JP5279966B2 - 再生樹脂及び再生樹脂の製造方法 - Google Patents

再生樹脂及び再生樹脂の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5279966B2
JP5279966B2 JP2013047778A JP2013047778A JP5279966B2 JP 5279966 B2 JP5279966 B2 JP 5279966B2 JP 2013047778 A JP2013047778 A JP 2013047778A JP 2013047778 A JP2013047778 A JP 2013047778A JP 5279966 B2 JP5279966 B2 JP 5279966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
recycled
recycled resin
component
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013047778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013163813A (ja
Inventor
健一郎 井内
大志 佐伯
萩原  勲
智美 堤
俊一郎 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013047778A priority Critical patent/JP5279966B2/ja
Publication of JP2013163813A publication Critical patent/JP2013163813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5279966B2 publication Critical patent/JP5279966B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/143Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、再生樹脂及び再生樹脂の製造方法に関するものである。例えば、回収された或いは劣化したポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂を再利用する技術に関する。
近年、環境保護意識の高まりと共に石油化学製品のリサイクル、特に樹脂の再生利用の動きが強まっている。使用済み樹脂の再生手段としては、燃焼に供して発生する熱エネルギーを利用するサーマルリサイクル法がある(特許文献1)。
一方、原料として再利用するマテリアルリサイクルも存在する。マテリアルリサイクルにおいては以下のような問題がある。すなわち、樹脂組成物は、加水分解や紫外線曝露により劣化し、強度や難燃性などの特性が低下するのが一般的である。したがって、市場から回収されてきた成形品を粉砕した後にそのまま再成形しても、未使用樹脂を成形した成形品と同等の強度や難燃性を持つ成形品を得ることは難かった。そのため、再成形品を回収前の成形品と同じ分野の製品の部品とすることは困難であり、他分野の製品の部品として転用するカスケードリサイクルが主流であった。
このような状況下において、最近は、再生前の樹脂組成物が本来有する特性を再生後の樹脂組成物にも再現し、同じ種類の未使用樹脂の特性に近い再生樹脂組成物を得ようとする動きがある。
その中で、少なくともどちらか一方が回収材であるポリカーボネート系樹脂と、耐衝撃ポリスチレン樹脂(HIPS)などのスチレン系樹脂とを混合した再生熱可塑性樹脂を利用するものがある。この再生熱可塑性樹脂に、コアシェルタイプグラフトゴム状弾性体を3乃至10重量%及び/又は、フルオロオレフィン系樹脂を0乃至2重量%含有させ、元のポリカーボネート系樹脂と同等の物性を得る方法が考案されている(特許文献2)。
特許第3095739号公報 特開2004−352762号公報
一方、ポリカーボネート樹脂とABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合体)樹脂とのアロイ樹脂は、強度や難燃性などの点で優れた特性を有するため、家庭電化製品、情報機器、通信機器や自動車など、多くの製品に使用されている。
しかしながら、ポリカーボネート樹脂とABSとのアロイ樹脂を粉砕した粉砕物を、再生後に未使用樹脂と同等の強度と難燃性を持つ成形品を得るには至っていない。
よって、ポリカーボート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂を含む劣化した熱可塑性樹脂の再利用方法の確立が強く期待されている。
そこで、本発明は、強度と難燃性の点で、未使用樹脂との差がより小さくなるように回復させることができる再生樹脂及び再生樹脂の製造方法を提供するものである。
本発明は、回収されたアロイ樹脂或いは劣化したアロイ樹脂を有する再生樹脂であって、
前記アロイ樹脂は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂であり、
前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量は、当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に、1.0重量%以下であり
前記再生樹脂は、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、ドリップ防止剤あるいはフルオロオレフィン成分と、を更に有しており、
前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下であり、
前記再生樹脂における前記ドリップ防止剤の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下であることを特徴とする再生樹脂を提供するものである。
また、本発明は、回収された成形品或いは劣化した成形品から得られた、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂の粉砕物を用意し、
前記粉砕物に、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、ドリップ防止剤或いはフルオロオレフィン成分と、を添加し、
前記ゴム成分と前記ドリップ防止剤とが添加された前記粉砕物を混練する工程を含む再生樹脂の製造方法において、
前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量が当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に1.0重量%以下となるように、前記未使用樹脂を添加するか、或いは前記未使用樹脂を添加せず、
前記ゴム成分の添加量は、前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下となる添加量であり、
前記ドリップ防止剤の添加量は、前記再生樹脂における前記ドリップ防止剤の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下となる添加量であることを特徴とする再生樹脂の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、回収された或いは劣化した、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂ゴム成分を添加することにより、強度と難燃性の点で、未使用樹脂との差が小さくなるように再生樹脂の特性を回復させることができる。
これにより、上記アロイ樹脂の再利用の選択肢を増やすことができる。
本発明の実施形態においては、回収され、少なくとも劣化したアロイ樹脂とゴム成分と、を用いる
上記アロイ樹脂は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂を有する成形品を粉砕した粉砕物から得られる。回収されたアロイ樹脂は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂である。ABS樹脂とは、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンの共重合体からなる樹脂である。回収されたアロイ樹脂は、経時変化、光や熱による条件下での変化等により強度と難燃性が低下した熱可塑性樹脂である
例えば、後述の衝撃強度の評価に使うシャルピー衝撃強度が未使用樹脂の半分以下となったり、難燃性試験において、燃焼時間が増加したりドリップが生じたりする樹脂のことをいう。
回収された成形品、例えば、家庭電化製品、情報機器、通信機器や自動車等の構成部品であるハウジングや機構部品などであり、5乃至7年の利用を経て市場から回収される成形品が挙げられる。そして前記ハウジングや機構部品を粉砕し、分級処理した粉砕物を利用する。分級処理された粉砕物の寸法はゴム成分が良好に分散し、かつ成形機や混練機への供給のしやすさから平均粒径が10mm以下であることが好ましく、特に、粉砕物としては、3mm以上8mm以下の範囲に粉砕された樹脂材料が好ましい。
回収され、劣化したアロイ樹脂は、アセトンを用いたソックスレー抽出液の分析により測定されるフェノール類の含有量が,同グレードの未使用樹脂に含まれる含有量と比較して5%以上多い。また、ここでいうフェノール類とは、フェノール構造を有する芳香族ヒドロキシ化合物の総称である。例えば、ポリカーボネートの低分子成分や、未反応のビスフェノールAに代表される成分及び成形時の熱履歴により分解した成分などポリカーボネートに由来するものがある。また、難燃剤として含有されるリン酸エステルに由来する成分である。
前記フェノール類は、部品を成形する際の熱履歴が生じる過程や、部品として市場で使用される過程で増加していくものと予想される。成形する際に生じるフェノール類は、5%と考察される。そして、通常環境で5年使用された部品では、2%程度増加し、7年使用された部品では、4%程度増加すると考察される。
これらより、成形前の未使用樹脂と比較して、フェノール類含有量が5%以上多いと考えられる。本発明の再利用に使用を予定している粉砕物は、例えば、フェノール類含有量の増加率が、7%以上11%以下になる回収樹脂である。なお、使用年数が増えるに従って、フェノール類も増加するものと考察されが、一定期間を超えると、ほとんど変化がなくなる可能性もある。前記フェノール類が増加すると、耐熱性や耐湿熱性の劣化が起こるといわれており、未使用樹脂に対して劣化が進む要因の1つであるとされる。
本発明に用いられるもう一つの材料は、ゴム成分である。本明細書でゴム成分とは、ゴムと他の有機物を含むものをいう。特に、樹脂との相溶性の点から、コアシェル構造を有したものが好ましい。ゴム成分としては、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴムおよびシリコーンゴムから選ばれた少なくとも1種の成分を含むものが好ましい。具体的には、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴムまたはシリコーンゴムとスチレン、メタクリル酸メチルとのグラフト共重合体が挙げられる。グラフト共重合体に含まれるゴムの含有量は40重量%以上80重量%以下であることが好ましく、45重量%以上75重量%以下であることがより好ましい。
これらの、ゴムを含んだグラフト共重合体としては、例えば三菱レイヨン株式会社より「メタブレンCシリーズ」(商品名)や「メタブレンSシリーズ」(商品名)が市販されている。
本発明の実施形態においては、回収された、或いは劣化したポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂、上述したゴム成分を添加して、成形品を再生産する。これにより強度と難燃性の点で、未使用樹脂との差が小さくなるように物性を回復させた再生樹脂を得ることができる。
(未使用樹脂、フルオロオレフィン成分のさらなる添加)
さらに、用途によって、粉砕物と同種で色の異なる未使用樹脂を添加することや、フルオロオレフィン成分を添加することが考えられる。
分級処理された粉砕物に、同種で色の異なる未使用の熱可塑性樹脂を混合する場合がある。このとき、未使用の熱可塑性樹脂の混合割合は、全体量100重量%に対し、0.5重量%以上1.0重量%以下含むものであることが望ましい。粉砕物と同種で色の異なる未使用の熱可塑性樹脂を混合するのは、未処理の粉砕物と物性を回復させた樹脂とを目視で簡便に区別するためである。目視で簡便に区別するためには0.5重量%以上の添加が目視で色の違いを確認できる最低量になり、粉砕物の利用率を高めるためには未使用樹脂の利用率が少なければ少ないほどよいため、1.0重量%以下とすることが望ましい。
分級処理された粉砕物材料に、熱可塑性樹脂組成物のドリップ防止を確実にするために、フルオロオレフィン成分を混合してもよい。このとき、フルオロオレフィン成分の混合割合は、全混合物100重量%に対し、0重量%以上0.5重量%以下含むものであることが望ましい。フルオロオレフィン成分を0.5重量%以下とするのは、ブルーエンジェル規定に準拠するためである。
フルオロオレフィン成分としては、ポリテトラフルオロエチレンを含んだものがあげられる。それは、粒子径0.05μm以上1.0μm以下のポリテトラフルオロエチレンの分散液とポリマー粒子の分散液とを混合した分散液中で、エチレン性不飽和結合を有する単量体を乳化重合した後、凝固またはスプレードライにより粉体化することにより得られる。
フルオロオレフィン成分中のポリテトラフルオロエチレンの含有量は樹脂との相溶性との観点から15重量%以上55重量%以下であることが好ましく、18重量%以上50重量%以下であることがより好ましい。
これらのフルオロオレフィン成分は、例えば三菱レイヨン株式会社より「メタブレンAシリーズ」(商品名)として市販されている。
上述したゴム成分や色の異なる未使用樹脂やフルオロオレフィン成分を、回収された、或いは劣化したポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂を有する成形品の粉砕物と混合、溶融混練して得た材料を混練工程後に成形し、成形品(熱可塑性樹脂構造体)を製造する。
なお、成形には通常の射出成形のほか、押し出し成形、サンドイッチ成形、二色成形やコアバック成形等を用いることができるが、本発明はこれらの成形方法に限定されるものではない。
劣化したポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂(以下、PC+ABS樹脂)として、5乃至7年程度の使用の後、市場から回収された事務機の外装に使用されていたPC+ABS樹脂を粉砕する。粉砕したものを振動ふるいにて粒径が3mm以上8mm以下のものを選別したものを利用した。これをA成分とする。
A成分と、A成分と同グレードの未使用樹脂とを用意し、樹脂中のフェノール類含有量を測定し、表1に示した。
測定は以下のとおりに行った。
約5gに精秤した試料を、アセトンを用いて8時間ソックスレー抽出を行った。前記抽出液を濃縮し,アセトンで10mlに調製した液を試料溶液とした。試料溶液をHPLC−PDAにて分析を行った。定量は、280nm付近に最大UV吸収波長を持つ成分をフェノール類とし、ジブチルヒドロキシトルエンを用いて換算定量した。
表1から0.47(A成分)/0.43(未使用)=1.093となり、未使用樹脂に比べて1割程度フェノール類が増加したことが分かる。
(実施例1)
A成分、ゴム成分(三菱レイヨン製メタブレンC223A)、フルオロオレフィン成分(三菱レイヨン製メタブレンA3800)を混合した。このとき、A成分を29.73kg(99.1重量%)、ゴム成分を0.15kg(0.50重量%)、フルオロオレフィン成分を0.12kg(0.40重量%)として混合した。
混合後、溶融混練してペレット化した。なお、溶融混練は、プラスチック工学研究所製EX−11を用い、同方向回転、250rpm、スクリュー温度220℃にて行った。作製したペレットを、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片およびJIS K7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
(実施例2)
A成分、ゴム成分(三菱レイヨン製メタブレンC223A)、フルオロオレフィン成分(三菱レイヨン製メタブレンA3800)を混合した。このとき、A成分を29.67kg(98.9重量%)、ゴム成分を0.21kg(0.70重量%)、フルオロオレフィン成分を0.12kg(0.40重量%)として混合した。
混合後、溶融混練してペレット化した。なお、溶融混練は、プラスチック工学研究所製EX−11を用い、同方向回転、250rpm、スクリュー温度220℃にて行った。作製したペレットを用い、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片を成形し、JIS K7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
(実施例3)
A成分、ゴム成分(三菱レイヨン製メタブレンC223A)、フルオロオレフィン成分(三菱レイヨン製メタブレンA3800)を混合した。このとき、A成分を29.58kg(98.6重量%)、ゴム成分を0.30kg(1.0重量%)、フルオロオレフィン成分を0.12kg(0.40重量%)として混合した。
混合後、溶融混練してペレット化した試料を用いた。なお、溶融混練は、プラスチック工学研究所製EX−11を用い、同方向回転、250rpm、スクリュー温度220℃にて行った。作製したペレットを用いて、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片を成形し、JISK7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
(実施例4)
A成分と、A成分と同種で色の異なるPC+ABS樹脂(日本ジーイープラスチックス製サイコロC6600、黒色)、ゴム成分(三菱レイヨン製メタブレンC223A)、フルオロオレフィン成分(三菱レイヨン製メタブレンA3800)を混合した。このとき、A成分を29.36kg(97.85重量%)、A成分と同種で色の異なるPC+ABS樹脂を0.225kg(0.75重量%)、ゴム成分を0.30kg(0.5重量%)、フルオロオレフィン成分を0.12kg(0.4重量%)として混合した。
混合後、溶融混練してペレット化した。なお、溶融混練は、プラスチック工学研究所製EX−11を用い、同方向回転、250rpm、スクリュー温度220℃にて行った。作製したペレットを、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片を成形し、JIS K7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
(実施例5)
A成分、ゴム成分(三菱レイヨン製メタブレンC223A)、フルオロオレフィン成分(三菱レイヨン製メタブレンA3800)を混合した。このとき、A成分を29.43kg(98.1重量%)、ゴム成分を0.45kg(1.5重量%)、フルオロオレフィン成分を0.12kg(0.40重量%)として混合した。
混合後、溶融混練してペレット化した。なお、溶融混練は、プラスチック工学研究所製EX−11を用い、同方向回転、250rpm、スクリュー温度220℃にて行った。作製したペレットを、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片を成形し、JIS K7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
(比較例1)
A成分、ゴム成分(三菱レイヨン製メタブレンC223A)、フルオロオレフィン成分(三菱レイヨン製メタブレンA3800)を混合した。このとき、A成分を28.98kg(96.6重量%)、ゴム成分を0.90kg(3.0重量%)、フルオロオレフィン成分を0.12kg(0.40重量%)として混合した。
混合後、溶融混練してペレット化した。なお、溶融混練は、プラスチック工学研究所製EX−11を用い、同方向回転、250rpm、スクリュー温度220℃にて行った。作製したペレットを、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片を成形し、JIS K7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
(比較例2)
A成分、フルオロオレフィン成分(三菱レイヨン製メタブレンA3800)を混合した。このとき、A成分を29.88kg(99.6重量%)、フルオロオレフィン成分を0.12kg(0.40重量%)として混合した。
混合後、溶融混練してペレット化した。なお、溶融混練は、プラスチック工学研究所製EX−11を用い、同方向回転、250rpm、スクリュー温度220℃にて行った。作製したペレットを、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片を成形しJIS K7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
(比較例3)
A成分のみを射出成形機のホッパーに直接投入し、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片を成形し、JIS K7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
(比較例4)
未使用樹脂(グレイ)のみを射出成形機のホッパーに直接投入し、UL94規格に基づいて厚さ2.0mmのV試験用のバー試験片を成形し、JIS K7111規格に基づいてシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片を成形した。
表2に実施例1乃至5および比較例1乃至4の成分配合比および評価結果をまとめて示す。
表2に記した評価は以下の条件のもと実施した。
(1)衝撃強度の評価
成形したシャルピー衝撃試験用のタイプ1試験片について、JIS K7111に準拠してタイプAノッチの切削を行い、衝撃試験機を利用してシャルピー衝撃試験を行った。
(2)難燃性の評価(V燃焼試験)
成形したV試験用のバー試験片について、UL94に準拠してV試験を各サンプル10本(ノーマルコンディション、エージングコンディションのサンプルを各5本)行い、相当するV試験性能を記した。また、V試験の判定基準を表3に示した。
表2に示した結果より、ゴム成分の配合量は1重量%でも未使用樹脂と同等以上までシャルピー衝撃強度を回復することができる。一方、実施例1と比較例1との結果より、過剰量のゴム成分の添加は、難燃性能の劣化を引き起こす可能性がある。つまり、必要以上にゴム成分を添加すると、未使用樹脂と同等の難燃性能を維持することができなくなる。
表2より、ゴム成分が、0.5重量%以上1.5重量%以下含むものが良好であることがわかる。特に、1.0重量%と1.5重量%を添加したときに強度と難燃性能とがより好ましいことがわかる。よって、1.0重量%以上1.5重量%以下のゴム成分を添加することがより好ましい成形品を提供できるものと予想される。
以上の結果より、劣化したPC+ABS樹脂を、衝撃強度と難燃性能を未使用樹脂と同等レベルの物性まで回復するためには、衝撃強度を未使用樹脂と同程度まで回復させるのに適切なゴム成分をPC+ABS樹脂に混合することが必要である。
Figure 0005279966
Figure 0005279966
Figure 0005279966

Claims (37)

  1. 回収されたアロイ樹脂を有する再生樹脂であって、
    前記アロイ樹脂は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂であり、
    前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量は、当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に、1.0重量%以下であり
    前記再生樹脂は、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、ドリップ防止剤と、を更に有しており、
    前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下であり、
    前記再生樹脂における前記ドリップ防止剤の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下であることを特徴とする再生樹脂。
  2. 劣化したアロイ樹脂を有する再生樹脂であって、
    前記アロイ樹脂は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂であり、
    前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量は、当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に、1.0重量%以下であり
    前記再生樹脂は、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、ドリップ防止剤と、を更に有しており、
    前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下であり、
    前記再生樹脂における前記ドリップ防止剤の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下であることを特徴とする再生樹脂。
  3. 前記ドリップ防止剤はフルオロオレフィン成分である請求項1または2に記載の再生樹脂。
  4. 回収されたアロイ樹脂を有する再生樹脂であって、
    前記アロイ樹脂は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂であり、
    前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量は、当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に、1.0重量%以下であり
    前記再生樹脂は、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、フルオロオレフィン成分と、を更に有しており、
    前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下のゴム成分であり、
    前記再生樹脂における前記フルオロオレフィン成分の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下であることを特徴とする再生樹脂。
  5. 劣化したアロイ樹脂を有する再生樹脂であって、
    前記アロイ樹脂は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂であり、
    前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量は、当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に、1.0重量%以下であり
    前記再生樹脂は、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、フルオロオレフィン成分と、を更に有しており、
    前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下のゴム成分であり、
    前記再生樹脂における前記フルオロオレフィン成分の含有量は、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下であることを特徴とする再生樹脂。
  6. 前記再生樹脂は、前記未使用樹脂を含まない請求項1乃至5のいずれか一項に記載の再生樹脂。
  7. 前記再生樹脂のUL94規格におけるV試験の判定がV−0である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の再生樹脂。
  8. 前記ゴム成分は、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴムおよびシリコーンゴムから選ばれる少なくとも1種類の成分を含むゴム成分である請求項1乃至7のいずれか一項に記載の再生樹脂。
  9. 前記ゴム成分は、下記A群から選ばれる1種類のゴム成分と下記B群から選ばれる1種類のゴム成分とのグラフト共重合体である請求項8に記載の再生樹脂。
    A群:ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、シリコーンゴム
    B群:スチレン、メタクリル酸メチル
  10. 前記ゴム成分は、前記スチレンブタジエンゴムと前記メタクリル酸メチルとのグラフト共重合体である請求項9に記載の再生樹脂。
  11. 前記アロイ樹脂に含有されるフェノール類の含有量は、当該アロイ樹脂の未使用状態におけるフェノール類の含有量に対して5%以上多い請求項1乃至10のいずれか一項に記載の再生樹脂。
  12. 前記フェノール類は、フェノール構造を有する芳香族ヒドロキシ化合物である請求項11に記載の再生樹脂。
  13. 前記フェノール類は、ポリカーボネートの低分子成分、未反応のビスフェノールA成分、成形時の熱履歴により分解した成分から選択される少なくとも一種のポリカーボネート由来の成分である請求項11に記載の再生樹脂。
  14. 前記アロイ樹脂は、加水分解や紫外線曝露によって劣化した成形品から得られた樹脂である請求項1乃至13のいずれ一項に記載の再生樹脂
  15. 前記アロイ樹脂は、衝撃強度および難燃性が低下した成形品から得られた樹脂である請求項1乃至13のいずれか一項に記載の再生樹脂。
  16. 前記アロイ樹脂は、家庭電化製品、情報機器、通信機器、自動車のいずれかを構成するハウジングまたは機構部品として用いられた成形品から得られた樹脂である請求項1乃至13のいずれか一項に記載の再生樹脂。
  17. 前記アロイ樹脂は、5乃至7年の利用を経て、回収された成形品から得られた樹脂である請求項1乃至13のいずれか一項に記載の再生樹脂。
  18. 再生樹脂の成形品であって、
    前記再生樹脂は、請求項1乃至17のいずれか一項に記載の再生樹脂であることを特徴とする成形品。
  19. 回収された成形品から得られた、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂の粉砕物を用意し、
    前記粉砕物に、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、ドリップ防止剤と、を添加し、
    前記ゴム成分と前記ドリップ防止剤とが添加された前記粉砕物を混練する工程を含む再生樹脂の製造方法において、
    前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量が当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に1.0重量%以下となるように、前記未使用樹脂を添加するか、或いは前記未使用樹脂を添加せず、
    前記ゴム成分の添加量は、前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下となる添加量であり、
    前記ドリップ防止剤の添加量は、前記再生樹脂における前記ドリップ防止剤の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下となる添加量であることを特徴とする再生樹脂の製造方法。
  20. 劣化した成形品から得られた、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂の粉砕物を用意し、
    前記粉砕物に、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、ドリップ防止剤と、を添加し、
    前記ゴム成分と前記ドリップ防止剤とが添加された前記粉砕物を混練する工程を含む再生樹脂の製造方法において、
    前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量が当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に1.0重量%以下となるように、前記未使用樹脂を添加するか、或いは前記未使用樹脂を添加せず、
    前記ゴム成分の添加量は、前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下となる添加量であり、
    前記ドリップ防止剤の添加量は、前記再生樹脂における前記ドリップ防止剤の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下となる添加量であることを特徴とする再生樹脂の製造方法。
  21. 前記ドリップ防止剤は、フルオロオレフィン成分である請求項19または20に記載の再生樹脂の製造方法。
  22. 回収された成形品から得られた、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂の粉砕物を用意し、
    前記粉砕物に、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、フルオロオレフィン成分と、を添加し、
    前記ゴム成分と前記フルオロオレフィン成分とが添加された前記粉砕物を混練する工程を含む再生樹脂の製造方法において、
    前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量が当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に1.0重量%以下となるように、前記未使用樹脂を添加するか、或いは前記未使用樹脂を添加せず、
    前記ゴム成分の添加量は、前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下となる添加量であり、
    前記フルオロオレフィン成分の添加量は、前記再生樹脂における前記フルオロオレフィン成分の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下となる添加量であることを特徴とする再生樹脂の製造方法。
  23. 劣化した成形品から得られた、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂とのアロイ樹脂の粉砕物を用意し、
    前記粉砕物に、前記ABS樹脂とは異なるゴム成分と、フルオロオレフィン成分と、を添加し、
    前記ゴム成分と前記フルオロオレフィン成分とが添加された前記粉砕物を混練する工程を含む再生樹脂の製造方法において、
    前記再生樹脂における未使用樹脂の含有量が当該再生樹脂全体を100重量%とした場合に1.0重量%以下となるように、前記未使用樹脂を添加するか、或いは前記未使用樹脂を添加せず、
    前記ゴム成分の添加量は、前記再生樹脂における前記ゴム成分の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以上1.5重量%以下となる添加量であり、
    前記フルオロオレフィン成分の添加量は、前記再生樹脂における前記フルオロオレフィン成分の含有量が、前記再生樹脂全体を100重量%とした場合に、0.5重量%以下となる添加量であることを特徴とする再生樹脂の製造方法。
  24. 前記粉砕物は、平均粒径が3mm以上8mm以下である請求項19乃至23のいずれか一項に記載の再生樹脂の製造方法。
  25. 前記ゴム成分は、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴムおよびシリコーンゴムから選ばれる少なくとも1種類を含むゴム成分である請求項19乃至24のいずれか一項に記載の再生樹脂の製造方法。
  26. 前記ゴム成分は、下記A群から選ばれる1種類のゴム成分と下記B群から選ばれる1種類のゴム成分とのグラフト共重合体である請求項25に記載の再生樹脂の製造方法。
    A群:ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、シリコーンゴム
    B群:スチレン、メタクリル酸メチル
  27. 前記ゴム成分は、前記スチレンブタジエンゴムと前記メタクリル酸メチルとのグラフト共重合体である請求項26に記載の再生樹脂の製造方法。
  28. 前記成形品に含有されるフェノール類の含有量が、前記成形品に使用され樹脂の未使用状態におけるフェノール類の含有量に対して5%以上多い請求項19乃至27のいずれか一項に記載の再生樹脂の製造方法。
  29. 前記フェノール類は、フェノール構造を有する芳香族ヒドロキシ化合物である請求項28に記載の再生樹脂の製造方法。
  30. 前記フェノール類は、ポリカーボネートの低分子成分、未反応のビスフェノールA成分、成形時の熱履歴により分解した成分から選択される少なくとも一種のポリカーボネート由来の成分である請求項28に記載の再生樹脂の製造方法。
  31. 前記成形品は、加水分解や紫外線曝露によって劣化した成形品である請求項19乃至30のいずれか一項に記載の再生樹脂の製造方法。
  32. 前記成形品は、衝撃強度および難燃性が低下している成形品である請求項19乃至30のいずれか一項に記載の再生樹脂の製造方法。
  33. 前記成形品は、家庭電化製品、情報機器、通信機器、自動車のいずれかを構成するハウジングまたは機構部品として用いられた成形品である請求項19乃至30のいずれか一項に記載の再生樹脂の製造方法。
  34. 前記成形品は、5乃至7年の利用を経て、回収された成形品である請求項19乃至30のいずれか一項に記載の再生樹脂の製造方法。
  35. 樹脂を用意し、当該樹脂を成形する工程を含む成形品の製造方法において、
    前記樹脂は、請求項19乃至34のいずれか一項に記載の再生樹脂の製造方法によって得られた再生樹脂であることを特徴とする成形品の製造方法。
  36. 前記樹脂を成形する工程は、射出成形、押し出し成形、サンドイッチ成形、二色成形、コアバック成形のいずれかである請求項35に記載の成形品の製造方法。
  37. 前記樹脂を成形する工程は、射出成形または押し出し成形である請求項36に記載の成形品の製造方法。
JP2013047778A 2007-11-09 2013-03-11 再生樹脂及び再生樹脂の製造方法 Active JP5279966B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013047778A JP5279966B2 (ja) 2007-11-09 2013-03-11 再生樹脂及び再生樹脂の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007292192 2007-11-09
JP2007292192 2007-11-09
JP2013047778A JP5279966B2 (ja) 2007-11-09 2013-03-11 再生樹脂及び再生樹脂の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008278428A Division JP5268566B2 (ja) 2007-11-09 2008-10-29 熱可塑性樹脂構造体の製造方法及び熱可塑性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013163813A JP2013163813A (ja) 2013-08-22
JP5279966B2 true JP5279966B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=40644974

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008278428A Expired - Fee Related JP5268566B2 (ja) 2007-11-09 2008-10-29 熱可塑性樹脂構造体の製造方法及び熱可塑性樹脂組成物
JP2013047778A Active JP5279966B2 (ja) 2007-11-09 2013-03-11 再生樹脂及び再生樹脂の製造方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008278428A Expired - Fee Related JP5268566B2 (ja) 2007-11-09 2008-10-29 熱可塑性樹脂構造体の製造方法及び熱可塑性樹脂組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP5268566B2 (ja)
CN (1) CN101429329B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4803616B2 (ja) * 2008-03-25 2011-10-26 シャープ株式会社 プラスチック廃材の再資源化方法およびプラスチック成形体の製造方法
JP6084045B2 (ja) * 2012-03-19 2017-02-22 キヤノン株式会社 高分子組成物およびその製造方法
JP6116230B2 (ja) * 2012-12-25 2017-04-19 シャープ株式会社 熱可塑性樹脂組成物廃材の再資源化方法及び再資源化材料
JP6168830B2 (ja) * 2013-04-24 2017-07-26 シャープ株式会社 ポリカーボネート系樹脂廃材の再資源化方法、再生ポリカーボネート系樹脂成形体の製造方法、及び再生ポリカーボネート系樹脂成形体
JP6332912B2 (ja) * 2013-04-24 2018-05-30 シャープ株式会社 熱可塑性樹脂組成物廃材の再資源化方法
JP6598428B2 (ja) 2013-05-17 2019-10-30 キヤノン株式会社 難燃樹脂およびそれを有する成形体
JP6091358B2 (ja) * 2013-06-28 2017-03-08 キヤノン株式会社 難燃性組成物およびそれを有する成形品
CN105419142B (zh) * 2015-12-18 2018-10-26 深圳华力兴新材料股份有限公司 一种电镀pc/abs合金材料及其制备方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0630392A1 (en) * 1992-03-10 1994-12-28 The Dow Chemical Company Polymers and polymer blends modified with poly(phenylene ether)
JPH10120892A (ja) * 1996-10-22 1998-05-12 Toray Ind Inc 熱可塑性樹脂組成物
JP2007162028A (ja) * 1999-03-10 2007-06-28 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd 樹脂成形品のリサイクル方法
WO2001072900A1 (fr) * 2000-03-28 2001-10-04 Teijin Chemicals, Ltd. Composition de resine regeneree
JP2002265798A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Teijin Chem Ltd 再生樹脂組成物
JP5073892B2 (ja) * 2001-07-31 2012-11-14 旭化成ケミカルズ株式会社 耐衝撃性に優れたポリカーボネート系難燃樹脂組成物
JP2003160724A (ja) * 2001-09-11 2003-06-06 Ge Plastics Japan Ltd ポリカーボネート系樹脂組成物
JP5134172B2 (ja) * 2001-09-20 2013-01-30 帝人化成株式会社 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物
JP3655237B2 (ja) * 2001-12-10 2005-06-02 住友ダウ株式会社 難燃性熱可塑性樹脂組成物
JP2003231119A (ja) * 2002-02-12 2003-08-19 Sony Corp 使用済みabs樹脂の再生方法および再生abs樹脂
JP4088952B2 (ja) * 2002-02-12 2008-05-21 ソニー株式会社 使用済みプラスチック材料のリサイクル方法
JP4455373B2 (ja) * 2004-03-12 2010-04-21 キヤノン株式会社 再生樹脂成形品及びその製造方法
JP2007269821A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Teijin Chem Ltd 難燃性芳香族ポリカーボネート樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
CN101429329A (zh) 2009-05-13
JP2013163813A (ja) 2013-08-22
JP5268566B2 (ja) 2013-08-21
JP2009132892A (ja) 2009-06-18
CN101429329B (zh) 2011-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5279966B2 (ja) 再生樹脂及び再生樹脂の製造方法
CN101016401B (zh) 一种基于回收abs的注塑组合物
Bolgar et al. Handbook for the chemical analysis of plastic and polymer additives
US6737459B2 (en) Polyphenylene ether group resin composite and methods of making articles
KR101211282B1 (ko) 재생 수지가 포함된 열가소성 abs 수지 조성물
KR100778012B1 (ko) 내브레이크 오일성능이 우수한 열가소성 수지 조성물
JP6084045B2 (ja) 高分子組成物およびその製造方法
JP4455373B2 (ja) 再生樹脂成形品及びその製造方法
US20140228520A1 (en) Process for producing thermoplastic resin composition, and thermoplastic resin composition produced by the same
JP5066790B2 (ja) 樹脂組成物
JP7085923B2 (ja) 再生スチレン系樹脂組成物
JP3442534B2 (ja) 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および成形品
CN112745630B (zh) 一种超韧、高流动的再生abs/pa6复合材料及其制备方法和应用
CN115651383A (zh) 一种聚碳酸酯合金材料及其制备方法和应用
KR101510927B1 (ko) 메틸메타크릴레이트-부타디엔-스티렌계 충격보강제 및 이를 포함하는 친환경 폴리유산 수지 조성물
JP2015003966A (ja) 再生樹脂およびその製造方法
JP2011126995A (ja) 再生abs樹脂組成物の製造方法
JP6116230B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物廃材の再資源化方法及び再資源化材料
JP7352218B2 (ja) 再生熱可塑性樹脂組成物の製造方法及び再生熱可塑性樹脂組成物
JP2004137388A (ja) スチレン系難燃樹脂組成物及びその製造方法
JPH06329891A (ja) 耐候性樹脂組成物
JP4999036B2 (ja) 再生樹脂用マスターバッチとその製造方法、および再生樹脂成形体の製造方法
JP3338556B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2007238817A (ja) 再生熱可塑性樹脂組成物、その製造方法および再生熱可塑性樹脂成形品。
JP2004137423A (ja) 熱可塑性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130521

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5279966

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350