が医師18又は放射線技師に対して放射線検出カセッテ24の現在位置を通知するので、例えば、該通知指示信号が、現在使用可能なカセッテを外部に通知させるための信号であれば、医師18又は放射線技師は、表示部136による通知を行っている放射線検出カセッテ24が現在使用可能なカセッテであることを容易に特定することができると共に、この放射線検出カセッテ24を患者14と手術台16との間に配置して手術を遂行することが可能となる。
次に、第4実施形態に係る放射線画像撮影システム10Dについて、図14及び図15を参照しながら説明する。
第4実施形態に係る放射線画像撮影システム10Dは、コンソール28近傍に放射線検出カセッテ24のバッテリ44を充電するための充電装置138が配置され、該充電装置138の送受信機150とコンソール28の送受信機96との間では、UWBの無線通信により信号の送受信が行われる点で、第1〜第3実施形態に係る放射線画像撮影システム10A〜10C(図1〜図13参照)とは異なる。
図14に示すように、充電装置138の正面には、放射線検出カセッテ24を装填するための開口152が複数設けられ、前記正面の上部には、充電装置138に装填された放射線検出カセッテ24のバッテリ44が充電中であることを通知するための表示部140が設けられている。
また、図15に示すように、充電装置138には、前述した送受信機150及び表示部140と、信号検出部124、距離算出部126及び判定部128(図6及び図10〜図12参照)と略同一の機能を有する信号検出部144、距離算出部146及び判定部148と、バッテリ44を充電するための充電器142とが配置されている。そして、充電装置138に装填された放射線検出カセッテ24の信号発生部122と、充電装置138の信号検出部144及び距離算出部146とで距離検出手段129が構成される。なお、図15では、説明の容易化のために、患者14、撮影装置22、自在アーム30及び放射線源移動制御部132を省略して図示している。
この場合、開口152を介して充電装置138内に放射線検出カセッテ24が装填されると、充電器142は、放射線検出カセッテ24のバッテリ44への充電を開始すると共に、充電開始を示す信号を判定部148を介して表示部140に出力する。表示部140は、前記信号の入力に基づいて、放射線検出カセッテ24が充電中であることを表示する。
コンソール28は、充電装置138に放射線検出カセッテ24が充電されているか否かを確認するための制御信号を送受信機96からUWBの無線通信により送受信機150に送信し、充電装置138の送受信機150は、受信した制御信号を信号検出部144及び判定部148に出力する。
信号検出部144は、前記制御信号の入力に基づいて、信号発生部122から発信される信号を検出して距離算出部146に出力する。距離算出部146は、前記信号に基づいて、充電中の放射線検出カセッテ24と充電装置138との間の距離(例えば、信号発生部122と信号検出部144との間の距離)を算出する。
判定部148は、前記距離と、放射線検出カセッテ24が充電装置138に正しく装填されているときの該放射線検出カセッテ24及び充電装置138間の距離とを比較して、両者が一致し且つ充電器142から前記信号が入力されていれば、放射線検出カセッテ24が充電装置138に装填されて充電中であることを示す応答信号を送受信機150、96を介してコンソール28に送信する。一方、判定部148は、前記両者が一致しない場合、あるいは、前記両者が一致しても充電器142から前記信号が入力されていなければ、放射線検出カセッテ24が充電装置138に装填されていないか、あるいは、装填されていても充電器142からバッテリ44に対する充電が行なわれていないことを示すエラー信号を送受信機150、96を介してコンソール28に送信する。
このように、第4実施形態に係る放射線画像撮影システム10Dにおいては、コンソール28から充電装置138に送信された制御信号に基づいて、信号検出部144、距離算出部146及び判定部148により放射線検出カセッテ24が充電装置138に装填されて充電中であるか否かまでを判定し、その判定結果を応答信号又はエラー信号としてコンソール28に送信するので、コンソール28では、放射線検出カセッテ24が充電装置138にて充電中であるか否かを容易に認識できると共に、次回の手術において該放射線検出カセッテ24が使用可能なカセッテであることを容易に把握することができる。
なお、第1〜第4実施形態に係る放射線画像撮影システム10A〜10Dは、上述した実施形態に限らず、下記のような構成を採り得ることも可能である。
放射線検出カセッテ24は、手術室12等で使用されるとき、血液やその他の雑菌が付着するおそれがある。そこで、放射線検出カセッテ24を防水性、密閉性を有する構造とし、必要に応じて殺菌洗浄することにより、1つの放射線検出カセッテ24を繰り返し続けて使用することができる。
また、放射線検出カセッテ24は、手術室12で使用される場合に限られるものではなく、例えば、検診や病院内での回診にも適用することができる。
さらに、放射線検出カセッテ24と外部機器との間での無線通信は、通常の電波による通信に代えて、赤外線等を用いた光無線通信で行うようにしてもよい。
また、図16に示すように放射線検出カセッテ500を構成すると、一層好適である。
すなわち、放射線検出カセッテ500には、ケーシング502の放射線照射面側に、撮影領域及び撮影位置の基準となるガイド線504が形成される。このガイド線504を用いて、放射線検出カセッテ500に対する被写体(患者14)の位置決めを行い、また、放射線Xの照射範囲を設定することにより、放射線画像情報を適切な撮影領域に記録することができる。
放射線検出カセッテ500の撮影領域外の部位には、当該放射線検出カセッテ500に係る各種情報を表示する表示部506を配設する。この表示部506には、放射線検出カセッテ500に記録される患者14のID情報、放射線検出カセッテ500の使用回数、累積曝射線量、放射線検出カセッテ500に内蔵されているバッテリ44の充電状態(残容量)、放射線画像情報の撮影条件、患者14の放射線検出カセッテ500に対するポジショニング画像等を表示させる。この場合、放射線技師は、例えば、表示部506に表示されたID情報に従って患者14を確認すると共に、当該放射線検出カセッテ500が使用可能な状態にあることを事前に確認し、表示されたポジショニング画像に基づいて患者14の所望の撮影部位を放射線検出カセッテ500に位置決めして、最適な放射線画像情報の撮影を行うことができる。
また、放射線検出カセッテ500に取手部508を形成することにより、当該放射線検出カセッテ500の取扱い、持ち運びが容易になる。
放射線検出カセッテ500の側部には、ACアダプタの入力端子510と、USB(Universal Serial Bus)端子512と、メモリカード514を装填するためのカードスロット516とを配設すると好適である。
入力端子510は、放射線検出カセッテ500に内蔵されているバッテリ44の充電機能が低下しているとき、あるいは、バッテリ44を充電するのに十分な時間を確保できないとき、ACアダプタを接続して外部から電力を供給することにより、当該放射線検出カセッテ500を直ちに使用可能な状態とすることができる。
USB端子512又はカードスロット516は、放射線検出カセッテ500がコンソール28等の外部機器との間で無線通信による情報の送受信を行うことができないときに利用することができる。すなわち、USB端子512にケーブルを接続することにより、外部機器との間で有線通信による情報の送受信を行うことができる。また、カードスロット516にメモリカード514を装填し、このメモリカード514に必要な情報を記録した後、メモリカード514を取り出して外部機器に装填することにより、情報の送受信を行うことができる。
また、第4実施形態に係る放射線画像撮影システム10Dの充電装置138(図15参照)を、手術室12に限らず、病院内の必要な箇所に配置してもよい。この場合、充電装置138は、バッテリ44の充電だけでなく、充電装置138の無線通信機能を用いて、RIS29、HIS31、コンソール28等の外部機器との間で必要な情報の送受信を行うようにしてもよい。送受信する情報には、充電装置138に装填された放射線検出カセッテ24に記録された放射線画像情報を含めることができる。
また、充電装置138の表示部140に、装填された放射線検出カセッテ24の充電状態に限らず、当該放射線検出カセッテ24から取得した放射線画像情報を含む必要な情報を表示させるようにしてもよい。
さらに、複数の充電装置138をネットワークに接続し、各充電装置138に装填されている放射線検出カセッテ24の充電状態をネットワークを介して収集し、使用可能な充電状態にある放射線検出カセッテ24の所在を確認できるように構成することもできる。
さらにまた、上記の説明では、充電装置138の無線通信機能により外部機器(例えば、コンソール28)との間で情報の送受信を行う場合について説明したが、この構成に代えて、充電装置138に有線通信機能を持たせ、外部機器との間で有線通信による情報の送受信を行っても、上述した効果を得ることができる。
なお、本発明に係る放射線画像撮影システムは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
第1実施形態の放射線画像撮影システムが設置された手術室の説明図である。 図1の放射線検出カセッテの内部構成図である。 図2の放射線検出カセッテの平面図である。 図1の撮影装置、放射線検出カセッテ及び手術台の側面図である。 図2の放射線検出器の回路構成ブロック図である。 図1の放射線画像撮影システムの構成ブロック図である。 コンソールへの登録から放射線の照射に至るまでの放射線画像撮影システムの動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の放射線画像撮影システムが設置された手術室の説明図である。 図8の撮影装置、放射線検出カセッテ及び手術台の側面図である。 図8の放射線画像撮影システムの構成ブロック図である。 第3実施形態の放射線画像撮影システムの構成ブロック図である。 第3実施形態の放射線画像撮影システムの他の構成ブロック図である。 図11及び図12の放射線検出カセッテの平面図である。 第4実施形態の放射線画像撮影システムが設置された手術室の説明図である。 図14の放射線画像撮影システムの構成ブロック図である。 放射線検出カセッテの他の構成図である。
符号の説明
10A〜10D…放射線画像撮影システム
12…手術室
14…患者
16…手術台
22…撮影装置
24、500…放射線検出カセッテ
26…表示装置
28…コンソール
29…RIS
31…HIS
40…放射線検出器
44…バッテリ
46…カセッテ制御部
48、76、96、134、150…送受信機
50…画素
74…放射線源
82、101…画像メモリ
84…カセッテIDメモリ
90…受信機
94…表示部
98…撮影条件管理部
100…画像処理部
102…患者情報管理部
104…カセッテ情報管理部
120…警告部
122…信号発生部
124、144…信号検出部
126、146…距離算出部
128、148…判定部
129…距離検出手段
132…放射線源移動制御部
136、140…表示部
138…充電装置
142…充電器
152…開口

Claims (8)

  1. 放射線を出力する放射線源と、
    被写体を透過した前記放射線を検出して放射線画像情報に変換する放射線変換パネルを収容する放射線検出カセッテと、
    前記放射線源と前記放射線検出カセッテとの間の距離を、前記放射線検出カセッテの重力加速度、地磁気の方向及び前記放射線検出カセッテの姿勢を用いて検出する距離検出手段と、
    前記距離と、前記被写体に対する放射線画像の撮影時での前記放射線源から前記放射線検出カセッテまでの予め定められた距離(以下、SIDともいう。)とが一致するか否かを判定する判定手段と、
    を有し、
    前記距離検出手段は、前記放射線検出カセッテに配置され、地磁気センサ、重力センサ及び3次元ジャイロから構成される複合センサである信号発生部と、前記放射線源に配置された信号検出部と、距離算出部とで構成され、
    前記重力センサは、前記放射線検出カセッテの重力加速度を出力し、
    前記地磁気センサは、前記地磁気の方向を出力し、
    前記3次元ジャイロは、前記放射線検出カセッテの姿勢を出力し、
    前記信号検出部は、前記重力加速度、前記地磁気の方向及び前記姿勢を含む前記信号発生部から発信された検出信号を検出し、
    前記距離算出部は、前記検出信号に基づいて前記距離を算出することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記距離と前記SIDとが一致しないと前記判定手段が判定した場合に、前記距離が前記SIDに一致するように前記放射線源及び/又は前記放射線検出カセッテを移動させる移動手段をさらに有することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  3. 請求項1又は2記載のシステムにおいて、
    前記距離と前記SIDとが一致しないと前記判定手段が判定した場合に、前記距離が前記SIDに一致していないことを外部に通知する警告手段をさらに有することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のシステムにおいて、
    前記放射線検出カセッテは、前記放射線変換パネルと、第1無線通信手段と、前記放射線変換パネル及び前記第1無線通信手段を駆動するバッテリとを共に収容することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  5. 請求項記載のシステムにおいて、
    前記放射線源及び前記放射線検出カセッテを制御する制御装置と、前記放射線源及び前記第1無線通信手段と無線通信が可能な第2無線通信手段を備える撮影装置とをさらに有し、
    前記制御装置は、前記第1無線通信手段及び前記第2無線通信手段と無線通信が可能な第3無線通信手段と、前記第1無線通信手段から無線通信によって前記第3無線通信手段に送信され、あるいは、前記第1無線通信手段から前記第2無線通信手段を介して無線通信により前記第3無線通信手段に送信された前記放射線画像情報に対して所定の画像処理を行う画像処理手段とを有することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  6. 請求項記載のシステムにおいて、
    前記放射線検出カセッテは、表示手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記第3無線通信手段から無線通信によって前記第1無線通信手段に送信され、あるいは、前記第3無線通信手段から前記第2無線通信手段を介して無線通信により前記第1無線通信手段に送信された通知指示信号に基づいて、前記放射線検出カセッテの位置を外部に通知することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  7. 請求項又は記載のシステムにおいて、
    前記放射線検出カセッテを装填した状態で前記バッテリを充電し、他の判定手段を備える充電装置をさらに有し、
    前記距離検出手段は、前記放射線検出カセッテと前記充電装置との間の距離をさらに検出し、
    前記他の判定手段は、前記放射線検出カセッテと前記充電装置との間の距離に基づいて、前記放射線検出カセッテが前記充電装置に装填されているか否かを判定し、判定結果を前記制御装置に出力することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  8. 請求項のいずれか1項に記載のシステムにおいて、
    前記第1〜第3無線通信手段による無線通信は、UWBを用いた無線通信であることを特徴とする放射線画像撮影システム。
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