JP2023055115A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】コントローラとスイッチとの電気的接続部分に高い密閉性を付与して短絡を効果的に防止する。【解決手段】グラインダ1は、リヤカバー4内に、モータ6と、回路基板86と回路基板86と電気的に接続されるコントローラ側端子97とを備えたコントローラ9と、コントローラ側端子97と電気的に接続されるスイッチ側端子67を備えたスイッチ8と、が収容される。また、コントローラ9の上面9aにコントローラ側端子97が配置され、スイッチ8の下面8aにスイッチ側端子67が配置されて、コントローラ側端子97とスイッチ側端子67とが直接接触して電気的に接続される。そして、コントローラ9の上面9aとスイッチ8の下面8aとの間に、コントローラ側端子97とスイッチ側端子67とが直接接触した状態で両端子97,67の周囲をシールする弾性シート100が介在されている。【選択図】図11

Description

本開示は、グラインダ等の電動工具に関する。
グラインダ等の電動工具では、特許文献1に開示されるように、ハウジング内に、コントローラと、モータをON/OFFさせるスイッチとが収容され、コントローラとスイッチとが電気的に接続される。特許文献1には、ハウジングに、スイッチを備えたスイッチブロックを組み付け、コントローラにオス端子を、スイッチブロックにメス端子を収容してオス端子の進入口を備えた接続部を形成して、スイッチブロックとコントローラとの組み付けと共にオス端子がメス端子に差し込み接続されるグラインダの発明が開示されている。特にここでは、オス端子側に、オス端子の差し込み接続状態で接続部における進入口の形成面を覆う閉塞部を設けて接続部分に防塵性を付与している。
特許第5468459号公報
上記従来の電動工具においては、閉塞部が樹脂製であるため、オス端子の進入口の形成面を覆った状態でも高い密閉性を確保するのは難しく、鉄粉等の侵入を許して短絡を生じさせるおそれがあった。
そこで、本開示は、コントローラとスイッチとの電気的接続部分に高い密閉性を付与して短絡を効果的に防止することができる電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示は、ハウジング内に、
モータと、
回路基板と、前記回路基板と電気的に接続されるコントローラ側端子とを備えたコントローラと、
前記コントローラ側端子と電気的に接続されるスイッチ側端子を備えたスイッチと、が収容され、
前記コントローラにおける前記スイッチ側の第1の対向面に前記コントローラ側端子が配置され、前記スイッチにおける前記コントローラ側の第2の対向面に前記スイッチ側端子が配置されて、前記コントローラ側端子と前記スイッチ側端子とが直接接触して電気的に接続される電動工具であって、
前記第1の対向面と前記第2の対向面との間に、前記コントローラ側端子と前記スイッチ側端子とが直接接触した状態で両端子の周囲をシールするシール体が介在されていることを特徴とする。
本開示によれば、単純な組み付け操作で、コントローラの第1の対向面とスイッチの第2の対向面との間のシール性が確保できる。よって、コントローラとスイッチとの電気的接続部分に高い密閉性を付与して短絡を効果的に防止することができる。
グラインダの側面図である。 グラインダの中央縦断面図である。 図2のリヤカバー部分の拡大図である。 リヤカバーを省略したグラインダ後部の斜視図である。 リヤカバーを省略したグラインダ後部の平面図である。 リヤカバーを省略したグラインダ後部の側面図である。 内ハウジングとコントローラ及びスイッチとの上方からの分解斜視図である。 内ハウジングとコントローラ及びスイッチとの下方からの分解斜視図である。 スイッチの説明図で、図9Aは正面、図9Bは平面、図9Cは底面、図9Dは側面、図9EはB-B線断面をそれぞれ示す。 図3のA-A線断面図である。 図10のC-C線断面図である(但し、前側のモータハウジング等は省略)。 図10のD-D線断面図である。
本開示の一実施形態において、シール体は、第1の対向面と第2の対向面との何れか一方の対向面に設けられ、他方の対向面には、コントローラ側端子とスイッチ側端子とが直接接触した状態でシール体に当接して両端子の周囲をシールする樹脂製の筒部が設けられていてもよい。
この構成によれば、シール体に筒部が面接触して高いシール性が得られる。
本開示の一実施形態において、一方の対向面には、コントローラ側端子又はスイッチ側端子の周囲を覆って筒部側へ突出する樹脂製の第2の筒部が設けられており、コントローラ側端子とスイッチ側端子とが直接接触した状態では、筒部と第2の筒部との何れか一方の筒部が他方の筒部に挿入されていてもよい。
この構成によれば、端子同士の接触部分までのラビリンスの距離を長くすることができ、シール性が高められる。
本開示の一実施形態において、筒部及び第2の筒部は、コントローラ又はスイッチと一体に設けられていてもよい。
この構成によれば、筒部及び第2の筒部の位置が安定し、筒部と第2の筒部との互いの挿入がしやすくなる。
本開示の一実施形態において、筒部及び第2の筒部は、コントローラ側端子又はスイッチ側端子の周囲全体を覆っていてもよい。
この構成によれば、コントローラ側端子及びスイッチ側端子が確実に保護される。
本開示の一実施形態において、ハウジングは、スイッチとコントローラとの間に介在される内ハウジングを有し、内ハウジングの一方の面に、スイッチを保持するスイッチ保持部が設けられ、他方の面に、コントローラを保持するコントローラ保持部が設けられていてもよい。そして、筒部と第2の筒部との何れか一方の筒部は、内ハウジングに設けられた貫通孔を介して他方の筒部に挿入されていてもよい。
この構成によれば、コントローラとスイッチとの電気的接続部分のシール性が高まると共に、貫通孔により筒部の位置決めも行える。
本開示の一実施形態において、スイッチを内ハウジングに位置決めするスイッチ位置決め手段が設けられていてもよい。
この構成によれば、スイッチをがたつきなく安定して位置決め可能となる。
本開示の一実施形態において、コントローラを内ハウジングに位置決めするコントローラ位置決め手段が設けられていてもよい。
この構成によれば、コントローラをがたつきなく安定して位置決め可能となる。
本開示の一実施形態において、スイッチは、筐体と、モータに接続される出力端子とを有し、筐体には、出力端子の一部を非接触で覆う端子保護部が設けられていてもよい。
この構成によれば、出力端子間の短絡防止効果が得られる。
本開示の一実施形態において、コントローラは、回路基板への電源が入力される一対の電源入力端子を有し、各電源入力端子における少なくとも互いの対向面には、電源入力端子を保護する保護部がそれぞれ設けられていてもよい。
この構成によれば、電源入力端子間の短絡防止効果が得られる。
本開示の一実施形態において、シール体は、シート状弾性体であってもよい。
この構成によれば、シール面を広く確保でき、シール性が高まる。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具の一例であるグラインダの側面図、図2は中央縦断面図、図3は図2の後部拡大図である。
グラインダ1は、ハウジングとして、前方から、ギヤハウジング2と、モータハウジング3と、リヤカバー4とを有している。ギヤハウジング2は金属製で、モータハウジング3及びリヤカバー4は樹脂製である。ギヤハウジング2は、スピンドル5を下向きに突出させている。モータハウジング3は、前後方向に延びる筒状で、モータ6を収容している。モータハウジング3の左側面には、スイッチノブ7が前後へスライド可能に設けられている。リヤカバー4は、モータハウジング3と同じ筒状で、スイッチ8及びコントローラ9を収容している。リヤカバー4の後部には、電源コード10が接続されている。
モータ6は、固定子11と、回転子12と、整流子13とを有する整流子モータである。回転子12に設けた出力軸14は、前方に延びて、先端をギヤハウジング2内に突出させている。出力軸14の先端には、ベベルギヤ15が設けられている。モータハウジング3の前部で出力軸14には、ファン16が設けられている。
ギヤハウジング2とモータハウジング3との間には、出力軸14が貫通する仕切板17が設けられている。仕切板17には、出力軸14を支持する軸受18が設けられている。
ギヤハウジング2内でスピンドル5の上部には、ベベルギヤ19が設けられている。ベベルギヤ19は、出力軸14のベベルギヤ15と噛合している。ギヤハウジング2の前面には、複数の排気口20,20・・が形成されている。
ギヤハウジング2の下部には、ベアリングボックス21が組み付けられている。スピンドル5は、ギヤハウジング2に保持される軸受22と、ベアリングボックス21に保持される2つの軸受23,23とに支持される。ベアリングボックス21から突出するスピンドル5の下端には、円盤状砥石等の先端工具24が装着可能となっている。
モータハウジング3の後端には、内ハウジング25が一体に形成されている。内ハウジング25は、リヤカバー4内で後方へ延びる。内ハウジング25は、図4及び図5、図6にも示すように、前側の軸受保持部26と、その上下に位置する一対のブラシ保持部27,27と、載置板28とを備えている。
軸受保持部26は、前後方向を軸線とする円筒状で、軸受29を保持して出力軸14の後端を支持する。ブラシ保持部27,27は、上下をそれぞれ開口させた平面視四角枠状で、整流子13に当接するブラシ30,30を保持している。
載置板28は、軸受保持部26及びブラシ保持部27,27から後方へ延びている。載置板28は、前後左右方向で規定される平面と平行に形成されている。載置板28は、上側に、スイッチ8を保持するスイッチ保持部31を備え、下側に、コントローラ9を保持するコントローラ保持部32を備えている。スイッチ保持部31の後方で載置板28の上面には、電源コード10をクランプするコード受け部33が設けられている。
スイッチ保持部31は、上保持壁35と、上組み付け座36と、上ネジボス37とを備えている。
上保持壁35は、図7にも示すように、載置板28の上面に立設されて上面を開口する平面視四角形状の壁体である。上保持壁35は、上前壁38と、左右の上側壁39A,39Bと、上後壁40とを有する。但し、左側の上側壁39Aは、前側のみに形成され、後側には切欠き41が形成されて上保持壁35の左側を開放している。上前壁38の左右方向の中央には、上下方向に前リブ42が設けられている。前リブ42は、軸受保持部26の上面と上側のブラシ保持部27の後面とに跨がって立設されている。上前壁38と左右の上側壁39A,39Bとの連結部分の下部には、前後に貫通する通気口43,43が形成されている。
左右の上側壁39A,39Bの前側は、上前壁38及び上後壁40よりも高くなっている。上側壁39A,39Bの対向する内面には、一対の凹溝44,44が上下方向に形成されている。左側の上側壁39Aの外面には、前後方向に係止爪45が形成されている。上後壁40の後面には、左右一対の仕切リブ46,46が上下方向に形成されている。仕切リブ46,46の左右外側で載置板28には、一対の孔47,47が形成されている。
左右の上側壁39A,39Bの間で載置板28には、平面視が横長四角形状の貫通孔48が形成されている。
上組み付け座36は、左右の上側壁39A,39Bの間で貫通孔48の後側に、載置板28の後部上面よりも一段低い高さで左右方向に形成されている。上組み付け座36の左右方向の中央には、前後方向に延びる底リブ49が設けられている。
上ネジボス37は、上組み付け座36の後側且つ右寄りの位置で、載置板28上へ上向きに立設されている。
コントローラ保持部32は、図8にも示すように、下保持壁50と、下組み付け座51とを備えている。下保持壁50は、載置板28の前部で左右の側面から下向きに立設されて載置板28の前部下面を囲む壁体である。
下保持壁50は、下前壁52と、左右の下側壁53A,53Bとを有する。下前壁52は、下側のブラシ保持部27と一体に形成されている。左右の下側壁53A,53Bは、下前壁52と連続する前部が後部よりも下方へ長く形成されている。左右の下側壁53A,53Bにおいて、前部の外面には、一対の下ネジボス54,54が後向きに設けられている。
下組み付け座51は、下保持壁50で囲まれる領域を含む載置板28の下面全体に形成されている。下組み付け座51の前部で左右方向の中央には、下向きに突部55が形成されている。突部55は、貫通孔48よりも前方に位置している。突部55と孔47,47との間で載置板28の下面には、上方へ凹む凹部56が形成されている。貫通孔48は、凹部56内に位置している。
スイッチ8は、筐体60から突出するボタン61の押し操作でON動作するプッシュスイッチである。筐体60は、スイッチ保持部31の左右の上側壁39A,39Bの間に納まる四角形状を有している。ボタン61は、筐体60の後面で後向きに設けられている。筐体60の上部前面には、図9にも示すように、板状で左右一対の正負の出力端子62,62が前向きに設けられている。筐体60の上板には、出力端子62,62を先端部分を除いて上方から覆う左右一対の保護板部63,63が前向きに突設されている。左右の保護板部63,63の間には、筐体60の上面及び前面に跨がって左右一対の突条64,64が、左右に所定間隔をおいて形成されている。突条64,64の間で筐体60の前面には、上下方向に帯板状のシール材(ここではスポンジ)65が接着されている。シール材65は、上保持壁35の上前壁38に設けた前リブ42に対応している。筐体60の左右の側面には、上下方向に一対の横リブ66,66が設けられている。横リブ66,66は、上保持壁35の左右の上側壁39A,39Bに設けた凹溝44,44と対応している。
筐体60内の前部には、板状で左右一対の正負のスイッチ側端子67,67が下向きに設けられている。スイッチ8の下面8aにおいて、筐体60の前部には、スイッチ側端子67,67を含む領域の前後左右を囲む横長の角筒部68が下向きに形成されている。角筒部68の下面は平面となっている。角筒部68内で左右のスイッチ側端子67,67の間には、角筒部68内を左右に仕切る仕切板部69が下向きに設けられている。仕切板部69の下端は、角筒部68の下端と同一平面となっている。筐体60の前板において、角筒部68の前側を形成する下側部分は、別体の閉塞板70となっている。閉塞板70は、スイッチ側端子67,67を筐体60内に取り付けた後、振動溶着等で前板と一体化される。こうして閉塞板70を後付けすることで、スイッチ側端子67,67の組み付け時に筐体60の前面を開放することができ、スイッチ側端子67,67の取付がしやすくなる。
角筒部68の後側で筐体60の後部下面は、角筒部68の下端よりも一段高く形成されて、左右方向の中央には、前後方向に下溝71が設けられている。下溝71は、上組み付け座36に設けた底リブ49に対応している。
スイッチ8の上側には、位置決め板75が設けられる。位置決め板75は、筐体60の左右幅よりもやや大きい長さを有する平面視四角形状で、下面には、筐体60の上面の突条64,64が嵌合する嵌合凹部76が前後方向に形成されている。嵌合凹部76内には、突条64,64の間に嵌合する嵌合リブ77が前後方向に形成されている。
位置決め板75の後端右端には、後向きにネジ止め片78が設けられている。ネジ止め片78には、透孔79が形成されている。透孔79は、上ネジボス37に対応して、ネジ80によってネジ止め可能となっている。
ネジ止め片78の左側で位置決め板75の後端には、下向きに後当接片81が形成されている。後当接片81の下端は、筐体60の後面に当接可能となっている。位置決め板75の左側縁には、下向きに横当接片82が形成されている。横当接片82は、上保持壁35の左側の上側壁39Aの外面に当接可能となっている。横当接片82には、上側壁39Aに設けた係止爪45が係止可能な係止孔83が形成されている。
コントローラ9は、図3にも示すように、ケース85と、回路基板86と、端子板87と、ヒートシンク88とを備えている。
ケース85は、コントローラ保持部32の左右の下側壁53A,53Bの間に収まる左右幅を有している。ケース85は、図7及び図8にも示すように、平面視が前後方向に延びる長方形状である。ケース85は、周壁89を下向きに立設した皿状となっている。周壁89の左右の外面には、位置決め片90,90が形成されている。各位置決め片90は、透孔91を有し、下側壁53A,53Bに設けた下ネジボス54,54に対応している。ケース85の上面で前部中央には、凹み部92が形成されている。凹み部92は、載置板28に設けた突部55に嵌合する。
回路基板86は、ケース85内に収まる左右幅を有している。回路基板86は、平面視が前後方向に延びる長方形状となっている。回路基板86の下面には、コンデンサやトライアック等の制御素子が搭載されている。回路基板86の後端下面には、モータ6の変速ダイヤル93が設けられている。
端子板87は、樹脂製で、回路基板86の上側に組み付けられる。端子板87の後部上面には、一対の電源入力端子94,94が搭載されている。電源入力端子94,94は、電源コード10の接続用である。電源入力端子94,94は、端子板87と一体形成されて上方に突出する保護筒部95,95に保持されて上向きに突出する。保護筒部95,95は、載置板28の後部に設けた孔47,47を貫通可能となっている。電源入力端子94,94は、回路基板86と電気的に接続されている。電源入力端子94,94の上端には、電源コード10のケーブルを接続するネジ96,96が螺合されている。
電源入力端子94,94の前方で端子板87には、コントローラ側端子97,97が配置されている。コントローラ側端子97,97は、スイッチ8の接続用である。コントローラ側端子97,97は、樹脂製の前筒部98,98にインサート成形されて上端がスイッチ8の接続側とされる。各コントローラ側端子97の上端は、前後一対の端子板を有するメス端子となっており、スイッチ8のスイッチ側端子67がコントローラ側端子97の端子板の間に差し込まれて互いに接触する。コントローラ側端子97,97の下端は、回路基板86と電気的に接続されている。前筒部98,98は、スイッチ8の角筒部68の左右に下方から差し込み嵌合可能な大きさとなっている。
ヒートシンク88は、変速ダイヤル93を除いて回路基板86を下方から覆う金属板である。ヒートシンク88は、トライアックとネジによって連結されて、熱接触状態となっている。
コントローラ9は、上面に端子板87が、下面にヒートシンク88がそれぞれ組み付けられた回路基板86をケース85に収容した状態で、ケース85内でヒートシンク88より上側に樹脂99が充填されてモールド成形されている。電源入力端子94,94及びコントローラ側端子97,97は、コントローラ9の上面9aから上方へ突出する。
コントローラ9の上面9aには、スポンジ製の弾性シート100が設けられている。弾性シート100は、電源入力端子94,94と凹み部92との間でケース85の上面を覆う平面視四角形状となっている。コントローラ側端子97,97の前筒部98,98は、弾性シート100に形成された左右横長の逃がし孔101を貫通して上方へ突出している。この逃がし孔101は、角筒部68の開口よりも一回り小さく形成されている。
なお、弾性シート100は、コントローラ側端子97,97の周囲を含んで後方へ長く形成されている。これは、スイッチ8が前後逆向きで取り付けられてスイッチ側端子67,67が後側へシフトし、コントローラ側端子97も後側に形成されるような場合でも弾性シート100を前後逆に配置して対応可能とするためである。また、弾性シート100の面積が広いことで載置板28との間のシール性も高まる。
次に、スイッチ8及びコントローラ9の組み付けについて説明する。
コントローラ9は、ヒートシンク88を下側、変速ダイヤル93を後側にして、ケース85の凹み部92を載置板28の突部55に下方から嵌合させる。また、電源入力端子94,94を載置板28の孔47,47に下方から貫通させ、コントローラ側端子97,97を貫通孔48に下方から貫通させる。なお、実際の作業では載置板28を上下逆にして、コントローラ9は上方から載置板28に組み付けられる。
そして、左右の位置決め片90,90を下ネジボス54,54の後側に当接させた状態で、載置板28の下組み付け座51にセットする。この位置で位置決め片90,90の透孔91,91を後方から貫通させたネジ102,102を下ネジボス54,54に螺合させる。すると、図3及び図6、図11に示すように、コントローラ9は、載置板28の下組み付け座51に固定される。電源入力端子94,94は、図10に示すように、載置板28の孔47,47を貫通して仕切リブ46,46の左右外側に突出する。コントローラ側端子97,97は、載置板28の貫通孔48を介して、載置板28の上側に突出する。
スイッチ8は、ボタン61を後側にして、筐体60を、上保持壁35の左右の凹溝44,44に横リブ66,66を嵌合させた状態で、左右の上側壁39A,39Bの間に上方から押し込まれる。すると、筐体60の後部下面が上組み付け座36に載置され、上組み付け座36の底リブ49が筐体60下面の下溝71に嵌合する。また、筐体60の前面の突条64,64の間に上前壁38の前リブ42が嵌合する。
すると、図10~図12に示すように、筐体60の角筒部68が載置板28の貫通孔48に嵌合して、角筒部68に、貫通孔48から突出するコントローラ9のコントローラ側端子97,97の前筒部98,98が下方から挿入される。よって、スイッチ側端子67,67は、コントローラ側端子97,97に差し込み接続される。
但し、スイッチ8とコントローラ9とは、組み付けの順序を逆にしてもよい。
この状態で、筐体60の上面に位置決め板75を、嵌合凹部76内に突条64,64を嵌合させ、突条64,64の間に嵌合リブ77を嵌合させた状態で被せて、横当接片82の係止孔83に左側の上側壁39Aの係止爪45を係止させる。そして、ネジ止め片78の透孔79に上方からネジ80を差し込み、上ネジボス37にねじ込む。すると、筐体60が位置決め板75によって上方から押圧され、上組み付け座36に固定される。
このとき、角筒部68の下端は、コントローラ9の上面9aの弾性シート100を押圧して弾性変形させる。よって、スイッチ側端子67,67とコントローラ側端子97,97との接続部分の周囲は、角筒部68と弾性シート100との密着によってシールされる。
同時に、筐体60の前面では、前リブ42がシール材65を押圧して弾性変形させる。よって、筐体60の前面と上前壁38との間は、左右の出力端子62,62の間で前リブ42とシール材65との密着によってシールされる。
出力端子62,62には、モータ6の固定子11から引き出されるリード線105,105のコネクタ106,106(図12)が接続される。各コネクタ106には、出力端子62との接続部分を覆う絶縁カバー106aが設けられている。出力端子62,62は、両者の間の前リブ42及びシール材65とによって区画され、且つ上方は保護板部63,63によって覆われるので、鉄粉等による短絡が生じにくくなる。
電源入力端子94,94には、コード受け部33に固定された電源コード10の一対のケーブルがネジ96,96によって電気的に接続される。電源入力端子94,94も、両者の間の仕切リブ46,46と保護筒部95,95とによって互いに区画されているので、鉄粉等による短絡が生じにくくなる。
スイッチノブ7は、モータハウジング3内の上保持壁35の左側で前後方向に延びるスライドバー107と連結されている。スライドバー107は、右側へ折曲する押圧部108を有している。押圧部108は、上保持壁35の切欠き41を介して上保持壁35内に突出し、スイッチ8のボタン61の後方に位置している。スイッチノブ7の前方へのスライド操作に伴い、スライドバー107が前進すると、押圧部108がボタン61を押圧する。スライドバー107及びスイッチノブ7は、内ハウジング25との間に設けたコイルバネ109により、押圧部108がボタン61を押圧しない後退位置に付勢されている。
リヤカバー4は、スイッチ8及びコントローラ9を組み付けた内ハウジング25に後方から被せられる。リヤカバー4の前端がモータハウジング3の後端に重なる位置で、後面から貫通させたネジ110を、載置板28の後面に設けたボス部111にねじ込む。すると、リヤカバー4は、内ハウジング25に固定される。リヤカバー4の後面及び左右の側面、下面には、複数の吸気口112,112・・が形成されている。
以上の如く構成されたグラインダ1において、スイッチノブ7を前方へスライドさせる。すると、スライドバー107が前進して押圧部108がスイッチ8のボタン61を押し込むため、スイッチ8がON動作する。よって、コントローラ9がモータ6を駆動させて出力軸14を回転させる。すると、ベベルギヤ15,19を介してスピンドル5が回転するため、先端工具24による研磨作業等が可能となる。
出力軸14の回転に伴ってファン16が回転すると、リヤカバー4の各吸気口112から外気が吸い込まれる。吸気口112から吸い込まれた空気の一部は、載置板28の上側を通り、上保持壁35とスイッチ8との間を通過した後、通気口43,43からモータ6に至る空気流となる。よって、スイッチ8及びモータ6が冷却される。下面の吸気口112から吸い込まれた空気は、ヒートシンク88を通過した後、モータ6に至る空気流となる。よって、空気流がヒートシンク88へ集中的に接触し、コントローラ9(特にトライアック)の放熱を促進させる。
スイッチノブ7の前方へのスライドを解除すると、スライドバー107がコイルバネの付勢により後退して押圧部108によるボタン61の押圧を解除する。よって、スイッチ8がOFFしてモータ6の駆動は停止する。
このように、上記形態のグラインダ1は、リヤカバー4(ハウジング)内に、モータ6と、回路基板86と回路基板86と電気的に接続されるコントローラ側端子97とを備えたコントローラ9と、コントローラ側端子97と電気的に接続されるスイッチ側端子67を備えたスイッチ8と、が収容される。また、コントローラ9の上面9a(スイッチ側の第1の対向面)にコントローラ側端子97が配置され、スイッチ8の下面8a(コントローラ側の第2の対向面)にスイッチ側端子67が配置されて、コントローラ側端子97とスイッチ側端子67とが直接接触して電気的に接続される。そして、コントローラ9の上面9aとスイッチ8の下面8aとの間に、コントローラ側端子97とスイッチ側端子67とが直接接触した状態で両端子97,67の周囲をシールする弾性シート100(シール体)が介在されている。
この構成によれば、単純な組み付け操作で、弾性シート100によってコントローラ9の上面9aとスイッチ8の下面8aとの間のシール性が確保できる。よって、コントローラ9とスイッチ8との電気的接続部分に高い密閉性を付与して短絡を効果的に防止することができる。
特に、弾性シート100は、コントローラ9の上面9aに設けられ、スイッチ8の下面8aには、コントローラ側端子97とスイッチ側端子67とが直接接触した状態で弾性シート100に当接して両端子97,67の周囲をシールする樹脂製の角筒部68(筒部)が設けられている。
よって、弾性シート100に角筒部68が面接触して高いシール性が得られる。
コントローラ9の上面9aには、コントローラ側端子97の周囲を覆って角筒部68側へ突出する樹脂製の前筒部98(第2の筒部)が設けられており、コントローラ側端子97とスイッチ側端子67とが直接接触した状態では、前筒部98が角筒部68に挿入されている。
よって、端子同士の接触部分までのラビリンスの距離を長くすることができ、シール性が高められる。
角筒部68及び前筒部98は、コントローラ9又はスイッチ8と一体に設けられている。よって、前筒部98及び角筒部68の位置が安定し、前筒部98を角筒部68へ挿入しやすくなる。
角筒部68及び前筒部98は、コントローラ側端子97又はスイッチ側端子67の周囲全体を覆っている。
よって、コントローラ側端子97及びスイッチ側端子67が確実に保護される。
モータハウジング3(ハウジング)は、スイッチ8とコントローラ9との間に介在される内ハウジング25を有し、内ハウジング25の上面に、スイッチ8を保持するスイッチ保持部31が設けられ、下面に、コントローラ9を保持するコントローラ保持部32が設けられている。そして、角筒部68は、内ハウジング25に設けられた貫通孔48を介して前筒部98に挿入されている。
よって、コントローラ9とスイッチ8との電気的接続部分のシール性が高まると共に、貫通孔48により角筒部68の位置決めも行える。
スイッチ8を内ハウジング25に位置決めする上ネジボス37及び位置決め板75、ネジ80(スイッチ位置決め手段)が設けられている。
よって、スイッチ8をがたつきなく安定して位置決め可能となる。
コントローラ9を内ハウジング25に位置決めする下ネジボス54及び位置決め片90、ネジ102(コントローラ位置決め手段)が設けられている。
よって、コントローラ9をがたつきなく安定して位置決め可能となる。
スイッチ8は、筐体60と、モータ6に接続される出力端子62とを有し、筐体60には、出力端子62の一部を非接触で覆う保護板部63(端子保護部)が設けられている。
よって、出力端子62,62間の短絡防止効果が得られる。
コントローラ9は、回路基板86への電源が入力される一対の電源入力端子94,94を有し、各電源入力端子94における少なくとも互いの対向面には、電源入力端子94を保護する保護筒部95(保護部)がそれぞれ設けられている。
よって、電源入力端子94,94間の短絡防止効果が得られる。
シール体は、弾性シート100(シート状弾性体)である。
よって、シール面を広く確保でき、シール性が高まる。
以下、変更例を説明する。
上記形態では、コントローラのケースに設けるシール体として弾性シートを用いているが、コントローラ側端子の周囲を囲むように帯状のシール体を角リング状に配置してもよい。シール体はスポンジに限らず、ゴム等を用いてもよい。
上記形態では、2つのスイッチ側端子の周囲を1つの角筒部で覆っているが、各スイッチ側端子ごとに角筒部を設けてもよい。この場合、各角筒部をコントローラ側端子の各前筒部にそれぞれ挿入してもよい。
上記形態では、スイッチの筐体に筒部(角筒部)を、コントローラのケースにシール体(弾性シート)をそれぞれ設けているが、これと逆に、コントローラのケースに筒部を、スイッチの筐体にシール体をそれぞれ設けてもよい。
端子の形状は、上記形態に限定しない。スイッチ側端子をメス側、コントローラ側端子をオス側にしてもよい。筒部及び第2の筒部は、上記形態のような角筒に限らず、円筒であってもよい。端子の周囲全体を覆うものに限らず、端子より短くてもよい。
筒部及び第2の筒部は省略可能である。例えば、コントローラは、ケースを備えず、回路基板が絶縁材料で被覆されたり、部分的に板材が取り付けられたりするような形態であってもよい。この場合、コントローラにおいてスイッチ側に形成される面(第1の対向面)に、コントローラ側端子が配置される。同様に、スイッチも、筐体を備えない形態であってもよい。この場合、スイッチにおいてコントローラ側に形成される面(第2の対向面)にスイッチ側端子が配置される。よって、両対向面の間に両端子の周囲を覆うシール体を介在させればよい。
上記形態では、スイッチが上側、コントローラが下側に配置されているが、これと逆に、スイッチが下側、コントローラが上側であってもよいし、スイッチ及びコントローラが左右に配置されていてもよい。
スイッチは、ボタンを前向きにして配置してもよい。スイッチのON/OFF操作は、ボタンの向きにかかわらず、スライドバーの押圧部によって行うものとしてもよいし、スライドバーのスライドに連動して揺動するリンク部材によって行うものとしてもよい。スイッチは、ボタンの押し操作でなくレバーの揺動によってON/OFF動作するものであってもよい。
筐体の形状も上記形態に限らない。例えば閉塞板をなくして一体の角筒部を筐体に形成してもよい。
スイッチの位置決め手段は、上記形態の位置決め板に限らない。ネジの位置や数を変更してもよいし、位置決め板を用いずに筐体を直接内ハウジングにネジ止めしてもよい。位置決めは、ネジを用いる手段に限らず、内ハウジングに設けた係止片を筐体に係止させて行ってもよい。
出力端子の端子保護部は、上記形態のような上面のみを覆う保護板部に限らない。出力端子の複数面を覆う半筒状や筒状としてもよい。端子保護部を省略することもできる。
出力端子間のシールは、上記形態と逆に、筐体側にリブを、内ハウジング側にシール材を設けて行ってもよい。リブ及びシール材の形状は適宜変更できる。シール材を設けずにリブ同士の当接でシールを行ってもよい。出力端子間のシールは省略することもできる。
コントローラの位置決め手段は、上記形態の下ネジボス及び位置決め片に限らない。ケースにネジボスを設けてコントローラ保持部に位置決め片を設けてもよい。スイッチの場合と同様に、ネジを用いる位置決めに限らず、内ハウジングに設けた係止片をケースに係止させて行ってもよい。
電源入力端子の保護部は、上記形態の保護筒部に限らない。電源入力端子の対向面のみを覆う壁体としてもよいし、保護部を省略してもよい。ネジ以外で電源コードを電気的に接続してもよい。
ケース及び回路基板の形状は、上記形態に限定しない。前後に延びる形状に限らず、左右に延びる形状であってもよい。平面視が正方形等の他の形状も採用できる。変速ダイヤルも、形状や位置の変更の他、省略も可能である。
ヒートシンクの形状や位置は、上記形態に限定しない。ヒートシンクがないものであってもよい。
その他、グラインダの構造は、上記形態に限定しない。モータとしてブラシレスモータを採用してもよい。モータハウジングの前部に出力軸のブレーキ機構が設けられていてもよい。
電動工具は、グラインダに限らない。ポリッシャ、アングルスクリュードライバ、アングルインパクトドライバ等の他の電動工具にも本開示は適用可能である。
電動工具は、電源としてバッテリを用いるDC機であってもよい。
1・・グラインダ、2・・ギヤハウジング、3・・モータハウジング、4・・リヤカバー、5・・スピンドル、6・・モータ、8・・スイッチ、8a・・下面、9・・コントローラ、9a・・上面、14・・出力軸、25・・内ハウジング、26・・軸受保持部、27・・ブラシ保持部、28・・載置板、31・・スイッチ保持部、32・・コントローラ保持部、35・・上保持壁、36・・上組み付け座、37・・上ネジボス、38・・上前壁、39A,39B・・上側壁、42・・前リブ、48・・貫通孔、50・・下保持壁、51・・下組み付け座、52・・下前壁、53A,53B・・下側壁、54・・下ネジボス、60・・筐体、61・・ボタン、62・・出力端子、63・・保護板部、65・・シール材、67・・スイッチ側端子、68・・角筒部、75・・位置決め板、85・・ケース、86・・回路基板、87・・端子板、88・・ヒートシンク、90・・位置決め片、94・・電源入力端子、95・・保護筒部、97・・コントローラ側端子、98・・前筒部、100・・弾性シート。

Claims (11)

  1. ハウジング内に、
    モータと、
    回路基板と、前記回路基板と電気的に接続されるコントローラ側端子とを備えたコントローラと、
    前記コントローラ側端子と電気的に接続されるスイッチ側端子を備えたスイッチと、が収容され、
    前記コントローラにおける前記スイッチ側の第1の対向面に前記コントローラ側端子が配置され、前記スイッチにおける前記コントローラ側の第2の対向面に前記スイッチ側端子が配置されて、前記コントローラ側端子と前記スイッチ側端子とが直接接触して電気的に接続される電動工具であって、
    前記第1の対向面と前記第2の対向面との間に、前記コントローラ側端子と前記スイッチ側端子とが直接接触した状態で両端子の周囲をシールするシール体が介在されていることを特徴とする電動工具。
  2. 前記シール体は、前記第1の対向面と前記第2の対向面との何れか一方の対向面に設けられ、他方の対向面には、前記コントローラ側端子と前記スイッチ側端子とが直接接触した状態で前記シール体に当接して両端子の周囲をシールする樹脂製の筒部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記一方の対向面には、前記コントローラ側端子又は前記スイッチ側端子の周囲を覆って前記筒部側へ突出する樹脂製の第2の筒部が設けられており、前記コントローラ側端子と前記スイッチ側端子とが直接接触した状態では、前記筒部と前記第2の筒部との何れか一方の筒部が他方の筒部に挿入されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記筒部及び前記第2の筒部は、前記コントローラ又は前記スイッチと一体に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
  5. 前記筒部及び前記第2の筒部は、前記コントローラ側端子又は前記スイッチ側端子の周囲全体を覆っていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電動工具。
  6. 前記ハウジングは、前記スイッチと前記コントローラとの間に介在される内ハウジングを有し、前記内ハウジングの一方の面に、前記スイッチを保持するスイッチ保持部が設けられ、他方の面に、前記コントローラを保持するコントローラ保持部が設けられて、
    前記筒部と前記第2の筒部との何れか一方の筒部は、前記内ハウジングに設けられた貫通孔を介して他方の筒部に挿入されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の電動工具。
  7. 前記スイッチを前記内ハウジングに位置決めするスイッチ位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
  8. 前記コントローラを前記内ハウジングに位置決めするコントローラ位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の電動工具。
  9. 前記スイッチは、筐体と、前記モータに接続される出力端子とを有し、前記筐体には、前記出力端子の一部を非接触で覆う端子保護部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の電動工具。
  10. 前記コントローラは、前記回路基板への電源が入力される一対の電源入力端子を有し、各前記電源入力端子における少なくとも互いの対向面には、前記電源入力端子を保護する保護部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の電動工具。
  11. 前記シール体は、シート状弾性体であることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の電動工具。
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