JP5289620B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、手乾燥装置に関する。
洗浄後の濡れた手を乾燥させる手乾燥装置として、鉛直断面が概U形状または概C形状の壁で囲まれた乾燥処理室に手を挿入し、手に付着した水滴を高圧空気流により吹き飛ばし乾燥させる装置がある。このような手乾燥装置では、乾燥処理室の壁の形状の特性上、設置される空間の環境照明等だけでは乾燥処理室内に光(照明光)が十分あたらず薄暗いため、使用者が不安に感じ手を入れ難い。
特許文献1には、乾燥室の底部を照らす照明手段を備えた手乾燥装置が記載されている。具体的には、手乾燥装置は、センサからの手検知信号の発信に合わせて照明手段を明点灯させ乾燥室の底部を明るく照らし、センサからの手検知信号の停止に合わせて照明手段を暗点灯させ乾燥室の底部を暗く照らす。これにより、特許文献1によれば、乾燥室に手を挿入する際の使用者の不安感を払拭することができ、常時明点灯するよりも小さな消費電力で乾燥室内を照らすことができるとされている。
特許文献2には、ノズルの内部に光源を備えた手乾燥装置が記載されている。これにより、特許文献2によれば、光源からの照射光の光路とノズルから噴出される空気の風路とが一致しているため、濡れた手に照射光を当てるだけで、効果的に濡れた手をノズルから噴出された空気に当てることができるとされている。
特開2006−204738号公報 特開2007−82904号公報
手乾燥装置では、手に付着した水滴を高圧空気流で効率的に吹き飛ばすためには、手をノズルのポテンシャルコア領域(ノズル出口の高圧空気流の速度が減衰しない領域)に置くことが望ましいが、一方で、手をノズルに近づけすぎると手が乾燥処理室の内壁面に触れてしまい水洗いした手が不衛生となってしまう傾向にある。また、手の甲側と手の平側との両側に設けられたノズルから同時に空気を吹き付ける方式の手乾燥装置では、手の甲側のノズルと平の両側のノズルとの間のどこに手を挿入したら良いか分かりづらく、手の甲側と手の平側とをバランスよく乾燥させることが難しい傾向にある。
特許文献1及び2に記載された手乾燥装置では、処理室又は処理空間内(乾燥処理室内)において、手が挿入されるべき適正位置がどこであるのかが分かり難い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、乾燥処理室内の適正位置に容易に手を置くことができる手乾燥装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の1つの側面にかかる手乾燥装置は、開口と第1の内壁面と前記第1の内壁面に対向する第2の内壁面とを有し、前記開口から前記第1の内壁面と前記第2の内壁面との間に手が挿入される乾燥処理室と、前記第1の内壁面に配され、前記第2の内壁面に向かって空気流を噴出させるノズルと、前記ノズルに空気流を供給する供給部と、前記乾燥処理室内への手の挿入を検知する手検知センサと、前記手検知センサにより手の挿入が検知されたときに前記供給部を動作させ、前記手検知センサにより手の挿入が検知されていないときに前記供給部を停止させる制御部と、前記第1の内壁面の側における前記第1の内壁面に沿った方向へ前記ノズルからずれた位置に配され、前記第2の内壁面に向かって光を照射する照射部とを備え、前記ノズルの中心軸と前記照射部の光軸とは、前記乾燥処理室内の手が挿入されるべき適正位置で交差することを特徴とする。
本発明によれば、乾燥処理室内において、手の上におけるノズルからの空気流の当たる位置と照射部からの光の像の位置とが一致するように使用者が適宜手の位置を調整することで、乾燥処理室内の適正位置に手を置くことができる。すなわち、乾燥処理室内の適正位置に容易に手を置くことができる。
図1は、実施の形態1にかかる手乾燥装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかる手乾燥装置の動作を示す図である。 図3は、実施の形態1にかかる手乾燥装置の動作を示す図である。 図4は、実施の形態1にかかる手乾燥装置の動作を示す図である。 図5は、実施の形態1の変形例にかかる手乾燥装置の構成を示す図である。 図6は、実施の形態2にかかる手乾燥装置の構成を示す図である。 図7は、実施の形態3にかかる手乾燥装置の構成を示す図である。
以下に、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
実施の形態1にかかる手乾燥装置100について図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1にかかる手乾燥装置100を、鉛直方向に平行でかつ前面100aに垂直な方向に切った場合の断面図である。図1において、実線の矢印は気流の流れを示し、点線の矢印は手から排除された水滴の流れを示し、一点鎖線の矢印は手検知センサの赤外線を示し、波線の矢印は光路を示す。
手乾燥装置100は、本体箱体1、乾燥処理室2、送風機(供給部)3、ノズル7a、7b、手検知センサ8、手検知センサ(第2の手検知センサ)11、照射部12、透明カバー18、及び制御部30を備える。
本体箱体1は、手乾燥装置100の外郭を成し、手乾燥装置100の前面100a、背面100b、及び底面100cを形成する。前面100aは、手乾燥装置100における使用者が使用時に向き合う面である。背面100bは、前面100aと反対側の面である。底面100cは、前面100a及び背面100bに隣接した面であって、手乾燥装置100における使用者の手が挿入される側と反対側の面である。
乾燥処理室2は、本体箱体1の内側の上部に設けられている。乾燥処理室2は、使用者が手を自在に挿抜できるように設けられている。乾燥処理室2は、本体箱体1における概U形状の壁の部分により形成された空間であり、底面100cに近づくにつれて手乾燥装置100の背面100bに近くなるように傾斜して延びた空間である。
具体的には、乾燥処理室2は、開口2c、内壁面(第1の内壁面)2b、及び内壁面(第2の内壁面)2aを有する。開口2cは、手が挿入されるための開口である。内壁面2bは、乾燥処理室2における背面100bに近い側の内壁面であり、内壁面2aに対向している。内壁面2aは、乾燥処理室2における前面100aに近い側の内壁面であり、内壁面2bに対向している。乾燥処理室2では、開口2cから内壁面2bと内壁面2aとの間に手が挿入される。
乾燥処理室2の底部には、排水口4が形成されており、この排水口4には排水管5が接続され、この排水管5は本体箱体1の下部に配設されたドレン容器10まで延びている。なお、手から排除された水滴および水のことをドレンという。乾燥処理室2の対向面である内壁面2a、2bには、シリコン系もしくはフッ素系等の撥水性コーティング、または酸化チタン等の親水性があるコーティングがなされ、さらにこれらコーティングには抗菌材が含浸されており、内壁面2a、2bの汚れ付着を低減させると共に菌の繁殖を低減させるようにしてある。
送風機3は、本体箱体1の内側における乾燥処理室2の下方に内蔵されている。送風機3は、吸気ダクト9を介して吸い込んだ空気から例えば高圧空気流を発生させ、高圧空気流を排気ダクト15a、15b経由でノズル7a、7bへ供給する。吸気ダクト9は、本体箱体1のほぼ中央部に設けられた送風機3から蛇行するようにして下方に延び、ドレン容器10の背後をとおって大気中に開口している。そして、吸気口9aにはエアフィルタ20が取り付けられている。送風機3の上部には吸気ダクト9と連通する排気口14が設けられ、排気ダクト15a、15bに連通して、ノズル7a、7bから高圧空気流を噴出するようになっている。
ノズル7a、7bは、それぞれ、送風機3により供給された高圧空気流を噴出する。ノズル7a、7bは、乾燥処理室2の開口2c近傍の内壁面2a、2bに設けられている。すなわち、ノズル7bは、内壁面2bに配され、内壁面2aに向かって高圧空気流を噴出させる。ノズル7aは、内壁面2aに配され、内壁面2bに向かって高圧空気流を噴出させる。これにより、ノズル7a、7bは、乾燥処理室2内に手が挿入された際に、手の平側と手の甲側との双方に風を当て、乾燥処理室2内に挿入した手を擦り合わせることなく、手に付着した水滴を手の表裏から排除できるようになっている。
手検知センサ8は、発光素子(発光部)8a及び受光素子(受光部)8bを有する。手検知センサ8は、例えば、透過式センサであり、発光素子8aが内壁面2aの側に配され受光素子8bが内壁面2bの側に配されている。発光素子8aから照射された赤外線が乾燥処理室2内の検知位置2dを通過し受光素子8bで受光されるように、発光素子8aが内壁面2bの側に配されるとともに、発光素子8aが内壁面2aの側に配されている。これにより、手検知センサ8は、受光素子8bによる受光量に応じて、乾燥処理室2内の検知位置2dへの手の挿入を検知する。
手検知センサ11は、発光素子(第2の発光部)11a及び受光素子(第2の受光部)11bを有する。手検知センサ11は、例えば、反射式センサであり、発光素子11a及び受光素子11bがいずれも内壁面2bの側に配されている。発光素子11aから照射された赤外線が乾燥処理室2内の検知位置2eを通過し内壁面2aに反射して受光素子11bに戻って受光されるように、発光素子11a及び受光素子11bがともに内壁面2bの側に配されている。このとき、手検知センサ11による検知位置2eは手検知センサ8による検知位置2dより乾燥処理室2の開口2cに近い。これにより、手検知センサ11は、受光素子11bによる受光量に応じて、乾燥処理室2内における手検知センサ8による検知位置2dよりも開口2cに近い位置2eへの手の挿入を検知する。
照射部12は、内壁面2bの側における内壁面2bに沿った方向へノズル7bからずれた位置に配され、内壁面2aに向かって光を照射する。具体的には、照射部12は、光源12a及び遮蔽部12bを有する。光源12aは、光を照射する。光源12aは、例えば、LEDを含む。遮蔽部12bは、光源12aからの光を乾燥処理室2内の適正位置2fへ導く孔12b1を有し、孔12b1の周囲を遮光する。遮蔽部12bは、例えば、樹脂で形成されている。遮蔽部12bにおける孔12b1の開口形状は、ノズル7bの開口形状と対応した形状を有しており、例えばノズル7bの開口形状と均等な形状を有している。
光源12a(例えば、LED)から照射される光の中心線、すなわち照射部12の光軸は、図1に波線で示されるように、内壁面2aに交差している。これにより、照射部12により照射される光が内壁面2aで遮蔽される。
透明カバー18は、本体箱体1とともに内壁面2bを形成している。すなわち、本体箱体1は、内壁面2bの一部と内壁面2aとを形成するとともに内壁面2bの側に内壁面2bから凹んだ凹部1aを有する。このとき、透明カバー18は、内壁面2bの残りの一部を形成するように凹部1aを塞ぐ。そして、透明カバー18で塞がれた凹部1a内には、照射部12における光源12a及び遮蔽部12bと、手検知センサ8(例えば、透過式センサ)の受光素子8bと、手検知センサ11(例えば、反射式センサ)の発光素子11a及び受光素子11bとが一緒に収納されている。透明カバー18は、例えば、ガラスなどの透明な材料で形成されている。
制御部30は、図1において概念的に示されているが、例えば本体箱体1の内側に内蔵されていてもよいし、本体箱体1の外側に配されていても良い。制御部30は、乾燥処理室2内の検知位置2dへの手の挿入が検知されたか否かを示す信号を手検知センサ8の受光素子8bから受ける。制御部30は、乾燥処理室2内の検知位置2eへの手の挿入が検知されたか否かを示す信号を手検知センサ11の受光素子11bから受ける。制御部30は、手検知センサ8及び手検知センサ11に応じて制御を行なう。
例えば、制御部30は、手検知センサ8により手の挿入が検知されたときに送風機3を動作させ、手検知センサ8により手の挿入が検知されていないときに送風機3を停止させる。これにより、乾燥処理室2内の検知位置2dまで手が挿入された場合にノズル7a、7bから高圧空気流が噴出され、乾燥処理室2内の検知位置2dまで手が挿入されていない場合にノズル7a、7bから空気流が噴出されない。
例えば、制御部30は、手検知センサ11により手の挿入が検知されたときに照射部12を動作させ、手検知センサ11により手の挿入が検知されていないときに照射部12を停止させる。これにより、乾燥処理室2内の検知位置2eまで手が挿入された場合に照射部12から照射された光が手の甲(又は手の平)へ当たり、乾燥処理室2内の検知位置2eまで手が挿入されていない場合に照射部12から光が照射されない。
例えば、制御部30は、手検知センサ11により手の挿入が検知されたときに照射部12を動作させ、手検知センサ8により手の挿入が検知されたときに送風機3を動作させる。これにより、乾燥処理室2内の検知位置2eまで手が挿入された(検知位置2dまで挿入されていない)場合に照射部12から照射された光が手の甲(又は手の平)へ当たり、乾燥処理室2内の検知位置2dまで手が挿入された場合にノズル7a、7bから高圧空気流が噴出される。
ここで、ノズル7bの中心軸CAと照射部12の光軸PAとは、乾燥処理室2内の手が挿入されるべき適正位置2fで交差する。ノズル7bの中心軸CAは、ノズル7bから噴出される高圧空気流が内壁面2aへ向かって進む際の高圧空気流の噴流軸と一致している。照射部12の光軸PAは、照射部12から照射された光が内壁面2aへ向かって進む際の光の重心軸と一致している。すなわち、ノズル7bから噴出される高圧空気流の噴流軸と照射部12から照射された光の重心軸とは適正位置2fで交差する。適正位置2fは、乾燥処理室2内の手が挿入されるべき適正な位置である。適正位置2fは、例えば、乾燥処理室2内のポテンシャルコア領域(ノズル出口の高圧空気流の速度が所定値以下に減衰しない領域)であって、手が乾燥処理室2の内壁面2a、2bに触れない位置であるとともに、手の甲側と手の平側とでバランスよく乾燥させるのに適した位置である。
次に、手乾燥装置100の動作について図2〜図4を用いて説明する。図2は、手を乾燥処理室に一部入れた状態を示す図である。図3は、手を乾燥処理室内の適正位置に入れた状態を示す図である。図4は、手を乾燥処理室内の適正でない位置に入れた状態を示す図である。
手乾燥装置100の乾燥処理室2に、洗浄後の濡れた手を一部入れる、すなわち手を検出位置2eまで入れる(図2参照)と、乾燥処理室2に設けた手検知センサ11(反射式センサ)の発行素子11aから照射された赤外線は手に反射して受光素子11bに戻る。これにより、受光素子11bの受光量が、内壁面2aに反射して受光素子11bに戻った場合から変化するので、制御部30は、手が挿入されかけていると判断する。
これに応じて、制御部30は、例えば、照射部12(LED)を早点滅させる。照射部12から照射された光は、遮蔽部12bで一部遮光されノズル7bの開口形状と均等な開口形状の孔12b1を通り、更に、透明カバー18を通過して、挿入された手の甲側にノズル7bの開口形状と均等な形状の光の像12gを形成する。この光の像12gにより、使用者に対し、高圧空気流が当たる場所を知らせることができ、更に、光の像12gが早点滅することにより、更に、深く手を挿入することを促すことが出来る。
この光の像12gの光軸PAは、ノズル7bの中心軸と角度をなすように交差している。その交差位置は、ノズル7aとノズル7bとの中間位置よりノズル7bに近い位置でかつ内壁面2bから10mm以上離れた位置である。
手を奥まで挿入する、すなわち手を検出位置2dまで入れる(図3及び図4参照)と、乾燥処理室2に設けられた手検知センサ8(透過式センサ)の発光素子8aから照射された赤外線は手に遮られて受光素子8bで検知しにくくなる。これにより、受光素子8bの受光量が減るので、制御部30は、手が十分奥まで挿入されたと判断する。これに応じて、制御部30は、送風機3を作動させる。送風機3が作動すると、エアフィルタ20を通って吸気口9aから空気が流入し、吸気ダクト9を通って、送風機3に送られ送風機3で高圧化される。
送風機3を通過した空気は高圧空気流となり、排気口14から排気ダクト15a、15bを通り、ノズル7a、7bから乾燥処理室2内に噴出される。ノズル7a、7bから噴出された高圧空気流は、乾燥処理室2内に挿入された手に当たり、手の表面に付着していた水を水滴として吹飛ばし始める。
このとき、使用者の手の表面における高圧空気流の当たった位置7gでは、高圧空気流の圧力で手の表面が一時的に凹んで視認される。そこで、高圧空気流の当たった位置7gと光の像12gの位置とが一致すれば(図3参照)、手の位置が適正位置2fにあることを知ることができる。一方、高圧空気流の当たった位置7gと光の像12gの位置とが一致しなければ(図4参照)、手の位置が適正位置2fからずれてことを知ることができる。
一方、制御部30は、送風機3を作動させると同時に、照射部12(LED)の早点滅を点灯に変更し、その後、ゆっくりとした点滅から徐々に点滅周期を短くするモードに変更する。制御部30は、例えば、3秒点灯0.5秒消灯、2秒点灯0.5秒消灯、1秒点灯0.5秒点灯、その後、0.5秒点灯と消灯を繰り返すように、照射部12を制御する。
その後、手を乾燥処理室2から抜くと、手検知センサ11(反射式センサ)と手検知センサ8(透過式センサ)とがこれを検知し、送風機3が停止しLED12aが消灯する。濡れた手から剥離した水滴は乾燥処理室2の内壁面2a、2bに当たりその内壁面2a、2bを伝わって流れ、乾燥処理室2の底部に設けられた排水口4及び排水管5を通って、ドレン容器10に回収される。
ここで、仮に、照射部12が乾燥処理室2の底部を照らす場合について考える。この場合、照射部12の光軸はノズル7bの中心軸と交差しないので、使用者が手乾燥装置100を使用した際に、高圧空気流の当たった位置7gと光の像12gの位置とが一致しない。すなわち、乾燥処理室2内において、手が挿入されるべき適正位置がどこであるのかが分かり難い。これにより、乾燥処理室2内の適正位置に手を置くことが困難になる傾向にある。
あるいは、仮に、照射部12がノズル7bの内部に設けられている場合を考える。この場合、照射部12の光軸はノズル7bの中心軸と一致しているので、使用者が手乾燥装置100を使用した際に、手の位置が適正位置にあるか否かに関わらず、常に、高圧空気流の当たった位置7gと光の像12gの位置とが一致する。すなわち、乾燥処理室2内において、手が挿入されるべき適正位置がどこであるのかが分かり難い。これにより、乾燥処理室2内の適正位置に手を置くことが困難になる傾向にある。
それに対して、実施の形態1では、ノズル7bが内壁面2bに配され、照射部12が、内壁面2bの側における内壁面2bに沿った方向へノズル7bからずれた位置に配されている。そして、ノズル7bの中心軸CAと照射部12の光軸PAとは、乾燥処理室2内の手が挿入されるべき適正位置2fで交差する。これにより、乾燥処理室2内において、手の上における高圧空気流の当たる位置7gと光の像12gの位置とが一致するように使用者が適宜手の位置を調整することで、乾燥処理室2内の適正位置2fに手を置くことができる。すなわち、乾燥処理室2内の適正位置2fに容易に手を置くことができる。この結果、誤って乾燥処理室2内の内壁面2a、2bに手を触れることを低減できるとともに、挿入されている手を効率的な乾燥に適した位置に導くことができる。
特に、ノズル7bの中心軸CAと照射部12の光軸PAとは、乾燥処理部2の内壁面2bから10mm以上離れた位置で交差する。これにより、乾燥処理室2内の内壁面2a、2bに手を触れることを確実に低減できる。
また、ノズル7bの中心軸CAと照射部12の光軸PAとは、ノズル7bとノズル7aとの中間位置よりノズル7bに近い位置で交差する。これにより、手の厚み分を考慮して、ノズル7bから手までの距離とノズル7aから手までの距離とが均等になるようにできる。この結果、ノズル7a、7bから噴出される高圧空気流を同等に手の平と手の甲とに当てることができるため、手の平と手の甲とをバランスよく乾燥させることができるので、手の乾燥時間の短縮化、および、手からの水飛散の低減が図れる。
さらに、照射部12において、光源12aからの光を適正位置へ導く孔12b1の周囲を遮蔽部12bが遮光する。これにより、光源12a(LED)の指向性が比較的広い場合でも、遮蔽部12bを利用することで、くっきりとした光の像を手の表面に形成することができる。また、遮蔽部12bにおける孔12b1の開口形状をノズル7bの開口形状と対応したものとすることにより、手の上における高圧空気流の当たる位置7gと光の像12gの位置とが一致するように使用者が適宜手の位置を調整することが容易になる。
あるいは、仮に、照射部12の光軸とノズル7bの中心軸とが一致するように、照射部12が排気ダクト15a内又はノズル7b内に設けられている場合を考える。この場合は、電子部品である光源に埃が付着して故障することがあり、電気を供給する為のリード線を高圧ダクト内に引き込む部分からの空気漏れが発生することがあり、ノズルから浸入した水により感電を起こすことがある。ノズル7b内に設ける場合、手に当たる高圧空気流が一部無くなることにより乾燥性能が低下する傾向にある。そして、これらを防止するための機構を設けると構造が複雑となるので、手乾燥装置の製造コストが増大してしまう。
あるいは、仮に、照射部12の光軸とノズル7bの中心軸とが一致するように、照射部12が排気ダクト15a、15b外に設けられている場合を考える。この場合、排気ダクト15a、15bの一部を透明材料にすることにより、排気ダクト15a、15b外に設置した照射部12からの光を排気ダクト15a、15bの透明な部分を通してノズル7bに導く必要があるので、構造が複雑となり、手乾燥装置の製造コストが増大してしまう。
それに対して、実施の形態1では、透明カバー18で塞がれた凹部1a内に、照射部12における光源12a及び遮蔽部12bと、手検知センサ8(例えば、透過式センサ)の受光素子8bと、手検知センサ11(例えば、反射式センサ)の発光素子11a及び受光素子11bとが一緒に収納されている。これにより、透明カバー18で塞がれた凹部1a内の空間は、排気ダクト15bとは分離されており高圧空気の漏れ防止対策が不要となっているとともに、光源12a、遮蔽部12b、受光素子8b、発光素子11a、及び受光素子11bを収納するための構造を簡略化できるため、手乾燥装置の製造コストを低減できる。
また、実施の形態1では、制御部30が、手検知センサ11により手の挿入が検知されたときに照射部12を動作させ、手検知センサ11により手の挿入が検知されていないときに照射部12を停止させる。これにより、手の乾燥時以外は光を照射しないように制御できるので、手乾燥装置の消費電力を低減できる。
また、制御部30は、手検知センサ11により手の挿入が検知されたときに照射部12を動作させ、手検知センサ8により手の挿入が検知されたときに送風機3を動作させる。これにより、乾燥処理室2内の検知位置2eまで手が挿入された(検知位置2dまで挿入されていない)場合に手の表面における高圧空気流が当たる予定位置を使用者に知らせることができ、乾燥処理室2内の検知位置2dまで手が挿入された場合に高圧空気流を実際に手の表面に当てることができる。
また、実施の形態1では、照射部12が、光を照射し始めたタイミングから光の照射を停止すべきタイミングまでの期間に、点滅する周期を徐々に短くしながら点滅した光を照射する。これによって、ゆっくり手を引き抜くことを使用者に促すことができ、かつ、長時間使用し続けないように早点滅で促すこともできる。すなわち、使用者は光の像12gの点滅のガイダンスに合わせ、ゆっくり手を引き抜くことから、高速噴流中で手を激しく動かすことが少なくなり、水滴が本体箱体1の外に飛散する量を低減できる。
さらに、光源12a(例えば、LED)から照射される光の中心線、すなわち照射部12の光軸は、図1に波線で示されるように、内壁面2aに交差している。これにより、照射部12により照射される光が内壁面2aで遮蔽されるので、乾燥処理室2の外から光源12aを直視して目を傷めることが抑制されている。
なお、照射部12は、内壁面2b側におけるノズル7bよりも開口2cから遠い位置に設けられているが、ノズル7bの中心軸と照射部12の光軸とが乾燥処理室2内の適正位置2fで交差するように設けられていれば良いので、ノズル7bよりも開口2cの近くに設けてもよい。
また、遮蔽部12bにおける孔12b1の開口形状は、ノズル7bの開口形状に関わらず、棒状としてもよい。例えば、ノズル7bが丸穴タイプでも、遮蔽部12bにおける孔12b1の開口形状を棒状としてもよい。この場合、くっきりとした光の像12gを手の表面に形成することが容易である。また、ノズル7bが丸穴タイプでも、ノズル7bが複数の孔を列状に設けたノズル孔群で構成されている場合は、遮蔽部12bにおける孔12b1の開口形状はノズル孔群全体と均等であるとみなすことができる。
さらに、手の乾燥を行わない場合の待機時の消費電力をあまり問題としない場合、照射部12は光源12a(LED)を常時点灯させ内壁面2aに向かって光を照射してもよい。この場合、手を挿入する前から乾燥処理室2が開口2cの近傍で明るく照らされているので、使用者が手を入れ易くなる。
また、制御部30は、光を照射し始めたタイミングから閾値時間を経過するタイミングまでの期間に、点灯した光を照射し、閾値時間を経過したタイミングから光の照射を停止すべきタイミングまでの期間に、点滅した光を照射してもよい。これにより、閾値時間、すなわちお勧めの乾燥時間が経過したことを使用者に知らせ、手を引き抜くように促すことができる。
さらに、照射部12の光源12a(LED)による光だけでは暗い場合には、乾燥処理室2内を照明する照明部(照明用LED)をさらに設けてもよい。すなわち、照明部は、照射部12に比べて指向性の低い光を乾燥処理室2内の広い範囲に渡って照らす。これにより、光の像12gが認識可能な状態を維持しながら、手の表面における広い範囲を照らすことができる。
また、図5に示すように、手乾燥装置100iでは、乾燥処理室2iが、本体箱体1における概C形状の壁の部分により形成された空間であってもよい。この手乾燥装置100iでも、ノズル7biの中心軸CAiと照射部12iの光軸PAiとは、乾燥処理室2i内の手が挿入されるべき適正位置2fiで交差する。すなわち、ノズル7biから噴出された高圧空気流の噴流軸と光源12aiから遮蔽部12biを経て導かれた光の重心軸とが適正位置2fiで交差する。従って、このような手乾燥装置100iによっても、乾燥処理室2i内の適正位置2fiに容易に手を置くことができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2にかかる手乾燥装置200について図6を用いて説明する。図6は、実施の形態2にかかる手乾燥装置200を、鉛直方向に平行でかつ前面100aに垂直な方向に切った場合の断面図である。以下では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
手乾燥装置200は、ノズル207b及び照射部212を備える。ノズル207bの中心軸CA200と照射部212の光軸PA200とは、ノズル207bとノズル7aとの中間位置よりノズル7aに近い位置でかつ内壁面2aから10mm以上離れた位置(適正位置202f)で交差している。
実施の形態2では、挿入されている手を、よりノズル7aに近い位置(適正位置202f)に導くことができ、ノズル7aから噴出される高圧空気流を手の平側により強く当てることが出来るため、手の平側を重点的に乾燥させることができる。すなわち、手の平側がノズルに、より近づくことにより、水滴が残り易い手の平側をより重点的に乾燥させることができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3にかかる手乾燥装置300について図7を用いて説明する。図7は、実施の形態3にかかる手乾燥装置300を、鉛直方向に平行でかつ前面300aに垂直な方向に切った場合の断面図である。以下では、実施の形態1の図5に示す変形例と異なる部分を中心に説明する。
手乾燥装置300は、照射部(第1の照射部)312及び照射部(第2の照射部)313を備える。照射部312は、内壁面2aの側における内壁面2aに沿った方向へノズル7biからずれた位置に配され、内壁面2bに向かって光を照射する。照射部313は、内壁面2aの側における内壁面2aに沿った方向へノズル7bi及び照射部312からずれた位置に配され、内壁面2bに向かって光を照射する。照射部312の光軸PA301と照射部313の光軸PA302とは、乾燥処理室302内の手が挿入されるべき適正位置302fで交差している。照射部312の光軸PA301と照射部313の光軸PA302とは、乾燥処理室302の内壁面2a、2bから10mm以上離れた位置で交差している。照射部312と照射部313とは、互いに同様の内部構成を有しており、それぞれ、光源312a、313aと、光源312a、313aからの光を適正位置302fへ導く孔の周囲を遮光する遮蔽部312b、313bとを有する。
実施の形態3では、乾燥処理室302内に手が挿入された際に、照射部312による光の像の位置と照射部313による光の像の位置とが一致すれば、手の位置が適正位置302fにあることを知ることができる。一方、照射部312による光の像の位置と照射部313による光の像の位置とが一致しなければ、手の位置が適正位置302fからずれてことを知ることができる。このように、乾燥処理室302内において、照射部312による光の像の位置と照射部313による光の像の位置とが一致するように使用者が適宜手の位置を調整することで、乾燥処理室302内の適正位置302fに手を置くことができる。すなわち、乾燥処理室302内の適正位置302fに容易に手を置くことができる。この結果、誤って乾燥処理室302内の内壁面2a、2bに手を触れることを低減できるとともに、挿入されている手を効率的な乾燥に適した位置に導くことができる。
なお、図7には、ノズル7biの中心軸CAiがさらに照射部312の光軸PA301と照射部313の光軸PA302との交差位置で交差する場合が例示されているが、照射部312の光軸PA301と照射部313の光軸PA302とが交差していれば十分なので、ノズル7biの中心軸CAiと照射部312の光軸PA301及び照射部313の光軸PA302とは、必ずしも同一点で交差する必要はない。
以上のように、本発明にかかる手乾燥装置は、オフィスビル、ホテル、ファミリーレストラン、アミューズメント施設、総合スーパーマーケット、食品・医薬品・化粧品・その他一般の工場、学校、公共施設等の不特定多数の人間が使用する可能性のあるトイレ及び手洗い場に設置される手乾燥装置に有用である。
1 本体箱体
2、2i、202、302 乾燥処理室
2a 内壁面
2b 内壁面
2c 開口
2d 検出位置
2e 検出位置
2f、2fi、202f、302f 適正位置
3 送風機
4 排水口
5 排水管
7a ノズル
7b、7bi、207b ノズル
7g 高圧空気流の当たる位置
8 手検知センサ
8a 発光素子
8b 受光素子
9 吸気ダクト
9a 吸気口
10 ドレン容器
11 手検知センサ
11a 発光素子
11b 受光素子
12、12i、212、312 照射部
12a、12ai、312a 光源
12b、12bi、312b 遮蔽部
12g 光の像
14 排気口
15a、15b 排気ダクト
18 透明カバー
20 エアフィルタ
30 制御部
100、100i、200、300 手乾燥装置
100a、300a 前面
100b 背面
100c 底面
313 照射部
313a 光源
313b 遮蔽部
CA、CAi、CA200 中心軸
PA、PAi、PA200、PA301、PA302 光軸

Claims (16)

  1. 開口と第1の内壁面と前記第1の内壁面に対向する第2の内壁面とを有し、前記開口から前記第1の内壁面と前記第2の内壁面との間に手が挿入される乾燥処理室と、
    前記第1の内壁面に配され、前記第2の内壁面に向かって空気流を噴出させるノズルと、
    前記ノズルに空気流を供給する供給部と、
    前記乾燥処理室内への手の挿入を検知する手検知センサと、
    前記手検知センサにより手の挿入が検知されたときに前記供給部を動作させ、前記手検知センサにより手の挿入が検知されていないときに前記供給部を停止させる制御部と、
    前記第1の内壁面の側における前記第1の内壁面に沿った方向へ前記ノズルからずれた位置に配され、前記第2の内壁面に向かって光を照射する照射部と、
    を備え、
    前記ノズルの中心軸と前記照射部の光軸とは、前記乾燥処理室内の手が挿入されるべき、前記ノズルの中心軸に沿った方向における適正位置で交差し、
    前記乾燥処理室に挿入された手の上における、前記照射部から照射された光により形成された像の位置と前記ノズルから噴出された空気流の当たった位置との一致により、前記挿入された手が前記適正位置にあることを知らせる
    ことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記ノズルの中心軸と前記照射部の光軸とは、前記第1の内壁面から10mm以上離れた位置で交差する
    ことを特徴とした請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記第2の内壁面に配され、前記第1の内壁面に向かって空気流を噴出させる第2のノズルをさらに備え、
    前記ノズルの中心軸と前記照射部の光軸とは、前記ノズルと前記第2のノズルとの中間位置よりも前記ノズルに近い位置で交差する
    ことを特徴とした請求項2に記載の手乾燥装置。
  4. 前記第2の内壁面に配され、前記第1の内壁面に向かって空気流を噴出させる第2のノズルをさらに備え、
    前記ノズルの中心軸と前記照射部の光軸とは、前記ノズルと前記第2のノズルとの中間位置よりも前記第2のノズルに近い位置で交差する
    ことを特徴とした請求項2に記載の手乾燥装置。
  5. 前記照射部は、
    光源と、
    前記光源からの光を前記適正位置へ導く孔を有し前記孔の周囲を遮光する遮光部と、
    を有する
    ことを特徴とした請求項1に記載の手乾燥装置。
  6. 前記遮光部における前記孔の開口形状は、前記ノズルの開口形状と対応している
    ことを特徴とする請求項5に記載の手乾燥装置。
  7. 前記遮光部における前記孔の開口形状は、棒状である
    ことを特徴とする請求項5に記載の手乾燥装置。
  8. 前記第1の内壁面の一部と前記第2の内壁面とを形成するとともに前記第1の内壁面の側に前記第1の内壁面から凹んだ凹部を有する本体と、
    前記第1の内壁面の残りの一部を形成するように前記凹部を塞ぐ透明カバーと、
    をさらに備え、
    前記手検知センサは、発光部と前記発光部からの光を受光する受光部とを有し、前記受光部による受光量に応じて前記乾燥処理室内への手の挿入を検知し、
    前記透明カバーで塞がれた前記凹部内には、前記照射部と、前記手検知センサにおける少なくとも前記発光部とが一緒に収納されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  9. 前記照射部は、常時、前記第2の内壁面に向かって光を照射する
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  10. 前記制御部は、前記手検知センサにより手の挿入が検知されたときに前記照射部を動作させ、前記手検知センサにより手の挿入が検知されていないときに前記照射部を停止させる
    ことを特徴とした請求項1に記載の手乾燥装置。
  11. 前記乾燥処理室内における前記手検知センサによる検知位置よりも前記開口に近い位置への手の挿入を検知する第2の手検知センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記第2の手検知センサにより手の挿入が検知されたときに前記照射部を動作させ、前記手検知センサにより手の挿入が検知されたときに前記供給部を動作させる
    ことを特徴とした請求項1に記載の手乾燥装置。
  12. 前記照射部は、光を照射し始めたタイミングから閾値時間を経過するタイミングまでの期間に、点灯した光を照射し、閾値時間を経過したタイミングから光の照射を停止すべきタイミングまでの期間に、点滅した光を照射する
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  13. 前記照射部は、光を照射し始めたタイミングから光の照射を停止すべきタイミングまでの期間に、点滅する周期を徐々に短くしながら点滅した光を照射する
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  14. 前記照射部の光軸は、前記照射部により照射される光が前記第2の内壁面で遮蔽されるように、前記第2の内壁面に交差する
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  15. 前記乾燥処理室内を照明する照明部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  16. 開口と第1の内壁面と前記第1の内壁面に対向する第2の内壁面とを有し、前記開口から前記第1の内壁面と第2の内壁面との間に手が挿入される前記乾燥処理室と、
    前記第1の内壁面に配され、前記第2の内壁面に向かって空気流を噴出させるノズルと、
    前記ノズルに空気流を供給する供給部と、
    前記乾燥処理室内への手の挿入を検知する手検知センサと、
    前記手検知センサにより手の挿入が検知されたときに前記供給部を動作させ、前記手検知センサにより手の挿入が検知されていないときに前記供給部を停止させる制御部と、
    前記第1の内壁面の側における前記第1の内壁面に沿った方向へ前記ノズルからずれた位置に配され、前記第2の内壁面に向かって光を照射する第1の照射部と、
    前記第1の内壁面の側における前記第1の内壁面に沿った方向へ前記ノズル及び前記第1の照射部からずれた位置に配され、前記第2の内壁面に向かって光を照射する第2の照射部と、
    を備え、
    前記第1の照射部の光軸と前記第2の照射部の光軸とは、前記乾燥処理室内の手が挿入されるべき適正位置で交差する
    ことを特徴とする手乾燥装置。
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