JP5293392B2 - 画像形成システムおよび後処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置と後処理装置を有する画像形成システム、および画像形成装置に接続されて用いられる後処理装置に関し、詳しくは分割後処理モードと挿入紙モードとで動作可能な画像形成システムおよび後処理装置に関する。
画像形成装置と用紙を後処理する後処理装置を組み合わせた画像形成システムにおいて、後処理装置は、ステープル(平綴じ)、中綴じ、シフト、折り、穿孔などの各種後処理を行うが、その後処理は、従来は1セットの用紙束に対して同じ処理を行っていた。
近年、この後処理を分割して行う分割後処理の提案がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2など)。この分割後処理は、本文を構成する1セットの用紙束を複数に分割し、分割された夫々の用紙束に対してステープルなどの後処理を個別に行うものであり、特許文献1、2は、一組の原稿束を分割して原稿読み取りしたり、原稿束の間に特殊な区切り紙を挿入したりして、複数に分割している。
また、特許文献3は、分割された用紙束に対して後処理をするかしないかを設定できる混在モードの分割後処理を開示している。
一方、画像形成システムにおいては、画像形成された用紙の前、後、あるいは中間に挿入紙を挿入する挿入紙モードを有するものがある。挿入紙モードは、画像形成される用紙束に対して、厚さや色の異なる用紙を挿入して表裏のカバーとしたり、白紙を挿入して中仕切りとしたりするものである。
特許文献4は、この挿入紙モードと後処理モードとを有する画像形成システムを開示しており、本文を印字する用紙の厚さ、枚数、および挿入紙の厚さから後処理手段の処理能力を超えるかどうかを判断し、超えた場合は後処理装置を停止させるよう制御している。
本発明は、分割後処理モードと挿入紙モードとで動作可能な画像形成システムおよび後処理装置に関するものであるが、ここで、本発明を説明するに当たって用いる用語を説明する。本発明においては、一連の画像データを印字する1つのまとまりをジョブと呼ぶ。ジョブは、複数枚の原稿データから複数部の画像形成を行う指令であり、この指令に基づき複製物が複数部作成される。作成される1部ごとのまとまりをセットと称する。すなわち、1セットは、1部の原稿データに対応する1部の複製物である。そして、分割後処理モードにおいては、1つのセットが分割された夫々をサブセットと称する。
挿入紙モードにおいては、表カバー、裏カバーおよび本文の間に挿入される挿入紙を含めて、全体を挿入紙と総称する。また、画像データに基づいて画像形成される部分を本文と言い、これらの本文は、複数のサブセットに分割されるが、本文の前後や間に挿入される挿入紙も独立して設定される場合は別個のサブセットとして扱う。
特開2004−51232号公報 特開2004−163908号公報 特開2006−182561号公報 特開2006−56669号公報
上記の背景技術で説明したように、分割後処理モード、挿入紙モードはそれぞれ公知であり、両モードを有する画像形成システムも知られている。しかしながら、従来の装置では、分割後処理モードと挿入紙モードを併せて選択した場合、挿入紙は、その前後の本文のサブセットと一括で同じ後処理をされていた。
しかしながら、挿入紙を本文と異なる後処理としたい場合もあり、従来装置のように挿入紙も本文と同じ後処理を行うことは、ユーザーの選択肢を制限するものであった。例えば、挿入紙の部分に別の用紙などを後で挿入したい場合、挿入紙が本文と一緒にステープルされていると、別の用紙等を挿入することができない。
本発明は、上記に鑑み、分割後処理モードと挿入紙モードとが設定された場合、挿入紙も独立したサブセットとできるようにし、挿入紙のサブセットに対して独立して後処理の設定をできるようにするものである。
具体的には、
1.複数枚からなる1セットの本文を複数のサブセットに分割して後処理を行う分割後処理モードと本文の所定位置に挿入紙を挿入する挿入紙モードとで画像形成が可能な画像形成システムにおいて、
用紙を供給する用紙供給手段と、
用紙に画像を形成する画像形成手段と、
挿入紙を供給する挿入紙供給手段と、
用紙の束に後処理を行う後処理手段と、
分割後処理モードと挿入紙モードとが設定された場合、挿入紙を独立したサブセットとして、挿入紙のサブセットに対して独立した後処理の情報を設定可能とする設定手段と、挿入紙を独立したサブセットとするように前記設定手段によって設定された後処理の情報に基づき、挿入紙によって分割された本文のサブセットと、本文と独立とされた挿入紙のサブセットを夫々別々に処理するよう前記後処理手段を制御する制御手段と、
を有し、
前記設定手段において設定される情報は、本文に対して挿入紙を挿入する位置を示す情報と、挿入紙を挿入位置の前、または後の本文と同一とするか独立とするかの情報と、本文と独立とした挿入紙に対して後処理を行うか否かの情報とを含むことを特徴とする画像形成システム。
または、
2.画像形成装置と接続されて、複数枚からなる1セットの本文を複数のサブセットに分割して後処理を行う分割後処理モードと本文の所定位置に挿入紙を挿入する挿入紙モードとで動作可能で、用紙を束として集積する用紙スタッカと前記用紙スタッカに集積された用紙束に後処理を行う後処理手段とを有する後処理装置であって、
分割後処理モードと挿入紙モードが設定され、挿入紙を前後の本文と独立したサブセットとし当該挿入紙サブセットに後処理を行うか否かを示す後処理情報を受信した場合、前記後処理情報により挿入紙を前後の本文と独立して前記用紙スタッカに集積し、前記用紙スタッカに集積された用紙束に対して前記後処理情報に基づいて前記後処理手段を制御する制御手段を有し、
前記後処理情報は、本文に対して挿入紙を挿入する位置を示す情報と、挿入紙を挿入位置の前、または後の本文と同一とするか独立とするかの情報と、本文と独立とした挿入紙に対して後処理を行うか否かの情報とを含むことを特徴とする後処理装置。
である。
さらに詳細には
1−.設定手段で設定される情報は、画像形成手段の操作パネル、若しくはコンピュータにインストールされたプリンタドライバの画面から入力される情報である。
1−.後処理が、綴じ処理、折り処理、シフト処理のうちの少なくとも1つを含む。
1−.挿入紙が、表カバー紙、裏カバー紙、本文の間への挿入紙を含む
2−.後処理情報は、画像形成装置の操作パネル、若しくはコンピュータにインストールされたプリンタドライバの画面から入力され、後処理装置に送信される情報である。
2−.制御手段は、挿入紙を前後の本文と独立としない設定の場合、前後の本文と同一のサブセットとして前記用紙スタッカに集積し、本文の後処理と同一の後処理を挿入紙に行うよう制御する。
2−.後処理手段が、綴じ処理、折り処理、シフト処理のうちの少なくとも1つを含む。
2−.挿入紙が、表カバー紙、裏カバー紙、本文の間への挿入紙を含む。
2−.挿入紙は、画像形成装置の用紙供給手段から供給される。
2−.挿入紙は、後処理装置に設けられた挿入紙専用の用紙供給手段から供給される。である。
本発明は、挿入紙も独立したサブセットとして本文のサブセットと独立して後処理の設定をできるようにしたので、ユーザーの選択の自由度、利便性が広がるという効果を奏するものである。
本発明に係る画像形成システムを示す全体構成図 本発明に係る画像形成システムの制御構成をしめすブロック図 本発明の分割後処理の概念を示す図 コンピュータのプリンタドライバの基本設定画面 コンピュータのプリンタドライバのカバーシート挿入紙の設定画面 コンピュータのプリンタドライバのリスト編集の設定画面 圧縮メモリに格納されるデータの内容を示す図 プリンタ制御部の後処理判断の全体フローチャート プリンタ制御部の後処理判断のサブルーチンSAのフローチャート プリンタ制御部の後処理判断のサブルーチンSBのフローチャート プリンタ制御部の後処理判断のサブルーチンSCのフローチャート FNS制御部の後処理制御のフローチャート
本発明の実施例である画像形成システムの全体構成を図1によって説明する。図1は、画像形成装置Aと大容量給紙装置LTと後処理装置FNSを有する画像形成システムの全体構成図である。
図1において、大容量給紙装置LTは、大量の用紙を積載して上昇する用紙積載台10を有し、この用紙積載台10上の最上位の用紙がエア吸引給紙装置11により1枚ずつ画像形成装置Aの給紙路に供給される。
画像形成装置Aは、自動原稿搬送装置ADF、及び画像読取部SCを上部に有し、下部が画像形成部IFで構成されている。画像読取部SCの上面には、操作パネルOPが設けられ、操作パネルOPは、LCDの表示画面上にタッチパネルを重ねた構造で、表示画面の表示を見てタッチパネルを押すことにより各種設定や操作の入力を行う。
画像形成部IFにおいて、20は用紙を収納する用紙収納部であり、複数の給紙トレイ20a、20b、20cを有する。用紙は、大容量給紙装置LTの用紙積載台10、或いは本体の給紙トレイ20a、20b、20cから供給され、この用紙に、電子写真プロセスにより感光体21上に形成されたトナー像が転写され、転写された画像は定着装置22によって定着される。定着後の用紙は、排紙ローラ23により排紙口から排出される。
両面複写の場合は、用紙は、排紙ローラ23の手前で下方に搬送され、両面搬送路24を経て再び転写位置に戻され、裏面に画像形成される。
後処理装置FNSは、パンチ処理部30と、シフト処理部40と、ステープル処理部50と、折り処理部60の4つの後処理ユニットを有しており、排紙トレイとしては、固定排紙トレイ70と、昇降排紙トレイ71と、下部排紙トレイ72を備えている。さらに後処理装置FNSの上部に2段の挿入紙トレイ80、81が設けられている。
画像形成装置Aからの用紙、或いは挿入紙トレイ80、81からの挿入紙は、後処理装置FNSの入り口部で合流する搬送路で送られ、パンチ処理部30を通過する。パンチ処理部30の下流に配置された切替え部材により、用紙は、上方に上り固定排紙トレイ70に排紙されるか、シフト処理部40を通過して昇降排紙トレイ71に排紙されるか、或いは下方に進み用紙スタッカ90の上に積載されるかのいずれかの経路に向かう。
用紙スタッカ90はストッパ91を有しており、用紙スタッカ90に排出される用紙は用紙積載面に沿って左斜め上方に進んだ後、用紙積載面上を滑り落ちてストッパ91で停止される。そして、所定枚数の用紙が積載されると、ステープル処理部50によりステープルされる。ステープル処理の指示が平綴じの場合は、ストッパ91は、ステープル位置より綴じ代分だけ下流に位置しており、中綴じの場合は、ステープル位置より用紙サイズの半分の距離だけ下流に位置する。
ステープル処理が終了すると、ストッパ91が上昇して用紙束を押し上げ、用紙スタッカ90に沿って設けられているベルト部材92の押し上げ部材93によって用紙束はさらに押し上げられて、昇降排紙トレイ71上に排紙される。
後処理として折り処理が指示されている場合は、用紙スタッカ90上に集積された用紙束は、折りローラ、折り板などからなる折り処理部60に進んで中折り、または三つ折り処理されて下部排紙トレイ72に排紙される。また、中綴じの場合は、中綴じされてから中折りされる。以上説明した画像形成システムの構成、動作は公知であるので、詳細は省略する。
図2は本発明の画像形成システムの制御構成をしめすブロック図である。図2では画像データの処理を中心に記載し、シーケンス制御などの構成は簡略して示している。
図2において、画像形成装置Aは、画像処理制御部100、プリンタ制御部110、スキャナ制御部120、操作パネル制御部130を有し、各制御部は、本体に接続されるADF制御部140、LT制御部150、FNS制御部160と点線で示すシリアル通信回線で接続される。なお、図2においては、画像処理制御部100のみCPU(画像制御CPU)やプログラムを格納するメモリ(不揮発性メモリ)を示したが、上記の各制御部も図示は省略したが夫々CPUやメモリを有し、これらがシリアル通信回線を通じて連携しながらシーケンス制御を行う。
また、図の200は、画像形成装置Aに接続されるプリンタコントローラであり、外部のコンピュータPCとLAN回線で結ばれ、コンピュータPCからのプリントデータを受け取り、画像処理を行う。プリンタコントローラ200は、本体に対し外付けでも内部に基板として設置されてもよい。
コンピュータPCで作成されるプリントデータは、PS、PCLなどのページ記述言語で記述されるので、プリンタコントローラ200は、このプリントデータを解析し、ビットマップデータに変換する機能を有する。また、プリンタコントローラ200は、スクリーン処理など画像を調整する処理、文字データの内蔵フォントへの変換などを実行する。このような処理は、コントローラ制御CPUの制御の下に、DRAM制御IC201がDRAMをメモリとして実行される。
プリンタコントローラ200のDRAM制御IC201は、画像処理制御部100のDRAM制御IC101とPCIバス(太線で示す)で接続され、変換された画像データおよびコンピュータPCのプリンタドライバで設定された各種情報を転送する。
画像処理制御部100の画像制御CPUの制御の下に、DRAM制御IC101は、受け取ったデータをバッファとしてのページメモリに一旦保存し、圧縮ICに送ってデータを圧縮した上で、DRAMの圧縮メモリに保存する。
圧縮メモリのデータは、制御シーケンスに従って伸張ICに送られて伸張され、書込み処理部を経て画像書き込み用のレーザーダイオードLDに供給される。
一方、画像読取部SCのCCDで読取られた原稿の画像データは、読取り処理部、圧縮ICを経て、同様に圧縮メモリに保存され、プリントデータと同様に伸張IC、書込み処理部からレーザーダイオードLDに供給される。原稿を画像読取部SCで読取る場合の各種設定情報は操作パネルOPから入力され、パネル制御部130から転送される。なお、図において細実線は、各構成部品、回路を結ぶデータの転送ラインである。
このように、コンピュータPCからのプリント画像データ、或いは原稿を読取った原稿画像データは、各種処理を受け、圧縮伸張されて、最終的にレーザーダイオードLDによって感光体21上に書き込まれる。また、コンピュータPCや操作パネルOPでの各種設定情報は、点線のシリアル通信回線によってシーケンス制御情報とともに各部の制御部に送られる。
本発明の後処理に係る設定情報は、ジョブ、セット、サブセット単位で記述されているが、後述するように、プリンタ制御部100において、用紙1枚毎に解釈され、FNS制御部160に送られて後処理制御に供される。
本発明は、分割後処理モードと挿入紙モードが設定された時、挿入紙もサブセットとして後処理の設定を独立して行うことが出来るようにするものであるが、この概念を図3により説明する。
図3(a)は、従来装置における分割後処理モードと挿入紙モードが設定された場合の出力状態を示し、分割された本文1〜7ページの前に表カバー、後に白紙の挿入紙、本文8、9、10ページの後に裏カバーを挿入し、後処理として左コーナーのステープルを設定した時の出力状態を示している。従来装置においては、挿入された表カバー、裏カバー、白紙挿入紙はその前後の本文の後処理と同じに扱われる。すなわち、表カバー、本文1〜7ページ、白紙挿入紙がサブセット1、本文8、9、10ページ、裏カバーがサブセット2として、同じ後処理のグループとされてステープルされていた。
図3(b)は、同様の本文、挿入紙に対し、本発明に従って挿入紙を独立して設定した場合を示し、表カバーがサブセット1、本文1〜7ページがサブセット2、白紙挿入紙がサブセット3、本文8、9、10ページがサブセット4、裏カバーがサブセット5となり、サブセット1、3、5は、本文のサブセット2、4とは独立してステープルを行わない設定としている。なお、本発明を実施する装置において従来と同様の設定を行うことが出来るのは勿論である。
このほかにも、図3(c)に示すように、表カバーのサブセット1を複数枚としてステープル設定し、白紙挿入紙のサブセット3は複数枚であるがステープル無しと設定し、裏カバーのサブセット5は1枚のみであるのでステープル無しの設定とするというように、各サブセットで独立して設定可能である。
図3(c)の例では、例えば、白紙挿入紙として、後処理装置FNSの挿入紙トレイ80(挿入紙トレイ1)に別途カラー印刷された用紙をセットしておき、この用紙をサブセット2と4の間に挿入することができる。なお、白紙挿入紙の「白紙」とは、画像形成装置で印字を行わない意味であり、文字通りの白紙のほか、カラー紙や別途印字された用紙も含む。サブセット3の白紙挿入紙をステープル無しの設定にしておくと、例えば、排出後、サブセット3の複数枚の用紙の間にはがきサイズのような特殊な用紙を挿入することができる。
図4〜6は、コンピュータPCのプリンタドライバで各種設定を行う際の表示画面を示しており、図4が基本設定のタブを、図5がカバーシート挿入紙のタブをクリックして表示される画面を示す。図6は、図5においてページ単位設定を選択し、リスト編集のボタンをクリックして表示される画面である。なお、自動原稿搬送装置ADFで原稿を読込む場合は、画像形成装置Aの操作パネルOPで同様の設定を行う。
図4の基本設定のタブでは、用紙サイズ、印字部数、給紙トレイ、プリントタイプなどの基本設定と、仕上げの設定を行う。図の右上の枠線内が仕上げの設定部分であり、ステープル、中綴じ、パンチ、折りの設定を行うことができる。ステープルは、プルダウンメニューで左コーナーの設定を選択していることを示しており、このほか、右コーナー、左二点などと設定できる。この設定は搭載されるステープル機能に依存して変化する。同様に折り処理もプルダウンメニューで中折り、三つ折り、束三つ折りを設定できる。
図5のカバーシート挿入紙のタブでは、表カバー、裏カバー、中間への挿入紙の設定を行う。表カバー、裏カバーを挿入する場合は、表示枠の左のチェックボックスにチェックを入れ、挿入するカバー用紙の格納されているトレイ、挿入枚数、属性の設定を行う。属性の設定は、矢印で下に示すようにプルダウンメニューで、「本文と同じ」「独立ON」「独立OFF」の中から選択する。
中間への挿入紙の設定は、ページ単位設定を選択し、あらかじめ設定されているリストから所望のリストを選択してリスト編集のボタンをクリックする。これにより図6のリスト編集画面に遷移する。
リスト編集の画面では、最上段にリスト選択ボタンがあり、このボタンで複数のリストのうちの1つを選ぶことができる。また、選んだリストは、リスト名編集のボタンを押してその名前を変更できる。
リスト選択ボタンの下の表示窓は、選択したリストの状態を示す表示窓であり、表示窓の最上部にページ番号、印刷種類、給紙トレイ、ステープル、パンチの項目名と、その下に分割された各サブセットの上記項目名の設定状態が表示されている。そのうちの網掛け状態で示されている「□7」と記載の行が現在選択されているサブセットである。この表示窓の下に、「追加」「削除」のボタンがあり、挿入紙を追加するか、追加されている挿入紙を削除するかを設定できる。また、複数の挿入紙が設定されている場合、「上へ」「下へ」のボタンで順序を変更することができる。
表示窓の下は、選択したサブセットを追加・編集する部分であり、「ページ番号」の下の入力窓に挿入すべき位置として前の本文の最終ページ番号を、「挿入枚数」の下の入力窓に挿入枚数を入力するようになっている。すなわち、ページ番号7、挿入枚数2の場合、本文7ページの後に2枚の挿入紙を挿入する設定となる。そして、その下の表示窓が選択されたサブセットの各項目の変更を行うための表示窓である。この表示窓に表示される項目をクリックして選択(網掛け状態にする)し、設定変更のプルダウンメニューで設定を変更する。図のプルダウンメニューは、ステープルの項目を選択して表示されるプルダウンメニューを示し、「本文と同じ」「独立ON」「独立OFF」のいずれかを指定できる。
この表示窓と設定変更のボタンを使って各種項目の設定を行い、右下の「OK」ボタンで確定させる。なお、図の下に点線で示すプルダウンメニューは、印刷種類の選択肢を示し、「白紙挿入」「印刷挿入」「片面印刷」「両面印刷」の中から選択できる。ここで、「白紙挿入」は何も印字しない場合、「印刷挿入」は前の本文のページ番号と連続するページ番号を印字する場合を示し、「片面印刷」「両面印刷」は、本文の印刷種類が両面であり、挿入される挿入紙に片面、若しくは両面で前の本文の最後のページの画像データを印字する場合に選択する。例えば、本文が複数の章に分かれており、両面印刷で本文を印字したとき、偶数ページの章の先頭が見開き右側からはじまるようにしたいときには、「片面印刷」を選択する。この場合、ページ番号に入力された本文最後のページが挿入紙に片面印刷され、裏面が白紙となるので、次の本文は見開き右側から始まる。
このように設定された挿入紙に係る条件情報は、画像データとともに圧縮メモリに格納される。図7は、圧縮メモリに格納されるデータの内容を示しており、画像データが保存されるアドレスと印刷条件情報とからなっている。圧縮メモリには、印字処理されるべきデータがジョブ毎にメモリされており、ジョブ2が上記図3(c)の場合である。
ジョブ2の印刷条件情報は、1から7まであり、印刷条件情報1は、片面印字か両面印字かで片面が選択された情報を示す。印刷条件情報2は、複写物の排出先がメイントレイ(昇降排紙トレイ71)を指定したことを、印刷条件情報3は、本文の用紙の給紙トレイがトレイ1(トレイ20a)を指定したことを、印刷条件情報4は、トレイ1の用紙が普通紙であることを、印刷条件情報5は、後処理としてのステープルの指示が左1ヶ所であることを、印刷条件情報6は、他の後処理としてパンチが選択されていることを示している。
そして、印刷条件情報7が挿入紙に係る情報で、図3(c)では、表カバーと中間の挿入紙と裏カバーが挿入されるので、夫々に対応して挿入設定1、2、3と3つの情報がある。挿入設定の情報は、さらに、挿入ページ、印刷種類、挿入枚数、トレイ、後処理属性の5つの情報に区分されている。
挿入ページの情報は、挿入紙の挿入位置がどこであるかを示し、挿入設定1では、本文の前であるので「表カバー」となり、挿入設定2では、サブセット2の本文の最後のページ7を示す「ページ7」となる。挿入設定3では、「裏カバー」である。
印刷種類の情報は、挿入紙にページ番号を印字するか否かを「印字挿入」と「白紙挿入」のいずれかで示す情報で、この例では、すべて「白紙挿入」となっている。挿入紙にページ番号を印字する設定は、挿入紙のトレイが画像形成装置Aの給紙トレイの場合に有効であり、図3(c)の例で挿入紙に「印字挿入」をした場合は、2枚の挿入紙に夫々ページ8、ページ9のページ番号が印字され、本文2のページ番号は繰り下げられる。
挿入枚数の情報は、挿入紙の枚数である。従来装置では挿入は1枚のみであったが、本発明では複数枚の挿入を行うことができ、その枚数を示す。トレイの情報は、挿入紙の収納されているトレイを示す。この例では、挿入設定1と挿入設定3で「トレイ2」を示しており、このトレイ2に本文の印字用のトレイ1の普通紙とは異なる用紙、例えば、色つきの用紙をトレイ2に入れてこれを表裏のカバーとすることができる。また、挿入設定2のトレイは、挿入紙トレイ1(挿入紙トレイ80)を指定している。
後処理属性の情報は、サブセット毎に独立して設定できる後処理(本実施例では、ステープル)の設定であり、「独立ON」「独立OFF」「前束と同じ」「後束と同じ」の中から選択できる。但し、表、裏カバーの場合、隣接する本文は1つであるので「本文と同じ」としてもよく、後述の設定画面では、このようにしている。「独立ON」「独立OFF」とは、隣接する本文とは独立して後処理を行うかどうかの設定で、「独立」が隣接するサブセットと独立したサブセットとすることを示し、「ON」は後処理を行う設定、「OFF」は後処理を行わない設定である。「前束と同じ」「後束と同じ」、或いは「本文と同じ」は、独立したサブセットとはしない設定である。
図8〜11は、プリンタ制御部110が行う後処理判断のフローチャートであり、プリンタ制御部110が前述の印刷条件情報を解析してFNS制御部160に送る情報を設定する流れを示している。プリンタ制御部110はこれ以外にプリンタ部のシーケンス制御などを行うが、これらは公知であるので省略し、本発明に係るサブセット分割、すなわちサブセットに分割する区切り情報の付与を中心に説明する。FNS制御部160は、プリンタ制御部から送られる区切り情報に基づいて用紙に後処理を施す。
前述したように、プリンタ制御部110が受け取る情報は、ジョブ、セット、サブセットの単位で記述されているが、プリント制御、後処理制御は用紙1枚単位で行うので、用紙1枚毎に図7の条件情報を解析するのである。
図8は、プリンタ制御部110が行う後処理判断の全体フローチャートを示し、まずステップS1で現在処理すべき用紙が本文であるか挿入紙であるかを判断する。用紙が挿入紙の場合はステップS2で挿入紙の種類を判断して夫々「表カバー」「裏カバー」「挿入紙」のサブルーチンSA、SB、SCに進む。
ステップS1で本文の場合は、その属性(印刷条件情報)を取得し(ステップS3)、本文に対する設定が後処理ONか否かを判断(ステップS4)して夫々後処理のON、OFFの設定を行う(ステップS5、S6)。後処理OFFの場合はこの用紙に対する処理を終了するが、後処理ONの場合は、続いてこのサブセットの区切りに当たるかどうかを判断する(ステップS7)。この判断は、現在の用紙がサブセットの最後のページであるかどうかで行う。
最終ページの場合は、次に挿入紙があるかどうかを判断し(ステップS8)、次の用紙が挿入紙の場合はステップS9で挿入紙の後処理属性を取得する。そして、挿入紙の後処理属性を判断し(ステップS10)、その属性が前束と同じの設定の場合は、挿入紙を本文と同じ処理とするので、このフローを終了する。一方、ステップS10でNoの場合は、ステップS11で区切り情報(区切りフラグF)をセットする。この区切り情報はFNS制御部160に送られて、用紙スタッカ90への用紙積載を終了し積載された用紙束へ後処理を行う指示となる。ステップS8で次に挿入紙がない場合も、次の処理が分割された本文のサブセットであるので、ステップS11に進んで、区切り情報をセットする。
図9の表カバーに対する後処理判断のサブルーチンSAにおいては、まずステップSA1で現在の表カバー用紙の後処理属性を取得する。そしてその属性に応じて(ステップSA2)、ステップSA3、SA4、SA5に夫々進む。属性が独立OFFの場合は、後処理は行わないのでステップSA3でこの用紙に対する後処理をOFFとする。
属性が独立ONの場合は、ステップSA4で表カバーの枚数が複数枚かどうかを挿入枚数の情報で判断し、1枚の場合(No)はステップSA3に進んで後処理をOFFとする。複数枚の場合は、ステップSA6で後処理をONとし、ステップSA7で現在の用紙が表カバーの最終紙かどうかを判断する。最終紙の場合は、ステップSA8で区切り情報(区切りフラグF)をセットして終了し、最終紙で無い場合はそのまま終了する。
ステップSA2の属性が、後束と同じの場合は、ステップSA5で後の本文の属性を取得し、ステップSA9で後の本文が後処理ONかどうかを判断する。本文の後処理がONの場合は、この用紙(表カバー)も後処理をONとする(ステップSA10)。後の本文の後処理がOFFの場合はこの用紙(表カバー)も後処理をOFFとする(ステップSA11)。
図10の裏カバーに対する後処理判断のサブルーチンSBにおいては、まずステップSB1で裏カバーの後処理属性を取得する。そしてその属性に応じて(ステップSB2)、ステップSB3、SB4、SB5に夫々進む。属性が独立OFFの場合は、後処理は行わないのでステップSB3でこの用紙に対する後処理をOFFとする。
属性が独立ONの場合は、ステップSB4で裏カバーの枚数が複数枚かどうかを挿入枚数の情報で判断し、1枚の場合(No)はステップSB3に進んで後処理をOFFとする。複数枚の場合は、ステップSB6で後処理をONとし、ステップSB7で現在の用紙が裏カバーの最終紙かどうかを判断する。最終紙の場合は、ステップSB8で区切り情報(区切りフラグF)をセットして終了し、最終紙で無い場合はそのまま終了する。
ステップSB2の属性が、前束と同じの場合は、ステップSB5で前の本文の属性を取得し、ステップSB9で前の本文が後処理ONかどうかを判断する。本文の後処理がONの場合は、ステップSB6に進んでこの用紙(裏カバー)も後処理をONとし、以下ステップSB7、SB8の処理を行う。裏カバーの場合はその最終紙で次のセットとの区切りが必要となるので、ステップSB8で区切り情報をセットするようになっている。ステップSB9で前の本文の後処理がOFFの場合はこの用紙(後カバー)も後処理をOFFとする(ステップSB11)。
図11の挿入紙の後処理判断のサブルーチンSCにおいては、まず、ステップSC1で挿入紙の後処理属性を取得する。そして、ステップSC2で属性を判断し、その属性に応じて4つに分岐する。
その属性が前束と同じの場合は、ステップSC3で前の本文の属性を取得し、ステップSC4で前の本文属性が後処理ONならば、この用紙(挿入紙)の後処理もONとする(ステップSC5)。そして、ステップSC6で最終紙かどうか判断し、最終紙の場合はステップSC7で区切り情報(区切りフラグF)をセットする。
ステップSC2で属性が後束と同じの場合は、ステップSC8で後の本文の属性を取得し、ステップSC9で後の本文の属性が後処理ONかどうか判断する。後処理ONの場合は、この用紙に対しても後処理をONし(ステップSC10)、後処理OFFの場合は、この用紙に対しても後処理をOFFする(ステップSC11)。
ステップSC2で属性が独立OFFの場合は、後処理は行わないのでステップSC11に進んで、この用紙に対する後処理をOFFとする。さきのステップSC4の判断で前の本文の後処理属性がOFFの場合もステップSC11に進む。
ステップSC2で属性が独立ONの場合は、ステップSC5で後処理をONとし、ついでステップSC6、SC7の処理を行う。
図12は、FNS制御部160において、プリンタ制御部110から受け取った情報に基づいて後処理を制御するフローチャートである。このフローチャートも用紙1枚毎に判断、処理を行う。
まず、ステップF1で現在の用紙に対してプリンタ制御部110から送られた情報を取得する。そして、ステップF2で区切りフラグFがセットされているかどうか判断する。区切りフラグFがセットされている場合はこれまで用紙スタッカ90に集積してきた用紙の最後であるので、ステップF3で後処理がONかどうか判断し、ONの場合はステップF4で後処理を実行し、ステップF5で用紙束を排出する。OFFの場合は、ステップF4をジャンプして、ステップF5で用紙束を排出する。
ステップF2で区切りフラグFがセットされていなければ、まだ後処理の区切りではないので、何もせず終了する。このため、用紙はそのまま用紙スタッカ90に集積される。
以上説明した実施例では、用紙に対して設定された後処理の設定情報を、プリンタ制御部110で用紙1枚ごとに判断して、FNS制御部160に送る構成としているが、プリンタ制御部110おいてFNS制御部160で行う判断もあわせて行い、FNS制御部へは後処理実行や排出の実行指示を送るように構成することも出来る。また、逆にFNS制御部160でプリンタ制御部110の判断も実行するようにも出来る。
また、実施例におけるプリンタドライバの画面や操作パネルでの後処理の設定は、「独立ON」「独立OFF」「本文と同じ」というように、操作者の感性に合うような設定の仕方としているが、これを独立か否か、後処理をONするかOFFするかというように分けて設定することもできる。
A 画像形成装置
LT 大容量給紙装置
FNS 後処理装置
IF 画像形成部
ADF 自動原稿搬送装置
SC 画像読取部
OP 操作パネル
PC コンピュータ
20 用紙収納部
30 パンチ処理部
40 シフト処理部
50 ステープル処理部
60 折り処理部
70、71、72 排紙トレイ
80、81 挿入紙トレイ
90 用紙スタッカ
100 画像処理制御部
110 プリンタ制御部
120 スキャナ制御部
130 操作パネル制御部
140 ADF制御部
150 LT制御部
160 FNS制御部
200 プリンタコントローラ

Claims (11)

  1. 複数枚からなる1セットの本文を複数のサブセットに分割して後処理を行う分割後処理モードと本文の所定位置に挿入紙を挿入する挿入紙モードとで画像形成が可能な画像形成システムにおいて、
    用紙を供給する用紙供給手段と、
    用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    挿入紙を供給する挿入紙供給手段と、
    用紙の束に後処理を行う後処理手段と、
    分割後処理モードと挿入紙モードとが設定された場合、挿入紙を独立したサブセットとして、挿入紙のサブセットに対して独立した後処理の情報を設定可能とする設定手段と、 挿入紙を独立したサブセットとするように前記設定手段によって設定された後処理の情報に基づき、挿入紙によって分割された本文のサブセットと、本文と独立とされた挿入紙のサブセットを夫々別々に処理するよう前記後処理手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記設定手段において設定される情報は、本文に対して挿入紙を挿入する位置を示す情報と、挿入紙を挿入位置の前、または後の本文と同一とするか独立とするかの情報と、本文と独立とした挿入紙に対して後処理を行うか否かの情報とを含むことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記設定手段で設定される情報は、前記画像形成手段の操作パネル、若しくはコンピュータにインストールされたプリンタドライバの画面から入力される情報であることを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  3. 前記後処理が、綴じ処理、折り処理、シフト処理のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記挿入紙が、表カバー紙、裏カバー紙、本文の間への挿入紙を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 画像形成装置と接続されて、複数枚からなる1セットの本文を複数のサブセットに分割して後処理を行う分割後処理モードと本文の所定位置に挿入紙を挿入する挿入紙モードとで動作可能で、用紙を束として集積する用紙スタッカと前記用紙スタッカに集積された用紙束に後処理を行う後処理手段とを有する後処理装置であって、
    分割後処理モードと挿入紙モードが設定され、挿入紙を前後の本文と独立したサブセットとし当該挿入紙サブセットに後処理を行うか否かを示す後処理情報を受信した場合、前記後処理情報により挿入紙を前後の本文と独立して前記用紙スタッカに集積し、前記用紙スタッカに集積された用紙束に対して前記後処理情報に基づいて前記後処理手段を制御する制御手段を有し、
    前記後処理情報は、本文に対して挿入紙を挿入する位置を示す情報と、挿入紙を挿入位置の前、または後の本文と同一とするか独立とするかの情報と、本文と独立とした挿入紙に対して後処理を行うか否かの情報とを含むことを特徴とする後処理装置。
  6. 前記後処理情報は、前記画像形成装置の操作パネル、若しくはコンピュータにインストールされたプリンタドライバの画面から入力され、前記後処理装置に送信される情報であることを特徴とする請求項に記載の後処理装置。
  7. 前記制御手段は、挿入紙を前後の本文と独立としない設定の場合、前後の本文と同一のサブセットとして前記用紙スタッカに集積し、本文の後処理と同一の後処理を挿入紙に行うよう制御することを特徴とする請求項5または6に記載の後処理装置。
  8. 前記後処理手段が、綴じ処理、折り処理、シフト処理のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の後処理装置。
  9. 前記挿入紙が、表カバー紙、裏カバー紙、本文の間への挿入紙を含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の後処理装置。
  10. 前記挿入紙は、前記画像形成装置の用紙供給手段から供給されることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の後処理装置。
  11. 前記挿入紙は、前記後処理装置に設けられた挿入紙専用の用紙供給手段から供給されることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の後処理装置。
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