JP5266193B2 - 駆動源搭載機器の盗難防止装置 - Google Patents

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Description

この発明は駆動源搭載機器の盗難防止装置に関する。
従来、駆動源搭載機器の盗難防止装置としては、下記特許文献1に記載されるように、ID情報が格納される電子キーが操作されるとき、そのID情報をイモビライザ制御部に送信し、認証用のID情報と照合し、照合が成立した(認証した)ときに限り、その電子キーによる駆動源の始動を許可することで盗難を防止するようにしたもの(いわゆるイモビライザ)が知られている。
特開2007−90908号公報
しかしながら、駆動源の始動と停止が頻繁に繰り返されるような機器にあっては、駆動源を再始動させるたびに認証作業を行わなければならず、煩わしいといった問題があった。具体的に、駆動源搭載機器が船外機(船舶)である場合、釣り場では駆動源を停止させ、釣り場を移る際に駆動源を始動するといった使用(航行)が一般的であるため、駆動源の始動と停止が頻繁に繰り返される。そのため、駆動源始動ごとの認証作業は非常に煩わしかった。また、船外機のそうした航行において電子キーを万が一紛失した場合には、駆動源の始動を行うことができず、手漕ぎを強いられることにもなる。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、盗難防止機能を備える駆動源搭載機器において駆動源の始動と停止が頻繁に繰り返されるような場合であっても駆動源始動のたびに認証作業を行うことを不要にし、容易に駆動源の再始動を行えるようにした駆動源搭載機器の盗難防止装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1にあっては、駆動源と、前記駆動源が搭載される機器と、前記機器の動作を制御する機器制御手段と、ID情報が格納される電子キーが操作されるとき、前記電子キーから前記ID情報を取得して認証用のID情報と一致するか否か判定し、前記取得したID情報が前記認証用のID情報と一致すると判定するとき、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可することで前記機器の盗難を防止する認証手段とを備える駆動源搭載機器の盗難防止装置において、前記認証手段は、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可した旨の情報を記憶する記憶手段と前記駆動源の始動を許可したことを報知する報知手段を備え、前記駆動源の始動を許可した旨の情報が記憶されている限り、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可し続けと共に、前記報知手段を動作させ、前記電子キーが再度操作されることによって前記ID情報を再度取得した場合、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致するか否か判定し、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致すると判定するとき、前記駆動源の始動を許可した旨の情報をリセットすると共に、前記報知手段の動作を中止する如く構成した。
請求項1にあっては、駆動源と、駆動源が搭載される機器と、機器の動作を制御する機器制御手段と、ID情報が格納される電子キーが操作されるとき、電子キーからID情報を取得して認証用のID情報と一致するか否か判定し、取得されたID情報が認証用のID情報と一致すると判定するとき、機器制御手段に駆動源の始動を許可することで機器の盗難を防止する認証手段とを備える駆動源搭載機器の盗難防止装置において、認証手段は、機器制御手段に駆動源の始動を許可したとき、許可した旨の情報を記憶すると共に、駆動源の始動を許可したことを報知し、駆動源の始動を許可した旨の情報が記憶されている限り、機器制御手段に駆動源の始動を許可し続ける如く構成、即ち、一度駆動源始動のための認証が取れたとき、駆動源始動許可の状態を保持する如く構成したので、盗難防止機能を備える駆動源搭載機器において駆動源の始動と停止が頻繁に繰り返されるような場合であっても駆動源始動のたびに認証作業を行う必要がなく、容易に駆動源の再始動を行うことができる。
また、駆動源搭載機器が船外機である場合、海上で万が一電子キーを紛失した場合でも駆動源の始動を行うことができ、手漕ぎを強いられるという憂き目に会うこともない。
また、駆動源の始動を許可した旨の情報が記憶されている限り、電子キーが再度操作されることによってID情報を再度取得した場合、再度取得されたID情報が認証用のID情報と一致するか否か判定し、再度取得されたID情報が認証用のID情報と一致すると判定するとき、駆動源の始動を許可した旨の情報をリセットする如く構成、即ち、機器に対応する電子キーを用いて駆動源始動許可の状態を保持する状態をリセットする如く構成したので、本来の盗難防止機能を適切に復帰させることができる。
また、駆動源の始動を許可した旨の情報が記憶されている限り駆動源の始動を許可したことを報知し、電子キーが再度操作されることによってID情報を再度取得し、再度取得されたID情報が認証用のID情報と一致すると判定するとき、駆動源の始動を許可した旨の情報をリセットすると共に、報知を中止する如く構成したので、操作者は機器の盗難防止機能が実際に機能しているか否かを容易に把握することができる。
この発明の実施例に係る駆動源搭載機器の盗難防止装置を船体まで含めて全体的に示す概略図である。 図1に示す駆動源搭載機器の盗難防止装置の構成を示すブロック図である。 に示す駆動源搭載機器の盗難防止装置の動作を示すフロー・チャートである。
以下、添付図面に即してこの発明に係る駆動源搭載機器の盗難防止装置を実施するための形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る駆動源搭載機器の盗難防止装置を船体まで含めて全体的に示す概略図である。
図1において符号1は、この発明の実施例に係る駆動源搭載機器の盗難防止装置を示す。以下、駆動源搭載機器としてエンジンを搭載する船外機を例にとって説明する。図1に示すように、船体(艇体)10の後部には船外機12が固定される。
船外機12はプロペラ14とエンジン16を備える。プロペラ14はエンジン16の動力が伝達されて回転し、船体10を推進させる。エンジン16は具体的には火花点火式のガソリンエンジンであり、排気量2200ccを備える。エンジン16は水面上に位置され、エンジンカバーで被覆される。
船体10の操縦席付近には、リモートコントロールボックス18が配置される。リモートコントロールボックス18には、操船者によって操作自在なレバー20が設けられる。レバー20は、初期位置から前後方向(操船者の手前方向と奥方向)に揺動操作自在とされ、操船者からのシフトチェンジ指示とエンジン回転数の調整指示が入力される。レバー20の付近にはレバー位置センサ(図示せず)が設けられ、操船者によって操作されたレバー20の位置に応じた信号を出力する。
操縦席付近には、回転操作自在なステアリングホイール22が配置される。ステアリングホイール22は、操船者からの旋回指示が入力される。ステアリングホイール22の回転軸には回転角センサ(図示せず)が設けられ、操船者によって操作されたステアリングホイール22の回転角に応じた信号を出力する。
船外機12はエンジン16の近傍にエンジン16をはじめ船外機12のその他の機器の動作を制御する電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「エンジンECU」という)24を備える。エンジンECU24はCPU、ROM、メモリ、入出力回路などを備えたマイクロ・コンピュータからなる。上記したセンサの出力はエンジンECU24に入力される。エンジンECU24は入力されたセンサ信号に基づいてROM内のプログラムに従ってエンジン16をはじめ船外機12のその他の機器の動作を制御する。
尚、船外機自体の詳細は、本出願人が先に提案した特開2006−142880号公報に記載されているので、これ以上の説明は省略する。
エンジンECU24の近傍には、電子キーの認証を行うことで船外機(ないしは船外機が搭載される船体)の盗難を防止するための電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「認証ECU」という)26が備えられる。認証ECU26もCPU、ROM、メモリ、入出力回路などを備えたマイクロ・コンピュータからなる。認証ECU26は電子キーが操作されるとき、電子キーに内蔵されるID情報を取得し、そのID情報が船外機12の認証用のID情報と一致するか否か判定し、一致すると判定するとき、船外機12のエンジン16の始動を許可する。
エンジンECU24と認証ECU26は、船外機12あるいは船体10に搭載されるバッテリ電源から電力が供給されるときに起動する。
図2は、船外機のエンジンECU24と認証ECU26の構成について説明するブロック図である。
船外機12においてエンジンECU24と認証ECU26は通信線28で接続される。エンジンECU24には船外機12のエンジン16を識別するためのID情報A(図中で「ID:A」と示す)が格納される。尚、ID情報は実際には、数桁の文字列からなる。
電子キー30はカード状を呈する。船外機12に対応する電子キー30には、エンジンECU24に格納されるのと同じID情報A(図中で「ID:A」と示す)が格納される。
認証ECU26はリーダ26aを備え、船外機12に対応する電子キー30を船外機12の認証ECU26に近づけるように操作すると、認証ECU26はリーダ26aから無線通信(より詳しくは、非接触型近距離無線通信)により電子キー30のID情報Aを取得する。認証ECU26は取得した電子キー30のID情報Aと通信線28を介して送信される船外機12のエンジン16のID情報Aを照合する。
この場合、両者のID情報が一致するため、認証ECU26は認証許可の信号を船外機12のエンジンECU24に送信する。それにより、船外機12のエンジンECU24はエンジン16の始動を許可の状態とする。具体的には、エンジンECU24においてイグニッションポジションが確立された状態とする。この状態において、認証ECU26に付随して設けられるスタータスイッチ26bをオンすると船外機12のエンジン16が実際に始動開始する。
認証ECU26は前記したメモリとして電源がオフされたときでも記憶内容を保持可能な不揮発性メモリ(次図で「EEPROM」と示す)26cを備え、後述するようにエンジン16の始動を許可したとき、その許可した旨の情報を不揮発性メモリ26cに記憶する。また、認証ECU26はLED(発光ダイオード)などからなる表示灯26dを備え、後述するようにエンジン16の始動を許可した旨の情報が不揮発性メモリ26cに記憶されているとき、表示灯26dを点灯させる。
一方、船外機12の認証ECU26における照合において電子キー30から取得されるID情報と船外機12のエンジン16のID情報が相違する場合には、認証ECU26は認証許可の信号を船外機のエンジンECU24に送信せず、イグニッションポジションが確立されないため、スタータスイッチ26bをオンしたとしても船外機12のエンジン16は始動しない。
このように、認証ECU26は電子キー30のID情報が認証用のID情報と一致した場合にエンジン始動を許可する一方、一致しない場合はエンジン始動を不許可とすることで船外機12(ないしは船体10)の盗難防止を可能とするような盗難防止機能を備える。
この発明に係るエンジン搭載機器の盗難防止装置1において特徴的なことは、一度エンジン始動のための認証が取れたとき、エンジン始動許可の状態を保持するように構成したことにある。以下、この発明に係るエンジン搭載機器の盗難防止装置1の動作について詳説する。
図3は、その動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは認証ECU26によって起動されるごとに一度だけ実行される。
以下説明すると、まずS10において不揮発性メモリ26cから後述するフラグFを読み込み、S12に進んでフラグFのビット値が0であるか否か判断する。フラグFは初期状態において0に設定されるため、初回は肯定されてS14に進み、電子キー30の読み込み待機モードに移行する。
次いで、S16に進んで電子キー30がリーダ26a付近で操作されたか否か判断する。S16で肯定されるとS18に進み、認証が成立した否か判断する。即ち、前述したように、電子キー30が操作されることによって電子キー30のID情報を取得し、取得した電子キー30のID情報とエンジン16の認証IDとが一致するか否か判断する。
S18で肯定されると、S20に進んでエンジン16の始動を許可する。具体的にはエンジンECU24にエンジン始動許可信号を送信する。次いで、S22に進んでフラグFビット値を1に設定し、S24に進んでフラグFの情報を不揮発性メモリ26cに保存する。即ち、ビット値1に設定されたフラグFの情報とは、エンジン16の始動が許可された旨の情報であり、その情報が不揮発性メモリ26cに保存される。
次いでS26に進み、表示灯26dを点灯させる。表示灯26dの点灯は、S18における認証が一旦成立し、エンジン16の始動が許可された状態であること、即ち認証ECU26による盗難防止機能が解除されている状態にあることを操作者に報知するためのものである。
次いでS28に進み、エンジン16が始動されたか否か判断する。具体的にはスタータスイッチ26bがオンされたか否か判断する。S28で肯定されるとプログラムを終了し、認証ECU26自体もオフする。尚、表示灯26dには電力が常時供給されるため、点灯状態は維持される。
尚、S16やS18で否定されるときには、S30に進んで認証ECU26が起動されてから所定時間(例えば30sec)経過したか否か判断し、否定される場合にはS14に戻ると共に、肯定される場合にはプログラムを終了し、認証ECU26自体もオフする。
一方、上記のようにフラグFのビット値が1に設定された状態において認証ECU26が起動されると、S10においてビット値1に設定されたフラグFが読み込まれ、S12において否定される。S12で否定される場合にはS32に進み、エンジン16の始動を許可する。即ち、この場合、認証ECU26は電子キー30との間で認証を行うことなく、エンジン始動許可信号をエンジンECU24に送信する。
次いでS34に進み、エンジン16が始動されたか否か判断する。具体的にはスタータスイッチ26bがオンされたか否か判断する。S34で肯定されるとプログラムを終了し、認証ECU26自体もオフする。
S34で否定される場合にはS36に進み、電子キー30の読み込み待機モードに移行する。
次いで、S38に進んで電子キー30がリーダ26a付近で操作されたか否か判断する。S38で肯定されるとS40に進み、認証が成立した否か判断する。即ち、前述したように、電子キー30が操作されることによって電子キー30のID情報を取得し、取得した電子キー30のID情報とエンジン16の認証IDとが一致するか否か判断する。
S40で肯定されると、S42に進んでフラグFのビット値を0にリセットし、S44に進んでフラグFの情報を不揮発性メモリ26cに保存する。またS46に進んで表示灯26dを消灯させる。
即ち、フラグFのビット値が1に設定された状態(エンジンの始動が許可された旨の情報が記憶された状態)において再度認証が成立した場合、認証ECU26を初期状態(盗難防止機能が有効に機能する状態)に戻す。また、表示灯26dによって初期状態にあることを操作者に報知する。
以降はプログラムを終了し、認証ECU26自体もオフする。尚、S38やS40で否定されるときには、S48に進んで認証ECU26が起動されてから所定時間(例えば30sec)経過したか否か判断し、否定される場合にはS34に戻ると共に、肯定される場合にはプログラムを終了し、認証ECU26自体もオフする。
上記した如く、この実施例にあっては、駆動源(エンジン16)と、前記駆動源が搭載される機器(船外機12)と、前記機器の動作を制御する機器制御手段(エンジンECU24)と、ID情報(A)が格納される電子キー(30)が操作されるとき、前記電子キーから前記ID情報を取得して認証用のID情報(A)と一致するか否か判定し、前記取得したID情報が前記認証用のID情報と一致すると判定するとき、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可することで前記機器の盗難を防止する認証手段(認証ECU26、S16からS20)とを備える駆動源搭載機器の盗難防止装置(1)において、前記認証手段は、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可したとき、許可した旨の情報を記憶する記憶手段(不揮発性メモリ26c)と前記駆動源の始動を許可したことを報知する報知手段(表示灯26d)を備え、前記駆動源の始動を許可した旨の情報が記憶されている限り(フラグFのビット値が1)、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可し続ける(S32)と共に、前記報知手段を動作させ(S26)、前記電子キーが再度操作されることによって前記ID情報を再度取得した場合、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致するか否か判定し(S38,S40)、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致すると判定するとき、前記駆動源の始動を許可した旨の情報をリセットする(S42,S44)と共に、前記報知手段の動作を中止する(S46)如く構成した。
即ち、一度駆動源始動のための認証が取れたとき、駆動源始動許可の状態を保持する如く構成したので、盗難防止機能を備える駆動源搭載機器において駆動源の始動と停止が頻繁に繰り返されるような場合であっても駆動源始動のたびに認証作業を行う必要がなく、容易に駆動源の再始動を行うことができる。
また、駆動源搭載機器が船外機である場合、海上で万が一電子キーを紛失した場合でも駆動源の始動を行うことができ、手漕ぎを強いられるという憂き目に会うこともない。
また、前記認証手段は、前記駆動源の始動を許可した旨の情報が記憶されている限り、前記電子キーが再度操作されることによって前記ID情報を再度取得した場合、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致するか否か判定し(S38S40)、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致すると判定するとき、前記駆動源の始動を許可した旨の情報をリセットする(S42S44)如く構成した。
即ち、機器に対応する電子キーを用いて駆動源始動許可の状態を保持する状態をリセットする如く構成したので、本来の盗難防止機能を適切に復帰させることができる。
また、前駆動源の始動を許可した旨の情報が記憶されている限り、前記報知手段を動作させ(S26)、前記電子キーが再度操作されることによって前記ID情報を再度取得し、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致すると判定するとき(S38,S40)、前記駆動源の始動を許可した旨の情報をリセットする(S42,S44)と共に、前記報知手段の動作を中止す(S46)如く構成した。
それにより、操作者は機器の盗難防止機能が実際に機能しているか否かを容易に把握することができる。
尚、上記において1基掛けの船外機について説明したが、2基以上の多基掛けの船外機に対してもこの盗難防止装置を適用できる。
1:盗難防止装置、10:船体、12:船外機、14:プロペラ、16:エンジン、18:リモートコントロールボックス、20:レバー、22:ステアリングホイール、24:エンジンECU、26:認証ECU、28:通信線、30:電子キー

Claims (1)

  1. 駆動源と、前記駆動源が搭載される機器と、前記機器の動作を制御する機器制御手段と、ID情報が格納される電子キーが操作されるとき、前記電子キーから前記ID情報を取得して認証用のID情報と一致するか否か判定し、前記取得したID情報が前記認証用のID情報と一致すると判定するとき、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可することで前記機器の盗難を防止する認証手段とを備える駆動源搭載機器の盗難防止装置において、前記認証手段は、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可した旨の情報を記憶する記憶手段と前記駆動源の始動を許可したことを報知する報知手段を備え、前記駆動源の始動を許可した旨の情報が記憶されている限り、前記機器制御手段に前記駆動源の始動を許可し続けと共に、前記報知手段を動作させ、前記電子キーが再度操作されることによって前記ID情報を再度取得した場合、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致するか否か判定し、前記再度取得されたID情報が前記認証用のID情報と一致すると判定するとき、前記駆動源の始動を許可した旨の情報をリセットすると共に、前記報知手段の動作を中止することを特徴とする駆動源搭載機器の盗難防止装置。
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