JP5277547B2 - 液晶装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、第1の基板と第2の基板との間に液晶が保持された液晶装置、およびその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、無機材料によって配向膜を形成するための技術に関するものである。
液晶装置は、第1の基板と第2の基板との間に液晶が保持されており、かかる液晶に配向を付与することを目的に、従来は、第1の基板および第2の基板の表面には、ポリイミドなどの有機膜にラビング処理により表面に細かな複数の筋を付した配向膜が形成されている。また、有機材料からなる配向膜は信頼性が低いため、近年、斜方蒸着やイオンビーム合成法で形成した無機材料からなる配向膜も検討されている。
さらに、ポリマーからなる下地膜の表面を粗面化した後、ダイヤモンドライクカーボン(Diamond-Like-Carbon)を形成して配向膜とすることも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−195111号公報
しかしながら、斜方蒸着やイオンビーム合成法で形成した配向膜は、多孔性であるため、吸湿などに起因する不具合が発生しやすい。従って、シール断面を大型化する必要がある分、液晶装置の大型化や生産性の低下が生じるという問題点がある。
また、ポリマーからなる下地膜の表面を粗面化した後、ダイヤモンドライクカーボンを形成してなる配向膜の場合、ダイヤモンドライクカーボンを形成した場合、下地の凹凸が反映されず、液晶のプレチルト角がばらつくなどの問題点がある。このような問題点は、コントラストを低下させる原因となるため、好ましくない。特に、横方向の電界により液晶分子の配列を制御するインプレン−スイッチング(以下、IPS(In-Plane Switching)という)モードやフリンジフィールド゛−スイッチング(以下、FFS(Fringe Field Switching)という)モードを採用した場合には、プレチルト角が大きくなると、水平・垂直方向や斜め方向の黒輝度を上昇させてしまい、画面のコントラストが劣化する。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、無機材料系の新たな配向膜を用いることにより、液晶のプレチルト角などを確実に制御することができるとともに、信頼性を向上することのできる液晶装置を提供することにある。
上記課題を解消するため、本件の参考発明では、第1の基板と第2の基板との間に液晶が保持された液晶装置において、前記第1の基板および前記第2の基板のうちの少なくとも一方の基板には、筋状の凹凸を形成する凹凸形成用下地膜と、該凹凸形成用下地膜を覆うように形成され、当該凹凸形成用下地膜の凸部上方に楔状の頂上部を備えた酸化膜からなる配向膜とが形成されていることを特徴とする。
本件の参考発明において、前記配向膜は、高密度プラズマ化学気相堆積法により形成されてなることが好ましい。
また、本発明では、同一の絶縁膜上に画素電極と共通電極とが形成され、前記画素電極と前記共通電極との間の電界により液晶分子の配列が制御される液晶装置の製造方法において、前記画素電極及び前記共通電極上並びに前記画素電極と前記共通電極との間の各々に、互いに離間した筋状の凹凸形成用下地膜を形成する第1工程と、高密度プラズマ化学気相堆積法により、前記凹凸形成用下地膜の各々を覆うと共に、前記凹凸形成用下地膜の各々の上方に一対の斜面を有する配向膜を形成する第2工程と、を有することを特徴とする。
また、絶縁膜を挟むように画素電極と共通電極とが形成され、前記画素電極と前記共通電極との間の電界により液晶分子の配列が制御される液晶装置の製造方法において、前記共通電極上及び前記共通電極の開口部の各々に、互いに離間した筋状の凹凸形成用下地膜を形成する第1工程と、高密度プラズマ化学気相堆積法により、前記凹凸形成用下地膜の各々を覆うと共に、前記凹凸形成用下地膜の各々の上方に一対の斜面を有する配向膜を形成する第2工程と、を有することを特徴とする。

高密度プラズマ化学気相堆積法(以下、HDPCVD(High Density Plasma Chemical Vapor Deposition)法という)では、プラズマ密度が高い状態、例えば電子密度1×109〜5×1010/cm3で、原料化合物から酸化物を合成し、この合成された酸化物を堆積させると同時に、堆積した酸化膜の一部をプラズマによりエッチングしていく。このため、凹凸形成用下地膜を覆うように酸化膜を形成すると、凹凸形成用下地膜の上層および間に酸化膜が堆積するとともに、周辺部分よりも上方に突出した酸化膜上部の隅部が削り取られ、斜面を形成する。このため、凹凸形成用下地膜の断面矩形の凸部上方に楔状の頂上部を備えた酸化膜が形成され、かかる酸化膜を配向膜として用いる。かかる配向膜の形状は、HDPCVD法による成膜条件、および凹凸形成用下地膜の形成パターンにより確実に制御できる。従って、液晶分子の配向方向を確実に制御できるととともに、プレチルト角も確実に制御することができる。それ故、液晶装置の視野角特性やコントラストを向上することができる。また、HDPCVD法により形成した酸化膜(配向膜)は、有機膜と違って変質せず、斜方蒸着やイオンビーム合成法で形成した無機材料からなる配向膜と違って、無孔性である。このため、液晶装置の信頼性を向上することができる。
本発明において、前記凹凸形成用下地膜は、例えば、筋状に並列する断面矩形の複数列の下地膜である。
本発明において、前記凹凸形成用下地膜および前記配向膜は、いずれもシリコン酸化膜からなることが好ましい。このように構成すると、前記凹凸形成用下地膜および前記配向膜はいずれも無機材料であるため、安定であり、液晶装置の信頼性を向上することができる。
本発明においては、前記第1の基板および前記第2の基板の双方に前記凹凸形成用下地膜および前記配向膜が形成されている構成を採用することができる。
本発明は、横方向の電界により液晶分子の配列を制御するIPSモードの液晶装置に適用することが好ましく、この場合、前記第1の基板には、同一の絶縁膜上に画素電極と共通電極とが形成され、当該画素電極と前記共通電極との間の横電界により液晶分子の配列が制御される。IPSモードの液晶装置では、プレチルト角が大きくなると、水平・垂直方向や斜め方向の黒輝度を上昇させてしまうが、本発明によれば、配向膜の表面が粗く、かつ、その形状を確実に制御できるため、プレチルト角を確実に小さくできるので、視野角特性や画像のコントラストを向上することができる。
本発明は、横方向の電界により液晶分子の配列を制御するFFSモードの液晶装置に適用することが好ましく、この場合、前記第1の基板には、絶縁膜を挟む異なる層間に画素電極と共通電極とが形成され、当該画素電極と前記共通電極との間の横電界により液晶分子の配列が制御される。FFSモードの液晶装置でも、IPSモードの液晶装置と同様、プレチルト角が大きくなると、水平・垂直方向や斜め方向の黒輝度を上昇させてしまうが、本発明によれば、配向膜の表面が粗く、かつ、その形状を確実に制御できるため、プレチルト角を確実に小さくできるので、視野角特性や画像のコントラストを向上することができる。
本発明を適用した液晶装置は、携帯電話機あるいはモバイルコンピュータなどの電子機器の表示部、また、投射型表示装置のライトバルブなどとして用いられる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
(全体構成)
図1(a)、(b)は各々、本発明を適用したIPSモードの液晶装置をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図、およびそのH−H′断面図である。なお、図1(b)には、配向膜の図示は省略してある。
図1(a)、(b)において、本形態の液晶装置100は、透過型のアクティブマトリクス型液晶装置であり、素子基板10の上には、シール材107が対向基板20の縁に沿うように設けられている。素子基板10において、シール材107の外側の領域には、データ線駆動回路101および実装端子102が素子基板10の一辺に沿って設けられており、実装端子102が配列された辺に隣接する2辺に沿っては、走査線駆動回路104が形成されている。素子基板10の残る一辺には、画像表示領域10aの両側に設けられた走査線駆動回路104間をつなぐための複数の配線105が設けられており、さらに、額縁108の下などを利用して、プリチャージ回路や検査回路などの周辺回路が設けられることもある。対向基板20は、シール材107とほぼ同じ輪郭を備えており、このシール材107によって対向基板20が素子基板10に固着されている。そして、素子基板10と対向基板20との間に液晶50が保持されている。
詳しくは後述するが、素子基板10には、画素電極7aがマトリクス状に形成されている。これに対して、対向基板20には、シール材107の内側領域に遮光性材料からなる額縁108が形成され、その内側が画像表示領域10aとされている。対向基板20では、素子基板10の画素電極7aの縦横の境界領域と対向する領域にブラックマトリクス、あるいはブラックストライプなどと称せられる遮光膜23が形成される場合もある。
本形態の液晶装置100は、液晶50をIPSモードで駆動する。このため、素子基板10の上には、画素電極7aに加えて共通電極9aも形成されており、対向基板20には、対向電極が形成されていない。
(液晶装置100の詳細な構成)
図2を参照して、本発明を適用した液晶装置100およびそれに用いた素子基板の構成を説明する。図2は、本発明を適用した液晶装置100に用いた素子基板10の画像表示領域10aの電気的な構成を示す等価回路図である。
図2に示すように、液晶装置100の画像表示領域10aには複数の画素100aがマトリクス状に形成されている。複数の画素100aの各々には、画素電極7a、および画素電極7aを制御するための画素スイッチング用の薄膜トランジスタ30が形成されており、データ信号(画像信号)を線順次で供給するデータ線5aが薄膜トランジスタ30のソースに電気的に接続されている。薄膜トランジスタ30のゲートには走査線3aが電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線3aに走査信号を線順次で印加するように構成されている。画素電極7aは、薄膜トランジスタ30のドレインに電気的に接続されており、薄膜トランジスタ30を一定期間だけそのオン状態とすることにより、データ線5aから供給されるデータ信号を各画素100aに所定のタイミングで書き込む。このようにして画素電極7aを介して、図1(b)に示す液晶50に書き込まれた所定レベルの画素信号は、素子基板10に形成された共通電極9aとの間で一定期間保持される。
画素電極7aと共通電極9aとの間には保持容量60が形成されており、画素電極7aの電圧は、例えば、ソース電圧が印加された時間よりも3桁も長い時間だけ保持される。これにより、電荷の保持特性は改善され、コントラスト比の高い表示を行うことのできる液晶装置100が実現できる。なお、図2では、共通電極9aが走査線駆動回路104から延びた配線のように示してあるが、所定の電位に保持される。また、共通電極9aは、定電位線に接続した状態で画素領域100aのみに形成される場合の他、FFSモードを採用した場合のように、素子基板2の略全面に形成される場合もある。
(各画素の詳細な構成)
図3(a)、(b)は各々、本発明を適用したIPSモードの液晶装置100の画素1つ分の断面図、および素子基板10において相隣接する画素の平面図であり、図3(a)は、図3(b)のA−A′線に相当する位置で液晶装置100を切断したときの断面図に相当する。また、図3(b)では、画素電極7aは長くて太い点線で示し、データ線5aおよびそれと同時形成された薄膜は一点鎖線で示し、走査線3aは二点鎖線で示し、共通電極9aは細い実線で示してある。
図3(a)、(b)において、素子基板10の基体は、石英基板や耐熱ガラス基板などの透明基板10bからなり、対向基板20の基体は、石英基板や耐熱性のガラス基板などの透明基板20bからなる。素子基板10上には、マトリクス状に複数の透明な画素電極7a(長くて太い点線で囲まれた領域)が各画素100a毎に形成され、各画素10aの縦横の境界領域に沿ってデータ線5a(一点鎖線で示す)、および走査線3a(二点鎖線で示す)が形成されている。
素子基板10には、透明基板10bの表面にシリコン酸化膜11が形成されているとともに、その表面側には、トップゲート構造の薄膜トランジスタ30が形成されている。薄膜トランジスタ30は、島状の半導体膜1aに対して、チャネル形成領域1b、ソース領域1c、ドレイン領域1dが形成された構造を備えており、チャネル形成領域1bの両側に低濃度領域を備えたLDD(Lightly Doped Drain)構造を有する場合もある。本形態において、素子基板10としてはSOI(Silicon On Insulator)基板が用いられており、半導体膜1aは、単結晶シリコンからなる。なお、透明基板10bがガラス基板からなる場合、半導体膜1aとしては、素子基板10に対してアモルファスシリコン膜を形成した後、レーザアニールやランプアニールなどにより多結晶化したポリシリコン膜を用いる。
半導体膜1aの上層には、半導体膜1aを熱酸化してなるゲート絶縁膜2が形成され、ゲート絶縁膜2の上層には、走査線3aの一部がゲート電極として重なっている。ゲート電極(走査線3a)の上層にはシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、あるいはそれらの積層膜からなる層間絶縁膜4が形成されている。透明基板10bがガラス基板からなる場合、ゲート絶縁膜2についてはCVD法により形成したシリコン酸化膜やシリコン窒化膜を用いる。層間絶縁膜4の表面にはデータ線5aが形成され、このデータ線5aは、層間絶縁膜4に形成されたコンタクトホール4aを介して最もデータ線5aに電気的に接続している。また、層間絶縁膜4の表面にはドレイン電極5bが形成されており、ドレイン電極5bは、層間絶縁膜4に形成されたコンタクトホール4bを介してドレイン領域1dに電気的に接続している。データ線5aおよびドレイン電極5bの上層側には、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、あるいはそれらの積層膜からなる層間絶縁膜6が形成されている。層間絶縁膜6としては、感光性樹脂からなる平坦化膜が用いられることもある。
層間絶縁膜6の表面にはITO(Indium Tin Oxide)膜からなる画素電極7aが形成されている。画素電極7aは、層間絶縁膜6に形成されたコンタクトホール6aを介してドレイン電極5bに電気的に接続し、このドレイン電極5bは、層間絶縁膜4およびゲート絶縁膜2に形成されたコンタクトホール4bを介してドレイン領域1dに電気的に接続している。
本形態において、液晶装置100は、IPSモードとして構成されている。このため、画素電極7aは櫛歯状に形成されている。また、素子基板2には、走査線3aと並列するように、共通電位線9cが延びており、画素領域100aでは、ITO膜から櫛歯状の共通電極9aが共通電位線9cから延びて画素電極7aと対向している。ここで、共通電極9aおよび共通電位線9cは一体に形成された構成を例示してあるが、共通電極9aおよび共通電位線9bが異なる導電膜により構成し、それらを電気的に接続した構造が採用される場合もある。いずれの場合も、櫛歯状の画素電極7aと櫛歯状の共通電極9aとの間に形成された横電界によって液晶50を駆動することができる。
素子基板10において、共通電極9aの表面側には、図4を参照して後述する配向膜15が形成されている。また、対向基板20には、ブラックマトリクスと称せられる遮光膜23aが形成されているとともに、その表面側には、図4を参照して後述する配向膜25が形成されている。
なお、図3(a)、(b)には、保持容量60を形成するにあたって、半導体膜1aに延設部分1f(保持容量60の下電極)を形成するとともに、層間絶縁膜4の上層に保持容量60の上電極5cをデータ線5aと同時形成した構造を例示してあり、共通電極9aは、層間絶縁膜6のコンタクトホール6bを介して上電極5cに電気的に接続している。
このように形成した液晶装置100は、投射型表示装置(液晶プロジェクタ)に使用される場合、例えば、3枚の液晶装置100がRGB用のライトバルブとして各々使用され、各液晶装置100の各々には、RGB色分解用のダイクロイックミラーを介して分解された各色の光が投射光として各々入射されることになる。この場合、液晶装置100にはカラーフィルタが形成されていないことになる。これに対して、対向基板20において各画素100aに相当する領域にRGBのカラーフィルタをその保護膜とともに形成すれば、投射型表示装置以外にも、後述するモバイルコンピュータ、携帯電話機、液晶テレビなどといった電子機器のカラー表示装置として用いることができる。
(配向膜の構成およびその効果)
図4(a)〜(c)は、本形態の液晶装置に用いた配向膜の説明図である。図4(b)に示すように、本形態の液晶装置100において、配向膜15、25を構成するにあたっては、まず、筋状に並列する複数列の凹凸形成用下地膜41が形成されているとともに、凹凸形成用下地膜41の表面側には、凹凸形成用下地膜41の上方(凹凸形成用下地膜41の凸部の上方)に楔状の頂上部42を備えた酸化膜43が形成されており、この酸化膜43によって、配向膜15、25が形成されている。ここで、凹凸形成用下地膜41は幅が数十nmの断面矩形形状を備えており、凹凸形成用下地膜41の間隔は数十nmである。酸化膜43の厚さは、例えば、数十nm〜数百nmである。
このような形状の配向膜15、25を製造するには、まず、第1工程において、素子基板10および対向基板20の表面にシリコン酸化膜を形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いて、シリコン酸化膜をパターニングし、図4(a)に示すように、筋状に配列する複数列の凹凸形成用下地膜41を形成する。
次に、第2工程において、図4(b)に示すように、HDPCVD法により、凹凸形成用下地膜41を覆うようにシリコン酸化膜43を形成する。その際、アルゴンガスや酸素ガスとともに、シランやテトラエトキシシランなどを原料化合物として用いる。また、プラズマ密度は高い状態、例えば電子密度1×109〜5×1010/cm3とし、原料化合物からシリコン酸化物を合成し、この合成された酸化物をシリコン酸化膜43として堆積させる。その際、シリコン酸化膜43の堆積と同時に、堆積したシリコン酸化膜43の一部がプラズマによりエッチングしていく。このため、筋状に形成された凹凸形成用下地膜41を覆うようにシリコン酸化膜43を形成すると、凹凸形成用下地膜41の上層および間にシリコン酸化膜43が堆積するとともに、周辺部分よりも上方に突出した酸化膜上部の隅部が削り取られ、斜面を形成する。このため、凹凸形成用下地膜41の上方に楔状の頂上部42を備えたシリコン酸化膜43が形成され、かかるシリコン酸化膜43によって、配向膜15、25が構成される。
ここで、配向膜15、25の形状は、HDPCVD法による成膜条件、および凹凸形成用下地膜41の形成パターンにより確実に制御できる。従って、図4(c)に示すように、液晶分子51の配向方向を確実に制御できるととともに、プレチルト角も確実に制御することができる。それ故、液晶装置100の視野角特性やコントラストを向上することができる。特に本形態では、液晶装置100がIPSモードとして構成されているため、液晶分子51のプレチルト角が大きくなると、水平・垂直方向や斜め方向の黒輝度を上昇させてしまうが、本形態によれば、配向膜15、25の表面が粗く、かつ、その形状を確実に制御できるため、プレチルト角を確実に小さくできる。それ故、IPSモードの液晶装置100において、その視野角特性や画像のコントラストを向上することができる。
また、HDPCVD法により形成したシリコン酸化膜43(配向膜15、25)は、有機膜と違って変質せず、斜方蒸着やイオンビーム合成法で形成した無機材料からなる配向膜と違って、無孔性である。このため、液晶装置100の信頼性を向上することができる。
(FFSモードの液晶装置への適用例)
上記形態では、層間絶縁膜6上に画素電極5aと共通電極9aとが形成されたIPSモードの液晶装置100に本発明を適用したが、本形態では、同じく横方向の電界により液晶分子の配列を制御するFFSモードの液晶装置に本発明を適用した例を説明する。
図5(a)、(b)は各々、本発明を適用したFFSモードの液晶装置100の画素1つ分の断面図、および素子基板10において相隣接する画素の平面図であり、図5(a)は、図5(b)のB−B′線に相当する位置で液晶装置100を切断したときの断面図に相当する。また、図5(b)では、画素電極7aは長くて太い点線で示し、データ線5aおよびそれと同時形成された薄膜は一点鎖線で示し、走査線3aは二点鎖線で示し、共通電極9aは細い実線で示してある。なお、本形態の基本的な構成は、IPSモードの液晶装置100と同様であるため、共通する機能を有する部分には同一の符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
図5(a)、(b)において、素子基板10の基体たる透明基板10bの上層には、シリコン酸化膜11が形成されているとともに、その表面側には薄膜トランジスタ30が形成されている。層間絶縁膜4の表面にはデータ線5aおよびドレイン電極5bが形成されており、それらの上層側には、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、あるいはそれらの積層膜からなる層間絶縁膜6が形成されている。層間絶縁膜6の表面にはITO膜からなる画素電極7aが形成されている。画素電極7aは、層間絶縁膜6に形成されたコンタクトホール6aを介してドレイン電極5bに電気的に接続し、このドレイン電極5bは、層間絶縁膜4およびゲート絶縁膜2に形成されたコンタクトホール4bを介してドレイン領域1dに電気的に接続している。
本形態において、液晶装置100は、FFSモードとして構成されている。このため、画素電極7aの上層側には、電極間絶縁膜8が形成され、この電極間絶縁膜8の上層にはITO膜からなる共通電極9aが略全面にわたって形成されている。ここで、共通電極9aには、スリット状の開口部9b(実線で示す)が複数、形成されている。このため、共通電極9aは、スリット状の開口部9bの縁部分で画素電極7aに対する対向電極と機能する。また、共通電極9aは、画素電極7aに対して電極間絶縁膜8を介して対向しており、画素電極7aとの間に保持容量60を形成している。このように構成した液晶装置100では、画素電極7aと共通電極9aとの間でスリット状の開口部9bを介して形成された横電界によって液晶50を駆動することができる。
本形態でも、素子基板10および対向基板20には、配向膜15、25が形成されている。かかる配向膜15、25を形成するにあたっても、図4を参照して説明したように、筋状に配列する断面矩形の複数列の凹凸形成用下地膜41を形成した後、HDPCVD法により、凹凸形成用下地膜41を覆うようにシリコン酸化膜43を形成する。その結果、凹凸形成用下地膜41の上方に楔状の頂上部42を備えたシリコン酸化膜43が形成され、かかるシリコン酸化膜43によって、配向膜15、25が構成される。
このように構成した液晶装置100はIPSモードとして構成されているため、液晶分子51のプレチルト角が大きくなると、水平・垂直方向や斜め方向の黒輝度を上昇させてしまうが、本形態によれば、配向膜15、25の表面が粗く、かつ、その形状を確実に制御できるため、プレチルト角を確実に小さくできる。それ故、IPSモードの液晶装置100において、その視野角特性や画像のコントラストを向上することができるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
[その他の実施の形態]
上記形態では、筋状の凹凸を形成する凹凸形成用下地膜41として、筋状に並列する複数列の下地膜を形成したが、下地膜の表面のみに筋状の凹凸が形成された膜を凹凸形成用下地膜として用いてもよい。すなわち、下地膜を形成した後、その表面に筋状の凹凸を形成する粗面化処理を行なってもよい。
また、上記形態では、半導体膜として単結晶シリコンを用いた例を中心に説明したが、ポリシリコンやアモルファスシリコン膜を用いた素子基板10に本発明を適用してもよい。また、画素スイッチング素子として薄膜ダイオード素子(非線形素子)を用いた液晶装置に本発明を適用してもよい。
[電子機器への搭載例]
次に、上述した実施形態に係る液晶装置100を適用した電子機器について説明する。図6(a)に、液晶装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての液晶装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。図6(b)に、液晶装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての液晶装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、液晶装置100に表示される画面がスクロールされる。図6(c)に、液晶装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての液晶装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が液晶装置100に表示される。
なお、液晶装置100が適用される電子機器としては、図6に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した液晶装置100が適用可能である。
(投射型表示装置への適用例)
次に、本発明の電子機器の一実施形態として、上記液晶装置100をプロジェクタの液晶ライトバルブに採用した例について図面を参照して説明する。
図7は、プロジェクタの概略構成図である。プロジェクタ110は、観察者側に設けられたスクリーン111に光を照射し、このスクリーン111で反射した光を観察する、いわゆる投影型のプロジェクタである。そして、プロジェクタ110は、光源112と、ダイクロイックミラー113、114と、液晶ライトバルブ115〜117(液晶装置100)と、投射光学系118と、クロスダイクロイックプリズム119と、リレー系120とを備えている。
光源112は、赤色光、緑色光及び青色光を含む光を供給する超高圧水銀ランプで構成されている。ダイクロイックミラー113は、光源112からの赤色光を透過させると共に緑色光及び青色光を反射する構成となっている。また、ダイクロイックミラー114は、ダイクロイックミラー113で反射された緑色光及び青色光のうち青色光を透過させると共に緑色光を反射する構成となっている。このように、ダイクロイックミラー113、114は、光源112から出射した光を赤色光と緑色光と青色光とに分離する色分離光学系を構成する。
ここで、ダイクロイックミラー113と光源112との間には、インテグレータ121及び偏光変換素子122が光源112から順に配置されている。インテグレータ121は、光源112から照射された光の照度分布を均一化する構成となっている。また、偏光変換素子122は、光源112からの光を例えばs偏光のような特定の振動方向を有する偏光にする構成となっている。
液晶ライトバルブ115は、ダイクロイックミラー113を透過して反射ミラー123で反射した赤色光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置(電気光学装置)である。液晶ライトバルブ115は、λ/2位相差板115a、第1偏光板115b、液晶パネル115c及び第2偏光板115dを備えている。ここで、液晶ライトバルブ115に入射する赤色光は、ダイクロイックミラー113を透過しても光の偏光は変化しないことから、s偏光のままである。
λ/2位相差板115aは、液晶ライトバルブ115に入射したs偏光をp偏光に変換する光学素子である。また、第1偏光板115bは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。そして、液晶パネル115cは、p偏光を画像信号に応じた変調によってs偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。さらに、第2偏光板115dは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。したがって、液晶ライトバルブ115は、画像信号に応じて赤色光を変調し、変調した赤色光をクロスダイクロイックプリズム119に向けて射出する構成となっている。
なお、λ/2位相差板115a及び第1偏光板115bは、偏光を変換させない透光性のガラス板115eに接した状態で配置されており、λ/2位相差板115a及び第1偏光板115bが発熱によって歪むのを回避することができる。
液晶ライトバルブ116は、ダイクロイックミラー113で反射した後にダイクロイックミラー114で反射した緑色光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。そして、液晶ライトバルブ116は、液晶ライトバルブ115と同様に、第1偏光板116b、液晶パネル116c及び第2偏光板116dを備えている。液晶ライトバルブ116に入射する緑色光は、ダイクロイックミラー113、114で反射されて入射するs偏光である。第1偏光板116bは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。また、液晶パネル116cは、s偏光を画像信号に応じた変調によってp偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。そして、第2偏光板116dは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。したがって、液晶ライトバルブ116は、画像信号に応じて緑色光を変調し、変調した緑色光をクロスダイクロイックプリズム119に向けて射出する構成となっている。
液晶ライトバルブ117は、ダイクロイックミラー113で反射し、ダイクロイックミラー114を透過した後でリレー系120を経た青色光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。そして、液晶ライトバルブ117は、液晶ライトバルブ115、116と同様に、λ/2位相差板117a、第1偏光板117b、液晶パネル117c及び第2偏光板117dを備えている。ここで、液晶ライトバルブ117に入射する青色光は、ダイクロイックミラー113で反射してダイクロイックミラー114を透過した後にリレー系120の後述する2つの反射ミラー125a、125bで反射することから、s偏光となっている。
λ/2位相差板117aは、液晶ライトバルブ117に入射したs偏光をp偏光に変換する光学素子である。また、第1偏光板117bは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。そして、液晶パネル117cは、p偏光を画像信号に応じた変調によってs偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。さらに、第2偏光板117dは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。したがって、液晶ライトバルブ117は、画像信号に応じて青色光を変調し、変調した青色光をクロスダイクロイックプリズム119に向けて射出する構成となっている。なお、λ/2位相差板117a及び第1偏光板117bは、ガラス板117eに接した状態で配置されている。
リレー系120は、リレーレンズ124a、124bと反射ミラー125a、125bとを備えている。リレーレンズ124a、124bは、青色光の光路が長いことによる光損失を防止するために設けられている。ここで、リレーレンズ124aは、ダイクロイックミラー114と反射ミラー125aとの間に配置されている。また、リレーレンズ124bは、反射ミラー125a、125bの間に配置されている。反射ミラー125aは、ダイクロイックミラー114を透過してリレーレンズ124aから出射した青色光をリレーレンズ124bに向けて反射するように配置されている。また、反射ミラー125bは、リレーレンズ124bから出射した青色光を液晶ライトバルブ117に向けて反射するように配置されている。
クロスダイクロイックプリズム119は、2つのダイクロイック膜119a、119bをX字型に直交配置した色合成光学系である。ダイクロイック膜119aは青色光を反射して緑色光を透過する膜であり、ダイクロイック膜119bは赤色光を反射して緑色光を透過する膜である。したがって、クロスダイクロイックプリズム119は、液晶ライトバルブ115〜117のそれぞれで変調された赤色光と緑色光と青色光とを合成し、投射光学系118に向けて射出するように構成されている。
なお、液晶ライトバルブ115、117からクロスダイクロイックプリズム119に入射する光はs偏光であり、液晶ライトバルブ116からクロスダイクロイックプリズム119に入射する光はp偏光である。このようにクロスダイクロイックプリズム119に入射する光を異なる種類の偏光としていることで、クロスダイクロイックプリズム119において各液晶ライトバルブ115〜117から入射する光を有効に合成できる。ここで、一般に、ダイクロイック膜119a、119bはs偏光の反射特性に優れている。このため、ダイクロイック膜119a、119bで反射される赤色光及び青色光をs偏光とし、ダイクロイック膜119a、119bを透過する緑色光をp偏光としている。投射光学系118は、投影レンズ(図示略)を有しており、クロスダイクロイックプリズム119で合成された光をスクリーン111に投射するように構成されている。
(a)、(b)は各々、本発明を適用した液晶装置をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図、およびそのH−H′断面図である。 本発明を適用した液晶装置に用いた素子基板の画像表示領域の電気的な構成を示す等価回路図である。 (a)、(b)は各々、本発明を適用したIPSモードの液晶装置の画素1つ分の断面図、および素子基板において相隣接する画素の平面図である。 本発明を適用した液晶装置に用いた配向膜の説明図である。 (a)、(b)は各々、本発明を適用したFFSモードの液晶装置の画素1つ分の断面図、および素子基板において相隣接する画素の平面図である。 本発明に係る液晶装置を用いた電子機器の説明図である。 本発明に係る液晶装置を用いたプロジェクタの概略構成図である。
符号の説明
1a・・半導体膜、3a・・走査線、4、6・・層間絶縁膜、5a・・データ線、7a・・画素電極、8・・電極間絶縁膜、9a・・共通電極、10・・素子基板、15、25・・配向膜、20・・対向基板、30・・薄膜トランジスタ(画素スイッチング素子)、41・・凹凸形成用下地膜、42・・頂上部、43・・シリコン酸化膜、50・・液晶、51・・液晶分子、100・・液晶装置

Claims (4)

  1. 同一の絶縁膜上に画素電極と共通電極とが形成され、前記画素電極と前記共通電極との間の電界により液晶分子の配列が制御される液晶装置の製造方法において、
    前記画素電極及び前記共通電極上並びに前記画素電極と前記共通電極との間の各々に、互いに離間した筋状の凹凸形成用下地膜を形成する第1工程と、
    高密度プラズマ化学気相堆積法により、前記凹凸形成用下地膜の各々を覆うと共に、前記凹凸形成用下地膜の各々の上方に一対の斜面を有する配向膜を形成する第2工程と、
    を有することを特徴とする液晶装置の製造方法。
  2. 絶縁膜を挟むように画素電極と共通電極とが形成され、前記画素電極と前記共通電極との間の電界により液晶分子の配列が制御される液晶装置の製造方法において、
    前記共通電極上及び前記共通電極の開口部の各々に、互いに離間した筋状の凹凸形成用下地膜を形成する第1工程と、
    高密度プラズマ化学気相堆積法により、前記凹凸形成用下地膜の各々を覆うと共に、前記凹凸形成用下地膜の各々の上方に一対の斜面を有する配向膜を形成する第2工程と、
    を有することを特徴とする液晶装置の製造方法。
  3. 前記凹凸形成用下地膜は、断面矩形状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶装置の製造方法。
  4. 前記凹凸形成用下地膜および前記配向膜は、いずれもシリコン酸化膜からなることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶装置の製造方法。
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