JP5285695B2 - 放出水そらせ装置を備えたタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、重量物運搬用堂々車両用のタイヤに関し、特に、かかるタイヤを備えた車両が水で覆われた道路上を走行しているときに、側方に放出され又は跳ね飛ばされた水をそらす装置を備えたタイヤに関する。
雨天運転中、重量物運搬車両を追い抜き又は追い越す運転操作は、多量の水がこの車両によって横方向に放出される場合があるので、他の道路ユーザにとって極めて危険な場合が多く、水は、他の車両のフロントガラスに当たるとこれら車両の運転手の視認性をかなり減少させる。
重量物運搬車両用タイヤは、一般に、ホイールリムに接触するようになった2つのビード、車両の走行中、路面に接触するようになった走行面を備えたトレッドを有するクラウン及びこのトレッドをビードに接合する2つのサイドウォールで構成されている。
かかるタイヤは、一方のビードから他方のビードまで延びるカーカス補強材及びカーカス補強材の半径方向外側に配置されたクラウン補強材によって補強され、このクラウン補強材は、少なくとも2枚の重ね合わされた補強材、即ち、互いに上下に配置されたプライから成る。クラウン補強材の各プライは、一般に、円周方向と0°〜70°の角度をなすよう配置された複数の補強部材で構成されている。しかしながら、これら補強材の角度が70°を超えるに限るというわけではない。
重量物運搬車両用のタイヤのトレッドは、一般に、濡れた路面にタイヤグリップを提供するよう設計され、特に水を放出でき又は排水できる切れ目(溝及び/又は切り込み)によって境界づけられた隆起要素で形成されているトレッドパターンを備えている。
タイヤは、これがその装着用ホイールに装着され、使用中に公称圧力及び負荷条件を受けると、そのサイドウォールのところで測定された最大幅寸法Lを有する(Lは、軸方向に最も遠くに離れて位置するタイヤのサイドウォール上の箇所相互間の最大距離を表わしている)。「軸方向」という用語は、本明細書においては、リムに取り付けられたタイヤの回転軸線に平行な方向を意味している。
欧州特許第1048489号明細書は、車両が水で覆われた道路上を走行しているときに、横方向に放出された水の経路を実質的に変える装置の使用を開示している。この装置は、タイヤのサイドウォールの少なくとも1つに、ゴム配合物で作られた少なくとも1つの円周方向リブを有している。
この突起の目的は、走行中のタイヤにより道路に向けて放出された液体の流れが過度に上方に放出されるのを阻止し、他の道路ユーザの邪魔になる跳ね飛ばしを形成するのを阻止するようかかる流れの経路を下向きにすることにある。
この欧州特許に記載された解決策では、トレッド内及び特にクラウン補強材プライの端部の近くのところの温度上昇を制限することができる。
欧州特許第1048489号明細書
しかしながら、この欧州特許に記載された装置を使用に際して一段と改良することができるように思われる。これは、そらされた流れが強すぎるものとして知覚され、次にタイヤの辿る経路に対して横方向(即ち、タイヤの回転軸線に平行な方向)にかなり長い距離のところに達する場合のあることが判明したからである。
本発明のタイヤは、水で覆われた道路上を走行する際に液体の横方向ジェットの高さを依然として減少させながら、このジェットを異なる方向に差し向けると共にこのジェットの動力を減少させ、軸方向と角度をなす横方向に配置された水の動力を制限する解決策を提案することによりこの事態を改善することを目的としている。
この目的のため、本発明の重量物運搬車両用タイヤは、トレッドと、トレッドの内側に向かって軸方向且つ半径方向(「内側に向かって半径方向」という表現は、本明細書では、タイヤの回転軸線に沿う方向を意味するものと理解されたい)に延びるサイドウォールとを有し、トレッドは、走行中、路面と接触するようになった走行面及びトレッドの各側に設けられた軸方向側方の面を有し、このタイヤは、更に、トレッドの近くで少なくともサイドウォールのうちの1つに設けられていて、車両が雨天、水で覆われた道路上を走行しているとき、横方向(タイヤの回転軸線に平行な方向に一致した方向)における跳ね飛ばしを阻止する水跳ね飛ばし防止装置を有する。この水跳ね飛ばし防止装置は、放出された水の高さを変えるようになった円周方向リブで構成されている(事実、円周方向リブは、単一の円周方向に連続したリブ又は円周方向に次々に並んだ数個の不連続リブから成るのが良い)。
円周方向リブは、第1の壁面及び第2の壁面で形成された外壁を有し、第1の壁面は、タイヤのサイドウォールと円周方向リブの軸方向最も外側の箇所を互いに結ぶ円周方向線との間に延び、第2の壁面は、第1の壁面の延長部をなしていて、トレッドの側面と結合するまで半径方向外方に延びる。円周方向リブは、タイヤが水で覆われた路面上を走行する場合に放出された水の流れをそらすそらせ装置を更に有し、そらせ装置は、円周方向リブの第2の壁面から突き出た複数の突起で形成され、これら突起は、横方向とは異なる主要方向に、排出された水の流れを差し向けるよう配置されている。加うるに、そらせ装置を備えた円周方向リブは、タイヤが水で覆われた路面上を走行しているとき、流れの動力を減少させる複数のスタッドを更に有し、これらスタッドは、そらせ装置の突起相互間に配置されている。「横方向とは異なる主要方向」という表現は、本明細書では、そらせ装置を軸方向に越えて放出された水の大部分の方向がタイヤの回転軸線と0°よりも大きな角度をなすことを意味するものと理解されたい。
そらせ装置の突起相互間に配置された複数のゴム製スタッドの作用効果は、軸方向と角度をなす横方向に配置された水の動力を制限することにある。
好ましくは、円周方向リブの第2の壁面に設けられた各突起は、放出された水の流れを横方向(即ち、タイヤの回転軸線に平行な方向)と少なくとも30°の角度をなして差し向けるよう設計されると共に配置されている。
回転軸線に平行な方向における排水をできるだけ阻止するため、そらせ装置は、横方向と30°の平均角度をなす複数の小さなリブから成るのが有利である。
有利な実施形態では、小さなリブは、任意の半径方向平面、即ち、回転軸線含む任意の平面が、そらせ装置の少なくとも2つのリブを通るよう円周方向にずらされている。これら小さなリブは、タイヤと道路との接触領域の近くを通ることにより、水で覆われた道路と接触状態にあるタイヤトレッドにより横方向に放出された水を除去すると共に方向付けるのに役立つ1組の刃を形成する。
そらせ装置の各小さなリブは、側面を有し、側面のうちの少なくとも1つは、タイヤの横方向に対して、水の流れを横方向からそらすのに適当な平均傾斜角を有する。そらせ装置の一実施形態では、各小さなリブは、タイヤの回転軸線を通る平面の各側に対照形状を有すると共にタイヤが道路に接触した時点で放出された水の流れの大部分を横方向とは異なる少なくとも一方向に差し向けることができる幾何学的形状を備えた側壁を有する。
そらせ装置の一実施形態では、各突起は、円周方向リブの第2の壁面から突き出たゴム配合物で作られている数個のスタッドで形成され、これらゴム製スタッドは、タイヤの回転軸線の方向とは異なる方向への排水を可能にするよう配置されている。これら突起は、流れを依然として差し向ける一方で、その動力を実質的に減少させるのにも役立つ。
本発明のこれら実施形態の全てにおいて、各突起又はスタッドは、サイドウォールに設けられた円周方向リブを形成する材料と同一の性状のものであっても良く、或いはそうでなくても良い。
突起は、走行中、タイヤが新品の場合及びタイヤがその公称荷重を支えると共に公称圧力までインフレートされている場合、道路に接触しても良く又はそうでなくても良い。これら突起は、依然として長期間にわたり効果が持続する装置を提供するよう部分的な摩耗であってもこれらの役割を依然として保ちながらトレッドと共に摩耗するようになっているのが良い。
タイヤがカーカス補強材の外部に対して半径方向に配置されたクラウン補強材を有し、このクラウン補強材が少なくとも2枚の重ね合わされたプライから成り、各プライがスレッド又はコードの形態をした補強部材を備えている場合、欧州特許第10484895明細書の教示を適用することが賢明である。この場合、各流れそらせリブは、この欧州特許において言及された要件を満たす。
このように、事実、放出された水の動力の相当な減少を達成すると共にゴム材料の追加の結果として連続して配置されたプライの端部の近くの温度上昇を依然として制限することが可能である。
好ましくは、本発明のタイヤは、車両のフロントアクスルに取り付けられる。
本発明の内容は、本明細書に添付されていて、非限定的な例として与えられた実施形態を示す図面の記載から明確に理解されよう。
先行技術によるそらせ装置を軸方向外側に備えたタイヤの一部分を示す図である。 図1に示されているタイヤの概略子午面断面図である。 図1及び図2に示されているそらせ装置の側面図である。 そらせ装置とは別に放出された流れの動力を減少させる複数の要素を備えた本発明の変形実施形態を示す図である。 図4の変形実施形態の斜視図である。 そらせ装置が複数のスタッドで形成された本発明の別の変形実施形態の側面図である。 図6に示されている変形実施形態としてのタイヤの断面図である。
図面を吟味すると共にその関連の説明を理解しやすくするために、図中の同一の構造的要素は、同一の参照符号で示されている。
図1は、本発明の重量物運搬車両用タイヤ1の部分断面図である。この断面は、子午面断面で、即ち、タイヤの回転軸線を含む平面で取られている(この回転軸線は、図2の線XX′によって示された方向に平行である)。このタイヤ1は、サイドウォール3によってビード(ここでは図示せず)に連結されたクラウン領域2を有している。タイヤのクラウン2は、半径方向外側が走行面21で境界づけられたトレッド20を有し、この走行面は、タイヤが道路上を走行している間、道路に接触するようになっており、クラウン2は、側面を更に有している。走行面21と各側面22の交差部は、交差縁23を形成している。トレッド20は、タイヤが水で覆われた路面上を走行しているときに水がタイヤの後部に向かって放出されるようにする数個の円周方向溝24を備えている。
これら円周方向溝の存在にもかかわらず、水の内の何割かは横方向(即ち、タイヤの回転軸線に平行な方向)に放出されることが判明した。この側方排水があまり高く上昇したり道路の他のユーザの邪魔になったりするのを阻止するため、タイヤ1は、そのサイドウォールのうちの少なくとも1つに設けられていて、タイヤの外側に向かって突き出ている連続した円周方向リブ4を備えている(定義上、タイヤの内側は、インフレーション圧力が及ぼされるタイヤキャビティに相当している)。この円周方向リブ4は、この場合、タイヤ1を成型して加硫すると同時に成形を行うことにより作られる。
この円周方向リブ4は、第1の壁面41及び第2の壁面42で作られた外壁を有し、第1の壁面41は、タイヤのサイドウォール3と円周方向リブ4の軸方向最も外側の箇所Aを結ぶ円周方向線との間に延び、第2の壁面42は、第1の壁面41の延長部をなしており、これがトレッド20の側面22と接合するまで半径方向外方に延びている。この円周方向リブ4は、その第2の壁面42に設けられていて、タイヤが水で覆われた路面上を走行しているときに放出された水の流れをそらすそらせ装置5を有し、このそらせ装置は、この第2の壁面42から突き出た複数のリブ51で形成されている。
この場合、各リブ51は、放出された水の流れをタイヤの軸方向に平行な方向に対して45°の角度をなして差し向けるよう形作られた小さなリブの形態をしている。
図2は、図1に示されているタイヤの部分図を子午面断面(即ち、タイヤの回転軸線を含む平面)で示している。この図2では、走行面21及び2つの側面22によって境界付けられたトレッド20を識別することができる。5つのリブ24が、水を円周方向に除去するチャネルを形成している。
円周方向リブ4は、タイヤのサイドウォール3上で、リブの第2の壁面42に設けられた複数の小さなリブ51を備え、これら小さなリブは、円周方向リブ4と共に一種の歯付きホイールを形成している。リブが設けられている側は、当然のことながら、車両の外側に配置されるようになっている。
特に図3に示されているように、放出された水の流れは、タイヤと路面の接触箇所の近くの領域で見て、小さなリブ51によって点線の矢印Fによって指示された方向に沿って差し向けられる。タイヤの軸方向最も外側箇所のところのこれら矢印Fの方向は、図3の方向XX′によって表された横方向(この方向は、タイヤの回転軸線に平行である)と0°よりも大きな平均角度をなしている。
放出された水の動力を実質的に減少させる一方で、放出された水を軸方向以外の方向に差し向けるために、円周方向リブ4の第2の壁面42から突き出た複数のゴム製スタッド6が、本発明のタイヤを記載している図4に示されているように、そらせ装置5の小さなリブ51相互間の隙間に挿入されている。この図4の記載によれば、本発明のタイヤは、特に、横方向に放出された水の動力を実質的に減少させるようになったゴム製スタッド6が追加させた状態で図1〜図3で示されたタイヤの特徴を備えている。しかしながら、これらゴム製スタッド6は、小さなリブ51によって差し向けられた水を通すのに適当な可撓性及び適当な間隔を備えている。この場合、ゴム製スタッド6は、形状が円筒形であり、図4に示された変形実施形態の斜視図である図5で理解できるように、そらせ装置のリブ51の平均高さの少なくとも50%の高さに渡り円周方向リブ4から半径方向に延びている。
図6に示された本発明の別の変形実施形態では、タイヤのリブ4の外側壁面42に成形により形成されたそらせ装置5の小さなリブ51は、タイヤの回転軸線XX′を含む平面に関してほぼ対照な形状を備えている。この形状は、各小さなリブ51の各側において、流れを横方向とは異なる2つの方向(これらは、図6に2つの矢印F,F′で示されている)に沿って差し向けることができる。複数のゴム製スタッド6が、側方に放出された水の動力を減少させるためにリブ51相互間に設けられている。
図7に示された本発明の変形実施形態では、そらせ装置5は、円周方向リブ4の第2の壁面42から突き出た複数のゴム製スタッド511で形成されている。この変形実施形態によれば、そらせ装置のスタッド511は、側方に放出された水を軸方向XX′から遠ざかる方向に差し向けるよう適当に互いにグループ化されている。この変形実施形態によれば、スタッドの断面の中心は、矢印Fによって示している側方に放出された水の流れ線にほぼ平行な湾曲した線上に配置されている。さらに、スタッド511は、タイヤの内側から外側に向かって軸方向に進むと、高さと断面の両方が減少している(当然のことながら、スタッドの断面が全て同一であり又は逆方向に変化している変形実施形態もまた本発明の範囲に含まれる)。スタッド511相互間の空間内では、放出された水の動力を減少させる複数のスタッド6の存在を識別することができ、これらスタッドは、放出された水の作用効果を受けて曲がるのに適した寸法及び合成を備えている。これとは対照的に、そらせ装置のスタッド511は、放出された水の作用効果を受けても曲がらないのに適していて、かくして、放出された水の経路を変えることができる剛性を備えている。
当然のことながら、本発明のタイヤの走行中、本発明の作用効果の恩恵を受けるため、タイヤは、リブ及び放出された水そらせ装置を備えたサイドウォールがこの車両の外側に配置されるよう(即ち、車両の外側に見えるよう)車両に取り付けられる。
説明した実施形態は全て、連続した円周方向リブを採用しているが、当然のことながら不連続の円周方向リブを一続きのリブ部分として成形することが可能であり、各リブ部分は、本発明の放出水そらせ装置を備える。
本発明は、図示すると共に説明した例には限定されず、本発明は、本発明の範囲から逸脱することなくこれらの例について種々の改造を行うことが可能である。

Claims (5)

  1. トレッド(2)と、前記トレッドの内側に向かって軸方向且つ半径方向に延びるサイドウォール(3)とを有するタイヤ(1)であって、前記トレッドが、走行中、路面と接触するようになった走行面(21)及び前記トレッドの各側に設けられた軸方向側方の面を有し、前記タイヤが、更に、前記トレッドの近くで少なくとも前記サイドウォールのうちの1つに設けられていて、前記タイヤが濡れた路面上を走行している場合、横方向(前記タイヤの回転軸線に平行な方向に一致した方向)における放出された水の高さを変えるようになった円周方向リブ(4)を有し、前記円周方向リブ(4)が、第1の壁面及び第2の壁面で形成された外壁を有し、前記第1の壁面(41)が、前記タイヤのサイドウォール(3)と前記円周方向リブの軸方向最も外側の箇所(A)を互いに結ぶ円周方向線との間に延び、前記第2の壁面(42)が、前記第1の壁面(41)の延長部をなしていて、前記トレッドの側面と結合するまで半径方向外方に延び、前記円周方向リブが、タイヤが水で覆われた路面上を走行する場合に放出された水の流れをそらすそらせ装置(5)を有し、前記そらせ装置(5)が、前記円周方向リブの前記第2の壁面(42)から突き出た複数の突起(51)で形成され、前記突起(51)が、前記横方向とは異なる主要方向に、放出された水の流れを差し向けるよう配置されている、タイヤにおいて、前記そらせ装置(5)を備えた前記円周方向リブ(4)は、前記タイヤが水で覆われた路面上を走行しているとき、前記流れの動力を減少させる複数のスタッド(6)を更に有し、前記スタッド(6)は、前記そらせ装置(5)の前記突起相互間に配置されている、タイヤ。
  2. 前記円周方向リブの前記第2の壁面(42)に設けられた各突起(51)は、放出された水の流れを前記横方向と少なくとも30°の角度をなして差し向けるよう設計されると共に配置されている、請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記そらせ装置は、前記横方向と30°の平均角度をなす複数の小さなリブから成り、前記小さなリブは、任意の半径方向平面、即ち、前記回転軸線含む任意の平面が、前記そらせ装置の少なくとも2つのリブを通るよう前記円周方向にずらされている、請求項2記載のタイヤ。
  4. 各突起(51)は、前記円周方向リブ(4)の前記第2の壁面(42)から突き出たゴム配合物の数個のスタッド(511)で形成されている、請求項2記載のタイヤ。
  5. 前記円周方向リブ(4)の前記第2の壁面(42)上に設けられた各突起(51)は、側壁を有し、前記側壁の幾何学的形状は、放出された液体の流れの大部分を前記横方向とは異なる少なくとも1つの方向に差し向けることができるようなものである、請求項1記載のタイヤ。
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