JP5284437B2 - 眼科装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
コヒーレント光を測定光として眼内に照射する眼科装置において、測定光の出力と出力時間の積算を行って積算光量の計算を行うものが特開平9−131320号公報に開示され、眼底カメラ等の眼科装置において非コヒーレント光である照明光の出力と出力時間の積算を行って、積算光量の計算を行うものが特開平2−55031号公報に開示されている。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、ユーザが被検眼の安全性をより確実に確認することである。
コヒーレント光を被検眼に照射するコヒーレント光照射系と、
非コヒーレント光を前記被検眼に照射する非コヒーレント光照射系と、
前記非コヒーレント光を前記被検眼に照射する前の所定時間以内に、前記コヒーレント光と前記非コヒーレント光とのうち少なくとも一方の光を前記被検眼に照射しているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が否と判断をした場合に、前記非コヒーレント光を前記被検眼に照射してからの時間を計測する計測手段と、を有する。
また、本発明に係る眼科装置の制御方法は、
非コヒーレント光を被検眼に照射する前の所定時間以内に、コヒーレント光と前記非コヒーレント光とのうち少なくとも一方の光を前記被検眼に照射しているか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で否と判断をした場合に、前記非コヒーレント光を前記被検眼に照射してからの時間を計測する計測工程と、を有する。
ここで、Tit[秒]は次回にステップS6を行うまでの予め定められた時間であり、本実施の形態では1[秒]である。ステップS7では、次の式(2)によって観察用照明光の最大許容積算光量MPEob[mJ・sr/cm2]を計算する。
MPEob=Cob×Ts0.75 …(2)
ここで、Cobは装置の構成によって決まる定数、Ts[秒]は基準時刻から現在までの時間である。
Etr=Etr+Ptr×Tit …(3)
ステップS14では、式(2)によって観察用照明光の最大許容積算光量MPEob[mJ・sr/cm2]を、次の式(4)又は式(5)によってトラッキング光の最大許容積算光量MPEtr[mJ]を計算する。
基準時刻から現在までの時間Tsが、0から10000[秒]の場合には、
MPEtr=Ctr …(4)
基準時刻から現在までの時間Tsが、10000から30000[秒]の場合には、
MPEtr=Ctr/10000×Ts …(5)
ここで、Ctrは装置の構成によって決まる定数である。次のステップS15では、Eob/MPEobとEtr/MPEtrの和が1に達しているかどうかを判断し、達していれば(YES)ステップS26で全ての光の照射を停止し、一連の測定シーケンスを終了する。
Eme=Eme+Pme×Tit …(6)
ステップS21では、式(2)によって観察用照明光の最大許容積算光量MPEob[mJ・sr/cm2]を算出し、式(4)、(5)によってトラッキング光の最大許容積算光量MPEtr[mJ]を算出し、次の式(7)、(8)、(9)によって測定光の最大許容積算光量MPEme[mJ]を計算する。
基準時刻から現在までの時間Tsが0から3162[秒]の場合には、
MPEme=Cme×Ts0.75 …(7)
基準時刻から現在までの時間Tsが3162から10000[秒]の場合には、
MPEme=Cme×31620.75 …(8)
基準時刻から現在までの時間Tsが10000から30000[秒]の場合には、
MPEme=Cme×31620.75/10000×Ts …(9)
ここで、Cmeは装置の構成によって決まる定数である。次のステップS22では、Eob/MPEobとEtr/MPEtrとEme/MPEmeの和が1に達しているかどうかを判断し、達していれば(YES)ステップS26で全ての光の照射を停止し、一連の測定シーケンスを終了する。このときのモニタ44のBに示すバーグラフの100%の部分が点滅して警告し、更にブザーを鳴らして警告を行う。ステップS22に戻り、1に達していなければ(NO)次のステップS23に遷移し、このEob/MPEob、Etr/MPEtr、Eme/MPEmeの和の百分率を計算して、モニタ44のBに表示される数値、バーグラフを更新する。
その他の本発明の実施形態に係る眼科装置は、コヒーレント光を被検眼に照射するコヒーレント光照射系と、非コヒーレント光を被検眼に照射する非コヒーレント光照射系と、前記コヒーレント光及び前記非コヒーレント光の照射時間を計測するタイマと、前記コヒーレント光と前記非コヒーレント光による被検眼への積算光量を算出するコントローラとを有することを特徴とする。すなわち、コヒーレント光と非コヒーレント光との両方による被検眼への積算光量を算出する。これにより、被検眼の総合的な安全性を確保する(被検者の眼に対する安全をより高める)ことができる。
2 バンドパスミラー
3 孔あきミラー
6 スケール板
9 透過型液晶板
13 観察用光源
14 イメージローテータ
15 ガルバノメトリックミラー
18 フォーカスユニット
23、25 ハーフミラー
24 測定用光源
26 トラッキング用光源
28、29 フォトセンサ
33 一次元CCD
34a、34b フォトマルチプライヤ
40 トラッキング制御部
41 システム制御部
42 操作部
43 メモリ
44 モニタ
45 電圧調整器
Claims (15)
- コヒーレント光を被検眼に照射するコヒーレント光照射系と、
非コヒーレント光を前記被検眼に照射する非コヒーレント光照射系と、
前記非コヒーレント光を前記被検眼に照射する前の所定時間以内に、前記コヒーレント光と前記非コヒーレント光とのうち少なくとも一方の光を前記被検眼に照射しているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が否と判断をした場合に、前記非コヒーレント光を前記被検眼に照射してからの時間を計測する計測手段と、
を有することを特徴とする眼科装置。 - 前記コヒーレント光及び前記非コヒーレント光の前記被検眼への照射時間に基づいて前記被検眼への積算光量を算出する算出手段と、
前記被検眼の左右眼毎に、前記積算光量と所定の光量との比率を示す表示形態を表示手段に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記比率が、前記被検眼の左右眼毎に、前記コヒーレント光と前記非コヒーレント光とのそれぞれに対する前記被検眼への積算光量と前記所定の光量との比率の和であることを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
- 前記表示制御手段が、前記被検眼の左右眼毎に、前記比率をバーグラフとして前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2あるいは3に記載の眼科装置。
- 前記表示制御手段が、前記比率が所定値を越えると、前記表示形態を点滅させることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の眼科装置。
- 前記比率が所定値を越えると前記被検眼への照射をやめる制御手段を有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の眼科装置。
- 前記コヒーレント光はトラッキング光と測定用レーザー光の少なくとも一方であり、前記非コヒーレント光は観察用照明光であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の眼科装置。
- 非コヒーレント光を被検眼に照射する前の所定時間以内に、コヒーレント光と前記非コヒーレント光とのうち少なくとも一方の光を前記被検眼に照射しているか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で否と判断をした場合に、前記非コヒーレント光を前記被検眼に照射してからの時間を計測する計測工程と、
を有することを特徴とする眼科装置の制御方法。 - 前記コヒーレント光及び前記非コヒーレント光の前記被検眼への照射時間に基づいて前記被検眼への積算光量を算出する工程と、
前記被検眼の左右眼毎に、前記積算光量と所定の光量との比率を示す表示形態を表示手段に表示させる工程と、
を有することを特徴とする請求項8に記載の眼科装置の制御方法。 - 前記比率が、前記被検眼の左右眼毎に、前記コヒーレント光と前記非コヒーレント光とのそれぞれに対する前記被検眼への積算光量と前記所定の光量との比率の和であることを特徴とする請求項9に記載の眼科装置の制御方法。
- 前記表示させる工程では、前記被検眼の左右眼毎に、前記比率をバーグラフとして前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項9あるいは10に記載の眼科装置の制御方法。
- 前記表示させる工程では、前記比率が所定値を越えると、前記表示形態を点滅させることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の眼科装置の制御方法。
- 前記比率が所定値を越えると前記被検眼への照射をやめる工程を有することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の眼科装置の制御方法。
- 前記コヒーレント光はトラッキング光と測定用レーザー光の少なくとも一方であり、前記非コヒーレント光は観察用照明光であることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の眼科装置の制御方法。
- 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の眼科装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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