JP5287697B2 - 内燃機関の異常診断装置及び制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多気筒内燃機関における各気筒での空燃比の異常有無を診断する異常診断装置、及び空燃比に基づき燃料噴射量を制御する制御装置に関する。
従来の多気筒内燃機関では、排気が集合する箇所に空燃比センサを設け、空燃比センサの検出値が目標値となるよう燃料噴射量を補正する空燃比制御を実施するのが一般的である。しかし厳密には、燃料噴射量の気筒間ばらつき等が存在することに起因して空燃比は気筒毎に異なっているので、上記空燃比制御を各気筒に対して一律に実施すると、空燃比を精度良く制御することはできない。そこで特許文献1では、空燃比センサの検出値に基づき各気筒に対する空燃比を推定し、その推定空燃比に基づいて気筒毎に空燃比制御を実施する旨が開示されている。
さらに特許文献1記載の発明では、このような気筒毎の推定空燃比を利用して、所定気筒の推定空燃比が他気筒の推定空燃比と比較して大きくずれている場合に、前記所定気筒に異常が生じていると診断する。上記異常の具体例としては、燃料噴射弁の噴射孔に異物が詰まって所望量の噴射ができなくなっていることを想定している。
特開2006−138280号公報
ここで、上述の如く所定気筒の空燃比が他の気筒の空燃比から大きくずれる要因には、上述した噴射孔詰まり等の燃料系システムの異常の他に、以下に例示する空気系システムの異常もある。例えば、EGR配管によりEGRガスを吸気に還流させるにあたり、EGR配管の流出口を各気筒のそれぞれに設けた場合において、所定気筒に対する前記流出口にデポジット等の異物が堆積することにより所定気筒へのEGR量が他気筒に比べて少なくなり、その結果、所定気筒での空燃比が他気筒の空燃比から大きくずれることがある。
しかしながら、特許文献1記載の診断手法では、所定気筒の空燃比に異常が生じているか否かを診断できるものの、異常診断された気筒に対し、空気系システム及び燃料系システムのいずれが異常であるかまでは特定できない。よって、異常診断された気筒をメンテナンスするにあたり、そのメンテナンスの作業性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、空燃比に基づき異常診断された気筒に対し、その異常箇所を特定可能にした内燃機関の異常診断装置を提供することにある。また、他の目的は、空燃比に基づく燃料噴射量の制御を高精度で実現できる内燃機関の制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
第1の発明では、多気筒の内燃機関の運転状態のうち、前記内燃機関の各気筒に吸入される空気状態の気筒間ばらつきが大きくなる運転状態を第1運転状態とし、前記第1運転状態に比べ前記空気状態の気筒間ばらつきが小さくなる運転状態を第2運転状態とする。そして、気筒毎の空燃比又はそれに相関する情報である空燃比情報を、前記第1運転状態及び前記第2運転状態のいずれの時の情報であるかと関連付けて気筒別に記憶する空燃比記憶手段と、前記空燃比記憶手段に記憶された前記第1運転状態時の空燃比情報のうち、所定気筒の空燃比情報とその他の気筒の空燃比情報とを比較して、前記所定気筒の異常の有無を診断する第1異常診断手段と、前記空燃比記憶手段に記憶された前記第2運転状態時の空燃比情報のうち、所定気筒の空燃比情報とその他の気筒の空燃比情報とを比較して、前記所定気筒の異常の有無を診断する第2異常診断手段と、前記所定気筒に異常が有る場合に、前記所定気筒に対する前記第1異常診断手段及び前記第2異常診断手段の両診断結果に基づき、前記所定気筒の異常原因が前記内燃機関の燃料系システム及び空気系システムのいずれであるかを判定する異常原因判定手段と、を備えることを特徴とする。
なお、上記「空燃比情報」には、気筒毎に検出又は推定された空燃比の他に、空燃比に基づく燃料噴射量の補正量や、その補正量に相当する空燃比補正係数、当該空燃比補正係数の学習値等を想定している。
上記発明は要するに、気筒毎の空燃比情報を記憶するにあたり、第1運転状態時の空燃比情報と第2運転状態時の空燃比情報とを分けて記憶しておき、所定気筒の空燃比情報とその他の気筒の空燃比情報とを比較して所定気筒の異常有無を診断するにあたり、第1運転状態時の空燃比情報に基づく診断と、第2運転状態時の空燃比情報に基づく診断とを実施する。そして、両診断結果に基づき、所定気筒の異常原因が燃料系システム及び空気系システムのいずれであるかを判定する。
そして、第2運転状態時の空燃比情報(第2空燃比情報)には、空気状態の気筒間ばらつきが殆ど含まれていないので、当該情報に基づき異常と診断された気筒の異常要因は、空気系システムの異常である可能性が低いと言える。換言すれば、燃料系システムの異常である可能性が高いと言える。一方、第1運転状態時の空燃比情報(第1空燃比情報)には、空気状態の気筒間ばらつきが含まれているので、第2空燃比情報に基づき異常診断されていないにも拘わらず第1空燃比情報に基づき異常診断された気筒については、空気系システムの異常である可能性が高いと言える。よって、第1空燃比情報に基づく診断結果と第2空燃比情報に基づく診断結果とに基づけば、所定気筒の異常原因が燃料系システム及び空気系システムのいずれであるかを判定(特定)することができる。
したがって、上記発明によれば、空燃比情報に基づき異常診断された気筒に対し、その異常箇所が燃料系システム及び空気系システムのいずれであるかを特定でき、異常診断された気筒をメンテナンスするにあたり、そのメンテナンスの作業性を良好にできる。
第2の発明では、排ガスの一部をEGRガスとして吸気に還流させるEGR量を制御するEGRバルブを備え、前記EGRガスを各気筒に分配するよう構成された内燃機関に適用され、前記空燃比記憶手段は、前記EGR量が所定量未満となるよう前記EGRバルブを制御している時の運転状態を前記第1運転状態とし、前記EGR量が所定量以上となるよう前記EGRバルブを制御している時の運転状態を前記第2運転状態として前記空燃比情報を記憶することを特徴とする。
EGR量を所定量以上に制御している時は、EGR量の気筒間ばらつきが大きくなるので空気状態の気筒間ばらつきが顕著に大きくなる。よって、EGR量が所定量以上であるか所定量未満であるかに分けて空燃比情報を記憶させる上記発明によれば、所定気筒におけるEGR量が異常である場合に、第1空燃比情報の気筒間ばらつきが顕著に現れることとなる。よって、第1空燃比情報による異常診断の精度を向上でき、ひいては両診断結果に基づく異常原因の判定精度を向上できる。
なお、上記第1及び第2運転状態の好適な具体例として、EGR量がゼロとなるようEGRガスの還流を禁止している時の運転状態を第1運転状態とし、EGRガスを還流させている時の運転状態を第2運転状態とすることが挙げられる。
第3の発明では、前記異常原因判定手段により前記空気系システムが異常であると判定された場合には、前記EGR量をゼロにしつつ前記内燃機関の運転を継続させるフェールセーフ制御を実施することを特徴とする。
ここで、燃料系システムの異常発生時には、異常が生じている気筒の出力トルクが他気筒の出力トルクに比べて極端に低くなるので、内燃機関の出力軸(クランク軸)の回転変動が許容を超えて大きくなる。よって、燃料系システムの異常発生時には内燃機関の運転を停止させることが望ましい。これに対し、EGR量が所望の量にならないといった空気系システムの異常発生時には、全ての気筒に対してEGR量をゼロにすれば、許容を超える程の大きな回転変動は生じないので、内燃機関の運転を停止させる必要はなく、EGR量をゼロにした状態で内燃機関をフェールセーフ運転できる。
しかしながら、上記特許文献1等に記載の従来装置では、空気系システム及び燃料系システムのいずれが異常であるかまでは特定できないので、所定気筒に異常有りと診断された場合には内燃機関を運転停止せざるをえなかった。
これに対し上記発明によれば、所定気筒に異常有りと診断された場合に、空気系システム及び燃料系システムのいずれが異常であるかまで特定できるので、空気系システムが異常であると判定された場合には、EGR量をゼロにしつつ内燃機関の運転を継続させるフェールセーフ制御を実施することができる。よって、異常有りと診断されて内燃機関を停止させる機会を減らすことができる。
第4の発明では、吸気バルブの開弁リフト量を可変にする可変リフト機構を備えた内燃機関に適用され、前記空燃比記憶手段は、前記開弁リフト量が所定量以上となるよう前記可変リフト機構を制御している時の運転状態を前記第1運転状態とし、前記開弁リフト量が所定量未満となるよう前記可変リフト機構を制御している時の運転状態を前記第2運転状態として前記空燃比情報を記憶することを特徴とする。
吸気バルブの開弁リフト量を所定量未満に制御している時は、吸気量の気筒間ばらつきが大きくなるので空気状態の気筒間ばらつきが顕著に大きくなる。よって、吸気バルブの開弁リフト量が所定量以上であるか所定量未満であるかに分けて空燃比情報を記憶させる上記発明によれば、所定気筒における吸気量が異常である場合に、第1空燃比情報の気筒間ばらつきが顕著に現れることとなる。よって、第1空燃比情報による異常診断の精度を向上でき、ひいては両診断結果に基づく異常原因の判定精度を向上できる。
第5の発明では、前記異常原因判定手段により前記空気系システムが異常であると判定された場合には、全ての気筒の前記開弁リフト量を所定量以上に固定して前記可変リフト機構による可変制御を停止させつつ、前記内燃機関の運転を継続させるフェールセーフ制御を実施することを特徴とする。
ここで、先述した通り、燃料系システムの異常発生時には内燃機関の運転を停止させることが望ましい。これに対し、例えば吸気バルブにデポジット等の異物が付着して、開弁リフト量の微少設定時に所望量の空気を吸入できないといった空気系システムの異常発生時には、全ての気筒の開弁リフト量を所定量以上に固定すれば、最低限の空気量を吸入できるようになるので、許容を超える程の大きな回転変動は生じない。よって、内燃機関の運転を停止させる必要はなく、可変リフト機構による可変制御を停止させた状態で内燃機関をフェールセーフ運転できる。
しかしながら、上記特許文献1等に記載の従来装置では、空気系システム及び燃料系システムのいずれが異常であるかまでは特定できないので、所定気筒に異常有りと診断された場合には内燃機関を運転停止せざるをえなかった。
これに対し上記発明によれば、所定気筒に異常有りと診断された場合に、空気系システム及び燃料系システムのいずれが異常であるかまで特定できるので、空気系システムが異常であると判定された場合には、可変リフト機構による可変制御を停止させつつ内燃機関の運転を継続させるフェールセーフ制御を実施することができる。よって、異常有りと診断されて内燃機関を停止させる機会を減らすことができる。
第6の発明では、第1異常診断手段が異常診断に用いる判定閾値と、第2異常診断手段が異常診断に用いる判定閾値との各々を、異なる値に設定したことを特徴とする。
先述したように、第2空燃比情報には空気状態の気筒間ばらつきが殆ど含まれておらず、第1空燃比情報には空気状態の気筒間ばらつきが含まれている。よって、第1異常診断手段が異常診断に用いる判定閾値と、第2異常診断手段が異常診断に用いる判定閾値とでは、最適値が異なる筈である。この点を鑑みた上記発明によれば、両判定閾値との各々を、異なる値に設定するので、両判定閾値を同じに設定した場合に比べて、第1異常診断手段及び第2異常診断手段による異常診断の精度を向上できる。
第7の発明では、多気筒の内燃機関の運転状態のうち、前記内燃機関の各気筒に吸入される空気状態の気筒間ばらつきが大きくなる運転状態を第1運転状態とし、前記第1運転状態に比べ前記空気状態の気筒間ばらつきが小さくなる運転状態を第2運転状態とした場合において、気筒毎の空燃比又はそれに相関する情報である空燃比情報を、前記第1運転状態及び前記第2運転状態のいずれの時の情報であるかと関連付けて気筒別に学習する空燃比学習手段と、前記第1運転状態時には、空燃比学習手段により学習された前記第1運転状態時の空燃比情報(第1空燃比情報)に基づき各気筒への燃料噴射量を制御し、前記第2運転状態時には、空燃比学習手段により学習された前記第2運転状態時の空燃比情報(第2空燃比情報)に基づき各気筒への燃料噴射量を制御する噴射制御手段と、を備えることを特徴とする。
なお、上記「空燃比情報」には、気筒毎に検出又は推定された空燃比の他に、空燃比に基づく燃料噴射量の補正量や、その補正量に相当する空燃比補正係数等を想定している。
上記発明は要するに、気筒毎の空燃比情報を学習するにあたり、第1運転状態時の空燃比情報と第2運転状態時の空燃比情報とを分けて学習しておき、第1運転状態時には第1空燃比情報に基づき各気筒への燃料噴射量を制御し、第2運転状態時には第2空燃比情報に基づき各気筒への燃料噴射量を制御する。
そして、第1運転状態時には気筒別の空燃比に空気状態の気筒間ばらつきが含まれているのに対し、第2運転状態時には気筒別の空燃比に空気状態の気筒間ばらつきが含まれていない。この点を鑑みた上記発明では、第1運転状態時には第1空燃比情報の学習値に基づき各気筒への燃料噴射量を制御し、第2運転状態時には第2空燃比情報に基づき各気筒への燃料噴射量を制御するので、内燃機関の運転状態に即した燃料噴射量の制御を実施でき、所望の空燃比となるよう燃料噴射量を制御することの精度を向上できる。
第8の発明では、排ガスの一部をEGRガスとして吸気に還流させるEGR量を制御するEGRバルブを備え、前記EGRガスを各気筒に分配するよう構成された内燃機関に適用され、前記空燃比学習手段は、前記EGR量が所定量未満となるよう前記EGRバルブを制御している時の運転状態を前記第1運転状態とし、前記EGR量が所定量以上となるよう前記EGRバルブを制御している時の運転状態を前記第2運転状態として前記空燃比情報を学習することを特徴とする。
EGR量が多いほど、EGR量の気筒間ばらつきが大きくなるので空気状態の気筒間ばらつきが顕著に大きくなり、その結果、空燃比情報の気筒間ばらつきは顕著に大きくなる。よって、EGR量を制御するシステムが搭載された内燃機関においては、上記発明の如く、EGR量に応じて第1運転状態及び第2運転状態を設定することにより、内燃機関の運転状態に即した燃料噴射量の制御を実施できるといった上記効果が好適に発揮される。
なお、上記第1及び第2運転状態の好適な具体例として、EGR量がゼロとなるようEGRガスの還流を禁止している時の運転状態を第1運転状態とし、EGRガスを還流させている時の運転状態を第2運転状態とすることが挙げられる。
第9の発明では、吸気バルブの開弁リフト量を可変にする可変リフト機構を備えた内燃機関に適用され、前記空燃比学習手段は、前記開弁リフト量が所定量以上となるよう前記可変リフト機構を制御している時の運転状態を前記第1運転状態とし、前記開弁リフト量が所定量未満となるよう前記可変リフト機構を制御している時の運転状態を前記第2運転状態として前記空燃比情報を学習することを特徴とする。
吸気バルブの開弁リフト量が小さいほど、吸気量の気筒間ばらつきが大きくなるので空気状態の気筒間ばらつきが顕著に大きくなり、その結果、空燃比情報の気筒間ばらつきは顕著に大きくなる。よって、吸気バルブの開弁リフト量を可変制御するシステムが搭載された内燃機関においては、上記発明の如く、開弁リフト量に応じて第1運転状態及び第2運転状態を設定することにより、内燃機関の運転状態に即した燃料噴射量の制御を実施できるといった上記効果が好適に発揮される。
本発明にかかる異常診断装置及び内燃機関制御装置の一実施形態が適用された、エンジンの空気系システム及び燃料系システムの構成を示す図。 図1のECU(内燃機関制御装置)による、燃料噴射量の算出処理手順を示すフローチャート。 (a)は、図1のECU(異常診断装置)による、インバランス診断処理及び異常原因を特定する処理の手順を示すフローチャート、(b)は、(a)中に記載のインバランス故障判定フラグの内容を説明する図。
以下、本発明にかかる異常診断装置及び内燃機関制御装置を具体化した各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、車両に搭載された点火式のガソリンエンジン(内燃機関)であって複数気筒を有する多気筒エンジン(図1参照)に、本発明にかかる装置を適用させている。
(第1実施形態)
先ず、図1に示すエンジンの吸排気系システムの構成について説明する。
当該エンジンは、排気系から吸気系に排気を還流させるEGR配管10を備えており、排気の一部を外部EGRガスとして吸気系に戻すことで、燃焼室における燃焼温度を下げて排ガス中のNOX低減等を図っている。EGRガスの流量(EGR量)は、EGR配管10に設けられたEGRバルブ11により調整される。なお、EGRバルブ11の作動(弁開度)は電子制御ユニット(ECU40)により電子制御される。
EGR配管10は、EGRバルブ11の下流側部分において各気筒#1〜#4へ分岐する分岐部10aを有している。分岐部10aの流出口10bは、吸気管12の下流側に接続されたインテークマニホールド13に接続されている。或いは、エンジンのシリンダヘッド14に形成された吸気ポートに直接接続されている。
EGR配管10のうちEGRバルブ11の上流側部分には、EGRガスを冷却するEGRクーラ15が備えられている。このようにEGRガスを冷却することで、EGRガスの体積減少(密度上昇)を図り、これによって燃焼室へ流入する吸気の充填効率向上を図っている。
吸気管12には、燃焼室へ流入する吸気のうちエアクリーナ16から流入した新気の流量を調整するスロットル弁17が備えられている。なお、スロットル弁17の作動(弁開度)はECU40により電子制御される。吸気管12のうちスロットル弁17の上流側部分には、新気を冷却するインタークーラ18が備えられている。このように新気を冷却することで、新気の体積減少(密度上昇)を図り、これによって燃焼室へ流入する吸気の充填効率向上を図っている。
吸気管12と排気管19との間にはターボチャージャ20(過給機)が配設されている。ターボチャージャ20は、吸気管12に設けられたコンプレッサインペラ20aと、排気管19に設けられたタービンホイール20bとを有し、それらがシャフト20cにて連結されている。ターボチャージャ20では、排気管19を流れる排気によってタービンホイール20bが回転し、その回転力がシャフト20cを介してコンプレッサインペラ20aに伝達される。そして、コンプレッサインペラ20aにより、吸気管12内を流れる吸入空気が圧縮されて過給が行われる。
排気管19のうちタービンホイール20bの下流側には、排気を浄化する浄化装置21が取り付けられている。浄化装置21は三元触媒を有しており、排ガス成分中のCO及びHCを酸化する機能、及び排ガス成分中のNOxを還元する機能を有する。排気管19のうち浄化装置21の上流側には、空燃比を検出する空燃比センサ22が設けられている。
クランク軸からカム軸への動力伝達経路には、各気筒#1〜#4の吸気バルブ23の開弁リフト量を可変にする可変リフト機構24が備えられている。本実施形態にかかる可変リフト機構24は、開弁リフト量を低リフト及び高リフトの2段階で切り替えるよう構成されたものであるが、開弁リフト量を無段階で調整可能な可変リフト機構を採用してもよい。なお、可変リフト機構24の作動(低リフト及び高リフトの切り替え)はECU40により電子制御される。なお、エンジン回転速度NE及びエンジン負荷が低回転低負荷である場合には、低リフトに制御し、高回転高負荷である場合には高リフトに制御することが望ましい。
次に、図1に示すエンジンの燃料系システムの構成について説明する。各気筒#1〜#4に設けられた燃料噴射弁25の作動は、ECU40により電子制御される。つまり、各気筒#1〜#4に対して1燃焼サイクル当りに噴射する燃料の噴射量や噴射タイミングは、ECU40により制御される。燃料噴射弁25への燃料の供給は、図示しない燃料タンク内の燃料を燃料ポンプで燃料噴射弁25へ圧送することで行われる。なお、燃料噴射弁25は、燃焼室へ燃料を直接噴射する直噴式でもよいし、吸気ポート内へ燃料を噴射するポート噴射式でもよい。
電子制御ユニット(ECU40)には、空燃比センサ22、クランク角センサ、エアフローメータ等の各種センサからの検出信号が入力される。そしてECU40は、これらの検出信号に基づき、EGRバルブ11、スロットル弁17、可変リフト機構24、燃料噴射弁25及び点火装置(図示せず)等の作動を制御することで、エンジンの運転状態等を制御する。
次に、上述した各種エンジン制御のうち燃料噴射量の制御について、より詳細に説明する。ECU40は、クランク角センサにより検出されたクランク軸の回転速度(エンジン回転速度NE)、エアフローメータにより検出された吸気量に基づき、燃料噴射量のベース値を算出する。次に、空燃比センサ22により検出された実空燃比が目標空燃比(例えば理論空燃比)に一致するよう、燃料噴射量に対する空燃比補正量を算出する。そして、空燃比補正量に基づきベース値を補正する。つまり、空燃比センサ22の検出値に基づき燃料噴射量をフィードバック制御する。
また、各種構成部品の経年劣化が進行すると、上記空燃比補正量が定常的に生じることとなり、燃料噴射量を最適値にするまでの応答性が悪くなる。そこで、空燃比補正量に応じた学習値をエンジン運転中に逐次学習する。例えば、空燃比補正量が定常的に生じた場合には、所定期間における空燃比補正量の平均値を学習値として学習する。より詳細には、エンジン回転速度NE及び吸気量等に相当するエンジン負荷を複数の領域に区分けして、各領域に応じた学習値をマップ等に記憶させる。したがって、学習済みの領域においては、ベース値に学習値を反映させた上で、空燃比センサ22の検出値に基づき燃料噴射量をフィードバック制御する。
ところで、各気筒#1〜#4の空燃比には気筒間ばらつきがある一方で、空燃比センサ22は排気が集合する箇所に設けられているため、空燃比センサ22により検出された空燃比と気筒毎の空燃比とは完全に一致するものではない。しかしながら、各気筒#1〜#4の燃焼サイクルは所定クランク角毎にずらしてあるので、空燃比センサ22による検出値は、所定クランク角毎に各気筒#1〜#4の空燃比を現した値で変化している筈である。
そこでECU40は、空燃比センサ22による検出値及びクランク角の変化等に基づき、各気筒の空燃比を推定する演算をモデル等の手法を用いて実施している。そして、気筒毎の空燃比推定値(A/F気筒別推定値)に基づき、上述した燃料噴射量のフィードバック制御を各気筒#1〜#4の燃料噴射弁25に対して実施している。したがってECU40は、空燃比補正量を気筒毎に独立して算出しており、空燃比補正量の学習も気筒毎に独立して実施している。
次に、上述した燃料噴射量の算出処理手順について、図2のフローチャートを用いて算出する。当該処理は、ECU40が有するマイクロコンピュータにより所定周期(例えばマイコンのCPUが行う演算周期又は所定のクランク角度毎)で繰り返し実行される。
先ず、図2のステップS10において、先述したA/F気筒別推定値を推定する演算を実施する条件が成立しているか否かを判定する。当該条件の具体例としては、空燃比センサ22が活性状態であること、空燃比センサ22に断線等の異常が生じていないこと、エンジンの暖気運転が完了している(例えばエンジン冷却水温度が所定温度以上である)こと、エンジン運転領域(例えばエンジン回転速度NEとエンジン負荷)が空燃比推定精度を確保できる運転領域であること、等が挙げられる。図2の例ではこれら全ての条件を満たしている場合に、上記推定の演算実施条件が成立していると判定する。
そして、推定の演算実施条件が成立していると判定されると(S10:YES)、続くステップS11では、先述したように空燃比センサ22による検出値及びクランク角の変化に基づき、応答遅れ等を加味したモデルを用いてA/F気筒別推定値afe1〜afe4を算出する。なお、afe1は1番気筒#1のA/F、afe2は2番気筒#2のA/F、afe3は3番気筒#3のA/F、afe4は4番気筒#4のA/Fをそれぞれ表す。
続くステップS12では、ステップS11で算出したA/F気筒別推定値afe1〜afe4と目標空燃比(例えば理論空燃比)との偏差に基づき、燃料噴射量のベース値に対する空燃比補正量faf1〜faf4(フィードバック補正量)を、気筒毎に算出する。なお、faf1は1番気筒#1、faf2は2番気筒#2、faf3は3番気筒#3、faf4は4番気筒#4についての空燃比補正量をそれぞれ表す。
続くステップS13では、ステップS12で算出した空燃比補正量faf1〜faf4に応じた学習値を記憶更新させる制御(学習制御)を実施する条件が成立しているか否かを判定する。図2の例では、エンジンが定常運転状態であることを学習実施条件としており、例えば、エンジン回転速度NE及びエンジン負荷が所定範囲内にある状態が所定時間以上継続した場合に定常運転状態であると判定すればよい。
続くステップS14では、EGRバルブ11が開弁して外部EGRガスが吸気へ導入される状態であるか、閉弁して外部EGRガスの導入が停止される状態であるか否かを判定する。例えば、ECU40からEGRバルブ11へ出力される弁開度指令信号が、開度ゼロであればEGR導入状態であると判定し、前記指令信号が開度ゼロでなければEGR非導入状態であると判定する。
EGR導入状態であると判定された場合(S14:YES)にはステップS15に進み、ステップS12で算出された気筒毎の空燃比補正量faf1〜faf4に応じた学習値fgafA1〜fgafA4を、EGR導入時用のマップMAに記憶させる。一方、EGR非導入状態であると判定された場合(S14:NO)にはステップS16に進み、ステップS12で算出された気筒毎の空燃比補正量faf1〜faf4に応じた学習値fgafB1〜fgafB4を、EGR非導入時用のマップMBに記憶させる。
これにより、空燃比センサ22の検出値のうち、EGR導入時に検出された値に基づき算出した空燃比補正量faf1〜faf4の気筒別学習値fgafA1〜fgafA4と、EGR非導入時に検出された値に基づき算出した空燃比補正量faf1〜faf4の気筒別学習値fgafB1〜fgafB4とが、別々のマップMA,MBに分けて記憶される。また、気筒別に別々のマップMA(#1〜#4),MB(#1〜#4)に分けて記憶される。
換言すれば、空燃比補正量に応じた学習値を記憶させるにあたり、EGR導入時(第1運転状態)及びEGR非導入時(第2運転状態)のいずれの時の学習値であるかと関連付けて、かつ、いずれの気筒#1〜#4に対する学習値であるかと関連付けて記憶させていると言える。なお、各々のマップMA(#1〜#4),MB(#1〜#4)は、回転速度NE及びエンジン負荷を複数の領域に区分けして構成され、各領域に対応付けて学習値が記憶される。
続くステップS17では、EGR導入時には導入時用のマップMAに記憶された学習値fgafA1〜fgafA4、及び空燃比補正量faf1〜faf4(フィードバック補正量)を用いて、先述したベース値を補正する。また、EGR非導入時には非導入時用のマップMBに記憶された学習値fgafB1〜fgafB4、及び空燃比補正量faf1〜faf4(フィードバック補正量)を用いて、先述したベース値を補正する。これらの補正により、各気筒の燃料噴射弁25に対してECU40から最終的に指令する噴射量の指令値(最終噴射量)が算出される。
ここで、燃料噴射弁25の噴射孔に異物が詰まって所望量の噴射ができなくなる異常(燃料系システム異常)が生じることがある。また、EGR配管10の分岐部10aの流出口10bにデポジット等の異物が詰まって、対応する気筒へEGR配管10から分配されるEGR量が少なくなるといった異常(空気系システム異常)が生じることがある。そして、これらの異常が生じると、燃料噴射量及びEGR量が所望の値から大きくずれることとなる。すると、気筒別空燃比補正量faf1〜faf4のうち上記異常が生じた気筒に対応する気筒別空燃比補正量(又はその補正量に応じた学習値)が、他の気筒別空燃比補正量に比べて大きく異なる値となる。
この点に着目し、本実施形態では、学習値fgafA1〜fgafA4のうち所定気筒の学習値が、他の気筒の学習値に対して大きくずれた値になっているか否かを判定し、ずれている場合には前記所定気筒において、空気と燃料との比率(空燃比)が異常状態(インバランス)になっていると診断する。
しかしながら、上述の如くインバランス有無を診断するだけでは、異常診断された気筒に対し、空気系システム及び燃料系システムのいずれが異常であるかまでは特定できない。よって、異常診断された気筒をメンテナンスするにあたり、そのメンテナンスの作業性が悪い。具体的には、先述の如く燃料噴射弁25が詰まる異常(燃料系システム異常)の有無を確認するとともに、EGR配管10の分岐部10aが詰まる異常(空気系システム異常)の有無をも確認しなければならず、確認を要する部位が多くなるためメンテナンス作業性が悪くなる。
これに対し本実施形態では、マップMA(#1〜#4)に記憶されたEGR導入時の学習値を用いて気筒毎にインバランス異常を診断するとともに、MB(#1〜#4)に記憶されたEGR非導入時の学習値を用いて気筒毎にインバランス異常を診断する。
EGR非導入時の学習値は、EGR量の気筒間ばらつきによる影響を殆ど受けていないので、EGR非導入時の学習値に基づきインバランス異常と診断された気筒の異常要因は、空気系システムの異常である可能性が低いと言える。換言すれば、燃料系システムの異常である可能性が高いと言える。一方、EGR導入時の学習値は、EGR量の気筒間ばらつきによる影響を大きく受けている筈であるため、EGR導入時の学習値に基づきインバランス異常と診断された気筒の異常要因は、空気系システムの異常である可能性が高いと言える。
したがって、EGR導入時の学習値に基づくインバランス診断結果(第1診断結果)と、EGR非導入時の学習値に基づくインバランス診断結果(第2診断結果)とに基づけば、所定気筒の異常原因が燃料系システム及び空気系システムのいずれであるかを判定(特定)することができる。
例えば、第1診断結果でインバランス異常と診断されたものの第2診断結果ではインバランス異常と診断されなかった気筒に対しては、空気系システムの異常が原因でインバランス異常になっていると特定できる。また、第1診断結果でインバランス異常と診断されなかったものの第2診断結果ではインバランス異常と診断された気筒に対しては、燃料系システムの異常が原因でインバランス異常になっていると特定できる。
次に、上記インバランス診断処理及び異常原因を特定する処理の手順を、図3(a)のフローチャートを用いて説明する。なお、図3(a)の処理は、ECU40が有するマイクロコンピュータにより、所定周期(例えば先述のCPUが行う演算周期又は所定のクランク角度毎)で繰り返し実行されるものである。図3(b)は、フローチャート中で設定されるインバランス故障判定フラグFlagInbの定義一覧を示す。
先ず、図3(a)に示すステップS20において、後述するインバランス故障判定フラグFlagInbを初期化する。続くステップS21では、図2のステップS10と同様にして、A/F気筒別推定値を推定する演算を実施する条件が成立しているか否かを判定する。推定の演算実施条件が成立していると判定されると(S21:YES)、続くステップS22において、図2のステップS11と同様にしてA/F気筒別推定値afe1〜afe4を算出する。
そして、続くステップS23では、図2のステップS12と同様にして、気筒毎の空燃比補正量faf1〜faf4(フィードバック補正量)を、EGR導入時及び非導入時とで区別して算出するとともに、空燃比補正量faf1〜faf4に応じた学習値を、EGR導入時及び非導入時とで区別して算出する。なお、これらのステップS22,S23の算出処理では、図2のステップS12で算出したフィードバック補正量を取得して利用するようにしてもよい。
続くステップS24では、上述したインバランス診断(検出)を実施する条件が成立しているか否かを判定する。図3の例では、エンジンが定常運転状態であることをインバランス診断実施条件としており、例えば、エンジン回転速度NE及びエンジン負荷が所定範囲内にある状態が所定時間以上継続した場合に定常運転状態であると判定すればよい。
続くステップS25では、図2のステップS14と同様にして外部EGRガスが導入される状態であるか否かを判定する。例えば、ECU40からEGRバルブ11へ出力される弁開度指令信号が、開度ゼロであればEGR導入状態であると判定し、前記指令信号が開度ゼロでなければEGR非導入状態であると判定する。
EGR導入状態であると判定された場合(S25:YES)にはステップS26(第1異常診断手段)に進み、EGR導入時の学習値fgafA1〜fgafA4を用いて、インバランス故障の有無検出(EGR導入時診断)を実施する。例えば、所定気筒#1の学習値fgafA1を他の学習値fgafA2〜fgafA4の平均値と比較し、その偏差が第1所定値以上であれば、所定気筒#1にインバランス故障が生じている判定する。なお、当該インバランス故障の検出は、全ての気筒#1〜#4について実施される。
そして、EGR導入時診断によりインバランス故障が検出された場合には(S26:YES)、続くステップS27において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをFAULSE0にセットする。この診断結果「FAULSE0」は、空気系システム及び燃料系システムの少なくとも一方の異常が原因でインバランス故障が生じていることを示す。上述したように、EGR導入時には噴射量の気筒間ばらつきとEGRの気筒間ばらつきが学習値の気筒間ばらつきに含まれているため、ステップS26によるEGR導入時診断の診断結果のみからでは、いずれのシステムが原因であるかまでは特定できないためである。
一方、EGR導入時診断によりインバランス故障が検出されなかった場合には(S26:NO)、続くステップS28において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをTRUEにセットする。この診断結果「TRUE」は、インバランス故障が検出されなかったためいずれのシステムも正常であることを示す。噴射量の気筒間ばらつき及びEGRの気筒間ばらつきが含まれ得るEGR導入時の学習値に気筒間ばらつきが無かったということは、噴射量の気筒間ばらつき及びEGRの気筒間ばらつきが生じておらず正常とみなすことができるためである。
また、上記ステップS25にてEGR非導入状態であると判定された場合(S25:NO)には、ステップS29(第2異常診断手段)に進み、EGR非導入時の学習値fgafB1〜fgafB4を用いて、インバランス故障の有無検出(EGR非導入時診断)を実施する。例えば、所定気筒#1の学習値fgafB1を他の学習値fgafB2〜fgafB4の平均値と比較し、その偏差が第2所定値以上であれば、所定気筒#1にインバランス故障が生じている判定する。なお、当該インバランス故障の検出は、全ての気筒#1〜#4について実施される。
なお、ステップS26においてEGR導入時診断の判定に用いる第1所定値(判定閾値)と、ステップS29においてEGR非導入時診断の判定に用いる第2所定値(判定閾値)とは、異なる値に設定されている。EGR導入時の学習値の方がEGR非導入時の学習値に比べて学習値ばらつきが大きく現れやすいので、第1所定値を第2所定値よりも大きく設定することが望ましい。
そして、EGR非導入時診断によりインバランス故障が検出された場合には(S29:YES)、続くステップS30(異常原因判定手段)において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをFAULSE2にセットする。この診断結果「FAULSE2」は、燃料系システムの異常が原因でインバランス故障が生じていることを示す。
EGR非導入時の学習値の気筒間ばらつきにはEGRの気筒間ばらつきは含まれることがないため、EGR非導入時の学習値に気筒間ばらつきが生じているということは、その原因は噴射量の気筒間ばらつきの筈である。よって、EGR非導入時診断によりインバランス故障が検出された場合にはその故障箇所が燃料系システムである旨のFAULSE2との診断をする(S30)。
一方、EGR非導入時診断により故障が検出されなかった場合(S29:NO)、かつ、インバランス故障判定フラグFlagInbがFAULSE0(S27参照)にセットされている場合(S31:YES)には、続くステップS32(異常原因判定手段)において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをFAULSE1にセットする。この診断結果「FAULSE1」は、空気系システムの異常が原因でインバランス故障が生じていることを示す。
EGR非導入時の学習値の気筒間ばらつきにはEGRの気筒間ばらつきは含まれることがないため、EGR非導入時の学習値に気筒間ばらつきが生じていないにも拘わらず、EGR導入時の学習値に気筒間ばらつきが生じているということは、その原因がEGRの気筒間ばらつきの筈である。よって、EGR非導入時診断によりインバランス故障が検出されず、かつ、EGR導入時診断によりインバランス故障が検出された場合にはその故障箇所が空気系システムである旨のFAULSE1との診断をする(S32)。
また、EGR非導入時診断により故障が検出されなかった場合(S29:NO)、かつ、インバランス故障判定フラグFlagInbがFAULSE0(S27参照)にセットされていない場合(S31:NO)には、続くステップS33において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをTRUEにセットする。この診断結果「TRUE」は、インバランス故障が検出されなかったためいずれのシステムも正常であることを示す。EGR導入時の学習値及び非導入時の学習値のいずれについても気筒間ばらつきが検出されなかったということは、噴射量の気筒間ばらつき及びEGRの気筒間ばらつきが生じておらず正常とみなすことができるためである。
次に、ステップS34において、上記ステップS28,S30,S32,S33の診断結果に基づき、EGRバルブ11(空気系システム)及び燃料噴射弁25(燃料系システム)の作動を制御する。すなわち、インバランス故障判定フラグFlagInbがTRUE又はFAULSE0にセットされていれば、上述したようにエンジン回転速度NE及びエンジン負荷等に基づき噴射量及びEGR量を制御する。一方、インバランス故障判定フラグFlagInbがFAULSE1又はFAULSE2にセットされていれば、以下に説明するフェールセーフ制御を実行する。
燃料系システムが異常であると診断(FlagInb=FAULSE2)されている場合には、図2のステップS17で算出された最終噴射量が予め設定された制限量を超えないよう、噴射量を制限(フェールセーフ制御)する。なお、異常診断された気筒のみ噴射量を制限するとトルク変動が生じてしまうため、全ての気筒に対して上述の如く噴射量を制限することが望ましい。
空気系システムが異常であると診断(FlagInb=FAULSE1)されている場合には、EGRバルブ11の開度を所定開度以下にして、EGR量が所定量以下となるよう制限(フェールセーフ制御)する。特に、前記所定開度をゼロに設定し、空気系システムの異常診断時にはEGR量をゼロに制御することが望ましい。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)空燃比補正量に応じた学習値を気筒毎に記憶するにあたり、EGR導入時の学習値とEGR非導入時の学習値とを別々のマップMA,MBに分けて記憶する。そして、所定気筒の学習値とその他の気筒の学習値とを比較して所定気筒のインバランス異常を診断するにあたり、EGR導入時の学習値に基づく診断(EGR導入時診断)と、EGR非導入時の学習値に基づく診断(EGR非導入時診断)とを実施する。これにより、両診断結果に基づけば所定気筒のインバランス異常原因が燃料系システム及び空気系システムのいずれであるかを判定できる。
なお、前記判定の結果(インバランス故障判定フラグFlagInb)をダイアグ信号として出力すれば、異常診断された気筒をメンテナンスするにあたり、メンテナンス作業者はダイアグ信号から異常個所の情報を取得できるので、そのメンテナンスの作業性を良好にできる。
(2)空気系システムが異常であると診断された場合(S32:FlagInb=FAULSE1)には、EGR量をゼロにしつつ燃料噴射制御は通常時の制御を継続させるといったフェールセーフ制御を実施するので、インバランス異常有りと診断されることに伴い燃料噴射量を制限する或いはエンジンを停止させる機会を減らすことができる。
(3)EGR導入時診断の判定に用いる判定閾値と、EGR非導入時診断の判定に用いる判定閾値とを、それぞれ異なる値に設定するので、両判定閾値を同じに設定した場合に比べて、EGR導入時診断及び第2異常診断手段による異常診断の精度を向上できる。
(4)空燃比補正量に応じた学習値を気筒毎に記憶するにあたり、EGR導入時の学習値とEGR非導入時の学習値とを別々のマップMA,MBに分けて記憶する。そして、EGR導入時にはEGR導入時用のマップMAの学習値を用いて噴射量を制御し、EGR非導入時にはEGR非導入時用のマップMBの学習値を用いて噴射量を制御する。よって、エンジンの運転状態に即した燃料噴射量の制御を実施でき、所望の空燃比となるよう燃料噴射量を制御することの精度を向上できる。
(第2実施形態)
本実施形態における空気系システム及び燃料系システムのハード構成は、図1に示す上記第1実施形態と同じであるが、学習値の記憶のさせ方等の制御手法が第1実施形態とは異なる。以下、本実施形態にかかる制御手法を、図2及び図3との相違点を中心に説明する。
吸気バルブ23にデポジットが堆積していくと、吸気バルブ23の開弁リフト量が小さい低リフト時には、燃焼室へ実際に吸入される空気の量(実吸気量)は所望する吸気量に対して著しく少なくなる。これに対し高リフト時には、所望量に対する実吸気量の減少割合は少ない。したがって、吸気バルブ23へのデポジット堆積に伴い生じる吸気量の気筒間ばらつきは、高リフト時に比べて低リフト時の方が大きくなる。
この点を鑑みた本実施形態では、空気状態の気筒間ばらつきが大きくなる第1運転状態を低リフト時の状態とする。また、第1運転状態に比べて空気状態の気筒間ばらつきが小さくなる第2運転状態を高リフト時の状態とする。
そして、上記第1実施形態では、EGRバルブ11による外部EGR量に応じて学習値を別々のマップMA,MBに分けて記憶させている。これに対し本実施形態では、可変リフト機構24による開弁リフト量に応じて学習値を別々のマップ(図示せず)に分けて記憶させる。図1に示す例では、開弁リフト量を低リフト及び高リフトの2段階で切り替える可変リフト機構24を採用しているので、低リフト時と高リフト時とで分けて学習値を気筒別に記憶させている。
この記憶処理に関し、本実施形態による図2の変更点について説明する。
先ず、図2のステップS14において、可変リフト機構24による開弁リフト量の状態を判定し、低リフト状態であると判定された場合にはステップS15に進み、ステップS12で算出された気筒毎の空燃比補正量faf1〜faf4に応じた学習値fgafA1〜fgafA4を、低リフト時用のマップに記憶させる。一方、高リフト状態であると判定された場合(S14:NO)にはステップS16に進み、ステップS12で算出された気筒毎の空燃比補正量faf1〜faf4に応じた学習値fgafB1〜fgafB4を、高リフト時用のマップに記憶させる。
これにより、空燃比センサ22の検出値のうち、低リフト時に検出された値に基づき算出した空燃比補正量faf1〜faf4の気筒別学習値fgafA1〜fgafA4と、高リフト時に検出された値に基づき算出した空燃比補正量faf1〜faf4の気筒別学習値fgafB1〜fgafB4とが、別々のマップに分けて記憶される。また、気筒別に別々のマップに分けて記憶される。
換言すれば、空燃比補正量に応じた学習値を記憶させるにあたり、低リフト時(第1運転状態)及び高リフト時(第2運転状態)のいずれの時の学習値であるかと関連付けて、かつ、いずれの気筒#1〜#4に対する学習値であるかと関連付けて記憶させていると言える。なお、各々のマップは、回転速度NE及びエンジン負荷を複数の領域に区分けして構成され、各領域に対応付けて学習値が記憶される。
続くステップS17では、低リフト制御時には低リフト時用のマップに記憶された学習値fgafA1〜fgafA4、及び空燃比補正量faf1〜faf4(フィードバック補正量)を用いて、先述したベース値を補正する。また、高リフト制御時には高リフト時用のマップに記憶された学習値fgafB1〜fgafB4、及び空燃比補正量faf1〜faf4(フィードバック補正量)を用いて、先述したベース値を補正する。これらの補正により、各気筒の燃料噴射弁25に対してECU40から最終的に指令する噴射量の指令値(最終噴射量)が算出される。
次に、本実施形態による図3の変更点について説明する。本実施形態では、図3のステップS23において、気筒毎の空燃比補正量faf1〜faf4(フィードバック補正量)を、低リフト時と高リフト時とで区別して算出するとともに、空燃比補正量faf1〜faf4に応じた学習値を、低リフト時と高リフト時とで区別して算出する。
ステップS25では低リフト制御状態であるか否かを判定する。低リフト制御状態であると判定された場合(S25:YES)にはステップS26に進み、低リフト時の学習値fgafA1〜fgafA4を用いて、インバランス故障の有無検出(低リフト時診断)を実施する。例えば、所定気筒#1の学習値fgafA1を他の学習値fgafA2〜fgafA4の平均値と比較し、その偏差が第1所定値以上であれば、所定気筒#1にインバランス故障が生じている判定する。なお、当該インバランス故障の検出は、全ての気筒#1〜#4について実施される。
そして、低リフト時診断によりインバランス故障が検出された場合には(S26:YES)、続くステップS27において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをFAULSE0にセットする。この診断結果「FAULSE0」は、空気系システム及び燃料系システムの少なくとも一方の異常が原因でインバランス故障が生じていることを示す。低リフト時には噴射量の気筒間ばらつきとEGRの気筒間ばらつきが学習値の気筒間ばらつきに含まれているため、ステップS26による低リフト時診断の診断結果のみからでは、いずれのシステムが原因であるかまでは特定できないためである。
一方、低リフト時診断によりインバランス故障が検出されなかった場合には(S26:NO)、続くステップS28において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをTRUEにセットする。この診断結果「TRUE」は、インバランス故障が検出されなかったためいずれのシステムも正常であることを示す。噴射量の気筒間ばらつき及びEGRの気筒間ばらつきが含まれ得る低リフト時の学習値に気筒間ばらつきが無かったということは、噴射量の気筒間ばらつき及びEGRの気筒間ばらつきが生じておらず正常とみなすことができるためである。
また、上記ステップS25にて高リフト制御状態であると判定された場合(S25:NO)には、ステップS29に進み、高リフト時の学習値fgafB1〜fgafB4を用いて、インバランス故障の有無検出(高リフト時診断)を実施する。例えば、所定気筒#1の学習値fgafB1を他の学習値fgafB2〜fgafB4の平均値と比較し、その偏差が第2所定値以上であれば、所定気筒#1にインバランス故障が生じている判定する。なお、当該インバランス故障の検出は、全ての気筒#1〜#4について実施される。
なお、ステップS26において低リフト時診断の判定に用いる第1所定値(判定閾値)と、ステップS29において高リフト時診断の判定に用いる第2所定値(判定閾値)とは、異なる値に設定されている。低リフト時の学習値の方が高リフト時の学習値に比べて学習値ばらつきが大きく現れやすいので、第1所定値を第2所定値よりも大きく設定することが望ましい。
そして、高リフト時診断によりインバランス故障が検出された場合には(S29:YES)、続くステップS30において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをFAULSE2にセットする。高リフト時の学習値の気筒間ばらつきには吸気量の気筒間ばらつきは僅かしか含まれないため、高リフト時の学習値に気筒間ばらつきが生じているということは、その原因は噴射量の気筒間ばらつきの可能性が高い。よって、高リフト時診断によりインバランス故障が検出された場合にはその故障箇所が燃料系システムである旨のFAULSE2との診断をする(S30)。
一方、高リフト時診断により故障が検出されなかった場合(S29:NO)、かつ、インバランス故障判定フラグFlagInbがFAULSE0にセットされている場合(S31:YES)には、続くステップS32において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをFAULSE1にセットする。高リフト時の学習値の気筒間ばらつきには吸気量の気筒間ばらつきは僅かしか含まれないため、高リフト時の学習値に気筒間ばらつきが生じていないにも拘わらず、低リフト時の学習値に気筒間ばらつきが生じているということは、その原因が吸気量の気筒間ばらつきの筈である。よって、高リフト時診断によりインバランス故障が検出されず、かつ、低リフト時診断によりインバランス故障が検出された場合にはその故障箇所が空気系システムである旨のFAULSE1との診断をする(S32)。
また、高リフト時診断により故障が検出されなかった場合(S29:NO)、かつ、インバランス故障判定フラグFlagInbがFAULSE0にセットされていない場合(S31:NO)には、続くステップS33において、該当する気筒に対するインバランス故障判定フラグFlagInbをTRUEにセットする。低リフト時の学習値及び高リフト時の学習値のいずれについても気筒間ばらつきが検出されなかったということは、噴射量の気筒間ばらつき及び吸気量の気筒間ばらつきが生じておらず正常とみなすことができるためである。
次に、ステップS34において、上記ステップS28,S30,S32,S33の診断結果に基づき、可変リフト機構24(空気系システム)及び燃料噴射弁25(燃料系システム)の作動を制御する。すなわち、インバランス故障判定フラグFlagInbがTRUE又はFAULSE0にセットされていれば、上述したようにエンジン回転速度NE及びエンジン負荷等に基づき噴射量及び可変リフト機構24を制御する。一方、インバランス故障判定フラグFlagInbがFAULSE1又はFAULSE2にセットされていれば、以下に説明するフェールセーフ制御を実行する。
燃料系システムが異常であると診断(FlagInb=FAULSE2)されている場合には、図2のステップS17で算出された最終噴射量が予め設定された制限量を超えないよう、噴射量を制限(フェールセーフ制御)する。なお、異常診断された気筒のみ噴射量を制限するとトルク変動が生じてしまうため、全ての気筒に対して上述の如く噴射量を制限することが望ましい。空気系システムが異常であると診断(FlagInb=FAULSE1)されている場合には、可変リフト機構24を高リフトに制御(フェールセーフ制御)する。
以上により、本実施形態によっても第1実施形態による上記効果(1)〜(4)と同様の効果が発揮される。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、第1運転状態及び第2運転状態毎に分けて記憶させる空燃比情報として、A/F気筒別推定値に応じた学習値を採用し、当該学習値を用いてインバランス故障の原因を診断している。これに対し、A/F気筒別推定値をその時の運転状態毎に分けて記憶させ、当該A/F気筒別推定値を空燃比情報として採用し、運転状態毎に分けて記憶されたA/F気筒別推定値を用いてインバランス故障の原因を診断するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、EGR配管10から各気筒#1〜#4へ分岐する分岐部10aを有したエンジンに本発明を適用させているが、当該分岐部10aが廃止されたエンジンにも本発明は適用可能である。
・上記第2実施形態にかかる可変リフト機構24は、開弁リフト量を低リフト及び高リフトの2段階で切り替えるよう構成されたものであるが、開弁リフト量を無段階で調整可能な可変リフト機構を採用してもよい。この場合、開弁リフト量が所定値未満に制御されている状態を低リフト制御状態(第1運転状態)とし、開弁リフト量が所定値以上に制御されている状態を高リフト制御状態(第2運転状態)として、上記第2実施形態と同様に診断すればよい。
11…EGRバルブ(空気系システム)、24…可変リフト機構(空気系システム)、25…燃料噴射弁(燃料系システム)、S15,S16…空燃比記憶手段、空燃比学習手段、S17…噴射制御手段、S26…第1異常診断手段、S29…第2異常診断手段、S30,S32…異常原因判定手段。

Claims (6)

  1. 多気筒の内燃機関の運転状態のうち、前記内燃機関の各気筒に吸入される空気状態の気筒間ばらつきが大きくなる運転状態を第1運転状態とし、前記第1運転状態に比べ前記空気状態の気筒間ばらつきが小さくなる運転状態を第2運転状態とした場合において、
    気筒毎の空燃比又はそれに相関する情報である空燃比情報を、前記第1運転状態及び前記第2運転状態のいずれの時の情報であるかと関連付けて気筒別に記憶する空燃比記憶手段と、
    前記空燃比記憶手段に記憶された前記第1運転状態時の空燃比情報のうち、所定気筒の空燃比情報とその他の気筒の空燃比情報とを比較して、前記所定気筒の異常の有無を診断する第1異常診断手段と、
    前記空燃比記憶手段に記憶された前記第2運転状態時の空燃比情報のうち、所定気筒の空燃比情報とその他の気筒の空燃比情報とを比較して、前記所定気筒の異常の有無を診断する第2異常診断手段と、
    前記所定気筒に異常が有る場合に、前記所定気筒に対する前記第1異常診断手段及び前記第2異常診断手段の両診断結果に基づき、前記所定気筒の異常原因が前記内燃機関の燃料系システム及び空気系システムのいずれであるかを判定する異常原因判定手段と、
    を備える内燃機関の異常診断装置であって、
    排ガスの一部をEGRガスとして吸気に還流させるEGR量を制御するEGRバルブを備え、前記EGRガスを各気筒に分配するよう構成された内燃機関に適用され、
    前記空燃比記憶手段は、前記EGR量が所定量未満となるよう前記EGRバルブを制御している時の運転状態を前記第1運転状態とし、前記EGR量が所定量以上となるよう前記EGRバルブを制御している時の運転状態を前記第2運転状態として前記空燃比情報を記憶し、
    第1異常診断手段が異常診断に用いる判定閾値と、第2異常診断手段が異常診断に用いる判定閾値との各々を、異なる値に設定したことを特徴とする内燃機関の異常診断装置。
  2. 前記異常原因判定手段により前記空気系システムが異常であると判定された場合には、前記EGR量をゼロにしつつ前記内燃機関の運転を継続させるフェールセーフ制御を実施することを特徴とする請求項に記載の内燃機関の異常診断装置。
  3. 前記空燃比情報は、前記気筒毎に検出又は推定された空燃比であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の異常診断装置。
  4. 前記空燃比情報は、前記気筒毎に検出又は推定された空燃比に基づく、燃料噴射量の補正量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の異常診断装置。
  5. 前記空燃比情報は、前記気筒毎に検出又は推定された空燃比に基づく、燃料噴射量の補正量の学習値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の異常診断装置。
  6. 前記第1異常診断手段が異常診断に用いる前記判定閾値を、前記第2異常診断手段が異常診断に用いる前記判定閾値よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の内燃機関の異常診断装置。
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