JP5797058B2 - 撮像システム、撮像システムの制御方法、制御装置および検出装置 - Google Patents

撮像システム、撮像システムの制御方法、制御装置および検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、撮像システム、撮像システムの制御方法、制御装置、検出装置、およびプログラムに関する。
近年、医療診断用のX線撮像装置などの撮像システムにおいて、光電変換素子を用いた撮像部により撮像を行うデジタル撮像システムが普及してきている。このようなデジタル撮像システムにおいて、カセッテ型の検出装置を持ち運び可能な形に分離し、撮像者の利便性を向上させる方法が提案されている。
例えば、特許文献1では、検出装置に無線LANに代表される無線通信機能を搭載し、曝射要求や撮像画像の伝送を無線通信により行う構成が提案されている。
特開2010−57707号公報
無線通信を行う持ち運び可能な検出装置を備える撮像システムにおいて、検出装置とシステムとの関連付け(ペアリング)後に検出装置の持ち運びを行うと、撮像者が当該検出装置と、他のペアリングされた検出装置とを取り違えてしまう可能性がある。検出装置を取り違えたまま撮像を行うと、正常な撮像結果を得られず、無駄な放射線の曝射が発生してしまうという課題がある。
上記の課題に鑑み、本発明は、撮像前に検出装置の取り違えを発見することで、不要な放射線照射の可能性を低減することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る撮像システムは、
検出装置と、当該検出装置と関連付けられており前記検出装置へ放射線を照射して撮像処理を実行する制御装置と、を備える撮像システムであって、
前記制御装置は、
前記検出装置を含む複数の検出装置と前記制御装置との距離情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した距離情報に基づいて、警告を行う警告手段と、
前記検出装置と前記制御装置との距離を測定するように前記検出装置へ要求する要求手段と、を備え、
前記検出装置は、
前記要求手段による要求に応じて、前記検出装置と前記制御装置との距離を測定する測定手段と、
前記要求手段による要求に応じて、前記制御装置の周囲に存在する1つまたは複数の他の検出装置へ、前記他の検出装置と前記制御装置との距離を測定するように要求する第2の要求手段と、
前記第2の要求手段による要求に応じて前記他の検出装置により測定された距離情報を受信する受信手段と、
前記測定手段により測定された距離情報と、前記受信手段により受信された前記他の検出装置で測定された距離情報と、を前記制御装置へ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。

本発明によれば、撮像前に検出装置の取り違えを発見することで、不要な放射線照射の可能性を低減できる。
第1実施形態のシステム構成図。 第1実施形態の制御装置の構成を示すブロック図。 第1実施形態の検出装置の構成を示すブロック図。 第1実施形態の混同検出手順における制御装置の動作を示すフローチャート。 第1実施形態の混同検出手順における検出装置の動作を示すフローチャート。 第1実施形態の混同を検出する手順を示す図。 第1実施形態により混同が検出される状況を示す図。 第2実施形態のシステム構成図。 第2実施形態の混同検出手順における制御装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態の混同検出手順における検出装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態の混同を検出する手順を示す図。 第3実施形態の混同検出手順における制御装置の動作を示すフローチャート。 第3実施形態の混同検出手順における検出装置の動作を示すフローチャート。 第3実施形態の混同を検出する手順を示す図。
(第1実施形態)
本発明に係る撮像システムでは、撮像者により撮像要求された際に、制御装置が複数の検出装置に対し電波強度の測定要求を行う。測定要求を受信した検出装置は、電波強度の情報を返答する。当該制御装置は、検出装置より受信した電波強度情報に基づいて、制御装置の周辺に存在する検出装置のうち、最も距離の近い検出装置を判別し、該当する検出装置が撮像者の操作する制御装置と関連付け(ペアリング)されたものでない場合は撮像者に警告を行う。
上述した概要の詳細について以下説明していく。図1は、本発明の一実施形態である撮像システムの構成を示したものである。図1の参照記号における添え字a、bは、それぞれ撮像室を区別するための添え字であり、制御装置1aと検出装置2aとが、および制御装置1bと検出装置2bとが、それぞれ関連付けられている。以下、制御装置1aおよび制御装置1bを制御装置1として説明し、検出装置2aおよび検出装置2bを併せて検出装置2として説明する。
制御装置1は、照射部11と、無線通信部12と、情報端末13とを備える。図1において、同様に、照射部11aおよび照射部11bを併せて照射部11とし、無線通信部12aおよび無線通信部12bを併せて無線通信部12とし、情報端末13aおよび情報端末13bを併せて情報端末13として説明する。
照射部11は、撮像処理を実行するために、情報端末13からの指示により放射線を照射する。無線通信部12は、例えば無線LANのアクセスポイントであり、情報端末13と検出装置2との通信を中継する機能を有する。本実施形態では無線通信方式としてIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANについて説明するが、これに限定されるものではない。無線通信部12は、撮像室ごとに異なる無線ネットワークを構成している。ネットワーク名およびネットワークアドレスにより、無線ネットワークを一意に特定可能である。情報端末13については図2を参照して後述する。
図2は、情報端末13の構成を示したブロック図である。情報端末13は、制御部131と、通信部132と、入力部133と、RAM134と、HDD135と、表示部136と、赤外線通信部137と、ペアリング部138とを備えており、各処理部はバスにより接続されている。
制御部131は、バスにより接続されている各処理部の動作を制御し、また各種処理を実行する。通信部132は、無線通信部12を介して検出装置2と通信する。入力部133は、例えばキーボードやマウス等から構成されており、撮像者が撮像の指示を入力するために用いられる。
RAM134は、各種処理を実行するためのプログラムをHDD135から読み出して一次的に格納する。HDD135は、ハードディスクであり、各種処理を実行するためのプログラムを格納し、また、撮像された画像を格納する。表示部136は、例えば液晶ディスプレイであり、接続されている検出装置2の状態や、撮像された画像を表示する。
赤外線通信部137は、検出装置2と近距離で通信し、制御装置1と検出装置2とを関連付けるために用いられる。本実施形態ではIrDA準拠の赤外線通信を想定するが、これに限らず、周波数帯域の異なる電磁波や有線による通信方式を用いてもよい。
ペアリング部138は、赤外線通信部137を介して検出装置2が備える後述のペアリング部209と通信し、制御装置1と検出装置2との関連付けと、無線接続設定のための情報交換とを実行する。制御装置1から検出装置2に送信される情報は、無線ネットワーク名、パスフレーズ、通信チャネル番号などがあるが、これに限定されるものではない。制御装置1が検出装置2から受信する情報は、機器名、固有IDなどである。
図3は、検出装置2の構成を示したブロック図である。検出装置2は、制御部201と、無線通信部202と、検出部203と、RAM204と、画像処理部205と、LED206と、赤外線通信部207と、不揮発性記憶部208と、ペアリング部209と、距離測定部210とを備えており、各処理部はバスにより接続されている。
制御部201は、バスにより接続されている各処理部の動作を制御し、各種処理を実行する。無線通信部202は、制御装置1からの撮像要求を受信したり、撮像した画像を送信したりする。無線通信部202は、制御部201により要求されたBSSID(ネットワーク識別子)を持つ無線通信部12を探索する機能を有する。また、無線通信部202は、検出装置2同士(例えば、検出装置2aおよび検出装置2b)で機器間無線通信を行う機能を有する。本実施形態では、機器間無線通信機能としてIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANにおけるアドホックモードについて説明するが、これに限定されるものではない。無線通信部202は、機器間無線通信を行うために、工場出荷時に一意に定められたネットワーク名を利用する。このため、近傍に存在するすべての同一機器間で直接通信が可能である。
検出部203は、照射部11から照射された放射線を受けて撮像する。RAM204は、検出部203により撮像された画像を格納する。画像処理部205は、RAM204に格納された画像についてデータ送信を行うために、画像処理を行う。LED206は、電源の状態または無線接続の状態を発光信号により表示する。
ペアリング部209は、赤外線通信部207を介して制御装置1のペアリング部138と通信し、制御装置1と検出装置2との関連付けと、無線接続設定のための情報交換とを実行する。ペアリング部209は、赤外線通信部207を介して制御装置1から無線LAN接続のためのパラメータを受け取り、不揮発性記憶部208に格納する。制御装置1から受信されるパラメータには、例えば無線ネットワーク名やパスフレーズ等がある。
距離測定部210は、検出装置2と、無線通信部202の探索により発見された無線通信部12との間の距離を測定する。すなわち、制御装置1と検出装置2との間の距離を測定する。例えば検出装置2と、無線通信部202の探索により発見された無線通信部12との間の電波強度P1を測定し、測定結果を制御部201へ提供する機能を有する。なお本実施形態では距離の測定の推定に電波強度を用いたが、これに限らず、赤外線等の電磁波や、音波を用いた手法であってもよい。
次に、本実施形態における検出装置2の混同(取り違え)を検出する手順を説明する。まず図4のフローチャートを参照して、本実施形態における制御装置1が検出装置2の取り違えを検出する手順を説明する。
S401において、撮像者は、入力部133により撮像の準備を要求する。この要求に応じて制御部131は、関連付けされている検出装置2へ、検出装置2と無線通信部12との間の無線電波強度の測定を要求するメッセージを送信する。このメッセージには、無線通信部12のBSSIDが含まれていて、検出装置2が対象の無線通信部12を一意に特定できる。
S402において、制御部131は、検出装置2からの応答メッセージの到着を待つ。この応答メッセージには、関連付けされている検出装置2が測定した電波強度に加えて、周辺の検出装置2が測定した電波強度が含まれている可能性がある。
S403において、制御部131は、S402で受信された電波強度の比較を行い、制御装置1に対して最も近い位置にある検出装置2を決定する。例えば、電波強度P1aおよび電波強度P1bの中から最も電波強度の強い検出装置2aまたは検出装置2bを、最も近い位置にある検出装置2と判断する。そして、制御部131は、最も近い位置にある検出装置2が制御装置1と関連付けられている検出装置2であるか否かを判定する。最も近い位置にある検出装置2が制御装置1と関連付けられている検出装置2であると判定された場合(S403;YES)、S404へ進む。一方、そうでない場合(S403;NO)、S405へ進む。
S404において、制御部131は、照射部11を制御して撮像動作を行う。S405において、制御部131は、混同(取り違え)の可能性を示すメッセージを表示部136に表示して警告する。メッセージの表示方法としては、例えば文字列や画像を表示する方法があるが、これに限られるものではなく、音声や振動などの方法による警告通知であってもよい。以上で図4のフローチャートの各処理が終了する。
次に図5のフローチャートを参照して、本実施形態における検出装置2の動作手順を説明する。S501において、検出装置2は、無線電波強度の測定を要求するメッセージを受信する。測定の要求は、制御装置1から直接送信されてくる場合と、別の検出装置2を経由して送信されてくる場合がある。
S502において、検出装置2は、無線電波強度の測定要求が制御装置1により送信された要求であるか、別の検出装置2により送信された要求であるかを判断する。測定要求が制御装置1から受信されたと判定された場合(S502;YES)、S503へ進む。一方、測定要求が別の検出装置2を経由して受信されたと判定された場合(S502;NO)、S508へ進む。
S503において、検出装置2は、測定を要求するメッセージに記載のBSSIDを持つ無線通信部12の電波強度の測定を行う。制御部201は、距離測定部210に対して、メッセージに記載のBSSIDをもつ無線通信部12からの信号の電波強度の測定を要求する。距離測定部210は、無線通信部202に対して、上記BSSIDをもつ無線通信部12の探査を要求する。無線通信部202は、要求されたBSSIDへプローブ要求を送信する。該当するBSSIDの無線通信部12からプローブ応答を受信した無線通信部202は、当該プローブ応答の電波強度を測定し、距離測定部210へ返答する。距離測定部210は、制御部201へ電波強度P1を返答する。
S504において、検出装置2は、周辺に別の検出装置2が存在するか否かを判定する。周辺に別の検出装置2が存在すると判定された場合(S504;YES)、S505へ進む。一方、周辺に検出装置2が存在しないと判定された場合(S504;NO)、S507へ進む。
S505において、検出装置2は、周囲に存在するすべての検出装置2に対して、測定を要求するメッセージに記載のBSSIDを持つ無線通信部12の電波強度の測定を要求する(第2の要求処理)。S506において、検出装置2は、測定を要求した周辺の検出装置2が測定した電波強度を受信する。
S507において、検出装置2は、当該検出装置2が測定した電波強度と、周辺の別の検出装置2から受信した電波強度とを通知するメッセージを、無線通信部202により制御装置1へ送信する。その後、処理を終了する。
一方、S508において、検出装置2は、測定を要求するメッセージに記載のBSSIDを持つ無線通信部12の電波強度の測定を行う。電波強度の測定方法はS503と同じである。S509において、検出装置2は、測定された電波強度を通知するメッセージを、測定要求元の別の検出装置2宛てに、無線通信部202により送信する。その後、処理を終了する。以上で図5のフローチャートの各処理が終了する。
なお、本実施形態では検出装置2が複数稼動しているが、周辺に別の検出装置2が存在しない場合は、自分自身の距離測定結果のみを送信してもよい。
図6を参照して、本実施形態における検出装置2の取り違えの検出の動作をより詳細に説明する。S601において、撮像室aで撮像を行う撮像者が、入力部133aにより撮像の準備を要求する。制御部131aは、関連付けされている検出装置2aへ、検出装置2aと無線通信部12aとの間の無線電波強度の測定を要求するメッセージを送信する。このメッセージには、無線通信部12aのBSSIDが含まれていて、検出装置が対象の無線通信部12を一意に特定できる。検出装置2aは、制御装置1aにより送信された測定要求を受け取る。
S602において、検出装置2aは、周辺に存在する検出装置2bへ、無線通信部12aの電波強度を測定する要求を送信する。S603において、検出装置2aと、要求を受信した検出装置2bとは、要求された無線通信部12aの電波強度P1aおよび電波強度P1bをそれぞれ測定する。
S604において、検出装置2bは、電波強度P1bを、要求元の検出装置2aに返答し、要求元の検出装置2aが電波強度P1bを受信する(第1の受信処理)。S605において、検出装置2aは、自身が測定した電波強度P1aおよび検出装置2bにより測定された電波強度P1bを制御装置1aに返答する。なお、ここでは検出装置2aが電波強度の情報を収集してから制御装置1aへ送信しているが、検出装置2bが、測定した電波強度P1bを直接制御装置1aへ送信する構成であってもよい。その場合、検出装置2aが検出装置2bへ電波強度P1bの測定を要求する際に、制御装置1aを特定する情報を併せて検出装置2bへ送信すればよい。制御装置1aを特定する情報が分かれば、検出装置2bは自身が測定した電波強度P1bの情報を直接制御装置1aへ送信することができる。
S606において、制御装置1aは、電波強度P1aおよび検出装置2bにより測定された電波強度P1bを受信する(第2の受信処理)。そして制御装置1aは、電波強度P1aと電波強度P1bとを比較する。もし電波強度P1aの方が大きければ、検出装置2aの方が制御装置1aに近いと推測し、取り違えではないと判断する。取り違えではないと判断されると、S608において撮像を行える状態になり、撮像者の指示に従って撮像を行う。
一方S606において、電波強度P1bが電波強度P1a以上である場合、検出装置2bの方が制御装置1aに近いと推測し、取り違えの可能性があると判断する。取り違えの可能性があると判断すると、S607において、取り違えの警告を行う。該警告時には、撮像者が撮像を行う指示を行っても情報端末13aは照射部11に照射を指示しないようにする。
図7に示すように、検出装置2aおよび検出装置2bは持ち運び可能であるため、関連付けられた制御装置1の存在する撮像室とは異なる撮像室にセットされてしまう可能性がある。図7では、検出装置2aは撮像室bに置かれているが、撮像室aの無線通信部12aと通信を行っている。同様に検出装置2bは撮像室aに置かれているが、撮像室bの無線通信部12bと通信を行っている。このような状況で無線通信部12aへの電波強度P1aおよび電波強度P1bの測定を行うと、電波強度P1bの方が電波強度P1aより大きいと判断される。このため、表示部136aに混同の可能性を示すメッセージが表示され、混同使用を回避することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、持ち運び可能な検出装置を用いた場合であっても、撮像者が検出装置の混同(取り違え)を撮像前に容易に発見することが可能となる。そして、撮像前に検出装置の取り違えを発見することで、不要な放射線照射の可能性を低減できる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態の撮像システムの構成を示している。なお、第1実施形態と同じ装置には同じ符号を付与している。ルータ3は、制御装置1aおよび制御装置1bを接続し、サブネットワークを構成する。制御装置1の構成は、図2に示す通りであり、第1実施形態と同様である。検出装置2の構成は、図3に示す通りであり、第1実施形態と同様である。ただし、無線通信部202は、制御装置1との通信のみを行い、検出装置2間での通信を行わないものとする。
本実施形態では、制御装置が、周辺の検出装置へ電波強度情報(距離情報)の測定を要求し、制御装置は、各検出装置で測定された電波強度情報(距離情報)を取得する。そして、電波強度情報(距離情報)に基づいて取り違えの警告を行う。
まず図9のフローチャートを参照して、本実施形態における制御装置1が取り違えを検出する手順を説明する。S901において、撮像者は入力部133により、撮像の準備を要求する。制御部131は、検出装置2と無線通信部12との間の無線電波強度の測定を要求するためのメッセージを作成する。このメッセージには、無線通信部12のBSSIDが含まれていて、検出装置2が対象無線通信部12を一意に特定できる。作成されたメッセージは、1つの無線通信部12と、ルータ3を経由して接続されるすべての制御装置1の無線通信部12とに送信され、各無線通信部12を経由してすべての検出装置2に対して最終的に送信される。
S902において、制御部131は、すべての検出装置2からの応答メッセージの到着を待つ。この応答メッセージには、応答メッセージを送信した検出装置2が測定した電波強度情報を含む。この応答メッセージは、ルータ3を経由して接続されるすべての制御装置1から受信される。
S903において、制御部131は、受信した応答メッセージに含まれる電波強度情報に基づいて、最も近い位置にある検出装置2が、当該制御装置1と関連付けられている検出装置2であるか否かを判定する。最も近い位置にある検出装置2が制御装置1と関連付けられている検出装置2であると判定された場合(S903;YES)、S904へ進む。一方、そうでない場合(S903;NO)、S905へ進む。
S904において、制御部131は、照射部11を制御して撮像動作を行う。S905において、制御部131は、表示部136に混同(取り違え)の可能性を示すメッセージを表示して警告する。。該警告時には、撮像者が撮像を行う指示を行っても情報端末13は照射部11に照射を指示しないようにする。以上で図9のフローチャートの各処理が終了する。
次に図10のフローチャートを参照して、本実施形態における検出装置2の動作手順を説明する。S1001において、検出装置2は、無線通信部202を介して無線電波強度の測定を要求するメッセージを受信する。第1実施形態とは異なり、メッセージの送信元は常に制御装置1であるものとする。
S1002において、検出装置2は、受信したメッセージに記載の無線通信部12の電波強度P1を測定する。S1003において、検出装置2は、当該検出装置2が測定した電波強度P1を通知するメッセージを、無線通信部202を用いて要求元の制御装置1へ送信する。メッセージは、検出装置2と関連付けられた制御装置1の無線通信部12と、ルータ3を経由して要求元の制御装置1とに送信される。以上で図10のフローチャートの各処理が終了する。
次に図11を参照して、本実施形態における検出装置の取り違えの検出の動作をより詳細に説明する。S1101において、撮像者は入力部133aにより、撮像の準備を要求する。制御部131aは、検出装置2と無線通信部12aとの間の無線電波強度の測定を検出装置2へ要求するためのメッセージを作成する。このメッセージには、無線通信部12aのBSSIDが含まれていて、検出装置2が対象の無線通信部12を一意に特定できる。作成されたメッセージは、無線通信部12aと、ルータ3を経由して無線通信部12bと、に送信される。無線通信部12aおよび無線通信部12bは、作成されたメッセージを無線ネットワークにブロードキャストして、無線通信部12aおよび無線通信部12bに接続されるすべての検出装置2aおよび検出装置2bへ送信する。
S1102において、検出装置2aおよび検出装置2bは、要求された無線通信部12aの電波強度P1aおよび無線通信部12aの電波強度P1bをそれぞれ測定する。S1103において、検出装置2aおよび検出装置2bは、各検出装置の所属する無線ネットワークの無線通信部12aおよび無線通信部12bに対し、各検出装置で測定された電波強度P1aおよび電波強度P1bを通知するメッセージをそれぞれ返答する。無線通信部12bで受信された電波強度P1bを通知するメッセージは、ルータ3を経由して制御装置1aに収集される。
S1104において、制御装置1aは、電波強度P1aと電波強度P1bとを比較する。もし電波強度P1aの方が大きければ、検出装置2aの方が制御装置1aに近いと推測し、取り違えではないと判断する。取り違えではないと判断されると、S1106において撮像を行う。
一方、S1104において、電波強度P1bの方がP1aよりも大きい場合、検出装置2bの方が制御装置1aに近いと推測し、取り違えの可能性があると判断する。取り違えの可能性があると判断すると、S1105において、取り違えの警告を行う。該警告時には、撮像者が撮像を行う指示を行っても情報端末13は照射部11に照射を指示しないようにする。以上で図11のフローチャートの各処理が終了する。
なお、本実施形態では制御装置1aが、無線通信部12aと、ルータ3を介して接続される無線通信部12bとが、検出装置2aと検出装置2bとそれぞれ通信し、電波強度情報(距離情報)をやり取りし、間接的にルータ3を介して、最終的に制御装置1aが情報を収集している。しかしながら、本発明の実施は上記構成に限定されるものではなく、制御装置1aが、直接検出装置2aおよび検出装置2bと情報を直接やり取りする構成であってもよく、制御装置1aからの要求によって周辺の検出装置と制御装置1aとの電波強度情報が測定されて、最終的に制御装置1aがその情報を収集できればよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、撮像前に検出装置の取り違えを発見することで、不要な曝射の可能性を低減できる。
(第3実施形態)
第3実施形態の撮像システムの構成は図1に示す通りであり、第1実施形態の構成と同様である。制御装置1、検出装置2の構成も第1実施形態と同様である。本実施形態では、検出装置側で電波強度情報(距離情報)を収集し、取り違えの判定を行い、その判定結果を制御装置へ送信し、制御装置は受信した判定結果に基づいて取り違えの警告を行う。
まず図12のフローチャートを参照して、本実施形態における制御装置1が検出装置2の取り違えを検出する手順を説明する。S1201において、撮像者は入力部133により、撮像の準備を要求する。制御部131は、関連付けされている検出装置2へ、検出装置2の取り違えの可能性の判定を要求するメッセージを送信する。このメッセージには、無線通信部12のBSSIDが含まれていて、検出装置2が対象の無線通信部12を一意に特定できる。
S1202において、制御部131は、検出装置2からの応答メッセージの到着を待つ。この応答メッセージには、関連付けされている検出装置2が判定した、検出装置2の取り違えの可能性の有無を示す情報を含む。
S1203において、制御装置1は、S1202で受信した取り違えの可能性の有無を示す情報に基づいて、取り違えの可能性があるか否かを判定する。取り違えの可能性がないと判定された場合(S1203;NO)、S1204へ進む。一方、取り違えの可能性があると判断された場合(S1203;YES)、S1205へ進む。
S1204において、制御部131は、照射部11を制御して撮像動作を行う。S1205において、制御部131は、表示部136に混同(取り違え)の可能性を示すメッセージを表示して警告する。メッセージの表示方法としては、例えば文字列や画像を表示する方法があるが、これに限られるものではなく、音声や振動などの方法による警告通知であってもよい。
次に図13のフローチャートを参照して、本実施形態における検出装置2の動作手順を説明する。S1301において、検出装置2は、制御装置1または他の検出装置2からの要求メッセージを受信する。制御装置1から直接送信されてくる要求メッセージは、取り違えの可能性の判定を要求するメッセージである。一方、他の検出装置2から送られてくる要求メッセージは、特定のBSSIDの無線通信部12の電波強度の測定を要求するメッセージである。
S1302において、検出装置2は、無線電波強度の測定要求が制御装置1からの要求であるか、別の検出装置2からの要求であるかを判定する。制御装置1からの要求であると判定された場合(S1302;YES)、S1303へ進む。一方、別の検出装置2からの要求であると判定された場合(S1302;NO)、S1309へ進む。
S1303において、検出装置2は、送信元の制御装置1の無線通信部12の電波強度を測定することを要求するメッセージを、機器間無線通信を用いて近傍のすべての検出装置2に中継する。
S1304において、検出装置2は、測定を要求するメッセージに記載のBSSIDを持つ無線通信部12の電波強度P1aの測定を行う。制御部201は、距離測定部210に対して、メッセージに記載のBSSIDをもつ無線通信部12への電波強度の測定を要求する。距離測定部210は、無線通信部202に対して、上記BSSIDをもつ無線通信部12の探査を要求する。無線通信部202は、要求されたBSSIDへプローブ要求を送信する。該当するBSSIDの無線通信部12からプローブ応答を受信した無線通信部202は、当該プローブ応答の電波強度P1aを測定し、距離測定部210へ返答する。距離測定部210は、制御部201へ電波強度P1aを返答する。
S1305において、検出装置2は、測定を要求した周辺の検出装置2が測定した複数の電波強度P1bを受信する。
S1306において、検出装置2は、当該検出装置2が測定した電波強度と、周辺の検出装置2から受信した電波強度とを比較し、取り違えの可能性を判定する。例えば、当該検出装置2の電波強度P1aがすべての周辺の検出装置2の電波強度P1bより大きいと判定された場合(S1306;YES)、S1307へ進む。一方、当該検出装置2の電波強度P1aがすべての周辺の検出装置2の電波強度P1bより大きいわけではないと判定された場合(S1306;NO)、S1308へ進む。
S1307において、検出装置2は、取り違えの可能性がないことを通知するメッセージを、無線通信部202を用いて制御装置1へ送信する。S1308において、検出装置2は、取り違えの可能性があることを通知するメッセージを、無線通信部202を用いて制御装置1へ送信する。S1309において、検出装置2は、メッセージに記載のBSSIDを持つ無線通信部12の電波強度P1bの測定を行う。S1310において、検出装置2は、要求元の検出装置2へ電波強度P1bを送信する。以上で図13のフローチャートの各処理が終了する。
次に図14を参照して、本実施形態における検出装置の取り違えの検出の動作をより詳細に説明する。S1401において、撮像室aで撮像を行う撮像者が、入力部133aにより撮像の準備を要求する。制御部131aは、関連付けされている検出装置2aへ、検出装置の取り違えの可能性判定を要求するメッセージを送信する。このメッセージには、無線通信部12aのBSSIDが含まれていて、検出装置2が対象の無線通信部12を一意に特定できる。
S1402において、検出装置2aは、制御装置1aからの測定要求を受け取ると、周辺に存在する検出装置2bに無線通信部12aの電波強度を測定する要求を送信する。S1403において、検出装置2aと、要求を受信した検出装置2bとは、要求された無線通信部12aの電波強度P1aおよび電波強度P1bをそれぞれ測定する。
S1404において、検出装置2bは、電波強度P1bを、要求元の検出装置2aに返答する。S1405において、検出装置2aは、当該検出装置2aが測定した電波強度P1aと、検出装置2bから受信した電波強度P1bとを比較し、取り違えの可能性を判定する。例えば、当該検出装置2aの電波強度P1aが周辺の検出装置2bの電波強度P1bより大きいと判定された場合(S1405;YES)、S1406へ進む。一方、当該検出装置2aの電波強度P1aが周辺の検出装置2bの電波強度P1bより大きいわけではないと判定された場合(S1405;NO)、S1407へ進む。
S1406において、検出装置2aは、制御装置1aへ、検出装置2の取り違えの可能性が無いことを、無線通信部12aを経由して通知する。S1407において、検出装置2aは、制御装置1aへ、検出装置2の取り違えの可能性があることを、無線通信部12aを経由して通知する。
S1408において、制御装置1aは、取り違えの可能性の有無を示す情報に基づいて、取り違えの可能性があるか否かを判定する。取り違えの可能性がないと判定された場合(S1408;NO)、S1409へ進む。一方、取り違えの可能性があると判断された場合(S1408;YES)、S1410へ進む。
S1409において、制御部131は、照射部11を制御して撮像動作を行う。S1410において、制御部131は、表示部136に混同(取り違え)の可能性を示すメッセージを表示して警告する。以上で図15のフローチャートの各処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、撮像前に検出装置の取り違えを発見することで、不要な曝射の可能性を低減できる。
なお、上記各実施形態では、検出装置の取り違いの警告を行ったが、照射部の放射線照射を行うと、不要な照射になる可能性があることを警告できればよい。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 検出装置と、当該検出装置と関連付けられており前記検出装置へ放射線を照射して撮像処理を実行する制御装置と、を備える撮像システムであって、
    前記制御装置は、
    前記検出装置を含む複数の検出装置と前記制御装置との距離情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した距離情報に基づいて、警告を行う警告手段と、
    前記検出装置と前記制御装置との距離を測定するように前記検出装置へ要求する要求手段と、を備え、
    前記検出装置は、
    前記要求手段による要求に応じて、前記検出装置と前記制御装置との距離を測定する測定手段と、
    前記要求手段による要求に応じて、前記制御装置の周囲に存在する1つまたは複数の他の検出装置へ、前記他の検出装置と前記制御装置との距離を測定するように要求する第2の要求手段と、
    前記第2の要求手段による要求に応じて前記他の検出装置により測定された距離情報を受信する受信手段と、
    前記測定手段により測定された距離情報と、前記受信手段により受信された前記他の検出装置で測定された距離情報と、を前記制御装置へ送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記送信手段により送信された距離情報を受信する第2の受信手段と、
    前記距離情報に基づいて、前記制御装置と最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置であるか否かを判定する判定手段と、をさらに備え、
    前記警告手段は、前記判定手段により前記最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置でないと判定された場合に、前記関連付けがない検出装置であることを警告することを特徴とする請求項に記載の撮像システム。
  3. 検出装置と、当該検出装置と関連付けられており前記検出装置へ放射線を照射して撮像処理を実行する制御装置と、を備える撮像システムであって、
    前記制御装置は、
    前記検出装置を含む複数の検出装置と前記制御装置との距離情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した距離情報に基づいて、警告を行う警告手段と、
    前記検出装置を含む複数の検出装置のそれぞれと前記制御装置との距離を測定するように前記複数の検出装置のそれぞれへ要求する要求手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記要求手段による要求に応じて、前記複数の検出装置のそれぞれにより測定された前記制御装置との距離情報を前記複数の検出装置のそれぞれから受信する受信手段と、
    前記距離情報に基づいて、前記制御装置と最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置であるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記警告手段は、前記判定手段により前記最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置でないと判定された場合に、前記関連付けがない検出装置であることを警告することを特徴とする撮像システム。
  4. 前記検出装置は、
    前記要求手段による要求に応じて、前記検出装置と前記制御装置との距離を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された距離情報を前記制御装置へ送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の撮像システム。
  5. 検出装置と、当該検出装置と関連付けられており前記検出装置へ放射線を照射して撮像処理を実行する制御装置と、を備える撮像システムであって、
    前記制御装置は、
    前記検出装置を含む複数の検出装置と前記制御装置との距離情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した距離情報に基づいて、警告を行う警告手段と、
    前記検出装置と前記制御装置との距離を測定するように前記検出装置へ要求する要求手段と、を備え、
    前記検出装置は、
    前記要求手段による要求に応じて、前記検出装置と前記制御装置との距離を測定する測定手段と、
    前記要求手段による要求に応じて、前記制御装置の周囲に存在する1または複数の他の検出装置へ、前記他の検出装置と前記制御装置との距離を測定するように要求する第2の要求手段と、
    前記第2の要求手段による要求に応じて前記他の検出装置により測定された距離情報を受信する受信手段と、
    前記測定手段により測定された距離情報と、前記受信手段により受信された距離情報とに基づいて、前記制御装置と最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置でないと判定された場合に、前記関連付けがない検出装置であることを前記制御装置へ通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
  6. 前記制御装置は、
    前記通知手段による通知に応じて、前記関連付けがない検出装置であることを警告する警告手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の撮像システム。
  7. 前記測定手段は、検出装置が有する無線通信部と前記制御装置が有する無線通信部との間の電波強度により距離を推定することにより測定を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像システム。
  8. 請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の撮像システムの制御装置。
  9. 請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の撮像システムの検出装置。
  10. 検出装置と、当該検出装置と関連付けられており前記検出装置へ放射線を照射して撮像処理を実行する制御装置と、を備える撮像システムの制御方法であって、
    前記制御装置において
    取得手段が、前記検出装置を含む複数の検出装置と前記制御装置との距離情報を取得する取得工程と、
    警告手段が、前記取得工程により取得した距離情報に基づいて、警告を行う警告工程と、
    要求手段が、前記検出装置と前記制御装置との距離を測定するように前記検出装置へ要求する要求工程と、を有し、
    前記検出装置において、
    測定手段が、前記要求工程による要求に応じて、前記検出装置と前記制御装置との距離を測定する測定工程と、
    第2の要求手段が、前記要求工程による要求に応じて、前記制御装置の周囲に存在する1つまたは複数の他の検出装置へ、前記他の検出装置と前記制御装置との距離を測定するように要求する第2の要求工程と、
    受信手段が、前記第2の要求工程による要求に応じて前記他の検出装置により測定された距離情報を受信する受信工程と、
    送信手段が、前記測定工程により測定された距離情報と、前記受信工程により受信された前記他の検出装置で測定された距離情報と、を前記制御装置へ送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする撮像システムの制御方法。
  11. 検出装置と、当該検出装置と関連付けられており前記検出装置へ放射線を照射して撮像処理を実行する制御装置と、を備える撮像システムの制御方法であって、
    前記制御装置において、
    取得手段が、前記検出装置を含む複数の検出装置と前記制御装置との距離情報を取得する取得工程と、
    警告手段が、前記取得工程により取得した距離情報に基づいて、警告を行う警告工程と、
    要求手段が、前記検出装置を含む複数の検出装置のそれぞれと前記制御装置との距離を測定するように前記複数の検出装置のそれぞれへ要求する要求工程と、を有し、
    前記制御装置において、
    受信手段が、前記要求工程による要求に応じて、前記複数の検出装置のそれぞれにより測定された前記制御装置との距離情報を前記複数の検出装置のそれぞれから受信する受信工程と、
    判定手段が、前記距離情報に基づいて、前記制御装置と最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置であるか否かを判定する判定工程と、を有し、
    前記警告工程では、前記判定工程により前記最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置でないと判定された場合に、前記関連付けがない検出装置であることを警告することを特徴とする撮像システムの制御方法。
  12. 検出装置と、当該検出装置と関連付けられており前記検出装置へ放射線を照射して撮像処理を実行する制御装置と、を備える撮像システムの制御方法であって、
    前記制御装置において、
    取得手段が、前記検出装置を含む複数の検出装置と前記制御装置との距離情報を取得する取得工程と、
    警告手段が、前記取得工程により取得した距離情報に基づいて、警告を行う警告工程と、
    要求手段が、前記検出装置と前記制御装置との距離を測定するように前記検出装置へ要求する要求工程と、を有し、
    前記検出装置において、
    測定手段が、前記要求工程による要求に応じて、前記検出装置と前記制御装置との距離を測定する測定工程と、
    第2の要求手段が、前記要求工程による要求に応じて、前記制御装置の周囲に存在する1または複数の他の検出装置へ、前記他の検出装置と前記制御装置との距離を測定するように要求する第2の要求工程と、
    受信手段が、前記第2の要求工程による要求に応じて前記他の検出装置により測定された距離情報を受信する受信工程と、
    判定手段が、前記測定工程により測定された距離情報と、前記受信工程により受信された距離情報とに基づいて、前記制御装置と最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置であるか否かを判定する判定工程と、
    通知手段が、前記判定工程により前記最も距離が近い検出装置が前記制御装置と関連付けられている検出装置でないと判定された場合に、前記関連付けがない検出装置であることを前記制御装置へ通知する通知工程と、
    を有することを特徴とする撮像システムの制御方法。
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