JP5281822B2 - 回転電機用ステータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータなどの回転電機に用いられる回転電機用ステータに関するものである。
一般に回転電機用ステータは、ステータコアとステータコアに嵌合された合成樹脂製のスロットインシュレータと複数の巻線部とを備えて構成されている。この回転電機用ステータコアは、環状のヨークと、該ヨークの内周側に配置され且つヨークの周方向に間隔あけて配置された複数の磁極部とを備えている。磁極部は、ヨークの内周部に外側端部が接続されている極柱と、回転電機のロータと対向する磁極面を備え且つ極柱の内側端部に設けられた磁極面構成部とを有している。巻線部は、スロットインシュレータを介して複数の磁極部の極柱に巻線導体が集中巻きされて構成されている。従来の回転電機用ステータでは、複数の磁極部をそれぞれ絶縁紙で包んで隣接する磁極部間の絶縁及び磁極部と他の部材との絶縁を図っていた。しかしながら、複数の磁極部をそれぞれ絶縁紙で包むと回転電機用ステータの製造が繁雑になってしまう。そこで、特開2004−112861号公報に示すように、複数の磁極部の隣り合う2つの磁極部の間に電気絶縁材料から形成されたウエッジ部材をそれぞれ配置することが提案された。従来のウエッジ部材は、シート状の合成樹脂が折り曲げられて形成されており、スロットの内部に挿入される隔壁部と、スロットのロータと対向する開口部を塞ぐ閉塞部とを備えている。
特開2004−112861号公報
しかしながら、従来の回転電機用ステータでは、ウエッジ部材を1つずつスロットの内部に挿入する際に、ウエッジ部材が折れ曲がってしまうおそれがあった。
本発明の目的は、ウエッジ部材が折り曲がることなく、ウエッジ部材をスロットの内部に簡単に挿入できる回転電機用ステータを提供することにある。
本発明の他の目的は、ウエッジ部材をスロットの内部の挿入する作業を容易にできる回転電機用ステータを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ウエッジ部材をスロット内にしっかりと保持できる回転電機用ステータを提供することにある。
本願発明が改良の対象とする回転電機用ステータは、ステータコアとスロットインシュレータと複数の巻線部と複数のウエッジ部材とを備えている。ステータコアは、環状のヨークと、ヨークの内周側に配置され且つヨークの周方向に間隔あけて配置された複数の磁極部とを備えている。そして、磁極部がヨークの内周部に外側端部が接続されている極柱と、ロータと対向する磁極面を備え且つ極柱の内側端部に設けられた磁極面構成部とを有している。スロットインシュレータは、複数の磁極部の極柱に巻回される巻線導体がステータコアと直接接触するのを防止するようにステータコアに嵌合されている。スロットインシュレータは、合成樹脂により形成されている。複数の巻線部は、スロットインシュレータを介して複数の磁極部の極柱に巻線導体が集中巻きされて構成されている。複数のウエッジ部材は、隔壁部と閉塞部とを備えている。隔壁部は、複数の磁極部の隣り合う2つの磁極部の間に形成されたスロットの内部に挿入されて隣り合う2つの巻線部を電気的に絶縁する。閉塞部は、隔壁部と一体に設けられてスロットのロータと対向する開口部を塞ぐ。本発明では、ウエッジ部材のスロット内に挿入されることがない非挿入端部に、隔壁部の端部と閉塞部の端部とに跨る連結部が形成されている。ウエッジ部材及び連結部は、合成樹脂材料により一体に形成されている。
本発明のように、ウエッジ部材に連結部材を一体に形成すれば、連結部材による補強により、ウエッジ部材の強度が高くなる。その結果、従来のように、ウエッジ部材をスロットの内部に挿入する際にウエッジ部材が折れ曲がってしまうのを防止することができる。また、連結部に押圧力を加えながらウエッジ部材をスロット内に挿入できるので、ウエッジ部材のスロット内への挿入作業を容易にできる。また、連結部により、巻線部と他の部材(例えば回路基板)との電気的な絶縁を図ることができる。
連続して並ぶ2以上のウエッジ部材の2以上の連結部を一体に形成して連続連結部を構成するようにしてもよい。このようにすれば、2以上のウエッジ部材が連続連結部により連結された状態になるため、ウエッジ部材を1つずつスロットの内部に挿入する必要がなく、2以上のウエッジ部材を2以上のスロット内に同時に挿入することができる。その結果、ウエッジ部材のスロット内への挿入作業が容易になる。
連続連結部の周方向の両端部の形状は、隣接する他の連続連結部の一つの端部と重なって連続連結部の両端部の間に位置する中間部分の厚みと同じ厚みを有する重合部を構成するように定めることができる。このようにすれば、隣り合う2つの連続連結部の隣り合う2つの端部が重なって、最終的に複数の連続連結部により環状の壁部が形成される。この環状の壁部は、複数の巻線部の一方の端部上に位置して、ロータの軸線方向の一方に位置する複数の巻線部の端部を覆う。これにより、この環状の壁部の外側に回路基板等を配置しても、巻線部と回路基板との電気的な絶縁を確実に行える。
1つのウエッジ部材に1つの連結部が一体に設けられている場合には、1つの連結部の周方向の両端部の形状は、隣接する他の連結部の一つの端部と重なって連結部の両端部の間に位置する中間部分の厚みと同じ厚みを有する重合部を構成するように定めるのが好ましい。
前述の連続連結部または連結部の両端部の形状は、対称中心を中心にして180度回転させると一致する点対称形状を有するように構成することができる。このようにすれば、1つのステータコアに配置される複数の連続連結部または複数の連結部をいずれも同じ形状にすることができる。そのため、2以上のウエッジ部材の2以上の隔壁部と閉塞部とに1つの連続連結部が連結されたウエッジ構造体、または1つのウエッジ部材の隔壁部と閉塞部とに跨って連結部が連結されたウエッジ構造体を少なくとも1種類だけ用意すればよい。
全てのウエッジ部材の非挿入端部は、1つの環状の連続連結部に一体に連結することもできる。すなわち全てのウエッジ部材の隔壁部及び閉塞部が1つの環状の連続連結部に連結された一体構造のウエッジ構造体を構成してもよい。このようにすれば、1回の作業回数で全てのウエッジ部材を全てのスロット内に挿入することができる。この場合、環状の連続連結部は、ウエッジ部材の隔壁部の端部と閉塞部の端部とに跨るように形成するのが好ましい。このようにすれば、環状の連続連結部とウエッジ部材の一体成形が容易であり、しかも構造体の機械的強度が増す利点が得られる。
磁極面構成部とスロットインシュレータとの間には、対応する隣り合う2つのウエッジ部材の閉塞部の周方向に位置する縁部がそれぞれ挿入される一対の間隙を形成するのが好ましい。また、スロットインシュレータには、ウエッジ部材の隔壁部の自由端が挿入される溝部を形成するのが好ましい。このようにすれば、ウエッジ部材の閉塞部及び隔壁部がスロットインシュレータに支持され、ウエッジ部材をスロット内にしっかりと保持することができる。
本発明は、連続連結部または連結部を備えてなくても構わない。その場合、複数のウエッジ部材を合成樹脂材料により一体に形成し、磁極面構成部とスロットインシュレータとの間に、対応する隣り合う2つのウエッジ部材の閉塞部の周方向に位置する縁部がそれぞれ挿入される一対の間隙を形成する。この場合でも、ウエッジ部材をスロットの内部に挿入する際にウエッジ部材が折れ曲がってしまうのを防止することができ、ウエッジ部材をスロット内にしっかりと位置決めして保持することができる。
スロットインシュレータに、複数のウエッジ部材の隔壁部の自由端がそれぞれ挿入される複数の溝部を形成すれば、ウエッジ部材をスロット内に更にしっかりと位置決めして保持することができる。
本発明によれば、ウエッジ部材に連結部を一体に形成すれば、ウエッジ部材が連結部により補強されて、ウエッジ部材の剛性及び強度が高くなり、従来のように、ウエッジ部材をスロットの内部に挿入する際にウエッジ部材が折れ曲がってしまうのを防止することができる。また、連結部を用いることにより、ウエッジ部材のスロット内への挿入作業を容易にできる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態の回転電機用ステータを説明する。図1は、本例の回転電機用ステータの一部の平面図であり、図2は図1のII-II線断面図であり、図3は図1のIII-III線断面図であり、図4は図1の部分拡大図である。なお、図4においては、理解を容易にするため、後述するウエッジ構造体7の連続連結部29を除いて描いている。各図に示すように、本例の回転電機用ステータは、ステータコア1とスロットインシュレータ3と複数の巻線部5と複数のウエッジ構造体7とを有している。ステータコア1は、環状のヨーク9と、ヨーク9の内周側に配置され且つヨーク9の周方向に間隔あけて配置された複数の磁極部11とを備えている。以下の説明で「周方向」とは、ステータコア1に対して装着されたときのヨーク9の周方向と一致する。また「ヨークの中心線」とは、ステータコア1の内部に収納されるロータRの図示しない回転軸の軸線(CL)と一致する仮想線である。また「ヨークの径方向」とは、ヨークの中心線から放射状に延びる方向である。磁極部11は、図4に示すように、ヨーク9の内周部に外側端部13aが接続されている極柱13と、破線で示すロータRと対向する磁極面15aを備え且つ極柱13の内側端部13bに設けられた磁極面構成部15とを有している。ヨーク9の周方向における磁極面構成部15の両端部15bは、極柱13から周方向にそれぞれ突出している。そして、複数の磁極部11の隣り合う2つの磁極部11の間には、スロット17が形成されている。
スロットインシュレータ3は、合成樹脂からなり、巻線部5の巻線導体がステータコア1と直接接触するのを防止するようにステータコア1に嵌合されている。本例では、スロットインシュレータ3は、2つの分割体により構成されている。そして、2つの分割体をヨーク9の中心線CLが延びる方向の両側からステータコア1にそれぞれ嵌合して両者を組み合わせている。スロットインシュレータ3は、ヨーク9の一部を覆うヨーク被覆部19と、ヨーク被覆部19に接続されて複数の極柱13をそれぞれ覆う複数の極柱被覆部21と、複数の極柱被覆部21に接続されて複数の磁極面構成部15とそれぞれ対向する磁極面構成部対向部23とを一体に有している。ヨーク被覆部19のスロット17に対向する部分にはスロット17内に突出する突出部19aが形成されている。そして突出部19aの中央には、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の両端とスロット17内とに向かって開口する溝部19bが形成されている。磁極面構成部15の両端部15bと磁極面構成部対向部23との間には、一対の間隙25が形成されている。複数の巻線部5は、スロットインシュレータ3の複数の極柱被覆部21を介して複数の磁極部11の極柱13にそれぞれ巻線導体が集中巻きされて構成されている。
複数のウエッジ構造体7はナイロン、PBT等の合成樹脂により、射出成形で一体に形成されている。1つのウエッジ構造体7は、図5に示すように、2つのウエッジ部材27と、2つのウエッジ部材27を連結する連続連結部29とを有している。ウエッジ部材27は、隔壁部31と閉塞部33とを有している。隔壁部31は、矩形の平板状を呈しており、スロット17の内部に挿入されて隣り合う2つの巻線部5を電気的に絶縁する。図4に示すように、隔壁部31の自由端31aは、スロットインシュレータ3のヨーク被覆部19の溝部19bに挿入される。ウエッジ部材27の隔壁部31は、全てのスロット17の内部に配置されるので、本例のようにウエッジ構造体7が2つのウエッジ部材27を備えている場合は、ウエッジ構造体7の数はスロット数の半分となる。例えば、12スロットのステータであれば、ウエッジ構造体7の数は6個となる。
閉塞部33は、矩形の平板状を呈しており、スロット17のロータRと対向する開口部を塞いでいる。閉塞部33は、その中央部が隔壁部31の自由端31aと反対側の端部に接続されている。このため、ウエッジ部材27は、中心線CLが延びる方向と直交する方向に切断したときの横断面がT字形を呈している。また、閉塞部33の、周方向に位置する2つの縁部33aは、磁極面構成部15と磁極面構成部対向部23との間の一対の間隙25に挿入されている。このため、ウエッジ部材27は、スロット17内にしっかりと保持される。
連続連結部29は、図5に示すように、平板状の2つの連結部35が一体に形成されて構成されている。1つの連結部35は、隔壁部31の端部と閉塞部33の端部とに跨るように、ウエッジ部材27のスロット17内に挿入されることがない非挿入端部27aに形成されている(図2及び図3参照)。連結部35は、ヨーク9の径方向の両端に第1及び第2の端面35a,35bを有している。第1の端面35aは、ヨーク9の周方向に弧状に延びている。第2の端面35bは、閉塞部33のロータRと対向する表面と面一になるように延びている。連続連結部29は、ヨーク9の周方向に位置する一対の端部29c,29dにそれぞれ段差部29e及び29fを備えている。一対の端部29c,29dは、その他の部分よりも厚み寸法(中心線CLが延びる方向の厚み寸法)が小さい。一方の端部29cは、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の一方側(図5において上方向)に段差部29eが位置するように形成されている。また、他方の端部29dは、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の他方側(図5において下方向)に段差部29fが位置するように形成されている。この結果、図2に示すように、両端部29c,29dの形状は、対称中心CSを中心にして180度回転させると一致する点対称形状を有している。
図2に示すように、複数のウエッジ構造体7がステータコア1に取り付けられた状態で、連続連結部29の一方の端部29cは、隣接する他の連続連結部29の他方の端部29dと重なって重合部37を構成する。また、連続連結部29の他方の端部29dも、隣接する他の連続連結部29の一方の端部29cと重なって重合部37を構成する。このように形成された重合部37は、連続連結部29の両端部の間に位置する中間部分29gの厚み寸法と同じ厚み寸法L1を有している。また、このように複数のウエッジ構造体7の隣り合う二つの連続連結部29の二つの端部29c,29dが重なり合って、複数の連続連結部29により円環状の壁部が形成される。
本例のウエッジ構造体7は、以下のようにしてステータコア1内に配置した。まず、複数のウエッジ構造体7の隣り合う二つの連続連結部29の隣り合う2つの端部29c,29dが重なって1つの円環状の壁部が形成されるように、治具を用いて複数のウエッジ構造体7を組み合わせる。次に、ウエッジ部材27の隔壁部31の自由端31aが、スロットインシュレータ3のスロット17に対応して設けられた溝部19bに挿入することができ、同時にウエッジ部材27の閉塞部33の両縁部33aがそれぞれ一対の間隙25に挿入することができるように、複数のウエッジ構造体7をステータコア1と対向するように配置する。そして連続連結部29にステータコア1に向かう方向の押圧力を加えて、ウエッジ部材27をスロット17内に挿入する。ウエッジ構造体7の装着作業は、手動で行うこともでき、適宜の装着治具を用いることにより機械を用いて自動により行うこともできる。
本例の回転電機用ステータによれば、1つのウエッジ構造体7が、2つの連結部35が一体化されて構成された連続連結部29を備えている。したがって連続連結部29の存在により、ウエッジ部材27の強度が高くなる。その結果、従来のように、1つのウエッジ部材をスロットの内部に挿入する際にウエッジ部材が折れ曲がってしまうのを防止することができる。また、2つのウエッジ部材27が連続連結部29により連結された状態になるため、ウエッジ部材27を1つずつスロット17の内部に挿入する必要がなく、ウエッジ部材27のスロット17内への挿入作業が容易になる。また、連続連結部29の両端部29c,29dの形状は、対称中心CSを中心にして180度回転させると一致する点対称形状を有しているので、1つのステータコア1に配置される複数の連続連結部29をいずれも同じ形状にすることができる。そのため、ウエッジ構造体は、1種類だけ用意すればよい。
図6は、本発明の他の実施の形態の回転電機用ステータに用いるウエッジ構造体107の斜視図である。図6において図1乃至図5に示した最初の実施の形態で用いるウエッジ構造体7と同様の部分は、図1乃至図5に付した符号の数に100の数を加えた数の符号を付して説明を省略する。このウエッジ構造体107は、1つのウエッジ部材127と1つの連結部135とを有している。前述のウエッジ構造体7と同様に、このウエッジ構造体107も合成樹脂材料を用いて射出成形により一体に形成されている。ウエッジ部材127は、図5に示すウエッジ部材27と同様に、隔壁部131と閉塞部133とを有している。
連結部135は、隔壁部131の端部と閉塞部133の端部とに跨がるように、ウエッジ部材127のスロット17内に挿入されることがない非挿入端部127aに形成されている。連結部135は、ヨークの径方向の両端に第1及び第2の端面135a,135bを有している。第1の端面135aは、ヨーク9の周方向に弧状に延びている。第2の端面135bは、閉塞部133のロータRと対向する面と面一になっている。連結部135は、ヨーク9の周方向に位置する一対の端部135c,135dにそれぞれ段差部135e及び135fを備えている。一対の端部135c,135dは、その他の部分よりも厚み寸法(中心線CLが延びる方向の厚み寸法)が小さい。一方の端部135cは、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の一方側(図6において上方向)に段差部135eが位置するように形成されている。また、他方の端部135dは、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の他方側(図6において下方向)に段差部135fが位置するように形成されている。この結果、両端部135c,135dの形状は、対称中心CSを中心にして180度回転させると一致する点対称形状を有している。複数のウエッジ構造体107がステータコア1に取り付けられた状態で、連結部135の一方の端部135cは、隣接する他のウエッジ構造体107の連結部135の他方の端部135dと重なって重合部を構成する。また、連結部135の他方の端部135dも、隣接する他の連結部135の一方の端部135cと重なって重合部を構成する。このように複数のウエッジ構造体107の隣り合う2つの連結部135の隣り合う2つの端部135c,135dが重なり合って、複数の連結部135によって円環状の壁部が形成される。本例のウエッジ構造体107のウエッジ部材127も、前述のウエッジ構造体7と同様に、手動または機械でスロット17内に挿入される。
本例のウエッジ構造体107を用いた場合でも、ウエッジ部材127をスロット17の内部に挿入する際にウエッジ部材127が折れ曲がってしまうのを防止することができ、ウエッジ部材127をスロット17内にしっかりと保持することができる。
図7は、本発明の更に他の実施の形態の回転電機用ステータに用いるウエッジ構造体207の斜視図である。図7において図1乃至図5に示した最初の実施の形態で用いるウエッジ構造体7と同様の部分は、図1乃至図5に付した符号の数に200の数を加えた数の符号を付して説明を省略する。本例のウエッジ構造体207も図5に示すウエッジ構造体7と同様に合成樹脂により一体に形成されている。ウエッジ構造体207は、12箇所のスロット17内に挿入される12個のウエッジ部材227と、12個の全てのウエッジ部材227を連結する1つの連続連結部229とを有している。ウエッジ部材227は、隔壁部231と閉塞部233とを有しており、図5に示すウエッジ部材27と同じ構造を有している。連続連結部229は、円環状の平板形状を有しており、全てのスロット17内に挿入される12個全てのウエッジ部材227の非挿入端部227aに連結されている。本例の回転電機用ステータによれば、12個のウエッジ部材227を1回の挿入作業で12箇所のスロット17に挿入することができる。
上記の図5〜図7に示す各例の回転電機用ステータに用いるウエッジ構造体では、すべてウエッジ部材に連結部が設けられている。しかし他のウエッジ構造体と組み合わされて使用されるウエッジ部材としては、連結部により連結されていないものを用いることができる。その場合は、図8に示すような、隔壁部331と閉塞部333とを有するウエッジ部材327を各スロット17内に挿入する。図8において図1乃至図5に示した最初の実施の形態で用いるウエッジ構造体7と同様の部分は、図1乃至図5に付した符号の数に300の数を加えた数の符号を付して説明を省略する。
本例のウエッジ部材327を用いた場合でも、隔壁部331の自由端331aは、スロットインシュレータ3のヨーク被覆部19の溝部19bに挿入される。また、閉塞部333の2つの縁部333aは、磁極面構成部15と磁極面構成部対向部23との間の一対の間隙25に挿入される。このため、ウエッジ部材327は、スロット17内にしっかりと保持される(図4参照)。
上記の図5〜図8に示す各例の回転電機用ステータに用いるウエッジ構造体またはウエッジ部材では、一種類のウエッジ構造体またはウエッジ部材をステータコアに取り付けている。しかし複数種類のウエッジ構造体を組み合わせてステータコアに取り付けることもできる。図9及び図10は、1つのステータコアに取り付ける2種類のウエッジ構造体のそれぞれの斜視図を示している。図9において図1乃至図5に示した最初の実施の形態で用いるウエッジ構造体7と同様の部分は、図1乃至図5に付した符号の数に400の数を加えた数の符号を付して説明を省略する。図10において図1乃至図5に示した最初の実施の形態で用いるウエッジ構造体7と同様の部分は、図1乃至図5に付した符号の数に500の数を加えた数の符号を付して説明を省略する。図9に示すウエッジ構造体407は、図5に示すウエッジ部材27と同様に、2つのウエッジ部材427と、2つのウエッジ部材427を連結する連続連結部429とを有している。ウエッジ部材427は、隔壁部431と閉塞部433とを有している。そして、連続連結部429の周方向に位置する一対の端部429c,429dは、それぞれ段差部429e及び429fを備えている。一対の端部429c,429dは、その他の部分よりも厚み寸法(中心線CLが延びる方向の厚み寸法)が小さい。一方の端部429cは、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の一方側(図9において上方向)に段差部429eが位置するように形成されている。また、他方の端部429dも、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の一方側(図9において上方向)に段差部429fが位置するように形成されている。
図10に示すウエッジ構造体507も、図5に示すウエッジ部材27と同様に、2つのウエッジ部材527と、2つのウエッジ部材527を連結する連続連結部529とを有している。ウエッジ部材527は、隔壁部531と閉塞部533とを有している。そして、連続連結部529は、周方向に位置する一対の端部529c,529dにそれぞれ段差部529e及び529fを備えている。一対の端部529c,529dは、その他の部分よりも厚み寸法(中心線CLが延びる方向の厚み寸法)が小さい。一方の端部529cは、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の他方側(図10において下方向)に段差部529eが位置するように形成されている。また、他方の端部529dも、ヨーク9の中心線CLが延びる方向の他方側(図10において下方向)に段差部529fが位置するように形成されている。
本例の回転電機用ステータでは、図9に示すウエッジ構造体407と図10に示すウエッジ構造体507とが交互に並んで配置されることになる。そのため、複数のウエッジ構造体407,507がステータコア1に取り付けられた状態で、ウエッジ構造体407の連続連結部429の一方の端部429cは、隣接するウエッジ構造体507の連続連結部529の他方の端部529dと重なって重合部を構成することになる。また、連続連結部429の他方の端部429dは、隣接するウエッジ構造体507の連続連結部529の一方の端部529cと重なって重合部を構成することになる。このように形成された重合部は、連続連結部429または529の両端部の間に位置する中間部分の厚みと同じ厚み寸法を有している。
本例のウエッジ構造体407,507は、以下のようにしてステータコア1内に配置することができる。まず、複数のウエッジ構造体407を1つおきに(2つのスロット17をあけて)スロット17内に挿入する。例えば、12スロットのステータコアであれば、隣接する2つのウエッジ構造体407の間に2つのスロット17があくように、3個のウエッジ構造体407をスロット17内に挿入する。
次に、隣接する2つのウエッジ構造体407の間のスロット17内にウエッジ構造体507を挿入する。例えば、12スロットのステータコアであれば、隣接する2つのウエッジ構造体407の間の2つのスロット17に2つのウエッジ部材527がそれぞれ挿入されるように、3個のウエッジ構造体507をスロット17内に挿入する。これにより、ウエッジ構造体407の連続連結部429の両端部429c,429d上に隣接するウエッジ構造体507の連続連結部529の他方の端部529dと、隣接するウエッジ構造体507の一方の端部529cがそれぞれ重ね合わされて、ウエッジ構造体407,507は、ステータコア1内に配置されることになる。
本例の回転電機用ステータによれば、図5及び図6に示すウエッジ構造体7,107を用いる場合のように、ウエッジ部材をスロット内に挿入する前に、複数の連結部または複数の連続連結部の端部を重ねる必要がなく、ウエッジ部材427,527をスロット17内に挿入することができる。
なお、上記例では、1つの連続連結部で連結できる連結部の数を2つとしたが、このような連結部の数は、任意に設定することができる。
また、ウエッジ構造体は、上記例以外の種々の態様で組み合わせて用いることができる。例えば、図5に示すウエッジ構造体7と図6に示すウエッジ構造体107とを組み合わせて1つの回転電機用ステータに用いても構わない。
本発明の一実施の形態の回転電機用ステータの一部の平面図である。 図1のII-II線断面図である。 図1のIII-III線断面図である。 ウエッジ構造体の連続連結部を除いて描いた図1の部分拡大図である。 図1に示す回転電機用ステータに用いるウエッジ構造体の斜視図である。 本発明の他の実施の形態の回転電機用ステータに用いるウエッジ部材の斜視図である。 本発明の更に他の実施の形態の回転電機用ステータに用いるウエッジ構造体の斜視図である。 本発明の更に他の実施の形態の回転電機用ステータに用いるウエッジ部材の斜視図である。 本発明の別の実施の形態の回転電機用ステータに用いるウエッジ部材の斜視図である。 本発明の別の実施の形態の回転電機用ステータに用いるウエッジ部材の斜視図である。
符号の説明
1 ステータコア
3 スロットインシュレータ
5 巻線部
11 磁極部
17 スロット
19b 溝部
25 間隙
27 ウエッジ部材
27a 非挿入端部
29 連続連結部
31 隔壁部
33 閉塞部
31a 自由端
33a 縁部
35 連結部
37 重合部

Claims (8)

  1. 環状のヨークと、前記ヨークの内周側に配置され且つ前記ヨークの周方向に間隔あけて配置された複数の磁極部とを備え、前記磁極部が前記ヨークの内周部に外側端部が接続されている極柱と、ロータと対向する磁極面を備え且つ前記極柱の内側端部に設けられた磁極面構成部とを有するステータコアと、
    前記複数の磁極部の前記極柱に巻回される巻線導体が前記ステータコアと直接接触するのを防止するように前記ステータコアに嵌合された合成樹脂製のスロットインシュレータと、
    前記スロットインシュレータを介して前記複数の磁極部の前記極柱に前記巻線導体が集中巻きされて構成された複数の巻線部と、
    前記複数の磁極部の隣り合う2つの前記磁極部の間に形成されたスロットの内部に挿入されて隣り合う2つの前記巻線部を電気的に絶縁する隔壁部と、該隔壁部と一体に設けられて前記スロットの前記ロータと対向する開口部を塞ぐ閉塞部とを備えた複数のウエッジ部材とからなる回転電機用ステータであって、
    前記ウエッジ部材の前記スロット内に挿入されることがない非挿入端部には、前記隔壁部の端部と前記閉塞部の端部とに跨る連結部が形成されており、
    前記ウエッジ部材及び前記連結部が合成樹脂材料により一体に形成されており、
    連続して並ぶ2以上の前記ウエッジ部材の2以上の前記連結部が一体に形成されて、連続連結部が構成され、
    前記連続連結部の前記周方向の両端部の形状は、隣接する他の前記連続連結部の一つの端部と重なって前記連続連結部の前記両端部の間に位置する中間部分の厚みと同じ厚みを有する重合部を構成するように定められていることを特徴とする回転電機用ステータ。
  2. 環状のヨークと、前記ヨークの内周側に配置され且つ前記ヨークの周方向に間隔あけて配置された複数の磁極部とを備え、前記磁極部が前記ヨークの内周部に外側端部が接続されている極柱と、ロータと対向する磁極面を備え且つ前記極柱の内側端部に設けられた磁極面構成部とを有するステータコアと、
    前記複数の磁極部の前記極柱に巻回される巻線導体が前記ステータコアと直接接触するのを防止するように前記ステータコアに嵌合された合成樹脂製のスロットインシュレータと、
    前記スロットインシュレータを介して前記複数の磁極部の前記極柱に前記巻線導体が集中巻きされて構成された複数の巻線部と、
    前記複数の磁極部の隣り合う2つの前記磁極部の間に形成されたスロットの内部に挿入されて隣り合う2つの前記巻線部を電気的に絶縁する隔壁部と、該隔壁部と一体に設けられて前記スロットの前記ロータと対向する開口部を塞ぐ閉塞部とを備えた複数のウエッジ部材とからなる回転電機用ステータであって、
    前記ウエッジ部材の前記スロット内に挿入されることがない非挿入端部には、前記隔壁部の端部と前記閉塞部の端部とに跨る連結部が形成されており、
    前記ウエッジ部材及び前記連結部が合成樹脂材料により一体に形成されており
    1つのウエッジ部材に1つの連結部が一体に設けられ、前記1つの連結部の前記周方向の両端部の形状は、隣接する他の前記連結部の一つの端部と重なって前記連結部の前記両端部の間に位置する中間部分の厚みと同じ厚みを有する重合部を構成するように定められていることを特徴とする回転電機用ステータ。
  3. 前記両端部の形状は、対称中心を中心にして180度回転させると一致する点対称形状を有している請求項またはに記載の回転電機用ステータ。
  4. 前記磁極面構成部と前記スロットインシュレータとの間には、対応する隣り合う2つの前記ウエッジ部材の前記閉塞部の前記周方向に位置する縁部がそれぞれ挿入される一対の間隙が形成されている請求項1またはに記載の回転電機用ステータ。
  5. 前記スロットインシュレータには、前記ヨークの中心線が延びる方向の両端と前記スロット内とに向かって開口し、前記ウエッジ部材の前記隔壁部の自由端が挿入される溝部が形成されている請求項1または2に記載の回転電機用ステータ。
  6. 環状のヨークと、前記ヨークの内周側に配置され且つ前記ヨークの周方向に間隔あけて配置された複数の磁極部とを備え、前記磁極部が前記ヨークの内周部に外側端部が接続されている極柱と、ロータと対向する磁極面を備え且つ前記極柱の内側端部に設けられた磁極面構成部とを有するステータコアと、
    前記複数の磁極部の前記極柱に巻回される巻線導体が前記ステータコアと直接接触するのを防止するように前記ステータコアに嵌合された合成樹脂製のスロットインシュレータと、
    前記スロットインシュレータを介して前記複数の磁極部の前記極柱に前記巻線導体が集中巻きされて構成された複数の巻線部と、
    前記複数の磁極部の隣り合う2つの前記磁極部の間に形成されたスロットの内部に挿入されて隣り合う2つの前記巻線部を電気的に絶縁する隔壁部と、該隔壁部と一体に設けられて前記スロットの前記ロータと対向する開口部を塞ぐ閉塞部とを備えた複数のウエッジ部材とからなる回転電機用ステータであって、
    全ての前記ウエッジ部材の前記スロット内に挿入されることがない非挿入端部は、1つの環状の連続連結部に一体に連結されており、
    前記スロットインシュレータには、前記ヨークの中心線が延びる方向の両端と前記スロット内とに向かって開口し、前記ウエッジ部材の前記隔壁部の自由端が挿入される溝部が形成されている回転電機用ステータ。
  7. 前記環状の連続連結部は、前記ウエッジ部材の前記隔壁部の端部と前記閉塞部の端部とに跨るように形成されていることを特徴とする請求項6に記載の回転電機用ステータ。
  8. 前記磁極面構成部と前記スロットインシュレータとの間には、対応する隣り合う2つの前記ウエッジ部材の前記閉塞部の前記周方向に位置する縁部がそれぞれ挿入される一対の間隙が形成されている請求項6に記載の回転電機用ステータ。
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