JP2013250391A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】センサの検知状態を確実に切り替えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、定着装置100の後側の搬送経路CRを形成し、装置本体2に対して回動可能な経路形成部材(第1リアシュート200)と、搬送経路CR上に配置され、経路形成部材に揺動可能に設けられる揺動部材300と、揺動部材300の有無を検知するセンサ(光センサ400)を備える。経路形成部材は、搬送経路CRを形成する第1姿勢と、搬送経路CRを広げる第2姿勢との間で回動可能に構成されている。装置本体2には、経路形成部材が第1姿勢から第2姿勢に回動するときに揺動部材300に当接して当該揺動部材300を経路形成部材に対して揺動させる揺動補助部材500が設けられ、揺動補助部材500によって揺動部材300が揺動することで、センサの検知状態が切り替わるように構成されている。
【選択図】図4
【解決手段】画像形成装置は、定着装置100の後側の搬送経路CRを形成し、装置本体2に対して回動可能な経路形成部材(第1リアシュート200)と、搬送経路CR上に配置され、経路形成部材に揺動可能に設けられる揺動部材300と、揺動部材300の有無を検知するセンサ(光センサ400)を備える。経路形成部材は、搬送経路CRを形成する第1姿勢と、搬送経路CRを広げる第2姿勢との間で回動可能に構成されている。装置本体2には、経路形成部材が第1姿勢から第2姿勢に回動するときに揺動部材300に当接して当該揺動部材300を経路形成部材に対して揺動させる揺動補助部材500が設けられ、揺動補助部材500によって揺動部材300が揺動することで、センサの検知状態が切り替わるように構成されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、記録シート上に現像剤像を熱定着するための定着装置と、定着装置の搬送方向下流側の搬送経路を形成する経路形成部材とを備える画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、定着装置の下流側の搬送経路を形成するとともに装置本体に対して回動可能なリアシュート(経路形成部材)と、リアシュートに揺動可能に設けられ、搬送経路に向けて突出する揺動部材と、装置本体に設けられ、揺動部材を検知するセンサとを備えるものが知られている(特許文献1参照)。この画像形成装置では、印刷時において、用紙が揺動部材に当接して当該揺動部材が揺動することで、センサで通紙状態が検知され、ジャム処理時において、搬送経路を広げるようにリアシュートを回動させると、リアシュートと一体に動く揺動部材がセンサから外れることで、センサによりリアシュートが開放されたと検知することが可能となっている。
しかしながら、従来技術では、リアシュートと揺動部材が一体に動くだけなので、リアシュートを少しの回動量だけ回動させて搬送経路を広げた場合には、リアシュート開放時における揺動部材の移動量も小さくなり、リアシュートの開放時に揺動部材がセンサから外れず、センサの検知状態を切り替えることができなくなるといった問題があった。
そこで、本発明は、リアシュート(経路形成部材)を少しの回動量で回動させた場合であっても、センサの検知状態を確実に切り替えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、装置本体と、記録シート上に現像剤像を熱定着するためのニップ部を形成する第1定着部材および第2定着部材と、前記第1定着部材および前記第2定着部材の前記記録シートの搬送方向下流側の搬送経路を形成し、前記装置本体に対して回動可能に設けられる経路形成部材と、前記搬送経路上に配置され、前記経路形成部材に揺動可能に設けられる揺動部材と、前記装置本体に設けられ、前記揺動部材の有無を検知するセンサと、を備える。
前記経路形成部材は、前記搬送経路を形成する第1姿勢と、当該第1姿勢のときよりも前記搬送経路を広げる第2姿勢との間で回動可能に構成されている。
そして、前記装置本体には、前記経路形成部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に回動するときに前記揺動部材に当接して当該揺動部材を前記経路形成部材に対して揺動させる揺動補助部材が設けられ、当該揺動補助部材によって前記揺動部材が揺動することで、前記センサの検知状態が切り替わるように構成されている。
前記経路形成部材は、前記搬送経路を形成する第1姿勢と、当該第1姿勢のときよりも前記搬送経路を広げる第2姿勢との間で回動可能に構成されている。
そして、前記装置本体には、前記経路形成部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に回動するときに前記揺動部材に当接して当該揺動部材を前記経路形成部材に対して揺動させる揺動補助部材が設けられ、当該揺動補助部材によって前記揺動部材が揺動することで、前記センサの検知状態が切り替わるように構成されている。
この構成によれば、経路形成部材を第1姿勢から第2姿勢に回動させると揺動補助部材が揺動部材に当接することで、揺動部材が経路形成部材に対して揺動するので、揺動部材の揺動量(移動量)を大きくすることができる。そのため、経路形成部材が少し回動して搬送経路が広げられた場合であっても、揺動部材を大きく揺動させることができるので、センサの検知状態を確実に切り替えることができる。
また、前記した構成において、前記揺動部材は、前記経路形成部材が前記第1姿勢のときに、前記記録シートとの当接により回動する方向とは逆方向への回動を、前記経路形成部材に設けられた衝撃吸収部材によって規制されているのが望ましい。
これによれば、記録シートとの当接により揺動部材が揺動した後、元の位置に戻るときに、揺動部材が衝撃吸収部材に当接するので、衝撃を和らげて、衝突音を抑えることができる。なお、従来の構造において、前述した衝撃吸収部材を設けた場合には、衝撃吸収部材の劣化等により衝撃吸収部材に対する揺動部材の沈み込み量が大きくなると、揺動部材のセンサに対する位置がずれ、経路形成部材を開いたときにセンサの検知状態を切り替えられなくなる場合がある。これに対し、本願発明では、衝撃吸収部材の劣化等により揺動部材のセンサに対する位置がずれても、経路形成部材の回動時に揺動補助部材によって揺動部材を揺動させることで、確実にセンサの検知状態を切り替えることができる。
また、前記した構成において、前記揺動部材が、前記経路形成部材に回動可能に支持される回動軸部と、当該回動軸部から前記搬送経路に向けて延びる第1延出部と、前記回動軸部から前記センサに向けて延びる第2延出部とを備える場合には、前記揺動補助部材は、前記第2延出部に当接するように構成されているのが望ましい。
これによれば、例えば第1延出部に揺動補助部材を当接させるものに比べ、記録シートの搬送を揺動補助部材で邪魔するのを防止することができる。
なお、前記センサとしては、例えば、光を出射する発光部と、当該発光部からの光を受光する受光部とを備える光センサを採用することができる。
本発明によれば、経路形成部材を少しの回動量で回動させた場合であっても、センサの検知状態を確実に切り替えることができる。
<レーザプリンタの全体構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明することとする。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明することとする。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側」、紙面に向かって左側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「右側」、紙面に向かって手前側を「左側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2と、記録シートの一例としての用紙Pを給紙するためのフィーダ部3と、用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
フィーダ部3は、装置本体2の下部に着脱可能に装着される給紙トレイ31と、給紙トレイ31内の用紙Pを画像形成部4に向けて給紙する給紙機構32とを備えている。
画像形成部4は、スキャナユニット5と、プロセスカートリッジ6と、転写ローラTRと、定着装置100とを備えている。
スキャナユニット5は、装置本体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット5では、レーザビームを、後述する感光ドラム81の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ6は、装置本体2の前壁に回動可能に設けられたフロントカバー23で開閉される開口22を通して、装置本体2に着脱可能となっている。プロセスカートリッジ6は、ドラムカートリッジ8と、ドラムカートリッジ8に対して着脱可能となる現像カートリッジ9とを備えている。
ドラムカートリッジ8は、静電潜像が形成される感光ドラム81を有する他、図示を省略する公知の帯電器などを有している。
現像カートリッジ9は、内部に収容したトナー(現像剤)を感光ドラム81に供給する現像ローラ91や、図示を省略する公知の供給ローラ、層厚規制ブレード、アジテータなどを有している。
このプロセスカートリッジ6では、回転する感光ドラム81の表面が、図示せぬ帯電器により一様に帯電された後、スキャナユニット5からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム81の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、回転駆動される現像ローラ91によって現像カートリッジ9内のトナーが感光ドラム81の静電潜像に供給されて、感光ドラム81の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム81と転写ローラTRの間で用紙Pが搬送されることで、感光ドラム81の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ6の後方に設けられている。用紙P上に転写されたトナー像は、定着装置100を通過することで用紙P上に熱定着される。その後、用紙Pは、排紙ローラRによって排紙トレイ21上に排出される。
<定着装置周りの詳細構成>
図2に示すように、定着装置100は、定着ベルト110と、ハロゲンランプ120と、第1定着部材の一例としてのニップ板130と、第2定着部材の一例としての加圧ローラ140と、反射板150と、ステイ160とを主に備えている。
図2に示すように、定着装置100は、定着ベルト110と、ハロゲンランプ120と、第1定着部材の一例としてのニップ板130と、第2定着部材の一例としての加圧ローラ140と、反射板150と、ステイ160とを主に備えている。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(筒状)のベルトであり、例えばステンレス綱等で形成されている。
ハロゲンランプ120は、輻射熱を発してニップ板130および定着ベルト110(ニップ部N)を加熱することで用紙P上のトナーを加熱する部材であり、定着ベルト110の内側において定着ベルト110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、定着ベルト110の内側に配置され、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受ける板状の部材であり、その下面が定着ベルト110の内周面に摺接するように配置されている。本実施形態において、ニップ板130は、金属製であり、例えば、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、アルミニウム板などを折り曲げることで形成されている。なお、ニップ板130をアルミニウム製とした場合には、ニップ板130の熱伝導性を向上させることが可能となっている。
加圧ローラ140は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟むことで定着ベルト110との間にニップ部Nを形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。本実施形態においては、ニップ部Nを形成するために、ニップ板130および加圧ローラ140の一方を他方に向けて付勢している。そして、この加圧ローラ140は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟んだ状態で回転することで、当該定着ベルト110とともに回転して用紙Pを後方に搬送するようになっている。
加圧ローラ140は、装置本体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着ベルト110(または用紙P)との摩擦力により定着ベルト110を従動回転させる。トナー像が転写された用紙Pは、加圧ローラ140と加熱された定着ベルト110の間(ニップ部N)を搬送されることでトナー像(トナー)が熱定着されることとなる。
反射板150は、ハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に向けて反射する断面視略U字状の部材であり、定着ベルト110の内側でハロゲンランプ120を囲うように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
ステイ160は、ニップ板130を反射板150を介して支持することで加圧ローラ140からの荷重を受ける部材であり、定着ベルト110の内側でハロゲンランプ120や反射板150を囲うように配置されている。このようなステイ160は、比較的剛性が高い、例えば、鋼板などを折り曲げることで形成されている。
そして、図3および図4に示すように、この定着装置100の後側(用紙Pの搬送方向下流側)には、経路形成部材の一例としての第1リアシュート200と、揺動部材300と、センサの一例としての光センサ400とが設けられている。
第1リアシュート200は、主に、ニップ部Nの後側に配置される搬送面201と、搬送面201の上端付近に設けられる搬送ローラ202とを有している。搬送面201は、上斜め後方に向けて斜めに傾斜する傾斜面であり、定着装置100の筐体を構成する定着フレーム101に形成される搬送面102とともに、用紙Pの搬送経路CRを形成している。
搬送ローラ202は、第1リアシュート200に回転可能に支持されており、定着フレーム101に回転可能に支持される搬送ローラ103とともに用紙Pを挟持して搬送するように構成されている。
そして、この第1リアシュート200は、その下端部が装置本体2に回動可能に支持されることで、搬送経路CRを形成する第1姿勢(図3の姿勢)と、当該第1姿勢のときよりも搬送経路CRを広げる第2姿勢(図4の姿勢)との間で回動可能に構成されている。これにより、一対の搬送ローラ103,202間や搬送経路CR内で用紙Pが詰まった場合であっても、第1リアシュート200を開く(第2姿勢にする)ことで、各搬送ローラ103,202間や搬送経路CRを広げて、詰まった用紙Pを取り除くことが可能となっている。
また、第1リアシュート200の後側には、一対の搬送ローラ103,202の下流側の搬送経路を形成する第2リアシュート210と、装置本体2の後壁に形成される図示せぬ開口を開閉するリアカバー25とが設けられている。リアカバー25と第2リアシュート210は、ともに装置本体2に対して回動するように構成されている。
そして、このように前後方向で隣接するリアカバー25、第2リアシュート210および第1リアシュート200は、最大に倒したときの水平面に対する角度が、前後方向の内側に配置される部品程、大きくなるようになっている。つまり、第1リアシュート200の回動量は、リアカバー25や第2リアシュート210の回動量に比べ、小さく設定されている。
揺動部材300は、搬送経路CR上に配置され、第1リアシュート200に揺動可能に設けられている。具体的に、揺動部材300は、第1リアシュート200に回動可能に支持される回動軸部310と、当該回動軸部310から搬送経路CRに向けて延びる第1延出部320と、回動軸部310から光センサ400に向けて延びる第2延出部330とを備えている。
第1延出部320は、第1リアシュート200が第1姿勢のときにおいて、回動軸部310から前斜め上方に延びた後、上方に向けて延びるようにV字状に屈曲形成されている。第2延出部330は、第1リアシュート200が第1姿勢のときにおいて、回動軸部310から前斜め下方に延びた後、下方に向けて延びるようにV字状に屈曲形成されており、その先端部が光センサ400の発光部410と受光部420(図5参照)との間に配置されている。
図3,5に示すように、光センサ400は、揺動部材300の有無を検知するセンサであり、装置本体2(詳しくは、装置本体2を構成する支持フレーム24)に設けられている。光センサ400は、光を出射する発光部410と、当該発光部410からの光を受光する受光部420とを備えている。
このように揺動部材300および光センサ400が構成されることで、図3の状態において、定着装置100のニップ部Nから用紙Pが排出されると、図6(a),(b)に示すように、この用紙Pの先端で揺動部材300の第1延出部320が後方に押される。これにより、揺動部材300が図示反時計回りに揺動して、第2延出部330が光センサ400から外れるので、この光センサ400にて用紙Pの通過を検知することが可能となっている。
また、図3および図4に示すように、第1リアシュート200を後に倒すと、第1リアシュート200の揺動軸を中心にして揺動部材300が揺動するので、この場合も、第2延出部330が光センサ400から外れて、この光センサ400にて第1リアシュート200の開閉を検知することが可能となっている。なお、このような構成において、第1リアシュート200が少しの回動角だけ回動された場合には、各部品の製造誤差等によって、第1リアシュート200を倒しても、揺動部材300が光センサ400から外れないおそれがある。
そこで、本実施形態においては、第1リアシュート200を倒したときに揺動部材300を光センサ400から確実に外すために、揺動部材300の第2延出部330の後側に揺動補助部材500を設けている。揺動補助部材500は、定着装置100の定着フレーム101を支持する支持フレーム24から前斜め上方に突出するように形成されており、第1リアシュート200が第1姿勢から第2姿勢に回動するときに揺動部材300の第2延出部330に当接して当該揺動部材300を第1リアシュート200に対して揺動させるように構成されている。そして、このように揺動補助部材500によって揺動部材300が揺動することで、光センサ400の検知状態が切り替わるように構成されている。
これにより、第1リアシュート200を第1姿勢から第2姿勢に回動させると揺動補助部材500が揺動部材300に当接することで、揺動部材300が第1リアシュート200に対して揺動するので、揺動部材300の揺動量(移動量)を大きくすることが可能となっている。そのため、本実施形態のように第1リアシュート200の回動量が小さい場合であっても、揺動部材300を大きく揺動させることができるので、光センサ400の検知状態を確実に切り替えることができる。
さらに、本実施形態では、揺動補助部材500を揺動部材300の第2延出部330に当接させたので、例えば揺動補助部材を第1延出部に当接させるものに比べ、用紙Pの搬送を揺動補助部材500で邪魔するのを防止することができる。
また、図6(a),(b)に示すように、第1リアシュート200には、衝撃吸収部材の一例としてのスポンジ600が設けられている。具体的に、スポンジ600は、第1リアシュート200が第1姿勢のときに、揺動部材300の時計回り方向(用紙Pとの当接により揺動部材300が回動する方向とは逆方向)への回動を規制するための部材であり、揺動部材300に形成された当接部340に当接する位置に配置されている。
当接部340は、第1リアシュート200が第1姿勢のときにおいて、回動軸部310から下方(第2延出部330と同じ方向)に延びるように形成されている。このような当接部340やスポンジ600を設けることにより、用紙Pとの当接により揺動部材300が揺動した後、元の位置に戻るときに、揺動部材300の当接部340がスポンジ600に当接するので、衝撃を和らげて、衝突音を抑えることが可能となっている。
また、このようなスポンジ600を設けた場合には、スポンジ600の劣化や製造誤差等によりスポンジ600に対する揺動部材300(当接部340)の沈み込み量が大きくなると、揺動部材300(第2延出部330)の光センサ400に対する位置がずれ、第1リアシュート200を開いたときに光センサ400の検知状態を切り替えられなくなる場合がある。これに対し、本実施形態では、スポンジ600の劣化等により揺動部材300の光センサ400に対する位置がずれても、第1リアシュート200の回動時に揺動補助部材500によって揺動部材300を揺動させることで、確実に光センサ400の検知状態を切り替えることが可能となっている。
また、図3および図7に示すように、定着フレーム101を下から支持する支持フレーム24の前側には、上方に突出するとともに左右方向に間隔を空けて配置される複数の本体側搬送リブ24Aが形成されている。また、定着フレーム101の前側下部には、前方に突出するとともに左右方向に間隔を空けて配置される複数の定着側搬送リブ101Aが形成されている。
そして、これらのリブ24A,101Aは、左右方向から見て重なるように(相手のリブ間に入り込むように)形成されている。このような構造では、定着フレーム101を支持フレーム24に組み付ける際に、定着フレーム101の姿勢が左右に傾くと、リブ24A,101Aが干渉して損傷するおそれがある。
そこで、本実施形態では、図8に示すように、定着フレーム101の下面に下方に突出するとともに前後方向に延びる左右一対のガイドリブ101Bを形成し、支持フレーム24の本体側搬送リブ24Aよりも後側の部位に、ガイドリブ101Bを案内するための左右一対の溝24Bを形成している。これにより、定着フレーム101を支持フレーム24に組み付ける際に、一対のガイドリブ101Bを一対の溝24Bに挿入させることで、定着フレーム101を一対の溝24Bに沿って真っ直ぐ本体側搬送リブ24A側にスライドしていくことができるので、定着フレーム101の傾きが抑制され、リブ24A,101Aの損傷を抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、揺動補助部材500を装置本体2(支持フレーム24)に直接設けたが、本発明はこれに限定されず、揺動補助部材は装置本体に他の部材を介して間接的に設けられていてもよい。例えば、定着フレームに揺動補助部材を設けてもよい。
前記実施形態では、揺動補助部材500を装置本体2(支持フレーム24)に直接設けたが、本発明はこれに限定されず、揺動補助部材は装置本体に他の部材を介して間接的に設けられていてもよい。例えば、定着フレームに揺動補助部材を設けてもよい。
前記実施形態では、経路形成部材(第1リアシュート200)を装置本体2(支持フレーム24)に設けたが、本発明はこれに限定されず、経路形成部材は装置本体に対して回動可能に構成されていればよい。例えば、経路形成部材は定着フレームに支持されていてもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、第1定着部材の一例としてニップ板130、第2定着部材の一例として加圧ローラ140を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば第1定着部材をベルト状のバックアップ部材とし、第2定着部材を円筒状の加熱ローラとしてもよい。
前記実施形態では、センサとして光センサ400を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば圧力センサや磁気センサなどであってもよい。
前記実施形態では、衝撃吸収部材としてスポンジ600を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばゴムやフェルトなどであってもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 レーザプリンタ
2 装置本体
130 ニップ板
140 加圧ローラ
200 第1リアシュート
300 揺動部材
400 光センサ
500 揺動補助部材
CR 搬送経路
N ニップ部
P 用紙
2 装置本体
130 ニップ板
140 加圧ローラ
200 第1リアシュート
300 揺動部材
400 光センサ
500 揺動補助部材
CR 搬送経路
N ニップ部
P 用紙
Claims (4)
- 装置本体と、
記録シート上に現像剤像を熱定着するためのニップ部を形成する第1定着部材および第2定着部材と、
前記第1定着部材および前記第2定着部材の前記記録シートの搬送方向下流側の搬送経路を形成し、前記装置本体に対して回動可能に設けられる経路形成部材と、
前記搬送経路上に配置され、前記経路形成部材に揺動可能に設けられる揺動部材と、
前記装置本体に設けられ、前記揺動部材の有無を検知するセンサと、を備える画像形成装置であって、
前記経路形成部材は、前記搬送経路を形成する第1姿勢と、当該第1姿勢のときよりも前記搬送経路を広げる第2姿勢との間で回動可能であり、
前記装置本体には、前記経路形成部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に回動するときに前記揺動部材に当接して当該揺動部材を前記経路形成部材に対して揺動させる揺動補助部材が設けられ、
前記揺動補助部材によって前記揺動部材が揺動することで、前記センサの検知状態が切り替わるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記揺動部材は、前記経路形成部材が前記第1姿勢のときに、前記記録シートとの当接により回動する方向とは逆方向への回動を、前記経路形成部材に設けられた衝撃吸収部材によって規制されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記揺動部材は、前記経路形成部材に回動可能に支持される回動軸部と、当該回動軸部から前記搬送経路に向けて延びる第1延出部と、前記回動軸部から前記センサに向けて延びる第2延出部とを備え、
前記揺動補助部材は、前記第2延出部に当接するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記センサは、光を出射する発光部と、当該発光部からの光を受光する受光部とを備える光センサであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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