JP5295469B1 - 数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

加工プログラムのうち固定サイクルに対する指令コードと、指令コードに応じた処理を実行するためのサブプログラムとが登録されたテーブルを保持するテーブル保持部(13)と、加工プログラムから読み込まれた指令コードに対応するサブプログラムをテーブルから読み出し、サブプログラムに応じた処理を実行する指令実行部(12)と、テーブルの登録内容の変更を受け付けるインタフェースである表示部(14)と、を有し、インタフェースは、指令コードによって指定される処理の内容を指令実行部が正常に認識可能とする本来仕様とは異なる外来仕様の加工プログラムのサブプログラムに対する、マクロ処理の実行のためのマクロ設定を受け付ける。

Description

本発明は、数値制御(Numerical Control;NC)装置に関する。
従来、NC装置は、固定サイクルに対する指令コード(例えばGコード)とサブプログラムとを対応付けるテーブルを保持するものがある。NC装置は、ユーザによって入力された加工プログラム中の、固定サイクルに対するGコードを読み込むと、そのGコードに対応するサブプログラムを読み出す。NC装置は、読み出したサブプログラムによる処理を実行する。
製造メーカが異なるNC装置同士において、同一の機能に対して異なる仕様の指令が使用される場合がある。例えば、Gコードにおける引数の設定は、NC装置ごとに異なることがある。従来、NC装置は、保持するテーブルに存在しないGコードを読み込んだ場合や、引数の設定が異なるGコードを読み込んだ場合、エラー処理を実行し、サブプログラムの実行を中止する。NC装置が本来保有する仕様とは異なる仕様の加工プログラムは、Gコードやその引数をユーザによって記述し直してから使用することとなる。
この問題に関し、例えば特許文献1には、NC装置の仕様とは異なる仕様の指令について、機械語への変換処理を行うことで、NC装置への適用を可能とする技術が提案されている。
特開平11−143511号公報
特許文献1に開示されている数値制御装置は、NC装置の仕様とは異なる仕様の指令を機械語へ変換するものであって、仕様の異なる指令コード同士の変換を可能とするものではない。指令コードから機械語への変換は、システムに固有の処理とされる。各固定サイクルによる加工時と、固定サイクル以外の通常の加工時とで、同様の設定で加工が行われると、各固定サイクルにおいて最適な条件での加工を行うことが困難となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、仕様の異なる加工プログラムを使用して、各固定サイクルにおいて最適な条件での加工を可能とする数値制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、加工プログラムのうち固定サイクルに対する指令コードと、前記指令コードに応じた処理を実行するためのサブプログラムとが登録されたテーブルを保持するテーブル保持部と、前記加工プログラムから読み込まれた前記指令コードに対応する前記サブプログラムを前記テーブルから読み出し、前記サブプログラムに応じた処理を実行する指令実行部と、前記テーブルの登録内容の変更を受け付けるインタフェースと、を有し、前記インタフェースは、前記指令コードによって指定される処理の内容を前記指令実行部が正常に認識可能とする本来仕様とは異なる外来仕様の前記加工プログラムの前記サブプログラムに対する、マクロ処理の実行のためのマクロ設定を受け付けることを特徴とする。
本発明にかかる数値制御装置は、サブプログラムに対するマクロ処理によって、加工プログラムを外来仕様から本来仕様へと変換可能とする。ユーザは、外来仕様の加工プログラムについて別途修正を施すこと無く、数値制御装置に使用することができる。数値制御装置は、固定サイクルにおける処理ごとのマクロ設定の編集を適宜受け付けることで、各固定サイクルにおいて最適な条件での加工を可能とする。これにより、数値制御装置は、仕様の異なる加工プログラムを使用して、各固定サイクルにおいて最適な条件での加工を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる数値制御装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、表示部が備えるインタフェース画面における表示の例を示す図である。 図3は、NC装置の動作の手順を説明するフローチャートである。 図4は、加工プログラムと、前処理、実行処理、後処理および例外処理の各マクロ設定との一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる数値制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる数値制御装置の概略構成を示すブロック図である。数値制御(Numerical Control;NC)装置1は、例えば穴あけ加工等を実施する工作機械(図示省略)の駆動を制御する。NC装置1は、加工プログラム解析部11、指令実行部12、テーブル保持部13および表示部14を有する。
加工プログラム解析部11は、NC装置1へ入力された加工プログラムを読み込み、解析を行う。指令実行部12は、加工プログラム解析部11で解析された指令に応じた処理を実行する。テーブル保持部13は、テーブルを保持する。
テーブル保持部13が保持するテーブルは、加工プログラムのうちの固定サイクルにかかる指令コードとサブプログラムとが対応付けられ登録された対応表とする。NC装置1は、固定サイクルにかかる指令コードをテーブル保持部13内のテーブルに登録することで、固定サイクルにかかる指令コードとその他の指令コードとを区別する。指令コードは、例えばGコードとする。
指令実行部12は、加工プログラムから読み込まれた指令コードに対応するサブプログラムをテーブル保持部13のテーブルから読み出す。指令実行部12は、サブプログラムに応じた処理を実行する。表示部14は、テーブル保持部13が保持するテーブルの内容の変更を受け付けるインタフェースとして機能する。
NC装置1は、本来仕様の加工プログラムのほか、外来仕様の加工プログラムについても入力を受け付ける。ここで、本来仕様とは、指令コードによって指定される処理の内容を指令実行部12が正常に認識可能とする加工プログラムの仕様とする。外来仕様とは、本来仕様とは異なる仕様とする。外来仕様の加工プログラムは、例えば、本実施の形態にかかるNC装置1以外の他のNC装置に適合するように生成された加工プログラムとする。
図2は、表示部が備えるインタフェース画面における表示の例を示す図である。表示部14は、インタフェース画面15を備える。表示部14は、外来仕様の加工プログラムのサブプログラムに対するマクロ処理の実行のためのマクロ設定を、インタフェース画面15において受け付ける。インタフェース画面15において受け付けられたマクロ設定は、テーブル保持部13が保持するテーブルに登録される。インタフェース画面15は、指令コードごとに登録されているマクロ設定を、マクロ設定画面として表示する。
表示部14は、固定サイクルのうち、加工の前処理および実行処理と、加工の正常終了における後処理と、加工の異常終了における例外処理と、のそれぞれに対し、マクロ設定を受け付け可能とする。
Gコードは、文字「G」と2桁の数字によって表される。「前処理マクロ」の欄は、加工の前処理に対してユーザが登録したマクロ設定を表す。「実行処理マクロ」の欄は、加工の実行処理に対してユーザが登録したマクロ設定を表す。「後処理マクロ」の欄は、加工の正常終了における後処理に対してユーザが登録したマクロ設定を表す。「例外処理マクロ」の欄は、加工の異常終了における例外処理に対してユーザが登録したマクロ設定を表す。なお、「前処理マクロ」、「実行処理マクロ」、「後処理マクロ」および「例外処理マクロ」の各欄のうち「−」は、マクロ設定がなされておらず、特殊な処理を行わない設定であることを表す。
図2に示す例によると、Gコード「G83」に対して、前処理マクロとして「マクロ1」、実行処理マクロとして「マクロ2」、後処理マクロとして「マクロ3」、例外処理マクロとして「マクロ4」がそれぞれ登録されている。指令実行部12は、Gコード「G83」についてこれらのマクロ設定を参照した場合に、前処理マクロとして「マクロ1」、実行処理マクロとして「マクロ2」、後処理マクロとして「マクロ3」、例外処理マクロとして「マクロ4」をそれぞれ実行する。
Gコード「G84」に対しては、前処理マクロとして「マクロ1」、実行処理マクロとして「マクロ5」、後処理マクロとして「マクロ6」がそれぞれ登録されている。例外処理マクロは、設定されていない。Gコード「G85」に対しては、前処理マクロ、実行処理マクロ、後処理マクロおよび例外処理マクロのいずれも設定されていない。Gコード「G85」に対しては、Gコード「G85」に応じた通常の処理を実行する。
Gコード「G86」に対しては、前処理マクロとして「マクロ7」、実行処理マクロとして「マクロ8」、後処理マクロとして「マクロ9」、例外処理マクロとして「マクロ9」がそれぞれ登録されている。NC装置1は、Gコード「G86」に対しては、加工の正常終了における後処理と、加工の異常終了における例外処理とで、「マクロ9」による同じ動作をなす。
図3は、NC装置の動作の手順を説明するフローチャートである。加工プログラム解析部11は、NC装置1へ入力された加工プログラムを読み込み、解析を行う(ステップS1)。指令実行部12は、加工プログラムから読み取ったGコードが固定サイクルにかかるものであるか否か、かつテーブル保持部13に登録されているか否かを判断する(ステップS2)。
加工プログラムから読み取ったGコードが固定サイクルにかかるものではない場合、およびGコードがテーブル保持部13に登録されていない場合(ステップS2、No)、指令実行部12は、読み取ったGコードに応じた通常の処理を実行する(ステップS14)。
加工プログラムから読み取ったGコードが固定サイクルにかかるものであり、かつテーブル保持部13に登録されている場合(ステップS2、Yes)、指令実行部12は、前処理、実行処理、後処理および例外処理の各マクロ設定のいずれかが登録されているか否かを判断する(ステップS3)。前処理、実行処理、後処理および例外処理の各マクロ設定のいずれかが登録されていない場合(ステップS3、No)、指令実行部12は、読み取ったGコードに応じた通常の処理を実行する(ステップS14)。
例えば、図2に示す例の場合、Gコード「G85」は、固定サイクルにかかるものとしてテーブル保持部13に登録されている一方、前処理、実行処理、後処理および例外処理の各マクロ設定のいずれも登録されていない。指令実行部12は、Gコード「G85」に応じた通常の処理を実行する。
前処理、実行処理、後処理および例外処理の各マクロ設定のいずれかが登録されている場合(ステップS3、Yes)、指令実行部12は、マクロ設定に応じた変更前におけるサブプログラムに関する設定内容である現在のモーダルおよびパラメータ等の状態を自動的に保存し、バックアップとする(ステップS4)。指令実行部12は、設定変更フラグをONにする(ステップS5)。設定変更フラグは、モーダルおよびパラメータ等の設定が変更されているか否かを示すフラグとする。
例えば、図2に示す例の場合、Gコード「G83」は、固定サイクルにかかるものとしてテーブル保持部13に登録されており、かつ前処理、実行処理、後処理および例外処理の各マクロ設定がいずれも登録されている。指令実行部12は、Gコード「G83」について、現在のモーダルおよびパラメータ等の設定を保存し、設定変更フラグをONにする。
指令実行部12は、ステップS1における解析の結果から、加工プログラムから読み込まれたGコードが外来仕様によるものか否かを判断する(ステップS6)。
図4は、加工プログラムと、前処理、実行処理、後処理および例外処理の各マクロ設定との一例を示す図である。図4に示す加工プログラムは、外来仕様である仕様AによるGコード「G83」を含むものとする。仕様AのGコードは、例えば、アドレスを「S」および「F」によって指定するものとする。
一方、NC装置1は、本来仕様として仕様Bが設定されているものとする。仕様BのGコードは、例えば、アドレスを「P」によって指定するものとする。「S」、「F」および「P」は、P=S/Fの関係を満たすものとする。
指令実行部12は、ステップS1による解析結果から、Gコードの仕様を確認する。仕様は、Gコード内の引数であるアドレスに使用されているアルファベットにより判定する。Gコードが外来仕様によるものである場合(ステップS6、Yes)、指令実行部12は、各固定サイクルのGコードに対応するサブプログラムを、本来仕様のサブプログラムへ変換する(ステップS7)。仕様の区別のために参照する引数に関する情報や、異なる仕様のサブプログラムへの変換の手法に関する情報は、例えばユーザにより、NC装置1にあらかじめ登録可能であるものとする。
図4に示す例では、指令実行部12は、アドレスが「S」および「F」によって指定されていることから、ステップS1で解析されたGコードが仕様Aによるものと判定する。指令実行部12は、仕様AのGコード「G83」において「S」および「F」によって指定されているアドレスを、仕様Bにしたがい、「P」によって指定されたアドレスへ変換する。このように、指令実行部12は、加工プログラムから読み込まれた指令コードが外来仕様によるものでありかつテーブル保持部13にマクロ設定が登録されている場合、指令コードに対応するサブプログラムを、マクロ設定に応じて変換する。
Gコードが外来仕様によるものではなく本来仕様によるものである場合(ステップS6、No)、指令実行部12は、ステップS7による変換を行わず、ステップS8へ移行する。
指令実行部12は、ステップS1で解析されたGコードについて、インタフェース画面15から設定されている前処理マクロを実行する(ステップS8)。例えば、Gコード「G83」については、前処理マクロとして登録されている「マクロ1」が呼び出される。指令実行部12は、「マクロ1」の実行により、例えば、「G10L70」のモードを補間後加減速から補間前加減速へと変更する。インタフェースである表示部14は、インタフェース画面15におけるマクロ設定により、前処理の内容の変更を受け付け可能とする。
NC装置1は、マクロ設定を適宜編集することで、各固定サイクルにおけるモードやパラメータの設定を最適化することができる。NC装置1は、目的の固定サイクルを対象とした設定の最適化により、高効率な加工を実現することができる。
指令実行部12は、ステップS1で解析されたGコードについて、インタフェース画面15から設定されている実行処理マクロを実行する(ステップS9)。例えば、Gコード「G83」については、実行処理マクロとして登録されている「マクロ2」が呼び出される。「マクロ2」については、仕様Aにより「S」および「F」で指定されているアドレスを、仕様Bの「P」で指定されたアドレスへの変換を行う。
指令実行部12は、「P」で指定されるアドレスを算出してから、Gコード「G83」の指令を実行する。このとき、指令実行部12は、上述の設定変更フラグを読み込む。指令実行部12は、読み込んだ設定変更フラグがONである場合、実行処理マクロ内のGコード「G83」に対する前処理、実行処理、後処理および例外処理の各マクロ処理を行わないものとする。これにより、指令実行部12は、実行処理マクロ内のGコード「G83」に対して再び前処理マクロの処理が行われてしまうループを防ぐこととしている。
指令実行部12は、固定サイクルによる処理が正常に終了したか否かを判定する(ステップS10)。固定サイクルによる処理が例えばGコード「G80」等により正常に終了した場合(ステップS10、Yes)、指令実行部12は、インタフェース画面15から設定されている後処理マクロを実行する(ステップS11)。
例えば、Gコード「G83」については、後処理マクロとして登録されている「マクロ3」が呼び出される。指令実行部12は、「マクロ3」では、指令コードによる処理が正常に終了した場合のために、モーダルおよびパラメータ等の設定内容を、ステップS4で自動保存された変更前の状態に戻す処理を行う。
固定サイクルによる処理が例えば電源の遮断やリセット等により正常に終了しなかった場合(ステップS10、No)、指令実行部12は、インタフェース画面15から設定されている例外処理マクロを実行する(ステップS12)。
例えば、Gコード「G83」については、例外処理マクロとして登録されている「マクロ4」が呼び出される。指令実行部12は、「マクロ4」では、指令コードによる処理が正常に終了しなかった場合のために、モーダルおよびパラメータ等の設定内容を、ステップS4で自動保存された変更前の状態に戻す処理を行う。指令実行部12は、「マクロ4」では、例えば、途中で停止している加工ツールを所定の位置、例えば加工開始のための基準位置にまで戻す処理を行う。これにより、指令実行部12は、異常により停止している状態から復帰する。
ステップS11またはステップS12に次いで、指令実行部12は、設定変更フラグをOFFにし(ステップS13)、固定サイクルプログラムの変換を終了する。
NC装置1は、サブプログラムに対するマクロ処理によって、加工プログラムを外来仕様から本来仕様へと変換可能とする。ユーザは、外来仕様の加工プログラムについて別途修正を施すこと無く、NC装置1に使用することができる。NC装置1は、固定サイクルにおける処理ごとのマクロ設定の編集を適宜受け付けることで、各固定サイクルにおいて最適な条件での加工を可能とする。これにより、NC装置1は、仕様の異なる加工プログラムを使用して、各固定サイクルにおいて最適な条件での加工を実現できる。
1 数値制御(NC)装置、11 加工プログラム解析部、12 指令実行部、13 テーブル保持部、14 表示部、15 インタフェース画面。

Claims (7)

  1. 加工プログラムのうち固定サイクルに対する指令コードと、前記指令コードに応じた処理を実行するためのサブプログラムとが登録されたテーブルを保持するテーブル保持部と、
    前記加工プログラムから読み込まれた前記指令コードに対応する前記サブプログラムを前記テーブルから読み出し、前記サブプログラムに応じた処理を実行する指令実行部と、
    前記テーブルの登録内容の変更を受け付けるインタフェースと、を有し、
    前記インタフェースは、前記指令コードによって指定される処理の内容を前記指令実行部が正常に認識可能とする本来仕様とは異なる外来仕様の前記加工プログラムの前記サブプログラムに対する、マクロ処理の実行のためのマクロ設定を受け付けることを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記加工プログラムから読み込まれた前記指令コードが前記外来仕様によるものでありかつ前記マクロ設定がなされている場合、前記指令実行部は、前記指令コードに対応する前記サブプログラムを前記本来仕様によるものへ変換することを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記インタフェースは、前記指令コードごとの前記マクロ設定を表示するインタフェース画面を備える表示部であることを特徴とする請求項1または2に記載の数値制御装置。
  4. 前記インタフェースは、前記固定サイクルのうち、加工の前処理および実行処理と、前記加工の正常終了における後処理と、前記加工の異常終了における例外処理と、のそれぞれに対し、前記マクロ設定を受け付け可能とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の数値制御装置。
  5. 前記インタフェースは、前記マクロ設定により前記前処理の内容の変更を受け付け可能とすることを特徴とする請求項4に記載の数値制御装置。
  6. 前記指令実行部は、前記前処理において、前記マクロ設定に応じた変更前における前記サブプログラムに関する設定内容を保存し、前記後処理および前記例外処理において、前記設定内容を前記変更前の状態に戻すことを特徴とする請求項4または5に記載の数値制御装置。
  7. 前記指令実行部は、前記例外処理において、加工開始のための基準位置にまで加工ツールを戻すことを特徴とする請求項4から6のいずれか一つに記載の数値制御装置。
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