JP2005292390A - 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005292390A JP2005292390A JP2004106025A JP2004106025A JP2005292390A JP 2005292390 A JP2005292390 A JP 2005292390A JP 2004106025 A JP2004106025 A JP 2004106025A JP 2004106025 A JP2004106025 A JP 2004106025A JP 2005292390 A JP2005292390 A JP 2005292390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- heating roller
- peeling
- fixing device
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】 定着装置の加熱ローラ31の表面で用紙3の画像形成領域に当接する複数の第1の爪42、43と用紙3の非画像形成領域に当接する第2の爪41を、第2の爪41が第1の爪42、43よりも用紙3の搬送方向の上流側になるように配置し、第2の爪41を第1の爪42、43よりも強い力で加熱ローラ31に付勢する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、そのような事情に鑑みなされたもので、その目的とするとろは、用紙の印刷品質に影響を及ぼすことなく、加熱ローラから用紙を剥離することができる定着装置を提供し、又、そのような定着装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
このような構成によると、付勢力の強い第2の爪を加熱ローラの軸方向の一端部に配置する場合に比較して確実に用紙を剥離することができる。
又、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の定着装置において、前記剥離爪は、前記加熱ローラに当接する先端部と、該先端部から前記加熱ローラより離れる方向に延びて形成される剥離面とを有し、前記第1の爪を構成する各爪の先端部における前記加熱ローラの接線と前記各爪の剥離面とがなす角度が、前記加熱ローラの軸方向の中央部側に向かうにつれて、大きくなるように構成されていることを特徴としている。
前記剥離爪は、前記加熱ローラに当接する先端部と、該先端部から前記加熱ローラより離れる方向に延びて形成される剥離面と、該剥離面が有する端部のうち前記先端部の反対側に位置する後端部とを有し、前記剥離面が前記先端部と前記後端部とを結ぶ平面よりも前記剥離爪の内側に向かって凹状に湾曲してなることを特徴としている。
このような構成によると、例えば互いに隣り合う2個の爪のうち、一方の爪によって記録媒体の一部が剥離されるが他方の爪によって剥離されるべき記録媒体の部分が剥離されず、その部分の記録媒体が他方の爪と加熱ローラとの間に入ってしまうという状態の発生を防ぐことができる。即ち、記録媒体の一部のみが剥離されることによる紙詰りを防止することができる。さらに、各爪が一体に成形されてなることにより、定着装置の部品点数を減少させ、組付け工数を低減させることができる。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態としてのレーザプリンタを示す。
図1において、レーザプリンタ1は、電子写真方式により画像を形成するレーザプリンタとして構成されており、前側パネル2Sに設けられたマルチパーパスカバー14が閉じられた状態で示されている。記録媒体である用紙は、本体ケーシング2の下部に設けられたフィーダ部4へ挿入され、現像および定着等により画像形成された後、レーザプリンタ1の排紙トレイ37上へ排紙される。
以下、本実施形態の説明において、図2における右側をレーザプリンタ1の前側、図2における左側をレーザプリンタ1の後側とする。又、図2における上側をレーザプリンタ1の上側、図2における下側をレーザプリンタ1の下側とする。さらに、図2の紙面に向って手前側をレーザプリンタ1の左側、図2の紙面に向って向こう側をレーザプリンタ1の右側とする。
給紙機構部7は、給紙ローラ12と、分離パッド13とを備える摩擦分離方式として構成されている。
スキャナ17は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー20、レンズ21aおよび21b、反射鏡22a、22b、22c等を備えており、レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザビームを、ポリゴンミラー20、レンズ21a、反射鏡22a、22b、レンズ21b、反射鏡22cの順に通過あるいは反射させて、後述するプロセスユニット18の感光体23の表面上に高速走査にて照射させる。
定着装置19近傍における用紙3の搬送経路において、加熱ローラ31と加圧ローラ32との搬送方向の下流には、用紙3を加熱ローラ31から剥離するための剥離爪40が配置されている。剥離爪40の先端部40aは、加熱ローラ31の外周面31aに当接するように配置されており、捩りコイルバネ51によって加熱ローラ31の外周面31aに付勢されている。
図5に第1実施形態を示す。
第1実施形態は、加熱ローラ31の軸方向の両端部に第2の爪がそれぞれ1個ずつ配置され、第2の爪の記録媒体の搬送方向の下流側に第1の爪が複数個配置され、かつ、第1の爪が加熱ローラ31の軸方向の端部側から加熱ローラ31の軸方向の中央部側に向かうにつれて順次下流側になるように配置された例である。
図6に第2実施形態を示す。
図7に第3実施形態を示す。
図8に第4実施形態を示す。
図8において、W1は、用紙3の画像形成領域の幅であり、W2は、用紙3の画像形成領域の外側に設けられた非画像形成領域の幅である。剥離爪47〜49のうち、48と49は第1の爪であり、47は第2の爪である。
又、このような構造にすると第2の爪47及び第1の爪48、49の各爪毎にバネを設けなくても済むので定着装置の構造が簡単になると同時に部品点数を減らすことができる。さらに定着装置の組付け工数を低減させることができる。
第5実施形態は、第1の爪及び第2の爪を一体成形した例である。
図9において、剥離爪51は加熱ローラ31の軸方向に対して第2の爪に相当する爪端部51aと第1の爪に相当する爪中央部51bとから構成されている。加熱ローラ31がA方向に回転するとき、爪端部51aが最初に用紙3の非画像形成領域を剥離し、続いて爪中央部51bが画像形成領域を加熱ローラ31の軸方向の端部側から加熱ローラ31の軸方向の中央部側へ順次剥離してゆく。
図10に第6実施形態を示す。
図10において、第1の爪53及び第2の爪52は一体成形されている。第1の爪53は、第2の爪52より距離d1だけ搬送方向の下流側に配置されている。
図11に第7実施形態を示す。
図11において、第1の爪56〜59及び第2の爪55は一体成形されている。用紙3の非画像形成領域が最初に第2の爪55によって剥離され、続いて用紙3の画像形成領域が第1の爪56〜59によって剥離される。しかもその際、用紙3の画像形成領域は加熱ローラ31の軸方向の両端部側から加熱ローラ31の軸方向の中央部側に向かうにつれて第1の爪56から59によって順次剥離されてゆく。
Claims (10)
- 加熱ローラと該加熱ローラに圧接される加圧ローラとを備え、前記加熱ローラと前記加圧ローラとにより、記録媒体を搬送しながら該記録媒体上にトナー像を加熱定着させる定着装置において、
前記加熱ローラ表面に当接して、該加熱ローラから前記記録媒体を剥離する剥離爪と、該剥離爪を前記加熱ローラ側へ付勢する付勢手段とを備え、
前記加熱ローラ表面は、加熱定着時に前記記録媒体の画像形成領域と接する第1の領域と、加熱定着時に前記記録媒体の非画像形成領域と接する第2の領域とを有し、
前記剥離爪は、前記加熱ローラ表面の第1の領域と当接する第1の爪と、前記加熱ローラ表面の第2の領域と当接する第2の爪とから構成され、
前記付勢手段は、前記第2の爪を、前記第1の爪よりも強い力で前記加熱ローラに付勢することを特徴とする定着装置。 - 前記第2の爪は、前記第1の爪よりも前記記録媒体の搬送方向の上流側に配置されたことを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
- 前記剥離爪は、前記加熱ローラに当接する先端部と、該先端部から前記加熱ローラより離れる方向に延びて形成される剥離面とを有し、前記第1の爪の先端部における前記加熱ローラの接線と前記第1の爪の剥離面とがなす角度が、前記第2の爪の先端部における前記加熱ローラの接線と前記第2の爪の剥離面とがなす角度よりも大きいことを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
- 前記第2の爪は、前記加熱ローラの軸方向の両端部に配置されたことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の定着装置。
- 前記第1の爪は、前記加熱ローラの軸方向に沿って複数設けられ、前記複数の爪が、前記加熱ローラの軸方向の端部側から前記加熱ローラの軸方向の中央部側に向かうにつれて、前記記録媒体の搬送方向の下流側に位置するように配置されたことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の定着装置。
- 前記剥離爪は、前記加熱ローラに当接する先端部と、該先端部から前記加熱ローラより離れる方向に延びて形成される剥離面とを有し、前記第1の爪を構成する各爪の先端部における前記加熱ローラの接線と前記各爪の剥離面とがなす角度が、前記加熱ローラの軸方向の中央部側に向かうにつれて、大きくなるように構成されていることを特徴とする、請求項5に記載の定着装置。
- 前記剥離爪は、前記加熱ローラに当接する先端部と、該先端部から前記加熱ローラより離れる方向に延びて形成される剥離面と、該剥離面が有する端部のうち前記先端部の反対側に位置する後端部とを有し、前記剥離面が前記先端部と前記後端部とを結ぶ平面よりも前記剥離爪の内側に向かって凹状に湾曲してなることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の定着装置。
- 前記第1の爪及び前記第2の爪が、一体的に形成されてなることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の定着装置。
- 前記第2の爪が前記第1の爪よりも強い力で付勢されるように前記第1の爪及び前記第2の爪を取り付けるための剥離爪ベースを備えたことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載の定着装置。
- 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004106025A JP2005292390A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004106025A JP2005292390A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005292390A true JP2005292390A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35325390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004106025A Pending JP2005292390A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005292390A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006189688A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
JP2006267920A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置並びに剥離案内部材 |
EP2447785A2 (en) | 2010-11-02 | 2012-05-02 | Murata Machinery, Ltd. | Fusing unit for image forming apparatus |
JP2013137457A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004106025A patent/JP2005292390A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006189688A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
JP4626305B2 (ja) * | 2005-01-07 | 2011-02-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
JP2006267920A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置並びに剥離案内部材 |
JP4595615B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2010-12-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置並びに剥離案内部材 |
EP2447785A2 (en) | 2010-11-02 | 2012-05-02 | Murata Machinery, Ltd. | Fusing unit for image forming apparatus |
US8532550B2 (en) | 2010-11-02 | 2013-09-10 | Murata Machinery, Ltd. | Fusing unit for stable small-sheet feeding in image forming apparatus |
JP2013137457A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010085895A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5135189B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5103821B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007176635A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009263103A (ja) | 画像形成装置 | |
US20120141182A1 (en) | Image forming device having detachable drum unit | |
JP4770362B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007091374A5 (ja) | ||
US8280288B2 (en) | Image forming device having protection member for protecting peeling claw | |
JP2008111906A (ja) | 定着装置、それを用いた画像形成装置及び定着方法 | |
JP2005292390A (ja) | 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 | |
JP2005255386A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4516198B2 (ja) | 電子写真画像形成装置 | |
JP2007331928A (ja) | 搬送ローラ、搬送機構、および画像形成装置 | |
JP2008164739A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP2022123330A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5277627B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5358500B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009063749A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4963632B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4240063B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4729966B2 (ja) | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2004170832A (ja) | 定着装置 | |
JP2007147992A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2004157361A (ja) | 定着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080311 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080509 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080701 |