JP5280926B2 - 電動工具の配線収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、グラインダ等の電動工具において、ハウジング内で接続した配線を収納する構造に関する。
AC工具の場合、ハウジング内では、外部電源に接続されてハウジング内に引き込まれる電源供給用のリード線(キャブタイヤリード線)と、モータの巻線に接続されるリード線とを接続してハウジング内に収納している。この配線収納構造としては、特許文献1に示すような端子台を利用して両リード線を接続し、端子台をハウジング内でリブ等によって保持させる構造や、特許文献2に示すような閉端接続子を利用して両リード線を接続し、閉端接続子をハウジング内に保持させる構造(特許文献3参照)がよく知られている。
特開2005−349508号公報 特開平11−224700号公報 特開平11−77608号公報(図3)
ところで、仕向地の規格によっては、キャブタイヤリード線を接続する場合、リード線の交換等が容易に行えるように、端子台の使用が義務づけられることがある。一方、このような規格の要求がない仕向地では、コストが安い閉端接続子を使用するのが好ましい。しかし、端子台と閉端接続子とではハウジングへの収納構造が異なることから、従来は、ハウジング内に端子台用と閉端接続子用との二箇所の収納部を夫々形成して使い分けるか、端子台用の収納部のみを形成したハウジングを用意して、仕向地の規格に拘わらず端子台を統一的に使用するかしている。収納部を二箇所も設けるとハウジングが大型化する上、端子台と閉端接続子とで配線パターンが異なって組立作業が面倒になるし、端子台を統一使用すると、閉端接続子よりも単価が高いため、やはりコストアップに繋がってしまう。
そこで、本発明は、全ての仕向地に対応でき、低コストとなって組立作業への影響も少なくて済む配線収納構造を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電動工具のハウジング内に形成した溝に、複数のリード線を接続した端子台を差し込み収納可能とした配線収納構造であって、当該溝の一部に、複数のリード線を接続した閉端接続子の基端部が嵌合可能な幅広部を形成する一方、ハウジングにおける溝の外側に、基端部を幅広部に嵌合させた状態で閉端接続子の先端部に係合して溝からの抜けを規制する突起を設けて、端子台に代えて溝に閉端接続子を収納可能としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、溝の相対向する内面に、端子台の側面に設けた凹溝に嵌合する位置決め突起を設けて、幅広部を位置決め突起を境にして形成したことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、溝に端子台と閉端接続子とが夫々収納可能となるため、仕向地の規格に合わせて端子台と閉端接続子とを使い分けできる。よって、全ての仕向地に対してハウジングが共用でき、コストダウンが達成可能となる。
また、端子台と閉端接続子とが同じ位置に収納できる上、同じリード線を同じ長さで使用できるため、省スペースとなってコンパクト化が維持できると共に、配線が共通化されて組立作業も支障なく行える。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、端子台用の位置決め突起を利用して閉端接続子の移動規制が行える合理的な構成となる。よって、閉端接続子の収納用としては幅広部と突起とを設ければ足り、形状変更に伴うコストアップは小さくて済む。
端子台を用いたモータハウジングの斜視図である。 端子台を用いたモータハウジングの斜視図である。 端子台を用いたモータハウジングの説明図で、(A)が正面、(B)が側面を夫々示す。 閉端接続子を用いたモータハウジングの斜視図である。 閉端接続子を用いたモータハウジングの斜視図である。 閉端接続子を用いたモータハウジングの説明図で、(A)が正面、(B)が側面を夫々示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,2は、電動工具の一例であるグラインダのモータハウジング1を示している。モータハウジング1は、合成樹脂の成形品で、図示しないモータを収容する筒状の前半部(グラインダでは図1の下側が前方となる。)2と、その前半部2の後方に連設され、ブラシホルダ4を保持すると共に、キャブタイヤコード5及びスイッチ6が固定される後半部3とを備えている。この後半部3には、図示しないカバーが被着されて後半部3全体が覆われるようになっている。なお、モータハウジング1の前方には、回転機構を内設してスピンドルを直交状に突出させる図示しないギヤハウジングが連結されて、スピンドルの先端に円盤状の砥石が装着可能となっている。
後半部3には、キャブタイヤコード5内の一方のリード線7と、モータの巻線に接続されるリード線8とを接続した端子台20を差し込み収納可能な溝9が形成されている。この溝9は、図3にも示すように、端子台20の幅に合わせた間隔でモータハウジング1の軸線と直交方向に形成された前後一対の壁10,11と、両壁10,11の内側(モータハウジング1の軸心側)の端縁同士を接続する底板12とによって形成され、壁10,11の高さ方向に加えて左右の幅方向も開放されている。また、両壁10,11の対向面において、幅方向の中央には、高さ方向に位置決め突起13,13が夫々突設されている。また、後側の壁11において、位置決め突起13より左側部分は、壁10から離間する方向へ後退する薄肉となって、壁10との間に、後述する閉端接続子30(図4)の基端部32が嵌合可能な幅広部14を形成している。
そして、後半部3において、前側の壁10の左側には突起15が突設されている。この突起15は、溝9の左側の開放部分の外側を横切る格好で後方へ向けて突出する先細り状で、突起15と底板12との間隔は、閉端接続子30の先端部31の外径よりもやや大きい寸法となり、突起15の先端と壁11との間隔は、先端部31の外径よりも小さく、リード線7よりも大きい寸法となっている。
なお、端子台20は、左右の側面に形成された差込口21,21から夫々リード線7,8を差し込み、上面に突設した一対の筒部22,22内に設けた図示しないネジをねじ込むことで、リード線7,8が内部に設けた導電板を介して電気的接続される周知の構成で、前後方向の側面には、溝9に設けた位置決め突起13,13に対応して嵌合する凹溝23,23が形成されている。
以上の如く構成されたグラインダにおいては、リード線7,8を端子台20を用いて接続する場合、図1に示すように、両リード線7,8を左右の差込口21から夫々差し込んで接続した端子台20を、溝9の外側から、凹溝23,23に位置決め突起13,13の位置を合わせて差し込む。すると、図2,3に示すように、端子台20は位置決め突起13,13にガイドされて溝9の底板12に当接する位置まで進入し、溝9内に収まる。このとき、幅広部14において壁11と端子台20とは非接触となるが、端子台20は、右側部分が両壁10,11に当接して前後方向の移動が規制されると共に、位置決め突起13,13によって左右方向の移動も規制されるため、溝9内でがたつきなく保持される。なお、突起15は溝9の外側に位置するため、端子台20の差し込みには干渉しないし、壁11との間にリード線7が通る隙間を確保しているので、リード線7とも干渉しない。
一方、リード線7,8を閉端接続子30を用いて接続した場合も溝9が利用できる。まず、閉端接続子30は、図4に示すように、先端部31が閉塞されて基端部32が先端部31よりも大径となる二段径のキャップ状で、基端部32から夫々リード線7,8を差し込んで先端部31を圧潰することで、先端部31内に設けた図示しないかしめリングによってリード線7,8をかしめて電気的接続する周知の構成となっている。
よって、この閉端接続子30を用いる場合は、両リード線7,8を接続した閉端接続子20を、溝9の左側部分において、先端部31を底板12と突起15との間に差し込んで溝9に沿って横向きにして、基端部32を幅広部14に押し込む。すると、閉端接続子30は、図5,6にも示すように、先端部31が底板12と突起15との間で保持されると共に、基端部32が幅広部14内において両壁10,11の間に収まる。このとき、先端部31は突起15によって溝9から外側への移動が規制され、基端部32は突起15と位置決め突起13,13とによって左右方向の移動が規制されるため、閉端接続子30は溝9内でがたつきなく保持される。両リード線7,8は、溝9の右側の開放部分から外側へ引き出されることになる。
このように、上記形態の配線収納構造によれば、端子台20が差し込み収納可能な溝9の一部に、複数のリード線7,8を接続した閉端接続子30の基端部32が嵌合可能な幅広部14を形成する一方、後半部3における溝9の外側に、基端部32を幅広部14に嵌合させた状態で閉端接続子30の先端部31に係合して溝9からの抜けを規制する突起15を設けて、端子台20に代えて溝9に閉端接続子30を収納可能としたことで、溝9に端子台20と閉端接続子30とが夫々収納可能となる。よって、仕向地の規格に合わせて端子台20と閉端接続子30とを使い分けでき、全ての仕向地に対してモータハウジング1が共用でき、コストダウンが達成可能となる。
また、端子台20と閉端接続子30とが同じ位置に収納できる上、同じリード線7,8を同じ長さで使用できるため、省スペースとなってコンパクト化が維持できると共に、配線が共通化されて組立作業も支障なく行える。
特にここでは、溝9の相対向する内面に、端子台20の側面に設けた凹溝23に嵌合する位置決め突起13を設けて、幅広部14を位置決め突起13を境にして形成しているので、位置決め突起13を利用して閉端接続子30の移動規制が行える合理的な構成となる。よって、閉端接続子30の収納用としては幅広部14と突起15とを設ければ足り、形状変更に伴うコストアップは小さくて済む。
なお、上記形態では、幅広部を後方の壁を薄肉にして形成しているが、前方の壁を薄肉にしてもよいし、両方の壁を薄肉にして形成してもよい。また、溝の半分を薄肉にするものに限らず、閉端接続子の大径部と干渉する部分のみを凹状の薄肉として幅広部を部分的に形成することもできる。
さらに、突起も上記形態に限らず、後方の壁側から突設したり、両方の壁側から対向状に一対突設したり等、位置や形状は適宜変更可能である。
一方、端子台や閉端接続子も、溝に収まる形態であれば形状や大きさは上記形態に限らないし、接続するリード線の数も、電動工具の回路の構成によっては3本以上であっても本発明は適用できる。
また、上記形態ではキャブタイヤコードのリード線とモータ側のリード線との接続に対して端子台と閉端接続子とを用いた例となっているが、他の配線に対して端子台と閉端接続子とを用いても差し支えないし、グラインダ以外の他の電動工具であっても本発明は適用可能である。従って、半割ハウジングの一方の内面に溝が形成されるような場合でも、本発明の採用によって端子台と閉端接続子との使い分けは可能となる。
1・・モータハウジング、2・・前半部、3・・後半部、5・・キャブタイヤコード、7,8・・リード線、9・・溝、10,11・・壁、12・・底板、13・・位置決め突起、14・・幅広部、15・・突起、20・・端子台、21・・差込口、23・・凹溝、30・・閉端接続子、31・・先端部、32・・基端部。

Claims (2)

  1. 電動工具のハウジング内に形成した溝に、複数のリード線を接続した端子台を差し込み収納可能とした配線収納構造であって、
    前記溝の一部に、複数のリード線を接続した閉端接続子の基端部が嵌合可能な幅広部を形成する一方、前記ハウジングにおける前記溝の外側に、前記基端部を前記幅広部に嵌合させた状態で前記閉端接続子の先端部に係合して前記溝からの抜けを規制する突起を設けて、前記端子台に代えて前記溝に前記閉端接続子を収納可能としたことを特徴とする電動工具の配線収納構造。
  2. 前記溝の相対向する内面に、前記端子台の側面に設けた凹溝に嵌合する位置決め突起を設けて、前記幅広部を前記位置決め突起を境にして形成したことを特徴とする請求項1に記載の電動工具の配線収納構造。
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