JP5276344B2 - 基板処理方法および基板処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、基板を処理する基板処理方法および基板処理装置に関する。処理対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、セラミック基板などが含まれる。
半導体装置の製造工程において、半導体ウエハ(以下、「ウエハ」という。)の表面にはパーティクルが付着する。このため、製造工程の適当な段階でウエハの表面を洗浄する必要がある。ウエハの表面の洗浄方法としては、たとえば、処理液と気体とを混合することにより処理液の液滴を生成し、この処理液の液滴をウエハの表面に衝突させる方法がある(たとえば下記特許文献1参照)。
この特許文献1における洗浄処理では、ウエハの表面に純水による液膜が形成され、この液膜で覆われたウエハの表面に純水の液滴が衝突される。ウエハの表面に付着しているパーティクルは、液滴の運動エネルギーにより除去される。
特開2003−209087号公報
ウエハの表面の洗浄では、パーティクルの除去率が高く、さらに、ダメージが少ないことが望まれる。ところが、前述の液滴を衝突させる洗浄方法では、液滴の運動エネルギーにより、ウエハの表面に形成された微細な配線パターンに損傷(パターン倒壊、シリンダ倒壊など)が生じることがあった。
この発明は、かかる背景のもとでなされたものであり、除去率が高く、ダメージが少ない洗浄処理を行うことができる基板処理方法および基板処理装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための請求項1記載の発明は、極性液体を基板(W)の主面に供給して、当該極性液体で基板の主面を覆う基板被覆工程と、前記極性液体で覆われた前記主面に、純水よりも表面張力の低く、前記極性液体とは種類が異なる低表面張力液体の液滴を衝突させる液滴衝突工程とを含み、前記基板被覆工程は、前記液滴衝突工程と並行して、前記極性液体を基板の主面に供給する工程を含む、基板処理方法である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この発明によれば、基板の主面に極性液体を供給することにより当該主面を極性液体で覆い、この極性液体で覆われた基板の主面に、純水よりも表面張力の低い低表面張力液体の液滴を衝突させることにより、基板の主面を洗浄することができる。さらに、液滴衝突工程と並行して、基板の主面に極性液体が供給されるので、液滴の衝突によって基板から剥離されたパーティクルを極性液体によって洗い流して除去することができる。これにより、基板の主面からパーティクルを良好に除去することができる。
処理液の液滴を基板の主面に衝突させる洗浄処理において、基板に生ずるダメージは、衝突される液滴の粒径が小さいほど少なくなる。さらに、本願発明者の研究によると、液滴の粒径は、処理液の表面張力が低いほど小さくなることが分かった。したがって、液滴を形成するための処理液として表面張力液体の低い処理液を用いることにより基板に生ずるダメージを低減することができ、特に、純水(25℃での表面張力は、72mN/m)よりも表面張力の低い低表面張力液体(好ましくは、25℃での表面張力が15.0mN/m以下の液体)を前記処理液として用いることにより基板に生ずるダメージを一層低減することができる。
またさらに、本願発明者の研究によると、基板の主面に対するパーティクルの付着力は、基板の主面が極性液体で覆われることにより弱められることが分かった。したがって、本発明のように、基板の主面を極性液体で覆い、この極性液体で覆われた基板の主面に処理液の液滴を衝突させることにより高パーティクル除去率を得ることができる。
請求項2記載の発明は、前記基板被覆工程は、純水以上の誘電率を有する極性液体で基板の主面を覆う工程を含む、請求項1記載の基板処理方法である。
この発明によれば、純水以上の誘電率を有する極性液体によって基板の主面を覆うことにより、基板の主面に対するパーティクルの付着力を一層弱めることができる。具体的には、室温における純水の比誘電率が約80であるので(20℃における純水の比誘電率は80.4)、80以上の比誘電率を有する極性液体によって基板の主面を覆うことにより、基板の主面に対するパーティクルの付着力を一層弱めることができる。これにより、パーティクルの除去率を一層高めることができる。
請求項記載の発明は、前記液滴衝突工程は、前記極性液体で覆われた前記主面に前記低表面張力液体の液滴を衝突させつつ、前記主面に対する前記液滴の衝突位置を当該主面内で移動させる工程を含む、請求項1または2に記載の基板処理方法である。
この発明によれば、基板の主面に対する液滴の衝突位置を当該主面内で移動させることができるので、当該主面の全域に低表面張力液体の液滴を直接衝突させることができる。これにより、基板の主面全域からパーティクルを確実に除去することができる。
請求項記載の発明のように、前記極性液体は、純水であり、前記低表面張力液体は、HFE(ハイドロフルオロエーテル)であってもよい。
請求項記載の発明は、基板を保持する基板保持手段(2)と、この基板保持手段に保持された基板の主面に向けて極性液体を吐出する液体吐出ノズル(3)と、純水よりも表面張力の低く、前記極性液体とは種類が異なる低表面張力液体と気体とを混合させることにより前記低表面張力液体の液滴を生成し、生成された液滴を前記基板保持手段に保持された基板の主面に衝突させるための二流体ノズル(4)と、前記液体吐出ノズルに前記極性液体を供給する液体供給手段(9)と、前記二流体ノズルに前記低表面張力液体を供給する低表面張力液体供給手段(13)と、前記二流体ノズルに気体を供給する気体供給手段(14)と、前記液体供給手段を制御することにより、前記液体吐出ノズルから前記極性液体を吐出させて前記基板保持手段に保持された基板の主面を前記極性液体で覆う基板被覆工程と、前記低表面張力液体供給手段および気体供給手段を制御することにより、前記極性液体で覆われた基板の主面に前記低表面張力液体の液滴を衝突させる液滴衝突工程とを行わせ、前記液体供給手段を制御することにより、前記液滴衝突工程と並行して、前記液体吐出ノズルから吐出させた前記極性液体を前記基板保持手段に保持された基板の主面に供給する制御手段(25)とを含む、基板処理装置(1)である。
この発明によれば、請求項1に関連して述べた作用効果と同様な作用効果を達成することができる。
以下では、この発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置1の構成を説明するための図解図である。この基板処理装置1は、基板の一例としての半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW」という。)を1枚ずつ処理する枚葉型の装置である。基板処理装置1は、ウエハWを水平に保持して回転させるスピンチャック2(基板保持手段)と、スピンチャック2に保持されたウエハWの表面(上面)に処理液を供給するための処理液ノズル3(液体吐出ノズル)と、スピンチャック2に保持されたウエハWの表面に処理液の液滴を供給するための二流体ノズル4とを備えている。
スピンチャック2は、鉛直な方向に延びる回転軸5と、回転軸5の上端に水平に取り付けられた円盤状のスピンベース6と、このスピンベース6上に配置された複数個の挟持部材7とを備えている。複数個の挟持部材7は、スピンベース6の上面周縁部においてウエハWの外周形状に対応する円周上で適当な間隔をあけて配置されている。複数個の挟持部材7は、互いに協働してウエハWを水平な姿勢で挟持することができる。
また、回転軸5には、モータなどの駆動源を含むチャック回転駆動機構8が結合されている。複数個の挟持部材7によってウエハWが保持された状態で、チャック回転駆動機構8の駆動力が回転軸5に入力されることにより、ウエハWの中心を通る鉛直な軸線まわりにウエハWが回転される。
なお、スピンチャック2としては、このような構成のものに限らず、たとえば、ウエハWの下面(裏面)を真空吸着することによりウエハWを水平な姿勢で保持し、さらにその状態で鉛直な軸線まわりに回転することにより、その保持したウエハWを回転させることができる真空吸着式のもの(バキュームチャック)が採用されてもよい。
処理液ノズル3は、たとえば、連続流の状態で処理液を吐出するストレートノズルである。処理液ノズル3は、その吐出口が下方に向けられた状態で、スピンチャック2の上方に配置されている。処理液ノズル3は、吐出された処理液がスピンチャック2に保持されたウエハWの表面に着液するように配置されている。
処理液ノズル3には、処理液供給管9(液体供給手段)が接続されている。処理液ノズル3には、この処理液供給管9を介して図示しない処理液供給源からの処理液が供給される。処理液供給管9には、処理液ノズル3への処理液の供給および供給停止を切り換える処理液バルブ10が介装されている。
処理液ノズル3に供給される処理液としては、極性液体が用いられている。具体的には、たとえば、極性液体である常温(20℃程度)の純水(脱イオン水)が処理液として用いられている。極性液体としては、純水に限らず、炭酸水、水素水、オゾン水などの機能水や、SC―1(アンモニアと過酸化水素水との混合液)、界面活性剤が加えられることにより分極された液体などであってもよい。
二流体ノズル4は、たとえば、ケーシング外で処理液と気体とを混合させて処理液の液滴を生成する外部混合型の二流体ノズルである。二流体ノズル4は、生成された処理液の液滴をスピンチャック2に保持されたウエハWの表面に衝突させることができる。二流体ノズル4は、スピンチャック2よりも上側において、その吐出口が下方に向けられた状態で、水平に延びるノズルアーム11の先端に取り付けられている。
二流体ノズル4は、ノズルアーム11を介してノズル移動機構12に結合されており、このノズル移動機構12によって、スピンチャック2の外方に設けられた鉛直な揺動軸まわりに揺動(水平移動)されるようになっている。二流体ノズル4を水平移動させることにより、スピンチャック2の上方に二流体ノズル4を配置させたり、スピンチャック2の上方から二流体ノズル4を退避させたりすることができる。
スピンチャック2によってウエハWが回転され、二流体ノズル4からの処理液の液滴がウエハWの表面に供給されている状態で、ノズル移動機構12によって二流体ノズル4を水平移動させることにより、ウエハWの表面における処理液の液滴の衝突位置(供給位置)をウエハWの表面内で移動させることができる。
具体的には、ウエハWの表面における処理液の液滴の衝突位置が、たとえば、当該表面内において、円弧状の軌跡を描きつつ回転中心と周縁部との間を移動したり、回転中心を通る円弧状の軌跡を描きつつ周縁部から周縁部に移動したりするように、二流体ノズル4を水平移動させることができる。これにより、ウエハWの表面が処理液の液滴によってスキャンされ、当該表面全域に処理液の液滴が直接衝突されるようになっている。
二流体ノズル4には、処理液供給管13(低表面張力液体供給手段)および気体供給管14(気体供給手段)が接続されており、処理液供給管13および気体供給管14からそれぞれ処理液および気体が供給されるようになっている。処理液供給管13には、二流体ノズル4への処理液の供給および供給停止を切り換える処理液バルブ15が介装されており、気体供給管14には、二流体ノズル4への気体の供給および供給停止を切り換える気体バルブ16が介装されている。
二流体ノズル4に供給される処理液としては、純水よりも表面張力が小さい低表面張力液体が用いられている。具体的には、たとえば、純水よりも表面張力が小さい低表面張力液体であるHFE(ハイドロフルオロエーテル)が処理液として用いられている。HFEとしては、たとえば、住友スリーエム株式会社製のNovec(登録商標)のHFEを用いることができる。HFEの表面張力は、13.6mN/m(25℃、NovecHFE−7100(商品名))、13.6mN/m(25℃、NovecHFE−7200(商品名))、15.0mN/m(25℃、Novec7300(商品名))である。したがって、HFEの表面張力は、純水の表面張力(72mN/m、25℃)よりも低い。低表面張力液体としては、HFEに限らず、IPA(イソプロピルアルコール、表面張力は20.9mN/m(25℃))と純水との混合液などであってもよい。
また、二流体ノズル4に供給される気体としては、たとえば、窒素ガスが用いられている。二流体ノズル4に供給される気体としては、窒素ガスに限らず、窒素ガスと水素ガスとの混合ガス、アルゴンガス、炭酸ガス、ヘリウムガス、酸素ガスなどであってもよい。
図2は、二流体ノズル4の構造を図解的に示す断面図である。
二流体ノズル4は、ほぼ円柱状の外形を有している。二流体ノズル4は、ケーシングを構成する外筒17と、外筒17の内部に嵌め込まれた内筒18とを含む。内筒18および外筒17は、それぞれ共通の中心軸線L1上に同軸配置されており、互いに連結されている。内筒18の内部空間は、処理液供給管13(図1参照)からのHFEが流通する直線状の処理液流路19となっている。また、内筒18と外筒17との間には、気体供給管14からの窒素ガスが流通する円筒状の気体流路20が形成されている。
処理液流路19は、内筒18の上端で処理液導入口21として開口している。処理液流路19には、この処理液導入口21を介して処理液供給管13からのHFEが導入される。また、処理液流路19は、内筒18の下端で、中心軸線L1上に中心を有する円状の処理液吐出口22として開口している。処理液流路19に導入されたHFEは、この処理液吐出口22から吐出される。
一方、気体流路20は、中心軸線L1と共通の中心軸線を有する円筒状の間隙であり、内筒18および外筒17の上端部で閉塞され、内筒18および外筒17の下端で、中心軸線L1上に中心を有し、処理液吐出口22を取り囲む円環状の気体吐出口23として開口している。気体流路20の下端部は、気体流路20の長さ方向における中間部よりも流路面積が小さくされ、下方に向かって小径となっている。また、外筒17の中間部には、気体流路20に連通する気体導入口24が形成されている。
気体導入口24には、外筒17を貫通した状態で気体供給管14が接続されており、気体供給管14の内部空間と気体流路20とが連通されている。気体供給管14からの窒素ガスは、この気体導入口24を介して気体流路20に導入され、気体吐出口23から吐出される。
処理液吐出口22からHFEを吐出させつつ、気体吐出口23から窒素ガスを吐出させることにより、二流体ノズル4の近傍でHFEに窒素ガスを衝突させてHFEの液滴を生成することができる。さらに、噴流となったHFEの液滴をウエハWの表面に衝突させることができる。これにより、ウエハWの表面に付着しているパーティクルなどの異物を、HFEの液滴の運動エネルギーによって物理的に除去することができる。
図3は、基板処理装置1の電気的構成を説明するためのブロック図である。
この基板処理装置1は、制御部25(制御手段)を備えている。制御部25は、チャック回転駆動機構8およびノズル移動機構12などの動作を制御する。また、制御部25は、処理液バルブ10,15、気体バルブ16などの開閉を制御する。
図4は、基板処理装置1によるウエハWの処理の一例について説明するための図である。以下では、その表面に微細な配線パターンが形成されたウエハWを処理する場合について説明する。
処理対象のウエハWは、図示しない搬送ロボットによって搬送されてきて、スピンチャック2に受け渡される。そして、ウエハWがスピンチャック2に保持されると、制御部25によりチャック回転駆動機構8が制御されて、スピンチャック2に保持されたウエハWが鉛直軸線まわりに回転される。その後、制御部25により処理液バルブ10が開かれて、処理液ノズル3からウエハWの表面に向けて純水が吐出される。吐出された純水は、ウエハWの表面における回転中心を含む範囲に着液し、ウエハWの回転による遠心力を受けてウエハWの周縁に向かって瞬時に広がっていく。これにより、図4(a)に示すように、ウエハWの表面上に純水の液膜が形成され、ウエハWの表面全域が純水によって覆われる(基板被覆工程)。
次に、制御部25は、ノズル移動機構12を制御して、二流体ノズル4を、スピンチャック2に保持されたウエハWの周縁部の鉛直上方に配置させる。その後、制御部25は、処理液ノズル3から純水を吐出させた状態で、処理液バルブ15および気体バルブ16を開いて、図4(b)に示すように、HFEおよび窒素ガスを二流体ノズル4から吐出させる。吐出されたHFEは、窒素ガスと混合されてHFEの液滴となり、純水の液膜を貫通してウエハWの表面に衝突する(液滴衝突工程)。ウエハWの表面に付着しているパーティクルなどの異物は、液滴の運動エネルギーによってウエハWの表面から剥離される。そして、剥離された異物は、処理液ノズル3から供給される純水によって洗い流されて、ウエハWの表面から除去される。処理液ノズル3から吐出された純水は、ウエハW上から異物を洗い流すとともに、ウエハWの表面に衝突して跳ね返ったHFEの液滴などがウエハWの表面に付着することを防止するカバーリンス液として機能する。
二流体ノズル4からHFEおよび窒素ガスが吐出されている間、制御部25は、ノズル移動機構12を制御して、二流体ノズル4を水平移動させている。具体的には、たとえば図4(c)に示すように、ウエハWの表面におけるHFEの液滴の衝突位置が、当該表面内において、回転中心を通る円弧状の軌跡を描きつつ周縁部から周縁部に複数回往復移動するように、二流体ノズル4を水平移動させている。これにより、ウエハWの表面がHFEの液滴によってスキャンされ、当該表面全域にHFEの液滴が直接衝突される。その結果、ウエハWの表面全域から異物が確実に除去される。
HFEの液滴の供給が所定の液滴処理時間に亘って行われると、制御部25は、処理液バルブ15および気体バルブ16を閉じて、二流体ノズル4からのHFEおよび窒素ガスの吐出を停止させる。さらに、制御部25は、ノズル移動機構12を制御して、二流体ノズル4をウエハWの上方から退避させる。次に、制御部25は、処理液ノズル3からの純水の吐出を所定時間継続させてウエハWの表面を純水によって洗い流した後、処理液バルブ10を閉じて、処理液ノズル3からの純水の吐出を停止させる。その後、制御部25は、チャック回転駆動機構8を制御して、スピンチャック2に保持されたウエハWを高速回転(たとえば、3000rpm)させる。これにより、図4(d)に示すように、ウエハWの表面に付着している純水が、ウエハWの回転による遠心力を受けてウエハWの周囲に振り切られ、ウエハWの表面が乾燥する(スピンドライ処理)。
スピンドライ処理が所定のスピンドライ処理時間に亘って行われると、制御部25は、チャック回転駆動機構8を制御して、ウエハWの回転を停止させる。そして、ウエハWが静止した後、図示しない搬送ロボットによって、処理済のウエハWがスピンチャック2から搬送されていく。
図5は、二流体ノズル4により生成された処理液の液滴の大きさと液滴の数との関係を示すグラフである。この図5では、二流体ノズル4に処理液としてのHFEを供給したときと、処理液としての純水を供給したときの測定値を示している。2つの測定条件の主な違いは、二流体ノズル4に供給される処理液の表面張力が異なることである。HFE(液体)は、純水よりも表面張力の低い液体である。
図5に示すように、HFEを処理液として用いた場合、処理液として純水を用いた場合に比べて、粒径の小さな液滴の割合が多くなっている。すなわち、この図5から、二流体ノズル4により生成される処理液の液滴は、二流体ノズル4に供給される処理液の表面張力が小さいほど、平均粒径が小さくなり、相対的に大きな粒径の液滴が生成され難くなることが分かる。処理液の液滴をウエハWの表面に衝突させる洗浄処理において、ウエハWに生ずるダメージは、衝突される処理液の液滴の粒径が小さいほど減少するので、表面張力の低い液体を処理液として用いることにより、ウエハWのダメージを低減することができる。したがって、本実施形態のように、表面張力の低いHFEを処理液として用いることにより、ウエハWのダメージを低減することができる。
図6は、二流体ノズル4により生成された処理液の液滴の流速と液滴の数との関係を示すグラフである。この図6では、二流体ノズル4に処理液としてのHFEを供給したときと、処理液としての純水を供給したときの測定値を示している。2つの測定条件の主な違いは、二流体ノズル4に供給される処理液の表面張力が異なることである。また、二流体ノズル4に供給される気体としては、窒素ガスを用いた。
図6に示すように、HFEを処理液として用いた場合、処理液として純水を用いた場合に比べて、液滴の流速(最高流速、平均流速)が大きくなっている。すなわち、この図6から、二流体ノズル4により生成される処理液の液滴の流速は、二流体ノズル4に供給される処理液の表面張力が低いほど大きくなることが分かる。処理液の液滴の流速は、二流体ノズル4に供給される窒素ガス流量(流速)に概ね比例するので、二流体ノズル4に供給される処理液として表面張力の低い液体を用いることにより、必要とされる液滴の流速を少ない窒素ガス流量で確保することができる。これにより、窒素ガスの消費量を低減することができる。
図7は、二流体ノズル4に供給される窒素ガスの流量と、その流量でウエハWを洗浄したときのパーティクル除去率との関係を示すグラフである。
この図7において▲で示された測定値は、前述のウエハWの処理の一例におけるもの、すなわち、純水によってウエハWの表面を覆い、この純水で覆われたウエハWの表面にHFEの液滴を衝突させたときのものである。また、○で示された測定値は、前述のウエハWの処理の一例において、HFEによってウエハWの表面を覆い、このHFEで覆われたウエハWの表面にHFEの液滴を衝突させたときのものである。▲で示された測定値と、○で示された測定値との測定条件の主な違いは、ウエハWの表面を覆う処理液の誘電率が異なることである。純水は、HFEよりも誘電率の高い極性液体である。また、この図7における除去率とは、洗浄前のパーティクル数に対する除去されたパーティクル数(「洗浄前のパーティクル数」−「洗浄後のパーティクル数」)の割合を意味する。
図7に示すように、ウエハWの表面を覆う処理液の種類が同一である場合、窒素ガスの流量が多いほど、除去率が高くなることが分かる。また、窒素ガスの流量が同一である場合、ウエハWの表面を覆う処理液が純水である場合の方が、HFEである場合に比べて、除去率が高くなっている。すなわち、この図7から、パーティクルの除去率は、窒素ガスの流量が多いほど高く、さらに、ウエハWの表面を覆う処理液の誘電率が高いほど高くなることが分かる。したがって、ウエハWの表面を覆う処理液として高誘電率の極性液体を用いれば、少ない窒素ガス流量であっても高い除去率を得ることができる。処理液の液滴をウエハWの表面に衝突させる洗浄処理において、ウエハWに生ずるダメージは、液滴の流速が大きいほど、つまり、窒素ガス流量が多い(窒素ガスの流速が大きい)ほど増加するので、ウエハWの表面を覆う処理液として高誘電率の極性液体を用いることにより、高い除去率を得つつ、窒素ガス流量を少なくしてウエハWのダメージを低減することができる。さらに、窒素ガス流量を少なくすることにより、窒素ガスの消費量を低減することができる。
以上のように本実施形態では、ウエハWの表面に極性液体である純水を供給することにより当該表面を純水で覆い、さらに、この純水で覆われたウエハWの表面に純水よりも表面張力の低い低表面張力液体であるHFEの液滴を衝突させることにより、ウエハWの表面を洗浄する。
処理液の液滴をウエハWの表面に衝突させる洗浄処理において、ウエハWに生ずるダメージは、衝突される処理液の液滴の粒径が小さいほど少なくなる。さらに、図5において示したように、処理液の液滴の粒径は、処理液の表面張力が低いほど小さくなる。したがって、本実施形態のように、液滴を形成するための処理液として、表面張力が低いHFEを用いることによりウエハWに生ずるダメージを低減することができる。
またさらに、ウエハWの表面に対するパーティクルの付着力は、当該表面を極性液体によって覆うことにより弱められ、さらに、その誘電率が高いほど一層弱められる。そのため、図7において示したように、ウエハWの表面を誘電率の高い極性液体である純水によって覆うことにより、高いパーティクル除去率を得ることができる。したがって、本実施形態のように、ウエハWの表面を純水で覆い、この純水で覆われたウエハWの表面にHFEの液滴を衝突させることにより、ダメージを低減しつつ、高い除去率を得ることができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。たとえば、前述の実施形態では、二流体ノズル4が、ケーシング外で処理液と気体とを混合させて処理液の液滴を生成する外部混合型の二流体ノズルである場合について説明したが、これに限らず、二流体ノズル4は、ケーシング内で処理液と気体とを混合させて処理液の液滴を生成する内部混合型の二流体ノズルであってもよい。
また、前述の実施形態では、水平に保持され回転させられているウエハWの表面に処理液(処理液の液滴を含む)を供給して当該ウエハWを処理するものを取り上げたが、回転していない状態(非回転状態)のウエハWの表面に処理液を供給してウエハWを処理するものであってもよい。なお、前記非回転状態のウエハWとは、回転も移動もしていない状態(静止状態)のウエハWであってもよいし、回転せずに所定の方向に移動している状態(移動状態)のウエハWであってもよい。
また、前述の実施形態では、処理対象の基板として半導体ウエハWを取り上げたが、半導体ウエハに限らず、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、FED用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、セラミック基板などの他の種類の基板が処理対象とされてもよい。
本発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明するための図解図である。 二流体ノズルの構造を図解的に示す断面図である。 前記基板処理装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。 前記基板処理装置によるウエハの処理の一例について説明するための図である。 二流体ノズルにより生成された処理液の液滴の大きさと液滴の数との関係を示すグラフである。 二流体ノズルにより生成された処理液の液滴の流速と液滴の数との関係を示すグラフである。 二流体ノズルに供給される窒素ガスの流量と、その流量でウエハを洗浄したときのパーティクル除去率との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 基板処理装置
2 スピンチャック(基板保持手段)
3 処理液ノズル(液体吐出ノズル)
4 二流体ノズル
9 処理液供給管(液体供給手段)
13 処理液供給管(低表面張力液体供給手段)
14 気体供給管(気体供給手段)
25 制御部(制御手段)
W ウエハ(基板)

Claims (5)

  1. 極性液体を基板の主面に供給して、当該極性液体で基板の主面を覆う基板被覆工程と、
    前記極性液体で覆われた前記主面に、純水よりも表面張力の低く、前記極性液体とは種類が異なる低表面張力液体の液滴を衝突させる液滴衝突工程とを含み、
    前記基板被覆工程は、前記液滴衝突工程と並行して、前記極性液体を基板の主面に供給する工程を含む、基板処理方法。
  2. 前記基板被覆工程は、純水以上の誘電率を有する極性液体で基板の主面を覆う工程を含む、請求項1記載の基板処理方法。
  3. 前記液滴衝突工程は、前記極性液体で覆われた前記主面に前記低表面張力液体の液滴を衝突させつつ、前記主面に対する前記液滴の衝突位置を当該主面内で移動させる工程を含む、請求項1または2に記載の基板処理方法。
  4. 前記極性液体は、純水であり、前記低表面張力液体は、HFE(ハイドロフルオロエーテル)である、請求項1〜の何れか1項に記載の基板処理方法。
  5. 基板を保持する基板保持手段と、
    この基板保持手段に保持された基板の主面に向けて極性液体を吐出する液体吐出ノズルと、
    純水よりも表面張力の低く、前記極性液体とは種類が異なる低表面張力液体と気体とを混合させることにより前記低表面張力液体の液滴を生成し、生成された液滴を前記基板保持手段に保持された基板の主面に衝突させるための二流体ノズルと、
    前記液体吐出ノズルに前記極性液体を供給する液体供給手段と、
    前記二流体ノズルに前記低表面張力液体を供給する低表面張力液体供給手段と、
    前記二流体ノズルに気体を供給する気体供給手段と、
    前記液体供給手段を制御することにより、前記液体吐出ノズルから前記極性液体を吐出させて前記基板保持手段に保持された基板の主面を前記極性液体で覆う基板被覆工程と、前記低表面張力液体供給手段および気体供給手段を制御することにより、前記極性液体で覆われた基板の主面に前記低表面張力液体の液滴を衝突させる液滴衝突工程とを行わせ、前記液体供給手段を制御することにより、前記液滴衝突工程と並行して、前記液体吐出ノズルから吐出させた前記極性液体を前記基板保持手段に保持された基板の主面に供給する制御手段とを含む、基板処理装置。
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