JP5284727B2 - フォルダグルアのホッパ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コルゲートマシンで製造された段ボールシートから段ボール箱を製造する製函機の一部を構成するフォルダグルアのホッパ装置に関し、詳しくは該ホッパ装置の前当板の構成に関する。
本出願人は、先に特許文献1(特開2005―14412号公報)で、フォルダグルアのホッパ装置の新規な構成を提案している。まず、特許文献1に添付された図面を基づいて、フォルダグルアの構成を説明する。
図5(特許文献1の図4)は、製函機の後半部であるフォルディング部での段ボール箱の加工工程を示す。図5において、製函機の図示しない前半部において、罫線Cを加工され、溝Sや糊代片Fを形成された段ボールシート01は、フォルディング部でガイドレール02に支持され、搬送ベルト03に挟まれて矢印方向に移動する。そして、糊付装置04により糊代片Fに糊G(斜線で表示)が塗布される。糊Gを塗布された段ボールシート01は、移動しながら折り畳みバー08で180°まで折り畳まれる。
折り畳み後、上下の送出しロール010,011で糊代片Fを押圧して接着を確実にすると共に、段ボールシート01をホッパ部(ホッパ装置)014に送り出す。このように、段ボールシート01は、折り畳まれ、糊付けされて、段ボール箱013となって、ホッパ部014で積み重ねられ、所定枚数のバッチに仕分けられる。ホッパ部014の後に、製函された段ボール箱013を集計計数して所定枚数のバッチにして排出するカウンタエゼクタ部が配置されている。
図6(特許文献1の図5)は、ホッパ部014の詳細を示す側面図である。図6において、上下送出しロール010,011に挟まれて送出された段ボール箱013は、前当板015に当り、水平方向の移動が停止して下方に落下する。ホッパ部014の上方には空気吹出口022が設けられ、矢印方向に空気を吹き出して段ボール箱013を確実に下方に落とす。ホッパ部014の下方には搬送コンベア017及びエレベータ018が設けられ、エレベータ018は、段ボール箱013の積み重ね開始時は上昇位置にあり、エレベータ018上に積み重なる段ボール箱013の数が増えるにつれて下降する。
エレベータ018上の段ボール箱013の数が所定の枚数になると、レッジ019が上方の待機位置019aから下方の仕切り位置019bに移動し、以後後続の段ボール箱013はレッジ019上に積み上げられる。レッジ019が仕切っている間に、エレベータ018が鎖線で示す018aの位置まで下降し、エレベータ018上の段ボール箱013を搬送コンベア017上に移し、搬送コンベア017は段ボール箱013を次の工程に搬送する。
フォルディング部で折り畳まれた段ボール箱013は、様々な原因でパネルが直角に折り畳まれず、上下方向でずれて折り畳まれる場合がある。これを矯正するための装置として、ホッパ部014には、前当板015に対向して前後方向に往復動する整角板016が設けられている。前当板015と整角板016とで段ボール箱013を挟んで押し付けることにより、ずれたパネルの位置を矯正できる(これを「スケアリング」という)。
整角板016の上部には櫛歯016aが形成されており、この櫛歯016aが下送出しロール011の円周溝011b内に挿入されている。こうして、下送出しロール011と揺動する整角板016間に隙間や段差をなくしている。前当板015を上下に縦断してレッジ019が移動するため、図5に示すように、前当板015は左右方向に複数に分断されている。前当板015の端に段ボール箱013が高速で衝突すると、段ボール箱013の前端に衝突傷が付く。
また、前当板015に当った段ボール箱013が跳ね返って整角板016の櫛歯016aや下送出しロール011に当って、段ボール箱013の後端に擦過傷が付くことがある。このような衝突傷の発生を少なくするために、従来、前当板015にゴムなどの弾性体からなる緩衝材020を貼設し、衝突力を吸収していた。また、緩衝材020だけでは段ボール箱013の衝突によりすぐ傷が付くので、その上に薄い鋼板021を貼設していた。
しかし、前記構成では、傷の発生を十分低減できないため、特許文献1では、さらに段ボール箱013の傷の発生を低減するために、図7に示すように、前当板015の前面に、多数の突起03aをもうけた柔らかい連泡のスポンジゴムからなる第1の緩衝材030を貼設し、第1の緩衝材030の前面に、多数の突起031aをもうけ第1の緩衝材030より硬質のゴム製ラフトップベルトからなる第2の緩衝材031を貼設し、第2の緩衝材031の前面に、硬質で滑らかな表面の薄い鋼板等からなる保護板032を貼設している。
第1の緩衝材030では、段ボール箱013の衝突エネルギの吸収力を高め、段ボール箱013の傷の発生を少なくすると共に、段ボール箱013の跳ね返り力を弱めて、跳ね返りによる傷の発生を少なくしている。また第2の緩衝材031は、第1の緩衝材030に衝突力を分散・吸収して伝達する役目をしている。
特開2005―14412号公報
しかし、その後、段ボール箱の送り速度がさらに高まり、最近では350枚/分、即ち、段ボール箱の送り速度が5.2m/秒から6.2m/秒まで高速化されてきている。そのため、特許文献1に開示された前当板でも衝突傷を許容範囲内に抑えることが困難になりつつある。
また、前当板013には段ボール箱013の衝突が繰り返し行なわれるため、振動や疲労破壊により、緩衝部材の取付部等において割れが発生したり、非金属部材の接着が剥がれたりする不具合が発生している。特に、特許文献1の前当板では、樹脂製の第2の緩衝材031と金属製の保護板032という異種部材同士を接着しているため、剥がれやすい。そのため、最終的には、緩衝部材等が剥がれて落下したり、あるいは崩れ落ちるおそれも出てくる。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、高速化する段ボール箱の送り速度に対応して、段ボール箱の衝撃力吸収効果をさらに高めると共に、特許文献1に開示された前当板の前記問題点を解消し、前当板の長寿命化を達成することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明のフォルダグルアのホッパ装置は、製函された扁平な段ボール箱を上下送り出しロールに挟んで送出し、前当板で受け止めて積み重ねるフォルダグルアのホッパ装置において、前記前当板が、剛性を有する支持板と、該支持板の前面に配置された弾性を有する緩衝部材と、該緩衝部材の前面に配置され硬質の薄板からなり段ボール箱が衝突する前面が低摩擦係数となるように平滑面に形成されて該緩衝部材を保護する保護板とからなり、前記支持板に対して前記緩衝部材及び前記保護板を非接着とし、かつ前記支持板に対して前記緩衝部材及び前記保護板を遊びをもたせて取付け、該取付部に応力集中を発生させないように構成したものである。
本発明では、支持板に対して緩衝部材及び保護板を非接着とし、かつ支持板に対して緩衝部材及び保護板を遊びをもたせて取り付け、該取付部に応力集中を発生させない構成としたため、比較的柔らかい緩衝部材の剥がれや落下を防止でき、前当板の長寿命化を達成できる。保護板は、緩衝部材が段ボール箱の衝突により摩耗するのを防ぎ、かつ段ボール箱の衝撃力を吸収するため弾性を有する必要がある。従って、保護板は硬質で薄肉とし、弾性のある金属板、例えば厚さが0.2〜0.3mmのSK材を用いるとよい。
また、前記緩衝部材により前当板に衝突する段ボール箱の衝撃力を吸収し、これによって、段ボール箱の跳ね返り力を低減すると共に、段ボール箱が衝突する保護板の前面を低摩擦係数となるように平滑面に形成しているので、衝突後の段ボール箱の落下を円滑にすることができる。
本発明において、好ましくは、前記緩衝部材と前記支持板との間に弾性を有する第2の緩衝部材を介在させ、前記緩衝部材と前記支持板間に前記緩衝部材の変形を許容する空隙をもうけるようにするとよい。緩衝部材と支持板間に空隙をもうけることによって、段ボール箱が衝突した時に、保護板及び緩衝部材の変形を容易に許容できるので、段ボール箱の衝突力の吸収効率が向上する。このため、段ボール箱の衝突時の傷の発生をさらに抑制できると共に、段ボール箱の跳ね返り力も低減できるので、跳ね返り時に、整角板016の櫛歯016aや下送出しロール11等に当って生じる擦過傷も抑制できる。
また、緩衝部材と支持板間に第2の緩衝部材を介在させることにより、段ボール箱の衝突力の吸収効果をさらに向上させることができる。第2の緩衝部材として、衝撃吸収効果が高い泡又は連泡のスポンジゴム等を用いるとよい。
また、本発明において、前記緩衝部材を板ばねで構成すると共に、前記保護板を硬質樹脂部材で構成し、該板ばね及び樹脂部材の上端部を前記支持板に対して非接着とし、かつ前記支持板に対して前記第2の緩衝部材を介し遊びをもたせて吊下させ、前記板ばねの下端部を前記支持板に固設した押え部材に遊びをもたせ遊嵌させることによって前記板ばね下端部の前記前当板前面方向の動きを抑止させ、該保護板の下端部の背面に第2の緩衝部材を接着し、該第2の緩衝部材の下端部を前記支持板に遊びをもたせて係止させることによって前記保護板の前記前当板前面方向の動きを抑止するように構成するとよい。
かかる構成では、緩衝部材を板ばねで構成することにより、緩衝部材の衝撃吸収効果を低下させずに、緩衝部材の剛性を高めることができ、これによって、前当板を長寿命化することができる。板ばねとして、スポンジゴム等の緩衝部材と同等のバネ常数をもつものを用いるとよい。また、保護板として硬質樹脂部材を用いているので、段ボール箱の衝突に対して十分な強度と耐摩耗性を有する。硬質樹脂部材として、例えばウレタンゴムのように、SK材と同等の摩擦係数及びバネ常数をもつものを用いるとよい。
また、板ばね及び硬質樹脂部材の上端部及び硬質樹脂部材の下端部を第2の緩衝部材を介して支持板に取り付けているので、板ばねと支持板との間に空隙を形成できる。この空隙により、段ボール箱が前当板に衝突した時の保護板及び板ばねの変形を容易にすることができる。従って、段ボール箱の衝撃吸収効果を向上できると共に、第2の緩衝部材による緩衝性能をも合わせ付与することができる。
また、板ばね及び硬質樹脂部材の支持板に対する固定手段は、支持板に非接着でかつ遊びをもたせて固定しているので、板ばね及び樹脂部材に応力集中を生じない。
また、保護板として硬質樹脂部材を用い、これに第2の緩衝部材を接着させているが、この場合、樹脂同士の接着であるので、接着強度を増大させ、剥がれにくくすることができる。
また、前記構成において、前記保護板の下端部に硬質樹脂部材を固設し、前記第2の緩衝部材の代わりに該硬質樹脂部材の下端部を前記支持板に遊びをもたせて係止させることによって前記保護板下端部の前記前当板前面方向の動きを抑止するように構成してもよい。この場合、第2の緩衝部材の代わりに、より剛性のある硬質樹脂部材を支持板に対して係止するようにしているので、該係止部の破損を抑え、寿命を長くすることができる。
また、本発明において、前記緩衝部材を背面に多数の突起を有するゴム製ベルトで構成すると共に、前記保護板を板面と直角方向に弾性をもつ薄肉の金属板で構成し、該緩衝部材及び保護板の上端部を前記第2の緩衝部材を介しかつ前記支持板に対して遊びをもたせて吊下させ、前記保護板の下端部に凹部を形成して該凹部に該緩衝部材の下端部を収納すると共に、該凹部を前記支持板に固定した第2の緩衝部材の前面に接するように構成してもよい。
かかる構成では、緩衝部材を背面に多数の突起を有するゴム製ベルトで構成したことにより、ゴム製ベルトによる緩衝性能に加えて、段ボール箱が衝突した時の該突起の変形による衝突エネルギの吸収効果を得ることができる。また、支持板に対して緩衝部材及び保護板の上端部及び下端部を非接着でかつ遊びをもたせて固定しているので、緩衝部材又は保護板の上下端部に応力集中が生じない。従って、前当板の剥がれや破損を抑え、長寿命化できる。
また、本発明において、前記緩衝部材を背面に多数の突起を有するゴム製ベルトで構成すると共に、前記保護板を板面と直角方向に弾性をもつ薄肉の金属板で構成し、該緩衝部材及び保護板の上端部を前記第2の緩衝部材を介しかつ前記支持板に対して遊びをもたせて吊下させ、前記保護板の下端部に凹部を形成して該凹部に該緩衝部材の下端部及び該緩衝部材の背面側に接して第2の緩衝部材を収納すると共に、該凹部の背面を前記支持板の前面に接するように構成するとよい。かかる構成によっても、前記構成と同様に、段ボール箱の衝突エネルギの吸収効果を向上できると共に、支持板に対する緩衝部材及び保護板の取付部に応力集中の発生を生じさせないため、前当板を長寿命化できる。
本発明装置によれば、製函された扁平な段ボール箱を上下送り出しロールに挟んで送出し、前当板で受け止めて積み重ねるフォルダグルアのホッパ装置において、前記前当板が、剛性を有する支持板と、該支持板の前面に配置された弾性を有する緩衝部材と、該緩衝部材の前面に配置され硬質の薄板からなり段ボール箱が衝突する前面が低摩擦係数となるように平滑面に形成されて該緩衝部材を保護する保護板とからなり、支持板に対して緩衝部材及び保護板を非接着とし、かつ支持板に対して緩衝部材及び保護板を遊びをもたせて取り付け、該取付部に応力集中を発生させないように構成したことにより、段ボール箱が前当板に衝突したときの衝突エネルギを効率良く吸収して、段ボール箱の傷を抑制できると共に、緩衝部材及び保護板に応力集中を発生させないようにすることで、これらの剥がれや破損を抑制し、前当板の長寿命化を達成することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
本発明の第1実施形態を図1に基づいて説明する。図1は、図5〜図7に図示した前当板015に相当する本実施形態の前当板を示し、(a)は側面図、(b)は(a)中のA−A線に沿う正面図、(c)は(b)中のB部拡大図である。
図1において、前当板10は、図5に図示するように、ホッパ部014で複数に分割されて立設される前当板であり、フォルディング部の上下送出しロール010,011から送り込まれる段ボール箱013を受け止めて、エレベータ018上に積み上げる役目を果たす。
前当板10は、鋼製の支持板11が図5及び図6に示す上下送出しロール010,011及び整角板016に対して対向するように立設される。そして、前当板10に対して矢印a方向から段ボール箱013が送り込まれ、段ボール箱013は前当板10に当って下方に落下する。下方に落下した段ボール箱013はエレベータ018上に積み上げられる。
前当板10の主要構成部材は、支持板11と板ばね12と保護板13とからなる。支持板11は、板ばね12及び保護板13が装着される薄肉部11aと、薄肉部11aの下方に一体に形成される厚肉部11bとからなる。薄肉部11aには、上下に夫々2個のネジ孔14及び15が穿設されている。薄肉部11aの前面(段ボール箱が当る面)には、ネジ孔14に螺合するボルト16によって板ばね12及び保護板13が吊下される。
支持板11と板ばね12間には、泡又は連泡のスポンジゴム17が介設されている。泡又は連泡のスポンジゴムは共に衝撃力吸収効果をもつが、連泡のスポンジゴムの場合は、変形する時空気の流動を伴い、あるいは微細な孔表面が変形時にこすれ合って、ダンパの役目を果たすので、より大きな衝撃力吸収効果をもつ。
板ばね12及び保護板13にはボルト16の外径に対して遊び代pをもつ孔18が穿設されている。また、ボルト16で板ばね12及び保護板13を緊締せず、ボルト16の軸方向にも遊び代pをもたせている。
板ばね12は金属製であり、矢印a方向からの段ボール箱の衝突に対して、スポンジゴム17と同等のばね常数をもつように構成されている。図1(c)に示すように、板ばね12の下端部21は、折り曲げられて一部を開放した円形断面の収納部21aを形成するように構成されている。支持板11には、収納部21aの近傍位置に2個のネジ孔15が穿設されており、金属製の押え板22がネジ孔15に螺合するボルト23a及びナット23bで支持板11に固定されている。
押え板22の先端が板ばね12の収納部21aの内部に非接触で挿入されている。これによって、板ばね12の下端部21は、遊び代をもった状態で前面側への移動を抑制される。
保護板13は、硬質の樹脂製からなり、例えば、硬質ウレタンゴム等で構成されている。このように、保護板13で段ボール箱013を受けるため、保護板13を硬質樹脂部材で構成することにより、ある程度の剛性をもたせている。保護板13の前面は滑らかな平滑面となっており、保護板13の前面に当った段ボール箱が落下し易くなっている。例えば、保護板13の前面は0.5以下の摩擦係数をもつように構成される。
保護板13の背面には、泡又は連泡のスポンジゴム24が接着されている。スポンジゴム24の下面には、下方に延設された突出部24aが形成され、支持板11の厚肉部11bに刻設された凹部25に遊び代をもたせて遊嵌されている。
かかる構成の本実施形態において、前当板10の前面から段ボール箱が連続的に衝突し、そのため、板ばね12及び保護板13には長時間繰り返し荷重が負荷される。これに対し、板ばね12自体が弾力性をもち、かつ支持板11との間にスポンジゴム17及び24を介在させているので、段ボール箱013の衝撃力に対して大きな衝撃力吸収効果を有する。
そのため、段ボール箱013の前端の衝突傷を低減できると共に、段ボール箱013に負荷される跳ね返り力も低減するので、段ボール箱013の後端に付く擦過傷も低減できる。また、支持板11と板ばね12間に空隙sを介在させてあるので、段ボール箱013から負荷される衝撃力に対して、板ばね12及び保護板13の変形が容易になる。このため、衝撃力の吸収効果をさらに向上させることができる。
また、支持板11に対して板ばね12及び保護板13の上下両端を非接着で遊び代をもって取り付けているので、取付部に応力集中が発生しない。また、板ばね12及び保護板13は共に剛性を有するので、取付部を長寿命化することができる。
さらに、保護板13の前面を滑らかな平滑面とし、摩擦係数を小さくしているので、保護板13の前面に当った段ボール箱を円滑に下方に落下させることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を図2に基づいて説明する。図2において、本実施形態の前当板30は、保護板13の下端部とスポンジゴム31間に硬質樹脂製の補強部材32を介在させ、保護板13とスポンジゴム31と補強部材32とを皿ボルト33aとナット333bで一体に結合している。補強部材32の下端部32aを下方に延設し、厚肉部11bに刻設した凹部34に該下端部32aを挿入させることにより、保護板13の前面側への移動を抑止するようにしている。なお、スポンジゴム31と支持板11とは非接着としている。
補強部材32の下端部32aと凹部34間には遊び代pをもたせ、該補強部材32の下端部32aの動きを拘束しないようにしている。補強部材32の材質は、例えばナイロン系の樹脂又はベークライト等で構成する。また、厚肉部11bの内側上端には傾斜面35を形成して、落下する段ボール箱013が厚肉部11bの上端に当らないようにしている。その他の構成は、前記第1実施形態と同一であり、同一の部材又は機器には図1と同一の符号を付している。これら同一の部材又は機器の説明は重複するので省略する。
本実施形態では、前記第1実施形態で得られる作用効果に加えて、硬質樹脂からなり、スポンジゴムより剛性があって高強度の該補強部材32の下端部32aを支持板11の厚肉部11bに刻設された凹部34に挿入しているので、下端部31aの摩耗や破損を抑え、下端部31aを長寿命化することができる。
また、厚肉部11bの内側上端には傾斜面35を形成して、落下する段ボール箱013が厚肉部11bの上端に当らないようにしているので、前当板30に衝突した段ボール箱013を水平状態のままスムーズに落下させることができる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態を図3に基づいて説明する。図3において、本実施形態の前当板40の基本構成は、剛性のある部材、例えば鋼製の支持板41と、ラフトップベルト42と、鋼製の保護板43とで構成されている。保護板43は、段ボール箱013の衝突によりラフトップベルト42が摩耗するのを防ぐ。ラフトップベルト42は、特許文献1に開示されているように、ゴム製のベルトからなり、背面に多数の突起42aを設けて、緩衝性を高めるようにしている。突起42aは、段ボール箱013の衝突により変形するときに、3次元的に複雑に変形することにより、衝突エネルギを吸収効果を高めることができる。
ラフトップベルト42及び保護板43の上端部は、支持板41の前面に植設されたスタッドボルト44によって支持板41に吊下されている。支持板41とラフトップベルト42間には泡又は連泡のスポンジゴム17が介設され、スポンジゴム17、ラフトップベルト42及び保護板43には、スタッドボルト44のネジ径より大きな直径の孔18を穿設して、該孔18とスタドボルト44間に遊び代pを持たせるようにしている。
こうして、スポンジゴム17、ラフトップベルト42及び保護板43は、スタッドボルト44の径方向及び軸方向に遊び代p及びpをもたせた状態で支持板41に取り付けられている。
支持板41は途中で曲折され、水平面41aが形成されている。ラフトップベルト42の下端部は断面がL字形をもつ鋼製の受け部材45と皿ボルト46で結合されている。保護板43の下端部47は断面がコ字形状に形成され、該下端部47内にラフトップベルト42の下端部及び受け部材45が収納されている。ラフトップベルト42の下端部及び受け部材45と保護板43の下端部47間には遊び代pがもうけられている。泡又は連泡のスポンジゴム48は皿ボルト49a及びナット49bによって、支持板41の水平面41a上に取り付けられている。
皿ボルト49aは、支持板41に穿設されたネジ孔41bに螺合し、ナット49bで所定の位置に固定される。皿ボルト49aの頭部49cは、下端部47に穿設された円錐形状の断面をもつ孔47aに嵌合している。保護板43が右側から荷重fを受けると、左側にスポンジゴム48を圧縮するように移動する。皿ボルト49aは所定の位置のままの状態を保つ。逆に荷重fが開放されると、保護板43は右側に移動しようとするが、孔47aが皿ボルト49aの頭部49cによって係止されるので、保護板43の浮き上がりが防止される。
かかる構成の本実施形態において、ラフトップベルト42は背面に多数の突起42aを有するので、段ボール箱013による衝突エネルギの吸収効果を高めることができると共に、ラフトップベルト42と支持板41間にスポンジゴム17を介設しているので、段ボール箱013の衝撃力の吸収効果をさらに高めることができる。
また、ラフトップベルト42と支持板41間にスポンジゴム17及び48を介設して、空隙sを形成し、該空隙sで保護板43及びラフトップベルト42の変形を許容するようにしているので、段ボール箱013による衝撃力の吸収効果をさらに向上させることができる。
また、スポンジゴム17、48、ラフトップベルト42及び保護板43を遊び代をもうけて支持板41に取り付け、互いの接着部をなくしているので、これら部材の取付部に応力集中が起こらない。そのため、これら取付部の破損を抑え、前当板40を長寿命化することができる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4実施形態を図4に基づいて説明する。図4に示す本実施形態の前当板50において、前記第3実施形態と同一の部材又は機器には同一符号を付して説明を省略する。スポンジゴム17と、ラフトップベルト42及び保護板43の上端部の支持板41に対する取付部の構成は、前記第3実施形態と同一である。即ち、これら部材は、スタッドボルト44によって、スタッドボルト44の径方向及び軸方向に遊び代p及びpをもって取り付けられている。
支持板41の下部は折り曲げられ、水平面41aが形成されている。保護板43の下端部51は断面コ字状に形成され、第3実施形態より大きな収容容積をもつ凹部を形成している。該凹部にスポンジゴム48及びラフトップベルト42の下端部が遊び代pをもって収納されている。そして、保護板43の下端部51は支持板41の水平面41a上に載置されている。なお、スポンジゴム48とラフトップベルト42の下端部とは、互いに非接着状態になっている。
保護板43の下端部51の端部51a、及び皿ボルト52a及びナット52bは、前記第3実施形態と同一の構成をなしている。そのため、保護板43の前面方向(右側方向)への浮き上がりを抑制することができると共に、下端部51の動きは、支持板41に拘束されない。
かかる構成の本実施形態では、スポンジゴム17、48、ラフトップベルト42及び保護板43が、支持板41に対して遊び代をもって取り付けられているので、これらの取付部で応力集中が発せず、従って、該取付部での剥離や破損が生じないので、前当板を長寿命化させることができる。その他、第3実施形態と同一の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、フォルダグルアのホッパ装置において、前当板の衝撃力吸収効果を高めて、前当板に衝突する段ボール箱の破損を抑制し、かつ前当板の長寿命化を達成できる。
本発明の第1実施形態の前当板に係り、(a)は側面図、(b)は(a)中のA−A線に沿う正面図、(c)は(a)中のB部拡大図である。 本発明の第2実施形態の前当板に係り、(a)は側面図、(b)は(a)中のA−A線に沿う正面図、(c)は(a)中のC部拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る前当板の側面図である。 本発明の第実施形態に係る前当板の側面図である。 フォルダグルアのフォルディング部を示す斜視図である。 フォルディング部のホッパ部(ホッパ装置)を示す模式的側面図である。 ホッパ部の前当板の断面図である。
符号の説明
010 上送出しロール
011 下送出しロール
013 段ボール箱
014 ホッパ装置
015、10、30、40,50 前当板
11、41 支持板
12 板ばね(緩衝部材)
13、43 保護板
17、24、31、48 スポンジゴム(第2の緩衝部材)
21 板ばね下端部
22 押え板
32 補強部材(硬質樹脂部材)
32a 補強部材下端部
42 ラフトップベルト(ゴム製ベルト)
42a 突起
47、51 保護板下端部
1〜5 遊び代
s 空隙

Claims (6)

  1. 製函された扁平な段ボール箱を上下送り出しロールに挟んで送出し、前当板で受け止めて積み重ねるフォルダグルアのホッパ装置において、
    前記前当板が、剛性を有する支持板と、該支持板の前面に配置された弾性を有する緩衝部材と、該緩衝部材の前面に配置され硬質の薄板からなり段ボール箱が衝突する前面が低摩擦係数となるように平滑面に形成されて該緩衝部材を保護する保護板とからなり、
    前記支持板に対して前記緩衝部材及び前記保護板を非接着とし、かつ前記支持板に対して前記緩衝部材及び前記保護板を遊びをもたせて取付け、該取付部に応力集中を発生させないように構成したことを特徴とするフォルダグルアのホッパ装置。
  2. 前記緩衝部材と前記支持板との間に弾性を有する第2の緩衝部材を介在させ、前記緩衝部材と前記支持板間に前記緩衝部材の変形を許容する空隙をもうけたことを特徴とする請求項1に記載のフォルダグルアのホッパ装置。
  3. 前記緩衝部材を板ばねで構成すると共に、前記保護板を硬質樹脂部材で構成し、
    該板ばね及び樹脂部材の上端部を前記支持板に対して非接着とし、かつ前記支持板に対して前記第2の緩衝部材を介し遊びをもたせて吊下させ、
    前記板ばねの下端部を前記支持板に固設した押え部材に遊びをもたせ遊嵌させることによって前記板ばね下端部の前記前当板前面方向の動きを抑止させ、
    該保護板の下端部の背面に第2の緩衝部材を接着し、該第2の緩衝部材の下端部を前記支持板に遊びをもたせて係止させることによって前記保護板の前記前当板前面方向の動きを抑止するように構成したことを特徴とする請求項2に記載のフォルダグルアのホッパ装置。
  4. 前記保護板下端部の背面に硬質樹脂部材を固設し、前記第2の緩衝部材の代わりに該硬質樹脂部材の下端部を前記支持板に遊びをもたせて係止させることによって前記保護板の下端部の前記前当板前面方向の動きを抑止するように構成したことを特徴とする請求項3に記載のフォルダグルアのホッパ装置。
  5. 前記緩衝部材を背面に多数の突起を有するゴム製ベルトで構成すると共に、前記保護板を板面と直角方向に弾性をもつ薄肉の金属板で構成し、該緩衝部材及び保護板の上端部を前記第2の緩衝部材を介しかつ前記支持板に対して遊びをもたせて吊下させ、
    前記保護板の下端部に凹部を形成して該凹部に該緩衝部材の下端部を収納すると共に、該凹部を前記支持板に固定した第2の緩衝部材の前面に接するように構成したことを特徴とする請求項2に記載のフォルダグルアのホッパ装置。
  6. 前記緩衝部材を背面に多数の突起を有するゴム製ベルトで構成すると共に、前記保護板を板面と直角方向に弾性をもつ薄肉の金属板で構成し、該緩衝部材及び保護板の上端部を前記第2の緩衝部材を介しかつ前記支持板に対して遊びをもたせて吊下させ、
    前記保護板の下端部に凹部を形成して該凹部に該緩衝部材の下端部及び該緩衝部材の背面側に接して第2の緩衝部材を収納すると共に、該凹部の背面を前記支持板の前面に接するように構成したことを特徴とする請求項2に記載のフォルダグルアのホッパ装置。
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