JP5270139B2 - ハウジング - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器の内部の冷却等に用いる二重反転式軸流送風機に使用できるハウジングに関するものである。
特許第3904595号(特許文献1)には、軸線方向の一方に吸い込み口を有し且つ軸線方向の他方に吐き出し口を有する風洞を内部に有するハウジング本体と、風洞の中央部に配置されたモータ支持フレームとを備えたハウジングを備えた二重反転式軸流送風機が示されている。この二重反転式軸流送風機では、ハウジング内のモータ支持フレームと吸い込み口との間の第1の空間内に、第1のモータによって回転される第1のインペラが配置されている。また、ハウジング内のモータ支持フレームと吐き出し口との間の第2の空間内に、第2のモータによって回転される第2のインペラが配置されている。第1のインペラは、第2のインペラと逆方向に回転する。この二重反転式軸流送風機では、ハウジングが、結合構造によって連結される第1及び第2の分割ハウジングユニットによって構成されている。第1の分割ハウジングユニットは、第1の空間の主要部を内部に有する第1の筒状風洞半部を備えた第1のハウジング本体半部と、モータ支持フレームが軸線方向と直交する径方向に延びる仮想基準分割面に沿って二つに分割されて得られた第1の支持フレーム半部とを有している。第2の分割ハウジングユニットは、第2の空間の主要部を内部に有する第2の筒状風洞半部を備えた第2のハウジング本体半部と、モータ支持フレームを仮想基準分割面に沿って二つに分割して得られる第2の支持フレーム半部とを有している。結合構造は、第1の筒状風洞半部の他端に形成された嵌合部と第2の筒状風洞半部の他端に形成されて嵌合部と嵌合される被嵌合部とから構成されている。
特許第3904595号
しかしながら、従来の二重反転式軸流送風機では、第1及び第2の分割ハウジングユニットを組み合わせる際に、第1の筒状風洞半部の嵌合部と第2の筒状風洞半部の被嵌合部とを強く押し付けると、第1及び第2の分割ハウジングユニットの嵌合部に無理な力が加わり、第1及び第2の分割ハウジングユニットが破損するおそれがあった。
また、従来の二重反転式軸流送風機では、第1及び第2の分割ハウジングユニットとの結合部分の強度が低いため、外部から力が加わると、第1及び第2の分割ハウジングユニットとが外れやすい問題があった。そのためネジ止めや接着等を利用する必要があった。 本発明の目的は、第1及び第2の分割ハウジングユニットを結合する際に、第1及び第2の分割ハウジングユニットが破損するのを防止することができる二重反転式軸流送風機を提供することにある。
本発明の他の目的は、外部から力が加わっても、第1及び第2の分割ハウジングユニットとが簡単に外れるのを防止できるハウジングを提供することにある。
本願発明のハウジングは、軸線方向の一方に吸い込み口を有し且つ軸線方向の他方に吐き出し口を有する風洞を内部に有するハウジング本体と、風洞の中央部に配置されたモータ支持フレームとを備えている
モータ支持フレームは、風洞の中央部に位置する支持フレーム本体と、支持フレーム本体とハウジング本体との間に、回転軸の周方向に所定の間隔をあけて配置されて、支持フレーム本体とハウジング本体とを連結する複数本のウエブとを備えている。
ハウジングは、結合構造によって連結される第1及び第2の分割ハウジングユニットによって構成されている。第1の分割ハウジングユニットは、一端に吸い込み口を有する第1のフランジ部及び該第1のフランジ部に一端が一体に形成されて第1の空間の主要部を内部に有する第1の筒状風洞半部を備えた第1のハウジング本体半部と、モータ支持フレームが軸線方向と直交する径方向に延びる仮想基準分割面に沿って二つに分割されて得られた第1の支持フレーム半部とを有している。また第2の分割ハウジングユニットは、一端に吐き出し口を有する第2のフランジ部及び該第2のフランジ部に一端が一体に形成されて第2の空間の主要部を内部に有する第2の筒状風洞半部を備えた第2のハウジング本体半部と、モータ支持フレームを仮想基準分割面に沿って二つに分割して得られる第2の支持フレーム半部とを有している。
本発明で採用する結合構造は、第1の筒状風洞半部の他端に形成された嵌合部と第2の筒状風洞半部の他端に形成されて嵌合部と嵌合される被嵌合部と、第1のフランジ部と一体に形成されて周方向に間隔をあけて配置され且つ第1の筒状風洞半部に沿って延びる複数の係合部材と、第2のフランジ部と一体に形成されて周方向に間隔をあけて配置され、第2の筒状風洞半部に沿って延び且つ複数の係合部材と係合する複数の被係合部材とから構成されている。
また第1のフランジ部と一体に形成され、係合部材に隣接して配置され且つ第1の筒状風洞半部に沿って延びる複数の第1のストッパ部と、第2のフランジ部と一体に形成され、被係合部材に隣接して配置され、第2の筒状風洞半部に沿って延び且つ複数の係合部材と複数の被係合部材とが完全に係合した状態で、複数の第1のストッパ部の先端部と突き当たる先端部を有する複数の第2のストッパ部とを備えている。
本発明では、第1及び第2の分割ハウジングユニットを結合する結合構造に、第1のフランジ部と一体に形成された複数の係合部材と、第2のフランジ部と一体に形成された複数の被係合部材とを用いている。そのため本発明によれば、第1の筒状風洞半部の嵌合部と第2の筒状風洞半部の被嵌合部との嵌合によって形成される嵌合構造に加えて、複数の係合部材と複数の被係合部材との係合構造によっても、第1及び第2の分割ハウジングユニットの結合が達成されることになる。その結果、第1及び第2の筒状風洞半部の嵌合構造に力が集中することがなくなって、しかも第1及び第2の分割ハウジングユニットが簡単に外れるといった事態が発生することはない。さらに本発明では、係合部材に隣接して複数の第1のストッパ部を設け、被係合部材に隣接して複数の第2のストッパ部を設けているので、第1の分割ハウジングユニットと第2の分割ハウジングユニットとを結合する際に、第1及び第2のフランジ部から係合部材と被係合部材とに力を集中的に加えたとしても、係合部材及び被係合部材に隣接する複数の第1のストッパ部の先端部と複数の第2のストッパ部の先端部とが突き当たる。その結果、複数の係合部材が複数の被係合部材に強く押し当てられても、係合部材または被係合部材の係合部が破損するのを防ぐことができる。
第1のフランジ部及び第2のフランジ部が、それぞれ周方向に並ぶ第1〜第4の隅からなる四隅を有する輪郭形状を有している場合には、4つの係合部材及び4つの第1のストッパ部を第1のフランジ部の四隅近傍にそれぞれ配置し、4つの被係合部材及び4つの第2のストッパ部を第2のフランジ部の四隅近傍にそれぞれ配置するのが好ましい。そして、第1のフランジ部の第1の隅と第2の隅の間の領域内には、2つの係合部材を配置し、第2の隅と第3の隅の間の領域内には、2つの第1のストッパ部を配置し、第3の隅と第4の隅の間の領域内には、2つの係合部材を配置し、第4の隅と第1の隅の間の領域内には、2つの第1のストッパ部を配置する。また、第2のフランジ部の第1の隅と第2の隅の間の領域内には、2つの被係合部材を配置し、第2の隅と第3の隅の間の領域内には、2つの第2のストッパ部を配置し、第3の隅と第4の隅の間の領域内には、2つの被係合部材を配置し、第4の隅と第1の隅の間の領域内には、2つの第2のストッパ部を配置するのが好ましい。このようにすれば、第1及び第2のフランジ部の四隅は、スペースを確保しやすいので、4つの係合部材及び4つの被係合部材並びに4つの第1及び第2のストッパ部を周方向に並べて配置することができる。特に、第1及び第2のストッパ部が係合部材及び被係合部材の外側に位置することになる。そのため、第1及び第2のフランジ部の四隅に加わる力が過剰になった場合でも、外側に位置する第1及び第2のストッパ部が外力を吸収し、係合部材と被係合部材とに過剰な力が加わるのを防止することができる。
複数の係合部材は第1の筒状風洞半部と一体に結合されており、複数の被係合部材は第2の筒状風洞半部と一体に結合されているのが好ましい。このようにすれば、複数の係合部材及び複数の被係合部材の機械的強度を高めることができる。また、両者を係合した後は、係合部材と被係合部材とが第1及び第2の筒状風洞半部を補強する役割を果たす。
また係合部材及び被係合部材並びに第1及び第2のストッパ部の配置は、次のようにしてもよい。すなわち第1のフランジ部の四隅のうち回転軸の径方向に対向する2つの隅を結ぶ第1の仮想対角線と残りの2つの隅を結ぶ第2の仮想対角線を仮想したときに、係合部材と該係合部材に対応する第1のストッパ部材とを、第1または第2の仮想対角線を間に挟むように配置する。また第1または第2の仮想対角線が通過する四隅の部分には、係合部材及び第1のストッパ部材のいずれも配置しない。さらに第2のフランジ部の四隅のうち回転軸の径方向に対向する2つの隅を結ぶ第3の仮想対角線と残りの2つの隅を結ぶ第4の仮想対角線を仮想したときに、被係合部材と該被係合部材に対応する第2のストッパ部材とを、第3または第4の仮想対角線を間に挟むように配置する。また第3または第4の仮想対角線が通過する四隅の部分には、被係合部材及び第2のストッパ部材のいずれもが配置しない。このようにすると、第1のフランジ部及び第2のフランジ部の四隅に力を加えて、結合構造を結合状態にする際に、係合部材及び被係合部材と第1及び第2のストッパ部とにそれぞれ力がバランス良く加わることになり、係合部材及び被係合部材の係合を確実に行って、しかも第1及び第2のストッパ部の機能を確実に発揮させることができる。
係合部材及び被係合部材は、種々のものを採用することができる。例えば、係合部材及び被係合部材の一方が、爪部を備えているときには、係合部材及び被係合部材の他方は、その爪部が係合される孔部を備えたものを採用することができる。この場合、係合部材と被係合部材とは、係合部材と被係合部材とを嵌め合わせる動作を行う際に、係合部材と被係合部材の少なくとも一方が撓み、係合部材と被係合部材との嵌め合わせが完了したときに、爪部と孔部とが係合状態になるように構成すればよい。そして、孔部は、爪部が孔部に係合された状態で、係合状態が目視により確認できるように形成すればよい。このようにすれば、爪部を孔部に弾発的に挿入するだけで簡単に係合部材を被係合部材に係合させることができる。また、孔部は、爪部が孔部に係合された状態で、係合状態が目視により確認できるように形成されているため、係合部材と被係合部材との係合の状態を容易に確認することができる。
複数の係合部材及び複数の第1のストッパ部材は、第1のフランジ部を第1の筒状風洞半部側から見たときの第1のフランジ部の輪郭から外側にはみ出すことがないようにそれらの形状を定めるのが好ましい。また、複数の被係合部材及び複数の第2のストッパ部材は、第2のフランジ部を第2の筒状風洞半部側から見たときの第2のフランジ部の輪郭から外側にはみ出すことがないようにそれらの形状を定めるのが好ましい。このようにすれば、係合部材及び被係合部材並びに第1及び第2のストッパ部を設けたとしても、二重反転式軸流送風機の外形形状が大きくなるのを抑制できる。
本発明によれば、第1及び第2の分割ハウジングユニットを結合する結合構造に、第1のフランジ部と一体に形成された複数の係合部材と、第2のフランジ部と一体に形成された複数の被係合部材とを用いている。そのため、第1の筒状風洞半部の嵌合部と第2の筒状風洞半部の被嵌合部との嵌合によって形成される嵌合構造に加えて、複数の係合部材と複数の被係合部材との係合構造によっても、第1及び第2の分割ハウジングユニットの結合が達成されることになる。その結果、第1及び第2の筒状風洞半部の嵌合構造に力が集中することがなくなって、しかも第1及び第2の分割ハウジングユニットが簡単に外れるといった事態が発生することはない。さらに本発明では、係合部材に隣接して複数の第1のストッパ部を設け、被係合部材に隣接して複数の第2のストッパ部を設けているので、第1の分割ハウジングユニットと第2の分割ハウジングユニットとを結合する際に、第1及び第2のフランジ部から係合部材と被係合部材とに力を集中的に加えたとしても、係合部材及び被係合部材に隣接する複数の第1のストッパ部の先端部と複数の第2のストッパ部の先端部とが突き当たる。その結果、複数の係合部材が複数の被係合部材に強く押し当てられても、係合部材または被係合部材の係合部が破損するのを防ぐことができる利点が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態のハウジングを備えた二重反転式軸流送風機の半部断面図である。本図に示すように、本例の二重反転式軸流送風機は、ハウジング1と第1のモータ3と第1のインペラ5と第2のモータ7と第2のインペラ9とを有している。ハウジング1は、図2〜図6に示すように、第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とが結合構造を介して組み合わされて構成されている。なお、図2〜図4は、ハウジング1の斜視図、平面図及左側面図であり、図5は図3をV−V線で切断した断面の一部の図であり、図6は図4のVI−VI線断面図である。
第1の分割ハウジングユニット11は、合成樹脂またはアルミからなり、図7に示すように、第1のハウジング本体半部15と第1の支持フレーム半部17とを一体に有している。第1のハウジング本体半部15は、第1のフランジ部19と第1の筒状風洞半部21と4つの係合部材23A〜23Dと4つの第1のストッパ部25A〜25Dとを有している。第1のフランジ部19は、後述する第1及び第2のモータ3,7の同じ軸線A上に並ぶ回転軸71,171の周方向(以下、単に周方向という)に並ぶ第1〜第4の隅19a〜19dからなる四隅を有する、ほぼ四角形の輪郭を有しており、後述する軸線方向の一端に吸い込み口11aを有している。第1のフランジ部19の四隅には、それぞれ角部にアールが付されており、二重反転式軸流送風機を電気機器に取り付ける取付具が挿入される貫通孔19eが形成されている。第1の筒状風洞半部21は、第1のフランジ部19に一端が一体に形成されており、第1の空間S1の主要部を内部に有している。この第1の筒状風洞半部21は、回転軸71,171の軸線方向(以下、単に軸線方向という)に延びている。第1の筒状風洞半部21の他端21aの外周部には周方向に等しく間隔を隔てた4カ所に、回転軸71,171の径方向(以下、単に径方向という)の外側に突出する壁部21bが形成されている。第1の筒状風洞半部21の他端21aの内周部には、壁部21bに対応する位置に直線的に延びる平坦面部21cが形成されている。本実施の形態では、平坦面部21cを含む他端21aの内周部分が嵌合部を構成している。
図3,図4及び図7に示すように、4つの係合部材23A〜23Dは、第1のフランジ部19及び第1の筒状風洞半部21と一体に形成されて周方向に間隔をあけて配置されている。4つの係合部材23A〜23Dは、後述する第2の分割ハウジングユニット13の4つの被係合部材41A〜41Dとそれぞれ係合する。4つの係合部材23A〜23Dは、第1の筒状風洞半部21と一体に結合された状態で第1のフランジ部19の四隅19a〜19dの近傍にそれぞれ配置されている。これらの4つの係合部材23A〜23Dは、第1のフランジ部19を第1の筒状風洞半部21側から見たときの第1のフランジ部19の輪郭から外側にはみ出すことがないように、第1の筒状風洞半部21に沿って軸線方向に延びている。図5及び図7に示した係合部材23Bを代表例として、この係合部材23Bの各部に符号を付して、係合部材の構造を説明する。係合部材23A〜23Dは、図5及び図7の紙面で見た上下方向と前述の軸線方向とに直交する方向に対向する2つの板部23a,23bと、板部23aと板部23bとを連結する3つの連結部23c〜23eとを有している。3つの連結部23c〜23eは、軸線方向に所定の間隔をあけて配置されている。そして2つの連結部23c及び23dは、2つの板部23a及び23bの間を上下方向に完全に延びて、2つの板部23a及び23bの間の空間を仕切っている。連結部23eは、2つの板部23a,23bのそれぞれの間を上から少しだけ下に延びて、2つの板部23a,23bの上側端縁部の一部だけを連結している。そのため、2つの板部23a及び23bと、連結部23eと第1の筒状風洞半部21との間には、開口部23fが形成されている。また連結部23dと連結部23eとの間には、上方向に開口する孔部23gが形成されている。
4つの第1のストッパ部25A〜25Dは、第1のフランジ部19と一体に形成されたほぼ矩形の平板形状を有しており、その基部は第1の筒状風洞半部21と一体に結合されている。これらの4つの第1のストッパ部25A〜25Dは、第1のフランジ部19を第1の筒状風洞半部21側から見たときの第1のフランジ部19の輪郭から外側にはみ出すことがないように第1の筒状風洞半部21に沿って軸線方向に延びている。これら4つの第1のストッパ部25A〜25Dの配置状態については、後に説明する。
図7に示すように、第1の支持フレーム半部17は、第1の支持フレーム本体半部27と、5本の第1のウエブ半部28A〜28Eとを有している。第1の支持フレーム本体半部27は、中央部に開口部27aを有する円板部27bと該円板部27bの外周部から軸線方向に延びる周壁部27cとを有している。開口部27a内には、真鍮からなる金属製の第1の軸受けホルダ77が嵌合されて固定されている(図1)。また円板部27bと周壁部27cとによって囲まれた空間内には、第1のモータ3のステータの基板85が配置される(図1)。第1の支持フレーム本体半部27には、第1のモータ3の回転軸71の軸線方向に貫通する4つの第1の貫通孔半部29A〜29Dが形成されている。これら4つの第1の貫通孔半部29A〜29Dは、周方向に等間隔に形成されている。4つの第1の貫通孔半部29A〜29Dの内、1つの貫通孔半部29Aは、後述する第1のウエブ半部28Aの第1のリード線ガイド通路半部31の内部と連通している。
5本の第1のウエブ半部28A〜28Eは、第1の支持フレーム本体半部27の周壁部27cと第1のハウジング本体半部15の内周面との間に、周方向に所定の間隔をあけて配置されて、第1の支持フレーム本体半部27と第1のハウジング本体半部15とを連結している。5本の第1のウエブ半部28A〜28Eのうち、1本の第1のウエブ半部28Aは、その内部に第1のリード線ガイド通路半部31を備えたウエブ半部(以下、単に第1のリード線ガイドウエブ半部28Aという)を構成している。第1のリード線ガイドウエブ半部28Aは、図7及び図8に示すように、底壁28aと底壁28aから第2のモータ7側に立ち上がる一対の側壁部28bとを有している。底壁28aと一対の側壁部28bとにより囲まれた領域により第1のリード線ガイド通路半部31(図7)が構成されている。図8に示すように、一対の側壁部28bには、後述する第2のリード線ガイドウエブ半部55A側に突出する1つの凸部28dと底壁28a側にへこんでいる1つの凹部28eとがそれぞれ形成されている。本例では、一対の側壁部28bの一方に設けられる凸部28d及び凹部28eは、それぞれ一対の側壁部28bの他方に設けられる凸部28d及び凹部28eと周方向に対向している。凸部28dの輪郭形状及び凹部28eの輪郭形状は、それぞれ等脚台形形状を呈している。凸部28dと凹部28eとは、隣接するそれぞれの傾斜面28d1 及び28e2 が連続するように形成されている。凸部28dは、第1の支持フレーム半部17と後述する第2の支持フレーム半部35とが二つに分割される際の分割面となる仮想基準分割面Fを越えて第2のリード線ガイドウエブ半部55A側に突出している。そして、凸部28d及び凹部28eが形成されている部分を除く一対の側壁部28bの端面28fは仮想基準分割面F内に位置している。また図4に示すように、第1の筒状風洞半部21の第1のリード線ガイドウエブ半部28Aが接合される部分の近傍には、第1のリード線ガイドウエブ半部28A内に開口する開口部21dが形成されている。リード線lは、この開口部21dを通して外部に導出される。
第2の分割ハウジングユニット13も、合成樹脂またはアルミからなり、図9に示すように、第2のハウジング本体半部33と第2の支持フレーム半部35とを一体に有している。第2のハウジング本体半部33は、第2のフランジ部37と第2の筒状風洞半部39と4つの被係合部材41A〜41Dと4つの第2のストッパ部43A〜43Dとを有している。第2のフランジ部37は、周方向に並ぶ第1〜第4の隅37a〜37dからなる四隅を有する四角形の輪郭を有しており、軸線方法の他端に吐き出し口13aを有している。第2のフランジ部37の四隅37a〜37dには、それぞれ角部にアールが付されており、二重反転式軸流送風機を電気機器に取り付ける取付具が挿入される貫通孔37eが形成されている。第2の筒状風洞半部39は、第2のフランジ部37に一端が一体に形成されて、第2の空間S2の主要部を内部に有している。
第2の筒状風洞半部39の他端39aの外周面部(被嵌合部)には、周方向に等しい角度間隔をあけて4つの平坦面部45が形成されている。これら4つ平坦面部45は、第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とが結合される際に、第1の筒状風洞半部21の壁部21aの平坦面部21cと接触する。このような平坦面部21cと平坦面部45の接触により、第1及び第2の分割ハウジングユニット11及び13の周方向の位置決めが図られる。
4つの被係合部材41A〜41Dは、第2のフランジ部37と一体に形成されて周方向に間隔をあけて配置されている。これらの4つの被係合部材41A〜41Dは、第2の筒状風洞半部39と一体に結合された状態で第2のフランジ部37の四隅37a〜37dの近傍にそれぞれ配置されている。また、4つの被係合部材41A〜41Dは、第2のフランジ部37を第2の筒状風洞半部側39から見たときの第2のフランジ部37の輪郭から外側にはみ出すことがないように、第2の筒状風洞半部39に沿って軸線方向に延びている。図5及び図9の被係合部材41Bを代表例として、この被係合部材41Bに符号を付して、被係合部材の構成を説明する。被係合部材41A〜41Dは、第2のフランジ部37に一体に設けられた支持部47と、支持部47及び第2の筒状風洞半部39に結合したリブ49と、支持部47に一端が支持された爪構成体51とを有している。爪構成体51は、板状部51aと、板状部51aに一体に形成された爪部51b及び突部51cとを有している。板状部51aは、リブ49との間に間隔をあけた状態で支持部47に連結されている。そして板状部51aは、支持部47から第1の分割ハウジングユニット11側に向かって延びている。爪部51bは、板状部51aの先端部から板状部51aの板面と直交する方向(図5では紙面の上方向)に突出している。爪部51bの上面は、先端から支持部47側に向かうに従って爪部の厚みが厚くなるように、傾斜する傾斜面51dを有している。具体的には、被係合部材41A,41Bの各爪部51bは、図9の紙面における上方向に突出しており、被係合部材41C,41Dの各爪部51bは、図9の紙面における下方向に突出している。突部51cは、爪部51bと軸線方向に間隔をあけて配置されており、板状部51aから爪部51bが突出する方向と同じ方向に突出している。突部51bの横断面は、ほぼ直方体の形状を有している。4つの被係合部材41A〜41Dが第2の分割ハウジングユニット13の4つの係合部材23A〜23Dとそれぞれ係合する態様については、後に詳細に説明する。
4つの第2のストッパ部43A〜43Dは、第2のフランジ部37と一体に形成された矩形の平板形状を有しており、4つの被係合部材41A〜41Dにそれぞれ隣接して配置されている。また、4つの第2のストッパ部43A〜43Dは、第2の筒状風洞半部39と一体に結合されており、第2のフランジ部37を第2の筒状風洞半部側39から見たときの第2のフランジ部37の輪郭から外側にはみ出すことがないように、第2の筒状風洞半部39に沿って軸線方向に延びている。具体的には、図6及び図9に示すように、第2のフランジ部37の四隅37a〜37dのうち、軸線Aの径方向に対向する2つの第1及び第3の隅37a,37cを結ぶ仮想対角線D3を仮想したときに、径方向に対向する被係合部材41A,41Cと、該被係合部材41A,41Cにそれぞれ対応する第2のストッパ部材43A,43Cとは、仮想対角線D3を間に挟むように配置されている。また、第2のフランジ部37の四隅37a〜37dの内、軸線Aの径方向に対向する残りの2つの第2及び第4の隅37b,37dを結ぶ仮想対角線D4を仮想したときに、径方向に対向する被係合部材41B,41Dと、該被係合部材41B,41Dにそれぞれ対応する第2のストッパ部材43B,43Dとは、仮想対角線D4を間に挟むように配置されている。そして、第3または第4の仮想対角線D3,D4が通過する四隅37a〜37dの部分には、被係合部材41A〜41D及び第2のストッパ部材43A〜43Dのいずれもが配置されていない。言い換えると、第2のフランジ部37の第1の隅37aと第2の隅37bとの間の領域には被係合部材41A,41Bが配置されており、第2の隅37bと第3の隅37cとの間の領域には第2のストッパ部材43B,43Cが配置されており、第3の隅37cと第4の隅37dとの間の領域には被係合部材41C,41Dが配置されており、第4の隅37dと第1の隅37aとの間の領域には第2のストッパ部材43D,43Aが配置されている。
図4及び図7に示した前述の4つの第1のストッパ部25A〜25Dも、4つの係合部材23A〜23Dにそれぞれ隣接して配置されている。4つの第1のストッパ部25A〜25Dと4つの係合部材23A〜23Dとの位置関係は、図6に示した4つの第2のストッパ部43A〜43Dと4つの被係合部材41A〜41Dとの位置関係と同じになっている。具体的には、図7に示すように、第1のフランジ部19の四隅19a〜19dの内、軸線Aの径方向に対向する2つの第1及び第3の隅19a,19cを結ぶ仮想対角線D1を仮想したときに、径方向に対向する係合部材23A,23Cと、該係合部材23A,23Cに対応する第1のストッパ部材25A,25Cとは、仮想対角線D1を間に挟むように配置されている。また、第1のフランジ部19の四隅19a〜19dの内、軸線Aの径方向に対向する残りの2つの第2及び第3の隅19b,19dを結ぶ仮想対角線D2を仮想したときに、径方向に対向する係合部材23B,23Dと、該係合部材23B,23Dにそれぞれ対応する第1のストッパ部材25B,25Dとは、仮想対角線D2を間に挟むように配置されている。そして、第1または第2の仮想対角線D1,D2が通過する四隅19a〜19dの部分には、係合部材23A〜23D及び第1のストッパ部材25A〜25Dのいずれもが配置されていない。言い換えると、第1のフランジ部19の第1の隅19aと第2の隅19bとの間の領域には係合部材23A,23Bが配置されており、第2の隅19bと第3の隅19cとの間の領域には第1のストッパ部材25B,25Cが配置されており、第3の隅19cと第4の隅19dとの間の領域には係合部材23C,23Dが配置されており、第4の隅19dと第1の隅19aとの間の領域には第1のストッパ部材25D,25Aが配置されている。4つの第1のストッパ部25A〜25D及び4つの第2のストッパ部43A〜43Dは、爪部51bと係合部材23A〜23Dの孔部23gとが完全に係合した状態で、4つの第1のストッパ部25A〜25Dの先端が4つの第2のストッパ部43A〜43Dの先端と突き当たる形状及び寸法を有している。
図9に示されるように、第2の支持フレーム半部35は、第2の支持フレーム本体半部53と、5本の第2のウエブ半部55A〜55Eとを有している。第2の支持フレーム本体半部53は、中央部に開口部53aを有する円板部53bと該円板部53bの外周部から軸線方向に延びる周壁部53cとを有している。開口部53a内には、真鍮からなる金属製の第2の軸受けホルダ177が嵌合されて固定されている(図1)。また円板部53bと周壁部53cとによって囲まれた空間内には、第2のモータ7のステータの基板185が配置される(図1)。第2の支持フレーム本体半部53には、後述する第2のモータ7の回転軸171の軸線方向に貫通する4つの第2の貫通孔半部57A〜57Dが形成されている。4つの第2の貫通孔半部57A〜57Dは回転軸171(図1)の周方向に等間隔に形成されている。4つの第2の貫通孔半部57A〜57Dの内、1つの貫通孔半部57Aは、後述する第2のウエブ半部55Aの第2のリード線ガイド通路半部59の内部と連通している。4つの第2の貫通孔半部57A〜57Dは、第1の支持フレーム本体半部27の4つの第1の貫通孔半部29A〜29Dとそれぞれ同じ形状に形成されている。5本の第2のウエブ半部55A〜55Eは、第2の支持フレーム本体半部53の周壁部53Cと第2のハウジング本体半部33の内周面との間に、周方向に所定の間隔をあけて配置されており、第2の支持フレーム本体半部53と第2のハウジング本体半部33とを連結している。5本の第2のウエブ半部55A〜55Eの内、1本の第2のウエブ半部55Aは、その内部に第2のリード線ガイド通路半部59を備えたウエブ半部(以下、単に第2のリード線ガイドウエブ半部55Aという)を構成している。第2のリード線ガイドウエブ半部55Aは、底壁55aと底壁55aから第1の単体軸流送風機1側に立ち上がる一対の側壁部55bとを有している。底壁55aと一対の側壁部55bとにより囲まれた領域により第2のリード線ガイド通路半部59が構成されている。一対の側壁部55bには、第1のリード線ガイドウエブ半部28A側に突出する1つの凸部55dと底壁55a側にへこんでいる1つの凹部55eがそれぞれ形成されている。本例では、一対の側壁部55bの一方に設けられる凸部55d及び凹部55eは、それぞれ一対の側壁部55bの他方に設けられる凸部55d及び凹部55eと周方向に対向している。図8に示すように、凸部55dは、第1の支持フレーム半部17と第2の支持フレーム半部35とが二つに分割される仮想基準分割面Fを越えて第1のリード線ガイドウエブ半部28A側に突出している。また、第2の筒状風洞半部39の第2のリード線ガイドウエブ半部55Aが接合される部分の近傍には、第2のリード線ガイドウエブ半部55A内に開口する開口部39dが形成されている(図4及び図9)。第1のリード線ガイドウエブ半部28Aと第2のリード線ガイドウエブ半部55Aとが結合する態様については、後に詳細に説明する。
本例の二重反転式軸流送風機では、次のようにして第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とを結合する。実際には、第1の分割ハウジングユニット11内に第1のモータ3(図1)及び第1のインペラ5等を配置し、第1のリード線ガイドウエブ半部28A内に所定のリード線を配置して第1の単体軸流送風機を作る。また、第2の分割ハウジングユニット13内に第2のモータ7(図1)及び第2のインペラ9等を配置し、第2のリード線ガイドウエブ半部55A内に所定のリード線を配置して第2の単体軸流送風機を作る。そして、第1の単体軸流送風機と第2の単体軸流送風機とを結合させることにより、第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とは結合される。まず、第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とを近づけて、第1の分割ハウジングユニット11の4つの係合部材23A〜23Dの開口部23f内に第2の分割ハウジングユニット13の4つの被係合部材41A〜41Dの爪部51bの先端をそれぞれ挿入する。図5を用いて説明すると、このような挿入後、被係合部材41Bと係合部材23Bとを互いに近づけると、爪部51Bの傾斜面51dと、連結部23eの下側縁部とが接触する。この傾斜面51dと連結部23eとの接触により、板状部51aはリブ49側に近づくように撓む。さらに被係合部材41Bと係合部材23Bとを互いに近づけ、傾斜面51dと連結部23eとの接触が解除されると、連結部23eは、被係合部材41Bの爪部51aと凸部51bとの間の凹部に嵌合し、爪部51bは孔部23gに係合する。これにより係合部材23Bと被係合部材41Bとの係合が完了する。なおこの構造では、リブ49は、爪構成体51が必要以上に撓むのを防止するストッパとして機能している。また、突部51cは、爪部51bcが第1の筒状風洞半部21側に移動するのを防止するストッパの役割を果たしている。本例では、爪部51b及び孔部23gは、爪部51bが孔部23gに係合された状態で、係合状態が目視により確認することができるように構成されている。
このような係合状態を作る際には、第1の筒状風洞半部21の他端21aの内周面部によって構成された嵌合部と第2の筒状風洞半部39の他端21aの外周面部によって構成された被嵌合部とが嵌合されて嵌合構造が構成されている。このような嵌合構造と、前述した爪部51bと係合部材23A〜23Dの孔部23gとの係合構造とにより、第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13との結合構造が構成されている。更に、このように第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とが結合した状態で4つの第1のストッパ部25A〜25Dの先端は、4つの第2のストッパ部43A〜43Dの先端と突き当たっている。
また、このような結合により、図2に示すように、第1の分割ハウジングユニット11に含まれる第1のハウジング本体半部15と、第2の分割ハウジングユニット13に含まれる第2のハウジング本体半部33とからハウジング本体61が構成される。また、第1の分割ハウジングユニット11に含まれる第1の支持フレーム半部17と、第2の分割ハウジングユニット13に含まれる第2の支持フレーム半部35とからモータ支持フレーム63が構成される。言い換えるならば、第1の支持フレーム半部17及び第2の支持フレーム半部35は、モータ支持フレーム63が径方向に延びる仮想基準分割面Fに沿って二つに分割されて得られることになる(図8参照)。更に、第1の支持フレーム半部17に含まれる第1の支持フレーム本体半部27と、第2の支持フレーム半部35に含まれる第2の支持フレーム本体半部53とから支持フレーム本体65が構成される。これにより、第1の分割ハウジングユニット11の4つの第1の貫通孔半部29A〜29Dと第2の分割ハウジングユニット13の4つの第2の貫通孔半部57A〜57Dとがそれぞれ組み合わされて4つの貫通孔67A〜67Dが形成されることになる。また、第1の支持フレーム半部11に含まれる5本の第1のウエブ半部28A〜28Eと、第2の支持フレーム半部35に含まれる5本の第2のウエブ半部55A〜55Eとから5本のウエブ69A〜69Eが構成されることになる。5本のウエブ69A〜69Eは、断面が流星形の静止ブレードを構成している。そして、5本のウエブ69A〜69Eの中のウエブ69Aは、第1のリード線ガイドウエブ半部28Aと第2のリード線ガイドウエブ半部55Aとが組み合わされたリード線ガイドウエブ69Aを構成している。このリード線ガイドウエブ69Aにおいては、図8に示すように、第1のリード線ガイドウエブ半部28Aの凸部28dは、第2のリード線ガイドウエブ半部55Aの凹部55eと嵌合され、第1のリード線ガイドウエブ半部28Aの凹部28eは、第2のリード線ガイドウエブ半部55Aの凸部55dと嵌合されている。リード線ガイドウエブ69A内には、図示しないリード線ガイド通路が形成されることになる。リード線ガイド通路内は、第1及び第2のモータ3,7に電力を供給するための複数本のリード線と信号線とをガイドしている。そして、図4に示すように、開口部21d,39dからは、リード線ガイドウエブ69Aのリード線ガイド通路内から波線で示す複数本のリード線Lが導出される。5本のウエブ69A〜69Eの中の残りの4本のウエブ69B〜69Eは、それぞれ仮想基準分割面Fが分割面となるように4本の第1のウエブ半部28B〜28Eと、4本の第2のウエブ半部55B〜55Eとに分割されている。
図1に戻って説明すると、第1のモータ3は、回転軸71とステータ73とロータ75とを有している。回転軸71は、第1の軸受けホルダ77に嵌合された2つの軸受79により、第1の軸受けホルダ77に回転自在に支持されている。
ステータ73は、ステータコア81と励磁巻線83と回路基板85とを備えている。ステータコア81は、複数枚の鋼板が積層されて構成されており、第1の軸受けホルダ77に固定されている。このステータコア81は、回転軸71の周方向に並ぶ複数の突極部81aを有している。励磁巻線83は、各突極部81aにインシュレータ84を介して装着されている。回路基板85は、第1の支持フレーム本体半部27と所定の間隔をあけて第1の支持フレーム本体半部27に沿うように配置されている。この回路基板85には、励磁巻線83に励磁電流を流すための励磁電流通電回路が実装されている。本例では、回路基板85上の励磁電流通電回路と励磁巻線83とは、回路基板85のスルーホールに通されて回路基板85上の電極に半田付けされた端子ピン87に励磁巻線83のリード線が巻き付けられて、電気的に接続されている。また、回路基板85には、複数の基板貫通孔85aが形成されている。複数の基板貫通孔85aは、回転軸71の周方向に等間隔に並んで形成されており、ステータ73の周囲から第1の支持フレーム本体半部27の4つの第1の貫通孔半部29A〜29Dに向かう空気が通過する。
ロータ75は、環状部材89と、環状部材89の内周面に固定された複数の永久磁石91とを有している。環状部材89は、後述する第1のインペラ5のカップ状部材93の周壁部93aの内側に固定されている。
第1のインペラ5は、図10に示すように、カップ状部材93と9枚のブレード95とを備えている。カップ状部材93は、9枚のブレード95が固定される周壁部93aと、周壁部93aの一端に一体に設けられて第1のモータ3の回転軸71の一端が固定される底壁部93bとを有している。底壁部93bには、複数の通風孔93cが形成されている。複数の通風孔93cは、回転軸71の周方向に等間隔に形成されている。そして、これらの複数の通風孔93cは、第1のモータ3の回転軸71の径方向にそれぞれ延びる細長い形状を有している。複数の通風孔93cは、吸い込み口11aから吸い込んだ空気を第1のモータ3の内部空間に導入する役割を果たしている。
前述したように、ロータ75の環状部材89は、第1のインペラ5のカップ状部材93の周壁部93aの内側に固定されているので、第1のインペラ5は、第1の空間S1内で第1のモータ3によって第1の回転方向(図10に向かって反時計回り方向)R1に回転する。
図1に示すように、第2のモータ7は、回転軸171とステータ173とロータ175とを有している。回転軸171は、第2の軸受けホルダ177に嵌合された2つの軸受179により、第2の軸受けホルダ177に回転自在に支持されている。回転軸171は、第1のモータ3の回転軸71の回転方向と逆方向に回転する。回転軸171とステータ173とロータ175の構造は、第1のモータ3の回転軸71とステータ73とロータ75の構造と同じなので、第1のモータ3に付した符号に100を加えた符号を付してその説明を省略する。
第2のインペラ9は、図11に示すように、カップ状部材193と7枚のブレード195とを備えている。カップ状部材193は、7枚のブレード195が固定される周壁部193aと、周壁部193aの一端に一体に設けられて第2のモータ7の回転軸171の一端が固定される底壁部193bとを有している。底壁部193bには、複数の通風孔193cが形成されている。複数の通風孔193cは、底壁部193bの回転軸171から離れた位置において、回転軸171の周方向に等間隔に形成されている。これら複数の通風孔193cは、回転軸171の周方向にそれぞれ延びる細長い円弧形状を有している。そして、複数の通風孔193cは、第2のモータ7の内部空間に導入された空気を外部に排出する役割を果たしている。図1に示すように、第2のインペラ9のカップ状部材193の周壁部193aの内側には、第2のモータ7のロータ175の環状部材189が固定されている。前述したように、第2のモータ7の回転軸171は、第1のモータ3の回転軸71の回転方向と逆方向に回転するので、第2のインペラ9は、第2の空間S2内で第2のモータ7によって第1の回転方向とは逆の第2の回転方向(図11に向かって時計回り方向)R2に回転する。
本例の二重反転式軸流送風機では、図1に示すように、第1のインペラ5が第1の回転方向に回転し、第2のインペラ9が第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転すると、吸い込み口11aから吸い込んだ空気が吐き出し口13aから吐き出され電気機器の内部の冷却が図られる。
本例の二重反転式軸流送風機によれば、第1及び第2のウエブ半部28A〜28E,55A〜55Eの一対の側壁部(28b,55b)に設けた1以上の凸部28d,55dが、仮想基準分割面Fを越えて延びている分だけ、一対の側壁部(28b,55b)のいわゆる高さを高くすることができる。その結果、一対の側壁部(28b,55b)の間からリード線がはみ出る可能性が大幅に低下し、第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とを結合する際に、複数のリード線が第1及び第2のウエブ半部28A〜28E,55A〜55Eのそれぞれの側壁部間に挟まれる事態が発生する可能性も大幅に低下させることができる。
また、本例の二重反転式軸流送風機によれば、第1及び第2の分割ハウジングユニット11,13を結合する結合構造に、第1のフランジ部19と一体に形成された係合部材23A〜23Dと、第2のフランジ部37と一体に形成された被係合部材41A〜41Dとを用いている。そのため、前述の第1の筒状風洞半部21の他端21aと第2の筒状風洞半部39の他端39aとの嵌合によって形成される嵌合構造に加えて、4つの係合部材23A〜23Dと4つの被係合部材41A〜41Dとの係合構造によっても、第1及び第2の分割ハウジングユニット11,13の結合が達成されることになる。その結果、第1及び第2の筒状風洞半部の嵌合構造に力が集中することがなくなって、しかも第1及び第2の分割ハウジングユニットが簡単に外れるといった事態が発生することはない。さらに、係合部材23A〜23Dに隣接して複数の第1のストッパ部25A〜25Dを設け、被係合部材41A〜41Dに隣接して複数の第2のストッパ部43A〜43Dを設けているので、第1の分割ハウジングユニット11と第2の分割ハウジングユニット13とを結合する際に、第1及び第2のフランジ部19,37から係合部材23A〜23Dと被係合部材41A〜41Dとに力を集中的に加えたとしても、係合部材23A〜23D及び被係合部材41A〜41Dに隣接する第1のストッパ部25A〜25Dの先端部と第2のストッパ部43A〜43Dの先端部とがそれぞれ突き当たる。その結果、係合部材23A〜23Dが被係合部材41A〜41Dに強く押し当てられても、係合部材23A〜23Dまたは被係合部材41A〜41Dの係合部が破損するのを防ぐことができる。
本発明のハウジングを備えた実施の形態の二重反転式軸流送風機の半部断面図である。 図1に示す二重反転式軸流送風機のハウジングの斜視図である。 図1に示す二重反転式軸流送風機の平面図である。 図1に示す二重反転式軸流送風機の左側面図である。 図3をV−V線で切断した断面の一部の図である。 図4のVI−VI線断面図である。 図1に示す二重反転式軸流送風機の第1の分割ハウジングユニットの斜視図である。 図1に示す二重反転式軸流送風機のリード線ガイドウエブの態様を説明するための図である。 図1に示す二重反転式軸流送風機の第2の分割ハウジングユニットの斜視図である。 図1に示す二重反転式軸流送風機の第1のインペラの斜視図である。 図1に示す二重反転式軸流送風機の第2のインペラの斜視図である。
1 ハウジング
3 第1のモータ
5 第1のインペラ
7 第2のモータ
9 第2のインペラ
11 第1の分割ハウジングユニット
13 第2の分割ハウジングユニット
15 第1のハウジング本体半部
17 第1の支持フレーム半部
19 第1のフランジ部
21 第1の筒状風洞半部
21b 半部(嵌合部)
23A〜23D 係合部材
23g 孔部
25A〜25D 第1のストッパ部
27 第1の支持フレーム本体半部
28A〜28E 第1のウエブ半部
31 第1のリード線ガイド通路半部
33 第2のハウジング本体半部
35 第2の支持フレーム半部
37 第2のフランジ部
39 第2の筒状風洞半部
39a 外周面(被嵌合部)
41A〜41D 被係合部材
43A〜43D 第2のストッパ部
45 平坦面
51b 爪部
53 第2の支持フレーム本体半部
55A〜55E 第2のウエブ半部
59 第2のリード線ガイド通路半部
A 軸線
D1〜D4 仮想対角線
F 仮想基準分割面

Claims (6)

  1. 軸線方向の一方に吸い込み口を有し且つ前記軸線方向の他方に吐き出し口を有する風洞を内部に有するハウジング本体と、前記風洞の中央部に配置されたモータ支持フレームとを備えたハウジングであって、
    記モータ支持フレームは、前記風洞の中央部に位置する支持フレーム本体と、前記支持フレーム本体と前記ハウジング本体との間に、前記回転軸の周方向に所定の間隔をあけて配置されて、前記支持フレーム本体と前記ハウジング本体とを連結する複数本のウエブとを備え、
    前記ハウジングが、結合構造によって連結される第1及び第2の分割ハウジングユニットによって構成され、
    前記第1の分割ハウジングユニットは、一端に前記吸い込み口を有する第1のフランジ部及び該第1のフランジ部に一端が一体に形成されて前記第1の空間の主要部を内部に有する第1の筒状風洞半部を備えた第1のハウジング本体半部と、前記モータ支持フレームが前記軸線方向と直交する径方向に延びる仮想基準分割面に沿って二つに分割されて得られた第1の支持フレーム半部とを有しており、
    前記第2の分割ハウジングユニットは、一端に前記吐き出し口を有する第2のフランジ部及び該第2のフランジ部に一端が一体に形成されて前記第2の空間の主要部を内部に有する第2の筒状風洞半部を備えた第2のハウジング本体半部と、前記モータ支持フレームを前記仮想基準分割面に沿って二つに分割して得られる第2の支持フレーム半部とを有しており、
    前記結合構造は、前記第1の筒状風洞半部の他端に形成された嵌合部と前記第2の筒状風洞半部の他端に形成されて前記嵌合部と嵌合される被嵌合部と、前記第1のフランジ部と一体に形成されて前記周方向に間隔をあけて配置され且つ前記第1の筒状風洞半部に沿って延びる複数の係合部材と、前記第2のフランジ部と一体に形成されて前記周方向に間隔をあけて配置され、前記第2の筒状風洞半部に沿って延び且つ前記複数の係合部材と係合する複数の被係合部材とから構成され、
    前記第1のフランジ部及び前記第1の筒状風洞半部と一体に形成され、前記係合部材に隣接して配置され且つ前記第1の筒状風洞半部に沿って延びる複数の第1のストッパ部と、
    前記第2のフランジ部及び前記第2の筒状風洞半部と一体に形成され、前記被係合部材に隣接して配置され、前記第2の筒状風洞半部に沿って延び且つ前記複数の係合部材と前記複数の被係合部材とが完全に係合した状態で前記複数の第1のストッパ部の先端部と突き当たる先端部を有する複数の第2のストッパ部とを備えていることを特徴とするハウジング
  2. 前記第1のフランジ部及び前記第2のフランジ部は、それぞれ周方向に並ぶ第1〜第4の隅からなる四隅を有する輪郭形状を有しており、
    4つの前記係合部材及び4つの前記第1のストッパ部が前記第1のフランジ部の前記四隅近傍にそれぞれ配置され、
    4つの前記被係合部材及び4つの前記第2のストッパ部が前記第2のフランジ部の前記四隅近傍にそれぞれ配置され、
    前記第1のフランジ部の前記第1の隅と前記第2の隅の間の領域内には、2つの前記係合部材が配置され、前記第2の隅と前記第3の隅の間の領域内には、2つの前記第1のストッパ部が配置され、前記第3の隅と前記第4の隅の間の領域内には、2つの前記係合部材が配置され、前記第4の隅と前記第1の隅の間の領域内には、2つの前記第1のストッパ部が配置されており、
    前記第2のフランジ部の前記第1の隅と前記第2の隅の間の領域内には、2つの前記被係合部材が配置され、前記第2の隅と前記第3の隅の間の領域内には、2つの前記第2のストッパ部が配置され、前記第3の隅と前記第4の隅の間の領域内には、2つの前記被係合部材が配置され、前記第4の隅と前記第1の隅の間の領域内には、2つの前記第2のストッパ部が配置されている請求項1に記載のハウジング
  3. 前記複数の係合部材は前記第1の筒状風洞半部と一体に結合されており、前記複数の被係合部材は前記第2の筒状風洞半部と一体に結合されている請求項1または2に記載のハウジング
  4. 前記第1のフランジ部の前記四隅のうち前記回転軸の径方向に対向する2つの前記隅を結ぶ第1の仮想対角線と残りの2つの前記隅を結ぶ第2の仮想対角線を仮想したときに、前記係合部材と該係合部材に対応する前記第1のストッパ部材とは、前記第1または第2の仮想対角線を間に挟むように配置されており、
    前記第1または第2の仮想対角線が通過する前記四隅の部分には、前記係合部材及び前記第1のストッパ部材のいずれもが配置されておらず、
    前記第2のフランジ部の前記四隅のうち前記回転軸の径方向に対向する2つの前記隅を結ぶ第3の仮想対角線と残りの2つの前記隅を結ぶ第4の仮想対角線を仮想したときに、前記被係合部材と該被係合部材に対応する前記第2のストッパ部材とは、前記第3または第4の仮想対角線を間に挟むように配置されており、
    前記第3または第4の仮想対角線が通過する前記四隅の部分には、前記被係合部材及び前記第2のストッパ部材のいずれもが配置されていない請求項1に記載のハウジング
  5. 前記係合部材及び前記被係合部材の一方は、爪部を備えており、
    前記係合部材及び前記被係合部材の他方は、前記爪部が係合される孔部を備えており、
    前記係合部材と前記被係合部材とは、前記係合部材と前記被係合部材とを嵌め合わせる動作を行う際に、前記係合部材と前記被係合部材の少なくとも一方が撓み、前記係合部材と前記被係合部材との嵌め合わせが完了したときに、前記爪部と前記孔部とが係合状態になるように構成されており、
    前記孔部は、前記爪部が前記孔部に係合された状態で、前記係合状態が目視により確認できるように形成されている請求項1に記載のハウジング
  6. 前記複数の係合部材及び前記複数の第1のストッパ部材は、前記第1のフランジ部を前記第1の筒状風洞半部側から見たときの前記第1のフランジ部の輪郭から外側にはみ出すことがないようにそれらの形状が定められており、
    前記複数の被係合部材及び前記複数の第2のストッパ部材は、前記第2のフランジ部を前記第2の筒状風洞半部側から見たときの前記第2のフランジ部の輪郭から外側にはみ出すことがないようにそれらの形状が定められている請求項1に記載のハウジング
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