JPH0344464Y2 - - Google Patents

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JPH0344464Y2
JPH0344464Y2 JP987786U JP987786U JPH0344464Y2 JP H0344464 Y2 JPH0344464 Y2 JP H0344464Y2 JP 987786 U JP987786 U JP 987786U JP 987786 U JP987786 U JP 987786U JP H0344464 Y2 JPH0344464 Y2 JP H0344464Y2
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motor
switch
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battery
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はモータを駆動源としたドリルやドライ
バー等の電動工具に関するものである。
[背景技術] 各種電動工具において、電源を電池とした場合
には、戸外のように交流電源のない場所での作業
や、交流電源があつても電源コードの引き回しが
困難なところでの作業、あるいは高所のように電
源コードが邪魔になりやすくまた危険を伴ないや
すくなるところでの作業に関しては、非常に便利
であり、作業能率を高めることができるというメ
リツトを備えている。しかし、交流電源が近くに
あり且つ作業量が多かつたり、最大出力の大きい
ものが望まれる作業については、交流電源を使用
するもののほうが、メリツトが高い。電池を電源
とするものは一般にその最大出力が低い上に、出
力の向上は電流を高めることで行なつていること
から、大電流によるモータの発熱や接点部の発熱
等があつて、作業者に不快感と不安とを与えるこ
とがあり、また電池容量の制限から、複数個の交
換電池を予め用意しておいたり充電を繰り返した
りする手間が必要となるからである。
このために、現況において、両者のメリツトを
共に生かそうとすれば、両者を共に所有するしか
ないのであるが、これれには費用がかさむ上に、
作業を行なう場所が多彩な時には、電池を電源と
するものと交流電源のものとを共に持つていなく
てはならず、手間が大変である。このために、両
電源ついては対応することができるものが望まれ
ている。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは電池電源と交流電源
とを作業状況に応じて使いわけることができる電
動工具を提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案は、交流モータを内蔵した第1
のモータブロツクと、直流モータを内蔵した第2
のモータブロツクとが選択的に連結される連結部
と、電池収納部と、スイツチとを備えるととも
に、電池とスイツチとに夫々接続された端子部を
連結部に備えており、電源線が引き出されている
第1のモータブロツクはスイツチに接続された端
子部と接触する端子部を、第2のモータブロツク
は電池に接続された端子部とスイツチに接続され
た端子部とに夫々接触する端子部を備えているこ
とに特徴を有するものであつて、モータブロツク
の交換によつて直流電源と交流電源との両者に対
応することができるようにしているとともに、モ
ータブロツクの交換によつて、配線の切り換えが
自動的になされるようにしたものである。
以下本考案を図示の実施例に基づき詳述する。
本体ハウジング1はその前端にビツト38が装着
されるチヤツク部41を有するものであつて、後
端下部からはハンドル部3が延出されており、ハ
ンドル部3の前方にはハンドルベース52を介し
て蓄電池5を収納する電池収納室50が一体に設
けられ、前端下部には補助ハンドル4が着脱自在
に取り付けられている。図中12はスイツチ、1
1はスイツチハンドル、14は回転方向切換用の
ハンドルで、これらはハンドル部3を握つた手で
操作することができるようにされている。また5
1は電池収納室50の蓋、第2図に示す49は穿
孔深さの規制用のゲージ棒である。
モータ2は本体ハウジング1の後部にその軸方
向が前後方向とされた状態で配設されるのである
が、直接本体ハウジング1内に設置されているの
ではなく、本体ハウジング1の後部に選択的に連
結される2種のモータブロツクA,Bに夫々内蔵
されたものとなつている。この2種のモータブロ
ツクA,Bの違いは、モータブロツクAに内蔵さ
れたモータ2が交流モータであるのに対して、モ
ータブロツクBに内蔵されているモータ2が直流
モータである点と、モータブロツクAからは電源
コード72が引き出されている点、そしてこれに
伴なつて内部配線が異なつている点である。尚、
この配線の点については後述する。
いずれのモータブロツクA,Bを本体ハウジン
グ1に連結した場合においても、モータ2の出力
軸20に取り付けられているピニオン21は、本
体ハウジング1内のギアケース6内において両端
が軸受45,45で回転自在に支持されて軸方向
がモータ2の軸方向と平行とされている中間軸2
3一端のギア22と噛み合う。中間軸23はその
他端にピニオン24を備えているとともに、ベベ
ルギア26が遊転自在に取り付けられているもの
であり、更に中央部には中間軸23に対してスプ
ライン結合されてクラツチばね44によつてベベ
ルギア26側に付勢されたクラツチ板43が取り
付けられている。クラツチ板43はクラツチ切換
レバー15の操作に応じて、ベベルギア26との
噛み合いが制御される。
前記モータ2の軸方向前方には、前後両端が軸
受46,46で支持されることで軸まわりの回転
が自在とされている円筒状シリンダー31がモー
タ2と同軸に設置されている。このシリンダー3
1は、その後端部外周に前記ピニオン24と噛み
合うギア25が固着されたものであるとともに、
前部内にハンマー33を、後部内にピストン32
を収納したもので、ピストン32とハンマー33
との間の空間を空気ばね室としている。そしてシ
リンダー31とモータ2との間には、軸方向を上
下方向として軸受47,47で回転自在に支持さ
れているクランク軸28が設置されており、一端
を前記ピストン32に連結したコネクテイングロ
ツド30の他端がこのクランク軸28にクランク
ピン29によつて連結されており、またクランク
軸28下端には前記ベベルギア26と噛み合つて
いるベベルギア27が設けられている。クランク
軸28の回転によつてピストン32は往復動を行
なうとともに、空気ばねを介してハンマー33を
駆動する。
シリンダー31の回転はスピンドル34を介し
て、ピストン32の往復動は、ハンマー33及び
ストライカ35を介してビツト38に伝達され
る。スピンドル34はシリンダー31の前端内に
ストツプキー37によつて後端部が固着された円
筒状のもので、その後部内にストライカ35を軸
方向に摺動自在に支持しており、前端にはゴム製
の防塵リング48が取り付けられている。尚、ス
トライカ35の摺動は、ストライカ35に形成さ
れた軸方向に長い長溝36と上記ストツプキー3
7との係合によつて、その範囲が規制されてい
る。
ビツト38はスピンドル34の前部内に後端部
が収められて保持される。そしてビツト38後端
部の外周面に設けられた軸方向に長い長溝39
と、スピンドル34によつて保持されているキー
40との係合によつて、所定範囲内の軸方向の摺
動が自在とされているとともに、スピンドル34
と共にビツト38が回転するようにされている。
ビツト38の着脱は、チヤツク部41をコイルば
ね42に抗して後退させ、キー40を外方へと退
去させることができるようにすることで行なう。
しかしてこのハンマードリルにおいては、モー
タ2を回転させると、ビツト38は、中間軸23
からシリンダー31及びスピンドル34を介して
回転力を受けて回転する。また、クラツチ板43
とベベルギア26とによるクラツチが接続されて
いる時には、クランク軸28とコネクテイングロ
ツド30とによるピストン32の往復動にハンマ
ー33が追従し、そしてハンマー33がストライ
カ35を打つ時の打撃衝撃がストライカ35を介
して回転しているビツト38に伝達される。
次に、両モータブロツクA,Bと本体ハウジン
グ1との連結部の構造について説明する。本体ハ
ウジング1の後部は、その上部が切り欠かれた形
状とされて、この切り欠き部の下方に相対する一
対のレール部16,16が形成されている。また
両レール部16,16間に位置する3個1組の接
触金具57,58,59が2組配設されている。
2つ割りで形成されている本体ハウジング1の組
立の際に、絶縁板18を間にして2列に並ぶよう
に組み付けられて孔17から一部を上方に露出さ
せるこれら接触金具57,58,59のうち、接
触金具57はリード線54を介して電池収納室5
0に臨む接触ばね56に接続されており、他の2
種4個の接触金具58,59は、リード線53に
よつていずれもスイツチ12に接続されている。
モータブロツクA,Bは、共に本体ハウジング
1と一体感が生じる形状とされたハウジング60
に各モータ2,2を組み込むことで形成されたも
ので、ハウジング60の下部両側に設けた突条6
5,65を、本体ハウジング1の前記レール部1
6,16に後方から係合させることと、ハウジン
グ60を軸方向に貫通している孔70,70に通
した取付ねじ71を、本体ハウジング1のギアケ
ース6に設けたねじ孔(図示せず)に取り付ける
ことによつて、両モータブロツクA,Bの本体ハ
ウジング1への選択的連結がなされる。
また両モータブロツクA,Bの底面には、第3
図に示すように、3個1組の端子金具67,6
8,69が2組配設されている。これら端子金具
67,68,69は、2つ割りで形成されている
ハウジング60を組み合わせる際に、端子基板6
1の両側の各取付溝62に嵌め込んだ状態で組み
付けられるもので、直流モータを内蔵するモータ
ブロツクBにおいては、端子金具68と端子金具
67とがリード線64によつて短絡されており、
端子金具69がリード線63によつてモータ2に
接続されている。交流モータを内蔵するモータブ
ロツクAにおいては、端子金具67に何も接続さ
れておらず、そして端子金具68に電源コード7
2が接続されている。
これらモータブロツクA,Bを本体ハウジング
1に連結すれば、接触金具57と端子金具67、
接触金具58と端子金具68、そして接触金具5
9と端子金具69との各接触がなされるものであ
り、第1図に示すようにモータブロツクBを連結
した時には、蓄電池5の端子金具55と接触する
接触ばね56がリード線54、接触金具57、端
子金具67、リード線64、端子金具68、接触
金具58、そしてリード線53を通じてスイツチ
12に接続される。またモータ2は、リード線6
3、端子金具69、接触金具59、そしてリード
線53を通じてスイツチ12に接続される。
第5図に示すように、モータブロツクAを連結
した時には、電源コード72が端子金具68、接
触金具58、リード線53を通じてスイツチ12
に接続される。モータ2とスイツチ12との接続
はモータブロツクBの場合と同じである。またこ
の時には蓄電池5を取り出しておく。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、モータブロツ
クを取り替えることによつて、電池(直流)電源
にも交流電源にも応ずることができ、作業状況に
応じて電源を使い分けることができるのであり、
またこのモータブロツクの交換に際して必要とな
る配線の切り換えは、モータブロツクの交換によ
つて自動的になされることから、切換ミス等によ
る事故を生じることがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の直流モータを内蔵し
たモータブロツクを装着した状態の縦断面図、第
2図は同上の斜視図、第3図はモータブロツクの
端子部分解斜視図、第4図は本体ハウジングにお
けるモータブロツク連結部の分解斜視図、第5図
は交流モータを内蔵したモータブロツクを装着し
た状態の縦断面図であつて、A,Bはモータブロ
ツク、1はハウジング、2はモータ、5は蓄電
池、50は電池収納部、57,58,59は接触
金具、67,68,69は端子金具を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流モータを内蔵した第1のモータブロツク
    と、直流モータを内蔵した第2のモータブロツク
    とが選択的に連結される連結部と、電池収納部
    と、スイツチとを備えるとともに、電池とスイツ
    チとに夫々接続された端子部を連結部に備えてお
    り、電源線が引き出されている第1のモータブロ
    ツクはスイツチに接続された端子部と接触する端
    子部を、第2のモータブロツクは電池に接続され
    た端子部とスイツチに接続された端子部とに夫々
    接触する端子部を備えている電動工具。
JP987786U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH0344464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP987786U JPH0344464Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP987786U JPH0344464Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62121081U JPS62121081U (ja) 1987-07-31
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JP5280926B2 (ja) * 2009-04-13 2013-09-04 株式会社マキタ 電動工具の配線収納構造

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