JP2014532005A - 調整可能な腹盤木を有する乗り入れ式船舶リフト - Google Patents

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Abstract

乗り入れ式船舶リフト(10)は、取り外し/交換可能な腹盤木(50、80)を有する。腹盤木は2つのレールを画定するように構成されている。一の形態において、一のレール(64)は他のレール(66)よりも高い位置にある。高さの異なるレールを有するこの腹盤木は、リフトが異なる寸法の船舶を受け容れるように構成されるように、いずれかのレールが内側を向くようにリフト本体上に配置され得る。第2の形態において、腹盤木(80)は、リフト本体に腹盤木が取り付けられたときにリフト本体の後部から後方へ延在するように配置されるスロープ部(84)を有する。腹盤木のスロープ部(84)は、リフトと船舶とが最初に接触する犠牲点を提供し、船舶のリフト上へのより穏やかな乗り入れを提供する。【選択図】図3

Description

[関連出願への相互参照]
本出願は、2011年10月10日に出願された米国特許出願第61/545,395号に基づく優先権を主張する。
[連邦政府によって出資された研究又は開発に関する陳述]
該当なし。
本出願は、乗り入れ式船舶リフトに関し、特に、調整可能な/置き換え可能な腹盤木又は滑走部材を有する船舶リフトに関する。
乗り入れ式船舶リフトには、該船舶リフト上に船舶が配置されたときに船舶がその上に載る、可能な複数のローラー又は縦長の滑走部材がしばしば設けられている。そのようなローラー/滑走台の例が米国特許第7,069,872号に示されており、ここに参照を以って組み入れられる。該文献に開示されているローラー/滑走台は、腕木上に取り付けられ、それによって異なる寸法又は形状の船底を受け容れる。しかしながら、多くの船舶リフトにおいては、上記ローラー/滑走台はピボット式ではなく、そのため、多くの船舶リフトにおいては、上記ローラー/滑走台又は腹盤木は、異なる大きさの船舶を受け容れるために調整または交換することができない。
短く述べると、乗り入れ式船舶リフトのための着脱可能な腹盤木(bunk;バンク)が提供される。該船舶リフトは、上面と、複数の側壁と、前方壁と、後方壁とを有する本体を有する。船体受け容れ路が、上記上面に形成されており、当該船舶リフトへの入り口を画定する。腹盤木を受け容れるために、腹盤木受け容れスロットが、上記上面の、船体受け容れ路の両側に形成されている(2つの腹盤木受け容れスロットが存するように)。腹盤木受け容れスロットは、当該船舶リフトの上記後方壁から前方へ延在する。
腹盤木は、上記腹盤木受け容れスロットのそれぞれに固定される。腹盤木はそれぞれ、底面と、第1の側壁と、該第1の側壁と向かい合った第2の側壁と、上面とを有する。腹盤木の上面は、船舶が当該船舶リフト上に配置されたときにその上に船舶の船体が載置される少なくとも一つのレールを画定する。
上記リフト本体の腹盤木受け容れスロット及び腹盤木は、腹盤木が腹盤木受け容れスロットに着脱可能に固定可能であるように構成されている。一の態様において、腹盤木は腹盤木受け容れスロットへの受け容れは摩擦式である。一の形態において、腹盤木は、当該腹盤木の少なくとも一の上記側壁の底部から外側に延在する少なくとも一つの横フランジを有し;該横フランジにより、腹盤木は、腹盤木受け容れスロットの幅にほぼ等しい全幅を有する。該横フランジは、該フランジが連続的でないように、複数の別個の部分を有してなるものとすることができる。腹盤木本体の幅および腹盤木のフランジを含めた腹盤木の全幅は、当該腹盤木が当該船舶リフトの腹盤木受け容れスロットに摩擦によって受け容れられる大きさにされている。腹盤木を腹盤木受け容れスロットにさらに固定するために、腹盤木には、当該腹盤木が腹盤木受け入れスロットに配置されたときに該腹盤木受け容れスロットの留め具受け入れ穴と並ぶ留め具受け入れ穴が形成され得る。留め具は、腹盤木を腹盤木受け入れスロットに固定するために、腹盤木の留め具受け入れ穴を通って、上記本体の留め具受け入れ穴に入るように延在する。腹盤木のための留め具受け入れスロットは、当該腹盤木の反対側の端部から延在するタブ部に形成され得る(腹盤木が腹盤木受け入れスロットより短い場合に)か、又は、腹盤木の本体を通じて延在し得る。
腹盤木の一の態様において、腹盤木が上記第1の側壁に結合された第1のレールと、上記第2の側壁に結合された第2のレールとを確定するように、腹盤木の上面は概ね凹形状である。腹盤木の一の形態において、上記第1のレールが上記第2の側壁の鉛直方向上方に存するように、上記第1の側壁の高さは上記第2の側壁よりも高くなっている。この場合には、腹盤木は、上記第1の又は第2の側壁が内側を向くように、腹盤木受け入れスロットに配置され得る。他の一形態において、腹盤木は、当該腹盤木の長さを延長し且つ当該腹盤木の中央を通って延在する腹盤木の鉛直面について概ね対称であり、当該腹盤木の上記2つの側壁の高さは概ね同一である。
腹盤木の他の一態様において、腹盤木は、当該船舶リフトの後端部を超えて延在し、当該腹盤木の後端部に配設されたスロープ部を有し得る。このスロープ部は、傾斜したスロープ面と、向かい合った側壁と、前壁とを有する。該スロープ部前壁は、当該船舶リフトの後壁の高さと少なくとも等しい高さを有し得る。
調整/交換可能な腹盤木を受け容れるように適合された乗り入れ式船舶リフトの上方斜視図である。 船舶リフトの後方斜視図である。 短い腹盤木を取り付けられた船舶リフトの斜視図である。 短い腹盤木を取り付けられた船舶リフトの側方立面図である。 短い腹盤木の斜視図である。 短い腹盤木の端部立面図である。 短い腹盤木の上面視平面図である。 短い腹盤木の底部平面図である。 短い腹盤木の第1の側面からの側方立面図である。 短い腹盤木の反対側の側面からの側方立面図である。 長い腹盤木を取り付けられた船舶リフトの斜視図である。 長い腹盤木を取り付けられた船舶リフトの側方立面図である。(A)船舶リフトの拡大断面図であって、図11の12A−12A矢視図であり、船舶リフトに配置された長い腹盤木を示す図である。 長い腹盤木を取り付けられた船舶リフトの底部平面図である。 長い腹盤木の斜視図である。 長い腹盤木の後端部立面図である。 長い腹盤木の前端部立面図である。 長い腹盤木の上面視平面図である。 長い腹盤木の底部平面図である。 長い腹盤木の側方立面図である。
対応する参照符号は複数の図面にわたって使用される。
[詳細な説明]
下記の詳細な記述は、本発明を限定ではなく例示によって説明するものである。本記述は明らかに、クレームされた発明を当業者が生産および使用できるようにし、そして出願人がクレームされた発明の最良の実施形態と信じるものを含めて、クレームされた発明の複数の実施形態、適合、バリエーション、代替物、及び使用を説明する。加えて、クレームされた発明は、その応用において、下記の説明または図面に記載の構成および設計の詳細に限定されるものではないことが理解されなければならない。クレームされた発明は、他の実施形態が可能であり、様々なやり方によって実践ないし実施することが可能である。また、本明細書において使用される用語は説明の目的で用いられるものであって、発明を限定するものと見なされるべきではないことが理解されなければならない。
図1及び2は、交換可能な腹盤木を受け容れるように適合された乗り入れ式船舶リフト10を示す。乗り入れ式船舶リフト10は、上方デッキ部12を含み、略水平の上面14と、前壁16と、側壁18とを有する。前壁および側壁は、米国特許第5281055号に開示のように船舶リフト10をドックシステムに組み込むことを可能にするための連結具受け入れスロット20を有し、該文献の開示はここに参照を以って組み入れられる。船舶リフト10をドックシステムに組み込むために他の連結システムを用いることも可能であることが理解されるべきである。船舶リフトにアタッチメントを連結または取り付けるための追加的な連結具スロット21が設けられている。
船舶受け容れ部22は、上方デッキ部12から後方に延在している。船舶受け容れ部22は、上面24と、側壁26と、後端部28とを有する。船舶受け容れ部22は、後方に行くにつれて下方に傾斜しており、側壁26が後端部28において船舶受け容れ領域の前部におけるよりも高さが低くなるようになっている。図から判るように、側壁26は上方デッキ部12の側壁18から連続している。幅の狭い溝27が、上方デッキ部22及び船舶受け容れ部24の上面14及び上面24に形成されている。公知の通り、溝27は船舶リフトの上面からの水の除去を容易にする。
第1の通路30は船舶リフト10への入り口32を形成しており、船舶受け容れ部22の後端部28から前方に延在しており、船舶受け容れ部22の側壁26の間の略中央に配置されている。第1の通路30は、船舶受け容れ部22の上面24よりも急な傾斜を有しており、傾斜した側壁34によって画定されている。ローラー36は、第1の通路30に沿って一定の間隔をおいて配置されており、第1のローラー36は通路30の入り口に配置されている。第2の通路38は第12の通路30から実質的に船舶リフトのデッキ部12の前壁16まで延在している。図から判るように、第2の通路38は第1の通路30ほど幅広ではない。
腹盤木受け容れスロット38は第1の通路30の両側に形成されている。スロット38は相互に平行であり、第1の30に対しても平行である。腹盤木受け容れスロット38は、船舶受け容れ領域22の後端部28から前方へ延在しており、該スロットが後端部28において開口しているようになっている。スロット38は、第1の通路30の長さと略等しい長さを有している。留め具受け容れ穴40は、通路38の底面42に形成されている。留め具受け容れ穴40は、対で形成され、通路38に沿って一定間隔で配置されているように図示されている。
図3及び4は、スロット38に配置された短い腹盤木50を示している。図3において最もよく判るように、腹盤木50は通路38よりも短い。図3において、一方の腹盤木は本質的にそのスロットの後部に配置されているように図示されており、他方の腹盤木はそのスロット38の前方端部に配置されているように図示されている。このように、2つの腹盤木50は相互にずれた状態で図示されている。実際の使用においては、2つの腹盤木はそれぞれのスロットの同一の相対位置にそれぞれ配置され、該2つの腹盤木の端部は相互に同じ高さになる。図3は、腹盤木50がスロット38に沿って異なった位置に配置可能であることを示すために描かれたものである。
短い腹盤木50は、図5〜10により詳細に示されている。腹盤木50は、該腹盤木の底面54から互いに向けて上方に傾斜している向かい合った端部52を有する。取り付けフランジ又は舌部56は、各端部56の底部から延在している。フランジ56は、開口部58を有し、開口部58を通って留め具が延在することにより腹盤木50を船舶リフトの腹盤木受け容れスロット38に固定する。腹盤木50は、開口部58が船舶リフト10のスロット38の留め具受け容れ穴40と並ぶような全長(一方のフランジ56の端部から反対側のフランジの端部まで)を有する。腹盤木50は、第1の側壁60と、第2の側壁62とを有する。図5及び6において最もよく判るように、第1の側壁60の高さは第2の側壁62よりも高くなっている。側壁60及び62はそれぞれ、丸みを付けられた上面64及び66においてそれぞれ終わる。内壁68a及び68b並びに底面68cによって画定される凹面または通路68は、2つの上面64及び66の間に形成されている。2つの上面64及び66は、上側レール及び下側レールをそれぞれ画定する。最後に、腹盤木50は、複数の、一定の間隔をおいて配置された、分離した横フランジ又は耳部70を有し、これは側壁60及び62の底部から外側に向けて延在している。このようにして、図8において判るように、フランジ70の底部側(フランジ56の底部側も)は、腹盤木50の底面54と同一平面上にある。フランジ70により腹盤木50は、腹盤木受け容れスロット38の幅と実質的に等しい全幅を有しており、腹盤木がスロット38にぴったり合うようになっている。分離したフランジとして図示してはいるが、フランジ70は腹盤木50の全長にわたって延在する一つの連続したフランジとして形成されていてもよい。
腹盤木50を船舶リフトの各スロット38に配置することにより、腹盤木50が船舶リフト10に固定される。取り付けフランジ56の孔58は、スロット50の穴40に合わせて配列されており、留め具(例えばボルトやネジ等。)が該並べられた開口部に通されることにより腹盤木50が所定の位置に固定される。フランジ70は、本質的には、腹盤木のスロット38への摩擦による取り付けを提供するが、例えば船舶リフト上への船舶の取り付け及び取り外しの繰り返しによって腹盤木の位置が変わらないように、留め具を使いることがさらに好ましい。上記したように、2つの腹盤木は、好ましくは相互に合わせるように配列される。腹盤木50は、第1の(より背の高い)側壁60が内側を向くようにして、又は第2の(より背の低い)側壁62が内側を向くようにして、スロットに固定され得る。両方の腹盤木が同一のやり方で(すなわち、両方の腹盤木が第2のより背の低い側壁を内側に向けるようにして、又は、両方の腹盤木が第1のより背の高い側壁を内側に向けるようにして)配置されることが好ましい。例として、図3は、一方の腹盤木が第1の側壁を内側に向けるように配置されており、他方の腹盤木が第2の側壁を内側に向けるようにして配置されている状態を示している。
船舶が船舶リフトに乗り込むと、当該船舶の中央(又はキール)は船舶リフトの通路30に受け容れられ、当該船舶の船体はローラー36上に載置される。腹盤木50が、第1の(より背の高い)側壁60が内側を向くように配置されている場合には、船体はエッジ又はレール64の上に載置される。腹盤木50が第2の(より背の低い)側壁62を内側に向けるように配置されている場合には、船体の傾き及び幅に依存して、船体はエッジ又はレール66及び64の一方又は両方の上に載置されうる。このようにして、理解されるように、腹盤木を第1の又は第2の側壁が内側を向くように配置することにより、船舶リフト10は異なる形状又は寸法の船体を受け容れるように構成され得る。さらには、腹盤木50は交換可能である。船舶リフトが使用されるにつて、腹盤木50は摩耗する。腹盤木50が、もはや機能しないほどにまで摩耗したときには、当該腹盤木は単に新たな腹盤木に交換することができ、これにより船舶リフト10の使用寿命が延長される。
図11〜13は、長い腹盤木80が取り付けられた船舶リフト10を示している。腹盤木80のさらなる詳細を図14〜19に示す。腹盤木80は、スロット38に受け容れられ且つスロット38の実質的な全長にわたって延在する延長レール部82と、船舶リフト10の後端部から後方へ延在するスロープ部84とを有する。
長い腹盤木80のレール部82は、側壁86と、凹形状の上面88と、底面90と、前壁92とを有する。側壁86から凹形状の上面88へ遷移する部分は丸みを帯びており、それによりレール部82が、丸みのある2つの向かい合ったレール92a、bを画定している。孔96は、レール上面88に沿って分離した位置に配置されており、船舶リフトのスロット38の留め具受け容れ開口部40に合わせて配列されている。留め具(例えばネジやボルト等。)は開口部96を通って開口部40へ入り、腹盤木80をスロット38に固定する。図から判るように、レール94a、bは孔96の鉛直上方にある。したがって、留め具の上面はレール94a、bの下方にあり、このようにして留め具は腹盤木80が取り付けられた船舶リフト上に配置された船舶から効果的に「隠され」る。これにより、留め具が船舶の船体を傷つける可能性が低減される。最後に、レール部82は、側壁86の底部から外側に向けて延在するフランジ98を有する。短い腹盤木50のフランジ70と同様に、フランジ98により、腹盤木80は、フロート10の腹盤木受け容れスロット38の幅と実質的に等しい全幅を有し、これにより腹盤木80は摩擦によってスロット38に受け容れられる。
長い腹盤木80のスロープ部84は、傾斜したスロープ面100と、略垂直な前壁102と、底部104と、側壁106とを有する。側壁106は、レール部82の側壁86に対して略平行な第1の部位106aと、内側に向けて下方へ傾斜する部位106bとを有する。よって前壁102は、図16において最もよく判るように、略台形であり、壁102の底端部は壁102の上部におけるよりも幅が狭くなっており、前壁102はスロープ面100よりも幅が狭くなっている。前壁102は、腹盤木のスロープ部84の底部104が船舶リフト10の底面の位置か又はそれより下方に位置するように、少なくとも船舶リフト10の後端部28ほどは高さを有している。このことは図12(A)の断面において最もよく理解される。
腹盤木50とは異なり、腹盤木80は、船舶が船舶リフト10より先に接触するスロープ面を提供し、船舶リフト10へのより穏やかな(より急でない)乗り入れを提供する。よって、船舶の船舶リフトの後端部28に対する最初の衝撃は、船舶リフトが短い腹盤木50を取り付けられている場合ほどには激しくならない。腹盤木80(特にスロープ面100)は犠牲的であるとみなすことができる。腹盤木80が船舶からの最初の衝撃を担うので、船舶リフト10の後端部は、仮に腹盤木80がスロープ面を提供しなかったとした場合ほどには急には劣化しない。スロープ面100がもはや使用できないときには、腹盤木80は交換することができる。したがって、腹盤木80によれば、船舶リフト10の使用寿命を延長することができる。短い腹盤木50とは異なり、長い腹盤木80は当該腹盤木の全長にわたって延在し且つ当該腹盤木の中央を通って延在する鉛直面について対称的である。したがって、短い腹盤木50とは異なり、腹盤木80は異なる寸法の船舶を受け容れるために異なる位置に取り付けることができない。
実際には、小型の船舶、例えば水上オートバイ(PWC)や20’(フィート)よりも短い長さを有するボートを船舶リフト10上に乗り入れる場合には、船舶リフト10は短い腹盤木50を取り付けられ得る。しかしながら、より大きな(そして重い)船舶を船舶リフト10上に乗り入れる場合には、大きく重い船舶においては長い腹盤木の寿命延長性能(すなわちスロープ面100のによる利得)がより顕著になることから、船舶リフト10は長い腹盤木80を取り付けられ得る。
上記の構成に対して、クレームされた発明の範囲を外れることなく種々の変更が可能であるから、上記の説明に含まれる又は添付の図面に示されている事項は、限定的な意味ではなく、例示として解釈されるべきことが意図される。

Claims (20)

  1. 乗り入れ式船舶リフトであって、
    上面、側壁、前壁、及び後壁を有する本体と;
    前記上面に形成され、前記リフトへの入り口を確定する、船体受け容れ路と;
    前記上面の前記船体受け容れ路の両側に形成され、前記後壁から前方に延在する、腹盤木受け容れスロットと;
    前記腹盤木受け容れスロットのそれぞれに固定される腹盤木と;
    を有し、
    前記腹盤木はそれぞれ、底面、第1の側壁、該第1の側壁と向かい合う第2の側壁、及び上面を有し;該上面は船舶が前記リフト上に配置されたときに該船舶の船体が載置される少なくとも一つのレールを画定し;
    前記リフト本体の前記腹盤木受け容れスロット及び前記腹盤木は、前記腹盤木が前記腹盤木受け容れスロットに着脱可能に固定可能であるように構成されている、
    乗り入れ式船舶リフト。
  2. 前記腹盤木は前記腹盤木受け容れスロットに摩擦によって受け容れられる、
    請求項1に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  3. 前記腹盤木は、前記腹盤木の前記側壁の少なくとも一つの底部から外側に向けて延在する少なくとも一つの横フランジを有し;
    前記横フランジにより、前記腹盤木が、前記腹盤木受け容れスロットの幅と略等しい全幅を有する、
    請求項2に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  4. 前記船舶リフト本体が、前記腹盤木受け容れスロットのそれぞれに、留め具受け容れ穴を有し;
    前記腹盤木はそれぞれ複数の留め具受け容れ孔を有し、前記腹盤木の留め具受け容れ孔のそれぞれは、前記腹盤木が前記スロットに配置されたときに前記リフト本体の前記留め具受け容れ穴と合わせて並ぶように配置されており;
    前記乗り入れ式船舶リフトは、前記腹盤木の前記留め具受け容れ孔を通って前記本体の前記留め具受け容れ穴に入るように延在する留め具をさらに有する、
    請求項1に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  5. 前記腹盤木が、前記本体の前記腹盤木受け容れスロットよりも短く;
    前記腹盤木が、該腹盤木の前端から延在する前フランジと、該腹盤木の後端から延在する後フランジを有し;
    前記腹盤木の前記留め具受け容れ孔は、前記前フランジ及び後フランジに形成されている、
    請求項4に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  6. 前記腹盤木の前記留め具受け容れ孔は、前記腹盤木の上面に開口している、
    請求項4に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  7. 前記腹盤木上面が略凹形状であることにより、前記腹盤木が前記第1の側壁に結合された第1のレールと、前記第2の側壁に結合された第2のレールとを画定する、
    請求項1に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  8. 前記第1の側壁の高さが前記第2の側壁よりも高いことにより、前記第1のレールが前記第2のレールの鉛直上方にある、
    請求項7に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  9. 前記腹盤木が、前記第1の側壁又は第2の側壁を内側に向けて、前記腹盤木受け容れスロットに配置可能である、
    請求項8に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  10. 前記腹盤木が、該腹盤木の全長にわたって延在し且つ該腹盤木の中央を通って延在する鉛直面について略対称である、
    請求項7に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  11. 前記腹盤木が、前記レールの後端部に配置されたスロープ部を有し;
    前記スロープ部は、傾斜したスロープ面、向かい合った側壁、及び前壁を有し;
    前記スロープ部の前壁は、前記リフト本体の前記後壁の高さと等しい高さを少なくとも有する、
    請求項1に記載の乗り入れ式船舶リフト。
  12. 乗り入れ式船舶リフトのための腹盤木であって;
    前記腹盤木は、底面と、第1の側壁と、該第1の側壁と向かい合う第2の側壁と、上面とを有し;
    前記上面は、前記リフト上に前記船舶が配置されたときに前記船舶の船体が載置される少なくとも一つのレールを画定する、
    乗り入れ式船舶リフトのための腹盤木。
  13. 前記腹盤木は、留め具が前記腹盤木を乗り入れ式船舶リフトの本体に着脱可能に固定するために通ることができる複数の留め具受け容れ孔を有する、
    請求項12に記載の腹盤木。
  14. 前記腹盤木は、該腹盤木の前端部から延在する前フランジ、及び前記腹盤木の後端部から延在する後フランジを有し;
    前記腹盤木の前記留め具受け容れ孔が、前記前フランジ及び後フランジに形成されている、
    請求項13に記載の腹盤木。
  15. 前記腹盤木の前記留め具受け容れ孔が、前記腹盤木の前記上面に開口している、
    請求項13に記載の腹盤木。
  16. 前記腹盤木は、該腹盤木の前記側壁の少なくとも一つの底部から外側に向けて延在する少なくとも一つの横フランジを有する、
    請求項12に記載の腹盤木。
  17. 前記腹盤木の上面が略凹形状であることにより、前記腹盤木が、前記第1の側壁に結合された第1のレールと、前記第2の側壁に結合された第2のレールとを画定する、
    請求項12に記載の腹盤木。
  18. 前記第1の側壁の高さが前記第2の側壁よりも高いことにより、前記第1のレールが前記第2のレールの鉛直上方にある、
    請求項17に記載の腹盤木。
  19. 前記腹盤木が、該腹盤木の全長にわたって延在し且つ該腹盤木の中央を通って延在する鉛直面について略対称である、
    請求項17に記載の腹盤木。
  20. 前記腹盤木は、前記レールの後端部に配置されたスロープ部を有し;
    前記スロープ部は、傾斜したスロープ面、向かい合った側壁、底部、及び前壁を有し;
    前記スロープ部の前壁は、前記腹盤木が船舶リフトに固定されたときに船舶リフトの底部のすぐ後ろに前記スロープ部の前記底部が配置されるような寸法を有する、
    請求項12に記載の腹盤木。
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