JP5286924B2 - 画像形成装置、画像形成方法、画像補正方法、画像形成プログラム、及び画像補正プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、画像補正方法、画像形成プログラム、及び画像補正プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、画像補正方法、画像形成プログラム、及び画像補正プログラムに関する。
画像記録素子のノズルからY、M、C、Kのインク等の複数種類の色材を吐出して記録媒体上に画像を形成する画像形成装置では、ノズルに吐出不良等の動作不良が生じると、形成される画像にスジ状の色むらや濃度むら等の画像不良が発生するため、ノズルの不吐出検知と補正が行われる。
このようなノズルの不吐出検知を行う技術として、形成された画像をラインセンサで読取り、ドット単位でインクの不吐出の判断を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、テストパターンを印字してノズルの不吐出を検知することが行われている。このような技術として、シアンのインクが吐出された部分に重ねてイエローのインクを吐出することにより、イエロー等の視認性の悪い色のテストパターンの視認性を向上させる技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
画像の形成中にテストパターンを印字してノズルの不吐出を検知する場合、テスト印字に使用可能な記録媒体中の印字領域が紙幅印字ヘッドを用いた画像形成装置の場合等では狭いため、複数のページにまたがってテストパターンを印字する。
また、インクの増粘等により吐出性能が低下して不吐出が発生するのを防止するため、画像形成中に、画像を形成するためとは別にノズルからインクを吐出させる所謂ダミージェットを行うが、高速印字中のダミージェットは、メンテナンス機構のキャップ内に吐出することが困難であるため、記録媒体の端部にダミージェットを行う。
特開平06−143545号公報 特開平09−066650号公報
本発明は、不吐出検知画像及びダミージェット画像を含む検査画像領域を小さくすることができる画像形成装置、画像形成方法、画像補正方法、画像形成プログラム、及び画像補正プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子、を含む複数の画像記録素子と、前記記録媒体上の画像形成エリア外に、前記黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回、吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像を含むように、前記複数の画像記録素子を制御する制御手段と、を備え、前記不吐出検知画像は、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されている。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち前記不吐出検知画像の形成に寄与しない画像記録素子のノズルから色材が少なくとも1回吐出されることにより予め定めたパターン画像が形成されるように、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子を制御する。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置において、記制御手段は、前記不吐出検知画像が、さらに、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するためのシアン、マゼンダ、イエローの各色材が重なり合うことにより形成されるプロセスブラック色のドットを含むCMY不吐出検知画像を含むように、前記シアン色用画像記録素子、前記マゼンダ色用画像記録素子、及び前記イエロー色用画像記録素子を制御すると共に、前記不吐出検知画像の形成とは別に前記黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回吐出されることにより前記パターン画像が形成されるように、前記黒色用画像記録素子を制御する。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための前記不吐出検知用のドットとして、前記プロセスブラック色のドットが、主走査方向に2ドット以上離れて形成されるように、前記シアン色用画像記録素子、前記マゼンダ色用画像記録素子、及び前記イエロー色用画像記録素子を制御する。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置において、記制御手段は、前記不吐出検知用のドットが、主走査方向に2ドット以上離れて形成されるように、前記黒色用画像記録素子を制御する。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記不吐出検知画像を読取る読取手段と、前記読取手段で読取った前記不吐出検知画像に基づいて、前記画像記録素子の各ノズルの吐出状態を検査する検査手段と、を備える。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項に記載の画像形成装置において、前記検査手段の検査結果に基づいて、前記画像記録素子により形成すべき画像の画像データを補正する補正手段を備える。
請求項に記載の画像形成方法は、シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子を含み、前記記録媒体上の画像形成エリア外に備えられた複数の画像記録素子のうち黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回前記画像形成エリア外に吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像であり、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されるように、前記複数の画像記録素子を制御する制御工程を備える。
請求項に記載の画像補正方法は、シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子を含み、前記記録媒体上の画像形成エリア外に備えられた複数の画像記録素子のうち黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回前記画像形成エリア外に吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像であり、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されるように、前記複数の画像記録素子を制御する制御工程と、前記不吐出検知画像を読取る読取工程と、前記読取工程で読取った不吐出検知画像に基づいて、前記画像記録素子の各ノズルの吐出状態を検査する検査工程と、前記検査工程の検査結果に基づいて、前記画像記録素子により形成すべき画像の画像データを補正する補正工程と、を備える。
請求項10に記載の画像形成プログラムは、シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子を含み、前記記録媒体上の画像形成エリア外に備えられた複数の画像記録素子のうち黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回前記画像形成エリア外に吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像であり、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されるように、前記複数の画像記録素子を制御する制御ステップを有する処理をコンピュータに実行させるためのものである。
請求項11に記載の画像補正プログラムは、シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子を含み、前記記録媒体上の画像形成エリア外に備えられた複数の画像記録素子のうち黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回前記画像形成エリア外に吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像であり、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されるように、前記複数の画像記録素子を制御する制御ステップと、前記不吐出検知画像を読取る読取ステップと、前記読取ステップで読取った不吐出検知画像に基づいて、前記画像記録素子の各ノズルの吐出状態を検査する検査ステップと、前記検査ステップの検査結果に基づいて、前記画像記録素子により形成すべき画像の画像データを補正する補正ステップと、を有する処理をコンピュータに実行させるためのものである。
請求項1に記載の画像形成装置によれば、本構成を有しない場合と比較して、不吐出検知画像及びダミージェット画像を含む検査画像領域を小さくすることができる、という効果を有する。
請求項2に記載の画像形成装置によれば、シアン色、マゼンタ色、イエロー色、及び黒色の色材を吐出させるノズルの検査画像領域を小さくすることができる、という効果を有する。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、シアン色、マゼンタ色、及びイエロー色の色材を吐出させるノズルの不吐出検知を行う検査画像領域を小さくすることができる、という効果を有する。
請求項4に記載の画像形成装置によれば、ノズルの不吐出を検知するための不吐出検知画像の読取りが容易になる、という効果を有する。
請求項に記載の画像形成装置によれば、ノズルの不吐出を検知するための不吐出検知画像の読取りが容易になる、という効果を有する。
請求項に記載の画像形成装置によれば、本構成を有しない場合と比較して、ノズルの不吐出の検知を適宜行うことができる、という効果を有する。
請求項に記載の画像形成装置によれば、本構成を有しない場合と比較して、良好な画像を形成することができる、という効果を有する。
請求項に記載の画像形成方法によれば、本構成を有しない場合と比較して、不吐出検知画像及びダミージェット画像を含む検査画像領域を小さく形成することができる、という効果を有する。
請求項に記載の画像補正方法によれば、本構成を有しない場合と比較して、良好な画像を形成することができる、という効果を有する。
請求項10に記載の画像形成プログラムによれば、本構成を有しない場合と比較して、不吐出検知画像及びダミージェット画像を含む検査画像領域を小さく形成することができる処理をコンピュータに実行させることができる、という効果を有する。
請求項11に記載の画像補正プログラムによれば、本構成を有しない場合と比較して、良好な画像を形成することができる処理をコンピュータに実行させることができる、という効果を有する。
[第1の実施の形態]
以下、図1〜図11を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態で「印字」とは、記録媒体上に文字を形成することだけではなく、画像を形成することも含むものとする。
図1は、本実施の形態の画像形成装置10の概略構成の一例を示す構成図である。
本実施の形態の画像形成装置10は、用紙等の記録媒体Pが収容される複数の記録媒体収容部12、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14、記録媒体収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する記録媒体搬送部16、及び画像形成部14により画像が形成された記録媒体Pが排出される記録媒体排出部18を備えて構成されている。
画像形成部14は、印字ヘッド(画像記録素子)20Y、20M、20C、20K(以下、20Y〜20Kという)を含んで構成されている。図2を参照して、本実施の形態の印字ヘッド20Y〜20Kのについて詳細に説明する。図2に示すように、印字ヘッド20Y〜20Kは、記録媒体Pの搬送方向の下流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色の順で並列に並べられており、各色に対応したインク(色材)を、圧電方式やサーマル方式等の方式によって、ノズル面に形成された複数のノズルから吐出し、画像を形成する構成となっている。
本実施の形態の印字ヘッド20Y〜20Kの具体的例を図3を参照して詳細に説明する。なお、図3では、代表として、印字ヘッド20Kについて例示している。印字ヘッド20は、n個のインク吐出口(ノズル)21を含んで構成されている。図3(1)に示す記録ヘッド20Kでは、ノズル21K1〜21Knが一列に配置されている。また、図3(2)に示す印字ヘッド20K2では、ノズル21K1〜21Knが千鳥状に交互に二次元配列されている。さらに、図3(3)に示す印字ヘッド20K3では、5個のノズル21Kを含む短尺状記録ヘッド(モジュール)19Kが千鳥状に交互に二次元配列されている。この場合、モジュール19Kに含まれるノズル21Kの数はこれに限らず、また、千鳥状に交互に二次元配列されていてもよい。さらに、モジュール19K同士の配列の仕方もこれに限らず、その他の配列であってもよい。
図2に示すように、本実施の形態の印字ヘッド20Y〜20Kは、記録媒体Pの搬送方向(副走査方向)よりも記録媒体Pの幅方向(主走査方向)に長い形状を有する、紙幅印字ヘッドである。印字ヘッド20Y〜20Kは、記録媒体Pに対して主走査方向に相対移動することなく主走査方向の1ラインが形成可能であり、記録媒体Pに対して副走査方向に相対移動して画像を形成する。なお、記録媒体Pの幅方向とは、記録媒体Pの搬送方向と交差する方向である。
印字ヘッド20Y〜20Kの各々にインクを供給するためのインクタンク22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kという)が、画像形成装置10には、備えられている。
また、画像形成装置10には、印字中以外や、高速印字中以外等のときに印字ヘッド20Y〜20Kのメンテナンスを行うためのメンテナンスステーション23Y、23M、23C、23K(以下、23Y〜23Kという)が備えられている。メンテナンスステーション23Y〜23Kは、各々、印字ヘッド20Y〜20Kのノズル面に対向する対向位置と、印字ヘッド20Y〜20Kのノズル面から退避した退避位置との間を移動可能に構成されている。なお、図1は、退避位置にある状態を示している。
印字ヘッド20Y〜20Kの各々をメンテナンスする際は、ヘッド移動機構38により印字ヘッド20Y〜20Kが所定の高さに(上方)に移動されると共に、メンテナンスステーション23Y〜23Kに対向する位置に移動される。
メンテナンスステーション23K〜23Yは、印字ヘッド20Y〜20Kのノズル面を覆うキャップ、予備吐出(空吐出)された液滴を受ける受け部材、印字ヘッド20Y〜20Kのノズル面を清掃する清掃部材、及びノズル面のインクを吸引するための吸引装置等を含んで構成されており、印字ヘッド20Y〜20Kの各々のメンテナンスを行う。
記録媒体搬送部16は、記録媒体Pを搬送するためのものであり、記録媒体収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール24と、送出ロール24により送り出された記録媒体Pを狭持搬送する搬送ロール対25と、搬送ロール対25により搬送された記録媒体Pの被記録面を印字ヘッド20Y〜20Kに対面させる無端状の搬送ベルト30と、を含んで構成されている。
搬送ベルト30は、記録媒体Pの搬送方向下流側に配置された駆動ロール26と、記録媒体Pの搬送方向上流側に配置された従動ロール28と、駆動ロール26及び従動ロール28の下方位置に配置された巻掛ロール33に巻き掛けられている。駆動ロール26が駆動モータ35により回転駆動することにより、搬送ベルト30は、所定方向(図1の矢印A方向)循環移動するように構成されている。
なお、搬送ベルト30は、記録媒体Pを所定の搬送方向へ搬送する搬送体であればよく、具体的一例としては、記録媒体Pを外周面に載せて搬送する搬送ドラム等が挙げられる。
また、従動ロール28の上部には、記録媒体Pを搬送ベルト30へ押え付ける押えロール27が設けられている。押えロール27は、搬送ベルト30に従動すると共に帯電ロールを兼ねており、押えロール27により搬送ベルト30が帯電されることにより、記録媒体Pが搬送ベルト30に静電吸着されて搬送されるようになっている。
搬送ベルト30が記録媒体Pを搬送することにより、印字ヘッド20Y〜20Kと記録媒体Pとが相対的に移動し、相対移動する記録媒体Pにインク滴が吐出されて画像が印字(形成)される。なお、搬送ベルト30の構成はこれに限らず、記録媒体Pとの摩擦や、吸引や粘着等の非静電的手段等により保持する構成であってもよい。
搬送ベルト30の下流側には、搬送ベルト30から剥離された記録媒体Pを記録媒体排出部18へ搬送するための排出ロール29が備えられている。
イメージセンサユニット40は、テストチャート(不吐出検知画像、詳細後述)を読取るためのものであり、印字ヘッド20Y〜20Kの記録媒体Pの搬送方向下流側に配置されている(図2参照)。イメージセンサユニット40は、記録媒体Pへ光を照射する光源40A、結像レンズ等から成る光学系40B、及びCCD等から成る画像読取素子40Cを含んで構成される。記録媒体P上に形成されたテストチャートへ光源40Aから光が照射され、照射された照射光り、記録媒体Pで反射され、光学系40Bで結像されて、画像読取素子40Cに導かれることにより、テストチャートが読取られる。イメージセンサユニット40の具体的一例としては、RGBセンサ等が挙げられる。
次に、図4に、本実施の形態の画像形成装置10の概略構成の一例を示す機能ブロック図を示す。
本実施の形態の画像形成装置10は、制御部50、HDD58、画像形成指示入出力部60、吐出状態検査部62、補正部64、画像形成部14、記録媒体搬送部16、及びイメージセンサユニット40を備えて構成されている。
制御部50は、画像形成装置10の全体を制御するものであり、また、本実施の形態の吐出状態の検査・補正処理(詳細後述)に関する制御を行うものである。制御部50は、CPU52、ROM54、及びRAM56を含んで構成されている。ROM54は、後述する吐出状態の検査・補正処理に関する制御プログラム等の各種プログラムやパラメータ等が記憶されている。RAM56は、CPU52による各種プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられる。
なお、後述する吐出状態の検査・補正処理に関する制御プログラム等の各種プログラムは、DVD−ROMやCD−ROM等の記録媒体(図示省略)や、リムーバブルディスク(図示省略)等に記録しておき、HDD58等にインストールし、CPU52により当該プログラムが読込まれて実行されるようにしてもよい。
HDD58は、後述するテストチャートを形成するための画像データを予め記憶している。
画像形成指示入出力部60は、ユーザ等が画像形成に関する指示や画像データや吐出状態の検査・補正処理に関する指示等を入力したり、ユーザ等に画像形成に関する情報や吐出状態の検査に関する情報を出力したり、即ち、画像形成指示情報を入出力するためのものであり、具体的な一例としては、ディスプレイやマウス、キーボード等のユーザインターフェイスが挙げられる。
吐出状態検査部62は、イメージセンサユニット40で読取ったテストチャートの読取結果に基づいて、ノズル21Y〜21Kの吐出状態を検査するためのものである(詳細後述)。
補正部64は、吐出状態検査部62の検査結果に基づいて、ノズル21Y〜21Kの吐出状態の補正や形成される画像の補正等を行うためのものである(詳細後述)。
画像形成部14は、印字ヘッド20Y〜20K(ノズル21Y〜21K)を駆動するための印字ヘッド駆動部66を含んで構成されている。
次に、本実施の形態の画像形成装置10の制御部50で実行される吐出状態検査・補正処理を図5〜図11を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態では、一例として、各頁の先頭に設けられたテストチャート印字領域にテストチャートを印字する場合について詳細に説明する(図5参照)。
図6は、画像形成装置10の制御部50で実行される吐出状態検査・補正処理の制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 図6に示す吐出状態検査、補正処理は、例えば、印字指示等が制御部50に入力された場合に実行される。
まず、ステップ100では、テストチャート印字処理を行い、記録媒体P上にテストチャートを印字する(詳細後述)。
次のステップ102では、イメージセンサユニット40により、テストチャートを読取り、次のステップ104では、読取結果に基づいて、ノズル21Y〜21Kの不吐出(吐出状態)を解析する(詳細後述)。
次のステップ106では、解析結果に基づいて不吐出のノズル21Y〜21Kがあるか否かを判断する。不吐出のノズルが無い場合(全ノズル21Y〜21Kからインクが吐出された場合)は否定されて、ステップ108へ進み、通常の所定の画像処理を行った後、ステップ118へ進む。一方、不吐出のノズルが有る場合は肯定されてステップ110へ進む。
ステップ110では、画像処理により補正が可能であるか否か判断する。不吐出のノズルが有っても画像処理により、形成される画像の補正が可能である場合は肯定されて、ステップ112に進み、所定の不吐出補正画像処理を行った後、ステップ118へ進む。所定の不吐出補正画像処理とは、例えば、印字データを補正して、不吐出ノズルと隣接するノズルから吐出するインク液滴の大きさを大きくする等が挙げられるが、これに限らない。一方、例えば、同色で2ドット以上の連続不吐出が有る場合(隣接する2つのノズルからインクが吐出されない場合)等は画像処理による補正が困難であるため否定されて、ステップ114へ進む。
ステップ114では、実行中の印字を停止し、次のステップ116では、吐出されないノズル21Y〜21Kが含まれる印字ヘッド20Y〜20Kをメンテナンスステーション23Y〜23Kにおいてメンテナンスした後、ステップ100に戻り、本処理を繰り返す。
一方、ステップ108及びステップ112の次のステップ118では、1頁分の印字データを印字した後、ステップ120へ進む。
ステップ120では、印字を終了するか否か判断する。終了しない場合は否定されてステップ100に戻り、本処理を繰り返す。一方、予定印字頁数の印字が終了した場合(入力された印字データを全て印字した場合)等は肯定されて、本処理を終了する。
次に本実施の形態のテストチャート印字処理(図6のステップ100の処理)について図7〜図11を参照して詳細に説明する。図7は、テストチャート印字処理の制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ200では印字ヘッド20Kのノズル21K、すなわち、黒色のインクの不吐出について検査するための検知画像を含むテストチャートの印字を行うか否か判断する。ノズル21Kの不吐出検知画像を含むテストチャートを印字する場合は肯定されて、ステップ202へ進み、K不吐出検知パターン(Kの不吐出検知画像)を印字する。図8に、K不吐出検知パターン画像を含むテストチャートの具体的一例を示す。図8(A)は印字例を示しており、(B)はノズル21Y〜21Kの吐出パターンを示している。なお、図8(B)では、8個分のノズル21Y〜21K(21Y1〜21Y8、21M1〜21M8、21C1〜21C8、21K1〜21K8)について、ノズル番号(1〜8)毎に、「KYMC」の順で、吐出する場合は「1」、しない場合は「0」で示しているが、ノズルの数分当該パターンを繰り返すものである。図8に示すように、本実施の形態のテストチャート90は、K不吐出検知パターン画像70とダミージェット調整画像72とを含んでいる。
本実施の形態では、K不吐出検知パターン画像70は、イメージセンサユニット40での読取りを容易にするために、K色のドット(Kドット)74を主走査方向に3ドット毎(2ドット離れて)印字する。これにより、インクのにじみ、方向性不良等の影響が回避される。また、低解像度のイメージセンサが使用可能になる。
具体的には、図8に示すように、副走査方向T=1では、Kドット74、Y色とM色とが重ね合わされた赤色のドット(Y+Mドット)82、Y+Mドット82、の順で繰り返しドットが形成されるように、インクの吐出が制御される。また、副走査方向T=2では、ドット無(吐出無)、吐出無、Kドット74、の順で繰り返しドットが形成され、副走査方向T=3では、C色とY色とが重ね合わされた緑色のドット(C+Yドット)84、Kドット74、吐出無、の順で繰り返しドットが形成される。
このように、K不吐出検知パターン画像70をKドット74と、その他の色のドットと、で形成することにより、ダミージェットを兼ねる。
次のステップ204では、ダミージェット調整パターンを印字した後、ステップ210へ進む。本実施の形態では、図8に示す、ダミージェット調整画像72を印字する。ダミージェット調整画像72は、全てのノズル21Y〜21Kが1回づつインクを吐出するように調整するためのものであり、K不吐出検知パターン画像70を形成する際にインクを吐出しなかったノズル21Y〜21Kからインクを吐出することにより形成される画像である。具体的には、図8に示すように、T=4において、M色のドット(Mドット)78、C色のドット(Cドット)80、Cドット80の順で繰り返しドットが形成される。
一方、ステップ200で、ノズル21Y、21M、21Cの不吐出検知画像を含むテストチャートを印字する場合は否定されて、ステップ206へ進み、YMC不吐出検知パターン(YMCの不吐出検知画像)を印字する。図9に、YMC不吐出検知パターン画像を含むテストチャートの具体的一例を示す。図9(A)は印字例を示しており、(B)は、図8(B)と同様にして、ノズル21Y〜21Kの吐出パターンを示している。図9に示すように、本実施の形態のテストチャート90は、YMC不吐出検知パターン画像71とKダミージェット調整画像73とを含んでいる。
本実施の形態では、YMC不吐出検知パターン画像71は、K不吐出検知パターン画像70と同様に、Y色、M色、及びC色が重なり合ったプロセスブラック色のドット(Y+M+Cドット)88を主走査方向に3ドット毎(2ドット離れて)印字する。
具体的には、図9に示すように、副走査方向T=1では、Y+M+Cドット88、吐出無、吐出無、の順で繰り返しドットが形成されるように、インクの吐出が制御される。また、副走査方向T=2では、吐出無、吐出無、Y+M+Cドット88、の順で繰り返しドットが形成され、副走査方向T=3では、吐出無88、Y+M+Cドット88、吐出無、の順で繰り返しドットが形成される。
このように、YMC不吐出検知パターン画像71をY色、M色、及びC色が重なり合ったドット88で形成することにより、ノズル21Y、21M、21Cのダミージェットを兼ねると共に、各色毎に不吐出検知パターン画像を形成するよりも小さな領域に不吐出検知パターン画像を形成する。
次のステップ208では、Kダミージェット調整パターンを印字した後、ステップ210へ進む。本実施の形態では、図9に示す、Kダミージェット調整画像73を印字する。具体的には、図9に示すように、YMC不吐出検知パターン画像71を形成する際に吐出されなかったノズル21Kからインクを吐出するために、T=4において、全てのノズル21Kからインクを吐出して画像を形成する。
ステップ204及びステップ208の次のステップ210では、テストチャート印字処理を終了するか否か判断する。例えば、他のテストチャート(テストチャート90または、テストチャート91)を印字する場合は否定されてステップ200に戻り、本処理を繰り返す。一方、終了する場合は肯定されて、本処理を終了する。
ここで、テストチャート90、91をイメージセンサユニット40で読取った読取結果の具体的一例について図10を参照して詳細に説明する。図10は、YMC不吐出検知パターン画像71をRGBセンサで読取った場合の読取結果を示している。YMC不吐出検知パターン画像71では、ノズル21Yのみが不吐出の場合はC+Mドット86になり、ノズル21Mのみが不吐出の場合はC+Yドット84になり、ノズル21Cのみが不吐出の場合はY+Mドット82になり、ノズル21Y及びノズル21Mが不吐出の場合はCドット80になり、ノズル21Y及びノズル21Cが不吐出の場合はMドット78になり、ノズル21M及びノズル21Cが不吐出の場合はYドット76になり、全ノズル21Y、21M、21Cが不吐出の場合はドット無になる。
図10に示すように、ノズル21Y〜21Kから正常に吐出された場合(Y+M+Cドット88の場合)出力値は0になる。一方、ノズル21Mが不吐出の場合、緑色のC+Yドット84になるためGセンサの出力値が変化し、ノズル21Yが不吐出の場合、青色のC+Mドット86になるためBセンサの出力値が変化し、ノズル21Cが不吐出の場合、赤色のY+Mドット82になるため、Rセンサの出力値が変化する。このように、RGBセンサの出力値の変化により、ノズル21Y〜21Mの吐出状態(不吐出が有か否か)を検査することができる。
なお、K不吐出検知パターン画像70では、Kドット74のバックがY+Mドット82の場合はセンサのR画像により不吐出状態を検査し、バックがC+Yドット84の場合はセンサのG画像により不吐出状態を検査し、バックがC+Mドット86の場合はセンサのB画像により不吐出状態を検査する。この場合、ノズル21Kが不吐出の場合、何れのドットも形成されない状態になる。
なお、本実施の形態では、一例として、各頁の先頭にテストチャートを印字し、吐出状態を検査し、検査結果に基づいて補正処理を行った後、印字を行う場合について詳細に説明したが、これに限らず、各頁の最後にテストチャートを印字するようにしたり、所定の頁毎に行うようにしたりしてもよい。
また、本実施の形態では、テストチャート90及びテストチャート91を形成する場合について詳細に説明したが、これに限らず、例えば、ダミージェット調整画像を印字した後に不吐出検知パターン画像を印字するようにしてもよい。また、テストチャート92(図11参照)のようにK不吐出検知パターン画像70及びYMC不吐出検知パターン画像71の両方を含むようにしてもよい。
また、本実施の形態では、K不吐出検知パターン画像70について詳細に説明したが、これに限らず、Kドット74のバックを他の色で形成してもよい。この場合、K色の読取り精度を向上させるために、K色とのコントラストが明瞭になるようなパターンとすることが好ましく、YMCの3色を重ね合せたプロセスブラック色は用いないことが好ましい。
また、記録媒体Pの裏写りや変形(カール・カックル)を防止するために、本実施の形態のテストチャート90及びテストチャート91のように、インク量が300%以上の印字(Y+M+Cドット88等)が主走査方向に連続しないパターンとすることが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置10は、印字領域外のテストチャート印字領域に、Kドット74及びその他の色により形成されたドット(Y+Mドット82、C+Yドット84)を有するK不吐出検知パターン画像70と、K不吐出検知パターン画像70を形成する際にインクが吐出されなかったノズル21(ノズル21M、ノズル21Cの一部)からインクを吐出させることにより形成されたドット(Mドット78、Cドット80)から成るダミージェット調整画像72と、を含むテストチャート90を印字する。また、プロセスブラック色のY+M+Cドット88から成るYMC不吐出検知パターン画像71と、Kドット74から成るKダミージェットと調整画像73と、を含むテストチャート91を印字する。これにより、各ノズル21Y〜21Kの不吐出検知パターン画像と、ダミージェットパターン画像と、を兼ねる。
さらに、K不吐出検知パターン画像70及びYMC不吐出検知パターン画像71をイメージセンサユニット40で読取り、吐出状態検査部62で検査し、検査結果を解析し、不吐出が有った場合は補正部64により補正を行う。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る印字ヘッドを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る印字ヘッドの具体的例を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るテストチャート印字領域の一例を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る制御部で実行される吐出状態検査・補正処理の制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る制御部で実行されるテストチャート印字処理の制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るK不吐出検知パターン画像を含むテストチャートの具体的一例を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係るYMC不吐出検知パターン画像を含むテストチャートの具体的一例を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係るイメージセンサユニットでテストチャートを読取った読取り結果の具体的一例を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る含むテストチャートの他の具体的一例を説明するための説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
20Y、20M、20C、20K 印字ヘッド
21Y、21M、21C、21K ノズル
40 イメージセンサユニット
50 制御部
62 吐出状態検査部
64 補正部

Claims (11)

  1. シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子、を含む複数の画像記録素子と、
    前記記録媒体上の画像形成エリア外に、前記黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回、吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像を含むように、前記複数の画像記録素子を制御する制御手段と、を備え、
    前記不吐出検知画像は、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されている、
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち前記不吐出検知画像の形成に寄与しない画像記録素子のノズルから色材が少なくとも1回吐出されることにより予め定めたパターン画像が形成されるように、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子を制御する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記制御手段は、前記不吐出検知画像が、さらに、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するためのシアン、マゼンダ、イエローの各色材が重なり合うことにより形成されるプロセスブラック色のドットを含むCMY不吐出検知画像を含むように、前記シアン色用画像記録素子、前記マゼンダ色用画像記録素子、及び前記イエロー色用画像記録素子を制御すると共に、前記不吐出検知画像の形成とは別に前記黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回吐出されることにより前記パターン画像が形成されるように、前記黒色用画像記録素子を制御する
    請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための前記不吐出検知用のドットとして、前記プロセスブラック色のドットが、主走査方向に2ドット以上離れて形成されるように、前記シアン色用画像記録素子、前記マゼンダ色用画像記録素子、及び前記イエロー色用画像記録素子を制御する
    請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記不吐出検知用のドットが、主走査方向に2ドット以上離れて形成されるように、前記黒色用画像記録素子を制御する
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記不吐出検知画像を読取る読取手段と、
    前記読取手段で読取った前記不吐出検知画像に基づいて、前記画像記録素子の各ノズルの吐出状態を検査する検査手段と、
    を備えた請求項1から請求項の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記検査手段の検査結果に基づいて、前記画像記録素子により形成すべき画像の画像データを補正する補正手段を備えた請求項に記載の画像形成装置。
  8. シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子を含み、前記記録媒体上の画像形成エリア外に備えられた複数の画像記録素子のうち黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回前記画像形成エリア外に吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像であり、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されるように、前記複数の画像記録素子を制御する制御工程を備えた画像形成方法。
  9. シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子を含み、前記記録媒体上の画像形成エリア外に備えられた複数の画像記録素子のうち黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回前記画像形成エリア外に吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像であり、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されるように、前記複数の画像記録素子を制御する制御工程と、
    前記不吐出検知画像を読取る読取工程と、
    前記読取工程で読取った不吐出検知画像に基づいて、前記画像記録素子の各ノズルの吐出状態を検査する検査工程と、
    前記検査工程の検査結果に基づいて、前記画像記録素子により形成すべき画像の画像データを補正する補正工程と、
    を備えた画像補正方法。
  10. シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子を含み、前記記録媒体上の画像形成エリア外に備えられた複数の画像記録素子のうち黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回前記画像形成エリア外に吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像であり、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されるように、前記複数の画像記録素子を制御する制御ステップを有する処理をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
  11. シアンの色材を記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたシアン用画像記録素子、マゼンダの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたマゼンダ用画像記録素子、イエローの色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えたイエロー用画像記録素子、及び黒色の色材を前記記録媒体上に吐出させる複数のノズルを備えた黒色用画像記録素子を含み、前記記録媒体上の画像形成エリア外に備えられた複数の画像記録素子のうち黒色用画像記録素子の各ノズルから前記黒色の色材が少なくとも1回前記画像形成エリア外に吐出されるように、且つ、前記画像形成エリア外に吐出された前記シアンの色材、前記マゼンダの色材、前記イエローの色材、及び前記黒色の色材のパターン画像が、前記黒色用画像記録素子の各ノズルの不吐出を検知するための予め定めた不吐出検知画像であり、不吐出を検知するための前記黒色用画像記録素子の各ノズルから吐出された黒色の色材により形成される黒色の不吐出検知用ドットが主走査方向に離間して形成されると共に、前記不吐出検知用ドットの間に不吐出を検知しない前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット及び前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域の少なくとも一方が形成され、かつ、副走査方向に、前記不吐出検知用ドット、前記シアン用画像記録素子、前記マゼンダ用画像記録素子、及び前記イエロー用画像記録素子のうち予め定められた2色の画像記録素子の各ノズルから吐出された色材が重なり合って形成された不吐出非検知用ドット、並びに前記複数の画像記録素子のいずれからも色材の吐出が無い領域が形成されるように、前記複数の画像記録素子を制御する制御ステップと、
    前記不吐出検知画像を読取る読取ステップと、
    前記読取ステップで読取った不吐出検知画像に基づいて、前記画像記録素子の各ノズルの吐出状態を検査する検査ステップと、
    前記検査ステップの検査結果に基づいて、前記画像記録素子により形成すべき画像の画像データを補正する補正ステップと、
    を有する処理をコンピュータに実行させるための画像補正プログラム。
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