JP5272353B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
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Description
第1の発明の熱可塑性樹脂組成物には、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子及び熱可塑性樹脂を溶融混練してなり、金属酸化物微粒子に熱可塑性樹脂がグラフト化されたグラフト体が含まれている。係るグラフト体は、熱可塑性樹脂と金属酸化物微粒子とが結合力の高い共有結合で結ばれている。従って、熱可塑性樹脂がグラフト化していない金属酸化物微粒子を含有する熱可塑性樹脂組成物と比較して、金属酸化物微粒子の分散性が良く、得られる成形体の機械的物性及び耐熱性を向上させることができる。また、金属酸化物微粒子表面の有機過酸化物基は、表面に水酸基を有する酸化ケイ素微粒子を用いて形成されるものである。従って、酸化ケイ素微粒子の水酸基を利用し、有機過酸化物基を金属酸化物微粒子表面に容易に導入することができる。また、金属酸化物微粒子表面の有機過酸化物基は、酸化ケイ素微粒子の水酸基にアミノ変性シランカップリング剤を反応させて酸化ケイ素微粒子表面にアミノ基を導入し、該アミノ基にエチレン性不飽和基と有機過酸化物基を有する化合物を反応させて得られるものである。このため、有機過酸化物基の導入効率を向上させることができる。
本実施形態の熱可塑性樹脂組成物は、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子及び熱可塑性樹脂を溶融混練してなり、金属酸化物微粒子に熱可塑性樹脂がグラフト化されたグラフト体と、熱可塑性樹脂とを含有するものである。即ち、熱可塑性樹脂組成物は、上記グラフト体と熱可塑性樹脂とを含む混合物である。
・ 本実施形態の熱可塑性樹脂組成物には、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子及び熱可塑性樹脂を溶融混練してなり、金属酸化物微粒子に熱可塑性樹脂がグラフト化されたグラフト体が含まれている。係るグラフト体は、熱可塑性樹脂と金属酸化物微粒子とが結合力の高い共有結合で結合されている。従って、熱可塑性樹脂がグラフト化していない金属酸化物微粒子を含有する熱可塑性樹脂組成物と比較して、熱可塑性樹脂組成物中における金属酸化物微粒子の分散性が良くなり、得られる成形体の機械的物性及び耐熱性を向上させることができる。よって、熱可塑性樹脂組成物は、熱可塑性樹脂という有機材料と金属酸化物微粒子という無機ナノ粒子との有機−無機ナノコンポジット材料として極めて有用である。
(1)数平均分子量(Mn)、質量平均分子量(Mw)、分散度(Mw/Mn)
示差屈折率検出器を備えたゲル浸透クロマトグラフィ装置(GPC、(株)島津製作所製)を用い、溶出液をテトラヒドロフラン(THF)、カラム温度を40℃として、標準ポリスチレン換算により求めた。
(2)熱可塑性樹脂組成物中の熱可塑性樹脂がグラフト化した金属酸化物微粒子中の熱可塑性樹脂の定性と定量
熱可塑性樹脂組成物1gを100mlのテトラヒドロフラン(THF)に溶解し、得られた溶液を遠心分離機((株)久保田製作所製、7780)で20分間高速遠心分離(20,000rpm)した。得られた沈殿物をさらに100mlのTHFで洗浄し、20分間高速遠心分離した。この洗浄、遠心分離操作をさらに2回繰り返して得られた沈殿物を、室温で2時間真空乾燥することにより、熱可塑性樹脂がグラフト化した金属酸化物微粒子を取り出した。
(3)熱可塑性樹脂組成物中の金属酸化物微粒子の分散性
熱可塑性樹脂組成物中の金属酸化物微粒子の1μm2あたりの粒子数及び数平均分散粒径の測定:得られた熱可塑性樹脂組成物から、ウルトラミクロトーム((株)ライカ製、ウルトラカットUCT)を用いて、厚さ50〜100μmの超薄切片を作製した。得られた超薄切片を、透過型電子顕微鏡(TEM)((株)日本電子製、JEM−1200EX)を用いて金属酸化物微粒子の分散状態を観察撮影した。得られたTEM写真を複数用いて、視野内で確認可能な独立した粒子の数を100μm2以上の範囲でカウントし、1μm2あたりの面積でカウント可能な粒子数を算出した。加えた粒子の種類や量が同じである場合には、粒子が凝集して存在していると単位面積あたりの粒子数は少なくなっているため、この方法により粒子の分散性を評価することが可能となる。またTEM写真において、100個以上の分散金属酸化物微粒子が存在する任意の領域を選択し、粒径を目盛り付き定規を用いて測定し、数平均分散粒径を算出した。
(4)30℃での曲げ貯蔵弾性率(E´30℃)
幅20mm、長さ40mm及び厚さ1mmの試験片を、動的粘弾性測定装置((株)エスアイアイナノテクノロジーズ製、DMS6100)を用い、測定モード:両持ち曲げ正弦波モード、測定温度範囲:30〜220℃、昇温速度:2℃/分の条件で、30℃での曲げ貯蔵弾性率(E´30℃)を測定した。
(5)ガラス転移温度(Tg)での曲げ貯蔵弾性率(E´TG)
幅20mm、長さ40mm及び厚さ1mmの試験片を、動的粘弾性測定装置((株)エスアイアイナノテクノロジーズ製、DMS6100)を用い、測定モード:両持ち曲げ正弦波モード、測定温度範囲:30〜220℃、昇温速度:2℃/分の条件で、ガラス転移温度(Tg)即ち、tanδが最大値となる温度での曲げ貯蔵弾性率(E´TG)を測定した。
金属酸化物微粒子A:日本触媒(株)製アモルファスシリカ、商品名「シーホスターKE−W10(水分散液)」、数平均粒径130nm、表面に水酸基を有している。
金属酸化物微粒子C:日産化学工業(株)製オルガノルシリカゾル、商品名「メタノールシリカゾル(メタノール分散液)」、数平均粒径15nm、表面に水酸基を有している。
有機変性金属酸化物:日本アエロジル(株)製コロイダルシリカ、商品名「アエロジルR805」、数平均粒径12nm、有機物変性量5.5%
一分子中にエチレン性不飽和基と有機過酸化物基を有する化合物a:日本油脂(株)製のt−ブチルペルオキシ−2−メタクリロイルオキシエチルモノカーボネート、商品名「ペロマーMEC(MEC)」
一分子中にエチレン性不飽和基と有機過酸化物基を有する化合物b:日本油脂(株)製のt−ブチルペルオキシ−アリルモノカーボネート、商品名「ペロマーAC(AC)」
熱可塑性樹脂(PS):PSジャパン(株)製のポリスチレン樹脂、商品名「HF77」、質量平均分子量(Mw)244,000、分散度(Mw/Mn)3.2
(参考例1、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aaの製造)
金属酸化物微粒子Aの水分散液を遠心分離し、沈殿物をN−メチルピロリドンで洗浄、遠心分離操作を3回行うことで、固形分20質量%のN−メチルピロリドン分散液を得た。
(参考例2、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Abの製造)
参考例1において、MEC2.4g(アミノ基に対して3倍モル)をMEC0.4g(アミノ基に対して0.5倍モル)に変更した以外は同様の方法で、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Abを得た。この表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子の有機過酸化物基導入量を化学滴定により求め、その結果を表1に示した。
(参考例3、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Acの製造)
参考例1において、MEC2.4g(アミノ基に対して3倍モル)をMEC8g(アミノ基に対して10倍モル)に変更した以外は同様の方法で、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Acを得た。この表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子の有機過酸化物基導入量を化学滴定により求め、その結果を表1に示した。
(参考例4、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Bの製造)
参考例1において、金属酸化物微粒子Aを金属酸化物微粒子Bに変更した以外は同様の方法で、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Bを得た。この表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子の有機過酸化物基導入量を化学滴定により求め、その結果を表1に示した。
(参考例5、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Cの製造)
参考例1において、金属酸化物微粒子Aを金属酸化物微粒子Cに変更した以外は同様の方法で、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Cを得た。この表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子の有機過酸化物基導入量を化学滴定により求め、その結果を表1に示した。
(参考例6、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Adの製造)
参考例1において、MEC2.4g(アミノ基に対して3倍モル)をAC1.7g(アミノ基に対して3倍モル)に変更した以外は同様の方法で、表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Adを得た。この表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子の有機過酸化物基導入量を化学滴定により求め、その結果を表1に示した。
(比較参考例1、表面に熱可塑性樹脂がグラフト化した金属酸化物微粒子の製造)
100mlのビーカーに、参考例2で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aa2gとスチレンモノマー55gを入れ、ホモミキサー(特殊機化(株)製、TKホモミキサーMARKII−f)で3000rpm、10分間分散させた。その分散液を100mlの4つ口フラスコに入れ、三日月型撹拌羽根で400rpm、5分間、窒素バブリング(20ml/分)下で分散させた。この分散液を100℃で2時間、窒素バブリング(20ml/分)下で分散させた。得られた反応物を遠心分離し、沈殿物をテトラヒドロフラン(THF)で洗浄、遠心分離操作を3回行い、それを真空乾燥することで表面にポリスチレンがグラフト化した金属酸化物微粒子を得た。この表面にポリスチレンがグラフト化した金属酸化物微粒子のポリスチレングラフト量を熱質量測定装置((株)エスアイアイナノテクノロジーズ製、TG220)で測定したところ、金属酸化物微粒子100質量部に対して10質量部であった。
(実施例1)
熱可塑性樹脂(PS)100質量部と参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aa10質量部をドライブレンドし、180℃に設定された溶融混練機(ラボプラストミルμ、小型セグメントミキサ:KF6型、ディスク:高剪断型、(株)東洋精機製作所製)にて210rpmで5分間溶融混練し、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物から熱可塑性樹脂(PS)がグラフト化した金属酸化物微粒子中の熱可塑性樹脂(PS)の定性、定量及び熱可塑性樹脂組成物中の金属酸化物微粒子の分散性を測定し、その結果を表2に示した。
(実施例2)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aaを、参考例2で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Abに変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表2に示した。
(実施例3)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aaを、参考例3で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Acに変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表2に示した。
(実施例4)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物を有する金属酸化物微粒子Aaを、参考例4で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Bに変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表2に示した。
(実施例5)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aaを、参考例5で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Cに変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表2に示した。
(実施例6)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aaを、参考例6で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Adに変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表2に示した。
(比較例1)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aaを、有機過酸化物基を有していない金属酸化物微粒子Aに変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表2に示した。
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aa10質量部を0.05質量部に変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表3に示した。
(実施例8)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aa10質量部を40質量部に変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表3に示した。
(比較例2)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aaを、比較参考例1で得られた表面にポリスチレンがグラフト化した金属酸化物微粒子に変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表3に示した。
(比較例3)
実施例1において、参考例1で得られた表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子Aaを、有機変性金属酸化物微粒子に変更した以外は同様の方法で、熱可塑性樹脂組成物を得た。得られた熱可塑性樹脂組成物を同様の方法で評価し、その結果を表3に示した。
・ 金属酸化物微粒子として、一次の数平均粒径の異なる酸化ケイ素微粒子を組合せて使用したり、酸化ケイ素微粒子とそれ以外の金属酸化物微粒子とを組合せて使用したりすることもできる。
・ 有機過酸化物として、分解開始温度の異なるものを複数種類組合せて使用し、溶融混練する温度を調整することもできる。
・ 金属酸化物微粒子に熱可塑性樹脂がグラフト化されたグラフト体と、熱可塑性樹脂とを含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。このように構成した場合、金属酸化物微粒子の分散性が良く、得られる成形体の機械的物性及び耐熱性を向上させることができる。
Claims (3)
- 表面に有機過酸化物基を有する金属酸化物微粒子及び熱可塑性樹脂を溶融混練してなり、金属酸化物微粒子に熱可塑性樹脂がグラフト化されたグラフト体と、熱可塑性樹脂とを含有し、
前記金属酸化物微粒子表面の有機過酸化物基は、酸化ケイ素微粒子の水酸基にアミノ変性シランカップリング剤を反応させて酸化ケイ素微粒子表面にアミノ基を導入し、該アミノ基にエチレン性不飽和基と有機過酸化物基を有する化合物を反応させて得られるものであることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 - 前記金属酸化物微粒子表面の有機過酸化物基が、ペルオキシモノカーボネート基であることを特徴とする請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 前記熱可塑性樹脂組成物を成形してなる成形体の物性として、JIS K 7244−3で規定される30℃における曲げ貯蔵弾性率が熱可塑性樹脂単体の曲げ貯蔵弾性率の1.2〜5倍であり、かつガラス転移温度における曲げ貯蔵弾性率が熱可塑性樹脂単体のガラス転移温度における曲げ貯蔵弾性率の2〜10倍であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱可塑性樹脂組成物。
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