JP5277627B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G15/6573Feeding path after the fixing point and up to the discharge tray or the finisher, e.g. special treatment of copy material to compensate for effects from the fixing

Description

本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは排出されたシートを精度良く検知することができる画像形成装置に関する。
従来、上下一対の排出ローラ2の付近には排紙センサ4が存在し、シート1の後端を検知する等の目的で用いられている。図10(a)は従来のシート検出機構の概略図で、図10(b)は図10(a)において前方から見たときのシート検出機構の概略図である。従来、シート1は前方から排紙されるとき、加熱ローラ3による熱の影響でシート1は撓んだ状態で搬送されるため、排紙センサの検知精度が低下するという問題があった。
一方、転写ベルト上のトナーパターンをセンサで検知する際に、センサを搬送ローラの表面に対向させてベルトの波うちを矯正して検知を行っていた。これにより精度よく安定してトナーパターンを検出可能とする技術が[特許文献1]に開示されている。
特開2003−76111号公報
しかしながら、加熱ローラ3の下流側に位置する排出ローラ2においては、シート1は排出ローラ2にニップされた状態で排出される。そのため、特許文献1に挙げたようにセンサをローラに対向させることは不可能である。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、良好にシートを検出可能な画像形成装置の提供を目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、現像材をシートに定着させるための定着手段と、前記定着手段より搬送される前記シートをニップして排出するために対向して互いに接触するすくなくとも一対のローラを有する排出手段と、アクチュエータを有するとともに前記定着手段から搬送される前記シートの検出を行うシート検出手段を備えた画像形成装置において、前記シート検出手段のアクチュエータは、前記定着手段と前記排出手段の間で、かつ前記排出手段の幅内の搬送経路上に配置され、前記一対のローラの一方は中央揃えで排出される前記記録シート中央に当接する中央ローラであって、前記アクチュエータは前記中央ローラの幅内の搬送経路上に設置され、前記中央ローラの外周には、円周方向にのび、かつ前記アクチュエータが侵入可能な溝部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の画像形成装置は、現像材をシートに定着させるための定着手段と、前記定着手段より搬送される前記シートをニップして排出するために対向して互いに接触するすくなくとも一対のローラを有する排出手段と、アクチュエータを有するとともに前記定着手段から搬送される前記シートの検出を行うシート検出手段を備えた画像形成装置において、前記シート検出手段のアクチュエータを前記定着手段と前記排出手段の間で、かつ前記排出手段の幅内の搬送経路上に配置し、前記一対のローラの一方は中央揃えで排出される前記記録シート中央に当接する中央ローラであって、前記アクチュエータは前記中央ローラの幅内の搬送経路上に設置され、前記シートを検出するためのアクチュエータを有する第二の検出手段を備え、前記第二の検出手段のアクチュエータは、前記排出手段の幅内で、且つ、前記排出手段の下流側の搬送経路上に配置されたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の画像形成装置は、前記定着手段は加熱ローラと加圧ローラとから構成され、前記アクチュエータは加圧ローラ側に配置されることを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように、請求項1に記載の発明は、良好にシートを検出可能である。また、中央ローラの幅内の搬送路にアクチュエータを配置することにより、特に中央揃えで搬送されるシートを良好に検出可能である。また、排出手段に溝部を設けてアクチュエータを溝部内に位置させて、アクチュエータと排出手段との距離を近づけることが可能なので、画像形成装置の小型化に貢献する。
また、請求項2に記載の発明は、さらに第二の検出手段のアクチュエータを排出手段の幅内の搬送路で排出手段の下流側に備えることで、特に両面印刷時に排出手段から排出されるシートを良好に検出可能である。
また、請求項3に記載の発明は、加熱ローラから排出されるシートを良好に検出可能である。
(第一の実施例)
[画像形成装置の概略構成]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は画像形成装置であるレーザプリンタ5の中央断面図の概略図である。以下、図1のように上下および前後を定義する。レーザプリンタ5は略箱型の筐体7をもつ。筐体7はシート1を供給する給紙部9、画像を形成する画像形成部11、シート1に形成された画像を定着させる熱定着部12などから構成される。
給紙部9は、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6の前端側の上方に設けられた給紙ローラ13と、給紙ローラ13に対しシート1の搬送方向の下流側(以下、シート1の搬送方向上流側または下流側を、単に、上流側または下流側とする。)に設けられたレジストローラ15から成る。給紙ローラ13によって給紙トレイ6から給紙されたシート1は、レジストローラ15に送られる。レジストローラ15は、一対のローラから構成されており、シート1を所定のレジスト後に、画像形成部11に送る。
筐体7の中央部に位置する画像形成部11は、プロセスカートリッジ10、露光手段であるスキャナユニット17を備えている。
スキャナユニット17は、筐体7内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、モータにより回転駆動されるポリゴンミラー18、レンズ20、反射鏡8などを備えている。レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザビームLは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー18、レンズ20、反射鏡8の順に通過あるいは反射させて、後述するプロセスカートリッジ10の像担持体である感光体35の表面上に高速走査にて照射されている。
プロセスカートリッジ10はスキャナユニット17の下方に配置され、筐体7に対して着脱自在に装着されるように構成されている。このプロセスカートリッジ10は感光体35を備えるとともに、帯電器37、供給ローラ31、現像ローラ33、現像材であるトナーが収納されるトナー収納室29を有している。トナーは供給ローラ31の回転によって現像ローラ33の表面に担持され、現像ローラ33によって静電潜像を形成する感光体35まで送られる。また、感光体35は現像ローラ33と対向するようにして回転可能に配設されており、本体が接地されるとともに、その表面がポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。
そして、感光体35の表面は、感光体35の回転に伴い、感光体35の上部に備えられた帯電器37により一様に正帯電された後、スキャナユニット17からのレーザビームLの高速走査により露光され、それにより所定の画像データに基づく静電潜像が形成される
。その後、現像ローラ33と対向した時に、現像ローラ33上に担持されかつ正帯電されているトナーが、その感光体35の表面に形成された静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体35の表面のうち、レーザビームLによって露光され電位が下がっている部分に供給されて選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成される。
転写ローラ16は、感光体35の下方において、筐体7側において回転可能に支持された状態で、感光体35と対向するように配置されている。この転写ローラ16は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、感光体35に対して所定の転写バイアスが印加されている。そのため、感光体35上に担持されたトナーからなる可視像は、シート1が感光体35と転写ローラ16との間を通る間にシート1に転写され、熱定着部12に搬送される。
熱定着部12はプロセスカートリッジ10の下流側に配設される。図2は熱定着部12の斜視図であり、図3は、図2における熱定着部12の中央断面図である。熱定着部12は筐体7内に固定されるケーシング30を備え、このケーシング30は絶縁体で構成され、本発明の定着手段を構成する加熱手段としての加熱ローラ3および加圧手段としての加圧ローラ21がそれぞれ回転可能に支持されている。また、加熱ローラ3及び加圧ローラ21の下流側には、本発明の排出手段を構成する上下一対の排出ローラ68が回転可能に支持されている。そして、加熱ローラ3及び加圧ローラ21との間から排出されたシート1を検出するアクチュエータ25が、ケーシング30に支持されている。
加熱ローラ3は、金属製であって内部にヒータ(図示しない)を備えている。また、加圧ローラ21は少なくとも表面がゴム等クッション性のある材料で出来たローラである。もちろん、加熱ローラ3の表面をクッション性のある材料で形成し、加圧ローラ21の表面を硬い材料で形成してもよい。加熱ローラ3は筐体7内にあるモータ(図示しない)によって回転駆動され、加熱ローラ3及び加圧ローラ21が上下方向で接触することにより、両者間にシート1がニップされつつ搬送される。
プロセスカートリッジ10においてシート1上に転写されたトナーは、シート1が加熱ローラ3及び加圧ローラ21間にニップされて通過する間に熱定着せしめられる。なお、加熱ローラ3および加圧ローラ21は無端ベルト等他の加熱及び加圧手段で代替することもできる。
熱定着されたシート1は、下流側に位置する排出ローラ68によってニップされてさらに下流に搬送され、更に筐体7内の上部に位置する一対の送りローラ28(図1参照)によって筐体7の外に排出される。
なお、本発明は本実施例に挙げた機構に限らず、様々な変形が可能である。例えば本実施例ではモノクロのレーザプリンタを挙げたが、カラーレーザプリンタであってもよいし、LEDプリンタ等であってもよい。
[排出されるシートの検出機構]
次に、熱定着部12から排出されるシート1の検出機構について説明する。図4は、図2におけるアクチュエータ25および排出ローラ68を示す斜視図である。排出ローラ68を構成する上排出ローラ27は、ローラ27A,ローラ27B,ローラ27C,ローラ27D,ローラ27Eから成り、所定の間隔をおいて、それぞれがケーシング30(図2参照)に回転可能に支持されている。
また、上排出ローラ27の回転軸に平行に配置された回転軸34Fには、ローラ34A,ローラ34B,ローラ34C,ローラ34D,ローラ34Eが所定の間隔で固定されて
おり、これらローラ34A,ローラ34B,ローラ34C,ローラ34D,ローラ34Eによって排出ローラ68を構成するところの下排出ローラ34が構成される。ローラ34A,ローラ34B,ローラ34C,ローラ34D,ローラ34Eはそれぞれローラ27A,ローラ27B,ローラ27C,ローラ27D,ローラ27Eに対向して配置されている。下排出ローラ34の回転軸34Fは筐体7に設けられた、図示しないモータの回転駆動によって回転可能であり、搬送されるシート1は、本発明を構成する排出ローラ68によってニップされ、下流側へ排出される。また、ここでは中央揃えで排出されるシート1の中央に当接する下排出ローラ34Cによって、本発明を構成する中央ローラ47が構成される。
アクチュエータ25は、加圧ローラ21と排出ローラ68の間で、かつ下排出ローラ34の回転軸34Fに平行に配置された軸部36と、軸部36の一端から垂直に出た突起部45と、軸部36の他端から垂直に突出した遮光部41とで構成されている。アクチュエータ25の突起部45は中央ローラ47の幅内で、かつ定着手段と排出ローラ68との間のシート1の搬送経路上に突出している。
センサ部23は、筐体7に備えられており、アクチュエータ25の遮光部41を挟む形で配置されている。センサ部23は発光側と受光側に分けられ、発光側から受光側に向けて光が発せられている。
シート1の搬送時において、アクチュエータ25の突起部45にシート1が当接していないときは、バネ部材(図示しない)によって図4において時計周り方向に常に付勢され、ケーシング30に設けられたストッパ部材(図示しない)によってアクチュエータ25の遮光部41がセンサ部23の受光を妨げる位置に配置されている。また、このとき突起部45の先端が搬送経路上に突出する位置に固定されている。
シート1が定着されて下流に排出され、シート1の先端がアクチュエータ25の突起部45に当接すると、アクチュエータ25はバネ部材の力に抗して図4における反時計回り方向に回動する。このとき、センサ部23の受光を妨げていたアクチュエータ25の遮光部41も回動することで、センサ部23から退避される。すると、センサ部23は発光側から受光側へ光を当てることが可能となる。センサ部23が受光を検知することによって、シート1の搬送が検知される。
シート1が下流に搬送されてシート1の後端がアクチュエータ25の突起部45から離れると、アクチュエータ25はシート1による力から開放されるので、バネ部材の作用により図4において逆時計回りに回動する。このとき、アクチュエータ25の遮光部41は再びセンサ部23の受光を妨げる位置に戻される。センサ部23は受光が再び妨げたことを検知することによって、シート1後端の排出を検知する。尚、アクチュエータ25とセンサ部23とにより本発明のシート検出手段が構成されている。
定着されたシート1はニップされながら排出ローラ68に搬送される。図5(a)は熱定着部12の中央断面図で、図5(b)は図5(a)を前方から見たときの排出ローラ68とアクチュエータ25を示す概略図である。図では、シート1が排出ローラ68によってニップされて後方に排出される状態を表している。
図5(b)において、排出ローラ68によりニップされた部分のシート1は、ニップされていない部分に比べてたわみが矯正されている。このとき、シート1を排出する中央ローラ47の幅内に設置されたアクチュエータ25の突起部45の先端が当接するのは、シート1の撓みが矯正された部分である。したがって、アクチュエータ25はシート1の撓みが矯正された位置でシート1の後端を精度良く検知可能となる。
以上のように構成されたレーザプリンタ5において、給紙部9から画像形成部11に搬送されたシート1は、感光体35に形成されたトナー像を転写されて熱定着部12に搬送される。その後、シート1は熱定着部12においてトナー像を熱定着されて排出ローラ68に搬送される。下流の排出ローラ68に搬送されたシート1は、上ローラ27および下ローラ34によってニップされて搬送される。この時アクチュエータ27は排出ローラ68によってたわみが矯正された位置にてシート1を検知することができる。その後、シート1は下流の送りローラ28によって筐体7外に排出される。
(実施例2)
[排出ローラに溝を加えたシート検出機構]
本実施例では、実施例1に記載のシート検出機構において、排出ローラ68の一部に溝を加えた場合の実施例について、詳細に説明する。印刷プロセスに関しては実施例1と同じなのでここでは割愛し、また実施例1と同様のものには、同じ符号を付して説明する。
図6はアクチュエータ25と排出ローラ68の斜視図である。図において、排出ローラ68は中央ローラ47Bの外周には、円周方向にのびる溝部49を有している。また、アクチュエータ25はシート1が定着されてから搬送されてシート1の前端がアクチュエータ25に当接するとき、突起部45の先端が中央ローラ47Bの溝部49内に侵入されるよう構成されている。
図7(a)は熱定着部12の中央断面図の概略図で、図7(b)は図7(a)を前方から見
たときの排出ローラ68とアクチュエータ25を示す概略図である。中央ローラ47Bの幅内にアクチュエータ25が配置された事に加え、中央ローラ47Bに溝部49が形成されて径が細くなっている。シート1が加熱ローラ3と加圧ローラ21の間から排出されると、シート1の前端がアクチュエータ25の突起部45に当接し、アクチュエータ25が反時計回りに回動する。
このとき、突起部45の先端は中央ローラ47Bに設けられた溝部49に侵入するため、アクチュエータ25が回動しても中央ローラ47Bに接触しない。また、上排出ローラ27Cと中央ローラ47Bにニップされたシート1は、溝部49においてたわみが矯正されている。
この構成によって良好にシート1の後端が検知できるという実施例1に記載の効果に加え、排出ローラ68について中央ローラ47Bに溝部49を形成して径が細くなった分だけ後方に配置することを可能にし、レーザプリンタ5全体の小型化に貢献する。
なお、本実施例では一つの中央ローラ47Bに溝部49を形成しているが、中央ローラ47Bを二つに分割し、間隔をあけて配置することにより溝部49を形成するようにしてもよい。
(実施例3)
[両面印刷時のシート検出機構]
ここではさらなる変形例として両面印刷における本発明の実施例を詳細に説明する。図1のレーザプリンタ5の筐体7下方には、実施例1または2で示した片面搬送時におけるシート1の搬送経路のほかに、両面印刷用搬送経路39が設けられている。両面印刷の場合、シート1はまず実施例1に示した印刷プロセスを経て送りローラ28まで搬送される。このとき送りローラ28が逆回転することでシート1は再び筐体7内に戻される。戻されたシート1はシート1の弾性力により、片面印刷時の搬送経路には戻らずに両面印刷用
搬送経路39に搬送される。
搬送されたシート1は片面印刷時とは逆の面を上にして、再び画像形成部11に搬送される。ここでシート1は片面印刷時と同様のプロセスを経て画像を形成され、下流に搬送されて筐体7の外に排出される。
図1で両面印刷時のシート搬送において、確実に両面印刷用搬送経路に搬送するためには、シート1の後端が排出ローラ68から完全に排出されなければならない。したがって、排出ローラ68からのシート排出を確実に検知できる機構が必要となる。
図8はアクチュエータと排出ローラ68の斜視図である。実施例1で設けたアクチュエータ25に加え、本発明における第二の検出手段のアクチュエータとしての第二アクチュエータ51と第二センサ部53を設ける。第二アクチュエータ51はアクチュエータ25と同様の形状であり、ケーシング30に回動可能に設けられる。突起部70は中央ローラ47の幅内で、かつ排出ローラ68の下流側のシート搬送経路上に設けられる。また、第二センサ部53は筐体7に設けられており、シート1の検出方法は実施例1に示したものと同様である。
この構成において、シート1が排出ローラ68から排出されるとき、第二アクチュエータ51の突起部70の先端は、シート1の撓みを排出ローラ68のニップによって矯正された部分と当接する。したがって、第二アクチュエータ51はシート1の撓みが矯正された位置にて、排出ローラ68から排出されるシート1の後端を検知可能となる。
さらに、変形例として実施例2と組み合わせることも可能である。図9はアクチュエータ25と排出ローラ68の斜視図である。図では中央ローラ47Bに溝部49がもうけられている。このような構成にすることで、良好なシート後端検知に加えて小型化することも可能である。もちろん両面印刷機構を有しないレーザプリンタにおいても、第二の検出手段を備えることで、より確実にシート排出を検知可能な構成にしてもよい。
以上のように実施例では排出されるシート1の撓みを矯正し、良好にシート後端部を検出することが可能となる。なお、本発明は、この形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変形可能である。例えば検出手段はシートの排出を検知できる機構であれば他の方式でも構わないし、対となる上下排出ローラのどちらに溝部49を設けても構わない。
また画像形成装置の仕様によっては中央揃えではなく右揃えであったり左揃えで排出されたりするので、装置の仕様に合わせて左端または右端の下排出ローラ34の幅内にアクチュエータ25の突起部45を配置してもよい。
また、排出ローラ68のそれぞれに突起部45を対応させてもよいし、ローラの数も実施例に限定されない。例えば、上排出ローラ27,下排出ローラ34ともそれぞれ一本のローラでシート1をニップしてもよい。
本発明に係るレーザプリンタ5の中央断面図である。 レーザプリンタ5の熱定着部12の斜視図である。 図2における熱定着部12の中央断面図である。 図2におけるアクチュエータ25および排出ローラ68を示す斜視図である。 (a)は図2における熱定着部12の中央断面図である。 (b)は図5(a)を前方から見たときの排出ローラ68とアクチュエータ25の概略図である。 実施例2におけるアクチュエータ25および排出ローラ68を示す斜視図である。 (a)は熱定着部12の中央断面図である。 (b)は図7(a)を前方から見たときの排出ローラ68とアクチュエータ25の概略図である。 実施例3におけるアクチュエータと排出ローラ68の斜視図である。 アクチュエータ25と、中央ローラ47に溝部49が設けられた排出ローラ68の斜視図である。 (a)は従来のシート検出機構の概略図である。 (b)は図10(a)において後ろ側から見たときの従来のシート検出機構の概略図である。
3 加熱ローラ
5 レーザプリンタ
11 画像形成部
12 熱定着部
21 加圧ローラ
23 センサ部
25 アクチュエータ
27 上排出ローラ
34 下排出ローラ
47 中央ローラ
49 溝部
51 第二アクチュエータ
53 第二センサ部
70 第二アクチュエータの突起部

Claims (3)

  1. 現像材をシートに定着させるための定着手段と、
    前記定着手段より搬送される前記シートをニップして排出するために対向して互いに接触するすくなくとも一対のローラを有する排出手段と、
    アクチュエータを有するとともに前記定着手段から搬送される前記シートの検出を行うシート検出手段を備えた画像形成装置において、
    前記シート検出手段のアクチュエータは、前記定着手段と前記排出手段の間で、かつ前記排出手段の幅内の搬送経路上に配置され、
    前記一対のローラの一方は中央揃えで排出される前記記録シート中央に当接する中央ローラであって、前記アクチュエータは前記中央ローラの幅内の搬送経路上に設置され、
    前記中央ローラの外周には、円周方向にのび、かつ前記アクチュエータが侵入可能な溝部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 現像材をシートに定着させるための定着手段と、
    前記定着手段より搬送される前記シートをニップして排出するために対向して互いに接触するすくなくとも一対のローラを有する排出手段と、
    アクチュエータを有するとともに前記定着手段から搬送される前記シートの検出を行うシート検出手段を備えた画像形成装置において、
    前記シート検出手段のアクチュエータは、前記定着手段と前記排出手段の間で、かつ前記排出手段の幅内の搬送経路上に配置され、
    前記一対のローラの一方は中央揃えで排出される前記記録シート中央に当接する中央ローラであって、前記アクチュエータは前記中央ローラの幅内の搬送経路上に設置され、
    前記シートを検出するためのアクチュエータを有する第二の検出手段を備え、前記第二の検出手段のアクチュエータは、前記排出手段の幅内で、且つ、前記排出手段の下流側の搬送経路上に配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記定着手段は加熱ローラと加圧ローラとから構成され、前記アクチュエータは加圧ローラ側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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