JP5296076B2 - 船舶用フローティングポートモジュール構体 - Google Patents

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Description

関連出願の記載
本願は、米国仮出願番号60/956,215(出願日:2007年8月16日、発明の名称:船舶用フローティングモジュール構体(Modular Floating Watercraft Assembly))、米国出願番号12/125,539(出願日:2008年5月22日、発明の名称:船舶用フローティングポートモジュール構体(Modular Floating Watercraft Port Assembly))、及び、米国出願番号12/125,206(出願日:2008年5月22日、発明の名称:船舶用ポート及びリフト用ローラー(Rollers For Use With Watercraft Ports and Lifts))に基づいて優先権主張を行うものであり、これら全てはこの参照によって本発明に包含される。
連邦政府が支援する調査と開発についての陳述は、なし。
本発明は、水上バイク及び小型船舶用のフローティングドックやポートに関し、特に、水上バイク用のモジュラーポートシステムに関する。
船舶用フローティングポート及びリフトのメーカーはいくつかあるが、現在入手可能な船舶用ポート又はリフトの設計では、マリーナのポート又はリフトエリアをカスタマイズする能力は限られている。ポートを含むマリーナ又はドックのオーナーは、ドックメーカーにマリーナやドックを簡単に異なる形態に組み立てることのできるより多くの多様性を求めている。ゆえに、マリーナのポート又はリフトエリアのデザインを大きくカスタマイズできる船舶用ポート又はリフトモジュールは望ましい。
簡潔に言うと、設計者が望む形態のポート構体を展開することのできる船舶用フローティングポートシステムを提供する。このシステムは入り口部材、拡張部材及びバウストップからなる。
入り口部材は、前端、後端、側面、底面及び上面を含み、前記入り口部材上面の入り口部で船台を形成している。入り口のローラーは、前記入り口部の後ろに配置されており、入り口部材は、ポートが水に浮かんでいる時(及び部材に船舶が入っていない時)に、入り口部後ろに取り付けられているローラーが、水面位又は水面位以下になるように設計されている。入り口部材は、マーキング面をさらに備えていてもよい。実施形態において、マーキング面は、入り口部材の後端に位置し、ポートを側面図及び端面図で見たときに、目立つように下方及び後方へ傾斜している。マーキング面に、識別表示又はビジビリティーエンハンサーが備えられていてもよい。ビジビリティーエンハンサーは、例えば、光反射素子又は発光素子になり得る。
拡張部材は、前端、後端、側面、底面及び上面からなる。拡張船台は、拡張部材上面に設けられている。拡張部材船台は、拡張部材の全長の長さを有し、拡張部材の前端及び後端に位置する。
入り口部材及び拡張部材は、直列又は並列に連結してもよい。さらに、求められるどんな数の入り口部材と拡張部材でも、単独のポートシステムにおいて活用が可能である。すなわち、ポートシステムは、単独の入り口部材、縦一列に接続された1つの入り口部材と1つの拡張部材、頭を突き合わせて接続された2つの入り口部材、縦一列に接続された一対の入り口部材と拡張部材、並列に接続された入り口部材と拡張部材等で構成されてもよい。
バウストップは、入り口部材及び拡張部材上の選択された場所に位置することができる。バウストップは、フルバウストップ又は小型バウストップでもよい。フルバウストップは、実質的にポート部材の幅に延びるような大きさであり、上面、前面、背面、側面及び底面を有する。該底面は、バウストップが、ポート部材上面上にあるような、ポート上面の形状を実質的に補足する形状を有している。該バウストップの背面は、下方に傾斜した通常U型である部分によって接続される一対の外方及び下方に傾斜した壁からなる船首受容部を有し、該船首受容部は水上バイクの船首の形状に近似している。
小型バウストップは、ポート部材から容易に取り外せるように設計されており、小型バウストップを設置するために、小型バウストップには、小型バウストップの底面から延びる支柱が備えられ、ポート部材は、バウストップ支柱を受ける支柱穴を有する。小型バウストップは、ロープを固定することのできる取っ手を有し、ロープでポートにつなぐことができる。
図1は、ローラーと接続要素を有するポート入り口部材の斜視図である。 図2は、ポート入り口部材の上面図である。 図3は、ポート入り口部材の側面図である。 図4は、ポート入り口部材の背面図である。 図5は、ポート入り口部材の前面図である。 図6は、ローラーの付いていないポート入り口部材の上面図である。 図6Aは、図6の線A−Aに沿ったポート入り口部材の断面図であり、斜交平行部分は空洞又は中空である。 図6Bは、図6の線B−Bに沿ったポート入り口部材の断面図であり、斜交平行部分は空洞又は中空である。 図6Cは、図6の線C−Cに沿ったポート入り口部材の断面図であり、斜交平行部分は空洞又は中空である。 図6Dは、図6の線D−Dに沿ったポート入り口部材の断面図であり、斜交平行部分は空洞又は中空である。 図7は、ポート入り口部材の底面図である。 図8は、ポート入り口部材の底面斜視図である。 図9は、ポート拡張部材の上面斜視図である。 図10は、ポート拡張部材の底面斜視図である。 図11は、ポート拡張部材の側面図である。 図12は、ポート拡張部材の前面図である。 図13は、ポート拡張部材の背面図である。 図14は、ポート部材用のフルバウストップ後面斜視図である。 図15は、フルバウストップの前面斜視図である。 図16は、フルバウストップの側面図である。 図17は、フルバウストップの底面斜視図である。 図18A〜図18Dは、他のデザインのフルバウストップの後面斜視図、底面斜視図、上面図及び底面図である。 図19は、ポート部材用の小型バウストップの後面斜視図である。 図20は、小型バウストップの前面斜視図である。 図21は、小型バウストップの背面図である。 図22は、小型バウストップの側面図である。 図23は、小型バウストップの底面図である。 図24は、小型バウストップの底面斜視図である。 図25A〜図25Cは、それぞれ他の形態の小型バウストップの底面斜視図、上面斜視図及び側面図である。 図26A及び図26Bは、図18〜24と図25A−Cのバウストップの中間の大きさである、第二の他の形態の小型バウストップの上面斜視図と底面図である。 図27Aは、縦一列に連結された入り口部材と拡張部材であって、入り口部材の前方に小型バウストップ、拡張部材の前方にフルバウストップを備えるものの斜視図である。 図27Bは、縦一列に連結された入り口部材と拡張部材であって、入り口部材の前方に小型バウストップ、拡張部材の前方にフルバウストップを備えるものの側面図である。 図28A〜図28Fは、ポート部材とバウストップのいくつかの可能な異なる形態の図を示している。 図29A〜図29Dは、ドック部材に組み込まれた又は連結したポート部材の形態の平面図である。 以下で使用される参照番号は、複数の図面を通して使用されている。
以下の詳細な説明は、発明の例示を意図するものであり、発明の限定を意図するものではない。この説明によれば、当業者が本発明を製造し、使用することが明らかに可能であり、本発明者らが現在本発明を実施するのに最良の形態であえると考えるものを含む、いくつかの実施形態、適用、変形例、代替例、及び、本発明の利用法が述べられている。また、本発明を適用するにあたって、以下の説明又は図面に示される、構造の細部や構成の配置に限定されない。本発明は、他の実施態様で実施することができ、様々な方法で実施あるいは実行することができる。また、ここで使用されている表現および専門用語は、本発明を説明するためのものであり、限定するものではない。
水上バイクポートシステム10(図27A)は、ポート入り口部材20、拡張部材220、フルバウストップ300、及び小型バウストップ350、350’、350”を含む。図26Aに示される小型バウストップは、バウストップ350”である。ポート部材20、220、及び、バウストップ300、350、350’、350”は全てプラスチックで成形でき、中空であるため、浮かぶことができる。後述するように、ポート部材20、220は、どんなバウストップにも対応することができる。さらに、ポート部材は、図28A〜図28Fに見られるように、無数の形態で互いに連結することができ、ドック構体に組み込むことができる。これらの用例は、下記に記載され、図29A〜図29Dに示されている。水上バイクポートシステム10の水上バイク(PWC)への使用について述べられているが、該ポートシステム10を、小型ボートを含む他の船舶に使用することもできる。
ポート入り口部材20は、図1から図8に大まかに示されている。ポート入り口部材20は、上面22、側壁24、前端壁26、後端28及び底面30を有しており、高い乾舷を備えるように成形されるため、ポート部材に停泊した水上バイクは水面より上に存在する。ポート部材20は高い乾舷を有するが、ポート部材の全高(すなわち側壁の高さ)は、ポート部材が連結できるドック部材の高さと実質的に同じである(図28A〜図28D参照)。
上面22は、船台32、デッキ表面上部34、及び、ポート入り口後ろに位置する傾斜した入り口又は傾斜面部37を形成している。例えば、図4に見られるように、デッキ表面上部34は、船台32の外側のやや下方に配置される。デッキ表面34は、けん引増強パッド35(図1)等を備えていてもよい。さらに、デッキ表面は、織り目加工部35aを備えていてもよい(図6)。図面には、デッキ34の中央部に沿って延び、船台32の約半分の長さを有するパッド35が示されているが、パッド35は、必要に応じて、それより短くても長くてもよい。複数の溝33は、ポート部材20の側壁24に概ね垂直であるデッキ表面上部34を横断するように延びている。
船台32は、ポート入り口部材20の前端から入り口部37の前端へ後方に向かって延びる溝38に向かって下方及び内方に傾斜する一対の壁部36によって形成される。船台壁部36の傾斜は、概ね船体の船底勾配に一致する。同時係属中の米国出願番号12/125,206(出願日:2008年5月22日、発明の名称:船舶用ポート及びリフト用ローラー(Rollers For Use With Watercraft Ports and Lifts)、参照により本明細書に含まれる)に記載されているように、多数の船舶を収容するために、船台壁部36の傾斜は、通常の船体の船底勾配角の中央値に対応している。溝38の底は、図6Aの断面図に見られるように、概ね水平である。したがって、船台32は、前から後ろに傾斜しているのではなく、概ね水平である。
複数のローラーソケット40は、船台壁部36に設けられる。図面にみられるように、ローラーソケット40は対で設けられている(すなわち、2つのソケットにおいて、船台それぞれの壁部36に一つずつ、互いの位置が揃うように設けられている)。ローラーソケット40は、船台32の長さに沿って等間隔を開けて設けられて、並びに、一番前のソケットは、前壁26からやや後方に向かって間隔を開けて設けられて図面に示されている。ローラーソケット40は、ローラー50を受ける。ローラーソケット40は、米国出願番号12/125206(参照により本明細書に包含される)に記載された形状に従った形状であることが好ましい。さらに、ローラー50は、米国出願番号12/125206(参照により本明細書に含まれる)に記載されたローラーであることが好ましい。特に、ローラー50は車軸56を有し、ソケット40は車軸受容溝部48を有する。ソケット車軸受容溝部48とローラー車軸56は、ソケット40の中にローラー50を嵌め込み式に固定できるような大きさである。これにより、ローラーは、必要に応じて、道具を使用しなくてもソケットから簡単に取り外すことができる。ソケット44からローラー50を取り外すことができることにより、ドック及びポート部材20、220を含むポート構体の構成(又は再構成)の可能性が広がる。図4に見られるように、ローラー50は、船台表面36の上に広がっており、実際、ローラーの約半分が、船台壁部36上に位置する。
ポート部材は、船台壁部36に、一番前のローラーソケットからやや後方に間隔を開けて、一対の穴51(図2)を有する。穴51は、穴の底が閉じているので、排水口51aが備えられている。図6Dに見られるように、穴51は、穴51の周囲が穴51の底に向かって減少するような、ややカーブした壁を有する。穴51は下方にカーブしている壁を有するが、必要に応じて、穴は概ね円筒状であってもよい。さらに、必要に応じて、穴51は多角形であってもよい。
さらに、ポート部材20は、穴51のやや前方及び一番前のローラーソケット40のやや後ろに位置する、一対の支柱穴53を有する。図6Bに見られるように、支柱穴53は、上部53aと下部53bを有する。下部53bは、上方及び内方に先細っている側壁53cを有する。すなわち、ポート部材20の底面における下部53bの直径は、支柱穴部53aと53bの接合点の直径よりも大きい。支柱穴上部53aの直径は、下部53bの直径よりも大きいので、段部53dは、2つの支柱穴部の連結点に形成される。段部53dにおける支柱穴53の直径は、水位が変化した際や、ポート部材20における波の作用を受けて、桟橋支柱が穴53を通ったり、ポート部材20が桟橋支柱に対する水面で浮かんで上下したりできるような大きさである。図面には、通常使用される支柱の形状に一致するような概ね円筒状である支柱穴53が示されている。しかしながら、支柱穴53は、必要に応じて、他の形態(すなわち、正方形、長方形等)でもよい。但し、ポート構体が位置する水域の水深の変化に応じて又は波の作用に応じて水位が変化する際に、桟橋支柱がポート構体を貫通し、ポート部材が桟橋支柱に対して垂直に動くようなサイズ及び形状を支柱穴53が有している場合に限る。
ポート部材20の後ろに位置する入り口部37は、かなり幅があり、図に見られるように、入り口部後ろの位置において、ポート部材の幅の実質80%を横断するように延在している。入り口部は、面57から延びる、後方及び内方に傾斜する一対の面54(図2)によって形成されている。面57は、傾斜面表面54の外縁部から下方、外方及び後方に傾斜している。図3及び図4に最もよく示されるように、ポート部材を側面図又は端面図で見たときに、下方及び外方に傾斜した面57は見える。よって、ボートに乗る人は、水から面57を見ることができる。そのため、面57は、例えば、ロゴや他のブランドマークMをつける場所として使うことができる。さらに、面57は、反射素子、ライト又は識別表示(一連のポートのポート番号など)として使うことができる。面54は、船台32に通じる傾斜面を形成する。実際、面54は、外側部分54a及び内側部分54bを有する。内側部分54bの内側又は側面の傾斜は、外側部分54aの内側又は側面の傾斜よりも大きく、内側部分54bは、溝58によって隔てられている。溝58は、入り口部の後端から前方に延在し、実質的に入り口部の長さで延在する。
切り欠き部60(図6)は、ポート入り口部材の後端28に設けられ、通常、後端、ポート入り口部37及び入り口部溝58の幅に対して中央に配置される。傾斜面62は、切り欠き部60の対する両側に形成される。車軸受容スロット64は、傾斜面に形成され、ローラー66(図4)は、切り欠き部60に取り付けられる。車軸68は、ローラー66を貫通し、車軸受容スロット64で受けられる。スロット64は、スロット内の車軸を保持するために、平板80でカバーされる(すなわち、切り欠き部60のローラー66を保持するため)。実施形態において、ローラー66は、直径がローラーの外縁部から、中央に向かって減少するような可変の直径を有する。ローラー66は、中央部において、ローラー66を効果的に左右半分に隔てる溝66aを有する。入り口部37における、壁54の長さ及び後方の傾斜は、ポート部材20が空のときに(例えば、ポート部材に船舶が停留していないとき)、ローラー66が水面位又は水面位よりさらに下にあるような長さ及び傾斜である。入り口部の後端(例えば、ポート部材の端28)が水面位又は水面位以下にあり、ローラー66が、水面位又は水面位以下であるので、水上バイクを容易にポート部材20に乗り上げさせることができる。
さらなるローラーソケット70(図6)は、入り口部37と船台36の接合点(つなぎめ)に位置し、ポート部材20、船台及び入り口部溝38、58のそれぞれの幅に対して中央に配置され、上面図において概ね長方形である。段部72(図6A)は、ソケットの対する両側に設けられ、車軸受容スロット74は、それぞれの段部に設けられる。また、ソケット70は、排水孔76を有する。ローラー77(図2)は、ソケット70に取り付けられた車軸上にあり、ポケット段部72に固定された平板80によって、所定の位置に保持されている。ローラー77は、ローラー66と実質的に同一なので、さらなる記載は省略する。
ポート部材20の側壁24と前端壁26は、通常、ポート側壁24の高さに垂直に延在する複数の溝82を有する。2つのポート部材20が左右に連結又はドック部材と隣接した場合、隣接した部材の溝82は、概ね揃う。これにより、溝82は、水が追加的な水路を通ってポート部材20の表面へ流れ出ることができるように、隣接した部材間に排水孔を作る。
側壁24の各側面は、手持ち部分84も有する(図1)。手持ち部分84は、概ね台形の凹部として側壁24に形成される。図面に見られるように、片方の手持ち部分84は、ポート部材の前付近に形成され、もう片方はポート部材船台部の前端付近に形成される。手持ち部分84は、ポート部材を設置又は水から引き上げる際に、ポート部材を持ち上げるための場所を備えている。穴86は、それぞれの手持ち部分84上に設けられており、ポート部材20をつなぐためのクリート用の場所を提供している。クリートの代わりに、ロープ又はロープのループを、ポート部材20の1以上の穴86に縛りつけてもよい。ロープ又はロープのループがポート部材に固定されたら、ロープは穴86を通り、結び目は穴の対する両側に作られる。
側壁24と前壁26は、コネクタソケット88を有し、コネクタソケットは、コネクタ90を受け、これらは、図1に示されている。コネクタ90は、コネクタソケット88を補うように設けられている。コネクタソケットとコネクタは、実質的に米国特許第5281055号に示され、記載されているものと同じであるが、米国特許第7243608号示され、記載されているものであってもよい。これら両方の特許のコネクタの記載は、この参照によって本明細書に包含される。通常、コネクタは、狭窄部位により互いに連結された一対の球状端を有し、図2に示すように、概ね“犬の骨”形状をしている。しかしながら、コネクタがコネクタソケット88から水平に引き抜かれることに耐えられるのであれば、コネクタ端は他の所望される形状であってもよい。コネクタは、上記記載の米国特許第7243608号に見られるように単一部材でもよく、又は、図5に見られるようにロッド90cによって連結された上部90aと下部90bで構成されてもよい。後者の例においては、コネクタソケットは、溝88cによって連結された上ソケット部88a及び下ソケット部88bを有する。さらなるコネクタソケット88は、ポート部材20の後端、後ろの手持ち部分84の後方、及び、前壁の中央に位置する。これらのコネクタソケットは、ポートの底にのみソケットを有し、ゆえに、これらコネクタソケットは、二つのポート部材を連結するため、又は、ポート部材をドック部材に連結するためには使用されない。むしろ、これらのコネクタソケットは、カバー、円蓋、ストレージボックス、照明ポール等の付属部品をポート部材20に固定するために備えられている。
ポート部材20の底面30(図7及び図8)は、参照によって本明細書に包含される米国特許第7069872号に示され、記載されたポートの底にやや類似する。底面30は、ポート底面30の中央に沿って延在し、実質的にポート底面30の長さに延在する細長い溝92を有する。いくつかの円錐形のくぼみ94が、間隔を開けて溝92に設けられる。横断溝96は、細長い溝92を概ね垂直に横断しており、実質的に細長い溝92より短い。横方向に延び概ね長方形の複数の凹部98は、細長い溝92の両側に設けられる。長方形の凹部98は、通常、ローラーソケット40の下に配置され、やや内側に傾斜する側壁、端壁を有する。さらに、上面98aは、溝92に近い凹部の端壁が、ポート側壁24に近い凹部の端壁より短くなるように、内端から外縁部に傾斜している。縦方向に延在し、概ね長方形の一対の凹部100a、bは、ポートデッキ表面34の真下に位置する。凹部100a、bは、凹部100b(凹部100aの前方)が凹部100aより長いということを除けば、概ね類似している。凹部100a、bは、通常、垂直な端壁を有するが、側壁は、凹部100a、bの対向する側壁が凹部の底部より凹部の上部において互いに近くなるように、やや内側に傾斜している。凹部100a、bは、凹部100a、bの上面102aを横断するように延びる複数の溝102を有する。溝102は、通常、均一に間隔をあけて配置され、凹部の側壁間に延びる。溝102の上部がポート部材20の上面22に接触又はその下にわずかに間隔をあけて配置されることにより、溝102の上部は、ポート上面22を支持することができる。縦方向に延在する概ね長方形のさらなる一対の凹部104は、ポート部材20の前端付近の細長い溝92の両側に位置する。凹部104は、通常、一番前のローラーソケット40と穴51の真下と、及び支柱穴53の間に位置する。横方向に延びる概ね長方形のさらなる一対の凹部106は、入り口部37の下に位置する。ポート底面は、横方向及び縦方向に延在するリブ又はリッジ108a、bをそれぞれ有する。リッジ108a、bは、一連のます形状を形成する。いくつかのます形状は、1つの凹部を取り囲み、いくつかは多数の凹部を取り囲み、1つも凹部を取り囲まないものもある。一連のリッジは、細長い溝92と横断溝96の輪郭を描く。
最後に、ポート底面30は、下面112に通じる傾斜壁110を有する。ポート側壁24と末端縁28を連結した傾斜壁110と下面112は、入り口部37の下のポート内に拡大中空部を形成する(例えば、図6Aに見られる)。この拡大中空部は、入り口からポート部材20にかけて大きい浮力を付与する。船舶が、ポート部材に乗った時に、モーター、つまり、船舶の一番重い部分は、船舶の後ろであり、ゆえに、一番重い部分は、入り口部37又は入り口部付近に位置する。これにより、この拡大中空部は、船舶の最も重い部分に大きい浮力を付与する。
上述したように、ポート部材20は中空であるため浮揚性があり、船舶を支える。底面30のさまざまな凹部は、例えば、小さい波に対してのポート部材の揺れ動きを低減するために、さらなる安定性をポート部材に付与する。
ポート拡張部材220は、おおむね図9から13に示されている。ポート拡張部材220は、実質的に入り口部材20に類似しているので、詳細な記載は省略する。拡張部材220は、上面222、側壁224、前壁226、後壁228、及び底面230を有する。上面222は、実質的に入り口部材20の船台32に同一な船台232からなるが、ポート拡張部材の船台232は、拡張部材220の全長の長さを有している(そして、拡張部材の前と後ろの壁で開いている)。船台232は、船台32よりも長いので、ローラーソケット40に同一であるローラーソケット240をより多く有することができる。拡張部材220は、船台232の両側にデッキ表面234を有し、船台の前端に穴251と支柱穴253を有する。側壁224と前壁226は、ポート入り口部材20の側壁24と前壁26の構造と同一であるため、記載しない。図面に見られるように、後壁228は、概ねV型である。すなわち、前壁のように、垂直又は平らな底を有するのではなく、後壁の底端は、後壁の上端に概ね平行である。図10及び図11に見られるように、拡張部材の底部は、下方、後方に傾斜した面250と、概ね平らな面254に隔てられた、下方、内側に傾斜した面252を有する。背面228に連結する面250、252及び254は、ポート拡張部材220の後ろにより大きい浮力を付与するための拡大中空部を形成する。
拡張部材は、前壁、後壁及び側壁にコネクタソケット288を有する。コネクタソケット288は、入り口部材20のソケット88と同一である。つまり、拡張部材は、縦一列又は左右に互いに連結したり、細長い、縦一列のポート構体を形成するために、入り口部材の前に連結してもよい。
上述したように、ポートシステムは、ポート部材20、220上に置くことのできる2つのバウストップ有する。1つは、フルバウストップ300であり、もう1つは、小型バウストップ350、350’及び350”である。フルバウストップ300は、原則的にポート部材に固定することを目的としており、取り外すこともできるが、頻繁に取り外すことを目的とはしていない。一方、小さく、半分の大きさのバウストップ350、350’及び350”は、定期的に取り外すことを目的としている。
フルバウストップ300(図14から17)は、上面302、側面304、前面306、背面308及び底面310を有する。バウストップは、ポート部材20、220と同じ幅を有し、入り口部材20の前の二つのローラーソケット40又は拡張部材220の一番前のローラーソケット240を充分にカバーすることのできる長さを有する。上面は通常平らであり、上面を横断して延びる溝311を有する。支柱穴312は、上面から底面を貫通している。バウストップ300がポート入り口部材又は拡張部材のいずれかに配置される場合、支柱穴312は、ポート入り口部材の支柱穴53又は拡張部材の支柱穴253と揃うようにバウストップ300上に配置される。支柱穴53、253と同様に、支柱穴312は、上部312aと、直径が上部より小さい下部312bとを有する。これにより、段部312cは、上部312aの底部に形成される。コネクタソケット314は、バウストップの前壁と側壁に配置される。コネクタソケット314の形状は、コネクタソケット88と同一であり、入り口部材20又は拡張部材220の上に配置した時に、入り口部材20又は拡張部材220の前壁と側壁のコネクタソケットと垂直に揃うように配置されている。概ね平らな上面302を有するバウストップ300が図に示されているが、上面は、全面的に平らではないように改良されていてもよい。例えば、上面の一部に収納用区画が形成されてもよい。このような収納区画は、上面302上の隆起部を指す。
背面308は、バウストップ300の外縁部に概ね垂直な壁部320を有する。これらの垂直断面は、入り口部材20及び拡張部材220のデッキ表面34、234の幅とほぼ等しい幅を有する。壁部320は、概V型部322によって接続されている。概V型部322は、下方に傾斜した概U型部326によって接続された一対の外方、下方に傾斜する傾斜壁324によって形成される。すなわち、傾斜壁324は、垂直面及び水平面の両方に傾斜する。V型部322の傾斜形状は、水上バイクなど船舶の船首形状に近似している。
バウストップ300の底面310は、ポート入り口部材20と拡張部材220の上面22、222の形状を補足するような形状をしている。そのため、底面は、入り口部材20、拡張部材220のデッキ表面34、234に横たわるような大きさの概ね水平である面330の外端を有する。デッキ表面34、234は、船台壁部36、236の外縁部の下に位置するので、バウストップ300は、外表面330の内端から上方にカーブ又は傾斜する面332を有する。面334は、面332の内端から内側、下方に対角線上に延び、船台壁部36及び236の傾斜と形状に実質的に一致している傾斜、形状を有する。傾斜面334の内端は、船台溝38の形状を概ね補足するような形状をしたリブ336によって接続されている。
使用するにあたって、フルバウストップ300は、バウストップフラッシュの前端を部材20、220の前端26、226に合わせて、ポート部材(入り口部材20又は拡張部材220のいずれか)上に設置される。上述したように、バウストップの底面330は、ポート部材の上面に相当するような形状をしている。これにより、リブ336は、船台溝38に入り、面330と334は、通常、それらが相当するポート部材20、220の面34、234、及び36、236上に重なる。ポート部材上にバウストップ300が適合することで、バウストップ支柱穴312と、ポート部材20、220の支柱穴53、253、及びコネクタソケット314と、ポート部材コネクタソケット88、288が揃う。バウストップ300は、コネクタ90によってポート部材20と220に固定される。フルコネクタ90(例えば、図1に見られるような犬の骨形状のコネクタ)は、バウストップ300が設置されたポート部材が、他のポート部材20、220に連結されている際、又は、ポート部材がドック部材に連結されている際に使用することができる。ポート部材が単独で使用されている場合、付属部品をポート部材又はドック部材に接続するためにハーフコネクタが使用される。上述したように、バウストップ300の底面330は、ポート部材の上面22、222に隣接する。つまり、バウストップの真下に位置するローラーソケットには、ローラーを備えることができない。さもなければ、ローラーが、ポート部材上のバウストップの設置を妨げる。バウストップ底面330は、バウストップに覆われたローラーを受ける凹部を備えていてもよい。これにより、フルバウストップ300の設置の際に、ローラーを取り外す必要がなくなる。バウストップに一番近いローラーは、必要に応じて、取り外してもよい。この場合、ポートに、ソケットをカバーする場所にはめ込むカバー平板(図示せず)を備えてもよい。
他のフルバウストップ300’を図18A〜図18Eに示す。バウストップ300(図14から17)とバウストップ300’の主な違いは、形状、又は、船舶の船首を受けるV型部322’の形態である。図18Cと18Dによく見られるように、船首受容部322’は、狭い内側部分322bへ通じる発端部分、又は入り口部322aを有する。カーブした部分326’は、内側部分322bの端部に連結する。入り口部322aは、一対の内側に傾斜している324aによって形成され、内側部分322bは、より急角度に傾斜した一対の壁324bによって形成される。そして、内側部分壁324bは、上部327aと下部327bによって形成される。下部327bはより垂直に方向づけられ、上部327aはバウストップ300’のデッキ表面から内側に傾斜している。最後に、棒325は、カーブした部分326’のちょうど前方の内側部分322bの壁の間に延びている。さらに、図に見られるように、バウストップのデッキ表面には、織り目加工された面が付与されている。
小型バウストップ350を図19〜図24に示す。後述するように、バウストップ350は、容易に取り外せることを目的としている。記載したように、バウストップ350はフルバウストップ300より小さく、船台32、232の幅におおよそ等しい幅を有する。バウストップ350は、概ね平らな上面352、後方及び下方に傾斜する前面354、側端356、背面358、及び底面360を有する。穴361は、バウストップの上面352から底面360に延びている。穴361は、バウストップ350をポート部材20、220に固定するためにボルトやねじなどの留め具を受けることが望ましい。
取っ手部材362は、上面から立ち上がっており、取っ手部材の土台において、バウストップ上面の前後幅の約半分の幅を有している。取っ手部材の前面は、概ね垂直な上部364aと、バウストップ上面352と接触するようにカーブしている下部364bを有する。取っ手部材背面は、バウストップの背面358の一部を形成する。取っ手部材又はバウストップ背面358は、その外縁部から内方に、及び、その上縁部から下方、後方にカーブする。そのために、面358は、水上バイクの船首を受けるために、水上バイクなどの船首の形状と近似する。図27Aに見られるように、後側面の底部において、後側部がポート部材のローラーソケット40の間にフィットできる幅を有するように、背面は大幅に狭くなっている。この例において、背面は、実質的に後方に延びる舌状部を形成する。図19及び図22に見られるように、船首を受ける背面358は非常に長い必要はなく、ポート部材20、220の一番前のローラー間のおおよそ中ほどまでに延びていればよい。背面358の先端において、取っ手部材362は穴370を有する。穴370は取っ手部材上に位置し、使用者が取っ手部材を握ったり、バウストップを持ち上げることのできるような大きさである。
円弧切り欠き部372は、側端356に設けられる。バウストップ350の幅は、ポート部材の支柱穴53、253をカバーするような幅である。つまり、切り欠き部372はポート部材支柱穴53、253と揃うように位置するので、バウストップ350は支柱穴をカバーしない。さらに、切り欠き部372は支柱穴を貫通する支柱とかみ合い、支柱穴とバウストップのかみ合いは、ポート部材上にあるバウストップを保持するのに役立つ。
バウストップ300の底面のような底面360は、ポート部材20、220の船台32、232を補足するような形状をしている。底面は、デッキ表面34、234の上面に位置する小さい平らな面374を有する。底面の大部分は、内方及び下方に傾斜する面376により形成される。フルバウストップ300と同様に、小型バウストップは、その中央に、ポート部材船台溝38を補うような形状のリブ378を有し、バウストップがポート部材20、220に設置されている場合、船台溝に入る。傾斜した面は、船台面36、236の傾斜とほぼ等しい傾斜を有する。ポート部材上にバウストップ350を設置するために、バウストップは傾斜面376から下方に延び、ポート部材20、220の穴51、251に入るような位置、サイズ、形状を有している一対の支柱380を有している。支柱380の形状は、ポート部材穴51、251の形状にほぼ類似している。支柱380と、穴51、251の両方は、ほぼ円形として平面図に示されている。しかしながら、支柱380は、支柱380が部材20、220の穴51、251に入るのであれば、必要に応じて、他の形状(正方形、三角形、多角形、等)であってもよい。さらに、バウストップは、バウストップ350がポート部材に設置された際に、ローラーソケット40を補足するような大きさ及び形状で、且つローラーソケット40と揃うように位置している凹部381を、傾斜壁376に有している。
凹部381は、バウストップ350がポート部材に設置された際に、ローラー50の上部が凹部381に入るような、ローラーソケット40のカーブした面に類似したカーブした面を有している。つまり、ポート部材上にバウストップ350を設置する際には、ローラー50をポート部材から取り外す必要がない。むしろ、バウストップ350がポート部材に設置された際に、一番前のソケット40内のローラー50は、バウストップ凹部381で囲まれる。上述したように、同様の凹部がフルバウストップ300にも付与される。支柱380と穴51、251のかみ合い、切り欠き部372と支持支柱のかみ合いは、下記に記載される理由により、バウストップ350をポート部材から容易に取り外すことのできるようなかみ合いである。不注意によりバウストップを紛失しないために、バウストップはポート部材につながれている。例えば、綱(ロープ、バンジーコード等)の一方の端は、バウストップ350の取っ手穴370を通るか、角の穴361の1つを通るかして延在し、もう一方の端は、2つの手持ち部分84の中、1つの穴86を通って延びる。
小型バウストップの代替案を、図25A〜図25Cに示す。バウストップ350’は、実質的にバウストップ350と同一である。しかしながら、バウストップ350’は、バウストップ350より(前から後ろにかけて)かなり狭い、つまり、上部の平らな面352’は、取っ手部362’の前方に延びていない。これにより、バウストップ350’の前方は、概ね垂直であり、取っ手の前面364’及びバウストップボディの前面354’によって形成されている。バウストップ350’の前後幅は、ポート部材20、220のどのローラー50もカバーしないような幅である。つまり、底面360’の傾斜壁376’は、バウストップ350のローラー受容凹部381のような凹部を有していない。バウストップ350’は、バウストップ350より小さいので、軽く、ポート部材20、220の通常使用の間、ポート部材20、220からの取り外しが容易である。
上述したように、小型バウストップ350と350’は、前後の長さを除けば、ほぼ同じである。前後の長さは、ふたつのバウストップ350、350’の中間の長さになるようにしてもよい。この場合、このようなバウストップは、取っ手362、362’の前方に平らな面を有していてもよいが、このような平らな面は、バウストップ350の面ほどの長さにはならない。
小型バウストップ350”の他の代替案を、図26A及び図26Bに示す。バウストップ350”は、バウストップ350と350’の中間のサイズであり、小型バウストップ350と350’の両方に共通点を有する。バウストップ350”は、小型バウストップ350の前後幅に等しい前後幅を有する。これにより、バウストップ350”が、ポート部材20、220に設置される際、ポート部材の一番前のローラーはバウストップ350”にカバーされる。つまり、バウストップ350のように、底部360”は、ポート部材20、220のローラーソケット40、240と並ぶように位置する凹部381”を備え
ている。この共通点を考慮すると、バウストップ350”の底部360”は、バウストップ350の底部360と同一である。これは、図26Bと図23の比較からも分かる。バウストップ350’のように、バウストップ350”は、平らな前面364”と、バウストップの後端からバウストップの長さを原則的に延ばす背面358”を有する。図26Aと図25Bの比較からも分かるように、バウストップ背面358”はより長く、より浅い傾斜を有する。実際に、バウストップ背面358”は、下部358aと上部358bに分けられる。下部358aは、上部358bより急な傾斜を有し、実際には、下部358aの傾
斜はバウストップ350の背面の傾斜にほぼ一致する。より浅い背面358”、バウストップ用の長い船首受容部を形成する。これにより、バウストップは、幅広い種類の船舶を受けることができる。バウストップ350”は、バウストップ350’のようにバウストップ350より幅が狭いので、桟橋支柱を収容するための側面の切り欠き部を必要としない。これにより、バウストップ350”のポート部材20、220への取り付け、取り外しがやや容易になる。しかしながら、左右の幅の減少により、バウストップ350”は、図26Bにみられるように、凹部381”を収容する、外方に延びる突起部を有する。
上述したように、二種類のポート部材(入り口部材20及び拡張部材220)を使用することにより、多数の方法で船舶用ポートを構成することができる。図27A及び図27Bは、縦一列に連結した入り口部材20及び拡張部材220を示している。拡張部材220はフルバウストップ300を備え、入り口部材20は小型バウストップ350”を備えている。この構成は、二つの船舶を、縦一列のポート構体上に、縦一列に格納できるようにしている。第一の(又は前の)船舶をポート構体上に乗せるために、小型バウストップ350”が持ち上げられ、船舶は縦一列のポートに乗り上げ、前方の位置に入る。小型バウストップは、入り口部材20上に戻され、第二の(後ろの)船舶がポート上に乗り上げる。小型バウストップが、ポート入り口部材20につながれている場合に船舶がポート構体から出た際、小型バウストップは紛失の恐れなしに、水に浮かぶことができる。この図面は1つの拡張部材220を示しているが、望ましい長さのポート構体にするために、2つ以上の拡張部材を入り口部材20と縦一列に連結させてもよい。
他の形態においては、入り口部材は小型バウストップ350’(図28A)又はフルバウストップ300(図28B)のいずれかと一緒に使用してもよい。図27A及び図27B(及び図28D)に示される形態においては、部材220のフルバウストップは、図28Cに示されるように、小型バウストップと置き換えてもよい。2つの入り口部材20は、バウストップなしか、1つの小型バウストップ、2つの小型バウストップ(図28E)、又は2つのフルバウストップ(図28F)と互いに頭を突き合わせて連結されてもよい。もし2つの入り口部材が、バウストップなしか、1つだけの小型バウストップと互いに頭を突き合わせて連結された場合、この形態は、船舶がポート構体に乗り上げ、前方向でポート構体から出ることを可能にする。これは、船舶の修理にも都合がよい。図28A〜図28Eにおいては、ポート構体は単独で示されている。図28A〜図28Eに示されるポート構体においては、小型バウストップを使用する際、小型バウストップ350’が使用されるが、他の小型バウストップ350、350”のいずれを使用してもよい。しかしながら、バウストップ350’には、図28Eに見られるように、バウストップを隣り合わせに設置するという別の利点もある。2つの小型バウストップ350”も同様に向かい合って設置することができる。
図29A〜図29Dは、ポート形態の一部として連結されたり、組み立てられたポート構体を示している。図29A〜図29Dに見られるように、ポート部材が頭を突き合わせて連結され、フルバウストップ300を備えている場合、バウストップ300の上面はポートに接続するためのデッキ表面の一部となる。実際、図29Dに見られるように、ドック構体への通路は、構体のドック部材に連結されるより、むしろ、フルバウストップに連結されている。
本発明の趣旨から逸脱しない範囲で上述の構成に様々な修正を加えることができ、上述の説明に含まれる又は添付の図面に示される全ての事項は、例示にすぎず、意味を限定するものとして解釈してはならない。例えば、水上バイク用のポートシステムについて述べてきたが、このポートシステムは、他の船舶にも同様に使用することができる。小型バウストップ350は、ポート船台の長さを有さないような小ささでもよい。この場合、バウストップ350は、一対のローラーの一部分のみをカバーしていればよい。さらに、ポート部材上のバウストップの設置及びポート部材のローラーの位置によって、バウストップ350は、どんなローラーにもカバーされない。

Claims (30)

  1. ポート部材及びバウストップを含む船舶用フローティングポートであって、
    ポート部材は、上面、底面、側面、前面及び背面を有し、
    該上面の少なくとも一部に設けられ、該前面から後方に向かって延在し、一対の内方に対向する傾斜した壁に規定された船台、
    該船台の壁に沿って配置された複数のローラーソケット及び、
    該ローラーソケットに受容されたローラーを有し、
    ポート部材の前面は、船台の形状を補足するサイズ及び形状を有する船台への開口を形成しており、
    ポート部材の背面は、船台への入り口を形成しており、
    ポート部材の上面は、前面から後方に向かって船台の両側に延在するデッキ表面を形成しており、
    ポート部材は、底面と上面の間に延在して支柱を受容する開口部であって、デッキ表面において開口した支柱穴を含み、
    バウストップは、ポート部材とは分かれた存在であり、ポート部材の前方においてポート部材に取り付け可能であり、
    バウストップは実質的に前記ポート部材の幅で延在し、
    バウストップは上面、前面、背面、側面及び底面を有し、
    バウストップの上面は、少なくとも一部のデッキ表面を形成し、
    バウストップの底面は、バウストップがポート部材に取り付けられた時に、バウストップがポート部材の上面に載り、船台の前壁の穴を塞ぐように、ポート部材の上面の形状を実質的に補足する形状を有し、
    バウストップは、更にバウストップの底面から上方に向かって延在して支柱を受容する開口部である支柱穴を含み、
    バウストップの支柱穴は、ポート部材の支柱穴と揃うように配置されている
    ことを特徴とする、船舶用フローティングポート。
  2. 前記船台の中央に沿って延在する船台溝を含み、該船台溝が前記傾斜した壁の間に位置することを特徴とする、請求項1に記載の船舶用フローティングポート。
  3. 前記ポート部材の背面によって規定される船台への入り口は入り口部を含み、該入り口部は前記船台の後端から後方に傾斜する傾斜面を有し、該傾斜面は、該ポート部材を水に浮かべた時に水面位又は水面位より下になるように配置された該入り口部への入り口を規定する後端を有することを特徴とする、請求項1に記載の船舶用フローティングポート。
  4. 前記傾斜面が、該傾斜面の長手方向の中心に向かって内方に傾斜する一対の傾斜壁によって規定され、各傾斜壁が外側部分及び内側部分を含み、該内側部分の傾斜が外側部分の傾斜よりも大きいことを特徴とする、請求項3に記載の船舶用フローティングポート。
  5. 前記入り口部の後端に切り欠き部並びに該入り口部の上端及び前端に第二のローラーソケットを含み、ポート部材が該切り欠き部及び該第二のローラーソケットに設けられた第二のローラーを含み、該切り欠き部及び該第二のローラーソケットが前記ポート部材の側壁の間の概ね中央に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の船舶用フローティングポート。
  6. 前記切り欠き部に設けられたローラーが、前記ポート部材を水に浮かべた時に、水面位又は水面位より下になることを特徴とする、請求項5に記載の船舶用フローティングポート。
  7. 前記船台が前記ポート部材の全長の長さで延在し、前記船台が前記ポート部材の前端及び後端の両方で開いており、前記入り口が船台の形状を補足する形状を有したポート部材の背面によって規定されている、請求項1に記載の船舶用フローティングポート。
  8. 前記ポート部材が前記船台の両側に沿って延在するデッキ表面を含み、前記バウストップの底面が、前記ポート部材の該デッキ表面の幅とほぼ同じ幅を有する平らな面、及び、該ポート部材の前記船台の壁に対応して内方に傾斜した面を含むことを特徴とする、請求項1に記載の船舶用フローティングポート。
  9. 前記船台が実質的に該船台の長さで延在する溝を含み、該船台の溝が前記バウストップの傾斜した面の間に延在し、前記バウストップの底面が該船台の溝を補足する形状を有するリブを含むことを特徴とする、請求項8に記載の船舶用フローティングポート。
  10. 前記バウストップの背面が、下方に傾斜した概U型部によって接続された一対の外方及び下方に傾斜した壁を含む船首受容部を含み、該船首受容部が水上バイクの船首の形状に近似していることを特徴とする、請求項1に記載の船舶用フローティングポート。
  11. ポート部材及び分離式バウストップを含む船舶用フローティングポートであって、
    ポート部材は、上面、底面、側面、前面及び背面を有し、
    該上面の少なくとも一部に設けられた、一対の内方に対向する傾斜した壁に規定された船台、
    該船台の壁に沿って配置された複数のローラーソケット及び、
    該ローラーソケットに受容されたローラーを有し、
    該ポート部材は、ポート部材の前端に近似する上面に少なくとも1つの穴を含み、
    バウストップはポート部材に取り付け可能であり、上面、前面、側面、背面及び底面を有し、
    バウストップの底面は、該ポート部材の船台の上面の形状を補足する形状を有し、
    バウストップの背面は、船首受容部を規定し、該船首受容部が船舶の船首の形状に近似する形状を有し、
    バウストップは、バウストップの底面から下方に延在する少なくとも1つの支柱をさらに有し、
    バウストップの支柱は、該ポート部材の上面の穴の中に受容される大きさを有し配置されていることを特徴とする、船舶用フローティングポート。
  12. ポート部材及び分離式バウストップを含む船舶用フローティングポートであって、
    ポート部材は、上面、底面、側面、前面及び背面を有し、
    該上面の少なくとも一部に設けられた、一対の内方に対向する傾斜した壁に規定された船台、
    該船台の壁に沿って配置された複数のローラーソケット及び、
    該ローラーソケットに受容されたローラーを有し、
    バウストップはポート部材に取り付け可能であり、
    バウストップは、対になっているローラーの少なくとも一部をカバーする長さを有し、
    バウストップは、該バウストップの底面に凹部を有し、該凹部は、バウストップを前記ポート部材の上に設置した際に、該ローラーと並ぶように配置され該ローラーを受容する大きさを有するように配置されていることを特徴とする、船舶用フローティングポート。
  13. ポート部材及びバウストップを含む船舶用フローティングポートであって、
    ポート部材は、上面、底面、側面、前面及び背面を有し、
    該上面の少なくとも一部に設けられ、該前面から後方に向かって延在し、一対の内方に対向する傾斜した壁に規定された船台、
    該船台の壁に沿って配置された複数のローラーソケット及び、
    該ローラーソケットに受容されたローラーを有し、
    ポート部材の前面は、船台の形状を補足するサイズ及び形状を有する船台への開口を形成しており、
    ポート部材の背面は、船台への入り口を形成しており、
    バウストップは、ポート部材とは分かれた存在であり、ポート部材の前方においてポート部材に取り付け可能であり、
    バウストップは上面、前面、背面、側面及び底面を有し、
    バウストップの底面の少なくとも一部は、バウストップがポート部材に取り付けられた時に、バウストップがポート部材の前面にある船台の穴を塞ぐように、ポート部材の上面の形状を補足する形状を有する
    ことを特徴とする、船舶用フローティングポート。
  14. 前記ポート部材は第1のポート部材であり、第2のポート部材と縦一列に接続されるように構成されており、
    第2のポート部材は、上面、底面、側面、前面及び背面を有し、
    該側面の間該上面に設けられ、第2のポート部材の形状を補足する形状を有する船台を有し、
    第2のポート部材の前面は、第2のポート部材の船台の形状を補足するサイズ及び形状を有する第2のポート部材の船台への開口を形成しており、
    第1のポート部材と第2のポート部材を接続した場合に、第1のポート部材の船台は第2のポート部材の船台と1列に並んで接続されて、第1のポート部材と第2のポート部材の接合点の橋渡しをする細長い船台を形成する
    ことを特徴とする、請求項13に記載の船舶用フローティングポート。
  15. 前記ポート部材が、単一のワンピースポート部材であることを特徴とする、請求項13に記載の船舶用フローティングポート。
  16. 前記バウストップが、前記ポートに取り外しできるように設けられていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の船舶用フローティングポート。
  17. 前記バウストップが、前記上面に取っ手を含むことを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の船舶用フローティングポート。
  18. 前記バウストップの平らな上面が、取っ手の前方に延在することを特徴とする、請求項17に記載の船舶用フローティングポート。
  19. 前記取っ手の前面が、前記バウストップの前面と同一平面上にあり、該取っ手及びバウストップの前面が共に、実質的に垂直な前記バウストップの前端を規定することを特徴とする、請求項17に記載の船舶用フローティングポート。
  20. 前記バウストップを前記ポートに固定するための綱を含むことを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載の船舶用フローティングポート。
  21. 少なくとも1つの入り口部材、少なくとも1つの拡張部材、少なくとも1つのバウストップ及び接続部材を含む船舶用フローティングポートシステムであって、
    該少なくとも1つの入り口部材は前端、後端、側面、底面及び上面を含み、該上面が一対の対向する内方に傾斜する壁に規定された船台及び入り口部を含み、該船台が該入り口部材の前端で開いており、該入り口部が該船台の後方から該入り口部材の後ろへ延在し、該入り口部材がさらに該入り口部材の側面と前端に配置されたコネクタソケットを有し、
    該少なくとも1つの拡張部材は前端、後端、側面、底面及び上面を含み、該上面が一対の対向する内方に傾斜する壁に規定された船台を含み、該船台が該拡張部材の全長の長さで延在し、該船台が該拡張部材の前端と後端で開いており、該拡張部材が該拡張部材の側面、前端及び後端の中の1つ以上に設置されるコネクタソケットをさらに含み、
    バウストップは、該ポート部材の1つ以上の選択された場所に配置することができ、
    該接続部材は、2つのポート部材を連結するために、該2つのポート部材の並列したコネクタソケットに受容されることができ、
    所望の形態のポート構体を
    (a)1以上のポート部材を以下により連結し、
    (1)入り口部材と1以上の拡張部材を縦一列に連結、又は、
    (2)第1の入り口部材と第2の入り口部材の頭を突き合わせて連結、又は、
    (3)2つの入り口部材を左右に互いに連結、又は、
    (4)該(1)〜(3)の組み合わせ、並びに
    (b)1つ以上のバウストップをポート構体の部材に配置する
    ことにより形成することができる船舶用フローティングポートシステム。
  22. 前記バウストップがフルバウストップであり、該バウストップが実質的に前記ポート部材の幅で延在し、該バウストップが上面、前面、背面、側面及び底面を有し、該底面が、該バウストップが前記ポート部材の上面にあるように、該ポート部材の上面の形状を実質的に補足する形状を有することを特徴とする、請求項21に記載の船舶用フローティングポートシステム。
  23. 前記ポート部材が前記船台の両側に沿って延在するデッキ表面を含み、前記バウストップの底面が、該ポート部材の該デッキ表面の幅とほぼ同じ幅を有する平らな面、及び、該ポート部材の前記船台の壁に対応して内方に傾斜した面を含むことを特徴とする、請求項22に記載の船舶用フローティングポートシステム。
  24. 前記船台が実質的に該船台の長さで延在する溝を含み、該船台の溝が該船台の傾斜した面の間に延在し、バウストップの底面が該船台の溝を補足する形状を有するリブを含むことを特徴とする、請求項23に記載の船舶用フローティングポートシステム。
  25. 前記バウストップの背面が、下方に傾斜した概U型部によって接続された一対の外方及び下方に傾斜した壁を含む船首受容部を含み、該船首受容部が水上バイクの船首の形状に近似していることを特徴とする、請求項22に記載の船舶用フローティングポートシステム。
  26. 前記バウストップが、前記ポートに取り外しできるように設けられていることを特徴とする、請求項21に記載の船舶用フローティングポートシステム。
  27. 前記ポート部材が該ポート部材の前端に近似する前記上面に少なくとも1つの穴を含み、前記バウストップが上面、前面、側面、背面及び底面を含み、バウストップの底面が該ポート部材の船台の上面の形状を補足する形状を有し、バウストップの背面が船首受容部を含み、該船首受容部が船舶の船首に近似する形状を有し、該バウストップが該底面から下方に延在する少なくとも1つの支柱をさらに有し、該バウストップの支柱が該ポート部材の上面の穴の中に受容される大きさを有し配置されていることを特徴とする、請求項26に記載の船舶用フローティングポートシステム。
  28. 前記バウストップが少なくとも一対のローラーをカバーする長さを有し、該バウストップが該バウストップの底面に凹部を有し、該バウストップを前記ポート部材に設置した際に、該凹部が該ローラーと並ぶように配置されて該ローラーを受容する大きさを有することを特徴とする、請求項27に記載の船舶用フローティングポートシステム。
  29. 前記バウストップが、バウストップの上面に取っ手を含むことを特徴とする、請求項27に記載の船舶用フローティングポートシステム。
  30. 前記バウストップを前記ポート部材に固定するための綱を含むことを特徴とする、請求項26に記載の船舶用フローティングポートシステム。
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