JP5287951B2 - 放電ランプ用陰極 - Google Patents

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Description

本発明は、放電ランプに備えられる放電ランプ用陰極に関する。
一般に、入力電力で例えば500W以上の高負荷のショートアーク型の放電ランプの陰極には、電子放射を容易とするためのエミッタ物質が用いられている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、エミッタ物質として用いられる例えばトリウムは放射性物質であることから、管理や取り扱いに十分な配慮が必要とされる。
そこで、ショートアーク型の放電ランプ用の陰極において、エミッタ物質としてトリウムの代わりに希土類元素やバリウムを用いるものが知られている(例えば特許文献2および3参照)。
しかしながら、エミッタ物質材料として希土類系化合物やバリウム系化合物が用いられる陰極を当該陰極への熱負荷が高い高負荷の放電ランプに用いると、希土類系化合物のなかには、酸化トリウムに比べて同じ温度における蒸気圧が高いものがあり、また、バリウム系化合物とタングステンなどの高融点金属との反応により生成される酸化バリウムが酸化トリウムに比べて同じ温度における蒸気圧が高いことから、当該希土類系化合物やバリウム系化合物の早期蒸発により、エミッタ物質が早期に枯渇することとなり、その結果、放電ランプに長い使用寿命が得られないという問題がある。また、希土類系化合物やバリウム系化合物の早期蒸発により、発光管の黒化の進行を促進することとなり、その結果、放電ランプに長い使用寿命が得られないという問題がある。
特開平11−96965号公報 実開昭63−9762号公報 特開平11−154488号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、エミッタ物質材料として希土類系化合物やバリウム系化合物を用いる陰極を高負荷のショートアーク型の放電ランプに用いる場合であっても、放電ランプに長い使用寿命が得られる放電ランプ用陰極を提供することを目的とする。
本発明の放電ランプ用陰極は、放電ランプに備えられる陰極であって、
当該陰極は、高融点金属よりなる陰極本体と、エミッタ物質供給源とを備えてなり、
当該陰極本体内部には、前記エミッタ物質供給源を格納する格納室と、この格納室から陰極の先端部に向かって伸びる孔により形成されるエミッタ物質供給路とが形成されており、
前記エミッタ物質供給路を形成する孔内にエミッタ物質供給抑制部材が配置されていることを特徴とする。
本発明の放電ランプ用陰極においては、前記エミッタ物質供給抑制部材が、高融点金属粉末の多孔質焼結体よりなる構成とすることができる。
本発明の放電ランプ用陰極においては、前記エミッタ物質供給抑制部材が、高融点金属よりなる複数の線材よりなる多孔質体よりなる構成とすることができる。
本発明の放電ランプ用陰極においては、前記エミッタ物質供給源が、希土類系化合物およびバリウム系化合物から選ばれた少なくとも一種のエミッタ物質材料を含有することが好ましい。
本発明の放電ランプ用陰極においては、前記エミッタ物質供給源が、酸化ランタン、酸化セリウム、酸化プラセオジム、酸化ネオジム、酸化サマリウム、酸化ガドリニウム、バリウム−カルシウム−アルミネート(Ba−Ca−Al−O)、バリウムタングステート(Ba3 WO6 )およびバリウム−ストロンチウム−カルシウム−タングステート(Ba−Sr−Ca−W−O)から選ばれた少なくとも一種のエミッタ物質材料を含有することが好ましい。
本発明の放電ランプ用陰極においては、前記エミッタ物質供給源が、所定温度における蒸気圧が酸化トリウムより高いエミッタ物質材料を含有することが好ましい。
本発明の放電ランプ用陰極(以下、単に「陰極」ともいう。)によれば、当該陰極本体内部に設けられた格納室から当該陰極の先端部に伸びるエミッタ物質供給路に、エミッタ物質供給抑制部材が設けられていることにより、エミッタ物質の供給量が制限されて、当該エミッタ物質が徐々に陰極の先端部に供給されるので、エミッタ物質の早期減少または早期枯渇が抑制され、また、発光管の黒化の早期進行が抑制され、その結果、放電ランプに長い使用寿命が得られる。従って、本発明の陰極によれば、エミッタ物質材料として希土類系化合物やバリウム系化合物を用いる陰極を高負荷のショートアーク型の放電ランプに用いる場合であっても、当該放電ランプに長い使用寿命が得られる。
本発明の陰極を備えた放電ランプの一例における構成を示す説明用断面図である。 本発明の陰極の一例における構成を示す説明用断面図である。 本発明の陰極の他の例における構成を示す説明用断面図である。 本発明の陰極のさらに他の例における構成を示す説明用断面図である。 本発明の陰極のさらに他の例における構成を示す説明用断面図である。 本発明の陰極のさらに他の例における構成を示す説明用断面図である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の陰極は、入力電力が例えば500W以上の高負荷のショートアーク型の放電ランプに備えることができる。
図1は、本発明の陰極を備えた放電ランプの一例における構成を示す説明用断面図、図2は、本発明の陰極の一例における構成を示す説明用断面図である。
この放電ランプ10は、高負荷のショートアーク型のキセノンランプであって、例えば石英ガラスよりなる発光管11を備えている。
発光管11は、楕円球管状の発光部12と、この発光部12の両端の各々に、管状の封止部13とにより構成されている。発光管11の発光部12内には、陰極14と陽極15とが互いに離間して対向して配置されている。陰極14および陽極15の各々は、例えばタングステンよりなるリード棒17,18によって支持されている。これらのリード棒17,18は、発光部12内から管軸方向に沿って伸び、封止部13内を気密に通過して当該封止部13の外端部から外方に突出するように配置されている。また、これらのリード棒17,18は、封止部13内に固定されて配置された例えば石英ガラスよりなる保持用筒体16に貫通されて保持されると共に、封止部13の外端部に形成された段継部13aによって封止部13に封着されている。
発光管11における発光部12内には、キセノンガスが例えば封入圧0.66MPaで封入されている。
この放電ランプ10の一構成例を示すと、発光管11の最大外径(発光部12の最大外径)が55.0mm、発光管11の肉厚が3.0mm、陰極14と陽極15との離間距離が6.0mm、発光部12の内容積が47cm3 である。
また、放電ランプ10は、定格電流が80A、定格電圧が25Vで水平点灯され、定常点灯時の電極間距離は5.3mm、管壁負荷が18.2W/cm2 、キセノン圧力は2.6MPaに達する。
陽極15は、例えばタングステンよりなる陽極本体15Aを備え、この陽極本体15Aは、その先端が平坦面とされ、この先端に向かうに従って小径となる円錐台状のテーパ部151と、このテーパ部151に連続して一体に形成された円柱状の胴部152とにより構成されている。
この陽極15の一構成例を示すと、全長が27mm、胴部152の軸方向の長さが18.5mm、胴部152の直径が15mm、テーパ部151の軸方向の長さが5mm、先端の平坦面の直径が5mm、テーパ部151における中心軸に対する外表面の傾斜角度が45°である。
陰極14は、高融点金属よりなる陰極本体14Aを備え、陰極本体14Aの内部にエミッタ物質供給源Eを備えている。
陰極本体14Aは、図2に示すように、その先端Pが平坦面とされ、この先端Pに向かうに従って小径となる円錐台状のテーパ部141と、このテーパ部141に連続して一体に形成された円柱状の胴部142とにより構成されている。
陰極本体14Aを構成する高融点金属としては、例えば、タングステン、モリブデンなどが挙げられる。
なお、符号143は、当該陰極14を製造する際に便宜上形成される凹部である。
陰極本体14A内部には、例えば円柱状のエミッタ物質供給源Eを格納する、例えば円柱状の空間を形成する格納室20と、この格納室20から先端Pに向かって伸びる孔により形成されるエミッタ物質供給路21とが、陰極本体14Aの中心軸Xに沿って形成されている。
格納室20には、希土類系化合物、具体的には酸化ランタン(La2 3 )よりなるエミッタ物質材料が含有されてなるエミッタ物質供給源Eが格納されている。
エミッタ物質供給源Eにおいては、放電ランプ10の放電が開始されると、陰極本体14Aの温度上昇により、当該エミッタ物質供給源Eの温度も上昇し、エミッタ物質供給源Eに含有されてなる酸化ランタン(La2 3 )が還元されることによって、エミッタ物質である金属原子(La)が取り出される。このエミッタ物質(La)が、陰極14の先端部へ放射、拡散されることによってエミッタとして作用される。
エミッタ物質供給源は、エミッタとして作用するエミッタ物質(金属原子)を供給することのできるものであれば、特に限定されない。
エミッタ物質供給源に含有されるエミッタ物質材料としては、例えば、酸化ランタン(La2 3 )や六ホウ化ランタン(LaB6 )などの希土類系化合物、バリウム−カルシウム−アルミネート(Ba−Ca−Al−O)などのバリウム系化合物などが挙げられる。
本発明においては、エミッタ物質供給源は、希土類系化合物およびバリウム系化合物から選ばれた少なくとも一種のエミッタ物質材料を含有することが好ましい。
希土類系化合物としては、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)またはガドリニウム(Gd)よりなる希土類元素の酸化物またはホウ化物が挙げられ、具体的には、酸化ランタン(La2 3 )、酸化セリウム(CeO2 )、酸化プラセオジム(Pr6 11)、酸化ネオジム(Nd2 3 )、酸化サマリウム(Sm2 3 )、酸化ガドリニウム(Gd2 3 )の希土類酸化物;ホウ化ランタン(LaB6 )、ホウ化セリウム(CeB6 )、ホウ化プラセオジム(PrB6 )、ホウ化ネオジム(NdB6 )、ホウ化サマリウム(SmB6 )、ホウ化ガドリニウム(GdB6 )の希土類ホウ化物が挙げられる。
バリウム系化合物としては、例えば、バリウム−カルシウム−アルミネート(Ba−Ca−Al−O)、バリウムタングステート(Ba3 WO6 )およびバリウム−ストロンチウム−カルシウム−タングステート(Ba−Sr−Ca−W−O)などが挙げられる。
特に、エミッタ物質供給源は、酸化ランタン(La2 3 )、酸化セリウム(CeO2 )、酸化プラセオジム(Pr6 11)、酸化ネオジム(Nd2 3 )、酸化サマリウム(Sm2 3 )、酸化ガドリニウム(Gd2 3 )の希土類酸化物、バリウム−カルシウム−アルミネート(Ba−Ca−Al−O)、バリウムタングステート(Ba3 WO6 )およびバリウム−ストロンチウム−カルシウム−タングステート(Ba−Sr−Ca−W−O)から選ばれた少なくとも一種のエミッタ物質材料を含有することが好ましい。
また、本発明においては、エミッタ物質供給源は、所定温度における蒸気圧が酸化トリウム(ThO2 )より高いエミッタ物質材料を含有することが好ましい。
具体的には、例えば3000Kにおける酸化トリウム(ThO2 )の蒸気圧が9.4×10〔Pa〕であることから、エミッタ物質供給源は、3000Kにおける蒸気圧が9.4×10〔Pa〕以上のエミッタ物質材料を含有することが好ましい。
3000Kにおける蒸気圧が9.4×10〔Pa〕以上のエミッタ物質材料としては、酸化ランタン(1.7×103 〔Pa〕)、酸化セリウム(5.7×104 〔Pa〕)、酸化プラセオジム(1.5×103 〔Pa〕)、酸化ネオジム(1.3×103 〔Pa〕)、酸化サマリウム(5.0×102 〔Pa〕)、酸化ガドリニウム(2.1×102 〔Pa〕)、酸化バリウム(3.4×104 〔Pa〕)などが挙げられる。なお、括弧内に示す値は、3000Kにおける蒸気圧である。
これらの希土類酸化物およびバリウム系化合物とタングステンなどの高融点金属との反応により生成される酸化バリウムは、酸化トリウム(ThO2 )よりも蒸気圧が高いものであるが、本発明においては、このようなエミッタ物質材料が用いられる陰極14を高負荷のショートアーク型である放電ランプ10に用いる場合であっても、後述するエミッタ物質供給抑制部材22が設けられていることにより、エミッタ物質が早期減少または早期枯渇されることがないので、特に有効とされる。
なお、本発明においては、エミッタ物質供給源として、前述したホウ化ランタン(LaB6 )、ホウ化セリウム(CeB6 )、ホウ化プラセオジム(PrB6 )、ホウ化ネオジム(NdB6 )、ホウ化サマリウム(SmB6 )、ホウ化ガドリニウム(GdB6 )の希土類ホウ化物よりなるエミッタ物質材料を含む場合においては、これらの希土類ホウ化物の融点が低いものであるため、エミッタ物質供給源Eを格納する格納室20は、陰極本体14A内部において、上記希土類ホウ化物の融点以下となる位置に形成されることが好ましい。
また、エミッタ物質供給源は、エミッタ物質材料が多孔質タングステンにより担持されてなる焼結体であることがより好ましい。
このようなエミッタ物質供給源は、例えば以下のようにして製造することができる。
粉末状のエミッタ物質材料と、平均粒径が3〜5μmである粉末状のタングステンとを質量比(エミッタ物質材料/タングステン)で2/10の割合で混合し、この混合物にステアリン酸を2質量%程度添加して、100〜200℃に加熱し、混合物の粒子表面にステアリン酸よりなる被覆膜を形成する。次に、被覆膜が形成された混合物を加圧プレスし、エミッタ物質材料とタングステンとの混合物よりなるプレス体を形成する。そして、水素雰囲気中において、1000〜1200℃で仮焼成を行い、真空中または還元雰囲気中において、1400〜1600℃で本焼成を行うことにより得られる。
粉末状のエミッタ物質材料と粉末状のタングステンとの混合質量比(エミッタ物質材料/タングステン)は、1/10〜3/10の割合であることが好ましい。
なお、このようなエミッタ物質供給源Eは、陰極14を製造する際に、上記プレス体を仮焼成の段階で格納室20に配置し、そして、リード棒17を陰極本体14Aにおける凹部143に挿入して固定し、高温の熱処理を行うことにより、得られるものであってもよい。
エミッタ物質供給路21を形成する孔は、格納室20と連続し当該格納室20と同一の内径を有する円柱状の空間を形成する第1の孔21aと、この第1の孔21aの内径より小さい内径を有する円柱状の空間を形成する第2の孔21bとが連続して陰極本体14Aの中心軸Xに沿って形成されている。
エミッタ物質供給路21を形成する第1の孔21aには、例えば円柱状のエミッタ物質供給抑制部材22が配置されている。また、エミッタ物質供給路21を形成する第2の孔21bの一端には、エミッタ物質を先端Pに供給する開口23が設けられている。
この例における陰極本体14Aにおいては、第1の孔21a、第2の孔21b、格納室20および凹部143が連通して形成されている。
エミッタ物質供給路21を形成する孔は、エミッタ物質が陰極14の先端部に供給されるように形成されていれば、形状や大きさなどは特に限定されず、陰極本体14Aの構成やエミッタ物質供給抑制部材22の構成により、適宜変更することができる。
具体的には、第1の孔21aの長さLは、例えば2〜20mm、第1の孔21aの内径Dは、例えば1〜5mm、第2の孔21bの長さlは、例えば1〜10mm、第2の孔21b(開口23)の内径dは、例えば0.1〜1.0mmとされる。
エミッタ物質供給路21に設けられるエミッタ物質供給抑制部材22は、エミッタ物質の供給量を制限して、当該エミッタ物質を徐々に陰極14の先端部に供給する機能を有する。
エミッタ物質供給抑制部材22は、格納室20に格納されたエミッタ物質供給源Eからエミッタとして作用するエミッタ物質が当該エミッタ物質供給抑制部材22を介して陰極14の先端部に供給されるようにエミッタ物質供給路21に設けられていれば、形状や大きさ、配置位置などは特に限定されず、適宜変更することができる。
この例におけるエミッタ物質供給抑制部材22は、高融点金属粉末の多孔質焼結体よりなる構成とされる。エミッタ物質供給抑制部材22が高融点金属粉末の多孔質焼結体であることにより、当該多孔質焼結体の有する空隙により、エミッタ物質の移動経路が確保されながらも、当該エミッタ物質の供給量が制限されて、当該エミッタ物質が徐々に陰極14の先端部に供給されるので、エミッタ物質の早期減少または早期枯渇が抑制される。
高融点金属粉末としては、例えば、タングステン、タンタルなどが挙げられ、平均粒径は2〜5μmであることが好ましい。また、多孔質焼結体の空隙率は20〜50%であることが好ましく、より好ましくは30〜40%とされる。
この陰極14の一構成例を示すと、全長が15.5mm、胴部142の軸方向の長さが10mm、胴部142の直径が8mm、テーパ部141の軸方向の長さが5.5mm、先端Pの平坦面の直径が0.6mm、テーパ部141における中心軸Xに対する外表面の傾斜角度が40°、エミッタ物質供給路21における第1の孔21aの長さLが5mm、第1の孔21aの内径Dが3mm、第2の孔21bの長さlが5mm、第2の孔21b(開口23)の内径dが0.2mmである。
このような放電ランプ10は、放電が開始されると、陰極14においては、格納室20に格納されたエミッタ物質供給源Eからエミッタとして作用するエミッタ物質(La)が、エミッタ物質供給路21において、第1の孔21aに配置されたエミッタ物質供給抑制部材22の有する空隙により移動経路が確保されながらも、供給量が制限されて、第2の孔21bを経由して、開口23から陰極本体14Aの先端Pに徐々に供給される。そして、当該エミッタ物質(La)が、陰極本体14Aの先端Pおよびその周辺部に放射、拡散されることによってエミッタとして作用される。
以上のような陰極14によれば、当該陰極本体14A内部に設けられた格納室20から当該陰極本体14Aの先端Pに向かって伸びるエミッタ物質供給路21に、エミッタ物質供給抑制部材22が設けられていることにより、エミッタ物質の供給量が制限されて、当該エミッタ物質が徐々に陰極14の先端部に供給されるので、エミッタ物質の早期減少または早期枯渇が抑制され、また、発光管11の黒化の早期進行が抑制され、その結果、放電ランプに長い使用寿命が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、エミッタ物質供給抑制部材22は、エミッタ物質の供給量を制限して、当該エミッタ物質を徐々に陰極14の先端部に供給する機能を有するものであればよく、例えばタングステンなどの高融点金属よりなる複数の線材よりなる多孔質体とすることができる。エミッタ物質供給抑制部材22が高融点金属よりなる複数の線材よりなる多孔質体である場合においては、図3に示すように、線材を当該線材の伸びる方向にエミッタ物質供給路21上に沿って配置する構成とすることができる。このような構成により、線材間の間隙により、エミッタ物質の移動経路が確保されながらも、エミッタ物質の供給量が制限されて、当該エミッタ物質が徐々に陰極14の先端部に供給されるので、エミッタ物質の早期減少または早期枯渇が抑制される。
また例えば、孔により形成されるエミッタ物質供給路21は、エミッタ物質が陰極14の先端部に供給されるように設けられていればよく、図4に示すように、エミッタ物質供給路21が、エミッタ物質供給抑制部材22を配置する第1の孔21aと、複数本(この例においては2本)の第2の孔21b,第3の孔21cとにより構成されており、この孔21b,21cの各々が第1の孔21aから陰極本体14Aのテーパ部141に向かって伸びるよう設けられている構成とすることができる。
さらに例えば、エミッタ物質供給抑制部材22は、エミッタ物質が当該エミッタ物質供給抑制部材22を介して陰極14の先端部に供給されるようにエミッタ物質供給路21に設けられていればよく、図5に示すように、エミッタ物質供給抑制部材22が、格納室20を内包するように設けられていてもよい。
さらに例えば、エミッタ物質供給源Eを格納する格納室20は、当該エミッタ物質供給源E中のエミッタ物質がエミッタ物質供給抑制部材22を介して陰極14の先端部に供給されるように設けられていればよく、図6に示すように、格納室20が、陰極本体14Aにおける胴部142の側面側(図6における下方側)に偏位した位置に設けられている構成とすることができる。なお、符号30は、格納室20を閉塞する蓋部であり、31は蓋部を固定する螺子部材である。
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
〔実施例1〕
図2に示す構成に従い、下記の仕様の陰極〔1〕を作製した。
・陰極本体(14A):タングステン製、胴部(142)の軸方向の長さ;5.5mm、胴部(142)の直径;8mm、テーパ部(141)の軸方向の長さ;10mm、先端(P)の平坦面の直径;0.6mm、テーパ部(141)における中心軸(X)に対する外表面の傾斜角度;40°
・エミッタ物質供給源(E):酸化ランタン(La2 3 )および多孔質タングステンの焼結体
・エミッタ物質供給路(21):第1の孔(21a)の長さ(L);2mm、第1の孔(21a)の内径(D);2mm、第2の孔(21b)の長さ(l);1.5mm、第2の孔(21b)の内径(d);0.2mm
・エミッタ物質供給抑制部材(22):タングステン粉末の多孔質焼結体(平均粒径5μm、空隙率30%)
そして、この陰極〔1〕が備えられた、下記の仕様の放電ランプ〔1〕を作製した。
・発光管(11):石英ガラス製、発光部(12)の最大外径;55.0mm、発光部(12)の肉厚;3.0mm、発光部(12)の内容積;47cm3
・陽極本体(15A):タングステン製、胴部(152)の軸方向の長さ;18.5mm、胴部(152)の直径;15mm、テーパ部(151)の軸方向の長さ;5mm、先端の平坦面の直径;5mm、テーパ部(151)における中心軸に対する外表面の傾斜角度;45°
・陰極(14)と陽極(15)との離間距離:6.0mm
・リード棒(17,18):タングステン製、全長;120mm、外径;4mm
・定格電流:80A
・定格電圧:25V
・キセノン封入圧:0.66MPa
〔比較例1〕
実施例1において、エミッタ物質供給抑制部材およびエミッタ物質供給路を設けない代わりに、酸化ランタン(La2 3 )が、トリエーテッドタングステンと同様の形態で、タングステンにドープされた状態で放電面に露出されてなる格納室を陰極に設けたことの他は同様にして放電ランプ〔2〕を作製した。
〔比較例2〕
実施例1において、エミッタ物質供給抑制部材およびエミッタ物質供給路を設けない代わりに、酸化ランタン(La2 3 )が、トリエーテッドタングステンと同様の形態で、タングステンにドープされた状態で格納される格納室(20)を陰極本体(14A)内部に配置し、この格納室から陰極の先端部に向かって伸びる孔(長さ;1.5mm、内径;0.2mm)を設けたことの他は同様にして放電ランプ〔3〕を作製した。
放電ランプ〔1〕〜〔3〕を2kWの電力で2時間点灯した後、30分間消灯し、この点灯・消灯サイクルを繰り返して、下記評価を行った。結果を表1に示す。
〔評価1:発光管の黒化率〕
下記式(1)に従って、発光管の黒化率ηを算出し、下記評価基準に従って評価した。
式(1):η(%)=(寿命末期の発光管中央部の透過率)/(初期の発光管中央部の透過率)×100
−評価基準−
A:90%以上
B:80%以上90%未満
C:80%未満
〔評価2:輝点位置の後退距離〕
下記式(2)に従って、輝点位置の後退距離Δdを算出し、下記評価基準に従って評価した。
式(2):Δd(mm)=(初期の輝点位置)−(寿命末期または不点灯発生時の輝点位置)
−評価基準−
A:0mm以上2mm未満
B:2mm以上4mm未満
C:4mm以上
10 放電ランプ
11 発光管
12 発光部
13 封止部
13a 段継部
14 陰極
14A 陰極本体
141 テーパ部
142 胴部
143 凹部
15 陽極
15A 陽極本体
151 テーパ部
152 胴部
16 保持用筒体
17,18 リード棒
20 格納室
21 エミッタ物質供給路
21a,21b,21c 孔
22 エミッタ物質供給抑制部材
23 開口
30 蓋部
31 螺子部材
E エミッタ物質供給源
P 先端
X 陰極本体の中心軸

Claims (6)

  1. 放電ランプに備えられる陰極であって、
    当該陰極は、高融点金属よりなる陰極本体と、エミッタ物質供給源とを備えてなり、
    当該陰極本体内部には、前記エミッタ物質供給源を格納する格納室と、この格納室から陰極の先端部に向かって伸びる孔により形成されるエミッタ物質供給路とが形成されており、
    前記エミッタ物質供給路を形成する孔内にエミッタ物質供給抑制部材が配置されていることを特徴とする放電ランプ用陰極。
  2. 前記エミッタ物質供給抑制部材が、高融点金属粉末の多孔質焼結体よりなるものであることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ用陰極。
  3. 前記エミッタ物質供給抑制部材が、高融点金属よりなる複数の線材よりなる多孔質体であることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ用陰極。
  4. 前記エミッタ物質供給源が、希土類系化合物およびバリウム系化合物から選ばれた少なくとも一種のエミッタ物質材料を含有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放電ランプ用陰極。
  5. 前記エミッタ物質供給源が、酸化ランタン、酸化セリウム、酸化プラセオジム、酸化ネオジム、酸化サマリウム、酸化ガドリニウム、バリウム−カルシウム−アルミネート(Ba−Ca−Al−O)、バリウムタングステート(Ba3 WO6 )およびバリウム−ストロンチウム−カルシウム−タングステート(Ba−Sr−Ca−W−O)から選ばれた少なくとも一種のエミッタ物質材料を含有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放電ランプ用陰極。
  6. 前記エミッタ物質供給源が、蒸気圧が酸化トリウムより高いエミッタ物質材料を含有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放電ランプ用陰極。
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